ドラマ「シークレット・インベージョン」、新たなロケ動画がエミリア・クラークさんの不可解な行動を明らかに

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「シークレット・インベージョン」が、先日、地元紙が報じたようにハリファックスに場所を移して撮影が行われています。その新たなロケ地にて、謎の役割を演じるエミリア・クラークさんの撮影風景の動画がSNSで話題になっています。

Twitterアカウント Intelligency 氏による投稿は以下のもの。

ピース・ホールでは何らかの爆発事件があったのかあたりが白い煙に包まれるなか、車からゆっくりと降り立ったクラークさんがその現場へと向かう様子がカメラに収められています。不思議な事に爆心地から逃げてきたと思われる被害者や、まわりの兵士たちはクラークさんを意に介する様子はありません。単にパニック状態の現場を描いているのか、あるいはクラークさん演じるキャラクターの何らかの特殊能力で気づかれていないのか、まだどちらとも言えないようです。

撮影が行われているピース・ホールはイギリスですが、セットはロシアとして制作されており、ロシアの国民の休日である「National Unity Day」に見立てられている事も以前に報告(from The Direct)されています。

エミリア・クラークさんが主人公ニック・フューリーにとって敵か味方どちらになるのかは今の所不明で、今後しばらく、あるいは配信開始まで本作のひとつの焦点になるかもしれません。新情報には要注目となっています。

ドラマ「シークレット・インベージョン」はディズニープラスで配信予定です。

ドラマ「ミズ・マーベル」、監督が再撮影に入っていることを報告

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ミズ・マーベル」の再撮影が行われている事を、本作のシャーミーンオベイドチノイ監督が自身のInstagramにて報告しました。

オベイド=チノイ監督はInstagramのストーリーに以下のような再撮影の様子をうつした写真を投稿しました。

Instagram/sharmeenobaidchinoy

1月の頭には「ミズ・マーベル」再撮影の可能性が報じられていましたが、今回監督の報告により確認が取れました。

「ミズ・マーベル」は「ムーンナイト」に先駆けてファーストルック映像などが公開されていましたが、詳細不明の遅延により「ムーンナイト」が先に配信される事が明らかになっています。

本作はムスリムの少女カマラ・カーンを主人公としたドラマで、映画「ザ・マーベルズ」(休題キャプテン・マーベル2)に続いていく事がわかっています。

ドラマ「ミズ・マーベル」は2022年、ディズニープラスで配信予定です。

ソース:Ms. Marvel Disney+: New Set Photos Confirm Reshoots

ドラマ「シークレット・インベージョン」撮影地でイリーナ・カラさんの姿が目撃される

現在イギリスで撮影中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「シークレット・インベージョン」。そのロケ地にてイリーナ・カラさんの姿が確認されたと、複数の海外スクーパーが報告しました。

投稿されたのはカラさんと見られる女性が夜の街道で手を上げて車を停めるという何気ないシーンで、その役割をうかがい知ることは出来ません。

イリーナ・カラさんはロシア出身の女優さんで、2016年の「ある天文学者の恋文」では映画「ブラックウィドウ」でタスクマスター/アントニア・ドレイコフを演じたオルガ・キュリレンコさんとも共演されています。

タイトル通り秘密が多く隠されていそうな本作ですが、今後少しずつ様々な情報や新たな噂なども出てくるものと見られています。

ドラマ「シークレット・インベージョン」はディズニープラスで配信予定です。

ドラマ「ホークアイ」よりケイト・ビショップの未使用コスチュームが明らかに

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ホークアイ」より、ホークアイ/クリント・バートンの新たな相棒となったケイト・ビショップの劇中未使用のコスチュームが明らかになりました。コンセプトアーティストのアンディ・パークさんがSNS上でシェアしています。

パークさんは「私がホークアイのヴィジュアル開発チームを率いていた頃の、ヘイリー・スタインフェルドがケイト・ビショップに扮したときの初期のコンセプトデザイン。その後 @rodneyimages が新しい スーパーバイザーとなり、彼女の素晴らしい最終デザインを担当しました この番組で働くのが大好きです!」とコメントを添えて投稿しています。

今回公開された初期デザインでは実際に劇中で使用されたものに比べると肩部が露出されており、公開バージョンとコミックバージョンの中間的なものになっています。

「ホークアイ」の公式あらすじは以下のとおりです。

「エンドゲーム」の戦い後、ホークアイのただ一つの願いはアベンジャーズを辞め、家族と一緒に平和なクリスマスを過ごすこと。しかし彼の過去と関わる、ある事件に巻き込まれてゆく。
アベンジャーズを辞めたい男<ホークアイ>がニューヨークを舞台に繰り広げる、ホリデー・サバイバル・アクション!


ドラマ「ホークアイ」はディズニープラスで配信中です。

映画「エターナルズ」、監督がイカリスとスーパーマンとの違いを語る

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「エターナルズ」のクロエ・ジャオ監督が、本作に登場するリチャード・マッデンさん演じるイカリスとDCコミックのスーパーマンとの違いを説明しました。

「エターナルズ」のオーディオコメンタリ(※日本で配信中のエターナルズでは未実装です)にて監督は「イカリスとスーパーマンをできるだけ区別したかったのです。スーパーマンがヒートビジョンを持っているのに対して、(イカリスは)もっとエネルギーを爆発させるものと考えました。そこで、(イカリスの)アイビームの音を作るにあたり、サウンドデザイナーのアディソン(ティーグ)は、パワー、衝撃、圧力の音をより強調し、非常にユニークな音になるようにしました。」と効果音にこだわったことを強調しました。

また、エイジャックの胸の球体には水のハミングをイメージするように効果音を制作しているとし、元素的な要素を取り入れて開発したことを明かしました。

作中ではファストスの息子がイカリスとスーパーマンを同じように捉えているシーンがあり、マントの有無について言及されていました。

映画「エターナルズ」のディズニープラスで配信中、ディスクの発売は2022年3月4日です。

ドラマ「ムーンナイト」のファーストトレーラーが100万いいねを突破し、歴代トップに

先日Youtubeで公開されたマーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ムーンナイト」のファーストトレーラーは予告の公開日が予告されるなど、公開前から話題を呼んでいましたが、MCUのディズニープラスシリーズで100万を超える最もいいねを記録した事を海外メディア The Direct が報じました。

マーベルの公式チャンネルで公開された「ムーンナイト」のファーストトレーラーは2500万回の再生数を突破し、そのいいねの数はディズニープラスシリーズで初の100万いいねを達成しています。

コロナ禍の中で公開された初のディズニープラスシリーズである「ワンダヴィジョン」の76万いいねや、現在配信中で最新作である「ホークアイ」の91万いいねを抑え、「ムーンナイト」がトップに躍り出る事になりました。

ランキングは以下のようになっています。

  1. 「ムーンナイト」ファーストトレーラー:100万
  2. 「ホークアイ」ファーストトレーラー:91万
  3. 「ワンダヴィジョン」ファーストトレーラー:76万
  4. 「ロキ」セカンドトレーラー:72万
  5. 「ロキ」ファーストトレーラー:69万
  6. 「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」セカンドトレーラー:65万
  7. 「ホワット・イフ・・・?」セカンドトレーラー:64万
  8. 「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」ファーストトレーラー:43万
  9. 「ワンダヴィジョン」セカンドトレーラー:37万
  10. 「ホワット・イフ・・・?」ファーストトレーラー:36万

なお、トレーラーではなく15秒のファーストルックとして2020年に公開された「ミズ・マーベル」も15万いいねを記録しており、2022年配信作品としてトレーラー公開に期待がかかっています。

映画では、「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」が、それまで「アベンジャーズ/エンドゲーム」が持っていた記録を打ち破り、最初の24時間で史上最も視聴されました。MCUはフェーズ4に入り、ディズニープラスでの展開が始まったことで、年間の作品数も大幅増となりましたが、それに比例するようにファンの期待も高くなっているようです。

「ムーンナイト」はディズニープラスシリーズで初となるまだ見ぬキャラクターを主人公にしたMCU作品であり、2022年はこのあと「シーハルク」や「ミズ・マーベル」などの新ヒーローも続く予定になっています。

公式概要は以下のとおりです。

スティーヴン・グラントは、平凡な生活を送る温厚な男。だが彼は、夜通し悪夢にうなされ、現実と夢の区別がつかない日々に悩みを抱えていた。自分は誰なのか、何に怯えているのか。やがて自分の中に“自分以外の誰か”が潜んでいることに気づき始める。そして、スティーヴンは、彼の内に残酷なもう一人の人格<マーク・スペクター>が潜んでいることを、やがて知ることとなる―。 暴力と残虐性に満ちた<マーク・スペクター>に狂気が宿る時、マーベル・スタジオ初のダーク・ヒーロー<ムーンナイト>が誕生する――。

ドラマ「ムーンナイト」シーズン1は 2022年3月30日 よりディズニープラスで日米同時配信開始です。

ソース:Moon Knight’s New Trailer Just Broke a Big MCU Record

ティム・ロスさん、ドラマ「シーハルク」は正気の沙汰ではなかったと語る

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「インクレディブル・ハルク」でヴィランのアボミネーション/エミル・ブロンスキーを演じたティム・ロスさんが、海外メディア Uproxx とのインタビューで、ディズニープラスシリーズ「シーハルク」でMCUに復帰することについて語りました。

ティム・ロスさんはインタビューの中で次のように語りました。

まあ、正直なところ、完全に驚きました。ケヴィン・ファイギと話をしに行ったら、「アイディアがあるんだ」と言われたんだ。「ぜひ参加してほしい」と。本当に?というのも、私が最初に「インクレディブル・ハルク」の映画を作ったとき、その原型は自分の子供のために参加しただけだったんです。当時は、MCUがどうなるかなんて誰も知らなかったしね。それが2作目でした。撮影自体はアイアンマンの公開前でした。

ロスさんは続けて、彼らがいかに本当に「理解」したかに触れ、ウルヴァリンやデッドプールといった作品(残念ながらMCU作品ではありませんが)を賞賛しています。

そして、それは彼らがそれを理解したときだった。「ああ、こうすればいいんだ」と。そして、彼らはそれをやり遂げました。ある者はより良く、またある者はより良く、しかし彼らはそれをやり遂げたのです。僕にとっては、ウルヴァリンとデッドプールがそうだった。子供たちが小さかった頃は、子供たちのためにやっていました。

「シーハルク」の撮影については、「マーク・ラファロと一緒に仕事ができた」ことが「最高だった」と語り、シー・ハルクのプロジェクト全体が「正気の沙汰ではなかった」と次のように語っています。

「彼らが戻ってきて、どう思う?」と言われたときは驚きました。「ああ、そうだな」ってね。そして、去年の夏くらいに撮影したところかな。今ポスト(プロダクション)をやっていると思います。おまけにマーク・ラファロと一緒に仕事ができたんだ。すごいね。大好きな人、と言っていいのかどうかわからないけど。そして、この素晴らしい女性、タチアナは…シーハルクを演じている…まさにインクレディブル(信じられない)な女性だ。だからすごく楽しかった。正気の沙汰ではありませんでした。

「シーハルク」は1話30分のリーガル・コメディになると発表されており、主人公である弁護士のシーハルク/ジェニファー・ウォルターズをタチアナ・マズラニーさんが演じ、親友役にジンジャー・ゴンザーガさんがキャスティングされています。その他、MCUからハルク/ブルース・バナー役のマーク・ラファロさんの登場と、ティム・ロスさんも再登場となります。

ドラマ「シーハルク」は2022年ディズニープラスにて配信予定です。

ソース:Tim Roth On ‘Sundown,’ ‘She-Hulk,’ And Why He Was Cut Out Of ’Once Upon A Time In Hollywood’

ドラマ「シークレット・インベージョン」がザ・ピース・ホール・ハリファックスでの撮影のため移動

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「シークレット・インベージョン」が英国のザ・ピース・ホール・ハリファックスで撮影を開始する事が明らかになりました。地元メディア Halifax Courier はこの歴史的建造物で撮影が始まる興奮を伝えています。

記事によると、ハリファックスの議員ホリー・リンチさんは「私は重度のマーベルオタクであることを告白し、ハリファックスでここに行われる撮影の見通しは信じられないほどエキサイティングです!」と述べています。

また、「世界にハリファックスを紹介する素晴らしい機会で、我々はこのような大規模なプロダクションをホストすることができることを実証しています。国会議員の副業には反対ですが、もしエキストラが必要なら、ぜひ私に知らせてほしい!」と語っています。

ザ・ピース・ホールから歩いてすぐのところにあるパブ「ミーニング・ベア」のオーナーの一人、アンドリュー・マーフィーさんは「ハリファックスにとって素晴らしいことです。マーベルファンの多くは、撮影地を訪れるのが好きだと聞いているので、この地域にもっと観光客が増えることを期待しています。うまくいけば、スタッフはここにいる間、町の中心部でいくらかのお金を使うでしょう。町にとって良いニュースばかりです。」と撮影を歓迎するコメントをしました。

Halifax Courier の報告によると、現地時間の1月24日(月曜日)から31日(月曜日)の間、現場は撮影のために閉鎖されます。

ザ・ピース・ホールの中庭では、すでにローリーや小型テント、セットを作る機材が到着するなど、今後の撮影に関連すると思われる活動が行われているようです。1月21日からは、ザ・ピース・ホール周辺の道路が閉鎖され、撮影チームは大型の照明フレームやリグを設置するなど、撮影のための準備を行う予定との事。

このプロジェクトには、260名のキャストとエキストラ、200名のクルーが参加する予定です。

本作はフューリーとタロスがシリーズから再登場し、メインヴィランにキングズリー・ベン=アディルさん、その他、オリビア・コールマンさんやエミリア・クラークさん、キリアン・スコットさん、クリストファー・マクドナルドさん達が役割不明のキャスティングとして報じられています。

先日は本作のプロットの一部がリークされ、キングズリー・ベン=アディルさんの役柄、そしてキリアン・スコットさんの役柄について報じられました。

また、ドラマ「エージェント・オブ・シールド」でS.H.I.E.L.D.のエージェントを演じてきたエリザベス・ヘンストリッジさんクラーク・グレッグさんに関する噂も出ていますが、クロエ・ベネットさんはこの噂に関して否定の動画を投稿しました。

キングズリー・ベン=アディルさんによると、マーベル・スタジオから「ウソを付くように指示されている」との事ですが、この作品にはどのような真実が隠されているのでしょうか。

ドラマ「シークレット・インベージョン」は 2022年 ディズニープラスで配信予定です。

ソース:‘It’s incredibly exciting!’ – town’s reaction to reports that new Marvel series is about to start filming in Halifax

ドラマ「ムーンナイト」、ファーストトレーラーのチェックポイント

2022年3月30日よりディズニープラスで配信予定のドラマ「ムーンナイト」の最初のトレーラーが公開されました。本記事ではそのトレーラーの中でチェックしておくべきポイントをピックアップしてご紹介していきます。

主人公はスティーヴン・グラント?

オスカー・アイザックさん演じる主人公スティーヴン・グラントは公式概要によると「平凡な生活を送る温厚なギフトショップ店員」。そしてスティーヴンの中にマーク・スペクターの人格がある事がトレーラーでは描かれています。

コミックではマーク・スペクターが主たる人格であり、大富豪のプレイボーイで映画プロデューサーのスティーヴン・グラントや、タクシー運転手のジェイク・ロックリー、月の神コンシューといった人格を内在しています。後にキャプテン・アメリカ、ウルヴァリン、スパイダーマンなどの人格も生まれ、一人アベンジャーズと呼ばれることもあります。また、コミックでは脳内で人格同士が会話のやり取りをする事があります。多重人格ゆえか、マインドコントロールなどの精神攻撃に強い耐性があるのも特徴です。

トレーラーや概要を見た感じではスティーヴンとマークがコミックと逆転しているようですが、スティーヴンのターンからドラマが始まるだけで、コミック同様にマークが主人公である可能性もあり、実際にドラマが始まるまでは分からないようです。

月の神コンシュー

エレベーターで主人公が見た特徴的なくちばしを持つ白い姿は月の神コンシュー。コミック版にかなり忠実なデザインです。

©MARVEL,Disney

コミックの「ムーンナイト」は傭兵のマーク・スペクターがエジプトでの遺跡発掘作業のメンバーとして雇われるも雇い主に裏切られ、瀕死のまま氷点下の砂漠に放置されていた所に古代エジプトの神コンシューが現れ、命を戻すことと引き換えに、マーク・スペクターがコンシューの化身として地上で戦う事になりました。

比較的最近のコミックでは地球以外の月からもパワーを得ていることが判明し、ファースト・ムーンの鉱石とされるウルから作られたムジョルニアを自在に操る姿も描写されています。

アーサー・ハロウ博士

イーサン・ホークさんの役柄が正式に判明し、英語版トレーラーによるとアーサー・ハロウ博士というキャラクターを演じています。本作のアーサーのシーンは一見すると宗教の教祖的に見えます。

©MARVEL,Disney

コミックのアーサーはノーベル医学賞の候補者でしたが、その正体は秘密結社オムニアムの科学者であり外科医で、人体実験を繰り返すいわゆるマッドサイエンティストです。顔の片側に激しい痛みを覚える重度の三叉神経痛に悩まされているアーサーは痛みを克服するために誘拐してきた農民を使って実験を繰り返していました。

それとは別に、コミックのムーンナイトのヴィランとしてサンキング(Sun King)の名を持つキャラクターがおり、こちらはカルトの教祖にもなりました。幼少期に父からの虐待受けた本名不明のサンキングは父を焼き殺した際にパイロキネシスの能力に目覚めます。成人し陸軍に入った彼は精神分裂症を発症し、軍の仲間を生きたまま焼き殺し、殺人衝動に目覚めた彼はその後逮捕され、「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」でも描かれたレイヴンクロフトに収容されました。レイヴンクロフトでマーク・スペクターの主治医でもあったエメット博士が治療を開始するも、スペクターの症例を耳にした彼は自らの能力とムーンナイトの能力、そして神話における太陽神ラーと月神コンシューの争いに重ね、自らを太陽の王サンキングと名乗るようになりました。その後レイヴンクロフトを全焼させて脱走したサンキングは信者を集め島に移り住むようになり、マークの元恋人を利用してマークを誘い出してムーンナイトと対決する事になります。

トレーラーでのシーンからはイーサン・ホークさんのキャラクターはサンキングが主体になっているようですが、アーサーの名を与えられており、ふたつのキャラクターをミックスさせていると考えられるようです。

なお、人々がアーサーに跪くシーンの背景にある車は後のシーンにも登場しています。マーク/スティーヴンは集会でアーサーと面会したあと、逃げなくてはならない状況に陥るのでしょうか。

©MARVEL,Disney

敵はエジプトの神々?

トレーラーの終盤でムーンナイトが執拗に殴りつけている相手は尖った耳と突き出した口を持つ犬のような頭部をしている事から、日本でも比較的有名なエジプトの神であるアヌビス神の可能性が考えられます。

©MARVEL,Disney

意外なことにコミックのアヌビス神はムーンナイトとはほとんど関係のないキャラクターであり、Huluでドラマ化もされた「ヘルストローム」(ディズニープラスで配信中)と縁のあるキャラクターとなっています。

今回のトレーラーや概要ではヴィランがはっきりと分かりませんが、2021年11月に米マーベルが公開した本作のあらすじでは「ムーンナイトは、解離性同一性障害に苦しむ複雑な自警団員を主人公とする、世界を股にかけた新しいアクション・アドベンチャー・シリーズです。彼の中に住む複数の人格が、現代と古代のエジプトを背景に、神々の死闘に巻き込まれていきます。」となっており、神々と戦う事を示唆しています。

そのためアヌビス神が登場する事は、エジプト神話が本作の背景にある事を考えても自然な事ですが、一方でアヌビス神が敗れる様子が早くも公開される事は大きな疑問となっています。

このアヌビスはムーンナイトが見ているただの幻覚なのか、真実なのか、本編には注目です。


公式概要は以下のとおりです。

スティーヴン・グラントは、平凡な生活を送る温厚な男。だが彼は、夜通し悪夢にうなされ、現実と夢の区別がつかない日々に悩みを抱えていた。自分は誰なのか、何に怯えているのか。やがて自分の中に“自分以外の誰か”が潜んでいることに気づき始める。そして、スティーヴンは、彼の内に残酷なもう一人の人格<マーク・スペクター>が潜んでいることを、やがて知ることとなる―。 暴力と残虐性に満ちた<マーク・スペクター>に狂気が宿る時、マーベル・スタジオ初のダーク・ヒーロー<ムーンナイト>が誕生する――。

ドラマ「ムーンナイト」シーズン1は 2022年3月30日 よりディズニープラスで日米同時配信開始です。

ドラマ「ムーンナイト」のファーストトレーラーとポスターが公開

マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ムーンナイト」の第1弾となるトレーラーとポスターが公開されました。あわせて米国での配信日が噂どおり3月30日である事も発表されました。本作は複数の人格をもつ元傭兵マーク・スペクターが古代エジプトの月の神コンシューと契約を交わし、復讐の化身ムーンナイトへと変わる、MCUでは珍しいダークヒーローを描くドラマになっています。

日本語字幕版

英語版

公式概要は以下のとおりです。

スティーヴン・グラントは、平凡な生活を送る温厚な男。だが彼は、夜通し悪夢にうなされ、現実と夢の区別がつかない日々に悩みを抱えていた。自分は誰なのか、何に怯えているのか。やがて自分の中に“自分以外の誰か”が潜んでいることに気づき始める。そして、スティーヴンは、彼の内に残酷なもう一人の人格<マーク・スペクター>が潜んでいることを、やがて知ることとなる―。 暴力と残虐性に満ちた<マーク・スペクター>に狂気が宿る時、マーベル・スタジオ初のダーク・ヒーロー<ムーンナイト>が誕生する――。

ドラマ「ムーンナイト」シーズン1は 2022年3月30日 よりディズニープラスで日米同時配信開始です。