「デッドプール&ウルヴァリン」、ソーはなぜ泣いていた?クリス・ヘムズワースさんが新たなコメント

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール&ウルヴァリン」にはクリス・ヘムズワースさん演じるソーが過去の映像を再利用する形で登場していますが、この「ソーはなぜ泣いていたか」問題について、クリス・ヘムズワースさんがコメントしています。

「トランスフォーマー ワン」のプロモーション中、Black Girl Nerds のインタビューに応じたクリス・ヘムズワースさんは、誰もが気になるこの疑問について笑いながら 「僕も同じ質問をしたいよ。」とコメントし、「それはマーベル ユニバースに注目し続けなければならないでしょうね。答えは必ずあると思います。いつかは語られるでしょう」と述べました。

「デッドプール&ウルヴァリン」の公開直後は SNS を通じて「秘密は守れるよ」と理由を知っている素振りを見せていたクリス・ヘムズワースさんですが、今回のインタビューの回答を見た感じでは実際には何も知らないというのが真実なようです。

このシーンについてショーン・レヴィ監督は Entertainment Weekly とのインタビューで「例えば、なぜソーは泣いているのかと聞かれることがあります。答えは、まったくわかりません。誰も知りませんが、その理由を解明する手助けができる人物になりたいです」とコメント。

一方、ライアン・レイノルズさんは「ソーが泣いていた理由は知っています。知らないわけがありません。」とSNSに投稿しています。

「デッドプール&ウルヴァリン」はもともとこの問題のシーンの大元である「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」のリメイクをベースにするというプランがあったと明かされているため、その時の名残であるとも考えられています。

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レイノルズさんはこれに関するアイデアを持っているようであり、ヘムズワースさんが言うように今後のMCUのどこか、デッドプールとソーが実際に共演する際に描かれるのかもしれません。

映画「デッドプール&ウルヴァリン」は 2024年7月26日 から、日本は 2024年7月24日 より劇場公開中です。

「デッドプール&ウルヴァリン」、ソーはなぜ泣いていた問題にソー本人がコメント

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール&ウルヴァリン」で少し話題になっている「ソーはなぜ泣いていた」かについて、先日、ライアン・レイノルズさんが「理由がある」事をSNSにて明かしていましたが、これに対してソーを演じるクリス・ヘムズワースさんが反応しました。

クリス・ヘムズワースさんは元の投稿を引用しつつ「僕も秘密を守れるよ。」と、答え合わせは現時点で行わない事をほのめかしました。

しかしながら、レイノルズさんはこれに対して「ハハハ、オーストラリア人は秘密を守るのが下手だからね。映画の撮影の半分が終わるまで、ヒューにウルヴァリンの映画を撮っている事を伝えなかったよ。」と返しました。

クリス・ヘムズワースさんは「デッドプール3」にウルヴァリンの登場が発表される以前から出演を希望していましたが、残念ながらこれは叶いませんでした。

「デッドプール&ウルヴァリン」の件のシーンは、「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」のパロディ企画の名残だと考えられている他、単なる無意味なギャグだとする説、アベンジャーズ映画への伏線などいろいろと考察されています。ライアン・レイノルズさんやクリス・ヘムズワースさんが主張するように、本当に理由があるのか、今後の展開に注目です。

映画「デッドプール&ウルヴァリン」は 2024年7月26日 から、日本は 2024年7月24日 より劇場公開中です。

「デッドプール&ウルヴァリン」、ソーが泣いている理由はちゃんとある、ライアン・レイノルズさんがほのめかす

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール&ウルヴァリン」ではクリス・ヘムズワースさんが演じるソーが映画「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」の映像を使う形で登場していますが、それに関して主演のライアン・レイノルズさんが意味深な投稿をしました。

「デッドプール&ウルヴァリン」の劇中ではこのシーンをTVAで発見したウェイドが「どうしてソーは泣いてるんだ?」と何度もパラドックスに詰め寄りましたが、明確な回答は得られませんでした。

映像としては「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」でソーとロキがスヴァルトアールヴヘイムでアルグリム / カースと戦った際にロキが死亡した(と思わせた)シーンで、この時、ソーは弟の死を嘆いていました。

これに関して、レイノルズさんは「ソーが泣いていた理由は知っています。知らないわけがありません。」と投稿。

元ネタとしてソーが泣いている理由は上述のとおりですが、レイノルズさんが今回どういう意味で投稿しているのかは現時点でわかっていません。

ソーとデッドプールが交わる未来がある明確な理由があるのか、そして実際問題ソーはなぜ泣いていたのか、レイノルズさんの答え合わせの投稿に期待されています。

映画「デッドプール&ウルヴァリン」は 2024年7月26日 から、日本は 2024年7月24日 より劇場公開中です。

「D&W」、途中まで「マイティ・ソー/ダークワールド」のリメイクをベースにするプランがあった

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール&ウルヴァリン」には制作の初期段階で40ほどのアイデアがあったと過去のインタビューで明らかになっていますが、その中で「マイティ・ソー/ダークワールド」のリメイクとして制作されるプランがあった事がプロデューサーによって明かされました。

海外メディア CBR とのインタビューで、「本当に色々なアイデアがありました」とウェンディ・ジェイコブソンさんは語ります。

「ある時点では、ドーピンダーとの低予算インディーのようなロードトリップ映画を考えていました。他には、『ソー2』を第1幕の休憩までデッドプール入りでフレームごとにリメイクする案や、デッドプールの削除シーン特集もありました。それはデッドプールがずっとMCUにいたけど、全てが編集室でカットされていたという設定でした。これらはほんの一部のクレイジーなアイデアです。」

映画本編には「マイティ・ソー/ダークワールド」のワンシーンを模した映像がありましたが、これは元のアイデアの一部を挿入したという事のようです。

結局はライアン・レイノルズさんが他のアイデアを選択した事でこのプランは見送られる事となりましたが、「はっきり言って、ライアンがやりたいことなら何でもやります。素晴らしいものになると分かっているからです。」とジェイコブソンさんは述べました。

ライアン・レイノルズさんは20世紀FOXがディズニーに買収される以前に3作目映画を「羅生門」のようにしたいと考えていた事などを過去に明かしています。

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また、最近は「アルファコップ」という偽の映画として制作するというアイデアがあった事も明かされました。

映画「デッドプール&ウルヴァリン」は 2024年7月26日 に米国で、日本は 2024年7月24日 より劇場公開中です。

ソース:Deadpool & Wolverine EP Reveals Rejected Sequel Ideas Before Hugh Jackman Signed On

「ロキ」、トム・ヒドルストンさんが「次の世代に引き継ぎたい」とリキャストをほのめかす

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」の主人公ロキを演じたトム・ヒドルストンさんが、海外メディア backstage.com とのインタビューの中で、MCUにおけるロキの生と死について語りました。

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インタビューの中でトム・ヒドルストンさんは、2013年の映画「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」でのロキの最初の死について「最初の脚本に書かれていたように、それは本当の犠牲でした」と当初からの計画通りであった事を認めつつ、幹部の試写会で誰もロキの死を信じていなかったと語りました。

次の大きな死である2018年の映画「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」ではロキの最期のシーンを撮影するためにアトランタに到着してすぐ、サノス役のジョシュ・ブローリンさんと出会ったと言います。

「彼は私のところに来て、私を抱き締めて、『本当にごめんなさい』と言いました。」 

「あのシーンの終わりに、大きな拍手をもらいました。みんなとても優しくて親切で、寛大でした」とヒドルストンさんは言います。「『トム、君は僕たちに本当にたくさんのことをしてくれた。素晴らしい旅だった。いつでも会いに来て』というメモやメールをもらいました。本当にこれで終わりだと思いました」 

トム・ヒドルストンさん自身や敵役までもがロキの最期だと信じていた「インフィニティ・ウォー」の冒頭シーンでしたが、つづく「アベンジャーズ/エンドゲーム」では過去のロキが登場し、さらにはそこからディズニープラス向けのドラマへと派生していく事になりました。

そのドラマのシーズン2のラストを振り返り、ヒドルストンさんは次のように語っています。

彼の壊れた魂が部分的に癒され、このキャラクターが愛する能力を持ち、愛から、そして愛のために決断を下したことがわかるので、これが贖いであり救済のように感じられることを願っています。シーズン2の終わりで、ロキはある種の玉座に座っていますが、それは彼が期待していた形ではなく、そこに栄光もありません。そこには一種の重荷があり、彼は孤独です。彼は友人たちのためにそれをしていますが、彼らなしでそこに留まらなければなりません。そこには非常に感動的な詩的な悲しみがあると感じました。

そして、ロキの再演について「ロキは『私が今手にしている素晴らしいたいまつのようなものです』」と19世紀のアイルランドの劇作家ジョージ・バーナード・ショーの言葉を引用しつつ、「それをできるだけ明るく燃やしてから、次の世代に引き継ぎたいのです。」と、もう少しだけ演じてから役を誰かに譲りたいと考えている事を明らかにしました。

また、Comicbook.com との数日前のインタビューでも「ロキは古代からの神話的なキャラクターで、私たちの集団的な神話の中でトリックスター、規範を破る者、境界を越える者、変幻自在の者として表現されます。彼はいつも予想を裏切り、あなたの確信や信念の下から抜け出す人です。彼は私たちにとって必要な存在なのです。」と語り、「ロキが何度か死から逃れることは、彼が私たちの文化の中でどんな存在であるかの象徴かもしれません。ロキについて考える時間を多く費やしています。きっとお分かりいただけると思います。」とコメントしていました。

「ロキ」のプロデューサーはロキとソーの再会を描くことが次の目標だと明かしており、まだ何度かはトム・ヒドルストンさんのロキを見るチャンスが設定されると考えられています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-roki-s2-ep-tease-reunite-plan/”]

ドラマ「ロキ」はシーズン2までディズニープラスで配信中です。

ソース:Tom Hiddleston on Living and Dying With Loki

クリス・ヘムズワースさんが「デッドプール&ウルヴァリン」への予期せぬ出演に「マジでクール」と語る

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール&ウルヴァリン」にソーとしてアーカイブ出演する事が判明したクリス・ヘムズワースさんが、この予期せぬ出演について海外メディアとのインタビューでコメントしています。

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海外メディア Comicbook.com とのインタビューでヘムズワースさんは「本当にクールだよ」と述べています。

「ある意味忘れていて、『ああ、すごい! 私はいつの間にかチームの一員だ。彼らは私のことを話しているんだ!』という感じになるんです。つまり、私が参加していない時でも、私はその世界全体の一部であるのが本当にクールなんです。いつでもお互いに・・・それらすべてを本当にクールにしているのは、その相互接続性であると思います。」とMCU特有の他作品との繋がりについて改めて評価しました。

シネマコンで公開された「デッドプール&ウルヴァリン」のプロモーション映像では「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」のロキの(嘘の)死亡シーンのアーカイブ映像を再利用。トム・ヒドルストンさんのロキをライアン・レイノルズさんのデッドプールに置き換える形で、クリス・ヘムズワースさんは何も知らないまま共演を果たすこととなりました。

クリス・ヘムズワースさんは以前から「デッドプール3」にカメオ出演したいと語っており、「デッドプール3」の脚本家も実現すればクールだと語っていました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-thor-love-and-thunder-chris-hemsworth-wants-deadpool-3-cameo/”]

今回はクリス・ヘムズワースさん本人が知らぬ所でこれが実現する事になったようです。本格的な共演は「アベンジャーズ」5作目や6作目に期待となるのでしょうか。

「デッドプール&ウルヴァリン」の米公式あらすじは以下の通りです。

中年の危機を経験しながら職業上の挫折に直面した後、ウェイド・ウィルソンはデッドプールを正式に引退し、中古車のセールスマンになることを決意しました。しかし、友人、家族、そして全世界が危険にさらされているとき、デッドプールは引退生活から刀を持ち出すことを決意する。彼は、自分たちの生存だけでなく、最終的には彼らの遺産のために戦うために、消極的で警戒心のあるウルヴァリンをスカウトします。

「デッドプール&ウルヴァリン」はライアン・レイノルズさんとヒュー・ジャックマンさんに加え、 「デッドプール」シリーズからカラン・ソーニさん(ドーピンダー)、レスリー・アガムズさん(ブラインド・アル)、モリーナ・バッカリンさん(ヴァネッサ)、ステファン・カピッチッチさん(コロッサス)、ブリアナ・ヒルデブランドさん(ネガソニック・ティーンエイジ・ウォーヘッド)、忽那汐里さん(ユキオ)、ロブ・ディレイニーさん(ピーター)の再登場が確認されています。

また、「X-MEN」シリーズや「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」でプロフェッサーXを演じたパトリック・スチュワートさんが本作の撮影を終えた事をほのめかし、出演を暗に認めていました。

そのほかにも多くの再登場キャラクターがいるとも報じられています。

映画「デッドプール&ウルヴァリン」は 2024年7月26日 に劇場公開予定です。

ソース:Deadpool & Wolverine: Chris Hemsworth Weighs in on That Thor Cameo in Trailer

ソーのインスタが再びロキの未来をからかう

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」の5話配信日当日、ロキの兄にあたるソーの公式 Instagram の投稿が話題になりましたが、この公式インスタが先程あらたな投稿をし、ロキの未来についてさらにほのめかしているようです。

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今回は2013年の映画「マイティ・ソー/ダークワールド」の冒頭5分ごろのオーディンとロキのやり取りを切り抜いて投稿。テキストには時計の絵文字がひとつだけ添えられています。

「お前は王座欲しさにあれほどの悪事をしたのか」というオーディンに対してロキは「王となる運命だ」と返しています。

ドラマの「ロキ」の中でロキはマルチバースを守るためにTVAが必要だと考えており、そのために在り続ける者がシーズン1で託そうとしていた仕事を引き継ぐのではないかと見られています。しかし、このことはシルヴィが指摘するように「王座が欲しいだけ」かもしれませんし、ソーの Instagram は前回も今回もロキが王座につくかどうかについて何らかのメッセージを発信しています。

この投稿にファンは「何を伝えようとしているの?」「ロキがマルチバースの王になるって事?」「(コミックの)キング・ロキがMCUに来るの?」「インフィニティ・ウォーでも『私はヨトゥンヘイムの王だ』って主張してたよね」などとコメントしています。

時期的にもMCUのロキに対する何らかのメッセージであることは間違いないと考えられますが、シーズン2の最終話には何が待ち構えているのか注目となっています。

ドラマ「ロキ」シーズン2はディズニープラスで配信中です。

ドラマ「ミズ・マーベル」3話で判明した「ソー」、「ドクター・ストレンジ」、「シャン・チー」との関係性

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ミズ・マーベル」は1話からアベンジャーコンを描くなど過去作との強い繋がりを持っていましたが、第3話「Destined」(邦題:宿命)の配信がスタートし、「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」、「ドクター・ストレンジ」、「シャン・チー/テン・リングスの伝説」などの作品との関係性があらわになりつつあります。3話のポイント記事はまた後日になりますが、先行して大事な部分をピックアップしました。

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シャン・チー/テン・リングスの伝説

3話の冒頭、カマラの曾祖母アイシャやカムランの母ナジマたちクラン・デスティンがバングルを発見するシーンでは足元にテンリングスの紋章が刻まれています。

©MARVEL,Disney

1話のチェックしておくべきポイントでも軽く指摘していましたが、このバングルは約1000年ちかく歴史の裏で暗躍していたシャン・チーの父シュー・ウェンウーと組織テンリングスが関与しているのは明白なようです。

以前に「シャン・チー/テン・リングスの伝説」のポスターから11個の腕輪が見つかった事は関係ありませんが、ウェンウーはテン・リングス以外にも腕輪を少なくともひとつ、保管していたようです。

マイティ・ソー/ダーク・ワールド

クラン・デスティンを救いたいとカマラがブルーノに相談するシーンではヌールディメンションについてエリック・セルヴィグ博士の論文がある事が明かされます。

セルヴィグ博士は2011年公開の映画「マイティー・ソー」で登場し、ソーと友人になった人物で、「アベンジャーズ」(2012年)ではロキにマインドコントロールされ、チタウリを引き入れるためのポータルを開けることを手伝ってしまいました。

そして「マイティー・ソー/ダーク・ワールド」では惑星直列の危険性や次元についての研究に携わっていました。

©MARVEL,Disney

彼はスペース・ストーンである四次元キューブを用いたポータル装置の開発に取り組んでいた事から、マルチバースや他次元について何かを知っている可能性はかなり高い人物です。

クラン・デスティンはコミックに登場するキャラクターであり、トレーラーのチェックポイント記事でも彼らの登場の可能性については触れていました。そして3話で明かされたように彼らがジンであるのも同じですが、ヌールディメンションが彼らの故郷であるというのはMCU独自の設定となっています。

そもそもコミックにはヌールディメンションという概念はなく、セルヴィグ博士の論文、あるいはジンたちの言葉だけが今のところ詳細を知る鍵となっています。次のエピソードでカマラの祖母であるサナが真実を語ってくれることに期待です。

ドクター・ストレンジ

カマラとナジマの会話のシーンで明かされたヌールディメンションですが、ヌールとは光の意味である事がカマラの口から明かされています。

つまりヌールディメンションとはライトディメンションと言い換えることが出来、ドクター・ストレンジが訪れたダークディメンションの対極にある事が推測されます。

ヌールディメンションがコミックにない事はお話しましたが、ライトディメンションはコミックに存在しています。ただしジンとは関係がありません。ライトマスターによって発見された光子エネルギーで満たされた次元の事で、新たなキャプテン・マーベルの誕生に貢献しました。そのため、コミックのライトディメンションと一致するものではないというのも明らかなようです。

「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」でインカージョンを阻止するためにドクター・ストレンジとクレアがダークディメンションに向かった事は、その対極にあると考えられるヌールディメンションにも影響を与えている可能性がありそうです。


ドラマ「ミズ・マーベル」シーズン1は3話までディズニープラスで配信中です。

映画「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」の監督はスナイダーカットを望んでいる ─ 「理想的な仕事ではなかった」

2013年に公開されたMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」のアラン・テイラー監督が制作当時を振り返り、自身の構想から全くの別物となってしまった「ダーク・ワールド」について、通称「スナイダーカット」を望んでいることを、海外メディア Inverse とのインタビューの中で明かしました。

テイラー監督はマーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ代表へのリスペクトを示した上で、制作当時の状況を以下のように述べました。

まず第一に、私はケヴィン・ファイギをとても尊敬しています。彼は、これまで誰もやったことがなく、彼がやるまで誰も可能だと思っていなかったことをやっていると思います。今、誰もがそれを真似しようとしています。
私にとって、この制作プロセスは楽しいものではありませんでした。映画を作ることに全神経を集中させましたが、編集の過程でそれを大きく変える決定がなされたのです。彼は自分が運営している帝国を持っていて、他のことに合わせるために物事を変えなければならないのです。私が残念だったのは、公開された映画が、私には形にできないような形でかなり変更されていたことです。つまり、映画に入れる素材はすべて私が撮影したのですが、1本の映画を作ることを前提にしていたのに、ポストで大きなプロットが逆転してしまったのです。理想的な仕事の仕方ではありませんでした。

テイラー監督は、「ゲーム・オブ・スローンズ」での高い評価を受けて起用されましたが、制作途中でマーベル・スタジオが最終的な作品に変更を加え始めました。

監督は、自分が作りたかったオリジナル版の映画は、MCUの典型的なトーンよりも、「ゲーム・オブ・スローンズ」との共通点が多かったと述べています。彼は、既存のソーの外観やストーリーをダークにしたいと考えていましたが、そのような選択は最終的には定着しませんでした。

オリジナルカットで消えてしまったいくつかのものをとても気に入っています。私は、最初の「ソー」が少し光りすぎていた反動で、「ゲーム・オブ・スローンズ」のような雰囲気を出すために起用されたのだと思っています。しかし途中から、彼らは別の方向性で勝負したいと思い始めました。それは、ある意味で試行錯誤の連続でもありました。

最後にテイラー監督は、ディズニーがワーナー・ブラザーズと同じような決断をする可能性は低いと考えつつも、ザック・スナイダー監督が成し遂げたことについて言及しました。

私はスナイダー監督がそうしているときに応援していて、彼はこれをやり遂げるだろうか、と考えていました。これはすごいことだ。どの監督もそのように応援していたと思います。そうしたいと思っていました。想像できますか?彼に何百万ドルものお金を与えて戻ってくる。ああ、私にはそんな電話はかかってこないだろうな。

ザック・スナイダー監督はワーナー・ブラザースが2017年に公開したDCコミックスのスーパーヒーロ映画「ジャスティス・リーグ」の監督として起用されていましたが、ポストプロダクションの最中に身内の不幸により降板し、映画は新たな監督を起用して制作続行され、公開されました。

しかし後にスナイダー監督が本来予定していた作品の詳細が明らかになると、多くのファンがスナイダー監督のヴィジョンに興味を示し、ファンやキャスト、スタッフはいわゆるディレクターズ・カット版ともいえる「スナイダーカット」を望むようになりました。

多くの業界関係者が実現しないと考えていましたが、2020年にワーナー・ブラザースが同カット版の制作、公開の検討をする事を発表し、2,000万~3,000万ドル以上の追加費用をかけて追加撮影などを行った上でHBO Maxで2021年3月18日に公開されました。

「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」の「テイラーカット」が制作されるかどうかはディズニー次第ですが、マルチバースやアニメ「What if…?」を上手く活用すればオリジナル版もテイラーカットもその両方がMCUとして共存できるかもしれません。

映画「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」はディズニープラスで配信中です。

ソース:‘THOR 2’ DIRECTOR WANTS TO MAKE A ‘SNYDER CUT’ OF HIS MARVEL MOVIE

トム・ヒドルストンさん、映画「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」でロキを演じたクリス・エヴァンスさんを絶賛

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」で主演を務めるトム・ヒドルストンさんが、海外メディア Entertainment Weekly とのインタビューの中でこれまでの10年を振り返り、2014年(米国では2013年)公開の映画「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」で「キャプテン・アメリカに変装したロキ」を演じたクリス・エヴァンスさんの演技を絶賛しました。

ヒドルストンさんはインタビューの中で、「それはとても奇妙でシュールな瞬間でしたが、楽しいものでした。あのスーツを着たときの感覚を味わえたのは、間違いなく最高の瞬間でした。その映像をクリスに見せ、そして、それをクリスが演じ、彼は私のロキの印象を与える演技を最高の形で再現してくれました。」と述べました。

↓ 公開されたシーン

↓ 編集前のシーンではトム・ヒドルストンさんがキャップの衣装を身に着けています。

6月から始まるドラマでもこのようなロキの変身を楽しむ機会はあるのでしょうか?

四次元キューブを手にした後、彼に起こったこととは…?『アベンジャーズ/エンドゲーム』後を舞台にした、ロキの新たな冒険が始まる!

ドラマ「ロキ」は 2021年6月9日(水)16時 よりディズニープラスで配信予定です。

ソース:Tom Hiddleston breaks down a decade of Loki’s most memorable scenes