映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」より削除されたメインヴィランのアートが公開

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」より、削除されてしまった本来のメインヴィラン「ナイトメア」とそれに関するコンセプトアートが公開されました。

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アーティストのライアン・デ・シルバさんが自身のウェブサイトで公開した多数のアートによると、前作のスコット・デリクソン監督と脚本のC・ロバート・カーギルさんが構想していた本来の「ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス」のメインヴィランとなるはずだったナイトメアの姿が描かれています。

©MARVEL,Disney

古文書(ヴィシャンティの書?)に記されたテイで描かれたナイトメアは日本の鬼武者のような姿をしているようで、夢の世界でドクター・ストレンジを苦しめる張本人として登場する予定だった事を示しています。

また、アートディレクションを担当するオリバー・キャロルさんが公開したセット画像も興味深く、スティーブン・ストレンジが妹亡くしてしまった悪夢のような凍りついた湖でナイトメアとの決戦が計画されていた事を示唆しているようです。

©MARVEL,Disney

最終的にはマーベルとの創造性の相違からスコット・デリクソン監督は降板し、製作総指揮へと移動、新たな監督としてサム・ライミ監督が起用され、脚本もカーギルさんからドラマ「ロキ」を担当したマイケル・ウォルドロンさんへと変更されました、当初はこれらのプロットを引き継いでの開発が行われていましたが、新型コロナウイルスのパンデミックによる制作の無期延期にともなって脚本が一新される事になりました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-doctor-strange-2-nightmare-original-script/”]

ドクター・ストレンジは今後インカージョンに対応しなくてはならず、ナイトメアとの対決が仕切り直される可能性はあまりなさそうですが、別のヒーローを苦しめるためにナイトメアが登場する可能性はあるかもしれません。

映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」はBlu-rayやDVDが発売中、ディズニープラスでも配信中です。

映画「ソー:ラブ&サンダー」の神々のコンセプトアートの中にサイトラックを確認

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ソー:ラブ&サンダー」より、オムニポテンスシティに登場した神々のコンセプトアートが公開されました。その中にはX-MENに関係の深い神の姿も描かれていることが確認されました。

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アーティストのサン・チョイさんが自身のInstagramにて公開したコンセプトアートは以下のようなもの。

原初の神もしくは悪魔の一人として知られるサイトラックはX-MENに登場するケイン・マルコをジャガーノートとしてアバターにしている存在。映画本編にてサイトラックのような姿は確認されていませんが、X-MENのリブートに合わせて映像化はされずに終わった可能性が高いようです。

また、サイトラックの横にはギャラクタスのような姿も描かれており、こちらもファンタスティック・フォーにあわせて見送られたと考えられます。

本作の配信等が始まれば、オムニポテンスシティのイースターエッグ探しが加熱していくかもしれません。

映画「ソー:ラブ&サンダー」は劇場公開中です。

ドラマ「ミズ・マーベル」ではサイクロップスのイースターエッグが削除されていた

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ミズ・マーベル」の新たな未使用コンセプトアートが公開されました。アーティストの Shae Shaz 氏が ArtStation で公開したアートでは様々なイースターエッグを確認する事が出来ます。

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公開されたのは第1話で登場したアベンジャー・コンに関するアートで、公開バージョンに含まれなかった様々なコスプレイヤーが描かれています。中でも本作でミュータントへの言及があったことを考えると、サイクロップスのコスプレイヤーがいる事は興味深いものです。

©MARVEL,Disney

©MARVEL,Disney

また、アントマンの像の右には「スターウォーズ」のストームトルーパーのコスプレイヤーや、画像左端にはゲーム「MARVEL vs CAPCOM」シリーズで共演した火引弾(ヒビキ・ダン)の姿など、他のシリーズや他社キャラクターのコスプレイヤーなども描かれています。

コミック「チャンピオンズ」ではカマラが、スパイダーマン(マイルス・モラレス)、ノヴァ(サム・アレクサンダー)、サイクロップス(過去からやってきた若いバージョン)、ハルク(若き天才アマデウス・チョ)、ヴィヴ(ビジョンの娘)といった若手ヒーローたちと新チーム「チャンピオンズ」を結成しており、サイクロップスのイースターエッグが含まれていた事はコミックへのリスペクトが感じられるようです。

将来的にチャンピオンズが実写化される可能性はあるのでしょうか?

ドラマ「ミズ・マーベル」シーズン1はディズニープラスで配信中です。

映画「ソー:ラブ&サンダー」よりクリスチャン・ベールさんのメイクの様子やゴアの別バージョンのアートが公開

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ソー:ラブ&サンダー」のヴィラン、ゴア・ザ・ゴッドブッチャーの舞台裏写真や、未使用に終わった初期デザインのコンセプトアートが公開されています。

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Odd Studioは公式Instagramにて、ゴアを演じるクリスチャン・ベールさんに特殊メイクを施す際に取られたテスト画像や舞台裏写真などを投稿。

そして、アーティストのアレクシー・ブリクロさんも自身のInstagramにて、ゴアの初期デザインのアートを公開。

「このアートは、ベールがこの役にキャスティングされて間もなく作られたものです。そのため、コミックの特徴(ここでは後頭部の触手)と俳優の似顔絵(顔)の間のブレンドを目指しました。鼻の穴をコミックのキャラクターに近づけようとすると、「ヴォルデモートだ!」と言われることが多くなりました。そして、コミックにある本当に小さなパンティも同様で、結果が奇妙だったり不穏だったりしたので、取り除くことにしました。黒いパーツは、コミックに登場するキャラクターを取り囲む黒い形や模様を参考にしました。クリスチャン・ベールの演技は本当に印象的でした。どうですか?」とコメントを添えて投稿しています。

ヴォルデモートから離れようとした結果、頭部デザインは大きく異なっていたようですが、黒いマントはコミックのシンビオートに通ずるデザインとなっていたようです。

映画「ソー:ラブ&サンダー」は劇場公開中です。

映画「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」より未使用に終わったカーネイジのウーバーフォームのアートが公開

ソニー・ピクチャーズ制作のSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」より、本編には使われなかったカーネイジの姿が明らかになりました。このアートは本作のコンセプトアーティストのアダム・バーンさんの ArtStation にて公開されています。

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ArtStation/Adam Burn

バーンさんは数点のアートと共に「開発当初、カーネイジは「ウーバーフォーム」と呼ばれる巨大なプロポーションにパワーアップする予定で、コミックに何度か登場する翼を持つカーネイジも組み込まれていました。クライマックスでは、大聖堂が完全に炎に包まれる中、カーネイジが大聖堂の頂上に立つというシークエンス。最終的にこれはやめました(笑)
彼の翼をどのように見せるかについて、最初はより標準的なドラゴンスタイルの翼にし、その後、カーネイジの変身状態に近いデザイン、より流動的でエイリアンのような翼にしたのは、とてもよかったと思います。」
にコメントを添えて投稿しています。

地面にはこのカーネイジを見上げるヴェノムの姿も描かれており、その大きさはかなり異なる様子が伺えます。

コミックのカーネイジも姿をよく変化させるキャラクターで、8月発売予定のコミックのカバーでは現在地獄に向かっているカーネイジの新しい姿が公開されています。

©MARVEL

映画「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」はBlu-ray、DVDが発売中です。

ドラマ「ミズ・マーベル」よりカマラ・カーンの未使用コスチュームのアートが公開

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ミズ・マーベル」より、ミズ・マーベル/カマラ・カーンの未使用に終わったコスチュームのコンセプトアートが公開されました。開発の超初期段階で作成されたというアートでは、すでにバングルなどが設定されている事も確認出来ます。

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アートをデザインしたカルラ・オルティスさんは「その他のミズ・マーベルのコンセプトアートです。ミス・マーベルのメインコスチュームの未使用のコンセプトを2つ紹介します。どちらも、この役を見事にこなした素晴らしいイマン・ヴェラーニが起用される前に作成されました。コミックにインスパイアされた、ちょっと変わったルックスを探求するのが好きです!。今後もご期待ください(笑)」とコメントを添えて投稿。

コミックや実際に使用されたコスチュームと比べると、やや派手なデザインが想定されていたようです。青の具合と金の装飾がどことなく「ソー:ラブ&サンダー」のソーのコスチュームにも似ており、劇中で何度かソーの話題が出てきた事と関係があるのでしょうか。

ドラマ「ミズ・マーベル」ではカマラ・カーンがミズ・マーベルとして立ち上がる物語を描き、2023年公開の映画「ザ・マーベルズ」では宇宙デビューすることになると考えられています。「ミズ・マーベル」のシーズン2の公式発表はありませんが、プロデューサーのサナ・アマナトさんや、レッドダガー/カリームを演じたアラミス・ナイトさん(from ScreenRant)は新シーズンの制作に意欲を見せています。

ドラマ「ミズ・マーベル」シーズン1はディズニープラスで配信中です。

映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」のウォンは異なる役割が用意されていた?コンセプトアートが公開

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」のウォンの物語は当初は違うものだったかもしれないと思わせるEarth-838のコンセプトアートが公開されました。

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コンセプトアーティストのディーン・シェリフさんが自身のWEBサイトで公開した本作のアートによると、Earth-838ではドクター・ストレンジ、アメリカ・チャベスだけではなくウォンの姿も描かれています。

©MARVEL,Disney

本作にはフィギュア化されたにも関わらず削除されてしまったディフェンダー・ウォンというキャラクターがいましたが、服装を見る限りこのアートに登場しているのはEarth-616のウォンのようです。

もしもウォンが二人と一緒にEarth-838を訪れていれば、616でワンダの足止めを誰がしたかが気になるところですが、これもフィギュア化されたのに特に活躍がなかったサラやコミックではストレンジの弟子であるミノタウロスのリントラなどがその役割を担っていたのかもしれません。

映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」は劇場公開中、2022年6月22日より米ディズニープラスで配信開始です。

映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」より腕輪の別デザイン案が公開

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の2021年公開の映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」に登場した腕輪テン・リングスのコンセプトアートが公開されました。スタジオのコンセプトアーティストであるジェラド・マランツさんが自身の ArtStation にて公開しています。

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from ArtStation/Jerad Marantz

マランツさんは画像とともに「シャン・チーのリングを担当する機会を得ました。相棒のアンディ・パークが私にこの仕事を任せてくれたことに驚きました。普段は小道具を担当する機会はあまりないのですが、これはかなり重要な小道具だったので、挑戦することに興奮しました。最終的なデザインは、私の親友であるジャクソン・ジーが担当し、素晴らしい仕事をしてくれました。」とコメントを添えています。

シンプルなデザインから中国らしい龍をあしらったものまで様々なプランがあったようですが、最終的には実際の映画で我々が見たものに落ち着いたようです。

物語においてこのテン・リングスは謎が多く、ラストではその起源について含みがある事が描かれました。制作が発表されている続編やスピンオフでそれらの物語が明かされていくのでしょうか。

映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」はディズニープラスで配信中です。

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」よりスターク製ゴブリングライダーのコンセプトアートが公開

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」より新たな未使用コンセプトアートが公開されました。今回はコンセプトアーティストのジョシュ・ニッチさんがInstagramにて公開したもので、ゴブリングライダーの別のデザイン案を確認する事が出来ます。

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「これは、『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』でカットされたのが一番残念だったデザインです。ミステリオのドローンのようなスターク・テクノロジーのパーツを使い、ゴブリンはグライダーをアップグレードする予定でした。コミックでの彼のグライダーを再現するために、マスクを前面につけるというアイデアはとても嬉しいし、彼がクレイジーに見えるようにするのにも一役買っています。最終的に、スタジオはカットについて正しい判断をしたと思うが、私はまだこのデザインが大好きです。」とコメントを添えてアートを投稿しました。

映画の初期の脚本ではヴィランがスタークの技術によってパワーアップする事が予定されていた事が明かされており、先日は没になったエレクトロのパワーアップバージョンが公開されていました。

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」は劇場公開中。

デジタルリリースは 2022年3月23日、UHD、Blu-ray、DVDなどディスクは 2022年4月27日 発売です。

デジタルレンタル配信は4月13日、ディスクレンタルは5月3日よりスタートです。

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」の新たなコンセプトアートによると、ヴィラン達はもっとパワーアップする予定だった事が明らかに

マーベル・スタジオのコンセプトアーティストを務めるフィル・サンダースさんが、自身のInstagramにてMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」のエレクトロのコンセプトアートを公開しました。その中で、ヴィラン達がもっと強力になる計画があった事が明かされました。

サンダースさんは「ようやくノー・ウェイ・ホームのコンセプト画像を1枚以上掲載することができました。これはエレクトロのコンセプトでした。脚本の初期バージョンでは、悪役たちが自分たちをアップグレードするために、スターク・インダストリーズのダメージコントロールのコンテナを強奪していたので、私はマックスにパワーアップとしてアイアンアーマー・マーク50のアークリアクターのデイジーチェーンをホットワイヤーで接続させました。ピーター・パーカーなら、エレクトロのエネルギーを封じ込め、肉体を維持するために、スーツの下をファラデーケージのようなものにするはずだと考えています。どのMCUのデザインでもそうですが、原作コミックのコスチュームの黄色い稲妻と緑のスーツを実用的に解釈することを心がけました。稲妻が顔の上の星の形になるのは、私の友人であり同僚でもある@jsmarantzの素晴らしいアイデアで、@joshnizzi.artの最終デザインを含むすべての反復を通して定着しています。」と裏話を添えて投稿しました。

マーク50は映画「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」で使用されたいわゆるナノテクアーマーの事で、この技術が強奪される計画があったとの事。

©MARVEL,Disney

この計画が実現していれば、スパイダーマンたちはより苦戦を強いられていたかもしれません。

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」は劇場公開中です。