ディズニーカリフォルニアの「ロジャース:ザ・ミュージカル」に関する続報、コンセプトアートも

ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー・パークにて上演される「ロジャース:ザ・ミュージカル」の続報が報じられました。マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ホークアイ」の劇中で上演されていた「ロジャース:ザ・ミュージカル」の現実化に多くのファンが注目しています。

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ショーは、ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー・パークのハイペリオン シアターで毎週火曜日から土曜日まで 30分間上演されるとの事で、「ホークアイ」で流れた「Save the city」と「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー 」の人気楽曲「Star Spangled Man」に5つの新しいオリジナル楽曲を追加した全7曲が含まれていると言います。

7曲で30分はややハイペースな印象で、物語も「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー 」と「アベンジャーズ」のふたつの映画を基に制作された、タイトルどおりスティーブ・ロジャースに焦点を合わせたものになっていると言います。

残念な事としては、このショーはカリフォルニアでのみ上演され、しかも期間限定ということで、日本在住のファンにはなかなかハードルが高くなっています。

ディズニーは今後数週間で、ショーの詳細なスケジュールとロジャースをテーマにした商品をリリースする予定とも報じられています。

「ロジャース:ザ・ミュージカル」はディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー・パークにて2023年6月30日から上演予定です

クリス・エヴァンスさんがMCU復帰に関して現在の心境を語る【2023年4月版】

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」などでキャプテン・アメリカ/スティーブ・ロジャースを演じたクリス・エヴァンスさんがシカゴ・コミック&エンターテイメント・エキスポに出演し、将来的なスティーブ・ロジャース復帰の可能性について言及しました。

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クリス・エヴァンスさんはスティーブ・ロジャース役を再演する事について「大変だ」と評し、「なぜなら、私はこの役を深く愛しているからです。彼は僕にとってとても重要な存在で、本当にそう思っているんです。」と述べました。

続けて「語るべきスティーブ・ロジャースの物語はもっとあると思いますか?もちろんです。でも同時に、私はこの作品をとても大切にしていますし、それを台無しにしたくはありません。」とアナザーストーリーの可能性に言及しつつも、これまでの物語を壊したくないと語りました。

最後に「そして、私は本当に特別な期間、特別なものの一部であり、ある意味、それは本当にうまく着地したのです。でも、どうでしょう。あの役とつながっていて、あの人たちと一緒に仕事をして、あの物語を語るのが好きなだけに、今はまだ、しっくりこないんです。」と、再演はまだ適切な時期ではないとの心境を明かしました。

「アベンジャーズ/エンドゲーム」でスティーブ・ロジャースが表舞台から消えて以降、クリス・エヴァンスさんは再演についてずっと同じスタンスを維持しています。

スティーブ・ロジャース再演の可能性を残しつつもタイミングを伺っているエヴァンスさんですが、キャプテン・アメリカを演じる以前に演じたヒューマン・トーチ/ジョニー・ストームの再演については「遥かに簡単だ」と過去のインタビューでコメント。マルチバースを通じての再登場に期待されています。

新しいキャプテン・アメリカ/サム・ウィルソンを演じるアンソニー・マッキーさんはMCUのスティーブ・ロジャースがまだどこかで生きているとの見解を示した上で、「キャプテン・アメリカ:ニューワールド・オーダー」に登場させたいともコメントしていました。

現時点で具体的な復帰のタイミングは明かされていませんが、いずれスティーブ・ロジャースが戻ってくるのかもしれません。

映画「キャプテン・アメリカ:ニューワールド・オーダー」は 2024年5月3日 米国公開予定です。

ディズニー100周年を記念して、ホンダがマーベル仕様の「ADV160 リミテッドエディション」を発表

ディズニー創立100周年を記念して、ホンダ・タイとマーベルがキャプテン・アメリカとアイアンマンのコラボモデルとなるバイク「ADV160 リミテッドエディション」を発表しました。このスペシャル仕様のバイクは各3000台ずつ販売されると言います。

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この商品はタイ時間の3月22日に開幕するバンコクモーターショーに出展され、同日からオンライン予約も受付開始されるとの事。予約特典として1500バーツ(約6000円)相当のマーベル仕様のジャケットがプレゼントされるようです。

ソース:Honda Thailand Assembles Iron Man And Captain America ADV 160

ハルク役マーク・ラファロさん、アベンジャーズ元同僚たちの復活について言及

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ」などでハルク/ブルース・バナーを演じるマーク・ラファロさんがエメラルドシティ・コミコンで行われた「Mean and Green:Mark Ruffalo Spotlight」パネルに登壇し、アイアンマンとキャプテン・アメリカについて言及しました。

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Q&Aコーナーにて、ロバート・ダウニーJr.さんのアイアンマンとクリス・エヴァンスさんのキャプテン・アメリカをフランチャイズから失った気持ちを聞かれたラファロさんは「とても悲しいことです。しかし、タイムマシンはあります。そして、別の宇宙や現実があるので、何が起こってもおかしくないと思っています。」と彼らが再登場する可能性がゼロではないとの持論を展開しました。

そしてこれが「アイアンマンとキャプテン・アメリカの再登場」のネタバレなのかと効かれたラファロさんは「また僕を困らせようとしてるの?可能性がないとは言わないが、あると言うつもりもないよ(笑)」と述べました。

少し前には征服者カーン役を務めるジョナサン・メジャースさんが「アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ」でロバート・ダウニーJr.さんとの共演を期待している旨の発言をしていましたが、ラファロさんもまたアイアンマンやキャプテン・アメリカが再登場する事に期待を寄せているようです。

そもそもコミック版でのキャラクターは何度も死と再生を繰り返しており、脚本的に彼らを呼び戻すことはそう難しい事ではないように思えます。しかしながら、両俳優のハリウッドでのギャラは高騰しており、例えばロバート・ダウニーJr.さんは「アベンジャーズ/エンドゲーム」で前払い2000万ドルと公開後の報酬として利益の8%の5500万ドルのあわせて7500万ドルが支払われています。「スパイダーマン:ホームカミング」ほどの控えめな出演でも1500万ドルが支払われています。

実際にアイアンマンやキャプテン・アメリカがスクリーンに戻るかは脚本よりもディズニーのコストとリターンの天秤による影響が大きく、可能性がゼロではないにしても、現状ではあまり高くないと見られています。

映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」はディズニープラスで配信中です。

ソース:Robert Downey Jr.’s MCU Return Just Got Teased by Marvel Co-Star

「アベンジャーズ5」でチームを率いるのはキャップではない?アンソニー・マッキーさんが否定的コメント─スパイダーマン説も

マーベル・スタジオが開発中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「キャプテン・アメリカ:ニューワールド・オーダー」の撮影の開始を間近に控える中、主人公キャプテン・アメリカ/サム・ウィルソンを演じるアンソニー・マッキーさんが海外メディア Empire Magazine とのインタビューの中で「アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ」でのチームについて言及しました。

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「アベンジャーズが復活する時、リーダーが必要となります。サム・ウィルソンはそのような人物になれると思いますか?」と質問されたマッキーさんは「サムはスーパーパワーを持たない唯一のキャラクターです。彼は、超人たちとつるんでいる普通の男ですよ。ニューオリンズ出身だから、何度か喧嘩をしたことはあるでしょう。でも、心やカリスマ性なんて、戦いの中では何の役にも立ちません。いつもボコボコにされるんです。だから、サノスのような人物と戦うときには、それが問題になるかもしれませんね。」と暗に否定するような回答をしました。

そして、「彼はカウンセラーであり、たまたまアベンジャーズになった普通の男だということを忘れないでください。スーパーパワーも、スーパーソルジャーの血清もありません。彼はただの男なんです。彼がキャプテン・アメリカとして、破壊や物理的な力ではなく、平和と変化をもたらす人物として人生を歩むというアイデアが好きなんです。」とサム・ウィルソンというキャラクターについて語りました。

一方で海外スクーパーのMTTSH氏はトム・ホランドさんが「アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ」を含む複数の映画の出演に正式にサインしたと報告しており、「ザ・カーン・ダイナスティ」の中心人物になるとしています。

スパイダーマンがリーダーとして相応しいかは少し疑問が残る所で、あらゆる人達がピーター・パーカーの事を忘れている中で、正体不明のスパイダーマンを他のメンバーがリーダーとして認めるには説得力のある脚本が必要になってくる事でしょう。

1990年代からヒーロー活動をしているキャプテン・マーベルや、1000年以上の戦闘経験を持つソーなどはパワーや知識、経験などは申し分なさそうですが、地球に不在な事が多いため、「ザ・カーン・ダイナスティ」でも途中参加になる可能性が高そうです。

「エンドゲーム」でタイタン星でのシーンをリードしたドクター・ストレンジもまたインカージョン阻止のために次元移動したところで終わっているため、チームを牽引していくタイミングを逃す可能性が高そうです。

記事執筆時点、映画「アントマン&ワスプ:クアントマニア」公開時点ではアベンジャーズたちのほとんどがカーンの脅威に気づいておらず、唯一カーンに抗おうと行動しているのはロキという奇妙な状態になっています。ロキはアベンジャーズリーダーのダークホース的存在ですが、キャプテン・アメリカやスパイダーマンなど、次のアベンジャーズを導いていくのは誰になるのか、今後の情報には注目です。

映画「アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ」は 2025年5月2日 米国にて劇場公開予定です。

ソース:Anthony Mackie Shuts Down Avengers 5 Captain America Theory

ディズニーがマーベルミュージカルを開発しているかもしれない─MMUが始まる前兆か

ウォルト・ディズニーがディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー・パークのハイペリオン・シアターでマーベルのキャラクターを題材にしたミュージカルを開発中かもしれないと、海外メディア The Direct が報じました。MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ホークアイ」の劇中劇だった「ロジャース・ザ・ミュージカル」とは異なる新たな劇が始まるかもしれません。

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ディズニーの公式ページで行われているキャスティングコールによると、記事執筆時点で5人の役が募集されています。ミュージカルのタイトルはふせられながらも、ハイペリオン・シアター限定の作品として募集されています。

1番目の役割は「デスティニーズ・チャイルドからアンドリュー・シスターズまで、さまざまなスタイルで歌う」 能力を持ち、3人の女性キャラクターを演じ分ける事が望まれています。アンドリュー・シスターズへの言及は、このミュージカルが1940年代から現代まで、幅広い時代を含んでいる可能性を示唆しています。

2番めの役割は、「20代半ばから30代前半」の女性で、キャラクターは「勇敢で機知に富み、知的」で「強い英語のアクセントがあること」と説明されています。これはMCUでヘイリー・アトウェルさんが演じたペギー・カーターの役ではないかと推測されています。

3番目の役は、「17歳から20歳くらい」の「これから偉大になる若者」です。記事によると、これは超人血清を射つ前の痩せっぽちのスティーブ・ロジャースではないかと指摘しています。

4番目の役割は、決断力があり、有能で、信念を持ち、辛辣なユーモアのセンスを持ち、態度と気迫で周囲をリードする男性キャラクター。これはアイアンマンことトニー・スタークか、あるいはトニーの父ハワード・スタークである可能性が高いようです。

そして5番目の役割は、「高貴で忠実、理想主義、そしてロマンチックな行動派」の男性キャラクターで、注釈には「簡単に諦めない」とも書かれており、キャプテン・アメリカ/スティーブ・ロジャースである事に疑いの余地はありません。

また、この舞台に参加している作曲家がクリストファー・レナーツさんになる事も記されています。「ロジャース・ザ・ミュージカル」はマーク・シェイマンさんが楽曲担当していましたが、今回はドラマ「エージェント・カーター」にも参加していたレナーツさんのもと、舞台曲が制作されているようです。

「ロジャース・ザ・ミュージカル」について、ドラマ内で我々視聴者が限定的にみる事が出来たのは、ロジャースの名を冠しながらもそれは「アベンジャーズ」のお話でした。今回のキャスティングコールを見る限り、現実に公演されそうなミュージカルは「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」を題材にしている可能性が高いようです。

ここ数年、ディズニーとマーベル・スタジオは現実とMCUの融合を進めており、ディズニーパークにおけるアベンジャーズキャンパスの設立から、アントマン/スコット・ラングの自伝書の発売、今回のミュージカルの現実化に加え、ドラマ「ミズ・マーベル」で開催された「アベンジャーコン」を現実に開催する計画なども話し合われたと言います。

今回の「ザ・ファースト・アベンジャー」と思われる作品の舞台化を機に、「ロジャース・ザ・ミュージカル」までつながっていくマーベル・ミュージカル・ユニバースとなっていくのかにも注目となりそうです。

ソース:Disney May Secretly Be Developing a Real-Life MCU Musical (Report)

禁断の対決!マーベルがコミック「キャプテン・アメリカ:コールド・ウォー」でキャプテン・アメリカvs.キャプテン・アメリカを予告

マーベルコミックが2023年4月から始まるシリーズ「キャプテン・アメリカ:コールド・ウォー」でキャプテン・アメリカ/スティーブ・ロジャースとキャプテン・アメリカ/サム・ウィルソンの衝突が描かれると発表しました。

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MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)では初代と二代目という形で印象深いキャプテン・アメリカですが、現在のコミックでは二人のキャプテン・アメリカが同時に存在して活動しています。

「キャプテン・アメリカ:コールド・ウォー」の公式概要は以下のとおりです。

「キャプテン・アメリカ:コールド・ウォー」はキャプテン・アメリカの初期から続く、爆発的なクロスオーバー・サーガです。

現在、スティーブ・ロジャースとサム・ウィルソンの両名は、コリン・ケリー、ジャクソン・ランジング、カーメン・カーネロの「キャプテン・アメリカ:センチネル・オブ・リバティ」とトチ・オニブチ、R・B・シルバの「キャプテン・アメリカ:シンボル・オブ・トゥルース」でそれぞれの盾を手にし、キャプテン・アメリカとして別々の旅に出ています。

この4月、両作品は、彼らが信じるものすべて、そしてお互いに疑問を抱かせるような叙事詩で激突する予定です。キャプテン・アメリカ80年の歴史におけるこの大胆な章は、世界を駆け巡り、スパイ活動を繰り広げるスリラーであり、2人のキャプテン・アメリカによる激しい個人的対立が描かれています。

このストーリーでは、謎の組織アウター・サークルの台頭とスティーブ・ロジャースとの衝撃的な関係、ノマドことイアン・ロジャースの驚くべき帰還、サム・ウィルソンとワカンダおよびホワイト・ウルフとの激しい対立、バッキーの新革命という大胆な任務など、昨年両タイトルを必読のものにした様々なプロットが報われる予定です。

バッキーとホワイト・ウルフが手を組み、イアン・ロジャーズを誘拐し、ディメンションZを解き放つという歪んだ計画で、事態は収拾に向かうでしょう。スティーブとサムは、物事を正しく解決するために必要な難しい選択について合意できるでしょうか?

すべては4月の「キャプテン・アメリカ:コールド・ウォー アルファ」で始まりますが、読者は今、5月に発売されるイベントのパート3とパート4で何が起こるか先取りすることができます。

キャプテン・アメリカ:センチネル・オブ・リバティ #12 では、バッキー・バーンズとホワイトウルフが、アウターサークルの陰謀の中心を攻撃するために手を結び、スティーブ・ロジャース、サム・ウィルソンとその仲間たちは、集中攻撃に巻き込まれています!ヒーローたちがイアン・ロジャーズを救出するため、戦火のアラスカで戦う中、ブラックウィドウはバッキーの悪党への転落を何としても食い止めようとする!?

キャプテン・アメリカ:シンボル・オブ・トゥルース #13では、ホワイトウルフの最新の罠により、二人のキャプテン・アメリカはかろうじて立っている状態、サム・ウィルソンは、バックアップ プランなしでチームを死に追いやるのをためらっています。しかし、スティーブ・ロジャースは息子を救うためなら、たとえそれが親友の一人を倒すことであっても、手段を選ばないでしょう。

あわせてカバーアートも発表されました。

©MARVEL

キャプテン・アメリカ:センチネル・オブ・リバティー #11 (コールド・ウォー・プレリュード)
作:コリン・ケリー&ジャクソン・ランジング
アート&カバー:カーメン・カーネロ
4月5日発売

キャプテン・アメリカ:コールドウォー・アルファ #1
作:コリン・ケリー、ジャクソン・ランジング、トチ・オニブチ
アート:カルロス・マグノ
カバー:パトリック・グリーソン
4月12日発売

キャプテン・アメリカ:シンボル・オブ・トゥルース #12 (コールド・ウォー・パート2)
作:トチ・オニブチ
アート&カバー:R.B. シルバ
4月26日発売

キャプテン・アメリカ:センチネル・オブ・リバティー #12(コールド・ウォー・パート3)
作:コリン・ケリー&ジャクソン・ランズィング
アート:アリーナ・エロフィーバ
カバー:カーメン・カーネロ
5/17発売

キャプテン・アメリカ:シンボル・オブ・トゥルース #13(コールド・ウォー・パート4)
作:トチ・オニブチ
アート&カバー:R.B. シルバ
5月31日発売

ソース:Captain America Vs. Captain America! Sam And Steve Battle For The Right To Lead In CAPTAIN AMERICA: COLD WAR

映画「キャプテン・アメリカ」3作目はもともと全く違う話だったがケヴィン・ファイギ社長に許可されなかったと言う

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「シビルウォー/キャプテン・アメリカ」は当初の計画ではまったく異なる物語になる予定だったと、ポッドキャスト「The Town」に出演したプロデューサーのネイト・ムーアさんが明かしました。

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ムーアさんはキャプテン・アメリカ3作目の映画がコミックの「シビルウォー」ではなく「マッドボム」をベースにしていた事を番組内で次のように明かしました。

キャプテン・アメリカ3を開発していて、とてもうまくいっていました。ウィンター・ソルジャーが成功し、ファンは映画の続きに興味をもって話をしていたのですが、明らかにウィンター・ソルジャーのストーリーを解決しなければならないと思いました。キャップとバッキーを最終的に再会させたかったのです。そして、ジモを使いたいと思ったんです。素晴らしいキャラクターです。キャップの典型的な悪役ですよね。マッドボムのマクガフィンを軸に映画を作り、マッドボムが爆発して一般市民同士が争うようになるんです。正直なところ、『キングスマン』でやったことに少し似ていると今は思います。

マッドボムは1975年のコミック「キャプテン・アメリカ #193」で登場し、起動すると特定のエリアにいる全員が怒りの発作を引き起こされ狂戦士化するような装置でした。

ムーアさんとチームはうまくいっていると思っていたそうですが、マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長は、このマッドボムの物語は「十分に大きくない」と考えたと言います。

それはクールで、地に足がついていて、政治的で、何でもありでした。私たちは、「原稿を書かせてください、証明してみせます」と言いました。原稿が終わると、ケヴィンは僕をオフィスに引っ張り込んで、「シビルウォーに挑戦した方がいいと思うんだ」と言ったんです。僕は「ケヴィン、シビル・ウォーに登場するキャラは半分もないんだよ。ニュー・ウォリアーズもいないし、できない理由だらけだ。」と言いましたが、彼は「家に帰ってコミックを読んで、それについて話そう」と言ったんです。その夜、家に帰ってそれを読んで、前に読んだことがあったからもう一度読んでみたんだけど、「そうだ、ネガティブゾーンの刑務所がないんだ」って思いました。

ムーアさんが指摘した多くの足りない要素にもかかわらず、ファイギ社長は「シビル・ウォー」の実現に自信を持ち、ライタールームで「マッドボムは中止して、君たちはシビル・ウォーをやるんだ」と言いました。

マーカス、マクフィーリー、ジョー、アンソニーと一緒にライタールームに行ったら、ケヴィンが顔を出して、「マッドボムはやめて、君たちはシビルウォーをやるんだ」って言ったんです。それで僕は「ああ、くそ」と思いました。で、ジョーは「そうだ!シビル・ウォー?すごいな!」って。それから、どうやってシビル・ウォーをやるか考えなければなりませんでした。でも、彼は観客を興奮させるような大きなアイデアがマッドボムにはなかったから、中止にしたんです。ほら、怖かったし、すべてを投げ出して新しく始めるときは、いつもちょっと変な感じだけど、彼の言うとおりでした。彼は正しかった。シビル・ウォーでこそバッキーのストーリーを完成させることができました。ジモの使い方もわかりました。この映画の中心的な構想は、観客が引き付けられるようなものだったし、そうなったんです。

Entertainment Weekly とルッソ兄弟監督の以前のインタビューでもマッドボム構想について語られており、キャップが民間人と戦わなければならない苦悩が描かれる予定だった事を明かしています。また、民間人だけでなくサム・ウィルソンやシャロン・カーター、ナターシャ・ロマノフなど、キャップの友人たちもバーサーカーになり、親しかった人と戦わなければならないゾンビ映画のような様相も呈していたようです。

結局のところマッドボムのプロットは採用されず、シビル・ウォーを原作にした第3作はヒットし、その後のMCUにも大きな影響を与えました。

マッドボムについてはドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」でもマッドボムをベースにしたウイルス兵器の登場が噂されていた時期がありますが、新型コロナウイルスのパンデミックの影響からこのプロットは破棄されたのではないかとも報じられていました。

キャプテン・アメリカ/スティーブ・ロジャースの物語はいったん終わりを迎えましたが、MCUはフェーズ4に入り、キャプテン・アメリカはサム・ウィルソンへと受け継がれました。キャプテン・アメリカ4作目の映画はサムにとっては初めての映画でもあり、どのような物語が展開されていくのか注目されています。

現在、公式にサンダーボルト・ロス長官の再登場が発表されており、亡くなられたウィリアム・ハートさんの代わりにハリソン・フォードさんがキャスティングされています。他、「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」に登場したダニー・ラミレスさん演じるトレスの再登場や映画「インクレディブル・ハルク」からサミュエル・スターンズの再登場も判明しています

その他噂として、2021年にはレッドスカルの娘の登場が報じられましたが、ロス長官再登場によりレッドハルクの導入が予想されているため、2021年当初とは脚本が変わっているのかもしれません。

映画「キャプテン・アメリカ:ニューワールド・オーダー」は 2024年5月3日 米国にて劇場公開予定です。

クリス・エヴァンスさんが「キャプテン・アメリカだった頃が恋しい」と明かす

ピープル誌が選ぶ「今年最もセクシーな男性」に選ばれたクリス・エヴァンスさんが、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「キャプテン・アメリカ」シリーズや「アベンジャーズ」シリーズを振り返りながら、あの頃が恋しいと現在の心境を明かしました。

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受賞に伴ってピープルのインタビューに応じたクリス・エヴァンスさんは、MCUでキャプテン・アメリカを演じていた頃を振り返り、役作りのための過酷なトレーニングについて次のように語りました。

なんてこった、あのトレーニングを楽しめないなんて、本当にサイテーですよ。自己鍛錬して、スーパーヒーローになるためにお金をもらっているんですよ。これは、子供のころに夢見た事と同じです。裏庭を走り回って、漫画の主人公になりきるんです。このような映画に飛び込んで準備することは、私の人生で最大の喜びの1つです。チャレンジングなことですが、素晴らしいのは、映画が素晴らしく、自分が打ち込んだものが評価されるということです。素晴らしい共生関係で、とてもわくわくしながらやっていました。映画が終わると、休みが取れてとても嬉しいのですが、すぐに寂しく、恋しくなります。今もそうです。でも、彼らの一員でいられたことにとても感謝しているし、とても幸せです。

エヴァンスさんは過去のインタビューにおいて「スティーブ・ロジャースの最後は綺麗にまとまった」という旨の発言をし、再演については完璧な脚本がなければ応じられないとの姿勢を何度も見せてきました。そしてキャプテン・アメリカは既にサム・ウィルソンを演じるアンソニー・マッキーさんのものであるとも明言しています。

しかしながらMCUへの再出演については前向きなようで、以前には2007年公開の映画「ファンタスティック・フォー」のジョニー・ストーム役を再演したいと語っています。

MCUにクリス・エヴァンスさんが戻ってくる際には、一体どのキャラクターを演じる事になるのでしょうか。

キャプテン・アメリカ/スティーブ・ロジャースの最後を描く映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」はディズニープラスで配信中です。

ソース:Sexiest Man Alive Chris Evans Jokes His ‘Old’ Age Is Showing: ‘If I Have Two Beers, I Wear It’

ディズニー&マーベルゲームショーケースにて新作2本が初公開、その他発売間近のゲーム続報など

現在、アナハイム・コンベンション・センターにて開催されているディズニーのイベント「D23 Expo 2022」の中で、ディズニー&マーベルゲームショーケースのライブストリーミングが行われました。その動画の中では「ミッドナイトサンズ」など既知のゲームの続報などの他、世界初公開となるマーベルのゲーム2作品も公開されました。

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スカイダンス・ニューメディア開発の新作

動画の19分40秒ごろから確認出来る新作ゲーム1本目は、スカイダンス・ニューメディアが制作するタイトル不明の作品。※個別に動画公開されたのであらためて追加しました。

今回発表されたのはシネマティックトレーラーでキャプテン・アメリカとブラックパンサー、そしてドーラミラージュのオコエの姿とH.Y.D.R.A.の存在が確認出来ます。ゲームプレイ映像はないため、その内容は未知数です。

スカイダンス・ニューメディアは2021年にマーベルとの業務提携を発表し、新たなアクションアドベンチャーゲームの開発をすると発表していました。同社は「アンチャーテッド」シリーズでも知られています。

ナイアンティックのマーベル ワールド・オブ・ヒーローズ

続いて、「Ingress」や「ポケモンGO」で知られるナイアンティックからは「マーベル ワールド・オブ・ヒーローズ」のイメージ映像が公開されました。

AndroidとiOSで2023年リリース予定の本作は「Ingress」や「ポケモンGO」と同様に地図とGPSを用いた拡張現実ゲームとなっている事がイメージ映像から推測出来ます。


また、「ミッドナイト・サンズ」はゲームの前日譚となる映像が10月31日に公開されるとの事で、そのショートトレーラーが公開されています。

その他、カードゲームの「マーベル・スナップ」の紹介映像や、モバイルRPG「マーベル・ストライクフォース」などのアップデート情報が含まれていました。

噂されていた「Marvel’s Spider-Man 2」の情報は今回の発表には含まれておらず、次の可能性は東京ゲームショウ2022が高くなるようです。