【噂話】「アベンジャーズ5」、「シークレット・ウォーズ」に「エンドゲーム」のルッソ兄弟が正式に交渉中だと言う

マーベル・スタジオが開発中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ5」と「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」の監督として、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」、「アベンジャーズ/エンドゲーム」を制作したルッソ兄弟監督が交渉の席についていると、海外メディア The Hollywood Reporter が報じました。

「デッドプール&ウルヴァリン」のショーン・レヴィ監督が交渉中とも報じられていたアベンジャーズの5作目と6作目の映画ですが、THRはルッソ兄弟も候補として現在正式に交渉している最中だと報じています。

ルッソ兄弟監督は「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」でMCUの制作に参加し、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」、「アベンジャーズ/エンドゲーム」をもってMCUを卒業しました。

2020年、まだ「アベンジャーズ5」と「アベンジャーズ6」が公式発表されていなかった段階で、兄弟監督は「シークレット・ウォーズ」の実写化に取り組みたいとしつつ、ケヴィン・ファイギ社長にも提案済みだと語っていました。

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また、「エンドゲーム」のエピローグでキャプテン・アメリカ/スティーブ・ロジャースがインフィニティ・ストーンを返して回った旅路を映画化してみたいとも話していました。

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「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」の制作発表後は、これらの発言が影響していたせいかすぐに兄弟監督の復帰が噂されましたが、兄弟はこれを否定

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その後は「アイアンマン」のジョン・ファヴロー監督、「ブラックパンサー」シリーズのライアン・クーグラー監督、「スパイダーマン」「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」のサム・ライミ監督、「デッドプール&ウルヴァリン」のショーン・レヴィ監督、MCU外から「Gravity(ゼロ・グラヴィティ)」や「Children of Men(トゥモロー・ワールド)」のアルフォンソ・キュアロン監督らの名前がアベンジャーズ最新映画の監督候補として報道されました。

この中でライアン・クーグラー監督については、ケヴィン・ファイギ社長が明確に否定していました。

また、先日脚本家が降板したと報道されたアベンジャーズ最新映画について、インサイダーのジェフ・スナイダー氏は自身のポッドキャスト「Hot Mic」の中で、「インフィニティ・ウォー」、「エンドゲーム」のクリストファー・マーカスさんとスティーブン・マクフィーリーさんが両映画の脚本を書くよう誘われているとも報じています。

ディズニーが昨今のピンチを乗り切るために、過去に映画史の記録を更新した兄弟監督と脚本家を呼び戻す事は十分に有り得る選択肢ですが、今月末のコミコンで制作情報がアップデートされるのか注目です。

映画「アベンジャーズ5」は 2026年5月1日 米国にて劇場公開予定です。

ソース:Marvel Shocker: Russo Bros. in Talks to Direct Next Two ‘Avengers’ Movies (Exclusive)

「ロキ」、トム・ヒドルストンさんが「次の世代に引き継ぎたい」とリキャストをほのめかす

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」の主人公ロキを演じたトム・ヒドルストンさんが、海外メディア backstage.com とのインタビューの中で、MCUにおけるロキの生と死について語りました。

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インタビューの中でトム・ヒドルストンさんは、2013年の映画「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」でのロキの最初の死について「最初の脚本に書かれていたように、それは本当の犠牲でした」と当初からの計画通りであった事を認めつつ、幹部の試写会で誰もロキの死を信じていなかったと語りました。

次の大きな死である2018年の映画「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」ではロキの最期のシーンを撮影するためにアトランタに到着してすぐ、サノス役のジョシュ・ブローリンさんと出会ったと言います。

「彼は私のところに来て、私を抱き締めて、『本当にごめんなさい』と言いました。」 

「あのシーンの終わりに、大きな拍手をもらいました。みんなとても優しくて親切で、寛大でした」とヒドルストンさんは言います。「『トム、君は僕たちに本当にたくさんのことをしてくれた。素晴らしい旅だった。いつでも会いに来て』というメモやメールをもらいました。本当にこれで終わりだと思いました」 

トム・ヒドルストンさん自身や敵役までもがロキの最期だと信じていた「インフィニティ・ウォー」の冒頭シーンでしたが、つづく「アベンジャーズ/エンドゲーム」では過去のロキが登場し、さらにはそこからディズニープラス向けのドラマへと派生していく事になりました。

そのドラマのシーズン2のラストを振り返り、ヒドルストンさんは次のように語っています。

彼の壊れた魂が部分的に癒され、このキャラクターが愛する能力を持ち、愛から、そして愛のために決断を下したことがわかるので、これが贖いであり救済のように感じられることを願っています。シーズン2の終わりで、ロキはある種の玉座に座っていますが、それは彼が期待していた形ではなく、そこに栄光もありません。そこには一種の重荷があり、彼は孤独です。彼は友人たちのためにそれをしていますが、彼らなしでそこに留まらなければなりません。そこには非常に感動的な詩的な悲しみがあると感じました。

そして、ロキの再演について「ロキは『私が今手にしている素晴らしいたいまつのようなものです』」と19世紀のアイルランドの劇作家ジョージ・バーナード・ショーの言葉を引用しつつ、「それをできるだけ明るく燃やしてから、次の世代に引き継ぎたいのです。」と、もう少しだけ演じてから役を誰かに譲りたいと考えている事を明らかにしました。

また、Comicbook.com との数日前のインタビューでも「ロキは古代からの神話的なキャラクターで、私たちの集団的な神話の中でトリックスター、規範を破る者、境界を越える者、変幻自在の者として表現されます。彼はいつも予想を裏切り、あなたの確信や信念の下から抜け出す人です。彼は私たちにとって必要な存在なのです。」と語り、「ロキが何度か死から逃れることは、彼が私たちの文化の中でどんな存在であるかの象徴かもしれません。ロキについて考える時間を多く費やしています。きっとお分かりいただけると思います。」とコメントしていました。

「ロキ」のプロデューサーはロキとソーの再会を描くことが次の目標だと明かしており、まだ何度かはトム・ヒドルストンさんのロキを見るチャンスが設定されると考えられています。

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ドラマ「ロキ」はシーズン2までディズニープラスで配信中です。

ソース:Tom Hiddleston on Living and Dying With Loki

ジョシュ・ブローリンさんが「デッドプール&ウルヴァリン」出演をほのめかす

マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール&ウルヴァリン」にジョシュ・ブローリンさんが出演しているようだと話題になっています。MCUでサノスを、「デッドプール2」でケーブルを演じたジョシュ・ブローリンさん自身が、海外メディアとのインタビューの中でほのめかしています。

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動画の中で「デッドプール&ウルヴァリン」出演の可能性について質問されたブローリンさんは「私がどこにいるのか分かりません、知りたい所です。たくさんの人が尋ねて来るからね。私がそこにいた?忘れちゃったのかも?」とコメント。

続けて、「先日ライアン・レイノルズが連絡してきて、『デューンおめでとう』って言ってきたんだ。私は『仕事をありがとう』って返したんだけど、自分がそれをどういう意味で言ったのかはよくわからないんだ。」と述べ、ライアン・レイノルズさんから最近仕事を貰った事を明かしました。

インタビュアーが「レイノルズは貴方とスポットライトを共有したくないんですね。」とジョークを言うと、ブローリンさんは「多分そうなのかもしれないね。彼は利己的な人じゃないと思うけど、いつも新しいことを学ぶんだ。」と返しました。

「デッドプール&ウルヴァリン」は現在、追加の撮影を行っている段階で、5月中に様々なカメオが撮影されるとも報じられています。

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ブローリンさんは2月のインタビューでも出演に関して「わからない」と曖昧な状態に留めており、「ライアン・レイノルズが僕の事を好きじゃない」とジョークで返していました。

ブローリンさんが実際に出演しているとなれば、それはケーブルなのかサノスなのか、あるいは一人二役での出演となるのか、注目となりそうです。

本作の米公式あらすじは以下の通りです。

中年の危機を経験しながら職業上の挫折に直面した後、ウェイド・ウィルソンはデッドプールを正式に引退し、中古車のセールスマンになることを決意しました。しかし、友人、家族、そして全世界が危険にさらされているとき、デッドプールは引退生活から刀を持ち出すことを決意する。彼は、自分たちの生存だけでなく、最終的には彼らの遺産のために戦うために、消極的で警戒心のあるウルヴァリンをスカウトします。

「デッドプール&ウルヴァリン」はライアン・レイノルズさんとヒュー・ジャックマンさんに加え、 「デッドプール」シリーズからカラン・ソーニさん(ドーピンダー)、レスリー・アガムズさん(ブラインド・アル)、モリーナ・バッカリンさん(ヴァネッサ)、ステファン・カピッチッチさん(コロッサス)、ブリアナ・ヒルデブランドさん(ネガソニック・ティーンエイジ・ウォーヘッド)、忽那汐里さん(ユキオ)、ロブ・ディレイニーさん(ピーター)の再登場が確認されています。

また、「X-MEN」シリーズや「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」でプロフェッサーXを演じたパトリック・スチュワートさんが本作の撮影を終えた事をほのめかし、出演を暗に認めていました。

そのほかにも多くの再登場キャラクターがいるとも報じられています。

そして以前には、ソーを演じるクリス・ヘムズワースさんが「デッドプール3」にカメオ出演したいとも明かし、「デッドプール3」の脚本家も実現すればクールだと語っていました。

映画「デッドプール&ウルヴァリン」は 2024年7月26日 に劇場公開予定です。

映画「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」の予告にハルクがいた理由の詳細がついに明らかに

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」(2018年)の予告動画ではキャプテン・アメリカらアベンジャーズと並んで敵に向かっていくハルクの姿がありましたが、実際に公開された映画ではそこにハルクは存在せず、背景も異なっていました。

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「インフィニティ・ウォー」のハルクは映画の冒頭でサノスに破れて以降、ずっとブルース・バナーの中に閉じこもったきりで、実際の劇中、ワカンダの戦いではハルクバスターのアーマーを着用して参戦していました。

これについて、セカンドユニットのディレクター兼VFXスーパーバイザーのダン・デリュー氏が、ワカンダでのハルクの映像が存在した理由を、海外メディア Comicbook.com とのインタビューの中で明らかにしました。 

デリューさんは「あれは誤解を招く内容で、私は普段予告の制作には関与していないんですが、あのシーンは大きなネタバレでしたよね?あの時点でスマート・ハルクになっている計画があったんです。ハルクバスターの中でハルクとバナーが言い争うシーンがあったのを見たことありますよね?」と、元々別のプランがあった事を明かしました。

そして「あの後ハルクがアーマーから出てくるんですけど、その時点でスマート・ハルクである事には誰も気づいていない、というシーンでした。ジェフリー・フォード(エディター)がウルトロンの時に持っていたアイデアだったと思います。」と、「インフィニティ・ウォー」に「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」のボツになったアイデアを盛り込む予定だったと説明しました。

デリューさんはさらに「ウルトロンにも入らなかったんだけど、ウルトロンの前にアイアンマンが現れたと思ったら、実はバナーが閉じ込められていて、バナーがハルクに変身してウルトロンに殴りかかるという流れがありました。とても素晴らしいアイデアで『これは是非入れなくては』と思っていたんですが、最終的に映画からそのシークエンスがなくなってしまったんです。」と「エイジ・オブ・ウルトロン」制作時を振り返りました。

そしてこのアイデアを「インフィニティ・ウォー」に流用し、アーマーからハルクが飛び出すようなシーンが考えられていたようです。そして「インフィニティ・ウォー」バージョンの続きについても語ってくれました。

「『インフィニティ・ウォー』の最後でも同じアイデアを使いましたが、やはりしっくり来ませんでした。どちらの場合も物語の助けにはなりませんでした。だから、2回ともボツになって、『ああ!』って感じだったんです。すごく素晴らしいアイデアだったけど、僕たちにはそれを取り入れるチャンスがなかった。だから、あのショットは、この本当に楽しいアイデアを実現しようとしていたのと、ナターシャがいなかったということの間の合流点に陥ったような感じだったんです。ナターシャは、魔法のようにスマート・ハルクに変身したハルクに立ち向かわなければなりませんが、その間にサノスがアベンジャーズを全滅させている、というのが筋書きでした。」

「インフィニティ・ウォー」のルッソ監督は映画公開当時、予告にいたハルクが本編にいなかった事について、「いつもファンの予想が見事すぎて、ファンの楽しみを奪うようなネタバレを防ぐため、予告を作るために削除シーンを使った」と説明していました。

その削除シーンの全容が今回明らかにされたわけですが、「インフィニティ・ウォー」に限らず、MCU作品は特に予告映像と本編映像で異なるシーンが多く存在します。たまに「アイアンマン」からの予告映像を振り返って見てみるのも、新たな発見があるかもしれません。

映画「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」はディズニープラスで配信中です。

映画「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」の脚本全文を読むことを許可された二人の俳優が判明

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」はその衝撃的な結末から、制作に参加している俳優やクルーでさえ完全な脚本を渡されなかったというエピソードは有名ですが、そんな中で完全な脚本を受け取っていた二人の俳優が明らかになりました。

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先日出版された書籍「MCU:The Reign of Marvel Studios」によると、その二人とはキャプテン・アメリカ/スティーブ・ロジャース役のクリス・エヴァンスさんと、アイアンマン/トニー・スターク役のロバート・ダウニーJr.さんの二人で、それ以外の俳優さんは「[彼らは]自分たちのキャラクターが登場するページだけでなんとかしなければならなかった」と記されています。

2018年にインデペンデント紙はドクター・ストレンジ役のベネディクト・カンバーバッチさんとのインタビュー記事を掲載し、「(彼は)脚本もすべて読むことを許可されていた」としていましたが、後に監督が「(彼は)自分のシーンだけを含む脚本を入手したはず」とコメントしていました。

内容の漏洩を防ぐために脚本を防ぐという制作手法は当然リスキーで、特に俳優さんたちが十分なパフォーマンスを得られずにクオリティが低下する恐れがあります。しかしこの「インフィニティ・ウォー」と、同様の手法で制作された続編の「アベンジャーズ/エンドゲーム」は俳優&制作陣の才能でリスクをカバーし、大ヒット映画となりました。

今後のMCUでは「アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ」と「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」が控えているわけですが、これらの作品も「インフィニティ・ウォー」ような制作スタイルが取られるのでしょうか。

その時に全脚本を渡される人物は映画のキーマンである事は間違いありませんが、それが誰かをファンが知るのは映画が公開されてからずっと後にになるかもしれません。

映画「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」、「アベンジャーズ/エンドゲーム」はディズニープラスで配信中です。

映画「バービー」出演俳優が「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」の撮影を振り返る

公開まもなく1億ドル以上の興行収入を記録しているこの夏話題の映画「バービー」に出演しているアリアナ・グリーンブラットさんが、海外メディア Elle とのインタビューの中で、9歳のときに出演したMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」の撮影現場を振り返りました。

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「バービー」でアメリカ・フェレーラの娘サーシャを演じるアリアナ・グリーンブラットさんは2018年公開の「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」で幼いガモーラを演じ、父親サノスを演じた大御所俳優ジョシュ・ブローリンさんとの共演を果たしました。

出演自体はわずかでしたがグリーンブラットさんは当時を振り返り、「朝の5時に緑色に塗られて、顔中に点々が描かれた小さな灰色のモーキャップスーツを着た男の人の前にいると、本当にこの世のものとは思えず、私はただそれに夢中になって撮影に臨んでいました。」と未だに他では経験がないものだったと語りました。

「インフィニティ・ウォー」のガモーラから6年が経過し、かなり大人びた印象になったグリーンブラットさんですが、それでもまだ15歳。「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」、「バービー」と大ヒット映画に出演する事になったアリアナ・グリーンブラットさんの今後に注目すると同時に、再びMCUに戻るかどうかもポイントとなりそうです。

ソース:Ariana Greenblatt Is No Newbie

映画「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」の削除された幻の冒頭45分の存在が明らかに─内容や消された理由も

マーベルコミックのアーティスト兼作家であり、サノスの生みの親であるジム・スターリンさんが、Youtube番組 Near Mint Condition に出演し、マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」から削除されてしまった幻のシーンの存在を明かしました。

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スターリンさんは映画の制作期間中に脚本家のクリストファー・マーカス氏とスティーブン・マクフィーリー氏から「インフィニティ・ウォー」と「エンドゲーム」の内容を全て聞かされたと言います。

「インフィニティ・ウォー」が公開される直前、監督の一人であるジョー・ルッソから連絡がありました。そして、撮影現場に行った時に、マーカスとマクフィーリーは、2つの映画で何をするのか、すべてを話してくれたし、すべてのコンセプトアートが壁に掲げられている廊下を走らせたんです。だから1年半の間、僕は口をつぐんでいなければなりませんでした。

そして、「インフィニティ・ウォー」には撮影したにも関わらず、削除されてしまった幻の冒頭シーンがあった事を次のように語りました。

しかし、映画が公開される1ヶ月ほど前になって、ジョーからメールか何かで、「『インフィニティ・ウォー』の冒頭にあったサノスの45分間はカットされたよ」と言われたんです。サノスが最初のジェム(パワーストーン)を手に入れるシークエンスがあったんだけど、それがカットされました。撮影はしたんですが、会社はVFXコストを抑えたかったし、2作目(エンドゲーム)のような長い映画にはしたくなかったんでしょう。彼らは、この映画があれほどヒットするとは思っていなかったんです。

そして、番組側が「インフィニティ・ウォー」のディレクターズカット版が欲しいと指摘すると、スターリン氏はそういう計画もあったが実現しなかったと明かしました。

ええ、私もそうしてほしいですね。彼らはDVDの特典映像として収録するつもりでしたが、結局実現しませんでした。

「インフィニティ・ウォー」の冒頭でソーやロキが乗船していた宇宙船がサノス達に襲われた時、サノスは既にパワーストーンを手にした状態でした。映画が進むに連れてそれは「サノスがザンダー星を襲って手に入れた」とガーディアンズ達から説明されています。

このザンダー襲撃シーンが実際に撮影されていたという事ですが、これ以上コストをかけたくなかったとも説明されていることから、VFXの作業が行われていない生の映像がディズニーあるいはマーベル・スタジオのアーカイブで眠っている可能性が高いようです。

ディレクターズカットや削除シーンについては監督それぞれに思いもあるようで、「ソー:ラブ&サンダー」のタイカ・ワイティティ監督は以前のインタビューにて、「削除シーンは必要ないと感じたから削除したのであって、見せて大丈夫な十分なクオリティになっていない」とあまり見せたくないとも話していました。

パワーストーンにまつわるこのシーンが今後公開されるかどうかは不明ですが、45分という事であればマーベル・スタジオ・スペシャル・プレゼンテーションの一つとしてなんとか完成版を見てみたいものです。

映画「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」はディズニープラスで配信中です。

East Continental Gemsから2万ドルのリアリティ・ストーンが発売

East Continental Gems社が、マーベル・スタジオのインフィニティ・サーガから、インフィニティ・ストーンに基づいた新しいジェネシスシリーズとして、最初の宝石を正式に発表しました。MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」に登場したリアリティ・ストーンをベースにした最高2万ドルのルビーがリリースされる事になります。

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2013年の映画「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」に登場したエーテルの真の姿であるリアリティ・ストーンを模して制作されるルビーは最低カラット0.50から最高カラット2.68の範囲で好きな形状を選択し、価格は1500ドルから2万ドルまでの範囲で販売されています。

既に在庫がなくなったものもあり、その反響は大きいようです。

同社は残り5つのインフィニティ・ストーンをリリースする予定ですが、次にどのストーンが来るかはわかっていません。また、6つすべてのインフィニティ・ストーンを購入した方には、特注の2500万ドルのインフィニティ・ガントレットを購入する権利が与えられるようです。

一般人の我々には縁のない商品のようですが、一部の富裕層はサノスよりも簡単にインフィニティ・ストーンをすべて揃えられる事になるようです。

ソース:公式

映画「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」よりウォーマシンvs.プロキシマの未使用アートが公開

2018年公開のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」のコンセプトアートを担当したフィル・サンダースさんが、自身のInstagramにて未使用に終わったウォーマシンとプロキシマ・ミッドナイトの戦闘シーンのコンセプトアートを公開しました。

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サンダースさんは「これはインフィニティ・ウォーの1つで、 ジェームズ・ローズがエディンバラの戦いをリモートで戦っているシーン。彼の脚の装置はウォーマシン マーク4のホログラムコントロールシステムにロックされているのです。ブルース・バナーは、プロキシマ・ミッドナイトとコーヴァス・グレイヴとの戦いでハルクバスターを操縦していたはずですが、残念ながらこのシーケンスは早い段階でカットされました。それでも、現実とホログラフィックのアクションの重なりをどう描くか、問題解決するのは楽しかったです。」とコメントを添えて没になったアートを紹介しています。

エディンバラではヴィジョンのマインド・ストーンを狙ったプロキシマ・ミッドナイトとコーヴァス・グレイブが登場し、ワンダとヴィジョン、そして駆けつけたスティーブ・ロジャース、サム・ウィルソン、ナターシャ・ロマノフとの戦いが描かれました。

ここにローディが映画「アイアンマン3」で登場したホログラムコントロールシステムを利用して参戦するプランがもともと計画されていたようです。

映画「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」はディズニープラスで配信中です。

ドラマ「ムーンナイト」プロデューサーがインフィニティ・ストーンがマークにどう影響したかを解説

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ムーンナイト」のエグゼクティブプロデューサーを務めるジェレミー・スレーターさんが、海外メディア The Direct とのインタビューの中で、マーク・スペクターがサノスの指パッチンの後、何をしていたかを解説しました。

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インタビューの中でスレーターさんは「ライターズルームでは、彼がブリップを生き延びた、ブリップされなかったと、みんなで考えていました。というのも、もし彼がブリップして戻ってきたとしたら、どう対処しなければならないか分からないからです。特に、自分の居場所を見つけようとしていて、自分の過去について多くの疑問を抱いているキャラクターとして、対処しなければならないことでしょう。その ブリップに触れないというのは、ちょっと変な感じがしました。だから、私たちは皆、彼が生き残った50%のうちの1人だと考えていました。」とマークは影響を受けずに生き延びていた事を明かしました。

そして、その間にマークは何をしていたか質問されると、「その間に実際に何が起こっていたかというと、スティーヴンは2年ほど前に目覚めたと番組で説明しました。それが初めて別々の生活を始めたきっかけで、マークの母親の死後の話です。その前の3年間のマークは、ブリップ時代には犯罪の裏社会が蔓延していたから、ホークアイがローニンとして手一杯だったように、ムーンナイトはとても忙しかったと思うんです。しかし、それはすべて影で行われていたようなもので、彼は表面化しない、あるいは日の目を見ない多くの脅威をやっつけていたんです。」と説明しました。

ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」でも説明があったように、映画「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」でのサノスの指パッチンによって地球からも半分の人間が消えてしまい、政府などもうまく機能しなくなったために裏社会の人間がはびこるようになっていました。スレーターさんによるとクリント・バートンがローニンとして犯罪者と戦っていたように、ムーンナイトも制裁の拳として戦っていたと明かしました。

マークは自分自身の問題を多く抱えていた事もあり、上記のような設定がスクリーンに反映される事はなく、MCUの歴史について触れられる時間はありませんでした。今後の作品などで詳しく描かれる事があるのでしょうか。

ドラマ「ムーンナイト」シーズン1はディズニープラスで配信中です。

ソース:Moon Knight Producer Reveals What Marc Did During Avengers: Endgame (Exclusive)