マーベルがアジア系ヒーローを祝うヴァリアントカバーを発表

マーベルが「Asian Pacific American Heritage Month 2021(アジア・太平洋系アメリカ人の文化遺産継承月間)」を記念して、インヒョク・リーさんによる新しいバリアントカバーを発売する事を発表しました。カバーにはシャン・チー、ミズ・マーベル、サイロック、ジュビリー、シルク、アマデウス・チョ、ジミー・ウー、アーマーといったアジア系ヒーローが登場します。

インヒョク・リーさんは「ヴェノム」や「イモータル・ハルク」のヴァリアントカバーを提供してきたアーティストで、公開されたカバーにはMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ワンダヴィジョン」にも登場していたジミー・ウーや、今年後半に配信予定のミズ・マーベル/カマラ・カーン、ドラマ化が噂されているシルク、そして日本人のX-MENであるアーマー/イチキ・ヒサコとカプコンの格闘ゲームでも古くからおなじみのサイロックが描かれています。

©2021 MARVEL

リーさんは、「マーベルの世界を象徴するアジアのヒーローたちを描いた8枚の Asian Pacific American Heritage Month 2021 ヴァリアントカバーを描けることをとても誇りに思います。シルク、Ms.マーベル、サイロック、シャン・チー、私はこれらのヒーローたちをとても愛しています。私はイラストレーターであり、キャラクターデザイナーでもあるので、彼らの衣装をモダンまたはテックウェア風にリノベーションすることを提案したところ、マーベルは私の提案を気に入ってくれました。エミリー・ニューコメンからこれらのカバーについての依頼を受けたとき、とても意味のあることだったので、忙しいにもかかわらず引き受けました。マーベルと仕事をするようになって10年になりますが、いつでも楽しく仕事ができることを嬉しく思っています。」と語っています。

全バリエーションのリストは以下の通りです。

8月4日発売
・アベンジャーズ #47
・イモータル・ハルク #49
・ヘリオンズ #14
・X-MEN #2


8月11日発売
・アメイジング・スパイダーマン #72
・キャプテン・マーベル #11
・マーベルズ・ボイス:アイデンティティー #1


8月25日発売
・ウルヴァリン #15

「Asian Pacific American Heritage Month 2021(アジア・太平洋系アメリカ人の文化遺産継承月間)」ヴァリアントカバーは 2021年8月発売予定です。

ソース:Marvel Reveals Stunning Variant Covers Celebrating AAPI Heroes

ドラマ「ミズ・マーベル」、タイでの撮影が終了したと報じられる

ディズニープラスで配信予定のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ミズ・マーベル」がタイでの撮影を終えたと海外メディア Variety が報じました。本作はジョージア州アトランタでの撮影後、今年の3月頃からタイに場所を映しての撮影が報じられていました。

記事によるとシャルミーン・オベイド=チノイ監督のもと、エピソード4と5の全編に渡ってタイでの撮影が行われたとの事。

タイでは新型コロナウイルスの第3波に見舞われており、政府は映画やテレビの制作に対して新たな規制をかけていますが、「ミズ・マーベル」では週2回のウイルス検査、閉鎖されたセット、セット内でのマスクとフェイスシールド、制御された換気システムなど厳格なアンチウイルスプロトコルを実行し、政府の免除を受けて撮影を続けていたと伝えています。

本作はミズ・マーベル/カマラ・カーン役にイマン・ヴェラーニさんを迎え、アラミス・ナイトさん、サーガル・シェイクさん、リシュ・シャーさん、ゼノビア・シュロフさん、モハン・カプールさん、マット・リンツさん、ヤスミン・フレッチャーさん、ライト・ナクリさん、アズハル・ウスマンさん、トラビナ・スプリンガーさんがキャスティング。エピソードは「バッドボーイズ」のアディル・エル・アルビ&ビラル・ファラーのコンビ、ミーラ・メノン氏、シャルミーン・オベイド=チノイ氏が監督を務めます。

概要は以下の通りです。

2021年後半に放送予定のミズ・マーベルは、ジャージー市で育った16歳のパキスタン系アメリカ人のカマラ・カーンを主人公とした新シリーズ。優秀な学生であり、熱心なゲーマーであり、熱心なファン小説家でもあるカマラは、スーパーヒーロー、特にキャプテン・マーベルに特別な親近感を抱いています。しかし、カマラは家庭や学校に馴染むのに苦労している年頃の女の子。スーパーパワーがあれば、人生はもっと楽になるでしょ?

ドラマ「ミズ・マーベル」は 2021年後半に ディズニープラスで配信予定です。

ソース:‘Ms. Marvel’ Series Completes Production in Thailand Despite COVID Resurgence (EXCLUSIVE)

ドラマ「ミズ・マーベル」のロケ現場写真からカマラのスーツ姿が明らかに

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ミズ・マーベル」に登場するミズ・マーベル/カマラ・カーンの劇中でのスーツの外観がロケのリークフォトにより明らかになりました。イマン・ヴェラーニさんが演じるMCU版カマラのスーツ姿を、海外メディア justjared が報じています。

©MARVEL,Disney

カラーリング、特徴的なデザイン、アイマスクなどはコミックを踏襲した外観でコスチュームが制作されているようです。

MCU版のあらすじ等は明かされていませんが、コミックではアベンジャーズの一員でもあるキャラクター。MCU初の女子高生ヒーローが主人公の作品として、「スパイダーマン」シリーズのような青春作品の要素も含まれていると見られています。

ドラマ「ミズ・マーベル」は 2021年後半にディズニープラスにて配信予定となっています。

ソース:Iman Vellani Spotted in Official ‘Ms. Marvel’ Costume in New Set Photos!

ドラマ「ミズ・マーベル」、カマラの親友役にローレル・マーズデンさんが抜擢と報じられる

マーベル・スタジオが制作するドラマ「ミズ・マーベル」で、主人公カマラ・カーンのクラスメイトとしてローレル・マーズデンさんが起用されたと、海外メディアの The Hollywood Reporter が報じました。ゾーイ・ジマーを演じることになると記事は伝えています。

カマラにとってのゾーイは、ピーター・パーカーにとってのフラッシュ・トンプソン、日本の漫画で例えると、のび太にとってのジャイアンポジションにあたるキャラクター。

ローレル・マーズデンさんは2019年に公開されたホラー映画「コンテプト」でデビューしたばかりで、他にはドラマ「Survive」に出演し、ソフィー・ターナーさん(X-MENのジーン・グレイ役)と共演されている新人俳優さんです。

コミックのミズ・マーベルはライターのG・ウィロー・ウィルソンさん、アーティストのエイドリアン・アルフォナさんとジェイミー・マッケルビーさん、編集者のサナ・アマナトさんとスティーブン・ワッカーさんによって制作され、10代のパキスタン系アメリカ人の少女で、テリジェン・ミストにさらされたことでインヒューマンの能力が発動し、変身能力を得ました。最近では彼女は若きヒーローチーム、チャンピオンズを結成してリーダーを務め、マーベル・ユニバースでも大きな役割を担っているキャラクターです。

ドラマ「ミズ・マーベル」の監督・制作陣には、「バッドボーイズ・フォー・ライフ」のアディル・エル・アルビ&ビラル・ファラーの両監督が起用され、「ウォーキング・デッド」のミーラ・メノン監督も参加予定で、テンポの良いアクションコメディが期待出来そうです。

ドラマ「ミズ・マーベル」は 2021年後半にディズニープラスにて配信予定となっています。

ソース:‘Ms. Marvel’ Enlists Laurel Marsden (Exclusive)

ドラマ「Ms.マーベル」でインヒューマンズはどうなる?

先日のディズニー主催のイベントで、主要キャストが発表され、撮影が進んでいることが公式に伝えられた、ディズニープラス独占配信のドラマ「Ms.マーベル」。この発表を受けて、本作に出演する俳優のリシュ・シャーさんが自身のInstagramを更新し、投稿された内容が話題となっています。

投稿にはドラマのロゴに加えて、インヒューマンズのコミック画像がシェアされていました。

インヒューマンズって何?

インヒューマンズはマーベル世界における架空の種族で、地球に恐竜がいた頃よりも太古の時代に、クリー人によって遺伝子改造された元地球人です。アティランという月面にある移動都市に国家を形成し、居住していました。

インヒューマンズは成人するとテリジェン・クリスタルから発せられるテリジェン・ミストを浴びる儀式を行い、このミストと遺伝子が適合すると特殊能力が開花します。適合しなかったインヒューマンズは市民権を奪われ、強制労働作業に送られてしまいます。

能力的にはミュータントと似ていますが、ミュータントが先天性であるのに対して、インヒューマンズは先天性のほかにテリジェンというトリガーが必要になっています。

ファンタスティック・フォーとは親交が深い反面、テリジェンがミュータントに死をもたらす伝染病「M-Pox」を生み出してしまったことでX-MENとは戦争になった事もあります。

Ms.マーベルとインヒューマンズの関係

Ms.マーベル/カマラ・カーンはインヒューマンズです。コミックではサノスの地球侵攻の際にアティランが破壊され、インヒューマンズ達は地球で暮らすようになりました。その後、ブラックボルトがテリジェン・ミストを地球に解き放った際、カマラはインヒューマンズとして目覚めてしまいました。

インヒューマンズの実写化について

インヒューマンズは2017年に米ABCでドラマ化されたものの、評判は芳しく無く、シーズン1の全8話にて打ち切りに。当初はMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のスピンオフドラマとして位置づけられていたものの、ディズニーの事業再編を機に他のドラマともどもなかった事にされてしまいました。

人気の高かったドラマ「エージェント・オブ・シールド」もその一つで、準主人公のクエイク/デイジー・ジョンソンも作中でインヒューマンズとして目覚めました。

今回投稿された画像はインヒューマンズのマクシマスと思われ、2017年のドラマ版にも登場しているキャラクターでした。マクシマスはインヒューマンズの王ブラックボルトの弟で、その王座を狙うヴィランでした。


今の所、カマラ以外のインヒューマンズがドラマ「Ms.マーベル」に登場するかどうかは明かされておらず、ファンは今回の投稿が何を意味しているのか論議しています。

本ドラマはヴィランについても明かされていません。今回リシュ・シャーさんが投稿したマクシマスはインヒューマンズというくくりでは同じですが、カマラと縁が深いキャラクターではありません。コミックではインベンターというヴィランと、ウルヴァリンとタッグを組んで戦う所から始まったミズ・マーベルですがドラマは一体どういう内容に仕上がるのでしょうか。

また、これまでに実写化されていたインヒューマンズが登場する場合のキャスティングがどうなるのかは注目の的となっており、今後の情報に期待されています。

ドラマ「ミズ・マーベル」は 2021年内にディズニープラスで配信予定です。

ソース:Ms. Marvel Actor Teases Arrival of Inhumans

映画「キャプテン・マーベル2」には原作でも関係が深いカマラ・カーンとモニカ・ランボーが登場

2022年公開予定の映画「キャプテン・マーベル2」に、原作コミックでも関係が深いキャラクターであるモニカ・ランボーとミズ・マーベル/カマラ・カーンが登場することが発表されました。

モニカ・ランボーはドラマ「ワンダヴィジョン」にも登場しているテヨナ・パリスさん、カマラ・カーンはドラマ「ミズ・マーベル」の主演をつとめるイマン・ヴェラーニさんが続投。モニカ・ランボーはコミックスではヒーローですが、今の所「ワンダヴィジョン」内での役割も明かされていません。

監督は新たにニア・ダコスタ氏が就任。前作に続き女性監督による女性ヒーローの活躍を描いた映画となります。

映画「キャプテン・マーベル2」は 2022年11月11日 米国公開予定です。

「ワンダヴィジョン」「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」「ロキ」など、日本語字幕版のトレーラーも公開

本日公開されたディズニープラスで配信されるドラマ「ワンダヴィジョン」、「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」、「ロキ」などの英語版トレーラーに続き、日本語字幕版のトレーラーが公開されました。

©MARVEL

公開されたポスターによると、ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」は 2021年3月19日 米国配信予定です。

MCUのカマラちゃんもキャプテン・マーベルが大好き? ─ 撮影現場でコスプレをするカマラが発見

マーベル・スタジオが制作するディズニープラスで配信予定のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ミズ・マーベル」の主役であるミズ・マーベル/カマラ・カーンのコスプレ姿が撮影現場で目撃されました。海外のTwitterアカウント Marvel News が写真を掲載し、公開しています。

ドラマのカマラがどのようなコスチュームになるかは明かされていませんが、コミック同様にキャプテン・マーベル/キャロル・ダンバースのファンなようで、写真にはそのコスプレ姿が映し出されています。

気になるところを言えば、キャロルの戦闘マスクは映画「キャプテン・マーベル」で見たきり映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」では見られませんでした。カマラがどのようにして戦闘マスクを知ったかは写真からでは伺いしれず、MCUの中の地球ではキャプテン・マーベルについてどの程度地球人に知らされているのか、ドラマの中で分かるのでしょうか?

戦闘マスクより下のコスチュームに関してはエンドゲームと同じく肩部分が青く、胸部が赤いデザインになっているようです。

©MARVEL

「ミズ・マーベル」について分かっていることはまだほとんどありませんが、次代を担うヤングヒーローとして重要なキャラクターとなることは間違いありません。

ドラマ「ミズ・マーベル」はディズニープラスで配信予定です。

ソース:Ms. Marvel Set Photos Reveal Kamala Khan Dressed as Captain Marvel

ドラマ「ミズ・マーベル」主演に新人イマン・ヴェラーニさんがキャスティング

マーベル・スタジオが制作するディズニープラスで配信のドラマ「ミズ・マーベル」の主役カマラ・カーン役として、新人俳優のイマン・ヴェラーニさんがキャスティングされたと海外メディアのDeadlineが報じました。

記事によると、カマラ役のキャスティングについては長く続いていましたが、最終的に18歳のヴェラーニさんが役を勝ち取ったとの事。ヴェラーニさんはディズニープラスのドラマ「Ms. Marvel(原題)」で、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)初のイスラム教徒のスーパーヒーローへと成長するパキスタン系アメリカ人、カマラ・カーンを演じる事になります。

ヴェラーニさんは自身について2019年のCBCのインタビューで、移民一世の両親から生まれた、パキスタン系アメリカ人のイスラム教徒だと述べています。 また、2020年のトロント国際映画祭の学生企画「Next Wave Committee」に参加していたヴェラーニさんは、そこで「どの役でも演じられるなら誰を演じたいか」と聞かれ、「アイアンマンに決まっているじゃないですか」とマーベルヒーローへの興味を示していました。

ミズ・マーベルことカマラ・カーンはテリジェン・ミストにさらされたことでインヒューマンとして覚醒し、身体の一部を拡大縮小する能力を身に着けたヒーロー。ヒーロー好きなオタク女子でとりわけキャロル・ダンバースに憧れ、キャロルとスパイダーマンの同人小説を書いてネットに投稿するなど、今どきな設定のキャラクターです。ティーンズで結成したチーム「チャンピオンズ」のリーダーを務めたり、最近ではゲーム「Marvel’s Avengers」では初期のプレイアブルキャラクターになるなど、注目のヒーローです。

ドラマ「ミズ・マーベル」はディズニープラスで配信予定です。

ソース:Newcomer Iman Vellani To Play Title Role In Marvel’s ‘Ms. Marvel’ Series For Disney Plus

ドラマ「ミズ・マーベル」の監督に「バッドボーイズ」コンビ ─ 出演俳優の名前も

ディズニープラスで配信予定のドラマ「ミズ・マーベル」の監督として、映画「バッドボーイズ フォーライフ」のアディル・エル・アルビ監督とビラル・ファラー監督の2人が採用されたと海外メディアのThe Directが報じました。

記事内では少なくとも1エピソード以上を制作するとも伝えています。「ミズ・マーベル」については映画 「キャプテン・マーベル」のアンナ・ボーデン&ライアン・フレック監督も起用されていると報じられた事があり、エピソードごとに監督が違う形式を取ると見られています。

また、The Directの別の記事ではジャスジット・ウィリアムズさんが主人公カマラの親友であるブルーノ・カレッリ役を、サーガル・シェイクさんがカマラの兄アーミル役を演じると報じています。

主人公であるミズ・マーベル/カマラ・カーンを演じる女優さんについてはまだ話しが出てきていませんが、着実に制作は動き出しているようです。

ドラマ「ミズ・マーベル」はディズニープラス独占配信で、配信時期は2022年後半から2023年前半あたりと予想されています。

ソース: Adil El Arbi and Bilall Fallah Set to Direct Ms. Marvel Disney+ Show (Exclusive)

Ms. Marvel: Jasjit Williams and Saagar Shaikh in Talks for MCU Disney+ Series (Exclusive)