「アベンジャーズ/エンドゲーム」、米ディズニープラスで削除シーンが新たに公開

2019年公開のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」の新たな削除シーンが米ディズニープラスに追加されていると、海外メディア Giant Freakin Robot が報じました。「The Trench」と名付けられた削除シーンの存在は脚本家と海外メディア ニューヨーク・タイムズ とのインタビューで明かされていましたが、2年の時を経て公開されました。

脚本家のスティーブン・マクフィーリーさんはニューヨーク・タイムズとのインタビューの中でこのシーンについて「うまく再生されませんでしたが、塹壕でのシーンで、理由があって戦闘が3分ほど中断され、今度は18人が全員、『どうするんだ』『俺はこうする』『俺はこうする』と言い出す場面がありました」と紹介していました。同じく脚本を担当したクリストファー・マルクスさんは「このシーンは結局意味がありませんでした。なぜか登場人物全員が戦いの最中に避難所を見つけ、少し言葉を交わすだけだったのです。このシーンは真正面から伝わって来ませんでした。」と決戦の緊迫感を削ぐものだとして削除された事を明かしていました。

「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」と「アベンジャーズ/エンドゲーム」は合わせて900時間以上のフィルムを撮影したと明かされており、未公開のシーンがまだまだ存在すると考えられています。なお、今回公開された削除シーンは日本のディズニープラスにはありません。(動画は下のソース記事中に転載されています。)

映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」はディズニープラスで配信中です。

ソース:See The Avengers Prepare To Fight Thanos In Endgame Deleted Scene

ドラマ「ムーンナイト」のトレーラーが月曜日に公開へ

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ムーンナイト」のトレーラーが月曜日に公開されると、米Huluの公式Twitterがアナウンスしました。トレーラーは月曜日の午後8時15分ET(日本時間の火曜日10時15分頃)に始まるESPNとABCでのNFLスーパーワイルドカードの試合中に公開されるとのこと。

トレーラーの一部と思われるティザー映像とともにニュースが投稿されており、先日の配信日の噂とあわせて、2022年のディズニープラスMCUシリーズ一発目は「ムーンナイト」になるようです。

ドラマ「ムーンナイト」は 2022年 ディズニープラスで配信予定です。

ドラマ「ロキ」、「ワンダヴィジョン」のVFX制作の様子が公開

ルーカスフィルムの子会社でもあるVFX制作会社 Industrial Light&Magic 社が公式Youtubeチャンネルにて、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」や「ワンダヴィジョン」のVFX制作の裏側の動画を公開しました。ドラマに登場した印象的なシーンがどのように制作されたのか、垣間見ることが出来るようになっています。

同社は2008年公開の映画「アイアンマン」からMCUのVFXを担当する一社となっており、公式チャンネルではフェーズ1の「アベンジャーズ」を始めとして、フェーズ4の「ブラックウィドウ」や「エターナルズ」などの動画なども公開されています。

ドラマ「ロキ」シーズン1、及びドラマ「ワンダヴィジョン」シーズン1は全話ディズニープラスにて配信中です。

【噂話】映画「エターナルズ」のボーナスコンテンツが3月から米ディズニープラスに追加されるという

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「エターナルズ」のディズニープラス会員向けの無料配信がスタートしていますが、本作のボーナスコンテンツが3月に追加されると、Twitterユーザー@mcunewsrumorsが報じました。

この投稿は「エターナルズ」のクロエ・ジャオ監督の投稿が基になっており、水面下で準備が進んでいるのは間違いないようです。「エターナルズ」にはディレクターズカット版の噂が出ており、今回の投稿はそのことや、ディスク版に含まれる予定の削除シーンなどの事を指していると考えられるようです。

また、クロエ・ジャオ監督はコメンタリー(音声解説)がディズニープラスに追加される事を示唆していましたが、それも含まれるかもしれません。

MCU作品のほとんどはBlu-rayの特典としてコメンタリーを含んでいましたが、それらもディズニープラス会員は利用出来るようになるようで、すでに映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」や「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」などのコメンタリーが日本のディズニープラスにも追加されています。ただしシャン・チーのデスティン・ダニエル・クレットン監督によるコメンタリーは、音声は英語言語のみの日本語字幕なしという、日本人にとってはハードルの高い状態のまま実装されています。10を超える言語の字幕に対応しているにも関わらず日本語は未対応で、上映が許可されなかった中国語字幕がついているのは日本人ユーザーとしては少し納得が行かない所となっています。

「エターナルズ」のボーナスコンテンツの追加が3月になっているのはディスク版の発売日に合わせている可能性が高く、発売以降に追加されるものと見られています。

映画「エターナルズ」のディズニープラスで配信中、ディスクの発売は2022年3月4日です。

ドラマ「ムーンナイト」の配信日が3月30日になると報じられる

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ムーンナイト」のリリース日が明らかになったと、海外メディア One Take News が報じました。記事によると今年最初のディズニープラスのMCUは「ムーンナイト」で 2022年3月30日 になると伝えています。記事執筆時点で公式発表はありません。

月の神・コンシューと契約して能力を得た元傭兵マーク・スペクターを主人公にしたクライムアクションが描かれるという本作。主人公ムーンナイト/マーク・スペクターをオスカー・アイザックさんが演じ、イーサン・ホークさんやメイ・キャラマウィさんがキャスティングされています。

本作はムーンナイトの起源と同じエジプト出身のモハメド・ディアブ監督を筆頭にジャスティン・ベンソン監督、アーロン・ムーアヘッド監督の3人がメガホンを取るとされていましたが、最近になってジョージ・クルーニーさんも加わっていると報じられています。脚本・製作総指揮は「アンブレラ・アカデミー」(2019~)のジェレミー・スレイター氏が担当しています。

ハルクの再登場の噂や、シャロン・カーター再登場の噂もありますが、いずれも今の所は真偽不明です。

ウォルト・ディズニー社は「TCA WINTER PRESS TOUR 22」に参加しており、現地時間1月14日から開催されるこのツアーではディズニープラスの2022年の作品に関する発表があると見られています。昨年のこのイベントではドラマ「ロキ」の映像が公開されました。

ドラマ「ムーンナイト」はディズニープラスで 2022年配信予定です。

ソース:Tales From The Drafts: ‘Moon Knight’ Release Date Revealed

【ネタバレ注意】ドラマ「シーハルク」のエンドクレジットのプロットが報じられる

ディズニープラスで配信予定のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「シーハルク」のラストのプロットが報じられ話題になっています。海外メディア GWW の編集長であるKCウォルシュ氏が自身のTwitterにドラマの最後で描かれると言うハルクの今後について投稿しています。

※これより先は「シーハルク」のネタバレを含んでいる可能性があります。ご覧の際はご注意ください。

投稿によると、エンドクレジットシーンではハルクが宇宙船に乗って地球を去るシーンで終わるとのこと。息子を助けるために旅立つといいます。

「シーハルク」にはハルクの息子が登場すると噂されており、コミックでは惑星サカール(MCUでは「マイティ・ソー/バトルロイヤル」に登場した星)の女性との間に息子のスカー(Skarr:邦訳コミックによってはスカール)をもうけています。

また、ハルクに関してはコミック「ワールド・ウォー・ハルク」の実写化の噂もあり、今回報じられた「シーハルク」のラストが正しければ今後ハルクは新たなソロプロジェクトを獲得するかもしれません。そしてコミック通りに展開すれば、ハルクはアベンジャーズ達の強大な敵として戻ってくる事になりそうです。

ドラマ「シーハルク」は 2022年 にディズニープラスで配信予定です。

ドラマ「ホークアイ」、ラッキー・ザ・ピザ・ドッグの舞台裏映像が公開

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ホークアイ」から、ラッキー・ザ・ピザ・ドッグの舞台裏映像「Meet the REAL Lucky the Pizza Dog」が公開されました。本作のリース・トーマス監督は以前のインタビューにて、ラッキーを演じたジョルトちゃんの演技を「完璧なプロ」だと絶賛していました。

ジョルトちゃんは公式のInstagramも開設しており、プライベートショッットなども掲載されています。

ドラマ「ホークアイ」シーズン1はディズニープラスで全話配信中です。

ドラマ「ミズ・マーベル」は多くの再撮影の課題を抱えているという

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ミズ・マーベル」が今後1~2週間の間に大規模な再撮影を行うと、複数の海外メディアが報じました。スタジオのエグゼクティブ・プロデューサーのヴィクトリア・アロンソさんは2021年7月のインタビューで「年内の配信を約束」していましたが、2022年になっても予定は明確になっていません。

@MsMarvelNewsは、再撮影はまだ開始されていないが、1〜2週間以内に行われることを確認する情報の修正を投稿しました。また、The Cosmic Circus の編集長リジー・ヒルさんはこの再撮影が大規模なものになると伝えています。

当初、2021年内に「ホークアイ」よりも先に配信されると見られていた「ミズ・マーベル」は、2021年の5月に撮影終了が報じられています。その後、主人公カマラの父ユスフ・カーンを演じるモハン・カプールさんが自身のTwitterで2022年の6月から7月に配信されるだろうと漏らしていました

実際に再撮影が始まるとすれば初夏の配信も危うくなり、「ムーンナイト」や「シーハルク」のほうが先に配信される可能性はかなり高くなるようです。

しかし、ドラマ「ミズ・マーベル」から続く映画「ザ・マーベルズ」の撮影終了が報告された事もあり、「ミズ・マーベル」は限られた期間内で作業を完了させる必要に迫られているようです。

ドラマ「ミズ・マーベル」は2022年内にディズニープラスで配信予定です。

ソース:Ms. Marvel Undergoing Heavy Reshoots: Is the Disney+ Show In Trouble?

マーベルからドラマ「ホークアイ」に登場したトリックアローを紹介する動画が公開

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ホークアイ」に登場したクリント・バートンとケイト・ビショップのトリックアローを紹介する動画が、マーベルの公式Youtubeチャンネルにて公開されました。動画では本作のVFXスーパーバイザーを担当したグレッグ・スティールさんを迎えて、その詳細に迫っています。

※英語音声のみです。Youtubeの自動翻訳機能などを利用してお楽しみください。

動画で紹介されているのは以下の12のトリックアローです。

  1. パテ・アロー(Putty arrow):粘性のある紫色の粘液を放出する矢。ケイトが追走してくるトラックスーツマフィアのバンのフロントガラスに使用しました。
  2. 爆発矢(Explosive arrow):名前通り爆発する矢。
  3. ラバーカップ・アロー(Suction cup arrow):クリントとケイトが橋から脱出のために通過する列車に放ちました。使い所が難しい。
  4. アシッド・アロー(Acid arrow):発射されたものを焼き尽くす酸を放出する。第3話と第6話でそれぞれ信号機とクリスマスツリーに使用されました。
  5. オントゥーグラバー・アロー(Onto-grabber arrow):複数のケーブルを発射して対象物を掴み、引き寄せるかなり特殊な矢。第4話のカーチェイスシーンで大量のクリスマスツリーを引き寄せました。
  6. ピム・アロー(PYM arrow):スコット・ラングが貸したものと思われる技術を利用した矢で対象物の大きさを変更します。クリントはその仕組みをよくわかっていない。
  7. ルミナス・アロー(Luminous arrow):素早く、まばゆいばかりの閃光を発し、相手を幻惑させる。ケイトが屋上でのエコーとエレーナ達との戦闘を中断させるために使用しました。
  8. 電磁波アロー(Electromagnetic arrow):電気を発生させ、ショーの最後のクライマックスバトルで、トラックスーツの手から銃を奪うのに使われました。
  9. ニードル・アロー(Needle arrow): 急速回転し、小さな針の束を放つ矢。痛い。
  10. 鎮静矢(Tranq arrow):ニードル・アローと原理は似ていますが、麻酔薬入りのダーツをばらまきます。
  11. エアバッグ・アロー(Airbag arrow):衝撃を与えると、先端が大きなエアバッグを膨らませます。トラックスーツのチンピラたちを空中に打ち上げました。
  12. ソニックコンカッション・アロー(Sonic concussion arrow):破壊的な音波を発生させる矢。この矢はエピソード4と6で使用されました。

この他、劇中では凍結させる矢や唐辛子スプレー入の矢などが登場していました。

ドラマ「ホークアイ」シーズン1はディズニープラスで全話配信中です。

【噂話】ドラマ「アイアンハート」には映画「アイアンマン」ヴィランの子供が登場する?

ディズニープラスで配信予定のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アイアンハート」はコミックにおける二代目アイアンマンとも言えるアイアンハート/リリ・ウィリアムズを主人公とした物語。その「アイアンハート」に映画「アイアンマン」に登場したヴィランの子供が登場するかもしれないと、海外メディア The Illuminerdi が報じました。

記事によると「アイアンハートにはアイアンマンの悪役であるオバディア・ステインの息子か娘が登場する可能性があるそうです。このキャラクターは40代で、優秀で、喜劇的で、サム・ロックウェルが演じるジャスティン・ハマーに似ていて興味をそそられます。しかし、秘密を抱えたこのキャラクターは、すべてが見かけ通りではないかもしれません。」と伝えています。

ドラマ「ホークアイ」の1話のイースターエッグとして、当ブログでもオバディアの息子エゼキエル・”ジーク”・ステインに関して軽くご紹介しました。

コミックのエゼキエル・”ジーク”・ステインは、マット・フラクションさんとバリー・キットソンさんによる「The Order #8」(2008)で初めて登場しました。コミックでは、ジーク・ステインは天才的な発明家であり、意図的にグリッドから外れて生活し、人を操るヴィランです。アイアンマンの敵であり、父親オバディアの死の復讐のためにアイアンマンに復讐しようとしています。アイアンマンのアーマーを作るトニー・スタークとは異なり、ジーク・ステインはサイバネティックスとバイオテクノロジーで自分自身をアップグレードすることに執念を燃やしており、そのために闇市場で調達したスターク・テックを使って、自分や他人を実験台にしています。

コミックの設定からドラマ「アーマーウォーズ」への登場も考えられますが、「アイアンハート」に登場したとしてもさほど違和感はないかもしれません。

しかし、アイアンハートのオリジンはトニー・スタークがMCUから去ったことでコミックと同様には行かず、MCUのオリジナルバージョンとして描かれる事が考えられています。オリジンが変わればそのあとの影響も避けられず、アイアンハート自体がMCUでどのようなキャラクターになるかは未知数となっています。

そんな謎多きアイアンハートは映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」で自身のソロシリーズに先駆けてデビューすることが発表されています。

映画「ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー」は 2022年11月11日 に米国公開予定、ドラマ「アイアンハート」はディズニープラスで配信予定、配信日は未定です。

ソース:RUMOR: IRONHEART COULD FEATURE THE APPEARANCE OF AN EXCITING MARVEL LEGACY CHARACTER