映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」ファーストトレーラーの16のチェックポイント

公開直後から話題になっているMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」のトレーラーの中から、イースターエッグなど気になるポイントを16個ピックアップしてみました。映画公開までの暇つぶしとしてお楽しみください。

1,ディッコ

トレーラーの開始直後、壁に書かれた「ditko」の落書きが見えます。

©Sony Pictures

スティーヴン・J・ディッコさんはマーベル・コミックス社でスタン・リーとともにスパイダーマンとドクター・ストレンジのキャラクターを創作し、それらのシリーズの作画を行ったアーティスト。

1966年にディッコさんはマーベルとの関係を絶ち、外部で創作活動を続けていましたが、2018年6月に亡くなるまでその理由はついぞ明かされませんでした。その理由はどうあれ、今作の作り手はディッコさんへのリスペクトを込めて、イースターエッグを仕込んでいます。

2,ニューヨーク・ポスト

この屋上のシーンでMJが読んでいる新聞はニューヨーク・ポスト。前作「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」のラストや「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」の予告で登場しているデイリービューグルでないのは何らかの意味があるのでしょうか。

3,DODC

ピーターが尋問されているシーンで登場する男が着用している上着にはDODCの文字がデザインされています。

©Sony Pictures

ニューヨーク市警であればNYPDであるはずで、彼の所属はDODC(Department of Damage Control)、つまり映画「スパイダーマン:ホームカミング」で登場したダメージコントロール局である可能性があります。ダメージコントロールのボスはトニー・スタークでしたが、その後誰が管理しているのかは不明です。ピーターに便宜を図ってくれるのでしょうか?

4,顔の見えない男

ピーターの横で机にファイルを叩きつける顔の見えない男。

©Sony Pictures

彼はこのトレーラーでこの1秒程の出演ですが、チャーリー・コックスさん演じるデアデビル/マット・マードックではないかと噂されています。デアデビルは弁護士でもあるため、容疑者であるピーターが弁護士を呼ぶ権利が認められているのは当然な事で可能性としてはありますが、いかんせんトレーラーではこのシーンしかなく、確証は得られません。少なくとも彼が同じく弁護士であるシーハルク/ジェニファー・ウォルターズでないのは確かなようです。

5,時系列

本作は前作「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」のラストから直接続くと考えられており、この段階は2024年の夏(6~8月)あたりになります。トレーラーの中にはハロウィンやクリスマスの飾り付けが登場している事から、秋、冬へと作中で季節が移ろう可能性がありそうです。

©Sony Pictures

6,メフィスト?

フェーズ4で「ワンダヴィジョン」が始まって以来、たびたび悪魔というワードやそれにちなんだデザインのものが散りばめられ、多くのファンを惑わしてきたメフィストですが、今回も悪魔のからかいが挿入されています。

©Sony Pictures

コミックで「ピーターの正体が知られてしまった」物語を描いた「スパイダーマン:ワン・モア・デイ」では重傷を負ったメイおばさんの治療をトニー・スタークに断られ、ドクター・ストレンジに相談するも自分の力では無理だとこれも断られました。ストレンジは魔法でピーターを複数の世界に同時に存在させ、それらの世界でリード・リチャーズやヴィランであるドクター・オクトパス、ドクター・ドゥームなどにも頼みに行きますがいずれも結果を出せず、メイおばさんは最期を迎えました。

そんなピーターの前に姿を表した赤毛の少女がメフィストでした。メフィストは「ピーターとメリー・ジェーンの結婚をなかったことにする」かわりにスパイダーマンの正体が知られてしまったことやメイおばさんの事をなかったことにしてやると提案し、ピーターはそれを呑む事になりました。

「ノー・ウェイ・ホーム」のストーリーラインとかぶる部分も多い原作コミックですが、このトレーラーでも分かるようにメフィストまで描く余地はなさそうに思え、今回もメフィストの初登場は見送りとなる可能性が高そうです。

7,雪のサンクタム・サンクトラム

ストレンジのもとを訪れたピーターですが、サンクタムの中は一面銀世界です。

©Sony Pictures

「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」でハルクが開けてしまった天井の穴から降り積もったにしては範囲が広すぎるようですし、5年以上経っていますからそもそも修理されているものと考えられます。ストレンジが魔法の失敗でもしたのでしょうか?

相談に訪れたピーターはインフィニティ・ウォーでも起こったストレンジとのちぐはぐなやり取りを再発し、ストレンジは渋い顔をしながら話を聞くことになります。

8,ブラック&ゴールドのスパイダースーツ

玩具リークなどでも判明していた黒と金のスパイダースーツが登場します。

©Sony Pictures

何かの施設なようですが、なぜここでマスクを脱がなければならないのか、かなり気になる所です。

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9,見慣れないドクター・ストレンジ

いつものように浮遊マントをたなびかせて登場するミステリアスなドクター・ストレンジですが、マントの下は見慣れないカジュアルな格好をしています。

©Sony Pictures

手にしているマグカップの「Oh for Pete’s sake」という言葉の Pete は聖ピーター(聖ペトロ/サンペトロ)から来ているという説があります。さらにコミックのドクター・ストレンジの母校でもあるコロンビア大学の「パーカー」を着用しています。ピーターが訪れることを事前に知っていた事を暗示しているのでしょうか?

10,ウォンの忠告

「全てをなかったことに出来ませんか?」と相談するピーターですが、ウォンが横からあの呪文はだめだぞと忠告します。

©Sony Pictures

ウォンは「シャン・チー/テン・リングスの伝説」にも登場しますが、時系列の前後関係は判っていません。ポータルの向こうに見えるのは中国というよりは西洋的な神殿建築物のようにも見えます。ポータルの先はそもそもが合成技術で描かれているため、リリース版ではこのような見た目でない可能性もありそうです。ウォンの服装からすると移動先も寒いのでしょうか。

11,記憶を消す魔法?

世界中の人々から一部の記憶を奪う魔法があるとすればかなり恐ろしいことですが、ストレンジの行動を見ていると実際にあるようです。使いようによってはワンダがウェストビューにしたことよりも非難されるかもしれません。

©Sony Pictures

ウォンの忠告を無視して儀式を始めるストレンジですが、これまでのストレンジでは見られなかった「薬品を触媒とする魔法」を使うようで、ストレンジの手が小瓶を傾けている様子が描かれています。あるいは薬液に浸した髪の毛かもしれません。

12,アガモットの目

パーカーを脱ぎ、いつものスタイルになったドクター・ストレンジの胸には玩具リークにもあったようにアガモットの目がぶら下がっています。

©Sony Pictures

これまでにも書いてきましたが、これは単なるレプリカなのか、それともタイム・ストーンまで復元されているのかは気になる所。現状トレーラーの中ではこのアガモットの目が緑色のオーラを放っている姿は確認出来ません。

そして儀式はピーターのおしゃべりで集中を邪魔され失敗に終わり、マルチバースの扉が開かれてしまいます。サンクタムが雪に覆われていたのもストレンジの魔法の失敗であるとしたら、彼もまた「インフィニティ・ウォー」や「エンドゲーム」で心に傷を負い、その力を低下させてしまっているのかもしれません。

13,謎のキューブ

かつてエンシェント・ワンが見せたアストラル体分離の術を食らうスパイダーマンですが、その左手には奇妙なものがくっついています。

©Sony Pictures

この謎のキューブの機能はまったくの不明ですが、デザイン的にはスタークやピーターの技術というよりは、ドクター・ストレンジのマジックアイテムのようにも見えます。

14,ヴィランの影

かねてより噂されていた過去シリーズのヴィランの登場ですが、トレーラーではやはりその点が示唆されています。

©Sony Pictures

エレクトロの電撃、サンドマンを彷彿とさせる砂塵、グリーンゴブリンのパンプキンボム、そしてドクター・オクトパス本人とメタルアーム。エレクトロの電撃は「アメイジング・スパイダーマン2」での青い電撃とちがって、コミックを基調とした黄色い電撃になっています。また、このシーンではデイリービューグルの車両も確認出来ます。

噂ではこの4人に加え、リザードともうひとり登場し、MCU版のシニスター・シックスになるとの話もありますが、ミステリオやヴェノムは含まれないのでしょうか?今後の情報には要注目です。

15,どちらかひとつ

ストレンジが「このままでは大変なことになる。どちらかひとつを選ばなければ」とセリフだけ挿入されています。どちらかひとつとは、スパイダーマンの正体が知られてしまっている神聖時間軸か、知られていない、旧作のヴィランが登場しているマルチバースの世界という事なのでしょうか。つまりMCUの世界とソニーの世界のどちらかひとつを選択させられるのかもしれません。

16,大人びたスーツ姿のピーター

高校生らしからぬ大人びたスーツ姿のピーターが登場します。

©Sony Pictures

これはトビー・マグワイアさんのピーター・パーカーをオマージュしているのかもしれませんし、そもそもこのシーンはトビー・マグワイアさんに変更されるのかもしれません。

このシーンはジョージ・ワシントン・ブリッジであり、スパイダーマンとグリーンゴブリンが戦った場所でもありました。その時、ゴブリンは「MJと子供、どちらの命を救うか」2択を迫ってきました。前述の世界の2択もそうですし、コミックのメフィストとの契約もそうですが、スパイダーマンにはいつも過酷な選択が迫られます。

ラストのドクター・オクトパスの発言ですが、トム・スパイダーマンの事を知っているのは奇妙であり、トビー・スパイダーマンと対峙してこそのセリフになっています。

1作目「ホームカミング」2作目「ファー・フロム・ホーム」と、予告のためだけの撮影もしてきたソニー・ピクチャーズ及びマーベル・スタジオですから、このトレーラーの全てがリリース版に含まれている映像とは思えないのが難しい所です。

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」は 2021年12月17日 米国公開予定です。

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」のファーストトレーラーが正式公開!

ソニー・ピクチャーズが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」の第1弾となるトレーラーが公開されました。先日はSNS上でリーク動画が拡散されましたが、ソニーの迅速な対応によりすぐに削除されていました。

見覚えのあるパンプキンボムと聞いたことのある笑い声は噂通りグリーンゴブリンの再登場を示しているようです。また、同じく見覚えのあるメタルアームとアルフレッド・モリーナさん演じるドクター・オクトパスも登場しました。

英語版トレーラーは12月17日公開であるのに対して、日本語版は記述がなく、「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」同様に日程が決まっていないようです。

噂通りの公開日時でしたが、ちなみに8月23日(米国時間)が大事な日であることは「ワンダヴィジョン」でも言及されていました。ただし、曜日が違うため偶然の一致と言えそうです。

©2021 MARVEL,Disney

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」は 2021年12月17日 米国公開予定です。

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」の予告はもうすぐ?─リーク動画とされたものが続々削除される

ソニー・ピクチャーズ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」のリークトレーラーなるものがSNS上で拡散されましたが、すぐにソニーが動きを見せ、著作権違反の申立により続々と削除されています。

ソニーの対応は素早く、SNSに貼られた動画はすぐに消えるというイタチごっこを繰り返していますが、この事自体が動画が本物であることを証明しているようです。なぜなら以前の日時に公開されているファンメイドのフェイクトレーラーは二次創作の範疇として削除対象にはなっていないからです。

「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」の予告は米国時間の8月23日に開催される CinemaCon 2021 で参加者向けに公開されることが噂されていました。会場へのカメラ機器等の持ち込みは固く禁じられていますが、ここからリークが始まるとの予想を裏切り、ひとあし早くオンラインでリークが始まったのが現状です。テキストべースでのリークを封じる事は難しいため、CinemaCon 2021 で実際に予告が公開されたかどうかも程なく判明します。実際に公開された場合は、ほどなくYoutubeなどでもHD画質で一般公開されるはずで、今話題となっている削除対象の動画を見つけることが出来なかった人も悲嘆することはないのかもしれません。

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」は 2021年12月17日 米国公開予定です。

ソース:Sony Moves Quickly to Block Alleged ‘Spider-Man: No Way Home’ Trailer Leak on Social Media

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」10点超のプロモアートが判明

ソニー・ピクチャーズが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」のグッズに使用されるプロモーションアートが判明しました。今作のスパイダーマンの新スーツやドクター・ストレンジに焦点を合わせたものとなっています。

現在判明しているアートは以下のもの。

©2021 MARVEL,Disney

スパイダーマンとドクター・ストレンジに関するものがほとんどで、一部ミステリオに関するアートが存在するようです。ミステリオのアートには「ミステリオを信じている」と書かれており、ファー・フロム・ホームのラストの告発を信じる人種がいることは以前に撮影現場からも判明していました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/spiderman-homecoming-3-mysterio-poster/”]

また、以前の玩具リークでも判明していたように、ストレンジはやはりアガモットの目を装着しています。

実はアガモットの目は原作とは大きく異なり、MCU版では中にタイム・ストーンが封じられているおかげで時間操作が可能なマジックアイテムでした。

コミックのアガモットの目は、この目を向けた相手を麻痺や魅了させたり、相手の心を覗いたり、逆に映像を送り込んだり、ヘイムダルのような千里眼のパワーを持ちあわせ、次元の扉を開く事が出来、目からの光線でアンデッドや悪魔、霊体といった不浄なる者を浄化する、といった様々な力を持つアイテムです。

ここ最近のグッズから明らかになったアガモットの目はタイム・ストーンの入れ物としてのネックレスを再現しただけのものなのか、タイム・ストーンごと再生しているのか、またはコミックのような真なるアガモットの目なのか、非常に気になる所です。

今回判明したアートは数が多いものの、ノー・ウェイ・ホームの様々な噂をクリアにするものではありません。旧シリーズの二人のスパイダーマンの存在や、デアデビル、シニスター・シックス、マイルズ・モラレスに関する事は、引き続き今後の情報に注目です。

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」は 2021年12月17日 米国公開予定です。

ソース:Spider-Man 3: No Way Home Reveals Magic Powers of Tom Holland’s Black & Gold Suit on New Promo Art

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」撮影地でMJ役とカレン・ペイジ役の女優が目撃

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」の追加撮影が行われているロサンゼルスで、旧映画シリーズでMJ役をつとめたキルスティン・ダンストさんと、Netflixドラマ「デアデビル」でカレン・ペイジ役をつとめたデボラ・アン・ウォールさんが並んで歩いている所を目撃されたとSNS上で話題になっています。

このツイートに対し、デボラ・アン・ウォールさんは「私じゃないわ」と否定しています。

熱心なファンはこれに対して、「耳の形が同じだから同一人物だよ」と返信していますが、今回撮られた写真はそこまで解像度が高いわけでもなく、写真左の人物がデボラ・アン・ウォールさんであると決定づけるのはなかなか難しいようです。

一方で右側の女性はキルスティン・ダンストさんに見えますが、こちらも確証はないようです。

「ノー・ウェイ・ホーム」にはかつてスパイダーマンを演じたトビー・マグワイアさんや、デアデビルを演じたチャーリー・コックスさんが当時の役で登場すると噂されており、その彼らの恋人役である二人の女優も登場する可能性は以前から囁かれていました。

今年の春には唐突にデアデビルに関する謎の投稿もしたデボラ・アン・ウォールさんですが、彼女たちは「ノー・ウェイ・ホーム」に登場するのでしょうか?

[nlink url=”https://mavesoku.com/daredevil-star-deborah-ann-woll-instagram-post/”]

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」は 2021年12月17日 米国公開予定です。

【ネタバレ注意】映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」の更なる玩具リーク

昨日、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」のLEGO新作が公式から発表され、その写真には気になるものがいくつかありましたが、今回さらにファンコ・ポップスやマーベル・レジェンドの新たなフィギュアが公開され、またもや気になる点がいくつか明らかになりました。

※これより先は映画のネタバレを含む可能性があります。ご注意ください。

まずはデフォルメされたキャラクターの可愛らしさが人気のファンコ・ポップス。

©2021 MARVEL,Disney,Funko

ストレンジのシャベルは一体何を意味するのか、アガモットの目が首からかけられているがタイム・ストーンはどうなっているのか、スパイダーマンの手に魔法陣があるのは何故なのか、など気になるポイントになっています。ブラックとゴールドのスパイダースーツは今作にも複数のスーツが登場し、着替えることになるのでしょうか。

つづいてファンコ・ポップスとは真逆にリアリティを追求した人気商品マーベル・レジェンド。

こちらはスーツの全貌を確認しやすくなっています。先日のレゴにもありましたが、バイクも重要になってくるのでしょうか?

ドクター・ストレンジを演じるベネディクト・カンバーバッチさんは以前に「ネタバレ防止のために顔を見せることが出来ない」と言っていた時期がありましたが、フィギュアを見る限りはいつものドクター・ストレンジと言った印象です。

これらの商品はどこまで映画を反映しているのでしょうか。

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」は 2021年12月17日 米国公開予定です。

ソース:Marvel Reveals New Spider-Man: No Way Home Costumes, Figures, Vehicles, and More

【ネタバレ注意】映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」レゴ新商品から様々な情報が明らかに

年末の公開を控えるMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」は様々な噂が飛び交い、何が起こるのか様々な論争を引き起こしています。そんな中、米LEGOの公式サイトに「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」の新商品が登場し、新たな話題となっています。

※これより先は映画のネタバレを含む可能性があります。ご注意ください。

まずは「Spider-Man at the Sanctum Workshop」

こちらは商品名のとおり、サンクタムを舞台としたバトルをイメージした商品のようです。

©2021 MARVEL,Disney,LEGO

パッケージの右上には「ノー・ウェイ・ホーム」の新コスチュームらしきスパイダーマンが描かれており、キャラクターとしてスパイダーマン、MJ、ドクター・ストレンジ、そしてウォンが付属しているようです。ストレンジが映画に登場することは公表されていますが、ウォンはそうではありませんでした。しかし、サンクタムを舞台とするならば、実際に映画に登場しても不思議はありません。

敵として付属しているのは商品説明によると「バグモンスター」、つまり昆虫型怪物。サソリのようにも見えるこのモンスターはマルチバースからの侵略者なのでしょうか?

そして、もうひとつ、謎が深まる商品「Spider-Man vs. Mysterio’s Drone Attack」がこちら。

タイトル的にも「スパイダーマンとミステリオのドローン攻撃」と映画「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」を1シーンを再現している商品のように思えますが、どういうわけか「ノー・ウェイ・ホーム」のロゴがデザインされています。

©2021 MARVEL,Disney,LEGO

付属するキャラクターもミステリオとフューリーで、どうみても「ファー・フロム・ホーム」にしか見えませんが、彼らもやはり再登場するのでしょうか。

ミステリオは「ファー・フロム・ホーム」の最後で死を偽装していると考えられているため、いずれ再登場するだろうとは予想されていますが、その機会は思ったよりも早いのかもしれません。

※追加情報

さらに別の商品「Spider-Man’s Drone Duel」が追加されています。

©2021 MARVEL,Disney,LEGO

こちらは「スパイダーマン:ホームカミング」のバルチャーが登場していますが、やはり「ノー・ウェイ・ホーム」の商品になっています。


レゴの新商品からの情報は当たることもあれば外れることもしばしば。

例えば「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」の公開前には6商品が発売されましたが、その中の「ザ・ハルクバスター・スマッシュアップ」のシーンは、実際の映画にはありませんでした。

本来は映画の制作に合わせてLEGOの商品開発も進んでいるはずですが、映画側が内容の変更の舵を切っても、LEGO側は工場生産が始まってしまったら引き返せない、などの事情があると考えられます。

撮影が始まる以前からファンを苦しめ、あるいは楽しませて来た「ノー・ウェイ・ホーム」ですが、今回のレゴ新商品はファンの考察、予想に新たな一石を投じるものとなっています。

レゴの新商品「Spider-Man at the Sanctum Workshop」、「Spider-Man vs. Mysterio’s Drone Attack」は 2021年10月1日 米国発売予定。

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」は 2021年12月17日 米国公開予定です。

映画「スパイダーマン」のグリーン・ゴブリン役ウィレム・デフォーさん、「準備が出来るまでは」と意味深発言

2002年公開のサム・ライミ監督の映画「スパイダーマン」に、メインヴィランのグリーン・ゴブリン/ノーマン・オズボーンとして出演していた俳優のウィレム・デフォーさんが、海外メディア Collider とのインタビューの中で、最近撮影した映画について尋ねられました。デフォーさんはMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」に登場すると噂されている人物の一人です。

質問に対してデフォーさんは「最近やっていた映画ですか?それは彼らが出す準備ができるまで待ちたいと思います。」とコメントしました。

このインタビューに対して海外メディア The Direct では以下のように指摘しています。

デフォーが撮影した他の未公開映画は、ヨルゴス・ランティモス監督の「プア・シングス」と、ジアダ・コラグランデ監督の「トロピコ」だけです。これらのプロジェクトへの参加を隠す理由がほとんどないことを考えると、噂されているノーマン・オズボーン役や「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」のメインヴィランについて言及している可能性は非常に高いと思われます。

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」の主演を務めるトム・ホランドさんは今月の頭に近々トレーラーが来る事を示唆するも、残念ながら未だ公開されていません。

本作では過去のスパイダーマンシリーズからドクター・オクトパスとエレクトロと言ったヴィランが再登場する事が担当俳優の口からネタバレしていますが、現在有力視されている本作のメインヴィランはウィレム・デフォーさん演じるグリーン・ゴブリンとなっています。

予告編が公開されたとしても、どこまで明かされるのか予測がつかないほど、噂と謎に包まれた本作。今後の情報にはより一層の注目となりそうです。

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」は 2021年12月17日 米国公開予定です。

ソース:Spider-Man 3: No Way Home: Green Goblin Actor Willem Dafoe Plays Coy on Mystery Role

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」のティザーが公開され話題に ─ マルチバースを示唆している?

ソニー・ピクチャーズが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」のティザー動画がブラジルとアルゼンチンで公開され、その演出がやはりマルチバースを示唆しているのではないかと話題になっています。

アルゼンチン版は公式によりすぐに削除されたため、ツイッターユーザーの再アップ版になります。

ブラジル版は記事執筆時点で、公式が公開しているままです。

今回明らかになった2つのティザーでは、タイトルロゴが一瞬ちらつくという演出が盛り込まれています。

この手法は2018年公開のマルチバースを扱ったアニメ映画「スパイダーマン:スパイダーバース」でも同様の演出が用いられていました。

また、現在ディズニープラスで配信中のドラマ「ロキ」でもロキの多様性とマルチバースを表現するかのように、「LOKI」のフォントが激しく切り替わる演出が入っています。

「ノー・ウェイ・ホーム」の予告公開に関して、これまでにいくつかの日時が予想されていました。さらには主演のトム・ホランドさん自身が「もうすぐ」と示唆するも、今の所ファンの期待は叶っていません。現在噂されているのは「ロキ」の終盤や終わってから、あるいは「ブラックウィドウ」の公開時に劇場で予告が流されるのではないかと言ったものです。

公開まであと半年となり、多くの噂に包まれて実態が見えてこない「ノー・ウェイ・ホーム」、その予告編の公開と内容に期待がかかっています。

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」は 2021年12月17日 米国公開予定です。

トム・ホランドさん、映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」のトレーラーを示唆する

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」で主演を務めるトム・ホランドさんが、本作の予告が近々登場する事を示唆したと海外で話題になっています。先日はトム・ホランドさんの誕生日に公開されるのではないかと報じられていましたが、残念ながら予告動画は公開されませんでした。

ホランドさんは友人たちと素晴らしい誕生日を過ごしたことを自身のInstagramのストーリーにて動画で報告し、ファンに向けて「皆さんにお見せ出来るようなクールなものを用意したいと思います。スパイダーマンやアンチャーテッドを見せられるといいんだけど、楽しみだね!またすぐに話しましょう。」とメッセージを投稿しました。

現在のハリウッドで最も謎に包まれているとも言われる本作、トレーラーの公開はいつになるのでしょうか。

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」は 2021年12月17日 米国公開予定です。