ドラマ「ロキ」、6話のイースターエッグをピックアップ

2021年7月14日配信のドラマ「ロキ」エピソード6「とわに時を いつでも」のイースターエッグを中心に原作設定や今後の予想などをご紹介。

※この先はシリーズのネタバレ、および今後の物語のネタバレの可能性が含まれています。ネタバレが嫌な方はご遠慮ください。

オープニング

オープニングはハリー・ジェイムス&キティ・カレンの「It’s Been a Long, Long Time」(1945年)で始まります。「アベンジャーズ/エンドゲーム」の印象的なラストシーンでも流れていましたが、最初にMCUに登場したのは「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」の時でした。

スティーブが看護師(潜入任務中のシャロン)との会話のあと自室に戻るとこの音楽が流れており、重傷のフューリーが待っていました。この曲は戦争の終わりと恋人の再会を歌ったものですが、皮肉なことにエピソード6話は新たな多元宇宙戦争の始まりとロキとシルヴィの別れを描いています。

この曲を背景にMCUの名シーンのセリフが堰を切ったように再生され、その後は実在の人物たちの声が流れます。ニール・アームストロングさんの「One small step for man…」やグレタ・トゥーンベリさんの「How dare they! 」などです。

その後は前回登場したクラシック・ロキの声や「ワンダヴィジョン」のヴィジョンのセリフ「嘆いているのは、愛を貫いている証拠です」が流れ、シルヴィの「目を開けて」という声で終わります。

下の動画はそれぞれ引用元の各シーンを挿入したファンメイドムービーです。

ここではふたつの宇宙が描かれていましたが、ひとつはMCUの宇宙、もうひとつはFOXが描いてきた宇宙、というような意味合いが込められているのかも?

シタデルのドア

ドアの前に立ったシルヴィは「蹴破るなって言わないの?」とロキに意見を求めます。これは3話の「ラメンティス」で民家のドアを蹴破って入ろうとしたシルヴィが痛い目にあい、ロキに「暴力は交渉術や狡猾さの代わりにはならない」と言われて「覚えておく」と言ったシーンから来ています。

実際にシルヴィは助言を覚えていたわけですが、ロキは止めません。そうこうしているとドアは自動的に開きます。

ミス・ミニッツ

ミス・ミニッツは今作の黒幕「在り続ける者」からの提案を伝言しに現れます。ロキとシルヴィの望む現実を与える代わりに引き返せという事のようですが、二人はそれを拒否します。

拒否されたミス・ミニッツは特に食い下がるわけでもなく退散してしまいます。監督はここでミス・ミニッツとの戦闘シーンも用意していたと発言しています。

レンスレイヤーの部屋に戻ったミス・ミニッツですが、レンスレイヤーに依頼されたものとは別のファイルを与えていました。「頼んだものと違う」というレンスレイヤーに「彼はこっちのほうが役に立つって」と返すミス・ミニッツ。「彼って?」と質問するとミス・ミニッツは「じゃ、楽しんでー」と一方的にきりあげどこかへ行ってしまいました。

レンスレイヤーは上に何がいるのかわからないまま、その任務だけを盲目的に遂行していたようです。

タイムキーパーの像

玄関ホールから進み、広間に入るところでタイムキーパーの像が見えます。

©2021 MARVEL,Disney

TVAで見た通りの3体の像がありますが、1体は破壊されています。コミックの在り続ける者は4体のタイムキーパーを作り、1体を追放しているため、それを示唆している可能性があります。

在り続ける者

広間の扉が開くと、在り続ける者が姿を現します。

©2021 MARVEL,Disney

服装のデザインやカラーリングはコミックのイモータスを参照しているように感じます。

在り続ける者は原語で「He Who Remains」。He Who Remains はコミックにもいるキャラクターですが老人の外見をした宇宙人であり、タイムキーパーを創造した人物でした。

りんご

在り続ける者がりんごを手にしているのは興味深いポイントです。

©2021 MARVEL,Disney

「ドクター・ストレンジ」でドクター・ストレンジがタイム・ストーンの練習に使ったのもりんごでした。時間とりんごの関係に何か意味を持たせているのかもしれません。

ルーズベルト高校

場面が変わり、B-15とそれを追うD-90たちが2018年のオハイオ州フリーモントに現れます。ルーズヴェルト高校のペンが2話から登場し、何度か意味ありげに映されていました。ちなみに同名の高校がニューヨークにはあるようですが、オハイオ州には存在しないとの事。

オハイオは映画「ブラックウィドウ」でもキーポイントになっており、この短期間、別作品で2度参照する事はとても印象的です。2018年と言えば「インフィニティ・ウォー」のイベントがあった年ですが、サノスの指パッチンの前でしょうか?

©2021 MARVEL,Disney

壁にかけられた額縁からはこの部屋の主が「Rebecca Tourminet」という名前で有ることを示唆しており、レンスレイヤーの神聖時間軸での本名という事になりそうです。コミックのレベッカ・トーミネットは2018年ではなく1903年の住人でしたが、レンスレイヤーが征服者カーンから身を隠すための偽名として使われていました。

全てを知っている在り続ける者

在り続ける者は台本があり、全て知っていることを明かします。そうすると冒頭でミス・ミニッツが伝えに来た取引の意味がなんだったのかがよくわかりませんが、とにかく色々知っているようで攻撃は全てかわされてしまいます。

シルヴィは「お前のゲームから抜け出した」と主張しますが、在り続ける者は全部自分が用意した道だとし、「クエスト」をして「成長」をすることでここへたどり着いたと説明します。二人は在り続ける者が作ったロールプレイングゲームをさせられていた、という事でしょうか。

レンスレイヤーの決意

ラヴォーナ・レンスレイヤーはメビウスと口論になり、偽物のタイムキーパーにも意味があったはずだと主張します。レンスレイヤーはTVAの任務自体を「大いなる目的」としており、その任務にどういう意味があったかまでは考えが及んでいません。

レンスレイヤーとメビウスは「なぜ裏切った」、「そっちが裏切った」の言い合いになります。この言い合いは今作を通じてロキとメビウスの間でも見られました。

自由意志を尊重し、「二人で良い組織を作り直そう」というメビウスに対してレンスレイヤーは「ごめんなさい」とタイムドアを開き「自由意志を探しに行く」と消えてしまいます。

レンスレイヤーは「自由意志を持つのは全てを司るものだけ」と主張しているため、自由に目覚めたいのではなく、在り続ける者の居場所を突き止めたがっているのだと考えられます。この事は脚本家のマイケル・ウォルドロンさんやレンスレイヤーを演じたググ・バサ=ローさんが「誰が自分の目を欺いたのか知りたい。復讐したがっている。」と説明しています。

在り続ける者の正体

在り続ける者は今までに「支配者」、「征服者」、「クソ野郎」と呼ばれたことがあると明かしました。

在り続ける者を演じるジョナサン・メジャーズさんは「アントマン&ワスプ:クアントゥマニア」で征服者カーンを演じる事が発表されており、在り続ける者とは変異体の関係にあると考えられます。

さらに、在り続けるものは31世紀の地球で生きていた科学者の俺の変異体がマルチバースを発見したと明かします。このオリジンはコミックのナサニエル・リチャーズに似ており、ナサニエルは30世紀の地球人でタイムマシンを開発し、後にタイムトラベルした先の世界を征服してまわる「征服者カーン」を名乗るようになりました。カーンは自身が起こした歴史改変などの影響で複数の個体と名前が存在し、その多くが複数でひとつのキャラクターです。

コミックではカーンを集めて開催するカーン評議会なるものも描かれています。

©MARVEL,

先程少し名前を紹介したイモータスはさらに未来のカーンでしたが、カーンとは敵対するようになりました。その他、殺されかけた所をカーンに助けられ、自身の未来を知ったナサニエルが過去に渡り、自らのヴィラン化を防ぐためにアイアン・ラッドとしてヤングアベンジャーズを結成したりと複雑なキャラクターとなっています。

MCUの在り続ける者はコミックの同名キャラクターとTVAの創造主という設定に、カーンの設定を足しこんだキャラクターとなっているようです。

グレーゾーン

在り続ける者はロキとシルヴィに「私が邪悪だと思うか?それなら私の変異体たちに会ってみろ」と語ります。

在り続ける者は自身より邪悪な自分からこの時間軸を守るために、他の時間軸を犠牲にしていることを告白します。在り続ける者は根本的な解決方法を取らず、あるいはそれが解明出来ていないのかもしれませんが、何かを守るために何かを犠牲にするという古典的な行動原理に則って活動しています。

監督は今作のテーマがグレーゾーンだと以前に発言しています。在り続ける者は「神聖時間軸の平和を守る」という大いなる目的を持ち、実際に守る一方で、他の時間軸にとっては殺戮者同然でした。

神聖時間軸の支配者

そして在り続ける者は「俺を殺して、多元宇宙戦争を再び引き起こす」か「俺の後をついで、TVAを動かし、神聖時間軸の平和を守る」か好きな方を選べと迫ります。

これに対してロキは「嘘だ」と指摘し、権力を手放すはずがないといいますが、在り続ける者は疲れたと説明しました。

現代科学では宇宙の寿命はあと1400億年以上残っていると言われていますから、31世紀の未来人とはいえ地球人には長すぎる時間です。その間ずっとここで神聖時間軸を守るのが疲れるというのは得心がいく理由です。

「俺たちは三人ともヴィランだ」と説明する在り続けるものは「悪行を善良な理由のために行う機会だ」と続け、二人に支配者の座を譲ろうとします。

しかしその後沈黙がしばらく続き、何かが変化しました。

分岐イベント

宇宙になんらかの分岐イベントが発生し、それが境界線を越えてしまった様子。ここではそれがどんな分岐イベントだったかは示されません。

可能性としては、シルヴィが在り続ける者を殺す決意をした、レンスレイヤーが自由意志を探しにでかけた、D-90たちTVAの職員がメビウスやB-15から真実を聞かされた、ワンダ・マキシモフがダークホールドで何かした、などが考えられそうです。

対決

在り続ける者の提案を巡って、ロキとシルヴィは対立します。

シルヴィは神聖時間軸のために犠牲になった時間軸の生き残りであり被害者です。自分がその立場に変わるという欲望などなく、復讐心が先行しています。

一方でロキは成長したことで他人を信じる事を始めています。それが枷となり、万が一多元宇宙戦争が引き起こされたらと考えると、簡単にシルヴィに復讐をさせるわけには行きません。

最終的にはロキの「個人的な事を言っている場合ではない」との一言が逆にシルヴィの決意を固めてしまいます。シルヴィがロキと同い年だとすると、おそらく千年以上、幼い頃から復讐を誓いTVAを破壊する事を計画してきました。それは個人的という言葉で済まされる事ではありません。シルヴィにもいたはずの父や母、兄や姉、アスガルドの王宮のひとたち、シルヴィの時間軸の地球のひとたち、全ての人の正義のための復讐者、すなわちシルヴィはアベンジャーでした。

シルヴィは「なぜ私と見方が違うの」と悲しげな表情を見せます。それに対してロキは「おまえが他人を信じず、私が信じてもらえないからだ」と二人の欠点を指摘します。

自らに課した任務を曲げられないシルヴィは「困ったことになった」とつぶやき、再び剣を交える事になります。そしてシルヴィが魔法でロキを吹き飛ばし、在り続ける者に剣を延ばしました。

終末

しかしシルヴィが攻撃したのはロキの幻影でした。かつてコールソンにやったように、ラメンティスでもシルヴィにやったように。しかし今度は背後ではなく、シルヴィの正面に姿を表します。

間一髪で剣を止めたシルヴィに、ロキは涙ながらに「お前に幸せでいて欲しい」と告げます。

ロキの本心の吐露をきっかけに二人はキスを交わしますが、「でもあなたとは違う」とロキをタイムドアでTVAへと送り返します。

そして無抵抗の在り続ける者を剣で貫くと、彼は「近いうちに会おう」と言う言葉を残し、笑顔で息を引き取ります。かくしてシルヴィの復讐は果たされ、多元宇宙が開放される事になりました。

シルヴィを演じたソフィア・ディ・マルティーノさんがこの決断の解説をインタビューにて行っています。

ヴァリアント・TVA

TVAのモニターでその様子を眺めるメビウスとB15は「とわに時を」「いつでも」とTVAの標語をつぶやきます。このメビウスとB-15はこれまでに見てきた人物だと考えられます。

©2021 MARVEL,Disney

メビウスの襟はヴォイドから帰ってきたばかりでよれよれになり、ネクタイも曲がっている様子が伺えます。

シルヴィの信用を得られなかったロキはしばらく放心していましたが、メビウスに助けを求めようと探しまわり、書庫で発見します。

しかし、「君は誰だ、名前は?」と話が通じません。

©2021 MARVEL,Disney

ここのメビウスはシャツもパリっとしており、ヴォイドで色々大変な目にあったような雰囲気ではありません。

そしてロキが目を向けた方向には今までタイムキーパーの像があった部分に、在り続ける者と同じ顔の像が立っている所で物語が終了します。

©2021 MARVEL,Disney

この像の服装はコミックの征服者カーンに酷似しています。

ロキはTVAに戻されたと思っていましたが、別の時間軸のTVAに戻ってきてしまったようで、この事は本作のプロダクション・デザイナーがインタビューにて明言しています。

「猿の惑星」のラストに似ていますが、別の惑星に着いたと思ったら地球だったあの名作とは逆に、TVAに戻ったと思ったら別のTVAというオマージュになっていました。

ミッドクレジット

ミッドクレジットシーンでは「ロキはシーズン2で帰ってくる」と表示されます。

©2021 MARVEL,Disney

シンプルな演出はあったもののそれだけで、キャラクターの登場や声などもありません。

「ワンダヴィジョン」ではワンダのその後が、「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」ではシャロンのその後が描かれましたが、それに比べると極めてあっさりしています。

これは2011年の映画「マイティ・ソー」をオマージュしている可能性が高く、「【キャラ名】が【作品名】で帰ってくる」という手法はソーから始まっており、フェーズ4で弟のロキがその役目を再開するのは感慨深いものがあります。


以上、今回のイースターエッグ、その他チェックポイントでした。

ドラマ「ロキ」シーズン1はディズニープラスで全話配信中です。

ドラマ「ロキ」、作曲家が予告にしか存在しなかった幻のシーンの詳細を明かす

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」のシーズン1がフィナーレを迎え、シーズン2の公式発表を歓迎していますが、シーズン1には失われてしまった映像がいくつかありました。「ロキ」の作曲家ナタリー・ホルトさんは海外メディア The Direct とのインタビューの中で、本編には含まれなかったシーンの内容について明かしました。

最終カットにならなかった曲があるか聞かれたホルトさんは、ロキがアスガルドの王になり、カエルになったソーを見るという、大きくて壮大な瞬間があったと明かしました。

それはエピソード1の瞬間でした。メビウスが(ロキに)自分の人生を見せているとき、そこにはもっと多くの瞬間がありました。ただ、もう少し焦点を絞るために、カットしたのだと思います。しかし、そこにはいくつかの余分な瞬間があり、あの雷神ならぬ「雷蛙」の瞬間もその一つでした。ロキがアスガルドの王冠を手にしたときに、カエルになったソーが登場するという壮大な場面を、実は聖歌隊と一緒に書いていたんですよ。

予告編にあった王座の部屋のシーンと同じかと問われると、そうであることを認めました。

そうです! ロキは、アスガルドの王座に座っていて、王冠をかぶっています。ええ、それは一部でした。登場する予定だったんです。

なぜ削除されてしまったか尋ねられたホルトさんは以下のように述べました。

かなり後半になるまでカットされなかったと思います。楽しいシーンではあるんだけど、なんか、あまりにも突拍子もない感じがしたんですよね。D.B.クーパーのシーンがあったから、エピソード1ではロキを分解する必要があるというように、本題に入る必要があったのですが、そういった軽快な場面が多すぎたのです。それがない方が、より良い作品になったと感じました。でも、とても楽しい瞬間でしたよ。

そして最後に、「この話をしていいのかどうかわからないんです。ロキの監督であるケイト・ヘロンは、このシークエンスを “ある時点での追加シーン “として公開したいと考えていましたが、私にはわかりません。彼らがどこにいるのかわからないんだ。」と明かしました。

5話で一瞬だけ登場した雷蛙ことスロッグはコミックファンの心をすぐさま掴み、ネット上で話題となりました。脚本を担当したエリック・マーティンさんは1話でもっとスロッグのシーンがあったことを明かしていますが、それは予告編にあって本編にはなかったシーンを同じシークエンスだった事が今回のインタビューで明らかになりました。

監督は別途公開したいと考えていたようですが、期待してよいのでしょうか。続報があり次第、またブログでお伝えしていきます。

ドラマ「ロキ」シーズン1はディズニープラスで全話公開中です。

ソース:‘King Loki’ Deleted Scene Would’ve Included Thor Transformed (Exclusive)

ドラマ「ロキ」、トム・ヒドルストンさんがS2の制作会議が始まっている事を明かす ─ 監督は変更に

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」のシーズン2の制作が公式に発表され、はやくもそのストーリー展開には多くの予想がネット上で取り上げられ、注目を集めています。そんな中、主演を務めるトム・ヒドルストンさんが、Marvel.comとのインタビューでシーズン2について語りました。

ヒドルストンさんはインタビューで、「シーズン1に参加できたことにとても感謝していますが、もう一回参加できるということはまだ理解できていません。その可能性にとても興奮しています。私たちはすでに話し合いをしています。深い、深い、深い議論です。始まるのが待ちきれませんよ。」と語っています。

さらに「視聴者の皆さんがいなければ、シーズン2を作ることはできなかったでしょうから、視聴者の皆さんに感謝の気持ちを伝えたいと思います。シーズン1が驚きに満ちたものであったことを願っています。そして、シーズン2はさらなるサプライズに満ちたものになると思います。」とコメントしました。

一方でシーズン1の監督を務めたケイト・ヘロンさんはシーズン2には戻らないことを海外メディア Deadline とのインタビューで明かしています。

監督は「私はシーズン2には戻りません。正直なところ、シーズン2の制作は決まっていませんでしたが、今になって決まったことなので、とても興奮しています。来シーズン、ファンとして観られるのはとても嬉しいのですが、ただ、ここでやったことを誇りに思い、全力を尽くしてきました。まだ発表されていない他のものにも取り組んでいます。」と述べました。

将来的にマーベル作品に戻るか尋ねられると、「いいえ、今は自分のことに集中しています。私はマーベルが大好きで、また彼らと一緒に仕事をしたいのですが、ロキとの告白は私が彼らと一緒にしたことです。」と回答しました。

脚本は「ロキ」シーズン1、「ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス」のマイケル・ウォルドロンさんが引き続き担当すると報じられています。

シーズン2が待ちきれない所ではありますが、MCUのラインナップは今年後半にもまだ5、6作品用意されており、来年にはロキの兄ソーの映画も待っています。それらを楽しみながら、続報があり次第またお届けしていきます。

ドラマ「ロキ」シーズン1はディズニープラスで全話配信中です。

ソース:‘Loki’ Will Return for Season 2 on Disney+

ドラマ「ロキ」、デザイナーが1話から気づかれていなかったイースターエッグを明かす ─ ラストシーンについても解説

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」のプロダクション・デザイナーを務めるカスラ・ファラハニさんが、本作の1話からフィナーレまでに散りばめられた、ファンが気づいていなかったイースターエッグについて明かしました。

Marvel.com とのインタビューの中でファラハニさんは、第6話で在り続けるものが登場したシタデルの建築について語りました。

©2021 MARVEL,Disney

「コミック(1996年「THOR」#245)では、”時の終わりの城 “が小惑星の上にあるという前例があります。私が初期に提案したのは、建物全体、建築物のすべてが小惑星からその場で削り出されたものであり、他の建築材料は存在しないというアイデアでした。」

ファラハニさんはまた、最初の5つのエピソードを通して、他の場所にあるシタデル石を見るために、ファンはシリーズを再視聴する事をおすすめしています。シタデルに使われた石は1話からいろんな場所に登場していました。

©2021 MARVEL,Disney

この石は1話から登場しており、レンスレイヤーの判事席に使われています。

©2021 MARVEL,Disney

2話で登場した、レンスレイヤーのオフィスの内壁やタイムキーパーの像も、シタデルと同じ建材から出来ていました。

©2021 MARVEL,Disney

第4話ではタイムキーパーとの面会に向かうためのエレベーターの内壁もこの建材でデザインされています。


また、ショーのラストシーンのTVAはカーンの像を除いてまったく同じであるとファラハニさんは保証しました。その理由について「視聴者とロキが別の場所にいること、別のタイムラインにいることを理解するのを遅らせるためです」と述べています。

それゆえにメビウスの「君は誰だ」というセリフになり、直前まで見てきたTVAとは別のTVAに来てしまった事を表現していました。

ヴァリアント・TVAに来てしまったロキと、時の終わりに取り残されたシルヴィはどうやって神聖時間軸に戻ってくるのでしょうか。

ドラマ「ロキ」シーズン1はディズニープラスで全話配信中です。

ソース:Loki: Deconstructing He Who Remains’ Life’s Work at the Citadel at the End of Time

ドラマ「ホークアイ」は11月配信?出演俳優が意味深発言

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ホークアイ」は撮影を終了し、現在ポストプロダクションの真っ最中ですが、配信時期は今の所アナウンスされていません。そんな中、本作に出演する俳優のフラ・フィーさんのSNSから11月に配信が始まるのではないかと話題になっています。

フラ・フィーさんはInstagramにキャプテン・アメリカの盾をあしらった首輪をした犬の写真を投稿し、「ペットショップには選択肢があまりなかったが、11月にはもっと利用できるようになるだろう」とコメントしています。

Photo by Instagram/fra_fee

「ホークアイ」にはコミックにも登場するクリントの相棒「ラッキー・ザ・ピザ・ドッグ」が登場すると言われており、ロケ現場ではケイト・ビショップを演じるヘイリー・スタインフェルドさんと一緒にレトリバーの姿が目撃されています。

これに合わせて犬用のグッズが増えることは考えられる事で、フラ・フィーさんが11月には増えるだろうという事は、その前後に配信が始まるというのは妥当な所かもしれません。

2021年内のMCUのスケジュールは以下のようになっています。

  • 8月11日:ディズニープラスアニメ「ホワット・イフ…?」
  • 9月3日:映画「シャン・チー」
  • 10月ごろ(米国):映画「ブラックウィドウ」のディズニープラス会員無料配信
  • 11月5日:映画「エターナルズ」
  • 12月17日:映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」

また、「ミズ・マーベル」が2021年後半と発表されているため、ディズニープラスシリーズが重ならないように配信されるとするならば、8~9月「ホワット・イフ…?」、10~11月「ホークアイ」、12月~翌年1月「ミズ・マーベル」となり、今回のフラ・フィーさんの発言は割と想像の範囲内となっています。

あと1,2ヶ月もすれば正式な配信日のアナウンスやトレーラーが公開されるものと見られています。

ドラマ「ホークアイ」は2021年ディズニープラスで配信予定です。

ドラマ「ロキ」、シルヴィの最後の決断をソフィア・ディ・マルティーノさんが説明

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」の最後の場面でのシルヴィの決断について、シルヴィを演じたソフィア・ディ・マルティーノさんが、Marvel.com とのインタビューの中で説明しました。

ディ・マルティーノさんはシルヴィの決断はずっと抱いてきた怒り、復讐心によるものだと言います。

「彼女は自分の人生を奪ったTVAの背後にいる人物や、少女を連れ去った人物を捕まえることを生涯の使命としています。幼い頃に抱いた怒りが、人生の中でどんどん大きくなっていき、その原因となった人物が目の前に立っているのです。彼を殺せば、自分の気持ちが晴れると思っている。その瞬間の気持ちは、彼女がロキに抱くどんな気持ちよりも強いのです。」と説明しました。

二人の信頼関係について聞かれると、「かなりの問題です。それは両方とも同じように作用します。ロキが信用できなくて、シルヴィが信用できないのかもしれない。あなたが誰かを信用できないのなら、相手はあなたを信用できるでしょうか?お互いに信頼できなければ、何もできませんよね?壊れてしまうんです。」と述べました。

「キスの前に、彼は彼女にとても素敵な言葉をかけるんです。」とディ・マルティーノさんは振り返りました。「ロキは基本的に、『僕はいつも親しい人を傷つけてきた。僕はひどい人間だけど、君が僕を変えてくれたのは、僕が君のことを大切に思っていて、君には大丈夫でいてほしいと思っているからなんだ』と言っていました。誰かが『あなたには大丈夫でいてほしい』と言ってくれることは、特にシルヴィのように傷ついた人にとっては、とても嬉しいことなのです。彼女は自分自身にも大丈夫であってほしいと思っているので、少し心が痛むのです。誰かがそれを認めてくれて、そんな風に彼女を見てくれるというのは、とても力強いことです。」

「でも彼女は計画を最後までやり遂げなければなりません」 とディ・マルティーノさんは続けます。「私にとってのキスは、最後のお礼とお別れのようなものでした。でも、結局のところ、私はあなた(ロキ)ではないし、私には使命があります。だから、また会いましょう。」一拍おいて「そんなことを言うと、とてもひどいことのように聞こえるわね」と笑いました。

そして、シルヴィが少女の頃から望んでいたはずの瞬間が来ます。「あの最後の瞬間は、まさに完全な壊滅状態です。彼女はずっと待ち望んでいた安堵感を得られると思っていました。そのために彼女はここまで築き上げてきたんです。彼女は最後に男を殺し、でも何も感じませんでした。いつものように、怒りや苦しさ、悲しさのようなものを感じる。しかし、何もなく、ただ空虚で、それが本当に悲しいのです。」

これが今シーズンのシルヴィの最後の姿となり、彼女は時間の終わりのシタデルで完全に孤独となり、在り続けるものの警告だけが残ることになります。次の展開について聞かれると、「彼女が(その悲しみを)どうするかは、まだわかりません。別の章を始めるには興味深い場所です」とディ・マルティーノさんは語りました。

復讐を達成し虚無感の真っ只中にいるシルヴィは、幼い頃に願ったように、そしてロキの望み通り、シーズン2で幸せを手に出来るのでしょうか?

ドラマ「ロキ」シーズン1はディズニープラスで全話配信中です。

ソース:‘Loki’: Sophia Di Martino on Completing Sylvie’s Mission

ドラマ「ロキ」、トレーラーにあったのに本編になかった幻のシーンをピックアップ

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」シーズン1が終了し、はやくもシーズン2への期待が高まっていますが、今回の記事では配信前、あるいは配信中に公開された公式トレーラーに注目し、トレーラーには存在したのにドラマ本編で見ることが出来なかったシーンをピックアップしました。

アスガルドの王座

2021年4月に公開されたトレーラー「Marvel Studios’ Loki | Official Trailer | Disney+」(1分40秒あたりから)など複数のトレーラーでアスガルドの王座とその前に立つロキの姿が確認されていましたが、本編には登場しませんでした。

©2021 MARVEL,Disney

トレーラーの公開当時はこのシーンはキング・ロキの登場を示唆していると思われましたが、残念ながらキング・ロキが登場することもありませんでした。

本編ではシルヴィの回想シーンや、ロキが受けたタイムループの刑のシーンでアスガルドが登場しましたが、この幻のシーンとは関係がありませんでした。

アベンジャーズタワー

2020年12月に公開された「Exclusive Clip | Loki | Disney+」(1分30秒あたりから)など複数のトレーラーに登場したアベンジャーズタワーのシーンも本編には登場しませんでした。

©2021 MARVEL,Disney

下の画像はロキ1話に登場したアベンジャーズタワーのもので、穴のあいた丸いオブジェや壁のデザインなどが一致しているものの、ロキの衣装は異なっています。

ロキが使命を果たしたあと、神聖時間軸に戻ってくるのかと思われましたが、そういったことはありませんでした。


また、シーン自体はあったものの、本編とは異なる編集をされているものもありました。いくつか紹介したいと思います。

こちらはラメンティスの崩壊直前にメビウスが逮捕しにくる場面に似ていますが、ロキひとりぶんのタイムドアしかありませんし、周囲も本編と違って危機感はありません。

©2021 MARVEL,Disney

6話のシタデルを歩くロキです。実際は単独ではなくシルヴィと歩いています。トレーラーでは扉を開ける前もロキひとりしかいません。

©2021 MARVEL,Disney

6話のロキとシルヴィの戦いの瞬間ですが、トレーラーでは誰が誰と戦っているのか分からないようになっています。

©2021 MARVEL,Disney

以上、「ロキ」の本編とトレーラーの(気づいた範囲での)違いでした。今回の比較のトレーラーはUS版とJP版に限っています。ちなみにUK版では見たことのないメビウスが映っているというものがありました。

ドラマ「ロキ」シーズン1はディズニープラスで全話配信中です。

ドラマ「ロキ」、脚本家、女優がレンスレイヤーの真実について語る

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」シーズンの最終話の配信を終え、レンスレイヤーを演じたググ・バサ=ローさんと脚本家のマイケル・ウォルドロンさんが Marvel.com とのインタビューの中で、レンスレイヤーの真実について語りました。

脚本家のマイケル・ウォルドロンさんは、「彼女は非常に複雑な悪役であり、自分を突き動かす一連の原理と信念を持っています。彼女は、自分のやっていることが悪だとは思っていません。彼女は、その任務がより大きな利益をもたらすものだと信じています。そして、レンスレイヤーはおそらく、タイムキーパーが偽物であることを知ることなく、永遠にこれを続けることができればよかったと思っているでしょう。」と述べました。

さらに、「そして、それが彼女にとって嘘であることが明らかになる。メビウスの時のように、それが彼女を奮い立たせ、自分の人生の目的に疑問を抱かせるのではなく、レンスレイヤーは権力の座に留まりたいのです。彼女はより怒りに満ちた反応をします。」と続けました。

「誰が自分の目を欺いたのか、それを知りたいのです。それを探しに行くのです」とウォルドロンさんは付け加えました。

また、レンスレイヤーを演じるググ・バサ=ローさんは、次のように語っています。

「レンスレイヤーにとって、すべてが非常に整然としていて、白黒はっきりしている状態からスタートするのは楽しかったわ。そして、彼女の現実が崩壊し始めると、私たちは彼女と一緒にそれを発見していました・・・彼女が引き受けることは多く、彼女はより必死になり、彼女にとっての賭けはどんどん難しくなっていきました。」

レンスレイヤーは、組織のハンターとしてスタートし、裁判官にまで上り詰めました。そんな彼女でさえ、タイムキーパーが誰かの操り人形に過ぎないことを知りませんでした。彼女はTVAでの人生を、神聖時間軸を守るために盲目的に過ごしてきたので、これらの事実は彼女にとって飲み込めないものでした。

「TVAのほとんどの人が変異体であり、異なる時代に別の変異体のレンスレイヤーが存在するという考えは、私にとってある種の衝撃でした」とバサ=ローさんは続けます。「私たちは、番組の最後にこの世界に足を踏み入れただけです。でも、多元宇宙はとても壮大だということがわかりました。可能性は無限です。タイムドアの向こう側に何があるのか、その可能性はとても大きいのです。そして最終的に彼女は、このファサード全体を作り上げた人物に復讐したいと思っています。」

しかしながら最終話を見てわかるように、レンスレイヤーの怒りと復讐の対象となる人物はシルヴィによって殺害されました。コミックのように全ての彼を殺すまでレンスレイヤーの旅は続くのでしょうか?

ドラマ「ロキ」シーズン1はディズニープラスで配信中です。

ソース:‘Loki’: The Truth About Judge Renslayer and Miss Minutes

ドラマ「ロキ」、監督がミス・ミニッツの戦闘シーンがあった事を明かす ─ 彼女は悪魔のような存在

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」に登場した謎のマスコット、ミス・ミニッツについて声を担当したタラ・ストロングさん、そしてケイト・ヘロン監督と脚本家のマイケル・ウォルドロンさんが Marvel.com とのインタビューの中で今作で登場したミス・ミニッツについて語りました。

シリーズの初期で、楽しいキャラクターとして登場し、大量の説明をするだけだったミス・ミニッツ。しかし、物語が進むにつれて、彼女が単純なマスコットではない事が描かれて行きました。

ケイト・ヘロン監督は「脚本の初期段階で、私たちは皆、”ミス・ミニッツを何とかしてストーリーに登場させなければならない “という点で一致していました。」と述べました。

脚本家のマイケル・ウォルドロンさんは、「彼女は、非常に重要な説明をするのに、とても楽しい方法でした。彼女の話し方には、何か歌のような響きがあって、脅しではないのです。でも、それが転じて、彼女が悪人になると、急に本当に怖くなるんです。」と語っています。

最終的に、ミス・ミニッツは「肩に乗った悪魔のような存在で、ロキとシルヴィの両方を誘惑しようとしているのです。」とヘロン監督は付け加えました。「彼女には何かもっと不吉なことが起こっているように感じられるのが楽しかったですね。ロキとシルヴィがシタデルで彼女に会い続けるというバージョンが常にありました。ある時は、シタデルでミス・ミニッツとの戦闘シーンもありましたし、(彼女のために)いろいろなものを用意していました。」と気になる事も明かしました。

そして監督はミス・ミニッツと「在り続けるもの」の関係について「彼が一人で生活しているというアイデアが気に入ったんです。私も新型コロナウイルスの影響で灯台守のように4ヵ月間ひとりで生活していたので、変な言い方ですが、閉鎖中の私と少しだけつながりがありました。番組を編集していて、少し変になっていたかもしれませんが、私はずっと犬に話しかけていました。そして、ミス・ミニッツもそんな感じなのかもしれません。在り続けるものはミス・ミニッツに話しかけるだけなのかもしれません。」と語りました。

また、ミス・ミニッツの声を担当した声優のタラ・ストロングさんは、変わった方法でセリフを録音した事を明かしました。ストロングさんは、プリプロダクションではなく、また後から入れるのでもなく、実際にビデオチャットでエピソードを見て、リアルタイムで反応しながらセリフを録音していましたが、1つのセリフに対して何十種類ものセリフ読みをすることもありました。そのおかげで、ミス・ミニッツがどれだけ “悪い “状態になるのかを皆が把握することができたと言います。

「それはとても楽しいことでした。なぜなら、そこまで行くとは知らなかったからです。」とストロングさんは説明します。「最初は、(キャラクターは)説明役なんです。非常に悲惨なことが起きているにもかかわらず、自分に何が起きているのかを、ちょっとした態度やかわいらしさをもって説明するんです。そして、彼女が実際にこのレースに参加していることを知り、彼女には感覚があり、起こっていることを気にかけている可能性があることを知るのです。彼女は怒ったり、人間らしい感情を感じたりして、”ああ、彼女は何者なんだろう?どうやってアクセスしたのだろう?なぜ彼女は最後にそこにいるのか?タイムキーパーとどう関係するのか?”と考え始めます。」と続けました。

ロキとシルヴィが “時の終わり “のシタデルに現れたことで、陽気で幸せそうな表情から徐々に激怒していくミス・ミニッツの声を、ストロングさんはとても楽しんで演じたといいます。「この時間時計の玉ねぎが剥がれるにつれて、彼女の本当の姿がより興味深くなってきます。最初はとてもキュートで、彼女のことをどれだけ知っているか慎重になっていたのに、最終的には彼女の感情が表に出てきて、ロキがタイムラインをめちゃくちゃにしたことに激怒し、それに怒るというのは、とても楽しいことでした。」と説明しました。

それにしてもミス・ミニッツの戦闘シーンとは一体どのようなものだったのでしょうか。攻撃方法は?倒し方は?それらはシーズン2で明かされるのかもしれません。

ドラマ「ロキ」シーズン1はディズニープラスで全話配信中です。

ソース:‘Loki’: The Truth About Judge Renslayer and Miss Minutes

ドラマ「ロキ」のアスガルドソング「Very Full」が米ビルボード10位にチャートイン

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」の第3話「ラメンティス」でロキを演じるトム・ヒドルストンさんが歌ったアスガルド(ノルウェー語)の歌「Very Full」が米ビルボードのワールド・デジタル・ソング・セールスで10位にランクインしたと報じられました。

ロキが歌うこの曲は発売初日にiTunesサウンドトラックランキングで1位を獲得。ドラマ「ワンダヴィジョン」の「Agatha All Along」には及んでいませんが、ディズニープラスのMCUシリーズからの2つ目のヒット曲となりました。

ヒドルストンさんは、2016年の「アイ・ソー・ザ・ライト」でハンク・ウィリアムズを演じ、ディズニーの「ティンカー・ベルとネバーランドの海賊船」(2014年)ではジェームズの声を担当するなど、これまでにも音楽活動の経験があります。

「Very Full」は Erlend Nødtvedt 氏と Benedicte Maurseth 氏によって作られ、3話のクレジットでは「JegSalerMin Ganger」と名付けられていましたが、リリースにあたり「Very Full」へと変更されました。

英翻訳された歌詞は以下の通りです。

When she sings, she sings come home
But the trees dance and the waterfalls stop
When she sings, she sings come home
When she sings, she sings come home

But the trees dance and the waterfalls stop
When she sings, she sings come home
But the trees dance and the waterfalls stop
When she sings, she sings come home
When she sings, she sings come home
When she sings, she sings come home
When she sings, she sings come home

In storm-black mountains, I wander alone
Over the glacier I make my way
In the apple orchard stands the maiden fair
and sings, “When will you come home?”

But the trees dance and the waterfalls stop
When she sings, she sings come home
But the trees dance and the waterfalls stop
When she sings, she sings come home
When she sings, she sings come home

日本語にすると以下のようになります。

彼女が歌えば、彼女が歌えば、家に帰ろう
でも木は踊り、滝は止まる
彼女は歌う、帰れと歌う
彼女は歌う、帰れと歌う

木は踊り、滝は止まる
彼女は歌う、帰れと歌う
木は踊り、滝は止まる
彼女は歌う、帰れと歌う
彼女は歌う、帰れと歌う
彼女は歌う、帰れと歌う
彼女は歌う、帰れと歌う

嵐のような黒い山の中を一人でさまよい
氷河の上を進みます
りんご園には妖精がいて
“いつ帰ってくるの?”と歌っている

でも、木は踊り、滝は止まる
彼女は歌う、帰れと歌う.
でも、木は踊り、滝は止まる
彼女は歌う、帰れと歌う.
彼女は歌う、帰れと歌う.

ドラマ「ロキ」シーズン1はディズニープラスで配信中です。

ソース:Tom Hiddleston’s Loki Song Is So Popular It’s Cracking Top Song Charts