「ディフェンダーズ再結成」と「アベンジャーズへの参加」、チャーリー・コックスさんが究極の選択

マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」の主人公デアデビル/マット・マードックを演じるチャーリー・コックスさんが、海外メディア Comicbook.com とのインタビューで究極の選択を迫られました。

本作のプロモーションインタビューの最中に「親しい友人たち(ディフェンダーズ)とチームを組むか、それともアベンジャーズに入るか?」と質問されたチャーリー・コックスさんは、「これは難しい選択です。そして、私は友人たちを愛しています・・・」と前置きしつつ、次のように述べています。

ここ数年、私はこのキャラクターと彼の物語の大ファンになりました。そして、私が痛感していることの1つは、本当にクールなチームアップがいくつかあるということです。そして、デアデビルは、ご存知のように、アベンジャーズのコミックの中で非常に興味深い重要な役割を果たしています。このキャラクターのために、それは素晴らしい瞬間になると思います。歴史の多くに敬意を表す素晴らしいお祝いになるでしょう。

悩みながらもアベンジャーズへの参加を選択したチャーリー・コックスさんでしたが、インタビューの終わり際、同席していた敵役のヴィンセント・ドノフリオさんが「仲間のディフェンダーズたちをアベンジャーズに連れて行くべきだ。」と提案し、コックスさんはこのアイデアに深く同意しました。

2024年の大晦日にデアデビルが映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」に登場するとチャーリー・コックスさんのトレーナーがSNSに投稿し話題。しかし、先日のインタビューでこの件は彼のMCUへの理解不足から来る誤報だとし、噂を否定。現状で「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン2以外の予定がない事を明かしました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-daredevil-born-again-charlie-cox-addresses-avengers-doomsday-leak/”]

「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン2の撮影がこの1、2週間でスタートする予定で、「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」の撮影も4月にはスタートするとされています。つまり、この2作品の撮影の大部分は重なっており、デアデビルがアベンジャーズ映画に登場したとしても、大きな役割を期待することは難しそうです。

しかしながら「ドゥームズデイ」への登場がなくとも、さらにその翌年には「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」が控えています。

デアデビルは、そしてディフェンダーズはここに登場するのかどうか、続報にも注目です。

「デアデビル:ボーン・アゲイン」では主人公デアデビル/マット・マードックを引き続きチャーリー・コックスさんが演じる他、Netflixのマーベルドラマからデボラ・アン・ウォールさん演じるカレン・ペイジとエルデン・ヘンソンさん演じるフォギー・ネルソン、ジョン・バーンサルさん演じるパニッシャー/フランク・キャッスルが、「ホークアイ」で一足先に戻ってきたヴィンセント・ドノフリオさんのキングピン/ウィルソン・フィスクに続いて戻って来る事になります。

また、本作はこの後に予定されている「スパイダーマン4」などにも影響を与える物語になるのではとも考えられています。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」は 2025年3月4日(日本時間で3月5日)よりディズニープラスで配信予定です。

ソース:Charlie Cox Wants to See The Defenders Appear in An Avengers Movie Too

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」、チャーリー・コックスさんが「アベンジャーズ」や「スパイダーマン」映画への出演希望を語る

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」で主人公デアデビル/マット・マードックを演じるチャーリー・コックスさんが、海外メディア GQ とのインタビューで、アベンジャーズやスパイダーマンと共演したいと語りました。

インタビューの中でチャーリー・コックスさんは今後の本格的なクロスオーバーについて言及。

「確かに、これまで以上に可能性は高まっていると思いますよ。」とし、「アベンジャーズ作品か、スパイダーマンの新作か、そういう作品に出演したいですね。」と語りました。

そして、「理由はいくつかあります。一つは、私は長年このキャラクターの熱狂的なファンになっていて、奇妙なことに、このキャラクターのために、彼がそのようなアップグレードを受けるのはとてもクールだと思うからです。また、他の映画の役を獲得するチャンスにもなるので、とても嬉しいです。」と説明しました。

コックスさんは以前に「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」にも出演しましたが、弁護士マット・マードックとして登場したのみで、デアデビルとして活躍出来ませんでした。

同インタビューでは「デアデビル:ボーン・アゲイン」を 「Netflix版のソフトリブート」から「Netflix版の続編」に変更した経緯についても語っています。

「同じことはやりたくない、という考えでした。私たちはすでに(Netflix版を)やっています。ヴィンセントも私も、当時自分たちがやっていたことが正しい道だと100%確信していたわけではありませんでしたが、私たちは2人とも優秀な兵士であり、プロフェッショナルでもあり、心を広く持つよう努めていました。」

6話分の撮影を終えていた「ボーン・アゲイン」でしたが、2023年5月に WGA のストライキが開始。「デアデビル:ボーン・アゲイン」の作業は中断された時の事を振り返り、「脚本家のストライキが起こり、その後俳優のストライキが起こり、プロデューサーたちは自分たちのエピソードを見直して、うまくいっていないと判断する機会を得たんです。」と述べました。

ドラマの中止の懸念もあった中で、このタイミングでNetflixのドラマ「パニッシャー」のダリオ・スカーダペインさんをショーランナーに起用。クリエイティブ面での見直しが行われた結果、3つの新しいエピソードが撮影され、うまく機能した古い映像の一部を新しい映像とをつなげる追加シーンが書かれました。 

キングピン役のヴィンセント・ドノフリオさんは「私たちは満足していないと伝え、大物たち、特にケヴィン・ファイギは私たちの意見に耳を傾けてくれました」と言います。その結果「デアデビル:ボーン・アゲイン」は「Netflixで制作した作品と、より調和しているように感じます。」とし、「奇妙な運命のいたずらで、業界の多くの人々にとって非常に悲惨なストライキが、結局私たちの番組にとっては最良の出来事となったんです。」とチャーリー・コックスさんは付け加えました。

なお、先日リークされていたあらたなTVCMも合わせて公開されています。

「デアデビル:ボーン・アゲイン」では主人公デアデビル/マット・マードックを引き続きチャーリー・コックスさんが演じる他、Netflixのマーベルドラマからデボラ・アン・ウォールさん演じるカレン・ペイジとエルデン・ヘンソンさん演じるフォギー・ネルソン、ジョン・バーンサルさん演じるパニッシャー/フランク・キャッスルが、「ホークアイ」で一足先に戻ってきたヴィンセント・ドノフリオさんのキングピン/ウィルソン・フィスクに続いて戻って来る事になります。

また、本作はこの後に予定されている「スパイダーマン4」などにも影響を与える物語になるのではとも考えられています。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」は 2025年3月4日(日本時間で3月5日)よりディズニープラスで配信予定です。

ソース:How Daredevil rescued Charlie Cox

「スターウォーズ」シリーズのデイジー・リドリーさんがアベンジャーズに入りたいと明かす

映画「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」などで主人公レイ・スカイウォーカーを演じたデイジー・リドリーさんが、海外メディア Comicbook.com とのインタビューの中で、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)でアベンジャーズの仲間入りを果たしたいと発言しました。

アクションスリラーの新作映画「Cleanner」のプロモーションインタビューの最中にデイジー・リドリーさんはMCUへの参加について質問され、「色んな事にオープンですよ。」と返答しました。

私はマシュー・シャープという素晴らしいセカンド AD と一緒に仕事をしているんですが、彼はアベンジャーズを担当しているから『電話がかかってきたら』ってメールをくれたんです。だから私は、『その時は、もちろん』って答えました。

それからもちろんバットマンも好きだし、ペンギンも好きです。私は本当にいろんな映画のファンなんです。何でもオープンですよ。

リドリーさんはかつて、SSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「スパイダーウーマン」の主演の噂がありましたが、この映画自体の存在自体が現在危うくなっており、実現する可能性は低いと見られています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/star-wars-daisy-ridley-marvel-casting-rumors/”]

デビュー2作目でスターウォーズに抜擢され、レイ・スカイウォーカーを3作に渡って演じてきたデイジー・リドリーさんは、2026年公開予定の「スターウォーズ:ニュー・ジェダイ・オーダー」でもレイを再演する予定。

この事から「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」への参加は厳しいと予想され、「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」で実現できるか注目です。

映画「スターウォーズ」シリーズはディズニープラスで配信中です。

ソース:Daisy Ridley Wants to Join the MCU (and Be an Avenger)

「もしも・・・ミッキー&フレンズがアベンジャーズになったら?」、アイアンミッキーやミニーワスプらのカバーが公開

マーベル・コミックが「もしも・・・ミッキー&フレンズがアベンジャーズになったら?」の1号を 2025年3月 にリリースする事を発表し、そのカバーアートを公開しました。「もしも・・・ミニーがキャプテン・マーベルになったら?」と「もしも・・・ミッキー&フレンズがファンタスティック・フォーになったら?」に続くディズニー&マーベルの第3弾コミックで、今回は1963年のコミック「アベンジャーズ #1」をオマージュしたものになるとの事。

本作ではミッキーマウスがアイアンマン、ドナルドダックがマイティ・ソー、ミニーマウスがワスプ、プルートがアントマン、そしてグーフィーがインクレディブル・ハルクとして登場するようです。

アスガルドならぬダックスガルドではドナルドダックの従兄弟であるグラッドストーンがロキに扮しています。Comicbook.com ではいくつかのページのプレビューも公開されています。

ディズニー100周年を記念して、それを迎える前から始まったディズニー&マーベルのヴァリアントカバープロジェクトでしたが、この反響が大きかったのか、100周年を終えた後はカバーだけでなくコミックとしてリリースされ始めました。

いまのところは過去の名作マーベル・コミックをなぞる形で展開されていますが、いずれディズニー・アベンジャーズのオリジナルストーリーが展開する可能性もあるのか注目です。

ゲーム「ウルヴァリン」の情報が少しだけアップデート、アベンジャーズ新作の噂も

インソムニアック・ゲームズが開発中のゲーム「Marvel’s Wolverine」は 2023年末にハッキングによるデータ人質事件の後、これといったニュースもありませんでしたが、会社の共同設立者テッド・プライス氏の引退と新共同スタジオ代表のチャド・デザーン氏の就任を受けて、海外メディア Variety とインタビュー。そこで公式による最新の情報提供が行われました。

インタビューの中でデザーン氏は「我々はウルヴァリンを発表しました。ウルヴァリンについてもっと語りたいのですが、我々は今日のローガンのように、将来爪を立てる時が来るまで非常に冷静でいなければなりません。」とし、「私たちは興奮を溜め込んでいますが、それを抑えなければなりません。それで、今日私たちが今後のプロジェクトについて言えることは、これくらいです」と語りました。

ファンが期待するような内容ではありませんでしたが、少なくともプロジェクトは進行中である事は確認されました。データ人質事件が影響して「Marvel’s Spider-Man 2」のダウンロードコンテンツがなくなったと言われていた事を考えると、プロジェクトの生存がはっきりしただけでも幸いかもしれません。

インソムニアックはスパイダーマン3作目やX-MENのゲームも開発中だとされていますが、これらについては言及されませんでした。

[nlink url=”https://mavesoku.com/marvels-wolverine-hacker-leaks-unannounced-marvel-game/”]

また、インソムニアックのゲームとは別に、アベンジャーズの新作ゲームの開発が始まっているとも報じられています。

スクーパーのダニエル・リヒトマン氏が報告していますが、現在分かっているのはクリスタル・ダイナミクスが開発し、スクウェア・エニックスから販売されていた(そして2023年にサポート終了した)ものとは無関係というだけで、具体的な開発会社等は現時点で分かっていません。

ソース:Insomniac Shares Big Update On Long-Delayed WOLVERINE Game As Rumors Of A New AVENGERS Title Surface

【噂話】映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」、アベンジャーズの敵はあのチームか

マーベル・スタジオが開発中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」には、ロバート・ダウニー・Jrさんが演じるドクター・ドゥームが登場する事が大々的に発表されていますが、本作のヴィランがアベンジャーズになるようだと、スクーパーが報じています。

MTTSH 氏は「アベンジャーズが自分たちの邪悪なバージョンと戦う事になる」と報告。(CBM 経由)

数ヶ月前には TCC も同様の記事を公開しており、この時はコミックのマスターズ・オブ・イーヴルのMCUバージョンとして、オリジナルアベンジャーズ6人の変異体が登場する可能性があるとしていました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-dooms-day-cosmic-and-multiverse-level-rumor/”]

ここ最近でこれまでナターシャ・ロマノフを演じてきたスカーレット・ヨハンソンさんの復帰報道や、クリス・エヴァンスさんの二役報道など、これらの噂は確かに悪のアベンジャーズをを登場させるのに十分なピースとなっているようです。

RDJさんが演じるドクター・ドゥームはインカージョンによるマルチバースの消滅を止めるために全てのマルチバースを一つに統合しようと考えているとされており、彼自身の正義による行いだと過去に報じられています。これに共感する歪んだ正義心をもつスティーブ・ロジャースやブルース・バナーの変異体らを集め、チームを組んでいる、という流れになるのでしょうか。

MCUでは以前に「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」でドクター・ストレンジ対悪のドクター・ストレンジをやりましたが、その拡張版が「ドゥームズデイ」で描かれるのかもしれません。

ヴィランがオリジナル・アベンジャーズの6人の邪悪な変異体であるという噂が固まっていく中で、それに対する主人公サイドについてはあまり情報がありません。

サム・ウィルソンのキャプテン・アメリカがリーダーになるのが妥当だと考えられていますが、スティーブ・ロジャースが戻ってくるという説もあり、チームメンバーの名簿に関する続報も待たれています。

映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」は 2026年5月 公開予定、映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」は 2027年5月 公開予定です。

ソース:RUMOR: AVENGERS: DOOMSDAY’s Villains Revealed Along With A Big Scarlet Witch Update – Possible SPOILERS

コミック「エイリアンvs.アベンジャーズ」2巻、アイアンマンは地球を捨てて宇宙に逃亡

マーベル・コミックスの「エイリアンvs.アベンジャーズ」はその名の通りエイリアンとアベンジャーズがクロスオーバーし対決をしていますが、今週リリースされた #2 ではアベンジャーズがさらに劣勢を強いられています。

本作の舞台は近未来。キャプテン・マーベルでさえ白髪まじりの老婆と成り果てた世界で、アベンジャーズは通常の人間より強いのは当然としても、かつてほどのパワーが発揮できていません。

#1ではエイリアンのフェイスハガーに寄生されそうになったマイルズ・モラレスでしたが、ヴェノムシンビオートが直前にフェイスハガーに寄生した事で、マイルズは二重寄生された状態で生存。ヴェノムがコントロールを握っているようです。

[nlink url=”https://mavesoku.com/alien-vs-avengers-vol-1-preview/”]

#2 は2017年の映画「エイリアン:コヴェナント」からデヴィッドの変異体が登場。「プロメテウス」でプロメテウス号に随行していたアンドロイドで、マルチバースのデヴィッドがウェイランド社を操り、今回の地球浄化の黒幕という事が判明しました。

ゼノモーフの大群を相手にアベンジャーズは終始劣勢で、トニー・スタークは「もう終わりだ。負けた。これからは生き残ることを考えなければならない。」と白旗宣言。

スタークタワーを宇宙船に改造し、わずかに生存している地球人約1400人を乗せて宇宙へ出る事を提案。マイルズやキャロル・ダンヴァースがこれに同意しました。

出発の直前、キャプテン・アメリカがさらなる生存者を連れてスタークタワーの目前まで来ていましたが、彼らがすでに寄生されている危険性を考慮してトニーは見捨てる事を決断。ハルクは友人を一人で死なせるわけには行かないと、船を降り、二人でゼノモーフの群れを相手にする事になりました。

全4号のうちの半分が終了し、次号では本格的な宇宙サバイバルに行く前に、先に火星に避難していたX-MENたちと合流すると言います。彼らは無事なのか、それとも寄生されて内側から食い破られているのかが心配な所で、「コヴェナント」からヴィランとして登場したデヴィッドの凶行にアベンジャーズが一矢報いる事が出来るのか注目です。

2021年、マーベル・コミックスが「エイリアン」と「プレデター」の出版権を獲得、それぞれのコミックの復刻版などをリリースしてきましたが、2024年になってついにマーベルとのクロスオーバーコミックがスタート。

[nlink url=”https://mavesoku.com/marvel-comics-alien-predator-teasers/”]

「エイリアンvs.アベンジャーズ」と並行して「プレデターvs.ブラックパンサー」もリリースされています。現状でこれらが実写映画化されるかどうかは不明ですが、映画の「エイリアン」と「プレデター」は元20世紀FOX、現20世紀スタジオの作品であり、ディズニー傘下のスタジオとなっています。権利的な問題はすでにクリアされている状態であり、15年後のマーベル100周年あたりでは実写化の可能性も大きくなっているかもしれません。

「アベンジャーズ」が米大統領選でリアッセンブル!スペシャルビデオが公開

2024年の米国大統領選挙でカマラ・ハリス氏を支持するとして、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ」でハルク/ブルース・バナーを演じたマーク・ラファロさんや、アイアンマン/トニー・スタークを演じたロバート・ダウニーJr.さんらが出演する特別な動画が公開されました。

マーク・ラファロさんは「私達は帰ってきました。民主主義のためにアッセンブルしましょう。選挙もエンドゲーム(終盤戦)に差し掛かっています。一票を大切に」とカマラ・ハリス氏とティム・ワルツ氏の名前をあげて支持を表明しました。

ビデオにはキャプテン・アメリカ/スティーブ・ロジャースのクリス・エヴァンスさん、ブラックウィドウ/ナターシャ・ロマノフのスカーレット・ヨハンソンさん、オコエ役のダナイ・グリラさん、ウォーマシン/ローディのドン・チードルさん、ヴィジョン役のポール・ベタニーさんが参加。

「今回の選挙で団結して投票を呼び掛けることができて光栄です」とグリラさんは動画の中で語っています。

トニーが「カマラにはキャッチフレーズが必要だと思う」と提案すると、スティーブが「こんなのはどうだ。”I can do this all day”」とキャップの名台詞を提案。トニーが即座に「黙ってろ」、ローディが「いまいちだね」と評すると、オコエは「カマラ・フォーエバー」と提案し、アベンジャーズキャストならではの動画に仕上がっています。

ラファロさんは別の投稿で「この選挙を傍観してはいけない。これは私たちが大きな損失を被る選挙だ。プロジェクト2025、女性の生殖に関する権利、気候変動、LGBTQIA+の権利、公教育、学生ローンの救済、医療費負担適正化法、社会保障、そして今日からは命を救うワクチン。これは現実であり、あなたにも降りかかるだろう」と投票の重要性を訴えかけました。

カマラ・ハリス氏を支持するマーベル俳優は以下の通りです。(敬称略)

  • デス:オーブリー・プラザ
  • ドラックス:デイヴ・バウティスタ
  • ジェームズ・ローズ:ドン・チードル
  • オバディア・ステイン:ジェフ・ブリッジス
  • ミスティーク:ジェニファー・ローレンス
  • コンテッサ・ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌ:ジュリア・ルイス=ドレイファス
  • アガサ・ハークネス:キャスリン・ハーン
  • ブルース・バナー:マーク・ラファロ
  • エイドリアン・トゥームス:マイケル・キートン
  • メイおばさん(ASM):サリー・フィールド

ソース:Marvel & DC Actors Endorsing Kamala Harris: Full List of Superhero Celebs Supporting Harris

「ヴェノム:ザ・ラストダンス」ファイナルトレーラーから見られる残念な原作改変と期待される今後の展開

昨晩公開されたSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「ヴェノム:ザ・ラストダンス」では約3分の映像で、ヴェノム映画シリーズの完結編となる物語をほのめかしています。今回の記事ではこの予告映像から気になる点をいくつかピックアップしていきます。

※これより先は原作コミックのネタバレを含んでいます。ご覧の際はご注意ください。

SSUのヴェノムシリーズは最初から原作に忠実ではなく、もっとも大きなところでは胸にクモのシンボルがないという根本的な部分から改悪だと当初から指摘されていました。今回の予告ではそれに比べると小さな部分ではありますが、原作のヴェノムからは考えられないシーンが含まれています。

それが「まずは着替えだ」と言ってタキシードの男性を殴り飛ばすシーン。変装のために服を奪うという流れのようですが、コミックのヴェノムは服装などを含む外見を自在に操り、変身出来る能力を持っています。スクラル人のように声まで変化する事はありませんが、他人から服を奪うだけの変装ぐらいは本来の能力で十分可能なはずでした。

変身は原作のようにささっとすませて一秒でも長く物語を描いて欲しい所ですが、映画でシリアスな展開が続く中で、お口直し的なギャグシーンとして取り入れられているのかもしれません。

次にトレーラーはシンビオートの創造主である邪神ヌルについて言及しています。映像ではヌルらしき人物の姿も登場していますが、演じている役者さんについては公式発表されていません。海外ではノーマン・リーダスさんではないかとも噂されています。

コミックのヌルはエディの息子ディラン・ブロックを求めて地球に来訪。ブロックを出せば痛みなく迅速に地球を破壊してやると宣言するヌルに対して、アベンジャーズやX-MENたちが抗戦しましたが、ヌルは彼らをシンビオートで支配し争いにもなりませんでした。

絶望したヴェノムは地球が助かるならヌルに仕えると申し出ましたが、ヌルは、自分が興味を持っているブロックはディランだと言って拒否し、ヴェノムシンビオートをエディから引き剥がしてエンパイアステートビルの屋上から投げ落とし、エディは死亡、ハイブにコーデックスされました。

息子のディランと光に弱いシンビオートに対して雷で対抗できるソー、ヴァルキリーがかろうじてヌルに抗う中、ハイブマインドの中でエディ・ブロックはフラッシュ・トンプソンとアンチヴェノムシンビオート、レックス・ストリックランドとティラノサウルスシンビオートのコーデックスと再会しました。

ディランとソーがヌルを傷つけたことを利用して、エディたちはハイブマインドの中心であるゴッドハイブに侵入。エージェントアンチヴェノムのコーデックスがヌルが制御できないシンビオートの1つに結合し、白いシンビオートドラゴンとして生者の世界に生まれ変わったとき、ヌルは状況を理解して激怒、ティラノサウルスのシンビオートをハイジャックし、エディを完全に殺すつもりで再び彼と対峙しました。しかし、エディはヴェノムシンビオートの助けを借りてハイブマインドから脱出し、ヌルと対を成す光の神エニグマフォースの新しい宿主として選ばれました。

ヌルはこれに対抗するためにシルバーサーファーを狙いますが、エディがこれを阻止。ソーのムジョルニアとシルバーサーファーのサーフボードをシンビオートで結合させたアックスを生み出し、ヌルの野望を食い止めました。その後はヌルの身体を太陽の中心核にまで飛ばして、ユニパワーで破壊しました。

「ザ・ラストダンス」でこの物語を描くのは無理があると考えられますが、少なくともヌルが地球に目をつける所までは予告に含まれています。

SSUのエディには息子のディランがいないため、ヌルはディラン・ブロックではなく故郷から逃げ出したシンビオート(ヴェノム)の回収に来たという線が強いと考えられます。

「ザ・ラストダンス」のヴェノムが一人で太刀打ちできる相手とは考えにくく、今作で登場すると思われているトキシンと手を組んだり、カーネイジを蘇らせてすら難しそうであり、映画のラストでヴェノムやエディが殺されて吸収されてしまう可能性は十分にありそうです。しかしこれはSSUがより面白くなるチャンスでもあると考えられそうです。

ヴェノムシンビオートはエディが纏っているものだけでなく、今はMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の神聖時間軸に一欠片が残された状態が続いています。

神聖時間軸のヴェノムシンビオートがエディの変異体やその息子のディランに寄生し、ヌルがそれを狙ってマルチバースを渡ってくるような展開になれば、かなりコミックに近い状態が再現される事になります。

「ヴェノム:ザ・ラストダンス」はSSUとMCUの壮大なクロスオーバーの始まりとなる可能性がありますが、ヌルが駆け足で倒されて小さくまとまって終わる可能性も残されています。

かつて「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」のアンディ・サーキス監督は同映画が劇場公開される前に、クロスオーバーの可能性についてIGNに話していました。

「ほら、みんなが口にしているのはその疑問だ。みんなヴェノムがスパイダーマンに出会うかどうか知りたがっているが、個人的には絶対にないと思う。冗談だよ、もちろんそうなるよ。」

「それは、いつそこに行き着きたいか、そして、どれだけの需要があるかによるでしょう。人々がもっとヴェノムの物語を欲しがっているのに、いきなりスパイダーマンに飛びつくと、その間にたくさんの素晴らしいスーパーヴィランのキャラクターを見逃してしまうことになるかもしれない。だから、ある意味、急いでそこに向かえば、いろんな扉を閉ざしてしまうことになるかもしれない。」

スーパーヒーロー映画には魅力的なヴィランの存在が欠かせませんが、ヴェノムとスパイダーマンが共闘するためのピースとしてヌルが紹介される事になるのか、本作の展開には注目です。

「ヴェノム:ザ・ラストダンス」は同シリーズの脚本家ケリー・マーセルさんが、長編映画監督デビューとなる作品。脚本も引き続き担当しています。

キャストは引き続きトム・ハーディさんを主演とし、キウェテル・イジョフォーさん、リス・エヴァンスさん、ジュノー・テンプルさん、ペギー・ルーさん、アラナ・ユーバックさん、スティーブン・グラハムさんらが新たに出演。

映画「ヴェノム:ザ・ラストダンス」は 2024年10月25日 に米国劇場にて、11月1日より日本公開予定です。

ディズニープラスでアベンジャーズドラマは制作されない?マーベル・スタジオ幹部が説明

マーベル・スタジオのストリーミング、 テレビ、アニメーション部門の責任者であるブラッド・ウィンダーバウムさんが海外メディア CinemaBlend とのインタビューの中で、ディズニープラス向けのドラマとしてアベンジャーズをアッセンブルさせる事の難しさについて説明しました。

MCUはマーベル・コミックスを原作とする作品で、時間を移動する事もあれば別世界に行く事もありますし、死者が蘇り、神と戦うこともあるあらゆる可能性を内包した世界観の中で展開しています。

しかし、その何でも出来る世界観でありながらも、可能性が低いものもあるとウィンダーバウムさんは言います。その一つが「アベンジャーズ」の連続ドラマシリーズである事を、次のように説明しました。

アベンジャーズとは、地球最強のヒーローたちが集結しなければならない日が来た、ということだと思います。長編映画というステートメント作品では、彼ら全員を活気づける出来事があるのは理にかなっています。しかし、ドラマで、毎日『ある日、ヒーローが集結する日』があるというのは、よりチャレンジングなことだと思います。コミックではそれができますが。マーベルの世界では、常に壮大な出来事が起こっていますからね。でもコミックを読むと、アベンジャーズは本当にアッセンブル(集合)してディスアッセンブル(解散)をする、またアッセンブルしてディスアッセンブル、その繰り返しです。それは可能なんでしょうか?あり得るかもしれません。でも物語的には、それは上昇と下降のようなもので、……長編映画の物語としては本当に面白いかもしれません。でも、テレビ番組としてはとてもユニークなパターンでしょうね。

ウィンダーバウムさんはストーリーテリング上の問題点について言及しましたが、もちろんお金の問題というシンプルな理由もそこには存在しています。アベンジャーズドラマを制作した場合、ディズニープラス加入者の増加は見込めるかもしれませんが、それが数十億ドルのチケット売り上げを見送る事と見合うかどうかは極めて怪しい所です。

これらの問題は、開発中だと噂の「ヤングアベンジャーズ」にも適応される可能性は高い事が考えられそうです。ミズ・マーベルやケイト・ビショップなど、ドラマデビューしたキャラが多いこともあって「ヤングアベンジャーズ」はドラマになるとも噂されていますが、若いヒーロー達とは言え彼らが集合するに足る強力な敵や大きな問題が必要となってくる事でしょう。

ウィンダーバウムさんは今回の発言でアベンジャーズドラマが制作される事について可能性がゼロだとは断言しませんでしたが、期待出来ないレベルの可能性しかないとも言えそうです。

ソース:Marvel’s Top Producer Explains The Very Logical Reason Why Avengers Stories Likely Won’t Ever Play Out On Disney+