映画「サンダーボルツ*」のヴォイドはコミックのような悪魔的デザインも検討されていた

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「サンダーボルツ*」あるいは「*ニューアベンジャーズ」のジェイク・シュライアー監督が、本作の中心人物であったボブの闇の側面であったヴォイドについて、コミックをベースにしたデザインも検討していたことを明かしました。

海外メディア CBM とのインタビューの中で監督は本作のヴォイドの制作について次のように振り返っています。

ええ、あらゆることを実験しました。どんな風に見えるべきかを模索するプロセスでした。ケヴィン(・ファイギ)は、本当に私たちを『写実的な何かはできないか?CGを使わない方法はないか?』という方向に導いてくれたと思います。実際には、映画の他の部分と調和するような表現方法はありませんでした。でも、私たちは全てのシーンで彼を実際の映像で映し出し、シンプルさを追求しました。彼はCGではありません。ロトスコープも使っていますが、ルイスの演技を最大限に引き出し、私たちが彼の演技を最大限感じられる、最もシンプルな方法は何かを考えようとしただけです。

こういった映画では、CGの歴史やパターンが時折使われてきましたが、少し方向転換してシンプルなものにすることで、そこから期待される要素が欠けていることが印象に残ることがあります。しかし、私たちはそういった要素をすべて想像し、コミックのあらゆる要素を参考にしました。その結果、彼は実に様々な、素晴らしい方法で描かれるようになりました。

また、ヴォイドがコミックのような悪魔的なデザインであったら、救いたいと思わなかったかもしれないとも付け加えました。

私たちの映画では、ヴォイドのより怪物的な描写をいくつか試しました。赤い目をするなど、そういった描写をいくつか試しました。そして突然、あのエンディングでは、あの人物に手を伸ばしてケアしたり、この場所から救い出したりできるかどうかという点で、かなり大胆な展開をしなくてはならないと感じました。常に、怖さや不気味さのバランスを保っていなければならなかったんです。衝撃的なシーンにしたいけれど、ボブをあの空間から救い出せると思えないほど、遠く離れた場所に置きたくなかったんです。

人としての要素を残しつつ、怖さと不気味さを追求した結果、実際の映画で見たような形になったと監督は説明しました。

本作のポストクレジットシーンで登場したボブは、まだヴォイドを完璧にコントロール出来てない事を話していましたが、今後の作品でヴォイドが再び表面に現れることもあるのでしょうか。

「サンダーボルツ*」はMCUのアンチ・ヒーローや元ヴィランを寄せ集めたチームを描く作品で、過去作よりセバスチャン・スタンさん演じるウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズ、ワイアット・ラッセルさん演じるU.S.エージェント/ジョン・ウォーカー、フローレンス・ピューさん演じるブラックウィドウ/エレーナ・ベロワ、デヴィッド・ハーバーさん演じるレッドガーディアン/アレクセイ・ショスタコフ、オルガ・キュリレンコさん演じるタスクマスター/アントニア・ドレイコフ、ハナ・ジョン=カーメンさん演じるゴースト/エイヴァ・スターが再登場、ジュリア・ルイス=ドレイファスさんが演じるコンテッサ・ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌがこのチームを率いることになります。

ジェラルディン・ヴィスワナサンさんがアヨ・エデビリさんに代わってメルを演じ、ルイス・プルマンさんがスティーヴン・ユアンさんに代わってセントリー/ボブ役を引き継ぎました。

制作はジェイク・シュライアー監督、脚本を「ザ・ベア」のジョアンナ・カロさん、「BEEF」のイ・サンジンさん、「ブラックウィドウ」のエリック・ピアソンさんらが担当しています。

チームのうち、タスクマスターを除くエレーナ、レッドガーディアン、バッキー、エイヴァ、ジョンの5人とボブは「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」に再登場する事が発表されています。

映画「サンダーボルツ*」あるいは「ニュー・アベンジャーズ」は 2025年7月1日から米有料配信、DVD、Blu-rayは7月29日に米発売、日本は9月リリース予定です。

映画「サンダーボルツ*」の監督が「デアデビル:ボーン・アゲイン」との矛盾について説明

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「サンダーボルツ*」、あるいは「*ニューアベンジャーズ」のジェイク・シュライアー監督が、ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」の物語と矛盾しているのではないかというファンの考えに対して、インタビューで説明しました。

海外メディア CBM とのインタビューで、ジェイク・シュライアー監督はキングピン/ウィルソン・フィスクが自警団禁止を宣言したニューヨークでサンダーボルツが問題なく活動出来た事について次のように語っています。

もちろん、そのことは認識していました。でも、一つだけ気になることがありました…もちろん、こういう映画では必ず『なぜあの人はそこにいなかったんだ?』という疑問が湧いてくるんです。世の中には色々なことがあるのに、自分たちの映画はあまりにも限定的だと感じていたんです。

物語全体が数日以内に展開されるため、(ヴォイドの)脅威と問題は切迫したものになっています。ですから、この特定の敵対者(サンダーボルツ)がまさにその人物にとって最適な人物であるというストーリーを構築しようとしただけでなく、共通の目的、あるいはその人物が経験していることへの理解がテーマになっているのです。

そして、ニューヨークでの終幕は極めて短時間で決着がついていると明かしました。

つまり、あのような状況にたどり着くことなんて、誰にも予想できないんです。あの状況は、まさに特別な瞬間で、しかもあまりにも速く起こる。戒厳令とか、あれこれと、すべてが午後のうちに起こるんです。だから、私たちはそういう状況に囚われず、あの世界観の中では信憑性があると感じられた。それぞれの物語がそれぞれの道を進み、お互いを邪魔しているように感じさせなかったんです。

ある作品に特定のキャラクターが登場しない問題はMCUではよくある事で、今回の「サンダーボルツ*」はまだマシなほうで、「マーベルズ」でも「シークレット・インベージョン」の出来事に一切触れられる事はありませんでした。

またサンダーボルツは自警団ではなく、コンテッサ・ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌが組織した非公式の政府組織であるためにキングピンが手を出せないという見方も。

コミックに目を向ければ、ある作品では平和な街なのに、同じ時系列で描かれている別の作品では同じ街の半分が焼き払われているなんてことも珍しくありません。そしてその矛盾に対していちいち説明される事はほとんどありません。

今回の監督の説明で全てのファンが納得するかどうかは不明ですが、これがとりあえずの公式回答という事になるようです。

「サンダーボルツ*」はMCUのアンチ・ヒーローや元ヴィランを寄せ集めたチームを描く作品で、過去作よりセバスチャン・スタンさん演じるウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズ、ワイアット・ラッセルさん演じるU.S.エージェント/ジョン・ウォーカー、フローレンス・ピューさん演じるブラックウィドウ/エレーナ・ベロワ、デヴィッド・ハーバーさん演じるレッドガーディアン/アレクセイ・ショスタコフ、オルガ・キュリレンコさん演じるタスクマスター/アントニア・ドレイコフ、ハナ・ジョン=カーメンさん演じるゴースト/エイヴァ・スターが再登場、ジュリア・ルイス=ドレイファスさんが演じるコンテッサ・ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌがこのチームを率いることになります。

ジェラルディン・ヴィスワナサンさんがアヨ・エデビリさんに代わってメルを演じ、ルイス・プルマンさんがスティーヴン・ユアンさんに代わってセントリー/ボブ役を引き継ぎました。

制作はジェイク・シュライアー監督、脚本を「ザ・ベア」のジョアンナ・カロさん、「BEEF」のイ・サンジンさん、「ブラックウィドウ」のエリック・ピアソンさんらが担当しています。

チームのうち、タスクマスターを除くエレーナ、レッドガーディアン、バッキー、エイヴァ、ジョンの5人とボブは「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」に再登場する事が発表されています。

映画「サンダーボルツ*」あるいは「ニュー・アベンジャーズ」は 2025年7月1日から米有料配信、DVD、Blu-rayは7月29日に米発売、日本は9月リリース予定です。

映画「サンダーボルツ*」の未使用に終わったキーフレーム公開、本編になかった事をファンが悔やむ

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「サンダーボルツ*」、あるいは「*ニューアベンジャーズ」より、新たなコンセプトアートが公開されました。映画本編に含まれなかったこのシーンは、映画のコンセプトでもあった「転落」に焦点をあわせていたとアーティストは説明しています。

アーティストのアレクシ・ブリクロットさんは自身の Instagram にてこのアートをファンに共有。次のように説明しています。

作業が本当に楽しいキーフレームでした!「サンダーボルツ*」の「Falling together」は、登場人物全員の繋がりやつながりを表現することが全てでした。これはアンディ・パーク(マーベルのヴィジュアル開発責任者)の小さなスケッチから始まりました。共通の「転落」というアイデアは、この映画のテーマの一つに完全に合致しています。

アートは落下するエレーナをアレクセイが助けようとし、そのアレクセイをバッキーとアントニアが助けようとする形に。ジョン・ウォーカーとエイヴァ・スターも後方からそれをサポートしているようなシーンになっています。

コメントでは「超クール!」、「ダイナミック!」として評価されつつも、これが本編になかった事を悔やむファンも。「タスクマスターを見て嬉しくて、そして悲しい」といったタスクマスターのファンの声も多く寄せられています。

映画「ブラックウィドウ」でデビューしたタスクマスター/アントニア・ドレイコフはコミックのアンソニー・マスターズとは性別からして全く異なるキャラクターで、当初は大きく批判を受けていました。しかし実際には着実にファンダムを築いており、「サンダーボルツ*」での退場は彼らに大きな喪失感をもたらしました。

タスクマスターは当初、この映画でかなり活躍する予定だったとされていますが、ストライキの最中に脚本が大幅変更され、彼女の運命はまったく異なるものに。

演者のオルガ・キュリレンコさんは映画の撮影のために引っ越しし、息子の学校も退学、転校となったにもかかわらず、その直後にアントニアに関する脚本が変わってしまったと最近のインタビューで明かしています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-thunderbolts-olga-kurylenko-opens-up-on-taskmasters-shock-exit/”]

また、このアートのジョン・ウォーカーの衣装がスティーブ・ロジャースにそっくりである事や、アレクセイの衣装がデッドプールに似ている事などもファンは気になっているようです。

削除バージョンの脚本の全貌が明かされる日は訪れるのでしょうか。

「サンダーボルツ*」はMCUのアンチ・ヒーローや元ヴィランを寄せ集めたチームを描く作品で、過去作よりセバスチャン・スタンさん演じるウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズ、ワイアット・ラッセルさん演じるU.S.エージェント/ジョン・ウォーカー、フローレンス・ピューさん演じるブラックウィドウ/エレーナ・ベロワ、デヴィッド・ハーバーさん演じるレッドガーディアン/アレクセイ・ショスタコフ、オルガ・キュリレンコさん演じるタスクマスター/アントニア・ドレイコフ、ハナ・ジョン=カーメンさん演じるゴースト/エイヴァ・スターが再登場、ジュリア・ルイス=ドレイファスさんが演じるコンテッサ・ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌがこのチームを率いることになります。

ジェラルディン・ヴィスワナサンさんがアヨ・エデビリさんに代わってメルを演じ、ルイス・プルマンさんがスティーヴン・ユアンさんに代わってセントリー/ボブ役を引き継ぎました。

制作はジェイク・シュライアー監督、脚本を「ザ・ベア」のジョアンナ・カロさん、「BEEF」のイ・サンジンさん、「ブラックウィドウ」のエリック・ピアソンさんらが担当しています。

チームのうち、タスクマスターを除くエレーナ、レッドガーディアン、バッキー、エイヴァ、ジョンの5人とボブは「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」に再登場する事が発表されています。

映画「サンダーボルツ*」あるいは「ニュー・アベンジャーズ」は 2025年7月1日から米有料配信、DVD、Blu-rayは7月29日に米発売、日本は9月リリース予定です。

映画「サンダーボルツ*」、セントリーのパワーソースは「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.2」から来ている説

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「サンダーボルツ*」ではコンテッサ・ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌの実験の下、ボブがセントリー/ヴォイドとして、太陽の1000個分(コミックでは100万個分)の比類なき力を手に入れる事となりました。

MCUではこれまで、アースキン博士が開発したスティーブ・ロジャースに投与された超人血清を最高峰とし、いくつかのコピー品が開発されてきました。ヴァルの会社O.X.E.がこれらのコピー品やキャプテン・アメリカを生み出したオリジナルよりも破格に強力なゴールデン・セントリー・セラムを開発した背景に、映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.2」が関係しているのではないかと海外ファンは考えています。

同映画ではスターロード/ピーター・クイルの父を名乗るエゴが登場し、セレスティアルズのひとりとして彼は「拡張」する事を望んでいました。映画の後半ではミズーリに植えられた種からは膨大なエネルギーが発生し、街を襲う様子が描かれていました。

©MARVEL,Disney

海外ファンはこの時にエゴの種の生態サンプルが残されていて、O.X.E.がそれをベースにセントリーの血清を作ったのではと考え始めています。セントリーのとてつもない強力なパワーがセレスティアルズ由来であるとする事はある程度筋が通っており、比較的納得出来る説となっていますが、マーベル・スタジオがどのように設定しているかは分かっていません。

これはコミックのセントリー血清の設定とはまったく関係のないものですが、そもそもコミックのクイルの父親はエゴではない事もあって、これぐらいのMCUオリジナル設定になったとしても特に違和感はなさそうです。

ただしこの説の穴としては、クイルがエゴの死と共にセレスティアルズとしてのパワーを失ってしまった事で、エゴの種が残っていたとしても力を失っている可能性が極めて高いという事。

セントリーのパワーの源が今後の作品で説明されるのか注目です。

「サンダーボルツ*」はMCUのアンチ・ヒーローや元ヴィランを寄せ集めたチームを描く作品で、過去作よりセバスチャン・スタンさん演じるウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズ、ワイアット・ラッセルさん演じるU.S.エージェント/ジョン・ウォーカー、フローレンス・ピューさん演じるブラックウィドウ/エレーナ・ベロワ、デヴィッド・ハーバーさん演じるレッドガーディアン/アレクセイ・ショスタコフ、オルガ・キュリレンコさん演じるタスクマスター/アントニア・ドレイコフ、ハナ・ジョン=カーメンさん演じるゴースト/エイヴァ・スターが再登場、ジュリア・ルイス=ドレイファスさんが演じるコンテッサ・ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌがこのチームを率いることになります。

ジェラルディン・ヴィスワナサンさんがアヨ・エデビリさんに代わってメルを演じ、ルイス・プルマンさんがスティーヴン・ユアンさんに代わってセントリー/ボブ役を引き継ぎました。

制作はジェイク・シュライアー監督、脚本を「ザ・ベア」のジョアンナ・カロさん、「BEEF」のイ・サンジンさん、「ブラックウィドウ」のエリック・ピアソンさんらが担当しています。

チームのうち、タスクマスターを除くエレーナ、レッドガーディアン、バッキー、エイヴァ、ジョンの5人とボブは「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」に再登場する事が発表されています。

映画「サンダーボルツ*」あるいは「ニュー・アベンジャーズ」は 2025年7月1日から米有料配信中、DVD、Blu-rayは7月29日に米発売、日本は9月リリース予定です。

映画「サンダーボルツ*」、オルガ・キュリレンコさんが撮影のために5ヶ月間引っ越し、息子も退学していたと明かす

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「サンダーボルツ*」あるいは「*ニューアベンジャーズ」にタスクマスター/アントニア・ドレイコフとして出演したオルガ・キュリレンコさんが、撮影の裏話について語っています。

フランスのメディアとのフランス語によるインタビューが英訳されたものを和訳したものが以下のような内容に。

実は、この映画の撮影を始めた頃がストライキが始まった時期だったので、本当に不運でした。だから、基本的に荷物は全部持って行ったんです。息子を学校から退学させ、5ヶ月間アトランタに移り住み、家も借りました。そして突然、2週間後に『ストライキがあって、いつ終わるのかわからないから、家に帰れ』と言われました。

最初の脚本では、私のキャラクターは最後まで登場していたのに、全く同じ脚本じゃなくなってしまったんです。ストライキの後、脚本は全く関係なくなってしまいました。コンセプトもストーリーも場所も舞台も変えられてしまったんです。もう同じじゃなくなってしまいました。残念です。クールなキャラクターだったのに。

特に、衣装デザイナーも含めてみんなが『衣装的には彼女(タスクマスター)が一番好きなキャラクターだよ。一番かっこよかったから』と言ってくれたんです。私の衣装が最高なんです。

2023年にハリウッドでおきたWGAストライキはMCUだけでなく、ハリウッドの映像制作に大きな打撃を与えました。

「デアデビル:ボーン・アゲイン」のようにこのトラブルが吉となったとする制作サイドもいくつかある一方で、「サンダーボルツ*」の、特にオルガ・キュリレンコさんにとってはかなりの痛手となったようです。

最初の脚本家は「サンダーボルツ*」にはもともとタスクマスターとゴーストが友情を育んでいくサブプロットがあった事を明かしていますが、これに関するものは全て削除されました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-thunderbolts-deleted-taskmaster-arc-and-post-credit-scene/”]

監督はこの変更に対して「彼女に本当に感謝しています」と述べていました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-thunderbolts-olga-kurylenko-reactions-task-master-fates-change/”]

この映画でのタスクマスターの扱いが不当だと感じるファンは多く、海外ファンは #JusticeForTaskmaster (タスクマスターに正義を)のハッシュタグを使って声を上げています。

「ブラックウィドウ」でデビューした当初は、タスクマスターはコミックとは性別も違ったことで賛否両論ありましたが、オルガ・キュリレンコさんの演技やアントニアの物語の背景などから一定数のファンを獲得していました。

しかしアントニアが「サンダーボルツ*」で退場してしまった事で、マーベルはコミック通りのタスクマスターをやり直す事が可能に。

また、オルガ・キュリレンコさんはほとんどのシーンで素顔を露出する事がなかった(マスクをしているか顔面やけどのメイクをしていた)ため、何か別の新しいキャラクターを演じる余地もあると考えられていますが、スタジオが償いとしてそういう機会を設けるのかも注目です。

「サンダーボルツ*」はMCUのアンチ・ヒーローや元ヴィランを寄せ集めたチームを描く作品で、過去作よりセバスチャン・スタンさん演じるウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズ、ワイアット・ラッセルさん演じるU.S.エージェント/ジョン・ウォーカー、フローレンス・ピューさん演じるブラックウィドウ/エレーナ・ベロワ、デヴィッド・ハーバーさん演じるレッドガーディアン/アレクセイ・ショスタコフ、オルガ・キュリレンコさん演じるタスクマスター/アントニア・ドレイコフ、ハナ・ジョン=カーメンさん演じるゴースト/エイヴァ・スターが再登場、ジュリア・ルイス=ドレイファスさんが演じるコンテッサ・ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌがこのチームを率いることになります。

ジェラルディン・ヴィスワナサンさんがアヨ・エデビリさんに代わってメルを演じ、ルイス・プルマンさんがスティーヴン・ユアンさんに代わってセントリー/ボブ役を引き継ぎました。

制作はジェイク・シュライアー監督、脚本を「ザ・ベア」のジョアンナ・カロさん、「BEEF」のイ・サンジンさん、「ブラックウィドウ」のエリック・ピアソンさんらが担当しています。

チームのうち、タスクマスターを除くエレーナ、レッドガーディアン、バッキー、エイヴァ、ジョンの5人とボブは「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」に再登場する事が発表されています。

映画「サンダーボルツ*」あるいは「ニュー・アベンジャーズ」は 2025年7月1日から米有料配信、DVD、Blu-rayは7月29日に米発売中、日本は9月リリース予定です。

映画「サンダーボルツ*」、AmazonとiTunesで1位デビュー

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「サンダーボルツ*」、あるいは「*ニューアベンジャーズ」のデジタル購入とレンタルが米国でスタートし、AmazonとiTunesの両方で1位を獲得した事が判明しました。

FlixPatrol によると、Amazonの有料配信及びレンタルや、iTunesストアで「サンダーボルツ*」が今週、デビューと共に1位を獲得しているとのデータが出ているようです。

「サンダーボルツ*」は近年のMCUの映画の中でもかなりの高評価となっていましたが、映画の興行収入にはあまり影響せず、当初の予想よりは上昇したものの低調な結果となりました。

ニールセンの先月分のストリーミングデータランキングで「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」が1位を獲得している事を考えても、単に「映画館で見る人が減少した」というだけに留まっているというのが現状と言えそうです。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-captain-america-bnw-streaming-viewership-numbers-ratings/”]

ディズニーの収益は映画チケットのみならず、パーク、グッズ、ゲームなど収入源は多岐にわたり、一つの映画に対して興行収入だけでは計れないビジネスモデルを確立しています。

チケットはあまり売れなかったという結果に終わった両作でしたが、オンラインでの視聴は引き続き人気を維持しているようで、近々開始されると見られるディズニープラスでの「サンダーボルツ*」配信もランク入りする事が予想されます。

また、今週のディズニープラスの視聴ランキングではドラマ「アイアンハート」が1位を獲得しています。

MCU映画「X-MEN」監督がついに決定!しかし本人は認めず

マーベル・スタジオが開発中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「X-MEN」の監督について、「ブラックパンサー」シリーズのライアン・クーグラー監督が、注目のリブート映画のメガホンを取る人物の名前を明かしました。

Metro Entertainment とのインタビューの最中に「X-MEN」の監督の噂について質問されたライアン・クーグラー監督は、「いやいやいや」と否定しつつ、「ジェイク、ジェイク。ジェイクがやるんだよ」と答えました。

インタビュアーが「ジェイク?シュライアーの事?」と聞き返すと、「そうだよ」と回答。「サンダーボルツ*」のジェイク・シュライアー監督が「X-MEN」を制作すると認める事になりました。

海外メディア CBM によると、公式発表を前に名指しされたシュライアー監督は、マルタのメディテラネ映画祭に出席。会場でリブート作品にどう取り組むか、現在は解散した20世紀スタジオ時代の以前の作品と何が違うのかと質問され、次のように述べています。

「たとえその映画への出演が決まったとしても、その質問に答えることはできないと思います。私が言えるのは、常にキャラクターから始まり、素晴らしい脚本家や協力者たちと仕事をすること、そしてどんなプロジェクトを引き受けるにしても、どうすれば何か違うことができるかを考えること、ということです。私が言えるのはそれだけです」

ジェイク・シュライアー監督はライアン・クーグラー監督がバラしてしまった事を知っているのかどうかは不明ですが、「X-MEN」の監督を引き受ける事を認めませんでした。

クーグラー監督が自身が担当する以外のプロジェクトについてどれだけ知っているかは怪しい所ですが、SNS上での身元不明の誰かが叫ぶよりも信頼性が高く、米メディアもこれでようやく監督が明らかになったと見ているようです。

次に焦点になってくるのはどんな俳優さんが出演するかという話題で、これまでには以下のような名前が噂として浮上していました。

映画「サンダーボルツ*」の展開はドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」の頃から知っていた、ヴァル役が明かす

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「サンダーボルツ*」でコンテッサ・ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌを演じたジュリア・ルイス=ドレイファスさんが、映画の展開はドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」の制作段階から知っていたことを明かしました。

海外メディア EW とのインタビューの中で、「サンダーボルツ*」から「*ニューアベンジャーズ」へとタイトルを変更するという展開について、「ケヴィン・ファイギとルイス・デスポジートに会ったのは何年も前で、彼らが初めてヴァル役のアイデアを私に提案してくれた時でした。だから、本当にずっと前から知っていたんです。誰にも何も言ってないんですよ!」とかなり以前から知っていたと語りました。

また、エレーナ・ベロワを演じたフローレンス・ピューさんは、本作の撮影時には念を入れて偽のシーンも撮影したと明かしました。

「彼女が『ニュー・サンダーボルツ!』って言うバージョンを撮影したんです。みんな『わー!』って感じでした。それから背景の役者を全員外して、ジュリアのセリフだけを撮影したんだけど、それがすごくかっこよかったんです。」 

アレクセイ役のデヴィッド・ハーバーさんは「エンドロールのシーンで、人々が様々な意見を持っているという記事を並べるのは素晴らしい仕事だと思います。観客は、サンダーボルツの落ちぶれものたちが、彼らの愛するアベンジャーズを引き継ぐことについて、おそらく様々な意見を持つだろうと分かっているからです。」とクレジットシーンで地球の人たちの反応を観客を代表して見せる演出を高く評価しました。

「サンダーボルツ*」はMCUのアンチ・ヒーローや元ヴィランを寄せ集めたチームを描く作品で、過去作よりセバスチャン・スタンさん演じるウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズ、ワイアット・ラッセルさん演じるU.S.エージェント/ジョン・ウォーカー、フローレンス・ピューさん演じるブラックウィドウ/エレーナ・ベロワ、デヴィッド・ハーバーさん演じるレッドガーディアン/アレクセイ・ショスタコフ、オルガ・キュリレンコさん演じるタスクマスター/アントニア・ドレイコフ、ハナ・ジョン=カーメンさん演じるゴースト/エイヴァ・スターが再登場、ジュリア・ルイス=ドレイファスさんが演じるコンテッサ・ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌがこのチームを率いることになります。

ジェラルディン・ヴィスワナサンさんがアヨ・エデビリさんに代わってメルを演じ、ルイス・プルマンさんがスティーヴン・ユアンさんに代わってセントリー/ボブ役を引き継ぎました。

制作はジェイク・シュライアー監督、脚本を「ザ・ベア」のジョアンナ・カロさん、「BEEF」のイ・サンジンさん、「ブラックウィドウ」のエリック・ピアソンさんらが担当しています。

チームのうち、タスクマスターを除くエレーナ、レッドガーディアン、バッキー、エイヴァ、ジョンの5人とボブは「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」に再登場する事が発表されています。

映画「サンダーボルツ*」あるいは「ニュー・アベンジャーズ」は 2025年7月1日から米有料配信、DVD、Blu-rayは7月29日に米発売予定です。

ソース:Julia Louis-Dreyfus knew about the New Avengers twist in Thunderbolts* for ‘many years’ (exclusive)

映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」、英バークシャーでアニー・レイノルズの家を建築へ

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」のために、バークシャーで新たなセットを建築しようとする動きがあると、海外メディア BBC が報じました。

記事によると、マーベル・スタジオがウィンザーグレートパークを舞台にした映画の建設許可を申請したとの事。

計画では、セットは舗装と道路標示のある家とされており、建築には10週間を予定。撮影は8月に1日だけ行われる予定であるとされています。

申請の詳細は、マーベルが所有する会社であるフォー・オール・タイム・プロダクションズUKがウィンザー・アンド・メイデンヘッド王立特別区に提出しています。市議会はすでに、近くに別のセットを建設するための計画許可を与えているとも。

このセットは、隣接するウィンザー・アンド・メイデンヘッド王立特別区との境界のブラックネル・フォレスト側に設置される予定だと伝えています。

申請書に添付された計画書には、ウィンザー・グレート・パーク環境センター近くのプリンス・コンソート・ドライブ沿いに「アニー・レイノルズの家」と呼ばれる家が建てられる予定であると記されているとの事。

アニー・レイノルズは映画「サンダーボルツ*」で、ボブことロバート・レイノルズの母親として登場。モリー・カーデンさんが演じていました。

ボブと母の再会が描かれる事が予想されますが、その再会によってボブがセントリーとしてのパワーをコントロール出来るようになるきっかけを掴むのか、それとも過去のトラウマを刺激し、再びヴォイドと化してしまうのかは不明です。

ウィンザー・グレート・パークはドローンの飛行禁止区域に指定されており、ネタバレに関する警戒感があらわれているようです。ただしドローンが禁止だとしても、それだけで秘密を守る事は出来ません。

2018年の「アベンジャーズ/エンドゲーム」ではキャプテン・アメリカ、アイアンマン、アントマンのシーンが目撃され、「シビル・ウォー」で紹介されたBARF装置によるホログラム・フラッシュバックとして撮影されていると報じられました。しかしこれはスタジオの偽装工作で、実際には彼らが「アベンジャーズ」の時代にタイムトラベルするシーンでした。

「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」と「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」はこれまでにMCUで「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」、「アベンジャーズ/エンドゲーム」を手掛けてきたルッソ兄弟監督が再びメガホンを取る事に。

公式発表されたキャストリストは過去の記事をご参照ください。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-doomsday-officilal-cast-announcement/”]

また、ドクター・ストレンジ役のベネディクト・カンバーバッチさんが出演を認めています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-doomsday-benedict-cumberbatch-retracts-his-statement/”]

映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」は 2026年12月18日 公開予定、映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」は 2027年12月17日 公開予定です。

ソース:Marvel applies for permission to film in Berkshire

映画「サンダーボルツ*」、7月1日から有料配信、Blu-rayは7月29日に米発売へ。ディズニープラス配信日は?

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「サンダーボルツ*」のデジタル販売、及び DVD や Blu-ray の発売日が公式発表されました。ディスクのパッケージには「サンダーボルツ*」のタイトルだけでなく、「*ニューアベンジャーズ」のタイトルも記載されています。

米マーベル・スタジオの発表によると、現地時間の 7月1日 からデジタル購入が可能となり、DVD、Blu-ray、4k UHD などは 7月29日 にリリースされるとの事。

Blu-rayには、削除されたシーン、ギャグ・リール、舞台裏などの特典映像の他、ジェイク・シュライアー監督の解説など、これまでと同様のボーナス特典が収録される予定となっています。

公開された特典内容の一部は次のようなものに。

記憶に残るチームの結成:サンダーボルツ* のキャストとスタッフと一緒に充実した時間を過ごして、この映画の架空のチームである超能力を持った異端者、はみ出し者、アンチヒーローがどのように結成されたかを見てみましょう。

世界中を旅して戻る:サンダーボルツ* を興奮を現実にするのに役立った多彩なロケ地と驚異的なプロダクションデザインを探索します。クアラルンプールの広大なセットを訪問し、フローレンス・ピューと一緒に地球上で最も高いビルの屋上でスタントを披露したり、路上でビルを爆破したりします。

ボブ、セントリー、ザ・ヴォイドのすべて:ルイス・プルマンが演じる 3 人のキャラクター、ボブ、セントリー、ザ・ヴォイドの制作について詳しく掘り下げます。

サンダーボルツ*では、マーベル・スタジオが型破りなアンチヒーローたち――エレーナ・ベロワ、バッキー・バーンズ、レッド・ガーディアン、ゴースト、タスクマスター、そしてジョン・ウォーカー――を集結。ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌが仕掛けた死の罠に囚われた彼らは、切り捨てられた事に幻滅した後、危険な任務へと乗り出し、過去の闇の片隅と対峙することになる。果たして、この機能不全のグループは崩壊していくのか、それとも救いを見出して、手遅れになる前に、より大きな何かへと結束していくのか?

これらの発売日はアメリカでのスケジュールであり、日本国内では未定です。日本では来月ようやく「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」のディスクが発売となっています。

Blu-ray の発売日が確定した事で、ディズニープラスでの配信日についても新たな予想が可能となりました。

過去作のほとんどでは Blu-ray 発売と同週にディズニープラスでの配信がスタートしている事で、それに従う場合は新作映画の追加が行われやすい水曜日である 7月30日 がひとつの予想ポイントとなります。

また、直近の「デッドプール&ウルヴァリン」と「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」は Blu-ray 発売から2週間後にディズニープラスでの配信がスタートしている事を考慮すると、8月13日 が最も可能性が高い予想日となりそう。

当初の予想日と遠からずといった更新ですが、もうしばらく正式発表を待つことになりそうです。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-thunderbolts-when-disney-plus/”]

「サンダーボルツ*」はMCUのアンチ・ヒーローや元ヴィランを寄せ集めたチームを描く作品で、過去作よりセバスチャン・スタンさん演じるウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズ、ワイアット・ラッセルさん演じるU.S.エージェント/ジョン・ウォーカー、フローレンス・ピューさん演じるブラックウィドウ/エレーナ・ベロワ、デヴィッド・ハーバーさん演じるレッドガーディアン/アレクセイ・ショスタコフ、オルガ・キュリレンコさん演じるタスクマスター/アントニア・ドレイコフ、ハナ・ジョン=カーメンさん演じるゴースト/エイヴァ・スターが再登場、ジュリア・ルイス=ドレイファスさんが演じるコンテッサ・ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌがこのチームを率いることになります。

ジェラルディン・ヴィスワナサンさんがアヨ・エデビリさんに代わってメルを演じ、ルイス・プルマンさんがスティーヴン・ユアンさんに代わってセントリー/ボブ役を引き継ぎました。

制作はジェイク・シュライアー監督、脚本を「ザ・ベア」のジョアンナ・カロさん、「BEEF」のイ・サンジンさん、「ブラックウィドウ」のエリック・ピアソンさんらが担当しています。

チームのうち、タスクマスターを除くエレーナ、レッドガーディアン、バッキー、エイヴァ、ジョンの5人とボブは「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」に再登場する事が発表されています。

映画「サンダーボルツ*」あるいは「ニュー・アベンジャーズ」は 2025年5月2日 より劇場公開中です。