ドラマ「ワンダヴィジョン」に出演したエヴァン・ピーターズさん、役割について初めから知っていた事を明かす

ディズニープラスで配信中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ワンダヴィジョン」に出演したエヴァン・ピーターズさんが、ペース大学との講演中にゲストスピーカーを務め、アグネスの夫ラルフを演じた事についてスピーチしました。

そのスピーチはTiktokユーザーのvaleria.pedを通じて抜粋公開され、その中でピーターズさんは次のように述べています。

彼のラストネームがボーナーだとは知らなかったんだ。それで、2階のラルフの隠れ家で、彼女(モニカ・ランボー)に説明するシーンがあるんだけど・・・。彼女は写真を見て、『ラルフ・ボーナー!』って言うんだ。私は「ボーナー?」って感じだった。苗字がボーナーだとは知らなかったので、大笑いしてしまいました。彼がラルフであり、魔女に操られていることは最初からわかっていました。

結局ピーターズさんはクイックシルバーではなく、初めからラルフとしてキャスティングされていたことが明らかになりました。彼の登場は波紋を呼び、ファンに様々な考察をさせる事になりましたが、その多くが裏切られることになりました。

こういったファンの考察は制作側も楽しんでおり、中には核心に迫る考察も現れ、ヴィジョンを演じたポール・ベタニーさんは「マーベル・スタジオは彼らを雇うべきだ」とも言わしめました。

「ワンダヴィジョン」は最終回をむかえ、主人公のひとりワンダのその後は映画「ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス」で描かれる事になっています。

ドラマ「ワンダヴィジョン」シーズン1はディズニープラスで全話配信中です。

ソース:WandaVision: Evan Peters Reflects on That Ralph Bohner Twist

ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」、バッキーの悪夢シーンの別バージョンのスタント映像が公開

ディズニープラスで配信中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」より、バッキー・バーンズがウィンター・ソルジャー時代の悪夢を見るシーンの別バージョンの映像が公開されました。本作のスタント・コーディネーターを務めたデイブ・マコーマーさんが自身のInstagramで公開しています。

投稿には「昔々、地震や自然災害でプエルトリコでの制作が中止になる前、第1話の”バッキーの悪夢”で、ウィンター・ソルジャーがクーデターの中心となる城にいるターゲットを殺すために向かうバージョンがありました。」と添えられ、かなり激しいウィンター・ソルジャーのアクションを確認できるようになっています。

そのウィンター・ソルジャーを演じたセバスチャン・スタンさんもサム・ウィルソンのスタント動画を公開しましたが、こちらはコミカルな編集が加えられています。

投稿には「そして、誰もが落ちなければならない時がある」とコメントし、映画「キャプテンアメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」で登場して以降、やたらと落ちるシーンの多いバッキーを重ねました。今作でも何度か落ちることになりましたが、最終話にてようやく「ヒーロー着地」に成功し、バッキー・バーンズもヒドラの暗殺者ウィンター・ソルジャーを完全に脱却し、ヒーローへと転身したことが描かれました。

ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」シーズン1はディズニープラスで全話配信中です。

ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」より新たなキャプテン・アメリカのポスターが公開

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」より、4月23日に配信された最終回で登場した新しいキャプテン・アメリカのキャラクターポスターが公開されました。

©2021 MARVEL,Disney

新たなキャプテン・アメリカのコスチュームをしっかりと確認出来、スティーブ・ロジャースと同じく赤、青、白の3色でデザインされています。

また、Twitterでは #CaptainAmerica のハッシュタグを用いることで新たなキャプテン・アメリカとなったサム・ウィルソンのアイコンが表示されるようになっています。日本語でも #キャプテンアメリカ に対応しています。

ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」シーズン1は、全話ディズニープラスで配信中です。

ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」6話のイースターエッグをピックアップ

2021年4月23日配信のドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」エピソード6「世界はひとつ、人はひとつ」のイースターエッグを中心に原作設定や今後の予想などをご紹介。

※この先はシリーズのネタバレ、および今後の物語のネタバレの可能性が含まれています。ネタバレが嫌な方はご遠慮ください。

バーンズ軍曹

バッキーが封鎖している部隊を横切る際にバーンズ軍曹と呼ばれました。

©2021 MARVEL,Disney

バッキーは映画「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」の作中で軍曹に昇格していました。バッキーは一度は戦死として扱われているはずですが、その後ウィンター・ソルジャーがバッキーであると判明した際には階級は剥奪、そして恩赦によって階級が戻ってきたと考えていいのでしょうか?それとも単純にこの人物が敬意を込めてもとの階級をつけて呼称したのかもしれません。

ナノマスク

現場に入る直前にバッキーは一人の人物に呼び止められました。

©2021 MARVEL,Disney

この人物はシャロンがS.H.I.E.L.D.のガジェットであるナノマスクを使用して変装をしていました。

ナノマスクは映画「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」でブラックウィドウが世界安全保障委員会の女性ホーリーに変装するのに使用していた他、ドラマ「エージェント・オブ・シールド」でもかなり活躍しました。

新しいファルコンのスーツ

前回ワカンダからの贈り物として受け取った新たなスーツはかなりコミックに忠実なデザインとなっています。

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カラーリングもスティーブ・ロジャースのキャプテン・アメリカと同じく、青、赤、白をベースにしていますが、スティーブと比べると白の比率が高くなっています。

都市伝説

窓ガラスを破ってさっそうと現れたサムがフラッグスマッシャーズ(に感化された人)を倒したところに一人の男性が「すみません、あなたは?」と問いかけます。サムが「キャプテン・アメリカだ」と答えると、男は「月にいるかと思ってた」とこぼします。

©2021 MARVEL,Disney

1話でトレスが「キャプテン・アメリカは月にいる」という都市伝説があると話していましが、かなり広く知られている都市伝説のようです。

キャプテン・アメリカ(サム)対バトロック

1話で対戦した両者ですが、この最終話でも再度対戦することになりました。

実はコミックでもサムがキャプテン・アメリカとして初対決したのはバトロックであり、コミック「All-New Captain America (2014) #1」にて描かれています。

新スーツの新たな機能

視聴者の誰もが楽しみにしていた新スーツですが、新機能については特に描写されませんでした。落下するヘリから盾と翼で人を守るあたりは、スーツがワカンダのヴィブラニウムで作られていることをほのめかすシーンとなっていました。

少しぐらいなら水中におちても機能が停止しないこともわかりましたが、これまでのスーツが水中でどうだったかは不明なので新機能と言えるかは難しいところです。

ゴーグルがARディスプレイであることや、腕にタッチパネル式のコントローラーがついているあたりは従来のスーツ機能を踏襲しています。

ヴィブラニウムで制作されているブラックパンサースーツのように、衝撃を吸収して跳ね返す機能は見られませんでした。

しかし、翼による高速移動を利用して投げた盾に追いつける事や、スティーブと違ってパワー不足である点を補うために翼を利用して縦回転しながら盾を投げるなど、サムならではの新しいシールドアクションを見せてくれました。

©2021 MARVEL,Disney

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ジャックナイフ

バッキーがジャックナイフ走行から体ごと前に飛び、フラッグスマッシャーズに激突しました。

©2021 MARVEL,Disney

このアクションは映画「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」でスティーブがクインジェットに向かって同様の事をしています。

ジョンの決断

サムが人を守るために盾を使う描写が多い一方で、ジョンは盾を攻撃のために振るいます。フラッグスマッシャーズを追い詰めたジョンでしたが、盾と復讐を一旦諦め、人命救助を優先しました。

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せっかく良いことをしたジョンでしたが、フラッグスマッシャーズの邪魔もあり失敗し、美味しいところをサムに持っていかれる事になりました。

見ていた市民は「あいつはブラック・ファルコンだ」「いや、キャプテン・アメリカだよ」とサムをキャプテン・アメリカと認め始めるシーンとなっています。しかし、これまでにサムが盾を持つ苦悩は描かれていましたが、実際に市民がどう感じていたかは描かれていないのでやや唐突なシーンになっています。

その後、少し後のシーンでジョンは「厳格な正義より慈悲が実りを豊かにする」と言いながら逃走するフラッグ・スマッシャーズの前に立ちはだかります。これはアメリカ合衆国第16代大統領エイブラハム・リンカーンの言葉で、正義を厳格に遂行していくよりも、慈悲の心が世界を豊かにするという意味。ジョンは復讐にとらわれた正義を振りかざす事をやめフラッグスマッシャーズを警察に任せるのでした。「リンカーンとはね」、「偉大な人物だ」、「格好つけるな」と隣にいたバッキーとも打ち解けつつ去っていくのでした。

パワーブローカー

シャロンがパワーブローカーである事が判明しました。当ブログでも反証材料など色々考察してみましたが、そもそもとしてシャロンは超人血清が最優先でもなく、カーリたちに殺すメッセージを送っていたにも関わらず仲間になるよう口説きます。

©2021 MARVEL,Disney

この場にバトロックも登場し、パワーブローカーの正体を知ったバトロックは報酬を4倍にしないと正体を世界にバラすとシャロンを脅迫。シャロンはバトロックを射殺しますが、その隙にカーリに腹部を撃たれてしまいます。

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戦う気はない

遅れて到着したサムはシャロンの大事な話をまったく聞けていません。カーリの攻撃に対してサムは自分の身を守ることに徹します。

©2021 MARVEL,Disney

このときのセリフは、「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」でスティーブがバッキーの攻撃に耐えていたときと同じものになっています。

カーリの最期

シャロンが隙を見てカーリに発砲し、カーリは倒れました。2話のフラッグスマッシャーズ、マティアスも空港で銃殺されていますし、ネイゲル博士の超人血清はスティーブが接種したアースキン博士のものと比べると特殊な装置が必要ないという手軽さは向上しましたが、耐久力に関しての効果はかなり疑問です。

映画「インクレディブル・ハルク」でハルクは陸軍の武器を物ともしない他、ヘリの射撃すらろくにききませんでした。そんなハルクは映画「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」でサノスのパンチであっさりやられますが、スティーブはそのサノスに殴られても一度はなんとか立ち上がる姿勢を見せました。また、スティーブは「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」で無防備な背後からウィンター・ソルジャーに腹部などを撃ち抜かれた際もダメージは受けよろめいていましたが、もちろん致命傷ではありませんでした。

こうしてみるとネイゲル博士の血清は、本人は誇らしげに語っていたものの、あまり出来がいいとは言えないのかもしれません。シャロンは効果の低さを理解したうえで血清や博士を餌にした可能性すら勘ぐってしまいます。

あるいは、シャロンの持つ銃が地球で考えうる以上の殺傷力を持っている可能性もあるかもしれません。

サムの決意

カーリを救急隊に引き渡し、サムはGRCのメンバーたちに歩み寄ります。マスコミが取り囲む中、国防長官たちはサムに礼を述べますが、予定通り計画を進めるという彼らにサムは苦言を呈します。

パワーの使い方でヒーローになるかヴィランになるかが決まるのはヒーロー作品のセオリーですが、政治的な権力も同じことだとサムは言います。ひとつのメールでトニー・スタークになるかサノスになるか、ヒーローだけでなく政治家も同じことだと告げました。

トレスの現況

サムがGRCの面々と話をしている間、トレスはネットで中継を見ながら何かを修理していました。託されたファルコンスーツを修理していた、と思いたいところですが、断言できるほどはっきりとした描写ではありませんでした。

足を撃たれたシャロン?

銃で撃たれた傷を抑えるシャロンは吹替版では「足を撃たれた」といいました。

©2021 MARVEL,Disney

日本語字幕では「参ったわ」となっており、英語で聞いても足とは言っていません。映像で見てもベルトより上、腹部を抑えているわけで、なぜこういう吹替になったのかは少し疑問なところです。

セリフ内容はともかく、超人血清を撃っていたはずのカーリがあっさり死んで、シャロンが病院に行かないのもやや気になる所です。バッキーはこれを「シャロンがまだ逃走中の身だから」と解釈しているようですが、シャロンがなんらかの強化を受けているか、地球人ではなくなっている可能性も考慮する必要があるかもしれません。

映画「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」のフューリーとマリア・ヒルのように「別人」がシャロンになっている可能性はあるかもしれません。

追跡依頼

ハドソン川におちたフラッグスマッシャーズの追跡をして欲しいと新しいキャプテン・アメリカとなったサムのもとに依頼が届きます。

©2021 MARVEL,Disney

彼は「キャプテン・アメリカが月にいる」という都市伝説を信じていた、本エピソードの冒頭に登場した男性です。

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ジモの執事

ジモの執事エズニックが再登場し、「後始末」を行いました。

©2021 MARVEL,Disney

ラフトに連行されるはずだったフラッグスマッシャーズはほぼ確実に死亡しました。そして護送の任務にあたっていた運転手たちも恐らくは。エズニックは単なる人のいいおじいちゃんではなかったようです。

ジモのフィナーレ

ラフトに収監されていたジモはラジオでフラッグスマッシャーズの最期のニュースを耳にし、ほくそ笑みます。

©2021 MARVEL,Disney

8人いたフラッグスマッシャーズの結末を整理すると以下のようになります。

  • カーリ:シャロンに撃たれ(おそらく)死亡
  • ドヴィッチ:護送車爆破により死亡
  • ジジ:護送車爆破により死亡
  • ディーディー:護送車爆破により死亡
  • レノックス:シャロンに地下駐車場で殺害される
  • ディエゴ:人質をヘリで運んでいて川に落とされた。サムに追跡依頼が来る。
  • マティアス:2話でパワーブローカーの手下に殺害される
  • ニコ:4話でジョンに殺害される

ニュースは「4人が移送中に」と伝えているものの、実際に護送車が爆破される直前のシーンで乗り込んだフラッグスマッシャーズは3人です。

©2021 MARVEL,Disney

川から救助されたディエゴはこの場にいなかったのでおそらく別の護送車に乗せられたはずです。2車両のうちひとつが爆破されたらもう一方は極めて厳重な警戒になるはずで、それでいてなお後始末が実行されたのであればエズニック執事の腕はウィンター・ソルジャーに匹敵すると言ってもいいかもしれません。

好意的に解釈するなら、ディエゴを保護するために政府がフェイクニュースを流したという設定でも辻褄はあうかもしれません。また、ディエゴの生存が伏線になる可能性もあるかもしれません。カーリもはっきりと死亡が言及されてはいません。さらに護送車に3人が乗せられた時にドアを締めた人物は、フラッグスマッシャーズの意志に共感する人間が残っている事を示していました。もしくは単純な制作ミスかもしれません。

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ジョンの再出発

ジョン・ウォーカーはコンテッサ・ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌ(以下ヴァル)の手引によって新たなコスチュームをまとい、U.S.エージェントとして再出発することになりました。

©2021 MARVEL,Disney

ヴァルは「これから色々普通じゃなくなる」と今後のMCUで何かが起こる事を示唆し、「その時にキャプテン・アメリカは必要ない」と語って去っていきます。去り際には前回とは逆に「ヴァルって呼ばないで」と言いながら。

ジョンや妻のオリヴィアの喜びようから察するに、彼らはヒーロー活動を続けるという認識をしているようです。今回のエピソードでは人助けするシーンもありヴィラン化一直線の道を歩むのは一旦ストップしましたが、ジョンの将来にはまだまだ不安な点が多そうです。

ジョンが4話の凶行以降、世間でどのような捉え方をされているかはついに描かれませんでした。キャプテンの盾を汚したひどいやつだと罵る人も、テロリストを殺してくれてありがとうという人もいそうなものですが、マスコミや市民がどう考えているかは不明のままです。

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バッキーの償い

バッキーはすべての線を引き終えた償いリストであるスティーブのノートをレイナー博士の所へおいてきました。

©2021 MARVEL,Disney

ヨリへの償いも多くは描かれませんでしたが、ヨリの寿司屋での元気な姿を見る限り、きっと赦されたのでしょう。

イザイアのフィナーレ

イザイアの事はサムの手引によってスティーブと同じく博物館にて真の歴史が公開されるようになりました。

©2021 MARVEL,Disney

そこにはアメリカの英雄と書かれており、今後MCUのアメリカの中で広く伝えられて行くことになりそうです。

バッキーは子供に大人気

サムの地元に凱旋した二人ですが、バッキーは子供に大人気。ワカンダでも子供に人気があることが映画「ブラックパンサー」でも描写されていましたが、ここでも同様でした。

©2021 MARVEL,Disney

償いリストが終了したこともあるせいか、これまでにないバッキーの姿を見ることが出来ました。

キャプテン・アメリカ&ウィンター・ソルジャー

そして暗転し本作のタイトルが「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」から「キャプテン・アメリカ&ウィンター・ソルジャー」へと変化します。

©2021 MARVEL,Disney

いわゆるシーズン2はこのタイトルに変わるのかもしれません。

とりあえず今作は「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」として今後もこのブログでは取り扱って行きます。

エージェント・カーター

ポストクレジットではシャロンが登場し、政府から恩赦を受けることに成功します。

©2021 MARVEL,Disney

シャロンがエージェント・カーターと呼ばれるのは初めてで、ペギー・カーターに対して政府が信頼と尊敬をしていた事の証のようにも思えます。しかしその反面、シャロンは次の計画を始めるような不穏な電話をしていました。

結局のところシャロン目線で見れば、シビル・ウォーで法を犯し、逃亡者の身になってまでスティーブに渡した盾を、1話でサムが博物館に返す会見を見たときには言い表せない気持ちになったと思います。厳密には違う盾ですが、それは視聴者とせいぜいアベンジャーズ側のキャラクターのみが知っている事です。ヴァルは何故か知っている様子でしたが。

シャロンがスクラルである場合はドラマ「シークレット・インベージョン」へと繋がって行きそうですが、仮にそうだとした場合、やはり金が目的ではないかもしれません。地球を混乱させることや国の戦力ダウンを狙っている可能性があります。

このシャロンがスクラルで、さらにナノマスクを持っているとなるとかなりややこしい事に・・・。

また、「開発兵器の情報が手に入る」と言ったあたりはトニー・スタークの技術が盗まれる事で勃発するイベントのドラマ作品「アーマー・ウォーズ」への線もうっすら見えているように思えます。

シャロンが闇落ちしたか、コミックのように洗脳されているのか、あるいは別人なのかはまだ確定していませんが、俳優エミリー・ヴァンキャンプさんの再登場は確実と言えそうです。はたしてカーターの血統が正義の名の下で輝く日は戻ってくるのでしょうか。


ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」シーズン1はディズニープラスで全話配信中です。

イライジャ・リチャードソンさんがMCUにおけるエリ・ブラッドリーの将来についてコメント

先日から最終回の配信が始まっているMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」に出演している俳優のイライジャ・リチャードソンさんが、自身が演じるエリ・ブラッドリーの将来についてInstagram上でコメントしました。

投稿には数点の写真とともに「ファルコン&ウィンターソルジャーのフィナー!! 若き王者の仕事ぶりをご覧ください。これはEli Bradleyの始まりに過ぎないかもしれません !」とコメントを添えています。

ドラマで登場したエリはコミック同様イザイア・ブラッドリーの孫でしたが、出番としてはあまりなく、無礼な態度が印象に残るキャラクターでした。コミックのエリはパトリオットという名で活動するヒーローの一人、そしてヤングアベンジャーズのリーダーでもありました。

MCUのエリには今の所ヒーロー性を感じる部分はありませんが、イザイアの真の歴史が公開された事を受け、彼の中で何かが変化していく様子が今後のMCUで描かれていくかもしれません。

ヤングアベンジャーズの実写化の噂は跡を絶たず、エリ・ブラッドリーの他にドラマ「ワンダヴィジョン」でデビューしたワンダの息子ビリーとトミー、映画「アントマン」シリーズで登場しているキャシー・ラング、ドラマ「ホークアイ」でのデビューが公式に決まっているケイト・ビショップなどメンバーは確実に揃ってきています。

ドラマのシーズン2や映画「キャプテン・アメリカ4」の制作なども報じられているため、今後のMCUにエリも再登場すると見られています。

ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」シーズン1はディズニープラスで全話配信中です。

ジョン・ウォーカーを演じたワイアット・ラッセルさんがU.S.エージェントの将来についてコメント

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」で2代目キャプテン・アメリカに選ばれたジョン・ウォーカーを演じた俳優のワイアット・ラッセルさんがジョンの今後について、海外メディア Vanity Fair とのインタビューでコメントしました。

政府に2代目キャプテン・アメリカをして盾とコスチュームを背負わされたジョンでしたが、作中のとあるイベントによりそのすべてを剥奪。そこにタイミングよく登場した謎の女性ヴァルの勧誘で、ジョンはU.S.エージェントとして活動することになりました。

願わくば、あなたが本当に軽蔑するように仕組まれた人物から、彼がどこから来たのかを理解する旅に連れて行ってほしい。好むと好まざるとにかかわらず、彼がなぜそれをしているのかを理解することになるでしょう。

最終回ではジョンがU.S.エージェントとして再スタートするシーンが描かれ、今後のMCUに登場するであろうことは想像に難くないわけですが、ラッセルさんはジョン・ウォーカーの復帰は視聴者の反応次第だとし、自身はこの先に何があるか把握していない事を付け加えています。

マーベル・スタジオは何が機能するかを確認する前に決定しないという、とてもクールな方法で運営されています。私はこの決定には関与していません、明らかに。

制作サイドからはシーズン2の話が示唆されたり、映画「キャプテン・アメリカ」4作目が報じられるなどしている中、同ドラマの主人公のひとりバッキー・バーンズを演じていたセバスチャン・スタンさんも「続編については聞かされていない」とコメントしていました。

今後の計画は分からないというワイアット・ラッセルさんですが、マーベル・スタジオの社長ケヴィン・ファイギ氏は彼の演技を絶賛しており、その演技力の賜物で憎まれ役として強い印象を残しました。今後のシリーズでジョンの過去についても深く描かれることを期待したい所です。

ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」シーズン1はディズニープラスで全話配信中です。

ソース:Wyatt Russell Comments on US Agent’s Future After Falcon and the Winter Soldier

ヴァル役ジュリア・ルイス=ドレイファスさん、舞台裏映像を公開し、出演秘密の方法を明かす

ディズニープラスで配信中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」に出演したジュリア・ルイス=ドレイファスさんが、マーベル・スタジオがどうやって彼女の出演を隠していたか、その方法を明かしました。

ジュリアさんは自身のTwitterに舞台裏映像を投稿し、その手法を公開しています。

投稿には「彼らは毎日、この見事なフード付きのマントを着て私を撮影現場に忍ばせました。それ以来、毎日着ています。当然ですね。」とコメントを添えています。

ジュリアさんが演じたコンテッサ・ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌ(以下ヴァル)は、コミックでは様々な組織に潜入を繰り返していたスパイ。現状でMCUのヴァルの所属や目的はほとんど明らかになっていませんが、ジョンをスカウトしたのと同様に他にもパワーを持つ人物に接触している可能性が高そうです。

マーベルの公式サイトに掲載されているプロデューサーインタビューにてゾーイ・ナーゲルハウトさんは以下のように述べています。

これは何かの始まりです。ジョンは、常に目的を必要としている人間なので、ヴァルの誘いにとても興奮しています。ジョンは自分の居場所、進むべき道と目標を必要としているんです。彼にとってこの出会いは、そのようなカタルシスがあるのです。

さらに、製作総指揮かつマーベル・スタジオの制作・開発担当副社長ネイト・ムーアさんは今後のMCUにおけるヴァルの重要性についてコメントしました。

ヴァレンティーナの事を話す時は”より辛辣で愉快で、そしてよりダークなニック・フューリー”という存在でした。秘密を抱え、道徳的にグレーな領域踏み込むことを恐れず、本質的には利他主義ではない人間です。彼女のようなキャラクターがMCUに登場することは、とても興味深いことです。遅かれ早かれ、彼女はより波紋を呼ぶことになるでしょう。

ムーアさんは映画「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」(2016年)や映画「ブラックパンサー」(2018年)の制作にも参加しており、ケヴィン・ファイギ社長と並ぶマーベル・スタジオの重要人物。

フューリーはアベンジャーズ結成の中心人物であり、そのフューリーのダークなバージョンという事と「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」でのヴァルの行動を見る限り、やはり彼女はなんらかのチーム結成に向けて暗躍しているように考えられます。

もともと本作ではジモを中心としたヴィランチーム「サンダーボルツ」の起源が描かれるのではと噂されていましたが、MCU版ではヴァルがサンダーボルツを、あるいはまた別のチームを結成していくのかもしれません。

ムーアさんはシーズン2についても言及しており、先日報じられた「キャプテン・アメリカ4」の制作も併せて、「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」は今後さまざまな作品へと波及していくようです。

ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」シーズン1はディズニープラスで全話配信中です。

ソース:Julia Louis-Dreyfus New Set Video From Falcon and the Winter Soldier

ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」パワーブローカーは誰なのか ─ 昨年秋の脚本家の発言がヒントに?

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」は残す所最終回の配信を待つのみにも関わらず、いまだにその姿を見せない謎の人物「パワーブローカー」。この人物の正体を探る上で、脚本家のデレク・コルスタッドさんの2020年10月の発言「MCUの初期のキャラクターが戻ってくる」が鍵となって来ると考えられます。

パワーブローカー=サミュエル・スターンズ説

サミュエルは2008年公開の映画「インクレディブル・ハルク」に登場しました。

劇中ではオンラインでブルースにアドバイスをする「ミスターブルー」として登場し、物語の後半ではブルースの治療に協力した細胞生物科学者でした。しかしその後、ブルースの血液を培養して研究していたサミュエルは傭兵エミル・ブロンスキーに脅されブロンスキーに血清を投与し、ブロンスキーはアボミネーションへと変化しました。そしてその際、倒れたサミュエルの頭にブルースの血液がこぼれ、変化を開始する様子が描かれましたが、以降MCUには登場していません。

Image from 「インクレディブル・ハルク」©MARVEL,Disney

コミックのサミュエル・スターンズはリーダーという名のヴィランで、頭が肥大化した姿であり、MCUのサミュエルも同様の変化の兆しを見せた所で終わっていました。

パワーブローカー=アーニム・ゾラ説

ゾラは2011年に映画「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」でデビューしました。

ヒドラのレッドスカルの下で働いていた科学者で、熱狂的なヒドラ信者です。ゾラはレッドスカルが行方不明になったあと、S.H.I.E.L.D.に入り込み、その中でじわじわと勢力を広げていたことが「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」にて描かれました。

Image from 「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」©MARVEL,Disney

そういう所で言うと、ゾラはサムとバッキーの両名とは間接的に因縁が深いと言えるキャラクターで、サミュエル・スターンズに比べると視聴者への印象も強く、謎の黒幕としてはかなりうってつけの人物です。


二人は超人血清絡みの人間でありますが、問題点は両名ともに学者だった事です。両名とネイゲル博士の頭脳レベルの差は重要なポイントになってきます。

パワーブローカーのほうがネイゲル博士より頭がいい場合、ネイゲル博士の実験が成功した時点で研究は取り上げられていそうなものです。そしてパワーブローカーが自分で生産できる体制を整え、物事をコントロールしているはずです。

ネイゲル博士のほうが頭がよくて博士に任せっきりだった場合、パワーブローカーが盗まれた血清を必死で追いかけた今作の物語の展開には納得が行きます。

5話までの間にコルスタッドさんが言及したようなMCUの初期のキャラは登場していません。5話までに登場していないキャラクターが(その後半年のポストプロダクションでカットされていなければ)6話で登場する可能性は極めて高いです。

もうひとり、サディアス・ロスの可能性も考えられます。ただし「インクレディブル・ハルク」でデビュー以降もたびたび登場し、エンドゲームでもその姿を見ているため、初期のキャラクターとは言えないかもしれません。

コルスタッドさんの発言の詳細は以下の記事を御覧ください。

[nlink url=”https://mavesoku.com/falcon-and-winter-soldier-reinvent-marvel-characters-early-mcu/”]

Netflixドラマ「パニッシャー」のヴィラン役ベン・バーンズさん、「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」出演の声が掛かっていたことを明かす

Netflixのマーベルドラマ「パニッシャー」に登場していたヴィラン、ジグソウを演じていたベン・バーンズさんが、ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」のカリ・スコグランド監督からオファーのメッセージを受け取っていた事を明かしました。

ベン・バーンズさんは、Twitterユーザーの@wccndaを介したRotten TomatoesとのInstagram Liveセッションで、このことを明かしました。

そして、(カリ・スコグランド監督から)「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」をやっているから、その中に僕の役があるかもしれないとメッセージが来たんだ。僕はちょうど「Shadow and Bones」に出演するところだったので、詳しい役どころについては知らされていません。

バーンズさんは、Netflixの「パニッシャー」シリーズでジグソウことビリー・ルッソ役を演じており、スコグランド監督は「パニッシャー」のシーズン1エピソード4「武器の調達」でエピソード監督を務めていました。また2015年のミニシリーズ「Sons of Liberty」でも一緒に仕事をしています。

バーンズさんは2019年11月にも別のマーベルの役に交渉中と報道されましたが、「パニッシャー」の撮影スケジュールと重なりすぎて断念したことを明かしています。

バーンズさんの役割がジグソウ/ビリー・ルッソの再演であればMCUにまた新たな風が吹きそうですが、現在ショーに登場しているキャラクターだとすればジョン・ウォーカーであった可能性も高いように思えます。

マーベル・スタジオが複数回に渡ってラブコールを出しているとなると、また近々交渉が行われることになりそうです。それによってMCUとNetflixドラマが接続されるのかは不明ですが、新しい魅力的なキャラクターが登場する日はそう遠くないかもしれません。

ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」第6話は 2021年4月23日(金)16時より ディズニープラスで配信です。

ソース:Falcon and the Winter Soldier Almost Included The Punisher’s Jigsaw Actor Ben Barnes

米ディズニープラスにスパイダーマン等ソニー作品が加わることが報じられる

海外メディア Variety が、ディズニーが米ソニー・ピクチャーズと「大規模な映画ライセンス契約」を結び、ソニーの2022年の劇場公開作品から「スパイダーマン」をはじめとするマーベル作品をDisney+(ディズニープラス)に提供することを約束したと報じました。

記事によるとこの契約は、「ソニーの作品を、ディズニーの一連のストリーミングおよびリニア・プラットフォームで展開することを求めている」とも伝えています。

この契約は、ソニーがNetflixとの間で、劇場公開や家庭用映画のリリース後に、ソニー・ピクチャーズの作品の権利をNetflixが保有することを認める契約を結んだことを受けたものです。Netflixでの配信後、ソニーの作品はディズニーのプラットフォームに独占的に配信されることになるとの事。今のところこの協定は米国市場をターゲットとしています。

ABC、Freeform、FX Networks、Acquisitions for Disney’s Media and Entertainment Distributionのビジネスオペレーション責任者であるChuck Saftlerは、公式声明の中で、この画期的な複数年契約は 「ファンにとっての勝利 」であると指摘しています。

プラットフォームを問わないこの画期的な複数年契約により、ディズニー・メディア・アンド・エンターテイメント・ディストリビューションのチームは、ソニーの受賞歴のあるアクション映画やファミリー映画の豊富な作品群を、当社の消費者向け直接販売サービスやリニアチャンネルで活用するための、非常に大きな柔軟性と幅広い番組編成の可能性を保証することになります。ファンの皆様にとっても、ハリウッドで最も多くの作品を生み出している2つのスタジオの最高のコンテンツを、様々なプラットフォームで視聴することができるというメリットがあります。

ソニー・ピクチャーズ エンタテインメントのワールドワイドディストリビューション&ネットワーク担当プレジデントのキース・ル・ゴイは、今回の契約について、「映画配給戦略の重要な部分を固めた」と述べています。

この画期的な契約は、映画を愛する人々や、彼らにサービスを提供するプラットフォームやネットワークにとって、当社の映画が持つユニークで永続的な価値を再確認するものです。この画期的な契約は、映画ファンや彼らにサービスを提供するプラットフォームやネットワークにとって、当社の映画のユニークで永続的な価値を再確認するものです。今回の合意は、当社の映画配給戦略の重要な部分を成すものです。それは、当社の各映画の価値を最大化するために、幅広い主要なパートナーとともに、あらゆるウィンドウで消費者に提供することです」と述べています。

今回の報道どおり上手く物事が進めば、ディズニープラスではMCUのスパイダーマンだけでなく、SPUoMC(ソニー・ピクチャーズ・ユニバース・オブ・マーベル・キャラクター)として開発された「ヴェノム」や「モービウス」などの映画も視聴できる日が来るという事のようです。

こうなると残るはユニバーサルが権利を保有している映画「インクレディブル・ハルク」のみディズニープラスで視聴できず(日本ではアイアンマン1作目も未配信です)、今後はハルクの権利の解消に向けて動いていくものと考えられます。

ソース:Disney and Sony Set Massive Movie Deal, Bringing ‘Spider-Man’ Films to Disney Plus