マーベルドラマ作品「アイアンハート」、「シルク」のワーキングタイトルが判明

マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アイアンハート」と、ソニー・ピクチャーズが制作するスパイダーマンスピンオフドラマ「シルク」のワーキングタイトルが海外で報じられました。

アイアンハート

MCUの「アイアンハート」は「Wise guy」というタイトルで開発が始まっていると、The Cosmic Circus が報じています。

直訳すれば賢い男、ではありますが基本的には皮肉を込めてお利口さん、生意気な人、大口をたたく人などを意味する言葉のようです。どちらにも当てはまるキャラクターとしてトニー・スタークが思い浮かぶ所ですが、このワーキングタイトルはトニーを表したものなのでしょうか?

コミックのアイアンハートでは主人公リリ・ウィリアムズのサポートを、死亡後にAIとなったトニー・スタークがアイアンマンのJ.A.R.V.I.S.のように担当しています。

©MARVEL

「アベンジャーズ/エンドゲーム」のラストのようにホログラム技術も持っていたトニーですから、コミックを再現すること自体は可能ですが、トニーの帰還は歓迎するファンと、冷めてしまうファンに二分させてしまう可能性が高く、スタジオ側も気軽に出せるカードでないのは明らかです。

「Wise guy」はローディを指しているのではないかと推測している海外メディアもありますが、続報を待ちたい所です。

主演のドミニク・ソーンさんは「アイアンハート」のオーディションがなかった事を明かしており、スタジオから大抜擢された若手女優さんがどのような演技を見せてくれるかも注目が集まっています。

ドラマ「アイアンハート」はディズニープラスで配信予定です。

シルク

ソニー・ピクチャーズが制作する「シルク」のワーキングタイトルは「ホッケークイーンズ」である事が Production Weekly によって報じられています。

こちらはコミックの中で、シルク/シンディ・ムーンが学校でプレイしていたホッケーにかなりの親近感を持っていることにちなんでいると思われます。

シルクことシンディ・ムーンは2014年の「アメイジング・スパイダーマン」#4で初めて登場したキャラクターで、スパイダーマン/ピーター・パーカーとは同じ高校の同級生。ピーターにクモの能力を与えたのと同じ放射性クモに噛まれた事が原因で能力に目覚めますが、ピーターがアメイジング・スパイダーマンになるまでの間、シンディはかつての恩師であるエゼキエルによって地下壕に閉じ込められていました。

「シルク」に関するキャストは不明で、脚本は韓国系アメリカ人のローレン・ムーンさんが担当すると報じられています。また、エグゼクティブ・プロデューサーとしてフィル・ロードさん、クリス・ミラーさん、元ソニー・ピクチャーズのエイミー・パスカルさんが担当するとの事です。

配信プラットフォームに関して公式な発表はありませんが、多くの海外メディアはAmazonプライムビデオが有力だと報じています。

ドラマ「アイアンハート」のヘッドライターに「アメージングストーリー」「スノーピアサー」のチナカ・ホッジさんの起用が報じられる

ディズニープラスのMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)ドラマシリーズとして製作発表されているドラマシリーズ「アイアンハート」のヘッドライターにチナカ・ホッジさんが起用されたと海外メディア Variety が報じました。本作ではドミニク・ソーンさん演じる主人公リリ・ウィリアムズがアイアンハートとしてヒーローとして目覚める物語が描かれる予定となっています。

ホッジさんは、脚本家、詩人、劇作家、教育者として活躍しています。テレビ番組の脚本家としては、アップル社のリブート版「Amazing Stories」や、デイブド・ディグスさん主演の「Snowpiercer」をTNTがシリーズ化した作品などを手がけています。これまでに2冊の詩集「For Girls with Hips: Collected Poems and Writings」と「Dated Emcees」を出版しており、戯曲には「Chasing Mehserle」や「Mirrors in Every Corner」などがあります。ディグスさんらとともに、ヒップホップグループ「The Getback」の創設メンバーでもあり、多様な活動を展開中です。

また、The Hollywood Reporter のエディター、アーロン・カウチ氏によるとエピソード数は6話で、来月からライターズルームの準備が始まるとのこと。

コミックの「アイアンハート」は15歳の天才少女リリ・ウィリアムズがアイアンマン/トニー・スタークの後継者となり活躍するシリーズ。しかしMCUには既にトニー・スタークが存在しておらず、どのような導入になるかはまだわかりません。

ドラマ「アイアンハート」はディズニープラスで配信予定。リリース日は設定されていません。

ソース:‘Ironheart’: Marvel-Disney Plus Series Sets Chinaka Hodge as Head Writer (EXCLUSIVE)

マーベル・スタジオがディズニープラス向けに「アイアンハート」「シークレット・インベージョン」「アーマー・ウォーズ」「ザ・ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー・ホリデー・スペシャル」「アイ・アム・グルート」を発表

マーベル・スタジオがディズニープラス向けの配信作品として、「アイアンハート」「シークレット・インベージョン」「アーマー・ウォーズ」「ザ・ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー・ホリデー・スペシャル」「アイ・アム・グルート」を発表しました。

「アイアンハート」はドミニク・ソーンさんがリリ・ウィリアムズを演じるとのこと。コミックではトニー・スタークに見初められた、二代目アイアンマン「アイアンハート」となる天才少女で、アイアンマン以来の最先端のアーマー制作者を描くシリーズとなります。

「シークレット・インベージョン」はサミュエル・L・ジャクソンさんがニック・フューリー、ベン・メンデルソーンさんがタロスとして再演するシリーズ。

「アーマー・ウォーズ」はドン・チードルさんがウォーマシン/ジェームズ・ローズ を再演し、トニーの技術が悪の手に渡ったらという原作のストーリーをMCUで描く作品。

「ザ・ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー ホリデー・スペシャル」はジェームズ・ガンが脚本と監督を務めるスペシャル作品とのこと。

「アイ・アム・グルート」は小枝「ベイビー・グルート」と珍しい新キャラクターを特集したシリーズ作品です。

詳しい配信日については明かされていません。

【噂話】「アイアンハート」がディズニー+向けに開発中?

海外メディアのThe Cinema Spotが、「アイアンハート」がMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)に登場するかもしれないと報じました。

記事によると「アイアンハート」は2021年の撮影を目標に、ディズニー+でのリリースを予定し開発されているとのこと。

コミックでアイアンハートとして活動するリリ・ウィリアムズは15歳でマサチューセッツ工科大学の学位を取る天才少女。

アイアンマンのアーマーをリバース・エンジニアリングし、新たに自作する程の天才で、トニー・スタークが注目していた少女です。

シビル・ウォー2で重傷を負い、昏睡状態となったトニーに変わってアイアンハートとなりヒーロー活動をするようになりました。その際にサポート用AIとしてトニーの人格をうつしたものを採用しています。

アイアンハートは2019年の夏、ロバート・ダウニーJrさんがMCUへの参加を示唆し、その後マーベル・スタジオのボスであるケヴィン・ファイギ氏もアイアンハートの実写化を見たいと公言していました。

今後の動向に注目が集まりそうです。

ソース:Exclusive: Marvel Studios & Disney+ Plotting ‘Ironheart’ Series To Shoot In 2021