クリス・ヘムズワースさんが「デッドプール&ウルヴァリン」への予期せぬ出演に「マジでクール」と語る

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール&ウルヴァリン」にソーとしてアーカイブ出演する事が判明したクリス・ヘムズワースさんが、この予期せぬ出演について海外メディアとのインタビューでコメントしています。

sponsored link
 

海外メディア Comicbook.com とのインタビューでヘムズワースさんは「本当にクールだよ」と述べています。

「ある意味忘れていて、『ああ、すごい! 私はいつの間にかチームの一員だ。彼らは私のことを話しているんだ!』という感じになるんです。つまり、私が参加していない時でも、私はその世界全体の一部であるのが本当にクールなんです。いつでもお互いに・・・それらすべてを本当にクールにしているのは、その相互接続性であると思います。」とMCU特有の他作品との繋がりについて改めて評価しました。

シネマコンで公開された「デッドプール&ウルヴァリン」のプロモーション映像では「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」のロキの(嘘の)死亡シーンのアーカイブ映像を再利用。トム・ヒドルストンさんのロキをライアン・レイノルズさんのデッドプールに置き換える形で、クリス・ヘムズワースさんは何も知らないまま共演を果たすこととなりました。

クリス・ヘムズワースさんは以前から「デッドプール3」にカメオ出演したいと語っており、「デッドプール3」の脚本家も実現すればクールだと語っていました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-thor-love-and-thunder-chris-hemsworth-wants-deadpool-3-cameo/”]

今回はクリス・ヘムズワースさん本人が知らぬ所でこれが実現する事になったようです。本格的な共演は「アベンジャーズ」5作目や6作目に期待となるのでしょうか。

「デッドプール&ウルヴァリン」の米公式あらすじは以下の通りです。

中年の危機を経験しながら職業上の挫折に直面した後、ウェイド・ウィルソンはデッドプールを正式に引退し、中古車のセールスマンになることを決意しました。しかし、友人、家族、そして全世界が危険にさらされているとき、デッドプールは引退生活から刀を持ち出すことを決意する。彼は、自分たちの生存だけでなく、最終的には彼らの遺産のために戦うために、消極的で警戒心のあるウルヴァリンをスカウトします。

「デッドプール&ウルヴァリン」はライアン・レイノルズさんとヒュー・ジャックマンさんに加え、 「デッドプール」シリーズからカラン・ソーニさん(ドーピンダー)、レスリー・アガムズさん(ブラインド・アル)、モリーナ・バッカリンさん(ヴァネッサ)、ステファン・カピッチッチさん(コロッサス)、ブリアナ・ヒルデブランドさん(ネガソニック・ティーンエイジ・ウォーヘッド)、忽那汐里さん(ユキオ)、ロブ・ディレイニーさん(ピーター)の再登場が確認されています。

また、「X-MEN」シリーズや「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」でプロフェッサーXを演じたパトリック・スチュワートさんが本作の撮影を終えた事をほのめかし、出演を暗に認めていました。

そのほかにも多くの再登場キャラクターがいるとも報じられています。

映画「デッドプール&ウルヴァリン」は 2024年7月26日 に劇場公開予定です。

ソース:Deadpool & Wolverine: Chris Hemsworth Weighs in on That Thor Cameo in Trailer

タイカ・ワイティティ監督が映画「ソー5」に関与しないと明かす

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「マイティ・ソー/バトルロイヤル」、「ソー:ラブ&サンダー」のタイカ・ワイティティ監督が、海外メディア Buisiness Insider とのインタビューの中で、次回作「ソー5」に関与していない事を明らかにしました。

sponsored link
 

監督は「私が関与しないことはわかっています。契約を結んだ他の映画に集中するつもりです」と、噂の最新作の制作に参加しない事を認めました。

また、過去2作を振り返って「もう6、7年が経ったということですね。次の『マイティ・ソー』はそれよりずっと早いと思います。でも、私はマーベルが大好きですし、マーベルと一緒に仕事をするのが大好きです。クリスが大好きです。」と発言。

「私は彼らが私をだましているとは決して感じません。私たちはオープンな関係にあります。彼らが他の人に会いたいなら、私はそれを喜んでいます。私はいつかまた彼らと一緒にベッドに戻りたいと思っています。」とジョークを交えながら、スタジオとの関係が良好である事を明かしました。

タイカ・ワイティティ監督はスターウォーズの新作映画の監督・脚本を務める予定で、この事はルーカスフィルムのキャスリーン・ケネディ社長が明言し、当初は 2023年の後半に公開される予定でした。しかしストライキを含む様々な事情で、現在明確な公開日は設定されていません。さらに先月には監督が「アベンジャーズ」映画のいずれかを担当するようだとも報じられていました。

ワイティティ監督の「ソー5」に対するアイデアはいくつか明かされていましたが、これらを採用するか見送るかは新たな監督の判断に任されているようです。

今回の監督の発言はあくまで「ソー5」の監督としての関与の否定だと考えられ、「ソー5」にコーグ役出演のオファーがあった場合は別途検討されると見られています。

映画「ソー:ラブ&サンダー」はディズニープラスで配信中です。

ソース:Taika Waititi says he ‘won’t be involved’ in ‘Thor 5’

ドラマ「ロキ」S2プロデューサーが兄弟の再会について言及─「本当に美しいものになる」

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」シーズン2のエグゼクティブ・プロデューサーを務めたケヴィン・ライトさんが、海外メディア Comicbook.com とのインタビューに応じ、ロキとソーの今後について新たに言及しました。

sponsored link
 

以前からソーとロキの再会が最優先事項だと語っているライトさんは、「それは常に私の希望です。(ロキは)とても変化していて、ソーも今ではとても変化しました。いつかどこかで、誰かがその再会の物語を語れるようになることです。それが面白いところだと思うんです。私の頭の中では、彼らは奇妙に違いますが、二人の間には深い内なる理解があると思います。そして、それは単に本当に美しくてクールなものになる可能性があると思います。」 と今回のインタビューで語りました。

視聴者がソーとロキを同じスクリーンで見たのは2018年の「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」が最後であり、以降5年間、兄弟は別々の道を歩んでいます。しかしながら「ソー:ラブ&サンダー」においてソーはロキを失った悲しみを背中にタトゥーで表現し、ロキもドラマ内で何度かソーに言及し、互いへの思いをアピールしてきました。

二人の再会が「ロキ」シーズン3になるのか、それとも別のプロジェクトになるのかは不明であり、ファンはもうしばらくそれぞれの旅を見守る必要があるようです。

ドラマ「ロキ」はシーズン2までディズニープラスで配信中です。

ソース:Loki Producer Teases Potential Thor and Loki Reunion Following Season 2 Finale (Exclusive)

 

映画「マーベルズ」の新たな予告が秘密のカメオを示唆

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「マーベルズ」の新たな30秒予告が公開され、そこで本作の秘密のカメオを示唆するような映像が挿入されています。「マーベルズ」ではヴァルキリーやガイアのカメオが噂されていますが、そのどちらかが実現するのでしょうか?

sponsored link
 

マーベル・スタジオの米公式X(旧Twitter)が投稿した動画の最後の部分で、キャロルが「友達に電話した」と言うシーンが含まれています。

そのシーンの映像とセリフが一致していると現時点で断言は出来ませんが、映像は虹の橋ビフレストを映し出しており、アスガルド人が宇宙船に到来する事を予感させています。

「マーベルズ」にヴァルキリーが登場するという噂は2022年の年明け、本作に出演しているミズ・マーベル/カマラ・カーンの母ムニーバ・カーンを演じる女優のゼノビア・シュロフさんがInstagramに投稿した2021年を振り返るビデオの中で、本作の制作クルーの部屋の壁にテッサ・トンプソンさんの写真がある事が確認された事がきっかけでした。

他にアスガルド人で助けに来れそうな人物はソーがいて、「アベンジャーズ/エンドゲーム」で張り合う姿勢を見せたことや、「ホワット・イフ」での対決などから、実現すればかなりのサプライズだと言えそうです。ただし、ソーは「マイティ・ソー/バトルロイヤル」の時点では携帯もパソコンも持っていないとドクター・ストレンジに話していました。(なお、「ソー:ラブ&サンダー」の回想シーンでは携帯を持っていました。ジェーンと別れてから持たなくなったのかもしれません。)そのため、ソーを電話で呼ぶことは設定上難しいと考えられそうですし、クリス・ヘムズワースさん自体が休業中であるため、このカメオの可能性は低そうです。

そして2022年5月、「シークレット・インベージョン」での役がまだ分からなかった段階で、エミリア・クラークさんが「マーベルズ」に出演すると報じられていました。エミリア・クラークさんが演じるガイアはアベンジャーズメンバーのDNAを取り込んでいると考えられており、ビフレストを自在に操れる可能性はわずかにあるのかもしれません。そしてガイアとキャロルは映画「キャプテン・マーベル」で面識があるため、友達と呼ぶのもそう不自然ではありません。

果たして誰が登場する事になるのでしょうか。

映画「ザ・マーベルズ」は 2023年11月10日 に劇場公開予定です。

クリス・ヘムズワースさん、映画「シビル・ウォー」に出番がなくてクビになったと思っていた事が判明

2016年公開のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」ではアベンジャーズが二分され内戦する様子が描かれましたが、この時、出番のなかったソー役のクリス・ヘムズワースさんはMCUをクビになったと思っていた事が明らかになりました。この事は先日米国にて発売された裏話満載の公式本「The Story of Marvel Studios: The Making of the Marvel Cinematic Universe」にて明かされています。

ヘムズワースさんは当時の事を振り返り、次のようにコメントしています。

「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」のプレスツアーに参加した時、みんなが「シビル・ウォー」の話をしていたんです。僕は「シビル・ウォーって何?サイドプロジェクトか何かをやっているの?」と聞いたら、彼らは「いや、キャプテン・アメリカの新作だよ?次の作品はシビル・ウォーだよ」と言うんです。僕は、「待ってよ・・・アイアンマンが出るの?」と聞くと、「ああ、でもアイアンマンだけじゃない。ヴィジョンもいる。スパイダーマンもいるよ」って。「待って、僕は一体何をしているんだ?」というと、マーベルは「君は自分の物語があるだろう。」と言っていました。」

そしてこの時、ソーとハルクは「出番が終わった」と考えていたようですが、後日、マーベルの言うソーの物語「マイティ・ソー/バトルロイヤル」の制作が始まったとしています。

ちなみに「シビル・ウォー」の裏でソーとハルクが何をしていたか、公式のショートフィルムが制作されブルーレイなどにも収録されましたが、後に辻褄が合わなくなっています。

※「バトルロイヤル」の中で、「エイジ・オブ・ウルトロン」のラストでハルクがクインジェットで旅立って以降、サカールでソーに再会するまでずっとハルクだったと説明されており、ショートフィルムでブルース・バナーになっているのは矛盾してしまいます。

なお、マーベル・スタジオのルイス・デスポジート共同会長は「マイティ・ソー」(2011年)のブルーレイ以降たまに収録されたショートフィルム、マーベル・ワンショットについて「我々はそれらに取り組んでいます。ただ、時間がありません。やりたいと思っている作品がいくつかあるんです。」と今後も制作の意向がある事を同書籍で明かしています。

クリス・ヘムズワースさんはソーの最新映画「ソー:ラブ&サンダー」の撮影を終え、公開に向けてポストプロダクションの真っ最中。その後の出演計画は明らかになっていません。

映画「ソー:ラブ&サンダー」は 2022年7月8日 米国公開予定です。

ソース:Chris Hemsworth thought he was ‘being written out’ of the MCU during ‘Captain America: Civil War’

映画「エターナルズ」、ソーやスパイダーマンに言及した新たなトレーラー”Fun”が公開

来週公開予定のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「エターナルズ」の新たなトレーラーが公開されました。今回公開された動画は「Fun」とタイトルが付けられ、キンゴたちが機内でアベンジャーズについての話題で盛り上がっている様子が含まれています。

キンゴがインタビューに応えるようなシーンの中で、「アベンジャーズにはソーやスパイダーマンがいるが・・・・我々にはセナがいる」と話し、彼らのシーンが挿入されています。

どちらも「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」の一幕のようですが、特にソーは映画では見られなかったシーンであり、未使用だったバンク映像なのか新たに撮影されたものかは少し気になる所です。

「エターナルズ」の公式あらすじは以下のとおりです。

数千年にもわたり、宇宙的規模の“脅威”から人類を守り続けてきた者たちがいた。
彼らの名は、エターナルズ──。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』のその後、地球に再び想像を絶する“脅威”が迫っていた。
その時、数千年の時を経て、エターナルズが人類の前に姿を現す。
地球滅亡まで彼らに残された時間は、あと7日……。
タイムリミットが迫る中、彼らは世界中に散らばった仲間たちと結集し、人類を守ることができるのか。
そして彼らを待ち受ける<衝撃の事実>とは……。

映画「エターナルズ」は 2021年11月5日 公開予定です。

【映画紹介】「マイティ・ソー/バトルロイヤル」【MCU Vol.17】

※この記事は本作の予告編程度の軽微なネタバレ、及び前作までのネタバレを含む可能性があります。あらかじめご了承いただける方のみ続きを御覧ください。

2017年公開の映画「マイティ・ソー/バトルロイヤル」
原題は Thor: Ragnarok

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の17作目で、
フェーズ3の11作品中の5番めの作品です。

MCUシリーズ 前作はこちら

[nlink url=”https://mavesoku.com/spiderman-homecoming-highlight/”]

ソーシリーズの前作はこちら。

[nlink url=”https://mavesoku.com/thor2darkworld-highlight/”]

冒頭のあらすじ

映画「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」(2015年)でのウルトロンとの戦いから2年、ソーはインフィニティ・ストーンを探して宇宙を旅していました。

その最中、スルトに囚われてしまったソーはアスガルドにラグナロクが迫っていることを知らされます。辛くも脱出し、アスガルドに戻ったソーは、故郷の様子がおかしいことに気づきました。マレキスとの戦いで死んだはずのロキが、オーディンの姿になって王となっていたのでした。

オーディンの居場所をロキに問い詰め、ロキを連れて地球に向かいます。
そして地球のノルウェーで父オーディンと再会した二人。ソーはアスガルドへの帰還を促しますが、もう寿命が残されていないと拒否します。

オーディンは兄弟に過去の秘密を明かし、最初の子供、姉にあたるヘラの存在を告げます。直後にオーディンは最期をむかえ、光の粒となってソーとロキの目の前で消えてしまいました。そしてオーディンの死と共に封印が解かれて、死の女神ヘラが二人の眼前に姿を現しました。

ちなみにディズニーデラックス版のバトルロイヤルの予告動画は、なぜか中身がソー1作め。邦題の件といい、ソーに恨みでもあるのでしょうか

見どころ

映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス」と並ぶ、MCUトンデモ邦題のひとつでもある本作品ですが、内容は安心のマーベル・スタジオ。2020年の第92回アカデミー賞で脚色賞に輝いたワイティティ監督が、それよりも以前にメガホンを取った作品で、MCUファンの間でも上位にくる作品です。

ソーとロキの兄弟間の、愛と憎しみの混じった関係が非常にコミカルに、かつ丁寧に描かれているのが見事です。そして前作のダーク・ワールドでファンを増やしたロキが、今作で更に人気を獲得したとも言われています。ドラマ「ロキ」が制作されることになったのも、この映画がひとつの要因ではないでしょうか。

舞台は主にアスガルドと惑星サカール。地球は少しだけ出てきて、映画「ドクター・ストレンジ」(2017年)でのラストシーンが何だったのかはこの映画でしっかりと描かれています。

そしてなんと言ってもお姉さんのヘラ。ケイト・ブランシェットさんの威厳のある演技がこれまでのMCUのヴィランの中でも際立っていて、かつてない強敵感が溢れ出ています。

役者さんの話でいえば、マット・デイモンさんがカメオ出演していますよ。
いつもどおりスタン・リー氏を探すのと同様、探してみてください。

物語的には映画「ドクター・ストレンジ」よりも少し後のお話。西暦2017年の後半あたりが主な時間軸となります。ラストの映像ではそのまま「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」へと繋がっていくことになるので目が離せません。

キャラクター

ソー/演:クリス・ヘムズワース

アスガルドの王オーディンの息子で雷の神。
これまでのストレートな戦い方だけでなく、機転を利かせられるようになったのはキャップやトニーの影響でしょうか。
アベンジャーズとして地球で戦う分にはまさにマイティでしたが、今作の相手はどれも強敵で苦戦続きです。

ロキ/演:トム・ヒドルストン

オーディンに育てられた悪戯の神。
幻術で姿を変え、アスガルドの王として楽しく暮らしていたところにソーが帰ってきてしまいます。
本作では、コミカルさに磨きがかかった印象。

ヘラ/演:ケイト・ブランシェット

オーディンの最初の子供で、ソーの姉にあたる死の女神。 オーディンに封印されていました。
ちなみにコミックのソーには妹なんかも存在します。

ヘイムダル/演:イドリス・エルバ

ソーの親友で強力な戦士。千里眼により9つの世界全てを見通せる力を有しています。
ロキに門番を解任され、姿をくらませて過ごしています。

グランドマスター/演:ジェフ・ゴールドブラム

宇宙の辺境にある惑星サカールの独裁者。年齢は数百万歳になるらしい。
映画「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」やガーディアンズシリーズに登場したコレクターのお兄さんにあたります。

ヴァルキリー(ブリュンヒルデ)/演:テッサ・トンプソン

サカールで賞金稼ぎをして生計を立てている女戦士。
本名がブリュンヒルデなのに誰も本名で呼んでくれない。

スカージ/演:カール・アーバン

ヘイムダルの代わりにビフレストの門番となったアスガルドの戦士。
ロキが彼を抜擢したのはコントロールしやすいから?

スティーヴン・ストレンジ/演:ベネディクト・カンバーバッチ

元天才外科医の魔術師。映画「ドクター・ストレンジ」の後も修行をし魔術を磨いており、ソーやロキをあっさり出し抜くほど強力に。
ニューヨークをめちゃくちゃにしたロキを、さっさと地球から追い返したい。

コーグ/演:タイカ・ワイティティ

サカールの奴隷のリーダー的存在。岩のような肌を持つクロナン人という種族。クロナン人はガーディアンズシリーズやソーシリーズの前作ダーク・ワールドでも登場しており、宇宙では比較的見かける種族のようです。
演じているのは本作品の監督さん。

ブルース・バナー(ハルク)/演:マーク・ラファロ

実験の失敗により、心拍数が上がるとハルクに変身してしまう天才生物学者。
サカールでは時間の流れが違うということで、実際にどのぐらいハルクのままだったのかは不明です。

オーディン/演:アンソニー・ホプキンス

ロキに記憶を封じられて地球に追放されています。記憶を失った影響で神の力も失い、全知全能の神であった頃の面影はありません。ソー1作めの頃は、アスガルド人の寿命に関して1000歳は超えるという話でしたが、今作ではスルトを50万年前に倒していたことがわかりました。

スルト/演:クランシー・ブラウン

炎の国ムスペルヘイムの王。50万年まにオーディンに破れ、「永久の炎」を奪われて弱体化していました。炎を取り返し、アスガルドにラグナロクをもたらそうと画策しています。

©MARVEL

ドラマ「ロキ」の撮影現場にもロクソンの影

ディズニー+で配信予定で現在撮影中のドラマ「ロキ」のロケ写真より、ロクソンの存在が確認されました。

Roxxon Corp is in Loki from r/MarvelStudiosSpoilers

避難用のバスには「Roxxcart」というロゴが書かれているのがわかります。

コミックでのこの会社は、20世紀初頭にロクソンオイルカンパニーとして始まり、事業拡大により現在はロクソンエナジーコーポレーションとなっている大企業。
S.H.I.E.L.D.の創設期の資金提供元でもありましたが、ヒドラとも関係を持っている会社でした。世間に知られること無く、裏で違法な活動もしています。
現在のロクソンCEOはダリオ・アガーという人物で別名ミノタウロスというヴィランです。
ミノタウロスはダークエルフのマレキスと手を組み、9つの世界を牛耳ろうと企みますが、それを阻止するために立ち上がるのが、傷つき倒れたソーに変わってムジョルニアを手にしたジェーン・フォスターです。

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)においてロクソンがどのような企業かはまだ明かされていません。
しかし実は既に登場しているのをご存知でしょうか?



映画「アイアンマン」の終盤、アイアンモンガーの背後に映るビルにはロクソンのロゴが描かれています。
そう、MCUの1作めから既に登場していたのです。

続いて映画「アイアンマン2」からです。ウィップラッシュに破壊されたレースマシンにロクソンのロゴが登場しています。

さらに映画「アイアンマン3」のラストの港です。船はロクソンの所有物でロゴが描かれており遠目でわかりにくいのですが、日本語字幕で鑑賞している場合はしっかりと日本語で表示されます。

他にも大人の事情でMCUに合流できなくなったドラマ、「エージェント・オブ・シールド」「エージェント・カーター」「デアデビル」「アイアンフィスト」「クローク&ダガー」にもロクソンは登場していました。

ロクソンは壮大な伏線の可能性もあり、制作側の単なるマニアックな遊びかもしれません。さらにロキのドラマはマルチバースの世界であるため、MCUのメインストリームとどの程度関連性があるのかも不明です。

これから先、ロクソンがどのような動きを見せてくれるのか、次のMCU作品である「ブラックウィドウ」からも注目していきたいですね。

ソース:Loki Photos Confirm Involvement of Surprising Marvel Villains