「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」の監督が「マーベルズ」に対するディズニーCEOの現場批判に反論

ソニー・ピクチャーズ制作の映画「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」のピーター・ラムジー監督が、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「マーベルズ」に対する批判について「全くのデタラメだ」だとして擁護しています。

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先週、ニューヨーク・タイムズのディールブック・サミットに出席したディズニーのボブ・アイガーCEOは「マーベルズ」の失敗の原因として「幹部による現場の監督が不足していた」と説明。

この発言はネット上で波紋を呼び多くのファンが眉をひそめていましたが、これに他社ライバル作品とも言える映画「アクロス・ザ・スパイダーバース」を制作したピーター・ラムジー監督がCEOを批判し、「マーベルズ」を援護する立場を表明しました。

スター・ウォーズの「マンダロリアン」、「アソーカ」のエピソード監督としてディズニー傘下でも仕事をした経験をもつラムジー監督は、アイガーCEOの発言に対して「全くのデタラメだ」とコメント。続く投稿でも、「(ファンが)映画を気に入らない原因が、監督にあるかどうかどうやってわかるんだ?」と疑問を呈し、「(CEOは)明確にわかる言葉で伝えなければならない」と指摘、「マーベルにおける問題は根が深い」と締めています。

ラムジー監督はMCUのヒットについて「ケヴィン・ファイギ社長らのおかげ」とマーベル・スタジオ幹部らの貢献があっての結果である事を認めつつも、彼らの関与なしにヒットしないというボブ・アイガーCEOの言い方には不満があるようです。

以前は小説家のスティーヴン・キングさんも「マーベルズ」の苦戦に対して自論を展開、擁護する立場にまわっており、意外な味方の登場が続いている状態ですが、だからといって興収が改善されているわけではありません。

Comicbook.com のレポートでは11月末時点の「マーベルズ」の成績と他作品の比較は次のようになっています。

※金額の単位は億ドル

タイトル米国米国外世界
マーベルズ0.81.161.97
インクレディブル・ハルク1.341.302.65
キャプテン・アメリカ:ザ・ファースト・アベンジャー1.761.933.70
ブラックウィドウ1.831.963.79
エターナルズ1.642.364.01

また、同記事ではディズニーはこれで「マーベルズ」の興収の報告を中止すると発表したと報告しており、劇場公開がまだ数週間残されているにも関わらず、ディズニーは「マーベルズ」に対してもはや何も期待していないようです。

ディズニーが劇場でのチケット売上に対して期待しなくなったのであれば、ディズニープラスでの配信日が予想よりも早くなる可能性はあるかもしれません。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-the-marvels-disney-plus-release-date-prediction/”]

スパイダーマンとマーベルズが新たなチームを組んで、アイガーCEOの考えを打ち砕いていく事が出来るのでしょうか?

映画「マーベルズ」は 2023年11月10日 より劇場公開中です。

ディズニーCEOが「マーベルズ」興収の苦境を現場のせいにして波紋を呼ぶ

ニューヨーク・タイムズのディールブック・サミットに出席したディズニーのCEOボブ・アイガー氏が、マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「マーベルズ」が苦戦している事について原因を説明、その発言内容が波紋を呼んでいます。

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アイガーCEOはサミットの中で「『マーベルズ』は新型コロナウイルス感染症の最中に撮影された。いわば、撮影現場にはそれほど多くの監督はなく、本来であれば毎日毎日何が行われているかを真剣に監視している幹部がいる」と、コロナ禍における現場の変化が失敗の原因であると説明し、ニア・ダコスタ監督の監督力不足を指摘しました。

コロナ禍以前の現場ではマーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長とルイス・デスポジート氏、スティーブン・ブルサード氏、ネイト・ムーア氏、その他数名の幹部が制作に関与していたのは事実ですが、海外メディア CBM はそれよりもストライキによってキャンセルされていた、圧倒的なプロモーション不足を指摘しています。

「マーベルズ」の視聴者レビューは Rotten Tomatoes で83%、IGNで10点中8点と、作品内容が悪いとは言えないスコアになっています。興行収入については2億1900万ドルの予算に対して約3億ドルの売上で、前作「キャプテン・マーベル」が10億ドルを超えていた事と比較すると期待外れ感はありますが、大赤字というわけでもありません。

ワーナー・ブラザースの映画「デューン 砂の惑星PART2」などはストライキの影響によるプロモーション不足を懸念して早い段階で公開延期を発表していましたが、この問題に目をつぶって公開を決行(そして体よくプロモーション費用をカット)したのはマーベルではなく、親会社であるディズニーの判断だとファンは見ています。

「マーベルズ」でミズ・マーベル/カマラ・カーンを演じたイマン・ヴェラーニさんは「良いものを作るのが現場の仕事で、お金稼ぎはボブ(CEO)の仕事」と過去のインタビューで発言

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実際のレビューのポイントからみても「マーベルズ」は良作に分類される作品のはずですが、CEOは責任を制作現場にあると見ているようで、両者の間には深い溝があるようです。

そんなアイガーCEOですが、同サミット内で「任期を迎える2026年末に間違いなく退任する」とも述べています。

ソース:Disney CEO Bob Iger Says THE MARVELS Box Office Woes Are A Result Of A Lack Of Supervision During Filming

映画「マーベルズ」のディズニープラス配信は2024年2月?

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「マーベルズ」。現在、劇場公開中の本作は「キャプテン・マーベル」の続編にあたり、ディズニープラスでデビューしたミズ・マーベルやモニカ・ランボーとの新チームを描く物語となっています。そんな本作がいつディズニープラスで視聴出来るようになるのか、この記事では過去のリリーススケジュールをもとに、その可能性を探っていきます。

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ディズニープラスの歴史はまだ浅く、2019年の「アベンジャーズ/エンドゲーム」時点ではサービスが展開されていませんでした。

先に劇場公開され、その後ディズニープラスで配信されるという流れはMCUとしては10作品に満たない事例しかなく、最初の作品である「ブラックウィドウ」は新型コロナウイルスのパンデミックの真っ最中ということで、映画館とディズニープラスでの同時公開という極めて特殊な事例となっています。

フェーズ4以降の劇場公開日とディズニープラス配信日の間隔は以下のとおりです。

ブラックウィドウ:0日 (プレミアアクセス)
シャン・チー/テン・リングスの伝説:70日
エターナルズ:68日
ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス:47日
ソー:ラブ&サンダー:62日
ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー:82日
アントマン&ワスプ:クアントマニア:89日
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Volume 3:89日

新型コロナウイルスが国際的に落ち着きを見せ始めた時期とかぶる「ソー:ラブ&サンダー」以前の作品はかなりバラつきのある間隔となっていますが、ここ1年間ほどの3作品は劇場公開からおおよそ3か月後にディズニープラスで配信が始まっています。

特に直近2作品は共に89日後となっており、「マーベルズ」の公開日から89日後と想定すると、「マーベルズ」のディズニープラスでの配信日は 2024年2月7日 になる可能性が高いと考えられそうです。

補足として、MCU作品以外の最近のディズニー映画に目を向けてみると、「Elemental」(邦題:マイ・エレメント)が 6月16日 公開の 9月16日 配信(いずれも米国での日程)で89日後に配信、「ホーンテッドマンション」が 7月28日 公開の 10月27日 配信と91日後に設定。

インディ・ジョーンズのみ約5ヶ月後というスケジュールになっていますが、ほとんどは約3か月後に設定されているのは間違いなさそうです。

「マーベルズ」のメガホンを取ったのはマーベルオタクを自称するニア・ダコスタ監督。脚本は監督と共にミーガン・マクドネルさん(ワンダヴィジョン)、エリッサ・カラシクさん(ロキ)、ゼブ・ウェルズさん(コミックライター)が担当。

キャプテン・マーベル/キャロル・ダンヴァース役をブリー・ラーソンさん、フォトン/モニカ・ランボー役をテヨナ・パリスさん、ミズ・マーベル/カマラ・カーン役をイマン・ヴェラーニさん、サミュエル・L・ジャクソンさんがニック・フューリーを再演。

ヴィランのダー・ベンをゾウイ・アシュトンさんが演じ、パク・ソジュンさんはキャロルの夫ヤン王子を演じています。

映画「マーベルズ」は 2023年11月10日 より劇場公開中です。

映画「マーベルズ」、監督はもっと多くのカメオを求め、ファイギ社長と喧嘩したと明かす

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「マーベルズ」のミッドクレジットシーンでは秘密のカメオが含まれていましたが、ニア・ダコスタ監督はこのシーンにもっと多くのカメオを要望し、ケヴィン・ファイギ社長と口論になったとインタビューで語っています。

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監督は「いつだってもっと多くのX-MENを登場させたかったんです。」とインタビュー内で述べ、これが理由でファイギ社長とは何度か「喧嘩」をしたと明かしました。そしてファイギ社長に「これについては非常に冷静にならなければいけない。」となだめられて、公開バージョンのような形に完成したと説明しました。

具体的にどのX-MENを登場させたかったかは不明ですが、セリフ中に登場したチャールズ・エグゼビアや、監督が以前から撮りたいと話しているストームやサイクロップスなどはその候補だったのかもしれません。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-the-marvels-director-nia-dacosta-wants-filming-x-men/”]

「マーベルズ」でのカメオがこれだけに留まったのは今後のストーリー展開に関する影響や予算の問題等もありそうですが、公開バージョンの映像でも古くからのファンには大きな衝撃と期待を与えるには十分となっていました。

MCUは新型コロナウイルスとハリウッドにおけるダブルストライキの影響で当初の公開スケジュールよりも大幅に遅延し、「マーベルズ」の次の映画「デッドプール3」は2024年に劇場公開される唯一の作品となってしまいました。しかしデッドプール自身がミュータント(厳密には後天性ミュータントのミューテイト)であり、X-MENのウルヴァリンも登場、そして多くのX-MENたちのカメオが期待されています。

「マーベルズ」で叶わなかったX-MENたちの登場は「デッドプール3」やその他後続作品までお預けになっているようです。

映画「マーベルズ」は 2023年11月10日 より劇場公開中です。

映画「マーベルズ」、イマン・ヴェラーニさんがチャンピオンズ結成やコミック版のメンターについて言及

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「マーベルズ」のラストではミズ・マーベル/カマラ・カーンが新チームの結成に向けて動き出す様子が描かれていました。ファンはこのチームの実写化の実現に多くの期待を寄せていますが、カマラを演じるイマン・ヴェラーニさんはコミック版のミズ・マーベルが所属するチームについてインタビューで言及しています。

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海外メディア Nerdist とのインタビュー(CBM経由)で、チャンピオンズについて以下のように述べています。

みんなヤング・アベンジャーズが大好きだけど、チャンピオンズを読んでいるのかどうかはわかりません。カマラ、マイルズ(・モラレス)、サム(・アレクサンダー)の相性は最高すぎるんです。あのトリオをMCUで見たいですね。どちらのキャラクターもまだ実写では存在していないけど、そうなることを祈っています。サム・アレクサンダーは大好き。サムが自分の正体を明かそうとしたときに、カマラが『私から離れなさい』って言ったところも大好きよ。

また、ドラマ「ミズ・マーベル」でカマラがミュータントであると示唆された事や、コミックのカマラがインヒューマンからミュータントへと転生した事を受けて会いたいX-MENについて質問されたヴェラーニさんは即答でウルヴァリンと答えました。

ウルヴァリン!いつでもウルヴァリンよ。個人的には、ヒュー・ジャックマン演じるウルヴァリンはこれまでで最も好きなキャラクターの一人で、コミックにおける彼女の最初の師匠もウルヴァリンでした。マーベルズにウルヴァリンを呼び戻したかったんですが、将来、そうできるといいなと思います。2人の交流はとても素敵だし、彼女はローガンの違った面を引き出してくれるんです。ローガンはカマラを守ってくれるし、彼女に対してもとても誠実です。でも彼は何事にも甘やかさないし、カマラには時々現実を確認させる必要があると考えています。

コミックのカマラ・カーンはヤング・アベンジャーズのメンバーではありませんが、MCU版では中心となっていきそうな展開が「マーベルズ」には用意されていました。

重度のコミックオタクを自称するイマン・ヴェラーニさんはコミック通りのチャンピオンズの実写化にも興味があるようですが、コミック版はティーンを中心に構成される未成年ヒーローチーム。既に実写化されているメンバーとしてはアイアンハートや「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」に登場したホアキン・トレスがいますが、アイアンハートことリリ・ウィリアムズは「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」時点で19歳、MCU版ホアキン・トレスの年齢は不明ですがティーンとするにはやや苦しい外見でした。

チャンピオンズ実写化についてはなかなか厳しい現実がありそうですが、まずはヤング・アベンジャーズについて期待したい所です。

映画「マーベルズ」は 2023年11月10日 より劇場公開中です。

ソース:THE MARVELS Star Iman Vellani On Assembling The [SPOILERS]; Potential Wolverine Team-Up, & More

映画「マーベルズ」のサプライズ俳優が再登場を予告

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「マーベルズ」のミッドクレジットシーンに声優として参加した俳優さんが、海外メディア The Wrap とのインタビューの中で、ファンとの再会について言及しました。

※これより先は「マーベルズ」のネタバレを含んでいます。ご覧の際はご注意ください。

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映画公開直前にスクーパーが報じていた通り、本作のラストにはX-MENのビーストが登場する事になりました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-the-marvels-post-credit-scene-reshoot-rumor/”]

「マーベルズ」のビーストはフルCGでしたが、その声は2006年の映画「X-MEN:ファイナルディシジョン」と2014年の映画「X-MEN:フューチャー&パスト」でビースト/ヘンリー・”ハンク”・マッコイ役を演じたケルシー・グラマーさんが引き続き担当していました。

今回のインタビューの中でグラマーさんは「マーベルズ」出演に対する反響に「とても満足しています」と述べ、作品を見たという多くの人が連絡をくれたとも明かしました。

さらに「あなた方がビーストに再び会えることを願っています。ある程度の自信を持って、そうしていただけると言えますし、是非そうしたいと考えています。」と再登場を示唆。

そして「いつも彼をもう一度演じてみたいと思っていました。」としつつ、「彼は並外れた人物であり、本物の威厳と私達の文化における重要性のある人物だと見ています。ビーストが戻ってきた事を嬉しく思いますし、彼が本当の意味で戻ってくることを願っています。」と付け加えました。

1年前に行われたインタビューでも再演への思いを強く語っていたグラマーさんは「再演させてくれないなら、二度とディズニーランドに行かない」とある種脅迫のようなコメントをしつつも、ニコラス・ホルトさんが演じたリブート版の若いビーストがMCUに起用されると考えていました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/kelsey-grammar-wants-to-play-beast-return-mcu/”]

「マーベルズ」でモニカが迷い込んだ世界が「X-MEN:ファイナルディシジョン」や「X-MEN:フューチャー&パスト」のその後の世界であるという確証は今のところありませんが、ここで紹介されたチャールズ・エグゼビア、ビースト、そしてバイナリーが今後のMCUに何をもたらしてくれるのか、今後の展開に期待です。

映画「マーベルズ」は 2023年11月10日 より劇場公開中、X-MENの各種映画はディズニープラスで配信中です。

ソース:Kelsey Grammer Is ‘Confident’ He’ll Be Back as Beast After That ‘Marvels’ Cameo

「マーベルズ」、パク・ソジュンさん演じるヤン王子がチームに渡したスーツには様々なしかけがあったという

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「マーベルズ」は、MCU史上最短の映画として凝縮されていましたが、そこには多くの削除されたシーンが存在しています。海外スクーパーの CWGST 氏は、掴んでいた情報から実際の映画にはなかったシーンについて報告しています。

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カマラ・カーンの監禁、拷問シーン

氏はカマラの腕輪が外れないことでダー・ベンに監禁、拷問されるシーンが存在したと言います。

ダー・ベンと違って2つの腕輪を装着してもなんともなかったカマラですが、作中でカマラ自身が「腕輪に選ばれた」とも説明しているだけあって、バングルはカマラの意思の許可なしには外れないという設定があったようです。しかし一旦監禁されていたとなると、戦闘シーンの間にこのシーンが挟まれて、かなり冗長になっていたことでしょう。

キャロルとヴァルキリーの交際はもっと明示的だった

二人の会話では「これからも友人としてうまくやっていける」と、以前は友人ではなく恋人であったことがもっと明示的だったと言います。このシーンは同性愛を法律で禁止している国での上映ができなくなるため削除されたと考えられます。

ヤン王子が用意してくれたスーツ

「私服で来てしまったから戦闘服が欲しい」とヤン王子に要求していたキャロルですが、モニカとカマラのスーツには映画本編に登場しなかったシーンが用意されていたようです。

モニカのスーツはコミックと同様の翼があったようですが、彼女はこれを気に入らずに引きちぎるシーンが用意されていたと言います。

また、カマラのスーツは宇宙服になっていて、時空の裂け目を封じる時に使われるはずだったと報告しています。


先日はカマラ・カーンを演じるイマン・ヴェラーニさんがパク・ソジュンさんとの削除シーンを明かしていましたが、「マーベルズ」に限らず、MCU作品は多くの削除シーンがある事で有名です。

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今日も「ワンダヴィジョン」の削除シーンが3年越しに公開されたり、過去には「アベンジャーズ/エンドゲーム」の削除シーンが2022年になって公開されたりと言ったこともありました。

「マーベルズ」の削除シーンもそのいくつかはBlu-rayなどの特典映像になると見られていますが、それ以外にも公開される可能性はゼロではありません。

映画「マーベルズ」は 2023年11月10日 より劇場公開中です。

映画「マーベルズ」の興収低迷について、ミズ・マーベル役が「それはボブの仕事」と指摘、パク・ソジュンさんとの削除シーンについても明かす

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「マーベルズ」が興行収入の低迷に苦しんでいるとの報道が続く中、ミズ・マーベル/カマラ・カーンを演じたイマン・ヴェラーニさんのコメントが話題になっています。

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Yahoo! Entertainment とのインタビューの中で、ヴェラーニさんは小説家スティーブン・キングさんのリアクションに言及。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-the-marvels-box-office-bomb-stephen-king-reaction/”]

「スティーブン・キングが誰かのそばにいる事はとても素晴らしい事です」と前置きしつつ、「自分のコントロールの及ばないことに集中したくないのです。何の意味があるのでしょうか?」と米メディアの争点を指摘し、「それは(ディズニーCEOの)ボブ・アイガーの仕事です。」と述べました。

「(興行収入は)私たちとは何の関係もありません。完成した作品には満足していますし、大切な人たちもこの映画を楽しんでくれました。この映画を観るのは本当に楽しい時間であり、私たちがこれらの映画に求めることができるのはそれだけです。それほど小難しい話しではなく、チームワークと姉妹愛についての映画です。楽しい映画なので、それを人々と共有できることがとてもうれしいです。」とコメントしました。

また、高校時代の失敗談を振り返り「誰かと興奮を分かち合いたかったのに、自分が興奮しすぎて周りのみんなが口を閉ざしてしまうという経験もたくさんありました。」と語り、興奮を他人に押し付ける事も、誰かの興奮に冷水をかけることも互いに良くないと指摘しています。

そして、本編に含まれなかった削除シーンについても言及。

ブリー・ラーソンさん演じるキャプテン・マーベルとパク・ソジュンさん演じるヤン王子のダンスシーンの撮影を思い出しながら、「曲自体はもっと長くて、とても楽しかったです。」とし、「キャロルが王子と踊る前に歌い始めるビートがあったのですが、それはとても面白かったです。そしてカマラも歌い始める瞬間がありました。すべてがとてもうまくできていました。その歌はセットで流れていましたが、それはとても素晴らしかったです。24時間365日、みんなの頭の中に流れていましたが、でも、私はまったくうんざりしたことがありません!」と撮影の舞台裏について語りました。

カットされたことに失望しているかと問われたヴェラーニさんは、「きっと正当な理由があってカットされたのだと思います。映画をより簡潔にするために、小さなビートがすべて削除されただけです。でも、この映画ではたくさんの撮影をしました。できればそれらすべてがBlu-rayか何かで公開されることを願っています。」と訴えかけました。

映画「マーベルズ」は 2023年11月10日 より劇場公開中です。

映画「マーベルズ」、ブリー・ラーソンさんが今後のキャプテン・マーベルについて「言えない」計画がある事を認める

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「マーベルズ」でキャプテン・マーベル/キャロル・ダンヴァースを演じたブリー・ラーソンさんが、海外メディア Entertainment Tonight とのインタビューでキャプテン・マーベルの今後について言及しました。

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「マーベルズ」の後、キャプテン・マーベルに何があるのか質問されたブリー・ラーソンさんは「マーベルが迎えに来たら困ります」とジョークで前置きした上で「でも、何かあるんです。あなたの質問に答えたい、言いたいことは確かにありますが、言えません。」と何らかの計画がある事を認めつつも詳細を回答する事は避けました。

ラーソンさんは「マーベルズ」を振り返りながら、「キャロルの中にはまだたくさんのものが残っていると思います」と述べ、「このチームに加わったことで、彼女は今までとは違った方法で心を開くことができた気がします。私は彼女のそこが本当に大好きでした。」とコメントしています。

キャプテン・マーベルが宇宙を救うスーパーヒーローであること以外に、キャロルの共感できる側面をもっと見るのが好きだとも語り、「もちろん彼女はクロックスを履くでしょうね」と笑いました。

「私は彼女が少し肩を落としてくれるのが大好きで、すべての責任が彼女にあると感じる必要はありません。ですから、キャロルにはまだまだやるべきことはたくさんあると思います。彼女は成長し続ける素晴らしいキャラクターです。私が成長しているように、彼女も成長しているような気がします。」と今後の可能性について明かしました。

キャプテン・マーベル再登場の舞台として「アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ」や「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」が予想されている他、「マーベルズ」でキャロルとヴァルキリーのロマンスが描かれた事で「ソー5」へのカメオなども期待されています。

映画「マーベルズ」は 2023年11月10日 より劇場公開中です。

ソース:Following the release of ‘The Marvels,’ Larson told ET that there is ‘so much more to go’ for her character, Captain Marvel.

イマン・ヴェラーニさんが「マーベルズ」のラストシーンに全員集合バージョンがあった事を明かす

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「マーベルズ」でミズ・マーベル/カマラ・カーンを演じたイマン・ヴェラーニさんが、海外メディア Comicbook.com とのインタビューの中で、映画のラストシークエンスに組み込まれて話題になったあのシーンについて、もっと多くのバージョンがあったと明かしています。

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ヴェラーニさんは「どのバージョンもセリフはほとんど同じでした」としつつ、「スタジオはできるかぎり多くのものを取り入れようと最善を尽くしていたと思います。でも私は、カマラが実際にヤングアベンジャーズを結成していく過程を見てもらうのがいいと思いました。実はすでに結成後のバージョンもありました。『これでは意味がありません』というと彼らも『わかってるよ、これは撮影する気はないから』と言ってくれました」と、かなり違ったシーンのアイデアもあった事が明かされました。

以前に slash Film とのインタビューで他のキャラクターが登場するパターンもあったと話していたヴェラーニさんでしたが、全員集合バージョンも候補に入っていたようです。

撮影した日を振り返りながら「本当に楽しかったと思います。その日はヘイリーと仕事するだけでしたが、大好きな日でした。彼女に会って話が出来た事。彼女はとても・・・スーパー・スーツとか・・・ヤングアベンジャーズの未来について共感できる人で、それがとても嬉しい事でした。実現するといいんですけど。アベンジャーズの1作目でも一番好きな部分なんです。ニック・フューリーとブラックウィドウが集まって、『俺たちはもうチームなんだ』っていう感じの」と、二人で将来について意気投合したと付け加えました。

なお、別のインタビューではこのシーンの撮影のために「アイアンマン」1作目を見直したことも明かしています。

ヤング・アベンジャーズに関する具体的なプロジェクトは発表されていませんが、フェーズ4が始まってケイト・ビショップがデビューして以降、彼女たちは舞台裏で交友関係の構築を進めています。

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「マーベルズ」の後のスケジュールに目を向けると、「アガサ:ダークホールド・ダイアリーズ」ではビリーとトミーに関する新たな展開を期待できるかもしれません。また、メンバーの一人になる事が予想されるアイアンハート/リリ・ウィリアムズもソロ作品が準備されているため、そちらも注目となっています。

映画「マーベルズ」は 2023年11月10日 より劇場公開中です。

ソース:The Marvels: Iman Vellani Reveals Scrapped Young Avengers Scene