映画「サンダーボルツ*」のヴォイドはコミックのような悪魔的デザインも検討されていた

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「サンダーボルツ*」あるいは「*ニューアベンジャーズ」のジェイク・シュライアー監督が、本作の中心人物であったボブの闇の側面であったヴォイドについて、コミックをベースにしたデザインも検討していたことを明かしました。

海外メディア CBM とのインタビューの中で監督は本作のヴォイドの制作について次のように振り返っています。

ええ、あらゆることを実験しました。どんな風に見えるべきかを模索するプロセスでした。ケヴィン(・ファイギ)は、本当に私たちを『写実的な何かはできないか?CGを使わない方法はないか?』という方向に導いてくれたと思います。実際には、映画の他の部分と調和するような表現方法はありませんでした。でも、私たちは全てのシーンで彼を実際の映像で映し出し、シンプルさを追求しました。彼はCGではありません。ロトスコープも使っていますが、ルイスの演技を最大限に引き出し、私たちが彼の演技を最大限感じられる、最もシンプルな方法は何かを考えようとしただけです。

こういった映画では、CGの歴史やパターンが時折使われてきましたが、少し方向転換してシンプルなものにすることで、そこから期待される要素が欠けていることが印象に残ることがあります。しかし、私たちはそういった要素をすべて想像し、コミックのあらゆる要素を参考にしました。その結果、彼は実に様々な、素晴らしい方法で描かれるようになりました。

また、ヴォイドがコミックのような悪魔的なデザインであったら、救いたいと思わなかったかもしれないとも付け加えました。

私たちの映画では、ヴォイドのより怪物的な描写をいくつか試しました。赤い目をするなど、そういった描写をいくつか試しました。そして突然、あのエンディングでは、あの人物に手を伸ばしてケアしたり、この場所から救い出したりできるかどうかという点で、かなり大胆な展開をしなくてはならないと感じました。常に、怖さや不気味さのバランスを保っていなければならなかったんです。衝撃的なシーンにしたいけれど、ボブをあの空間から救い出せると思えないほど、遠く離れた場所に置きたくなかったんです。

人としての要素を残しつつ、怖さと不気味さを追求した結果、実際の映画で見たような形になったと監督は説明しました。

本作のポストクレジットシーンで登場したボブは、まだヴォイドを完璧にコントロール出来てない事を話していましたが、今後の作品でヴォイドが再び表面に現れることもあるのでしょうか。

「サンダーボルツ*」はMCUのアンチ・ヒーローや元ヴィランを寄せ集めたチームを描く作品で、過去作よりセバスチャン・スタンさん演じるウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズ、ワイアット・ラッセルさん演じるU.S.エージェント/ジョン・ウォーカー、フローレンス・ピューさん演じるブラックウィドウ/エレーナ・ベロワ、デヴィッド・ハーバーさん演じるレッドガーディアン/アレクセイ・ショスタコフ、オルガ・キュリレンコさん演じるタスクマスター/アントニア・ドレイコフ、ハナ・ジョン=カーメンさん演じるゴースト/エイヴァ・スターが再登場、ジュリア・ルイス=ドレイファスさんが演じるコンテッサ・ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌがこのチームを率いることになります。

ジェラルディン・ヴィスワナサンさんがアヨ・エデビリさんに代わってメルを演じ、ルイス・プルマンさんがスティーヴン・ユアンさんに代わってセントリー/ボブ役を引き継ぎました。

制作はジェイク・シュライアー監督、脚本を「ザ・ベア」のジョアンナ・カロさん、「BEEF」のイ・サンジンさん、「ブラックウィドウ」のエリック・ピアソンさんらが担当しています。

チームのうち、タスクマスターを除くエレーナ、レッドガーディアン、バッキー、エイヴァ、ジョンの5人とボブは「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」に再登場する事が発表されています。

映画「サンダーボルツ*」あるいは「ニュー・アベンジャーズ」は 2025年7月1日から米有料配信、DVD、Blu-rayは7月29日に米発売、日本は9月リリース予定です。

映画「サンダーボルツ*」、セントリーのパワーソースは「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.2」から来ている説

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「サンダーボルツ*」ではコンテッサ・ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌの実験の下、ボブがセントリー/ヴォイドとして、太陽の1000個分(コミックでは100万個分)の比類なき力を手に入れる事となりました。

MCUではこれまで、アースキン博士が開発したスティーブ・ロジャースに投与された超人血清を最高峰とし、いくつかのコピー品が開発されてきました。ヴァルの会社O.X.E.がこれらのコピー品やキャプテン・アメリカを生み出したオリジナルよりも破格に強力なゴールデン・セントリー・セラムを開発した背景に、映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.2」が関係しているのではないかと海外ファンは考えています。

同映画ではスターロード/ピーター・クイルの父を名乗るエゴが登場し、セレスティアルズのひとりとして彼は「拡張」する事を望んでいました。映画の後半ではミズーリに植えられた種からは膨大なエネルギーが発生し、街を襲う様子が描かれていました。

©MARVEL,Disney

海外ファンはこの時にエゴの種の生態サンプルが残されていて、O.X.E.がそれをベースにセントリーの血清を作ったのではと考え始めています。セントリーのとてつもない強力なパワーがセレスティアルズ由来であるとする事はある程度筋が通っており、比較的納得出来る説となっていますが、マーベル・スタジオがどのように設定しているかは分かっていません。

これはコミックのセントリー血清の設定とはまったく関係のないものですが、そもそもコミックのクイルの父親はエゴではない事もあって、これぐらいのMCUオリジナル設定になったとしても特に違和感はなさそうです。

ただしこの説の穴としては、クイルがエゴの死と共にセレスティアルズとしてのパワーを失ってしまった事で、エゴの種が残っていたとしても力を失っている可能性が極めて高いという事。

セントリーのパワーの源が今後の作品で説明されるのか注目です。

「サンダーボルツ*」はMCUのアンチ・ヒーローや元ヴィランを寄せ集めたチームを描く作品で、過去作よりセバスチャン・スタンさん演じるウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズ、ワイアット・ラッセルさん演じるU.S.エージェント/ジョン・ウォーカー、フローレンス・ピューさん演じるブラックウィドウ/エレーナ・ベロワ、デヴィッド・ハーバーさん演じるレッドガーディアン/アレクセイ・ショスタコフ、オルガ・キュリレンコさん演じるタスクマスター/アントニア・ドレイコフ、ハナ・ジョン=カーメンさん演じるゴースト/エイヴァ・スターが再登場、ジュリア・ルイス=ドレイファスさんが演じるコンテッサ・ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌがこのチームを率いることになります。

ジェラルディン・ヴィスワナサンさんがアヨ・エデビリさんに代わってメルを演じ、ルイス・プルマンさんがスティーヴン・ユアンさんに代わってセントリー/ボブ役を引き継ぎました。

制作はジェイク・シュライアー監督、脚本を「ザ・ベア」のジョアンナ・カロさん、「BEEF」のイ・サンジンさん、「ブラックウィドウ」のエリック・ピアソンさんらが担当しています。

チームのうち、タスクマスターを除くエレーナ、レッドガーディアン、バッキー、エイヴァ、ジョンの5人とボブは「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」に再登場する事が発表されています。

映画「サンダーボルツ*」あるいは「ニュー・アベンジャーズ」は 2025年7月1日から米有料配信中、DVD、Blu-rayは7月29日に米発売、日本は9月リリース予定です。

映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」、英バークシャーでアニー・レイノルズの家を建築へ

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」のために、バークシャーで新たなセットを建築しようとする動きがあると、海外メディア BBC が報じました。

記事によると、マーベル・スタジオがウィンザーグレートパークを舞台にした映画の建設許可を申請したとの事。

計画では、セットは舗装と道路標示のある家とされており、建築には10週間を予定。撮影は8月に1日だけ行われる予定であるとされています。

申請の詳細は、マーベルが所有する会社であるフォー・オール・タイム・プロダクションズUKがウィンザー・アンド・メイデンヘッド王立特別区に提出しています。市議会はすでに、近くに別のセットを建設するための計画許可を与えているとも。

このセットは、隣接するウィンザー・アンド・メイデンヘッド王立特別区との境界のブラックネル・フォレスト側に設置される予定だと伝えています。

申請書に添付された計画書には、ウィンザー・グレート・パーク環境センター近くのプリンス・コンソート・ドライブ沿いに「アニー・レイノルズの家」と呼ばれる家が建てられる予定であると記されているとの事。

アニー・レイノルズは映画「サンダーボルツ*」で、ボブことロバート・レイノルズの母親として登場。モリー・カーデンさんが演じていました。

ボブと母の再会が描かれる事が予想されますが、その再会によってボブがセントリーとしてのパワーをコントロール出来るようになるきっかけを掴むのか、それとも過去のトラウマを刺激し、再びヴォイドと化してしまうのかは不明です。

ウィンザー・グレート・パークはドローンの飛行禁止区域に指定されており、ネタバレに関する警戒感があらわれているようです。ただしドローンが禁止だとしても、それだけで秘密を守る事は出来ません。

2018年の「アベンジャーズ/エンドゲーム」ではキャプテン・アメリカ、アイアンマン、アントマンのシーンが目撃され、「シビル・ウォー」で紹介されたBARF装置によるホログラム・フラッシュバックとして撮影されていると報じられました。しかしこれはスタジオの偽装工作で、実際には彼らが「アベンジャーズ」の時代にタイムトラベルするシーンでした。

「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」と「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」はこれまでにMCUで「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」、「アベンジャーズ/エンドゲーム」を手掛けてきたルッソ兄弟監督が再びメガホンを取る事に。

公式発表されたキャストリストは過去の記事をご参照ください。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-doomsday-officilal-cast-announcement/”]

また、ドクター・ストレンジ役のベネディクト・カンバーバッチさんが出演を認めています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-doomsday-benedict-cumberbatch-retracts-his-statement/”]

映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」は 2026年12月18日 公開予定、映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」は 2027年12月17日 公開予定です。

ソース:Marvel applies for permission to film in Berkshire

映画「サンダーボルツ*」、セントリーのユニークな未使用デザインが公開

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「サンダーボルツ*」あるいは「*ニューアベンジャーズ」より、ルイス・プルマンさんが演じたセントリー/ボブの未使用コスチュームのコンセプトアートが公開されました。

実際の映画で採用されていたのは原作コミックにかなり忠実な衣装でしたが、開発段階では様々なパターンが検討されており、中にはミリタリー風のものや、エネルギーマントをまとったような特別なデザインも考慮されていたようです。

これらのデザインが次の登場作品である「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」で採用されるかどうかは不明です。

ルイス・プルマンさんは「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」への出演についてディズニーやマーベルからは何も聞かされていなかったとし、「トップガン マーヴェリック」での共演仲間で友人のファルコン/ホアキン・トレス役のダニー・ラミレスさんからの連絡で知ったと言います。

これについてプルマンさんは Deadline とのインタビューで不在着信が30件入っていたと明かしました。

THR とのインタビューではメッセージが 87件 あったと説明しており、「一緒に『ドゥームズデイ』に出ようぜ」とのメッセージで「『ドゥームズデイって何だっけ?マジかよ』って感じでした」、と語っていました。

プルマンさんがジョークで話を盛っているのでなければラミレスさんの連絡はなかなか狂気じみていますが、二人はアベンジャーズ映画の最新作に出演する事に大興奮の様子。

先月のインタビューではボブの将来についても語っていました。

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映画「サンダーボルツ*」、セントリー役のルイス・プルマンさんは単なる代役ではなかったと監督が認める

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「サンダーボルツ*」あるいは「*ニューアベンジャーズ」では、当初キャスティングされていたスティーブン・ユァンさんに代わってルイス・プルマンさんがボブ/セントリー/ヴォイドを演じる事となりました。このキャスト変更に関して、ジェイク・シュライアー監督がその経緯を語りました。

ニューヨーク・タイムズとのインタビューに応じた監督は、ボブを演じる俳優を探す苦労を振り返りました。

2023年のハリウッドでのストライキの影響で映画の制作が大幅に遅延し、それによってキャスティングされていたスティーブン・ユァンのスケジュールが他の契約と競合。ユァンさんは「サンダーボルツ*」を降板し、ボブを演じる新しい俳優を探す必要がありました。

しかし、通常は脚本を渡して俳優さんに契約の是非を考えてもらう所、MCU特有の問題で苦労したと言います。

「一番大変なのは、脚本を読めないことだと思います。どんな俳優にとっても、それは大きな一歩です。ロサンゼルスでルイスと会った時は、撮影まであと1ヶ月くらいでしたから、慌てて準備を進めていたんです。」

「彼には『サンダーボルツ』の歴史を口述で話したんです。脚本を渡すことは許されていなかったので。でも、いわば『物語のすべてを話します。コンセプトアートも見せますし、アニマティクスもお見せします』って感じでした。とにかく、このキャラクターがどれだけ興味深いものになるか、そしてなぜその挑戦をする価値があるのか​​を、彼に示そうとしたんです。」

また、この時点での脚本がそもそも完成形ではなかった事についても語りました。

「こういうことはすごく秘密主義なんです。それに、一緒に話を聞いて解決できるという信頼関係があると思います。ケヴィン(・ファイギ)がいつも言っているのは、マーベルの会議に来たら、プロセスのどの段階でも『これで終わりだと思う。これで終わりだ』なんて絶対に言えないってこと。いつも『これでいい。もっと良くできると思うんだ』って言うんです。」

そしてルイス・プルマンさんが正式に参加してから、彼にフィットするセントリーになるようにまた書き直しが行われた事を明かしました。

「ルイスは間違いなく開発に参加し、彼とフローレンスがシーン作りに取り組みました。脚本を書き直し、より良く機能するようにし、彼に合うようにしました。」

つまりユァンさんが演じる予定だったセントリーとは変化したようで、単なる代役ではなかった事が今回のインタビューで認められる事となりました。

ルイス・プルマンさんは既に「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」への出演が発表されており、最近のインタビューではキャラクターの将来について語っていました。

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また、セントリー役を降板したスティーブン・ユァンさんは別の役でマーベルにまた参加したいと話した後、「スパイダーマン:ブランニューデイ」への関与が噂されています。

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「サンダーボルツ*」はMCUのアンチ・ヒーローや元ヴィランを寄せ集めたチームを描く作品で、過去作よりセバスチャン・スタンさん演じるウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズ、ワイアット・ラッセルさん演じるU.S.エージェント/ジョン・ウォーカー、フローレンス・ピューさん演じるブラックウィドウ/エレーナ・ベロワ、デヴィッド・ハーバーさん演じるレッドガーディアン/アレクセイ・ショスタコフ、オルガ・キュリレンコさん演じるタスクマスター/アントニア・ドレイコフ、ハナ・ジョン=カーメンさん演じるゴースト/エイヴァ・スターが再登場、ジュリア・ルイス=ドレイファスさんが演じるコンテッサ・ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌがこのチームを率いることになります。

ジェラルディン・ヴィスワナサンさんがアヨ・エデビリさんに代わってメルを演じ、ルイス・プルマンさんがスティーヴン・ユアンさんに代わってセントリー/ボブ役を引き継ぎました。

制作はジェイク・シュライアー監督、脚本を「ザ・ベア」のジョアンナ・カロさん、「BEEF」のイ・サンジンさん、「ブラックウィドウ」のエリック・ピアソンさんらが担当しています。

チームのうち、タスクマスターを除くエレーナ、レッドガーディアン、バッキー、エイヴァ、ジョンの5人とボブは「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」に再登場する事が発表されています。

映画「サンダーボルツ*」あるいは「ニュー・アベンジャーズ」は 2025年5月2日 より劇場公開中です。

ソース:The Director of ‘Thunderbolts*’ Unpacks the Movie’s Spoilers

ルイス・プルマンさんが「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」における役割をほのめかす

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「サンダーボルツ*」あるいは「*ニュー・アベンジャーズ」でボブを演じたルイス・プルマンさんが、次に再演が決まっている映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」における役割について語りました。

海外メディア Men’s Health とのインタビューでルイス・プルマンさんは「サンダーボルツ*」のポストクレジットシーンの後、ボブの将来について次のように述べています。

サンダーボルツは彼を逃がしたくありません。なぜなら、彼が悪者の手に落ちたり、適切な人物から十分な支援を受けられなかったりすれば、危険な存在になりかねないと考えているからです。しかし同時に、彼を利用する方法を見つけられるかもしれないという可能性に備えて、彼を近くに留めておきたいとも考えています。彼は非常に頼りになる存在ですから。サンダーボルツは今、厳しい状況に置かれています。『アベンジャーズ:ドゥームズデイ』に登場する他のキャラクターたちと合わせると、それぞれのキャラクターがどのように関わってくるのか、そしてボブがどのキャラクターとどのように関わってくるのかを考える機会はたくさんあると思います。

「ドゥームズデイ」におけるボブはおそらく、そのほとんどの時間をボブとして、つまりセントリーやヴォイドの力を使うことなく過ごすと予想されています。コミックの太陽100万個分のパワーから映画では1000個に弱体化されたとはいえセントリーのパワーは強力で、いかにドクター・ドゥームと言えども楽に戦える相手ではありません。

ルイス・プルマンさんは「サンダーボルツ*」での役作りについて、監督とたくさん話し合いを重ねた事も明かしました。

彼らは役者を見つけるのにかなり苦労していました。当然のことながら、そのことを承知の上で、踏み込もうとするのは大変なことでした。そして、その広大な世界の中では、自分が持ち込める独自の要素があることを忘れがちです。自分の役割は、世界に溶け込み、同化することですが、同時に、その世界を豊かにし、キャラクターに共感性をもたらすことでもあります。ジェイク・シュライアー監督は、そのことを常に私に思い出させてくれました。それは素晴らしいことでした。彼はそういう意味で私を力づけてくれました。彼はボブと私がどう共感するかを尋ねてくれましたが、その意味では共感できる点がたくさんありました。このキャラクターに、本当に親近感を覚えました。

「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」は現在撮影中ですが、ルイス・プルマンさんの姿はまだ目撃されていません。

最新情報によると、クリス・ヘムズワースさんがソーの衣装を着ているとも報告されていますが、テキストのみで写真等は提示されていません。

「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」と「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」はこれまでにMCUで「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」、「アベンジャーズ/エンドゲーム」を手掛けてきたルッソ兄弟監督が再びメガホンを取る事に。

公式発表されたキャストリストは過去の記事をご参照ください。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-doomsday-officilal-cast-announcement/”]

また、ドクター・ストレンジ役のベネディクト・カンバーバッチさんが出演を認めています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-doomsday-benedict-cumberbatch-retracts-his-statement/”]

映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」は 2026年5月 公開予定、映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」は 2027年5月 公開予定です。

ソース:Lewis Pullman Is Becoming More Powerful

映画「サンダーボルツ*」、ルイス・プルマンさんが「スパイダーマン:ホームカミング」、「クレイヴン」でオーディションを受けていた事が判明

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「サンダーボルツ*」あるいは「*ニュー・アベンジャーズ」でボブ/セントリー/ヴォイドを演じるルイス・プルマンさんが、以前に「スパイダーマン:ホームカミング」に出演するためのオーディションを受けていた事が明らかになりました。

スタジオのキャスティングディレクターを務めるサラ・フィンさんが、海外メディア IGN とのインタビューの中で「実は10年前、ルイス・プルマンが私のために『スパイダーマン』のネッド・リーズ役のオーディションを受けてくれたんです」とコメント。ボブとはかなり異なるキャラクターのオーディションを受けていた事が判明しました。

また、プルマンさん自身は別のインタビューでSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「クレイヴン・ザ・ハンター」のオーディションを受けた事も告白。

こちらは何役かは明かされませんでしたが、ファンはカメレオン/ドミトリ・スメルダコフ役ではないかと考えています。

これらのオーディションで合格していればボブ役はなかったと考えると、不合格になって良かったかもしれない、プルマンさんのボブはそれぐらい印象的なキャラクターに仕上がっていました。

ルイス・プルマンさんは「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」へのキャスティングが発表済みですが、そこでの役割については分からないと GamesRadar+ とのインタビューで語っています。

「すごくワクワクしています。というのも、もしかしたら一回限りの出来事になるかもしれないという可能性に備えて、ある程度覚悟しておかなければならなかったんです。まるで全く新しい部屋をこじ開けて、『わあ、家がもっと広くなった!』って感じで、この空間をどう活用するか考えることができるんです。でも脚本は見ていないし、全くわかりません。いっそネタバレしてしまいたいぐらいです。」

「サンダーボルツ*」はMCUのアンチ・ヒーローや元ヴィランを寄せ集めたチームを描く作品で、過去作よりセバスチャン・スタンさん演じるウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズ、ワイアット・ラッセルさん演じるU.S.エージェント/ジョン・ウォーカー、フローレンス・ピューさん演じるブラックウィドウ/エレーナ・ベロワ、デヴィッド・ハーバーさん演じるレッドガーディアン/アレクセイ・ショスタコフ、オルガ・キュリレンコさん演じるタスクマスター/アントニア・ドレイコフ、ハナ・ジョン=カーメンさん演じるゴースト/エイヴァ・スターが再登場、ジュリア・ルイス=ドレイファスさんが演じるコンテッサ・ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌがこのチームを率いることになります。

ジェラルディン・ヴィスワナサンさんがアヨ・エデビリさんに代わってメルを演じ、ルイス・プルマンさんがスティーヴン・ユアンさんに代わってセントリー/ボブ役を引き継ぎました。

制作はジェイク・シュライアー監督、脚本を「ザ・ベア」のジョアンナ・カロさん、「BEEF」のイ・サンジンさん、「ブラックウィドウ」のエリック・ピアソンさんらが担当しています。

チームのうち、タスクマスターを除くエレーナ、レッドガーディアン、バッキー、エイヴァ、ジョンの5人とボブは「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」に再登場する事が発表されています。

映画「サンダーボルツ*」あるいは「ニュー・アベンジャーズ」は 2025年5月2日 より劇場公開中です。

映画「サンダーボルツ*」、ルイス・プルマンさんが来年のアベンジャーズに向けて映画の結末を軽くネタバレ

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「サンダーボルツ*」で新キャラクターのボブ/セントリー(ヴォイド)を演じるルイス・プルマンさんが、海外メディア ScreenRant とのインタビューで、来年の「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」出演に向けて語りました。

コミックで元麻薬中毒者で二重人格のボブは、太陽100万個分のパワーを持つスーパーヒーロー、セントリーとして活躍する裏で、もうひとつの人格ヴォイドの存在が彼の物語をより複雑に形成しています。

当初この役はスティーヴン・ユアンさんがキャスティングされていましたが、ストライキなどの影響で映画の開発が遅れ、公開が延期。それによってスケジュールの都合がつかなくなり、ルイス・プルマンさんに交代する形となりました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-thunderbolts-steven-yeun-confirmed-drop-out/”]

「サンダーボルツ*」の予告でセントリーとして、そしてヴォイドとしてちらりと紹介されているルイス・プルマンさんは、先月発表された「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」の正式キャストに含まれていました。

インタビューでルイス・プルマンさんは、「ドゥームズデイ」への出演が「サンダーボルツ*」での役作りに影響したかどうか質問され、回答しています。

彼がどうなっていくのか、本当に興味があります。言うまでもなく、彼は非常に複雑なキャラクターです。というのも、多くの点で彼自身の最大の弱点が彼自身にあるからです。ですから、あんなに強大なパワーを持ちながらも、同時に弱点も抱えている男の将来はどうなるのでしょうか? かなり大きな弱点ですからね。

でも、今ではサンダーボルツの協力も得ています。サンダーボルツはボブを保護してくれているし、もしかしたら、そこに未来があるのか​​もしれません。何らかの形で彼をコントロールする能力、あるいは何らかのセーフティネットがあるかもしれません。だから、それがどんなものになるのか、とても興味があります。

ボブは「ドゥームズデイ」での登場が発表された事で「サンダーボルツ*」で命を落としたりする事はないだろうと予想されていましたが、プルマンさんのコメントどおりに考えると、サンダーボルツとヴォイドの戦いの後でボブは自我を取り戻し、チームと共にコントロールする術を模索する事になるようです。

しかし予告ではヴォイドがニューヨーク市民を次々と黒いシミへと変えていくような描写がありましたが、犠牲者たちがもとに戻る事はあるのでしょうか?コミックの彼に人を蘇生するような能力はなく、おそらくMCU版でもそういったものが追加されるとは思えません。

バッキーやエレーナたちが過去には何人もの命を奪いつつもヒーローの道へと方向転換したように、ボブも彼らにならって贖罪をしつつ、新たな道を歩むことになりそうです。

「サンダーボルツ*」はMCUのアンチ・ヒーローや元ヴィランを寄せ集めたチームを描く作品で、過去作よりセバスチャン・スタンさん演じるウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズ、ワイアット・ラッセルさん演じるU.S.エージェント/ジョン・ウォーカー、フローレンス・ピューさん演じるブラックウィドウ/エレーナ・ベロワ、デヴィッド・ハーバーさん演じるレッドガーディアン/アレクセイ・ショスタコフ、オルガ・キュリレンコさん演じるタスクマスター/アントニア・ドレイコフ、ハナ・ジョン=カーメンさん演じるゴースト/エイヴァ・スターが再登場、ジュリア・ルイス=ドレイファスさんが演じるコンテッサ・ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌがこのチームを率いることになります。

ジェラルディン・ヴィスワナサンさんがアヨ・エデビリさんに代わって(ソングバードと噂される)メルを演じ、ルイス・プルマンさんがスティーヴン・ユアンさんに代わってセントリー/ボブ役を引き継ぎました。

制作はジェイク・シュライアー監督、脚本を「ザ・ベア」のジョアンナ・カロさん、「BEEF」のイ・サンジンさん、「ブラックウィドウ」のエリック・ピアソンさんらが担当しています。

チームのうち、タスクマスターを除くエレーナ、レッドガーディアン、バッキー、エイヴァ、ジョンの5人とボブは「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」に再登場する事が発表されています。

映画「サンダーボルツ*」は 2025年5月2日 日米同時公開予定です。

ソース:Thunderbolts* Actor Lewis Pullman Teases How Sentry’s Arc Will Affect His Role In Avengers: Doomsday

「私の心の中にはヴォイドが在る」、映画「サンダーボルツ*」でエレーナが語るクリップが公開

マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「サンダーボルツ*」より、新たなクリップ映像が公開されました。映像の冒頭でエレーナ・ベロワが「心の中にヴォイドがある」と語っています。

ヴォイドとは一般的に空虚や虚無を意味する英語で、ドラマ「ロキ」や映画「デッドプール&ウルヴァリン」では「ヴォイド」という世界が登場し、虚無や虚無空間という字幕、吹替に設定されていました。

ただし、「サンダーボルツ*」ではヴォイドという名前のヴィランが登場予定であり、この事とダブルミーニングになっているシーンですが、日本語版では訳される事でわかりにくくなりそうです。

エレーナを演じるフローレンス・ピューさんは最近のインタビューで「ボブは、おそらく皆が密かに経験していることを経験しているのかも」と、 エレナとセントリー/ヴォイドの関係について語りました。「エレーナは彼の中に自分自身の一部を見ています。彼女は昔から人の面倒を見たいと思うタイプでした。彼女は彼に特別な思い入れがあって、基本的に彼が役立たずだから世話をするのが好きなんです。彼は本当に役にたちません。」

2023年のコミック「セントリー」ではボブが死んだあとに彼の力が伝染していきましたが、今回のクリップはエレーナが新たな力を手に入れる事を示唆しているのかどうか、映画本編でチェックが必要なようです。

[nlink url=”https://mavesoku.com/comic-sentry-2023-synopsys/”]

とは言え、ボブ/セントリー/ヴォイドを演じるルイス・プルマンさんは「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」の公式発表された27名のキャストに含まれている事で、「サンダーボルツ*」で退場する事はないかもしれません。「ドゥームズデイ」のルイス・プルマンさんは異世界のボブを演じるという可能性を除けば。

なお、フローレンス・ピューさんはこのクリップのシーンで実際に世界第2位の高層ビルから飛び降りており、そのスタントシーンの裏側の映像も公式に公開されています。

「サンダーボルツ*」はMCUのアンチ・ヒーローや元ヴィランを寄せ集めたチームを描く作品で、過去作よりセバスチャン・スタンさん演じるウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズ、ワイアット・ラッセルさん演じるU.S.エージェント/ジョン・ウォーカー、フローレンス・ピューさん演じるブラックウィドウ/エレーナ・ベロワ、デヴィッド・ハーバーさん演じるレッドガーディアン/アレクセイ・ショスタコフ、オルガ・キュリレンコさん演じるタスクマスター/アントニア・ドレイコフ、ハナ・ジョン=カーメンさん演じるゴースト/エイヴァ・スターが再登場、ジュリア・ルイス=ドレイファスさんが演じるコンテッサ・ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌがこのチームを率いることになります。

ジェラルディン・ヴィスワナサンさんがアヨ・エデビリさんに代わって(ソングバードと噂される)未知の役割を交代し、ルイス・プルマンさんがスティーヴン・ユアンさんに代わってセントリー/ボブ役を引き継ぎました。

制作はジェイク・シュライアー監督、脚本を「ザ・ベア」のジョアンナ・カロさん、「BEEF」のイ・サンジンさん、「ブラックウィドウ」のエリック・ピアソンさんらが担当しています。

映画「サンダーボルツ*」は 2025年5月2日 日米同時公開予定です。

映画「サンダーボルツ*」、新予告でヴィランが自己紹介、新ポスターも続々

マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「サンダーボルツ*」のチケット販売開始を告知する新たな予告映像が公開されました。ここでは以前の予告でも少しだけ姿を見せていた「アベンジャーズ全員をあわせたよりも強い」ヴィランが名乗りを上げています。

今回の映像でもまだシルエットのような状態で姿がよく見えない彼は「私はヴォイドだ…戦っても無駄だ!お前たちは私の実力を知らない。見せてやろうじゃないか。」とチームに対して宣告しています。

コミックのヴォイドはセントリー/ボブと身体を共有している別の人格であり、映画でもそれは同じ設定だと考えられています。

セントリーは「太陽100万個分の爆発のエネルギー」を持つといういかにも中2設定のマーベル最強クラスのヒーローで、同等のパワーをもつヴォイドも当然ながら超強力な存在。この映画でもその太陽のエネルギーが影響しているのか、人々をあっというまに影だけを焼き付けて消し去ってしまっています。

チームがどのように彼に対処するかは注目ポイントですが、ボブとセントリー/ヴォイドという両極のヒーローとヴィランを演じるルイス・プルマンさんが「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」のキャストとして公式発表されていることも注目で、頼れる味方のセントリーとして再登場するのか、ドクター・ドゥームとは別の厄介なヴィランであるヴォイドとして再登場するのか、ファンの見解は分かれています。

また、今回の予告にあわせて6種の新ポスターもScreenX、4DX、RealD 3D、Dolby、IMAX、Fandango より公開されました。

最近、インサイダーのジェフ・スナイダー氏は「サンダーボルツ*」の数ヶ月前の社内試写会にてかなり好評だったと報告。ただし、作品の品質は良いとしながらも、「ディズニーはプロモーションに苦戦している」とし、「どう売り出せばいいか分からないようだ」と指摘。内容に売上が伴わない可能性をほのめかしました。

「サンダーボルツ*」はMCUのアンチ・ヒーローや元ヴィランを寄せ集めたチームを描く作品で、過去作よりセバスチャン・スタンさん演じるウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズ、ワイアット・ラッセルさん演じるU.S.エージェント/ジョン・ウォーカー、フローレンス・ピューさん演じるブラックウィドウ/エレーナ・ベロワ、デヴィッド・ハーバーさん演じるレッドガーディアン/アレクセイ・ショスタコフ、オルガ・キュリレンコさん演じるタスクマスター/アントニア・ドレイコフ、ハナ・ジョン=カーメンさん演じるゴースト/エイヴァ・スターが再登場、ジュリア・ルイス=ドレイファスさんが演じるコンテッサ・ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌがこのチームを率いることになります。

ジェラルディン・ヴィスワナサンさんがアヨ・エデビリさんに代わって(ソングバードと噂される)未知の役割を交代し、ルイス・プルマンさんがスティーヴン・ユアンさんに代わってセントリー/ボブ役を引き継ぎました。

制作はジェイク・シュライアー監督、脚本を「ザ・ベア」のジョアンナ・カロさん、「BEEF」のイ・サンジンさん、「ブラックウィドウ」のエリック・ピアソンさんらが担当しています。

映画「サンダーボルツ*」は 2025年5月2日 日米同時公開予定です。