映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」はドラマ「エージェント・オブ・シールド」のイースターエッグを含んでいた事が明らかに

VFXスタジオのカンティナ・クリエイティブが業務実績の紹介としてMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」(2019年)や映画「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」(2018年)向けに制作したアートを公開しました。その中のひとつにABC制作のドラマ「エージェント・オブ・シールド」に関するイースターエッグが発見され話題になっています。

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件のアートはエンドゲーム劇中でのインフィニティ・ストーン奪還会議の中でディスプレイに表示される用のアートとして制作されました。その中のひとつ、テッセラクト(四次元キューブ)/スペース・ストーンを紹介する画面にはヒドラの総帥であるレッドスカルやアーニム・ゾラ博士と並んで、ドラマ「エージェント・オブ・シールド」に登場したレッドスカルの弟子、ダニエル・ホワイトホール博士の顔が表示されていました。

ドラマでは戦争中にペギー・カーターとハウリングコマンドーズによって捕らえられ、SSR(戦略科学予備軍)の管轄下に置かれていましたが、SSRがS.H.I.E.L.D.へと転身した事でそのままS.H.I.E.L.D.内部で拘束されていました。しかし、S.H.I.E.L.D.に潜伏しているヒドラのスパイにより解放。以後、博士は謎のアーティファクト「オベリスク」やインヒューマンズの研究に打ち込み、捕らえたインヒューマンズを切り刻んで実験を繰り返していました。その後はデイジー・ジョンソンやコールソンに追い詰められ、最終的にはコールソンによって銃殺されました。そして博士の死後もその遺産がS.H.I.E.L.D.の大きな課題となり、立ちはだかる事になりました。

残念なことに公開されたアートのいくつかは映画本編では見ることが出来ず、今回のスペース・ストーンに関するアートも実際の劇中で見ることは出来ません。アートギャラリーの中でホワイトホール博士がいる事への説明があるわけでもなく、これがマーベル・スタジオの計画に沿ったデザインであるかどうかも不明です。

しかし、Netflixドラマに登場したデアデビルやキングピン達がMCUに接続され始めている事を考えると、コールソンという共通項を持つ「エージェント・オブ・シールド」がMCUに接続されないと考えるのは不自然なのかもしれません。

映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」、ドラマ「エージェント・オブ・シールド」はディズニープラスで配信中です。

ソース:Cantina Creative

「アベンジャーズ・アッセンブル!」、OSCARS CHEERMOMENTに「アベンジャーズ/エンドゲーム」と「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」がノミネート

アカデミー賞2022から新しく設けられた「OSCARS CHEERMOMENT」にノミネートされた5作品が発表され、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」(2019年)と映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」(2021年)が含まれている事が判明しました。「OSCARS CHEERMOMENT」はTwitterと提携して決定される新たな賞で、Twitterアカウントがあれば一般人でも参加出来る仕組みになっています。

最高の「喝采の瞬間」を決める「OSCARS CHEERMOMENT」には今回、「エンドゲーム」の「アベンジャーズ・アッセンブル」のシーン、「ノー・ウェイ・ホーム」のスパイダーマン達のチームアップシーンの他、「マトリックス」(1999年)、「ドリームガールズ」(2006年)、「ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダー・カット」(2021年)の5作品がノミネートされています。

公式ページによる投票ルール

(i)Twitterで @TheAcademy をフォローする

(ii) “#OscarsCheerMoment” と “#Sweepstakes” (懸賞登録用で1回目の投稿のみ必要)と5作品のうちいずれかのハッシュタグ(#SpiderManNoWayHome、#TheMatrix、#Dreamgirls、#AvengersEndgame、#ZackSnydersJusticeLeague)を添えて投票。1日20回までの投票が有効となっています。

投票者の中から抽選で映画の年間フリーパスやディズニープラス、Netflixなどの1年分のサブスクなど1000ドル相当の懸賞が用意されていますが、米国居住者に限定されていますのでご注意ください。(投票は日本在住でも有効です)

投票受け付けは現地時間の2022年3月3日の午後11時59分まで。

結果は現地時間2022年3月27日の式典で発表され、コメントと共に紹介されるとの事です。

果たしてどの作品が選ばれることになるのでしょうか?

「アベンジャーズ/エンドゲーム」、米ディズニープラスで削除シーンが新たに公開

2019年公開のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」の新たな削除シーンが米ディズニープラスに追加されていると、海外メディア Giant Freakin Robot が報じました。「The Trench」と名付けられた削除シーンの存在は脚本家と海外メディア ニューヨーク・タイムズ とのインタビューで明かされていましたが、2年の時を経て公開されました。

脚本家のスティーブン・マクフィーリーさんはニューヨーク・タイムズとのインタビューの中でこのシーンについて「うまく再生されませんでしたが、塹壕でのシーンで、理由があって戦闘が3分ほど中断され、今度は18人が全員、『どうするんだ』『俺はこうする』『俺はこうする』と言い出す場面がありました」と紹介していました。同じく脚本を担当したクリストファー・マルクスさんは「このシーンは結局意味がありませんでした。なぜか登場人物全員が戦いの最中に避難所を見つけ、少し言葉を交わすだけだったのです。このシーンは真正面から伝わって来ませんでした。」と決戦の緊迫感を削ぐものだとして削除された事を明かしていました。

「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」と「アベンジャーズ/エンドゲーム」は合わせて900時間以上のフィルムを撮影したと明かされており、未公開のシーンがまだまだ存在すると考えられています。なお、今回公開された削除シーンは日本のディズニープラスにはありません。(動画は下のソース記事中に転載されています。)

映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」はディズニープラスで配信中です。

ソース:See The Avengers Prepare To Fight Thanos In Endgame Deleted Scene

トム・ホランドさんが映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」での失敗を振り返る

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」で主演を務めるトム・ホランドさんが、海外メディア Rotten Tomatoes とのインタビューの中で、2019年公開の映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」での失敗を振り返りました。

ホランドさんはインタビューの中で「エンドゲーム」でアベンジャーズが勢揃いする象徴的なシーンを振り返り、「エンドゲームでキャプテン・アメリカがハンマーをキャッチして、『アベンジャーズ・アッセンブル!』というシーンが好きなんです。クリス・エヴァンスが僕から4、5人下にいて、彼がアッセンブルと言ったらみんなが突進するというものだったけど、彼が遠くに居てよく聞こえなかったんです。というのもキャップは自分に向かって言うから。彼が『アベンジャーズ・・・』と言ったので僕は「ウォォォ!」となって一人で走り出しました(笑)。100メートルぐらい来て、振り返って、子供の頃のヒーローたちの所に戻って、『ごめんね、間違えちゃった』って言わなきゃいけませんでした」と語りました。

「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」の公式あらすじは以下の通りです。

『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』でピーター<スパイダーマン>はミステリオを倒したが、彼が遺した偽映像をデイリー・ビューグルが公開したことで、ミステリオ殺害の嫌疑をかけられる。ピーターがスパイダーマンの正体であることも暴かれてしまい、彼の生活は一変してしまう──

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」は 2022年1月7日 に日本公開予定です。

映画「アベンジャーズ」シリーズ4作の新たなポスターが公開

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ」シリーズの新たなポスターが公開されました。ポスターはアーティストのジョン・ガイド氏によるもので、氏のTwitterにてお披露目されました。公開されたのは4種類で、「アベンジャーズ」(2012年)、「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」(2015年)、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」(2018年)、「アベンジャーズ/エンドゲーム」(2019年)の象徴的な瞬間を描いています。

2008年公開の「アイアンマン」から始まったMCUは2019年公開の「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」までをインフィニティ・サーガ称し、2021年配信のドラマ「ワンダヴィジョン」から新たなフェーズへと入っています。

今の所「アベンジャーズ」の5作品目の制作は発表されていませんが、マーベル・スタジオでは発表済みと未発表の作品を合わせて31の作品が制作中とのことで、そのなかに「アベンジャーズ5」は含まれているのかもしれません。

ドラマ「ロキ」監督がエンドゲームのスティーブ・ロジャースが分岐イベントを発生させたか説明

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」のケイト・ヘロン監督が、2019年の映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」のラストにおいて、スティーブ・ロジャースがネクサスイベントを発生させ、TVAに剪定されてしまったのかを、海外メディア The Direct とのインタビューの中で説明しました。

スティーブ・ロジャースとペギー・カーターの象徴的なシーンについて聞かれた監督は以下のように述べました。

だから!このことについて考えていたの(笑)。興奮していますよ。決定的な答えではないので、みんなに怒られるかもしれませんが、私はファンとしてしか答えられないんですよね。私の理論はこうです。それは、あなたが楽観主義者か悲観主義者かということに尽きると思います。楽観主義者であれば、二人がそのように生きていてもよかったのかもしれませんし、剪定する必要がないほど枝がひどくなかったので、二人が一緒にいられたのかもしれません。ロマンチックな人たちは、なんとかそれが存在していたと言えるのかもしれません。そして、悲観主義者は、「きっと剪定されたんだろうな(笑)」と思うのです。

監督はどちらの可能性もあり得ると、自分の説を詳しく説明しています。

私の頭の中では、一般的に枝は剪定され、その後維持されなければならないと考えています。でも、それは場合によります。例えば、それが別のものであれば、それは我々のメインのタイムラインと並行していることを意味します。剪定されたとは断定したくありませんが、TVAの論理ではおそらくそうでしょう。しかし、意志があるところには方法があり、彼らはあまり混乱することなく、なんとか幸せに暮らしているのかもしれませんね。

監督は分岐の小さな枝に関しては剪定せずに維持されるケースもあると考えているようで、スティーブとペギーは幸せに暮らしている可能性を支持しました。

マーベル・スタジオの公式設定というわけではありませんが、今の所はこういった考え方で問題ないようです。「ロキ」最終話でミス・ミニッツがロキにいくつか提案した事を考えても、多次元間戦争に繋がらないような分岐であれば見逃されるのは自然な事であるとも言えそうです。

ドラマ「ロキ」シーズン1はディズニープラスで全話配信中です。

ソース:Was Captain America’s Avengers: Endgame Ending a Nexus Event? Loki Director Responds (Exclusive)

カレン・ギランさん、ネビュラはサノスに愛して欲しかったと語る

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の「ガーディアン・オブ・ギャラクシー」シリーズでネビュラを演じるカレン・ギランさんが、海外メディア Collider とのインタビューにて、映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」終了時でのネビュラの心境について聞かれ、説明しました。

「ソー:ラブ&サンダー」にも出演するギランさんは質問に対し、以下のように語りました。

私たちはネビュラを、父親であり加害者でもあるサノスの死を経験したと言う、とても興味深い場所に置いてきたと思います。彼女は父親の死を経験しました。というのも、このような人間関係は非常に複雑で、たとえ相手が自分にひどい仕打ちをしてきたとしても、自分の人生の中でそのような人物からの承認や愛を必死に求めてしまうことがあるからです。だから、彼女にとってはその両方なのだと思います。

また、「アベンジャーズ/エンドゲーム」を振り返り、作曲家のアラン・シルベストリ氏がどれだけ作品の中でそれを表現できたかを強調しました。

あの映画のネビュラのシーンの音楽で、彼らは本当にそのことを捉えていたような気がします。彼女がサノスを見ているときに、すごくひねくれたうっとりするような音楽をやっていたのを覚えていて、「なるほど!わかった!」と思いました。

ネビュラはサノスの宇宙レベルの家庭内暴力の被害者であった事が映画「ガーディアン・オブ・ギャラクシー リミックス」で明かされましたが、サノスが死んだことですっきり解決、というような簡単な事ではない事をギランさんは説明しました。

「エンドゲーム」の冒頭では宇宙を漂流する中でトニーと友人のような関係を築けましたが、最終的にそのトニーの手によって父親サノスは敗北し、消えてしまいました。サノスを強く憎みながらも父親の愛に飢えていたネビュラは、愛がテーマでもある次回作「ソー:ラブ&サンダー」でサノスの死を悼み、克服する事が出来るのでしょうか。

映画「ソー:ラブ&サンダー」は 2022年5月6日 米国公開予定です。

ソース:Karen Gillan Explains Why Nebula Is Feeling Both Relief and Loss Going Into ‘Thor: Love and Thunder’

ガシャポン「ちまっ!キャラ MARVEL02 アベンジャーズ」─ 7月3週に発売予定

株式会社バンダイよりキャラクターがちまっと可愛くデフォルメされた「ちまっ!キャラ」の MARVELバージョン第2弾、「ちまっ!キャラ MARVEL02 アベンジャーズ」が、7月の3週目に発売されることになりました。

今回は映画「アベンジャーズ」(2012年)をもとに、トニー・スターク、ピーター・パーカー、ナターシャ・ロマノフ、クリント・バートンの4種類が登場。

詳しくは公式サイトを御覧ください。

公式サイトはこちら

商品仕様

商品名 ちまっ!キャラ MARVEL02 アベンジャーズ
発売日2021年 7月 第3週
価格税込 500円
種類数4
対象年齢15歳以上

※発売予定日は地域や店舗によって異なる場合がございます。ご了承ください。

ドラマ「ロキ」、第1話のスタークタワーのシーンはいくつか追加撮影されていた事が明らかに

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」第1話が配信され、日本でも海外でもさまざまな反響がある中、冒頭に流れた映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」の映像のいくつかは追加で撮影していた事を、ケイト・ヘロン監督が明かしました。

海外メディア The Hollywood Reporter とのインタビューにて、エンドゲームのフラッシュバックシーンは撮影し直したのか、ケヴィン・ファイギがくれたのかと聞かれた監督は次のように述べました。

基本的には、私たちが撮影した新しいショットがいくつかあります。また、第1話に登場した「エンドゲーム」の場面をすべて入手しました。「エンドゲーム」の場面では、映画にはなかった映像、テイク、アングルを意図的に使用し、人々が認識しているシーンの構造と混ぜ合わせました。もっとロキの視点にしたかったので、エレベーターの中でロキが手を振るシーンを撮影しました。羅生門のようなもので、以前に見たことのあるシーンを別のレンズで見ているようなイメージです。あなたがおっしゃるように、両方の要素が混ざっているので、その一部を撮影しました。

映画の時に撮影していたものと、追加撮影分とのミックスである事が判明しましたが、残念ながら気になるキャプテン・アメリカ(ロキ)のシーンについてはエンドゲーム時の別アングルか、新規撮影かは明言されませんでした。

©2021 MARVEL,Disney

かつては映画「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」に無料でカメオ出演したと言われるクリス・エヴァンスさんだけに、今回も撮影に参加してくれた可能性は高い気もしますが今のところははっきりしていません。あるいは少し前に報道された、マーベル・スタジオとクリス・エヴァンスさんの再契約というのはこのシーンの撮影だったのかもしれません。

今後のエピソードでも過去の映画のワンシーンが登場することはあるのでしょうか。

ドラマ「ロキ」は 毎週水曜日 16時より ディズニープラスで新エピソードを追加配信中。次回、第2話は 2021年6月16日 配信です。

ソース:‘Loki’ Director Kate Herron on Shooting New ‘Avengers: Endgame’-Era Footage

映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」公開2周年を祝って舞台裏写真が公開

2019年公開4月26日に公開のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」の公開から2周年を記念して、ルッソ兄弟監督やロバート・ダウニーJrさん、マーク・ラファロさんが当時の舞台裏写真を公開し共有しました。

エンドゲームで大きな役割を果たしたアイアンマン/トニー・スタークを演じたロバート・ダウニーJrさんは公開時にはカットされた削除シーンの舞台裏映像を公開しています。

MCUは昨年の5月から映画「ブラックウィドウ」でフェーズ4の幕を開ける予定でしたが、新型コロナウイルスのパンデミックの影響で世界中の映画館が機能しなくなり、映画業界が全体的に延期の動きとなりました。

マーベル・スタジオはスケジュール全体を再編成し、「ブラックウィドウ」の公開を待たずにディズニープラスでドラマ「ワンダヴィジョン」をもってフェーズ4をスタート。そして、つづくドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」も先日最終回の配信が始まり、新たな物語が展開されています。

現在予定されている映画、ドラマ作品はあわせて15タイトルを超えていますが、その中にはまだ「アベンジャーズ」のような大型クロスオーバータイトルがありません。まずはこれらのタイトルを楽しみつつ、アベンジャーズが帰ってくることを待つ事になりそうです。

映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」はデジタルディスクが販売中の他、各種オンライン動画サービスでも展開中。ディズニープラスにご加入の方は無料でご覧になれます。