映画「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」、Blu-rayが初週全米1位に、日本ではディズニープラス配信も開始

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」の Blu-ray および 4k UHD がアメリカで発売され、そのどちらもが全米チャート1位を獲得したと報じられました。

初週売上のうち、HDフォーマットが71%を占め、さらにそのうち32%は通常版のBlu-ray、39%は標準版とスチールブック版の両方で販売された 4K Ultra HD 版でした。そのため、4Kチャートでも1位を獲得しています。

「キャプテン・アメリカ」シリーズ全4作品を収録したコレクションは、ディスク売上チャートで25位となり、第4作を収録したディスク売上の2.35%を占めました。Blu-rayチャートでは30位となり、売上の半分はBlu-ray版によるものでした(4枚組バンドルは4Kディスクでは発売されませんでした)。

映画としては世界全体の興行収入で4億ドルを突破。数字上は大ヒット(記事執筆時点で2025年の3位の映画)と言える作品ですが、制作費、広告費を考えると厳しい結果に終わったとも言われています。作品自体の評価も賛否両論あるものでしたが、ネガティブな報道が増えていた中でBlu-rayリリースに関しては予想外の上々の結果を出すことに成功しました。

日本でのBlu-rayの発売はまだ先ですが、今週からディズニープラスでの配信がスタートしており、サブスク会員は気が済むまで何度でも見られるようになっています。

「キャプテン・アメリカ5」の制作が実現するかは不明ですが、「ブレイブ・ニュー・ワールド」の主人公サム・ウィルソンの物語の続きは来年公開予定の「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」となっています。

本作は批評家からの低評価(47%)に対して、一般視聴者の評価は78%とまずまずの数値。

先代のキャプテン・アメリカ/スティーブ・ロジャースを演じたクリス・エヴァンスさんはアンソニー・マッキーさんに対して「よくやった!」と称賛のメッセージを送った事も明かされています。

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ソース:‘Captain America: Brave New World’ Flies to No. 1 on Disc Sales Charts

【ネタバレ注意】ドラマ「ヴィジョンクエスト」に意外すぎる「スパイダーマン」キャラが再登場か【噂話】

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ヴィジョンクエスト」に、映画「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」から予想外のキャラクターのキャスティングニュースが報じられています。

※これより先は「ヴィジョンクエスト」のネタバレを含んでいる可能性があります。ご覧の際はご注意ください。

スクーパーのダニエル・リヒトマン氏はサブスクメンバー向けにあらたな情報を提供。

それによると、エミリー・ハンプシャーさんがE.D.I.T.H.の人間態を演じると言います。

E.D.I.T.H.はピーター・パーカーがトニー・スタークから託されたサングラスに搭載されているAIで、「ファー・フロム・ホーム」ではこれを巡ってミステリオと壮絶な戦いが繰り広げられていました。

「ヴィジョンクエスト」ではこのE.D.I.T.H.がウルトロンやヴィジョンのような手足を備えた状態になるようで、これをハンプシャーさんが演じる事になるようです。ただし、「ファー・フロム・ホーム」でE.D.I.T.H.の声を演じていたのはドーン・ミシェル・キングさんであり、そういう意味では役者変更とも言えそうです。なお、日本語吹替は早見沙織さんが担当していました。

ウルトロンの人間態の登場やジョカスタの登場につづいて、E.D.I.T.H.が戻ると報じられたことで、本作はトニー・スタークが開発したAIたちが絡み合う物語になると考えられそうです。

もともとは「アーマーウォーズ」でトニー・スタークの遺産(様々なアイアンアーマー)を巡る戦いが描かれるとされていましたが、「ヴィジョンクエスト」ではトニーの自律意思をもった遺産たちを中心に描き、別のAIたちも追加参戦していくのでしょうか。

©MARVEL,Disney

ドラマ「ヴィジョンクエスト」(仮)は 2026年 に米ディズニープラスで配信予定です。

【噂話】ドラマ「ヴィジョンクエスト」、ジョカスタ役にタニア・ミラーさん起用か

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ヴィジョンクエスト」に登場するとされているジョカスタ役にタニア・ミラー(T’Nia Miller)さんが起用されたと報じられました。

ダニエル・リヒトマン氏はこのキャスティングニュースを伝えつつ、ジョカスタはこのドラマでアベンジャーズではなくヴィランとして役割を与えられているようだと報告しています。

コミックのジョカスタはジャネット・ピム(MCUでいうところのジャネット・ヴァン・ダイン)の人格をウルトロンが奪い、移植して作られたアンドロイド。普段はシルバーメタリックのロボットボディですが、内蔵されたイメージインデューサーによって外見を変更する事が可能です。

ウルトロンの妻として誕生したジョカスタは当初はウルトロンに忠実でしたが、ジャネットの人格が影響したのか早々に離反、アベンジャーズ側についてヒーローとして活動しています。ボディを捨ててトニー・スタークのサポートAIとして活動した経歴がある他、たびたびヴィランによってリプログラミングされて悪役に転じる事もあります。

コミックではアベンジャーズの一員でもあるジョカスタですが、この実写ドラマではひとまずヴィランとして描かれる事になるようです。

なお、映画「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」ではトニー・スタークが既にジョカスタのAIを作成済みとするイースターエッグが存在(画面左のメモリにJOCASTA)していましたが、これが再利用されるのか、なかった事にされるのかは今のところ不明です。

©MARVEL,Disney

「ヴィジョンクエスト」は4月時点で「明日から撮影が始まるようだ」とロケ地の近隣住民が報告しており、既に撮影が始まっていると見られています。

ショーランナーのテリー・マタラスさんは本作が「ワンダヴィジョン」から続く物語である事を認め、自信を持って制作を進めている事を最近のインタビューで明かしています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-vision-quest-show-runner-revealed-timeline/”]

本作ではヴィジョンを中心に、父親にあたるウルトロンとその妻、つまりヴィジョンの母にあたるジョカスタが登場するとされる他、コミックのヴィジョンの妻であるヴァージニア息子のヴィンや娘のヴィヴなどの登場も噂されています。

また、どういうわけか「アイアンマン」のヴィランが戻ってくるともされています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-vision-quest-reported-raza-to-return/”]

他、「アガサ・オール・アロング」でワンダの息子ビリーが再登場したように、この「ヴィジョンクエスト」ではトミーが再登場するとも。

まだまだ噂だけが先行している状態で、正式なタイトルロゴなどの発表もまだ行われていません。続報があり次第またお知らせする事になります。

ドラマ「ヴィジョンクエスト」(仮)は 2026年 に米ディズニープラスで配信予定です。

ディズニープラスのマーベル番組のひとつがひっそりと終了していると報告される

ディズニープラスでは様々なマーベル作品が配信されていますが、そのひとつの制作が中止されたようだと海外メディア The Direct が報じました。ディズニーとマーベル・スタジオはMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)作品の質と量の見直しを発表していますが、これもその影響のひとつなのでしょうか。

記事によると、「マーベル・スタジオ・レジェンド」、邦題でいうところの、「マーベル・スタジオ 知られざる秘密」の制作が事実上中止になっていると報告。

MCUのフェーズ4として、そしてマーベル・スタジオ初のドラマ作品としてスタートした「ワンダヴィジョン」の1週間前に配信が始まった「マーベル・スタジオ・レジェンド」は特定のキャラクターに焦点をあわせ、過去作の映像で構成されたダイジェスト番組。

キャラクターを知らない視聴者に対する簡単な予習や、忘れかけている視聴者に対する復習のコンセプトとして1話5分から8分ほどで制作されている番組でした。

この番組は1話目を「ワンダ・マキシモフ」、2話目を「ヴィジョン」とし、シーズン1として26話目の「ドラックス」までを制作。フェーズ4の映画やドラマのリリース直前に配信する形を取ってきました。

シーズン2はフェーズ5の作品をターゲットに1話目を「アントマン」とし、20話目を「ホワット・イフ…?」シーズン2の配信に備えて「ガーディアンズ・オブ・マルチバース」として配信。これが 2023年12月15日 の事で、以降、追加のエピソードがなく、事実上の打ち切りになっているようです。

今のところ配信自体は継続されていますが、以前にディズニープラスが大量のコンテンツを削除した事を考慮すると「マーベル・スタジオ・レジェンド」もいずれページがなくなる可能性はあります。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-black-panther-voice-rising-delete-rumor/”] [nlink url=”https://mavesoku.com/disney-plus-deleted-marvels-contents/”]

番組内容が気になる方は早めにチェックしておくのがいいかもしれません。

ソース:Disney+ Cancels Marvel Studios’ First-Ever Show

アニメ「アイズ・オブ・ワカンダ」は青銅器時代のワカンダから出発、初見画像も公開

マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のアニメ「アイズ・オブ・ワカンダ」のストーリーボード・アーティストでショーランナー兼監督のトッド・ハリスさんが、海外メディア EW とのインタビューで、本作の見所などを紹介。初公開となる画像なども披露しました。

ハリス監督は「アベンジャーズ/エンドゲーム」以前のディズニープラスがない時期からワカンダのヴィジョンをずっと描いていたと前置きし、ワカンダの歴史を研究し、歴史と人物の物語への関連性を融合させたいと考えていたと言います。そして、「スタジオは僕に好き放題やらせてくれました。」と語り、その結果生まれたのがこのアニメ「アイズ・オブ・ワカンダ」となっています。

それぞれの人物の視点で歴史を捉えるというアイデアが本当に気に入りました。物語は西洋青銅器時代の終わりに始まり、その火花が時を超えて響き渡る壮大なスパイ物語の火蓋を切ります。ワカンダの素晴らしさを背景に、ワカンダ流のジェームズ・ボンド、そして時にはジェーン・ボンドのようなスパイが描かれるのです。

本作ではワカンダの「ハトゥット・ゼラゼ」が登場。英語で「DOGS OF WAR」を意味する言葉で、MCUではナキアが「ウォー・ドッグス」として「ブラックパンサー」1作目で紹介されており、この組織の活動が中心になるようです。

コミックではワカンダの秘密警察部隊を指す呼称でもあり、王ではなく国に属する秘密警察なので、ワカンダ王の越権などを処する権限も持つ組織。この組織のメンバーたちの目を通して、古代ワカンダからの歴史に着目していく事になっています。

何か事件が起きて、ヴィブラニウム流出などがあった際、彼らは極秘裏に、それが大きな問題にならないようにしなければなりません。一枚のディスクが一人のスーパーソルジャーの手に渡った時に何が起きたか、私たちは目の当たりにしました。それは世界の運命を変えたのです。

登場キャラクターについては不明な点が多いですが、本作にはライオン、ノニという名の二人のキャラの声優が発表されています。

監督はさらに二人のキャラについて名前を伏せたまま言及しました。

(アニカ・ノニ・ローズさんが演じるキャラが)この番組で非常に重要な役割を担っています。彼女は私が最もおもちゃを作りたいキャラクターの一人です。彼女はまるで大天使のように現れ、そのシーンを圧倒しました。

(スティーブ・トゥーサンさんが演じる)彼は非常に威厳があり、心と魂に溢れたキャラクターです。彼は、正当な理由で冷淡なエージェントを演じています。彼は自分の仕事に信念を持ち、家族のためにここにいて、大義に献身的ですが、時に信念が義務よりも優先されることがあります。トゥーサンは、その硬さと柔らかさを巧みに操る演技が実に巧みです。

監督は本作を「アンソロジーに近い作品」だと表現し、全4話のエピソードは異なる時代を舞台にしながらも、全てがひとつの物語を紡いでいると見どころを語っています。

同じ国ですが、二つの異なる世界があります。時を経て試金石を刻む中で、私たちはそのような進化を目の当たりにすることができるのです。

番組では非常に重要なキャラクターが登場しますが、同時にワカンダがどのような人物像を作り上げているのかについても検証しています。1万年の歴史を持つ社会。どのような不屈の精神、過剰な領土拡大への誘惑のなさ。物事が崩壊するのを防ぐための様々な方法、多くの歴史に悪影響を及ぼしてきた様々なこと…彼らはどのようにそれを避け、どのような人物像を作り上げているのでしょうか?どんな揺るぎない理念が、生きとし生けるものすべてにとって難しい、そのバランスを保たせているのでしょうか?

本作に登場するのはワカンダにルーツを持つキャラクターだけではありません。ディズニーはD23 Expoを含む様々なイベントで、アイアンフィストのようなキャラクターが登場することを明らかにしていました。また、最新画像ではヴァイキングの盾を持つ乙女の衣装をまとった女性など、様々な背景を持つキャラクターの姿も垣間見えています。

監督は最後に「アイズ・オブ・ワカンダ」は世界を駆け巡る冒険になると述べました。

私たちは皆、共にこの状況に直面しています。歴史がそれを証明しています。歴史には人々の分断があると考えがちですが、肥沃な三日月地帯、地中海、ユーラシア、アジア、北アフリカの交差点、そして様々な文化が織りなす網目構造があります。このイメージが想起させるのはまさにこのことです。私たち皆が再び共にここにいることは、決して珍しいことではないのです。

そして驚きの要素がいくつかあります。なぜなら、本作では歴史の断片を散りばめて、『そんなことがあったなんて知らなかった』と思わせることができるからです。また、歴史理論や歴史的事実、そして歴史的先入観を鏡に映し出すこともできるのです。

本作には映画「ブラックパンサー」シリーズのライアン・クーグラー監督がプロデューサーとして参加。全4話にわたって、ワカンダという謎に満ちた国家が歴史の舞台裏で何をしてきたかについて描いています。

アニメ「アイズ・オブ・ワカンダ」は 2025年8月6日 米ディズニープラスで配信予定です。

ソース:Eyes of Wakanda first look: Creator sets up a ‘giant spy-espionage story that reverberates through time’ (exclusive)

【噂話】映画「サンダーボルツ*」の未解決の謎は「X-MEN」に続く?他、小さな噂まとめ

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「サンダーボルツ*」は世界興行収入 3億5000万ドル を突破し、じわじわと成績を伸ばしています。そんな中で、この映画に関する未解決の謎について、新たな報道がありました。

「サンダーボルツ*」の大きなストーリーのひとつとしてセントリー計画がありました。コンテッサ・ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌの指揮下で実行されていたこの計画は、ボブのような一般人をモルモットにしたかなり邪悪な計画でもありました。

映画にはこの計画の関係者である科学者が登場していますが、劇中で名前が呼ばれる事もないモブであるにも関わらず、その成果たるやブルース・バナーやトニー・スタークといった天才たちに引けを取らない結果を出しています。劇中の科学者はおそらく下っ端であり、研究主任は未登場のまま映画が終わっています。

海外メディア TCC は、「ヴァルはこれまでに極めて邪悪な人物たちと接触してきました。それらの研究がMCUの次なるサーガに影響を与えることは間違いないでしょう。」と説明。ファンはセントリー計画の主任がリブート版X-MENのヴィランと噂されるミスター・シニスターではないかと考えています。

これはMCUの「X-MEN」が実現するまではおそらく真偽不明であり、「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」以降の事になるため、頭の片隅に入れておいて当分の間見守るしかありません。

その他、今回報告されている噂について簡単にピックアップ。

ドラマ「アイアンハート」のシーズン2に関する計画の有無は不明としつつも、ヴィランのザ・フッドはこのドラマのあとに再登場の予定があるとの事。それが映画なのかドラマなのかはわからないようですが、最近のマーベル・スタジオの方針から推測するに、映画ではなく何らかのドラマでの再登場が予想されそうです。

ドラマ「ムーンナイト」のシーズン2が中止になったかどうかは不明としつつ、主人公マークがニューヨークに戻る部分はどこかで描かれて「ミッドナイトサンズ」と繋がるだろうと言います。

ドラマ「ノヴァ」はマルチバース・サーガにおける「ロキ」のように、次のサーガにとって重要なポイントになると説明されていますが、映画とドラマを切り離すというスタジオの新方針とは矛盾しているようでもあり、続報に要注目です。

スカーレットウィッチは「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」後にも登場する計画があるとしつつ、ビリーとトミーが役割を引き継ぐ準備も始まるとの事。

スパイダーマンに関してはピーターが「ドゥームズデイ」に登場するかどうかに関わらず、「ブランニューデイ」のストーリーには影響がない作りになっているといいます。スパイダーマンにとって過去作と重複しない、斬新で新しい要素を取り入れつつ、ストーリーを前進させるというマーベルとソニーの共通の認識に到達していると説明されています。

オリヴィア・ワイルド監督の映画「スパイダーウーマン」、ドラマ「シルク」、アニメ「スパイダーウーマン」などの消息は現状まったく分からないとの事。

ソーは噂どおり、アベンジャーズ映画で壮絶な死を遂げるとしつつも、それでソーが永遠に消え去るわけではなく、全ての終わりにソーを待つ場所がまだあるとして、ソーとジェーン・フォスターのマイティ・ソーの画像を添付。「ソー5」が以前の報告どおりヴァルハラを舞台に展開される事をほのめかしています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-thor-5-valhalla-rumor/”]

なお、噂されていた頃は「ソー5」はアベンジャーズ映画よりも前に来ると予想されていましたが、幾度ものスケジュール再編で、現在は先にアベンジャーズ映画が公開されると見られています。

ソース:Alex Perez May Q&A Part 2: Nova, Ironheart, Spider-Man, Thor, Sentry and More!

ドラマ「アイアンハート」の新しいポスターやスティルが公開

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アイアンハート」の新たなポスターが公開されました。あわせてスティルや舞台裏写真も公開されています。本作は2022年に編集も終えていたとされていますが、ようやくディズニープラスでの配信が決定しました。

「アイアンハート」はもともと「アーマーウォーズ」と繋がる作品として制作されていたと言いますが、その「アーマーウォーズ」の計画の見通しが立たなくなった事で、今年ようやく配信スタートとなると考えられています。

公開されたスティルはアイアンマンのポーズを複写しているようにも。

リリ・ウィリアムズとトニー・スタークとに違いについて演者のドミニク・ソーンさんは「彼女には自由に使える10億ドルもないし、資源もありません。指導してくれる人も助言もありません。」と以前のインタビューでコメント。

「ブラックパンサー」シリーズの監督を務め、本作ではエグゼクティブプロデューサーを務めるライアン・クーグラー氏は「リリは間違いなく『デアデビル』のようなストリートレベルのドラマと対比されるでしょう。本作ではヒーローもヴィランも、持てる力でどうにかしようと奮闘するキャラクターたちが登場するんです。」と語っています。

「そして、それを『ドクター・ストレンジ』や『ワンダヴィジョン』に出てくるようなキャラクターたちと宇宙的なマーベルと組み合わせるんです。ストリートレベルのマーベルと魔法のマーベルの融合は、かなりクレイジーな組み合わせです。」

ただし公開された予告ではまだ魔法に関する部分があまり見えてきておらず、どういったものになるのかは不明です。

サマンサ・ベイリー監督は「彼女は独自の道を歩む、独自のキャラクターであることがすぐに分かりました。リリとキャプテン・アメリカやブラックパンサーの間には、マントが継承されたかどうかという違いがあるかもしれません。」と前任者と後任者の関係性が他のヒーローとは違う事を強調しました。

ドラマ「アイアンハート」は映画「ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー」の後日譚として、世界に名を刻むことを決意したリリが故郷シカゴに戻り、テクノロジーと魔法が対決する作品。アイアンスーツを製作するという彼女の独自のアプローチは素晴らしくも、その野望を追求する中で、彼女は謎めいていながらも魅力的なパーカー・ロビンス、通称「ザ・フッド」と出会うことになります。

「アイアンハート」は「ブラックパンサー」シリーズのライアン・クーグラー監督が製作総指揮を担当、脚本は「スノーピアサー」のチナカ・ホッジさんが執筆。

アンソニー・ラモスさんがヴィランのザ・フッド(ザ・フード)を演じる他、「ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー」のオールデン・エアエンライクさんがジークを演じるとも。その他、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」からMIT職員役のジム・ラッシュさんが再登場します。

ドラマ「アイアンハート」は 2025年6月24日 より米国でディズニープラスで初回3話配信予定です。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」S2、撮影現場でジェシカ・ジョーンズの初見が確認される

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン2の撮影現場で、クリステン・リッターさんが演じるジェシカ・ジョーンズの姿が目撃されました。

公式発表済みのジェシカ・ジョーンズの撮影に関しては特に厳戒態勢というわけでもないようで、クリステン・リッターさんがパパラッチカメラに目線を送りながら手を振る姿も映されています。

デアデビルはシーズン2でスーツがアップデートされていますが、ジェシカ・ジョーンズはNetflix版と同じ外見を保持しているようです。

ジェシカ・ジョーンズの再登場が発表された壇上でクリステン・リッターさんは「3シーズンと『ザ・ディフェンダーズ』を経てジェシカ役に戻り、そして今度はMCUに加わることができて本当に嬉しいです。この象徴的なキャラクターを再び演じられることに興奮しています。ネタバレは避けますが、ジェシカ・ジョーンズにはまだまだたくさんのことが待っています。素晴らしいシーズンになるでしょう!」とコメントしました。

シーズン1の最終回ではウィルソン・フィスク市長が自警団の制圧に乗り出し、戒厳令を布告。デアデビルがチームを集め、反撃を誓うシーンで終わっていましたが、そのメンバーはキングピンと戦うには心もとないものでした。

ジェシカ・ジョーンズを加えてかなり戦力アップする事が期待出来ますが、ディフェンダーズの他のメンバーも駆けつけるのでしょうか。なお、俳優陣は撮影場所であるニューヨークにいる事を自ら公表しています。

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「デアデビル:ボーン・アゲイン」では主人公デアデビル/マット・マードックを引き続きチャーリー・コックスさんが演じる他、Netflixのマーベルドラマからデボラ・アン・ウォールさん演じるカレン・ペイジとエルデン・ヘンソンさん演じるフォギー・ネルソン、ジョン・バーンサルさん演じるパニッシャー/フランク・キャッスルが、「ホークアイ」で一足先に戻ってきたヴィンセント・ドノフリオさんのキングピン/ウィルソン・フィスクに続いて再登場しています。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン1はディズニープラスで配信中。シーズン2は 2026年3月、米ディズニープラスで配信予定です。

ドラマ「ヴィジョンクエスト」は予想どおり「ワンダヴィジョン」の続編に、ショーランナーが語る

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ヴィジョンクエスト」のショーランナーを務めるテリー・マタラスさんが、最新のインタビューで本作が「ワンダヴィジョン」のホワイトヴィジョンのその後を描く物語である事を認めました。

2026年配信予定の最新ドラマについて、テリー・マタラスさんは「ワンダヴィジョン」と「アガサ・オール・アロング」から続くこの作品に、スタジオが求めていたものをどのように拡張したかについて次のように語っています。

「すごく具体的なログラインみたいなものがあったんです。『これとこれとこれ』みたいな。でも、それを正確に実現する方法は無数にあったんです。どう漠然と答えようか考えているところですが、『わかった、もしこれをやりたいなら、これもやりたいよね、これもやりたいよね』と思える機会になったんです。そして、それは本当に素晴らしい共同作業の経験になりました」

「それに、必ずしも史上最大規模で、最も成功したスタジオである必要はありません。本当に素晴らしいクリエイティブな経験でしたし、本当に特別なものを作っていると思っています。『やりたいクレイジーなことをやれ』と言われるのが怖いところでもあります。でも、僕としては『わあ、これは大きな舞台で思いっきり挑戦できるんだ』って感じです。でも、僕たちは本当に良い状況にいると思っています。」

マタラスさんはネタバレをしないように慎重な言葉選びで発言していましたが、本作の内容にはかなり自信がある事をほのめかしているようです。

スタジオのケヴィン・ファイギ社長は以前にマタラスさんを起用した理由について、彼の手掛けた「スタートレック:ピカード」を絶賛し、「これはすごい。どうしてこんなものが存在するのか分からない。これを作った人を見つけよう」となって起用に至ったと話していました。

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今回のインタビューの中でマタラスさんは時系列についても少し言及しています。

「タイムラインは確かに変化しています。『ワンダヴィジョン』の最後で、オリジナルのヴィジョンは再構築され、武器を与えられ、そして自分が何者であるかを発見し、受け入れる瞬間を迎えました。そして彼は飛び去っていきました。『ヴィジョンクエスト』は、そのキャラクターとその旅路を追っていくのです。」

そしてこれまでファンやメディアが同名コミックからの仮称として使用していた「ヴィジョンクエスト」というタイトルをマタラスさんも使用している事が判明。ドラマの正式タイトルとなるのでしょうか。

本作ではヴィジョンの両親娘たちも登場すると噂されています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-vision-quest-jocasta-rumor/”] [nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-vision-quest-visions-children-rumors/”]

それとあわせてワンダとの息子の一人トミーの行方を追うと注目されている他、エリザベス・オルセンさんがワンダではない役で登場するともかなり以前に報じられていました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-vision-quest-elizabeth-olsen-virginia-rumor/”]

ドラマ「ヴィジョンクエスト」(仮)は 2026年 に米ディズニープラスで配信予定です。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」S2、チャーリー・コックスさんとクリステン・リッターさんのトレーニング写真が公開

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン2にクリステン・リッターさんが演じるジェシカ・ジョーンズが再登場する事が正式発表されてから約1週間、二人が一緒にトレーニングをしている事が明らかとなりました。

火曜日、フィットネストレーナーのナカム・ワシントンさんは、ブルックリンのジムで撮影したコックスさんとリッターさんとの自撮りを投稿。ワシントンさんによると、この写真は3人が長時間の撮影を終えてワークアウトのために集まった時に撮影されたものだと言います。

既に撮影が始まっているシーズン2にクリステン・リッターさんが参加するにあたって、以前からかなり時間が空いている事も考慮して厳しい鍛錬が必要となり、チャーリー・コックスさんがそれに付き合う形となっているようです。

ワシントンさんは「僕はNYで一番安全な男さ! デアデビルとジェシカ・ジョーンズに守られているんだから! 一日中撮影した後、ジムに行く! この仕事が大好きです。このプロセスに参加できて幸せだし、感謝しかありません!」とコメントし、この投稿をリッターさんらがシェアしています。

リッターさんがトレーニングに勤しんでいるという事実は、ジェシカ・ジョーンズの再登場が単なる短いカメオでは終わらない可能性を示唆しているようで、最低でもある程度のアクションシーンが用意されていると考えられます。

シーズン1のパニッシャーに続き、シーズン2でジェシカ・ジョーンズが合流する事が正式に判明しましたが、ルーク・ケイジとアイアンフィストらの処遇については明らかになっていません。

ファンの多くはいずれ登場するだろうと期待してはいますが、それがシーズン2で実現するとは限らず、既に計画があるというシーズン3に回される可能性も考えられます。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-daredevil-born-again-s3-vincent-donofrio-confirms/”]

ディフェンダーズの仲間たちはどのようにしてマット・マードックと合流する事になるのでしょうか。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン1はディズニープラスで配信中。シーズン2は 2026年3月、米ディズニープラスで配信予定です。