映画「マダム・ウェブ」、米国でオンライン購入、レンタル開始

ソニー・ピクチャーズ制作のSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「マダム・ウェブ」が劇場公開されてから約一ヶ月、現在も上映中ですが、米国ではオンラインでの購入、レンタルが可能になり自宅で視聴できるようになりました。

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米ソニーは Youtube 等でエクステンデッドプレビューを公開し、PVODによる購入とレンタルが開始された事を報告。

これについてくると見られるギャグリール(NGシーン)などの映像も流出しています。

アメリカで2月14日に公開された「マダム・ウェブ」は一ヶ月後の現在、3月半ば時点でオンラインで利用可能となり、4月30日には Blu-ray と 4k UHD がリリース予定でこちらは以前から予約も始まっている状態と言う、かなりスピーディーな展開となっています。

これがソニーのコロンビア・ピクチャーズ100周年での新たなリリース戦略なのか、「マダム・ウェブ」特有のものなのかは現時点で分かっていません。

映画「マダム・ウェブ」は現在劇場で公開中です。

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「マダム・ウェブ」シドニー・スウィーニーさんが「女優として雇われただけ」とコメント

ソニー・ピクチャーズ制作のSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「マダム・ウェブ」が劇場公開されて一ヶ月、ロサンゼルス・タイムズのインタビューに応じたシドニー・スウィーニーさんが本作の世間の反応について振り返っています。

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「マダム・ウェブ」でジュリア・コーンウォールを演じたシドニー・スウィーニーさんは世間の批判に対して「私は単に女優として雇われただけで、何が起こるかはわからないまま、ただその流れに乗っていました。」と述べました。

それ以上のコメントがない事について、海外メディア CBM では「何かが彼女の口止めをしている」とも指摘しています。

主演のダコタ・ジョンソンさんは先週、映画の制作プロセスに問題があると指摘し、もとのアートとは違うものに仕上がってしまったと語っていました。この発言について後日、ソニーが怒っているとも報じられています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/ssu-madame-web-dakota-johnson-future-plans/”]

キャスティングが発表された当初はMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のファンである事を明かし、両親ともよく観ていたと昂ぶらせていたシドニー・スウィーニーさんは、以降もたびたびマーベルファンである事のエピソードを披露していましたが、「マダム・ウェブ」公開後は別人のようにトーンダウンしてしまいました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/ssu-madame-web-sydney-sweeney-seen-avengers-30-plus-times/”]

スパイダーウーマンたちはこのまま過ぎ去っていってしまう事になるのか、今後の展開にも注目です。

映画「マダム・ウェブ」は劇場公開中です。

ソース:Sydney Sweeney is in a new horror film. She wants to remind us how dorky she is

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「マダム・ウェブ」初期バージョンではキャシーの孫娘シャーロット・ウィッターの登場が予定されていた

ソニー・ピクチャーズ制作のSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「マダム・ウェブ」で、主人公カサンドラ・ウェブの孫娘シャーロット・ウィッターが登場予定だった事が、公開されたコンセプトアートより判明しました。

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アーティストのエド・ナティビタさんが「マダム・ウェブ」の未使用コンセプトアートを Instagram にて公開。

Concept art of Madame Web (based on a early script) made by the artist Ed Natividad”. I really believe this movie could have been more, but the studio interferences destroy it.
byu/Leskijin2004 inSUMC

その中にはコミックのマダム・ウェブの孫娘シャーロット・ウィッターも描かれており、「コミックでは豊かな髪と露出度の高い服装で描かれているが、初期の脚本では彼女を魅力的なファッションデザイナーとして描写しており、他の2人よりも実用性に欠ける衣装を採用している。」と説明されています。

コミックのシャーロット・ウィッターはドクター・オクトパスにそそのかされて他の(映画に登場したジュリアとマティを含む)スパイダーウーマンたちを襲って能力を吸収し、それによってスパイダーマンを倒す計画に参加しました。その後、マダム・ウェブがパワーを失い、初代、二代目、三代目のスパイダーウーマンを集めて決戦し、シャーロットの力はマティに吸収されました。

The Wrap とのインタビューで主演を務めたダコタ・ジョンソンさんは「契約後に脚本が劇的に変更された」と話していますが、この介入で映画はよくなったのでしょうか。

初期バージョンで作られた「マダム・ウェブ」ディレクターズカット版を見てみたい所ですが、本作が制作費の回収がギリギリでプロモーション費用までを賄えないという赤字報告を見る限り、実現は難しいと言えそうです。

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【噂話】「マダム・ウェブ」ダコタ・ジョンソンさんの言動にソニーの怒りが爆発していると言う

ソニー・ピクチャーズ制作のSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「マダム・ウェブ」の主演を務めたダコタ・ジョンソンさんの最近の言動に対し、ソニー側が激怒していると、海外メディア DailyMail が報じています。

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記事ではソニー・ピクチャーズ幹部とされる人物の発言を紹介。

「ソニーの多くの人間が彼女のスター性に疑問を抱くようになり、この失敗に対する彼女の反応が再び彼女自身を悩ませることになるでしょう。自分の映画がうまくいっていないと冗談を言ってもいいし、SNLでシドニー・スウィーニーがモノローグでやったように悪いレビューにふれることもOKだが、ダコタがマダム・ウェブの繰り返し批判している事をプロデューサーもソニーも笑っていません。そして、その精彩を欠いた結果に対して彼女が何の責任も負っていないことを。」

なお、ここで言及されたシドニー・スウィーニーさんは SNL での自己紹介で「皆さんは『Anyone But You』や『Euphoria』で私を見た事があるかもしれません。「マダム・ウェブ」で私を見たというわけはないでしょう。今度は『Immaculate』という新作が公開されます。修道女の役だから、完璧なキャスティングです。」と発言。「マダム・ウェブ」の興収が低い事から、この映画で私を知った人はほとんどいないだろうと皮肉を込めたジョークを飛ばしていました。

そして、この関係者とされる人物は「すべての映画が成功するわけではありませんが、悪い映画であっても多大な努力が費やされており、主演がそれをけなすのは良くないと思います。」とコメントしています。

ダコタ・ジョンソンさんは最近、「マダム・ウェブのような事は二度としたくない」と発言し、話題となりましたが、当ブログでも紹介したように、彼女は(モービウスでもそうだったように)監督をリーダーとして現場で作られたアートが会社の重役の発言でその内容を変更されてしまう事に対して、そのような現場での仕事は二度としたくないと言った旨の発言でした。

[nlink url=”https://mavesoku.com/ssu-madame-web-dakota-johnson-future-plans/”]

このような発言の背景には「マダム・ウェブ」が制作の過程で(おそらくソニーの介入によって)二転三転した事が影響していると考えられます。

両者の発言はどちらも現場を庇護しようとしている事はともかくとして、双方ともに映画を観に行ってくれたファンに対しての配慮は欠けているとも言えそうです。

「マダム・ウェブ」の劇場公開後、ダコタ・ジョンソンさんは TotalFilm とのインタビューで「彼ら(ソニー)が戻ってきて欲しいと言うなら、必ずそうする」と再演の意欲を見せていました。

続編では彼女自身の映画製作会社ティーカップ・プロダクションズを共同制作に加えることで、ライアン・レイノルズさんがMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の「デッドプール&ウルヴァリン」でやっているように監督や脚本を守ろうとしているのかと当ブログでは考えていましたが、このまま両者のいがみ合いが続くようであれば続編は絶望的かもしれません。

次なる作品となる「クレイヴン・ザ・ハンター」でSSUは立て直せるのでしょうか。

ソース:Dakota Johnson ANGERS Madame Web bosses for ‘dragging’ the Marvel flop and failing to ‘take any responsibility’ for its poor box office performance after saying she ‘understands’ why it bombed

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映画「マダム・ウェブ」の Blu-ray が4月30日に米国発売へ、予約も開始

ソニー・ピクチャーズ制作のSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「マダム・ウェブ」が劇場公開中にも関わらず、はやくも Blu-ray と 4k UHD のディスクのリリースに関する情報が発表されました。スチールブックアートワークがついたこの商品は 2024年4月30日 に米国で発売予定となっています。

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ソニーは2023年の映画「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」で劇場公開と同日にディスクの予約受付を開始しており、ここ最近のソニーのマーケティング手法としては珍しいことではありません。

なお、「マダム・ウェブ」のディスクの日本での発売は未定です。

「マダム・ウェブ」はそのレビューの酷さにも関わらずじわじわと興行収入を伸ばし、記事執筆時点で約9000万ドルに到達。ただし、損益分岐点は2億ドルとも言われており、まだまだ苦戦中です。

主演を務めたダコタ・ジョンソンさんは「二度と関わりたくない」とも発言しており、今年公開予定の「クレイヴン・ザ・ハンター」と「ヴェノム3」のその後が不安視されています。

映画「マダム・ウェブ」は 2024年2月14日 より米国劇場にて公開中、日本では 2024年2月23日 より劇場公開中です。

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ダコタ・ジョンソンさんが「マダム・ウェブのような事は二度としたくない」と語る

ソニー・ピクチャーズ制作のSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「マダム・ウェブ」の主演を務めたダコタ・ジョンソンさんが、海外メディア Bustle とのインタビューで本作の制作について振り返り、このような事は二度としたくないと語りました。

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批判的なレビューを書かれる事についてどう思うか質問されたダコタ・ジョンソンさんは「残念ながら、こういう結果になると思っていました。」と述べました。

その理由について質問されると、次のように語っています。

映画を作るのはとても難しいことであり、これらの大作映画、それは私を本当に不安にさせていることなのですが、こういった映画の決定は委員会によって下され、委員会で作られたアートはうまくいきません。映画は映画監督とその周りのアーティストのチームによって作られるべきです。数値やアルゴリズムに基づいてアートを作ることはできません。私の感触では、観客は非常に賢いと思いますが、経営幹部はそれを信じなくなってしまいました。観客は常にうそくさいものを嗅ぎ分けることができます。たとえ映画がAIによって作られるようになったとしても、人間はそのようなものを見たくないでしょう。

ジョンソンさんは大手フィルムメーカーによる映画は監督の権限よりも上の所から様々な干渉がある事を指摘し、それらはほとんどの場合がアートに関するものではなく、ビジネス的見地によるものであり、そういった事が自身の映画論と食い違っていると説明しました。

でも、その映画を作る事は確かに私にとっての経験で、これまでにそのようなことをしたことがありませんでした。多分もう二度とやらないでしょう。なぜなら、私はその世界では意味をなさないからです。今ではそう思うようになっています。
この業界では時折、契約中に思い描いていたイメージが制作中にまったく異なるものになって行き、「待って、なにが起こってるの?」となることがあります。しかし、それは本当に貴重な学びの経験であり、もちろん、酷評されるのは気分がいいものではありませんが、納得出来ないわけではありません。

そして最後に、「だから、自分自身の制作会社を持っているんです。あの映画みたいに、何も発言権がないような作品にはもう関わりたくありません。」と、大手が制作する映画はこれで最後にしたいと現状考えている事を明らかにしました。

もしもソニーが先を見越して複数の作品の契約をしていなければ、ダコタ・ジョンソンさんは今後SSUに戻ってこない可能性が非常に高いと言えそうです。このユニバースは一体どうなってしまうのでしょうか。

映画「マダム・ウェブ」は 2024年2月14日 より米国劇場にて公開中、日本では 2024年2月23日 より劇場公開中です。

ソース:Dakota Johnson Can’t Fake It

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「マダム・ウェブ」世界興収も大苦戦、スピンオフは白紙、続編は10年以上ないとも

ソニー・ピクチャーズ制作のSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「マダム・ウェブ」が 2月14日 に米国とその他いくつかの地域で公開されて以降、苦戦している事が報じられていました。日本でも先週末に公開されましたが、米国同様賛否両論を巻き起こしているようです。

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海外メディア CBM は、「マダム・ウェブ」の世界興収が 8730万 ドルに達したと報告。悪評が目立ったSSUの前作「モービウス」の初週売上 8390万 ドルを、2週間かけて到達したと言います。

「マダム・ウェブ」の制作費は 1億 ドル以上かかったと言われており、しかもこの数字にはマーケティング費用は含まれていません。映画の損益分岐点には 2億 ドルを超える必要があると広く信じられています。

記事は業界関係者の言葉として「あと10年以上はマダム・ウェブの映画は見られないだろう」とし、「ソニーはこれまでとは異なるタイプのスーパーヒーロー映画を作ろうとしましたが、完全に失敗しました。と紹介しています。

また、「マダム・ウェブ」の続編やスピンオフでこの世界を拡大するというプランも廃止されたと指摘しています。

今年はSSUとして「クレイヴン・ザ・ハンター」と「ヴェノム3」の公開が控えていますが、一度も集合する事無くシリーズが終わってしまうのか、ソニーの立て直しに期待する他ありません。

映画「マダム・ウェブ」は 2024年2月14日 より米国劇場にて公開中、日本では 2024年2月23日 より劇場公開中です。

ソース:MADAME WEB Bombs At Worldwide Box Office After Second Weekend As Major Blooper Is Spotted In Movie

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映画「マダム・ウェブ」よりスパイダーウーマンらのコンセプトアートが公開、スーツの詳細が明らかに

ソニー・ピクチャーズ制作のSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「マダム・ウェブ」より、マダム・ウェブ、スパイダーウーマン、スパイダーガールのコンセプトアートが公開されました。アーティストのイモジーン・チェイズさんが自身のInstagramにて公開しています。

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チェイズさんは「マダムウェブコンセプトアート!私はこのプロジェクトに取り組んで本当に楽しかった。 ホットな女性のギャングのためにスーパースーツをデザインするのが楽しくないなんて事があるでしょうか?私は今まで大好きなコスチュームデザイナーの一人、Ngila Dicksonと仕事をすることができました。このスーツのスタイルラインの全てを本当に遊ぶ余裕を与えてくれました。」コメントを添えて、ダコタ・ジョンソンさん演じるカサンドラ・ウェブの衣装を紹介。

シドニー・スウィーニーさん演じるジュリア・コーンウォールについて「彼女の大胆でグラフィックなスタイルをコミックからこだわることにしました。」と解説。

セレステ・オコナーさん演じるマティ・フランクリンの衣装については「彼女は取り組むのがとても楽しいキャラクターでした。 私はNgilaとこのスーツのスタイルラインを具現化、同時に彼女にちょっとずる賢いような態度を取らせる事も特に楽しい時間でした。」とコメント。

そして、イザベラ・メルセードさん演じるアーニャ・コラソンについて「これが私たちの最後の女の子!イザベラ・メルセードのアーニャ・コラソンのためのアートです。(ちなみに、私は彼女の現在のプロジェクトで一緒に仕事をしています)Ngila はまた大胆でグラフィックなものにしたかった。 多くの人が正しく指摘しているように、彼女たちは画面に少ししか映らないので、これらのスーツはインパクトを重視しています!」と投稿しています。

緻密なコンセプトアートが用意されていたにも関わらず、(アーティスト自身が指摘しているように)これらのスーツは映画本編でほとんど表示されませんでした。

海外メディア CBM では「スパイダーウーマンたちが独自のアクションフィギュアを手に入れる予定はないようで、近年女性向け玩具の人気が高まっていることを考えると驚くべきことだ。 」ともコメントしています。

映画「マダム・ウェブ」は 2024年2月14日 より米国劇場にて公開中、日本では 2024年2月23日 より劇場公開中です。

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映画「マダム・ウェブ」、ポストクレジットシーンが無い理由を監督が解説

ソニー・ピクチャーズ制作のSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「マダム・ウェブ」のS.J.クラークソン監督が、海外メディア Comicbook.com とのインタビューの中で、本作にポストクレジットシーンが無い理由について質問され、説明しています。

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監督によると、ポストクレジットシーンについていくつか検討されたものの、監督自身と制作チームは映画本編で物語が完結していると判断したと言います。

「色々なアイデアを試してみましたが、結局全て伝えきったという感覚がありました。もちろんネタバレになるので詳細は話せませんが、物語の終わりがあって、エンディングがあって、後日談を描く事もできました。」

「でも最終的には、ある意味で贈り物をもらったような気がしました。つまり、マダム・ウェブは予知能力を持っています。彼女はポストクレジットシーンを予知しているので、最後ではなく映画の本編に入れてもいいだろうと思ったんです。」

監督は主人公キャシーの予知能力を利用して、本来ポストクレジットシーンとして想定していたものを映画本編に含める形でまとめあげたようです。この事はクレジットシーン、いわゆるスタッフロールに興味がない人にとってはいい配慮になっているかもしれません。

「マダム・ウェブ」は劇場公開後、かなりの苦戦を強いられている事が報じられていますが、主演を務めたダコタ・ジョンソンさんは TotalFilm とのインタビューで「続編制作にGOサインが出たら必ず戻りたい」と再演の意欲を見せています。

また、主要キャストの一人であるシドニー・スウィーニーさんは「マダム・ウェブ」の舞台裏やスパイダーウーマンの着替えの様子などを自身の Instagram にて公開しています。

映画「マダム・ウェブ」は 2024年2月14日 より米国劇場にて公開中、日本では 2024年2月23日 劇場公開予定です。

ソース:Madame Web Director Explains Why There Is No Post-Credits Scene (Exclusive)

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映画「マダム・ウェブ」が2004年の「スパイダーマン2」の映像を再利用していると海外で話題に

ソニー・ピクチャーズ制作のSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「マダム・ウェブ」のとあるシーンが、2004年に公開されたサム・ライミ監督とトビー・マグワイアさん主演の映画「スパイダーマン2」の映像を再利用したものだと、海外のファンが発見し、指摘しています。

※これより先は「マダム・ウェブ」のネタバレを含んでいます。ご覧の際はご注意ください。

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話題になっているのは「スパイダーマン2」の以下のようなシーンで、「マダム・ウェブ」には同じ外観の建物が登場している事になります。

海外メディア CBM は、ソニーが資金を節約するためにアーカイブ映像を再利用した可能性が少なからずある事を指摘しつつも、実際にライミ版の「スパイダーマン」の世界と「マダム・ウェブ」を何らかの形でつなげようとするイースターエッグである可能を指摘しています。

その理由についてはさらにネタバレが強くなります。

※これより先はさらに「マダム・ウェブ」のネタバレを含んでいます。ご覧の際はご注意ください。















 

CBM は「マダム・ウェブ」の実際のエンディングシーンを引用して、次のように説明しています。

この話題になっている建物の中でキャシーが見た未来の映像ではスパイダーウーマンが強盗と戦うシーンになっていますが、これが「スパイダーマン」でマイケル・パパジョンさんが演じた強盗のデニス・キャラディンにかなり似ていると指摘。

「マダム・ウェブ」は作中の時代である2003年まで「スパイダーマン」と共有しつつ、2004年にベンおじさんのトラブルをスパイダーウーマンが救い、死ななかった未来に分岐するのではないかと言います。

なかなか興味深い理論ですが、しかし両作品ではベン・パーカーの年齢が違いすぎますし、ベンおじさんが死んだのは2004年の「スパイダーマン2」ではなく2002年の「スパイダーマン」ですから、マダム・ウェブから見て未来ではなく過去の話であり、残念ながら成立しなさそうです。

「マダム・ウェブ」は撮影現場でサム・ライミ監督の「スパイダーマン」シリーズに繋がるようなイースターエッグが見つかっていおり、当初からふたつの世界を結びつけるのではと考えられていましたが結局のところそれは起きませんでした。

この話題が盛り上がれば監督から同じ建物の映像が利用された事について何らかのコメントがあるかもしれませんが、現状では公式のリアクションはなく、ファン達はこれについて議論を続けています。

映画「マダム・ウェブ」は 2024年2月14日 より米国劇場にて公開中、日本では 2024年2月23日 劇場公開予定です。

ソース:MADAME WEB Recycles Footage From SPIDER-MAN 2 But What, If Anything, Does It Mean? – SPOILERS

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