【噂話】ドラマ「アイアンハート」は「ドクター・ストレンジ:ダムネーション」へと続くと言う

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アイアンハート」シーズン1の最終話は話題となり、その結末がどこへ向かっていくのか、多くのファンが注目しています。そんな中、海外メディア TCC のアレックス・ペレス氏は、コミックの「ドクター・ストレンジ:ダムネーション」を原案とする計画があるようだと報告しています。

記事によると、マーベル・スタジオは現在、2018年にリリースされたミッドナイト・サンズを主人公としたコミック「ダムネーション」の実写化を計画していると言います。

このコミックに登場するミッドナイト・サンズのメンバーには、ブレイド、ゴーストライダー(ジョニー・ブレイズ)、エルザ・ブラッドストーン、マンシング、ムーンナイト(マーク・スペクター)、ドクター・ブードゥーなどがいました。

このコミックはドクター・ストレンジが「シークレット・エンパイア」の被害に見舞われたラスベガスをもとに戻そうとする所から始まる物語。

しかし、ドクター・ストレンジの呪文は(またもや)失敗し、ラスベガスの一部は様々な次元とつなぎ合わせに。この支配権を巡って各地の主たちが争奪戦を開始し、メフィストが勝利を収めた結果、ラスベガスは地獄と混じりあう事に。建物や多くの人々が戻ったものの、ホテル・インフェルノが出現。メフィストが支配するこのホテルの影響で、市民は本能と衝動によって動く存在となり、多くの魂が奪われることになります。

ドクター・ストレンジは奪われた魂を取り戻すため、メフィストとギャンブルで勝負しますが、イカサマがバレて地獄の拷問にかけられる事に。

ウォンがストレンジ救出のためにミッドナイトサンズを招集し、悪魔に憑依されたドクター・ストレンジと対峙。一方で呪いを解かれて死亡したゴーストライダーはメフィストが不在となった地獄の王位を奪い取り、悪魔たちを従える事になりました。

「アイアンハート」でデビューしたメフィストの物語はこの「ダムネーション」の実写化に向けて動いているとペレス氏は主張しています。また、ラスベガスの支配権を巡ってメフィストと争うひとりとして「ブレイド」でデビュー予定のリリスが候補になっているとも言います。また、メフィストの息子であるブラックハートや、スカーレットウィッチのちからの根源であるクトゥーンなどもここでの登場が検討されているとの事。

また、「ストレンジ・アカデミー」もこの流れに重要になるようで、ここではMCU版のニコ・ミノルがデビューする予定とも言います。

メフィストには壮大な計画があると噂されていますが、今回の報告が実現するのかどうか、続報があり次第またお伝えする事になります。

ドラマ「アイアンハート」シーズン1はディズニープラスで配信中です。

ソース:How the Events of ‘Ironheart’ Set the Stage for ‘Damnation’

【噂話】トニー・スタークは実際にメフィストに魂を売ったのか?

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アイアンハート」で発見された新しいイースターエッグが、映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」のドクター・ドゥームと何らかの関係があるのではと話題になっています。

とあるファンが「アイアンハート」のラストで、(見にくいですが)リリがアイアンアーマーにザ・フッドが使っていたメフィストによるマントを被せていると指摘。

アイアンアーマーにこのマントを被せるとどうなるかというと、ドクター・ドゥームのような外見になる事を意味しています。

「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」でドクター・ドゥームを演じるロバート・ダウニー・Jrさんは、アンソニー・ラモスさんが演じるザ・フッドがドクター・ドゥームに似ている事を指摘していました。

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また、「アイアンハート」の製作総指揮として参加した「ブラックパンサー」のライアン・クーグラー監督は Deadline とのインタビューで「最初はドクター・ドゥームとアベンジャーズになるとは思っていませんでしたが、彼はコミックでテクノロジーと魔法を融合させることで最も有名な人物です。ですから、このドラマはおそらくマーベル史上最大の映画になるであろう作品の素晴らしいサンプルなのです。」と、こちらも相似性を指摘していました。

先日はトニー・スタークがフォーブスの長者番付の常連である可能性を探求しました。

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「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」のドクター・ドゥームは、別の世界のトニー・スタークがマルチバースを救うためにメフィストに魂を売った末路の姿なのでしょうか。

コミックに目を向けると、アイアンマン/トニー・スタークとドクター・ドゥーム/ヴィクター・フォン・ドゥームはそれぞれ肉親の魂をメフィストに取られています。また、「インファマス・アイアンマン」ではトニー・スターク不在の時期にヴィクター・フォン・ドゥームがアイアンマンを務めた事もありました。立派にヒーロー活動していたドゥームでしたが、彼を打ち負かしたのはあろうことかザ・フッドでした。彼らはみなコミックで因縁を持っているキャラクター達と言えます。

なかなかエキサイティングな考察ですが、「アイアンハート」の撮影が終了したのが 2022年11月 で、この時点では「アベンジャーズ5」は「アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ」として開発されていました。「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」へと舵を切ったのは 2024年 になってからで、かなり最近の出来事になります。

従って偶然の一致である可能性が高いように思える所ですが、マーベル・スタジオが「ドゥームズデイ」のドクター・ドゥームをどのように描いていくのか、この偶然を利用するのかしないのか注目です。

「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」と「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」はこれまでにMCUで「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」、「アベンジャーズ/エンドゲーム」を手掛けてきたルッソ兄弟監督が再びメガホンを取る事に。

公式発表されたキャストリストは過去の記事をご参照ください。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-doomsday-officilal-cast-announcement/”]

また、ドクター・ストレンジ役のベネディクト・カンバーバッチさんが出演を認めています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-doomsday-benedict-cumberbatch-retracts-his-statement/”]

映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」は 2026年12月18日 公開予定、映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」は 2027年12月17日 公開予定です。

ドラマ「アイアンハート」、ゼルマ役俳優がドクター・ストレンジのファンガールである事を明かす、スピンオフにも意欲

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アイアンハート」でゼルマ・スタントンを演じたリーガン・アリヤさんが、海外メディア Inverse とのインタビューでドクター・ストレンジとの関係や、噂のスピンオフ「ストレンジ・アカデミー」について言及しました。

ドラマの制作を振り返ってアリヤさんは「台本を受け取った時、現場で叫んでしまいました。『ドクター・ストレンジって知ってる?』って言えるぞって。家族全員が、私が壁に『ドクター・ストレンジ』のコミックを貼っているのを知っているので、コミックの中で文字通り彼の弟子であるキャラクターとして出演できたなんて、信じられない気持ちです。」と語っています。

ドラマの最後はリリではなくゼルマ・スタントンのシーンで終わっており、ヴィランのパーカー・ロビンスがゼルマのもとを訪ねてきた事で不穏な未来を示唆していました。

ゼルマの今後について「彼女は賢い子だと思います。」とアリヤさんは言います。「でも、もしシーズン2があったり、このストーリーが別の作品で続編が作られたりするなら、『悪い子にはならないで』って思うんです。自分の原点に戻って。図書館に行って、ストレンジの所に行って、ドアをノックして、『お願い、お願い、お願い』って言いなさい。だって、これはあなたが進みたい道じゃないんだから。」

そして、「ベネディクト・カンバーバッチの隣に立って演技するのが私の夢なんです。」と語るアリヤさんは、噂のスピンオフ作品「ストレンジ・アカデミー」についても言及。

「『そう願っています』としか言えません。ストレンジ・アカデミーは人々が待ち望んでいる市場を開拓できるかもしれません。ハリー・ポッターがハリー・ポッターであるのは、読者を今までの常識を超えた世界へと連れて行ってくれるからです。」

「最近、ハリー・ポッターを応援したいという人が本当にたくさんいるんです。みんな、また熱狂的なファンになれるような新しいものを切望しているんです。そして、私にとっては、ストレンジ・アカデミーはまさにその穴を埋めてくれる存在になると思います。」

コミックの「ストレンジ・アカデミー」はドクター・ストレンジが校長を務める魔法学校の学生たちに焦点をあわせた物語で、ゼルマ・スタントンは備品や図書を管理する講師として登場します。

「ストレンジ・アカデミー」は当初、ドラマ化かアニメ化の話が出ていましたが、最近では映画化も検討されていると報じられています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-nova-and-strange-academy-marvel-studios-considering-serieses-or-films/”]

ドラマ「アイアンハート」シーズン1はディズニープラスで配信中です。

ソース:Regan Aliyah Says One Marvel Spinoff Could Replace Harry Potter

アイアンハートがアイアンマンより優れている6つのポイント

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アイアンハート」シーズン1の最終回の配信が行われ、多くのファンはアイアンハートとアイアンマンを比較してしまう事態に陥っています。アイアンハートは2016年のコミックでデビューし、もうすぐ10周年となる比較的新しいヒーローですが、その実態はどのような人物なのでしょうか。

Comicbook.com はコミックのアイアンハートを特集。6つの点でアイアンマンより優れていると評価しています。

1、リリはお金も経験もなしにアーマーを作った

トニー・スタークは映画でもコミックでも洞窟内で廃材を利用してアーマーを作ったという経緯がありましたが、そこに至るまでの十分な教育を受けるだけの資金が父ハワードから与えられていました。ごく一般的な家庭に生まれたリリは一般的な教育を受けるだけでそこに至ったという意味では、リリのほうが優れていると言えます。

2、アイアンハートは市民のために戦う

アイアンマンはコミックでも何度も世界を救ってきましたが、トニー・スタークは主に個人的な理由で戦い、彼の決定は彼の巨大なエゴが大きく影響しています。

ふたりとも常に自分が正しいと信じ、それを証明するために戦っているのは共通していますが、トニーは世界がヒーローとして彼を必要としていると感じている事で戦っています。一方、リリは銃殺された友人のナタリーのような人々を救いたいという理由で戦っています。

アイアンハートは小さなストリートの人々のために戦い、アイアンマンそれらには目もくれず、より大きな脅威に目を向けています。

3、アイアンハートは人々を助ける技術を作りたい

武器製造会社スターク・インダストリーズを継いだトニー・スタークは今でこそアイアンマンとしてヒーロー活動をしていますが、その本質は結局の所、兵器開発者でした。

リリは人々を助けたいと考える純粋なハートを持ち合わせており、そこからトニー・スタークがアイアンハートと命名しています。

リリはテン・リングスさえも武器ではなく、人々のために技術転用出来ないかと考えていました。

4、テン・リングスで闇落ちしなかった

MCUと違って、コミックのテン・リングスはマンダリンの武器でした。コミックではアイアンマンとマンダリンによるテクノロジーと魔法の対決が長年描かれています。

トニー・スタークはテン・リングスを装着した際に闇落ちした事がありましたが、リリなら大丈夫だと信じていたトニーは彼女にリングを託しました。

結果的にリリはテン・リングスの支配に下る事はありませんでした。

5、アイアンハートは誠実である

結局の所、トニー・スタークはわりと嘘つきでした。彼は自分の計画を実行するために、友人や仲間に嘘をつくことをためらいません。また、「シビル・ウォー」のようにアイアンマンは敵対する事もしばしばありました。何年も征服者カーンの手先だったこともありました。

リリは社交性が乏しく、ある種のコミュ障でもありますが、友人には忠実で誠実です。

6、アイアンハートは権力に興味がない

コミックのアイアンマンの評価を妨げているものの一つが、トニー・スタークの権力への執着です。コミックの「シビル・ウォー」の際は、皆に自分に従うように要求していました。

後にS.H.I.E.L.D.の長官も務めますが、当然周囲の忠告など聞く事はありません。より強いソーのような人物だけがトニー・スタークを止められるのです。

MCUのアイアンマンが人気なのは、コミックのトニー・スタークのこういう嫌味な部分がさほど多くないからだと考えられます。もちろん、クズ味のあるほうが魅力的だという意見もあります。

一方でアイアンハートは他のヒーローの命まで管理したいとは考えていません。彼女は管理職につくよりも現場に赴いて一人でも市民を助けたいと考えています。


MCUとコミックではアイアンマンもアイアンハートもかなり異なるキャラクターである事は否定出来ません。アイアンマンとアイアンハート、そしてコミック版かMCU版、何を推すかは個人でそれぞれでいいと思います。

なお、アイアンハートのキャラ設定が優れているとしても、60年近い歴史をもつアイアンマンのほうがコミックが売れているのは事実です。50年の差がある両者を比較するのは酷な部分もありますが、マーベルコミックがさらに100年続けばまた違った比較結果が出るかもしれません。

ソース:6 Reasons Ironheart Is a Better Hero Than Iron Man

ドラマ「アイアンハート」、トニー・スタークもメフィストと取引していた説

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アイアンハート」ではメフィストが登場し、主人公リリ・ウィリアムズを言葉巧みに甘い誘惑で取引させようとするシーンが用意されていました。そのメフィストのとある発言に注目が集まっています。

※これより先は「アイアンハート」のネタバレを含んでいます。ご覧の際はご注意ください。

最終話のラストでメフィストとリリがダイナーで会話をしている際、メフィストは「フォーブスの長者番付100人中100人が私のクライアントです。」と語っています。

トニー・スタークはマーベルの世界で誰もが知る大富豪であり、彼がメフィストと実際に取引をしていたのかどうか、海外ファンは気になっています。

現実のフォーブスの2025年の長者番付で100位と言うと、資産がだいたい200億ドル以上となっています。なお、フォーブスはトニー・スタークの総資産(2010年時点)を88億ドルと2011年に推定しています。

「アイアンマン3」の設定本で8着で70億ドルと書かれている事を見ると、この時点でのフォーブスの推定はいい線をいっていると言えそうです。ただし、「アベンジャーズ/エンドゲーム」の時点ではマーク85までのアーマーが存在しており、単純計算すると700億ドル超に。アイアンマンに比べると少ないとは言え、ウォーマシンのアーマーもトニー・スタークの資産である事も考えると、概ね800から1000億ドル程度と推定出来る事に。彼の豪華な別荘や車などはアーマーやAIのコストと比べるとわずかなものであるため、特に考慮されていません。

なお、コミックではアイアンマン・ディオ・アーマーを日本の防衛大臣に10着150億ドルで売りつけようとした事や、対セレスティアルズ用のゴッドキラーマーク2を「40億ドルの花火」と称して自爆させている事などがアイアンマンのアーマーの費用算出の目安になっています。

そんなわけで、「アイアンマン3」の時点では長者番付上位100人には入っていないと考えられる所ですが、その後の何処かの時点ではランクインしているはずで、メフィストの発言が真実であればトニー・スタークには疑惑の目が向けられる事に。

「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」でアベンジャーズがバラバラになって以降、トニーはアーマーの開発を加速させており、これに伴って資産としては増大する事に。トニーの妄執はある意味メフィストの絶交の的にも見えます。「エンドゲーム」での彼の退場は、悪魔の取引の代償として魂を取られた事を意味するのでしょうか。

メフィストがリリと悪魔の契約と成立させるために嘘を並べている可能性は十分に高いですが、「アイアンハート」でのセリフがどの程度真実かはしばらく見守る必要があります。アベンジャーズたちがトニー・スタークの魂をメフィストから取り戻すミッションに赴く事はあるのでしょうか。

なお、メフィストの発言についてはドルマムゥとの力関係に関するセリフにも注目されています。

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ドラマ「アイアンハート」シーズン1はディズニープラスで配信中です。

ドラマ「アイアンハート」、ゼルマ・スタントンは既にピーター・パーカーと協力している?

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アイアンハート」でデビューしたリーガン・アリヤさんが演じるゼルマ・スタントン。コミックとは少し違う設定で登場する事になったゼルマですが、MCUではスパイダーマンと関係するキャラクターとなるのでしょうか。

MCUをテーマにしたアトラクションである、ディズニーパークのアベンジャーズ・キャンパスでは、W.E.B.ラボの開発デザイナーとしてゼルマ・スタントンの名前が記されていると言います。

アベンジャーズ・キャンパスにおける、スパイダーマンのガジェットで魔力を持つものはゼルマが設計したという設定になっている様子。

MCUの本編とアベンジャーズ・キャンパスはマルチバースという設定になっており、かなり似ている部分もあれば、まったく異なる部分もあり、ゼルマ・スタントンとピーター・パーカーの関係が映画館のスクリーンにも持ち込まれれるかどうかは何とも言えません。

コミックのゼルマはドクター・ストレンジの弟子で、魔法学校ストレンジアカデミー(ドクター・ドゥームがソーサラースプリームになってからはドゥームアカデミー)の備品、図書管理などを担当。

ドラマ「アイアンハート」では(コミックでは名前も設定されていない)母親のマデリーンがカマータージで修行していた事があるとの事で、ゼルマはその母親からの教えと独学で魔法を操る天才少女という描き方になっていました。

これはディズニーにとってとても都合のいいキャラクターがデビューしたとも言えそうです。

MCUで魔法をテーマにするためにはワンダ・マキシモフかドクター・ストレンジ、あるいはウォンが必要でしたが、エリザベス・オルセンさんやベネディクト・カンバーバッチさんらの出演料は以前よりも高額になっており、そう簡単にキャスティングする事は出来ません。

しかし、ゼルマ・スタントンを使って魔法の対処を出来るようになった事で、これまでよりも安価に魔法を取り入れた物語を作れるようになりました。

MCUのゼルマ・スタントンの今後は不明ですが、「アイアンハート」シーズン2があれば登場はほぼ確定的で、その他「ドクター・ストレンジ3」、「ストレンジアカデミー」、「ミッドナイト・サンズ」などに関与の可能性がある他、「アベンジャーズ」シリーズや「ヤングアベンジャーズ」にも席が用意される可能性が予想される所。彼女の今後については注目となっています。

ドラマ「アイアンハート」シーズン1はディズニープラスで配信中です。

ドラマ「アイアンハート」、最終話のリリの決断には「計画がある」と主演が語る

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アイアンハート」シーズン1の最終話では主人公リリ・ウィリアムズが悪魔との取引に対してとある決断を下しています。これについて、リリを演じたドミニク・ソーンさんは「彼女には計画がある」と語っています。

※これより先は「アイアンハート」のネタバレを含んでいます。ご覧の際はご注意ください。

シーズン1のエンディング部分でリリは悪魔のメフィストとダイナーで対面。その際、亡き親友ナタリーの蘇生について取引を持ちかけられたリリは、あろう事か悪魔の取引に応じてしまいました。

海外メディア Deadline とのインタビューでドミニク・ソーンさんはこの決断について自身の見解を述べています。

彼女はこれまで、他の人が認めてくれるだろうと思ってあらゆる選択をしてきました。ようやく結末にたどり着いた時、彼女は「自分が正しいと思うことをして、どうなるか見てみよう」という感じでした。明らかに、彼女は両方の立場を取ろうとしていましたが、うまくいっていなかったのです。

そしてリリとメフィストの関係の未来について次のように語りました。

私の直感では、これが彼との最後の出会いではないと思います。パーカーとの関係でも、もちろんリリとの関係でも、これが最後ではないと思います。メフィストは、リリ・ウィリアムズとの件で、予想以上に頭を悩ませることになるでしょう。メフィストが何を企んでいるかに関わらず、リリは間違いなく別の計画を考えていると思います。

ソーンさんはリリがメフィストを出し抜くと考えているようで、今後のリリの未来について楽観的な見方をしている事を示しました。

また、EW とのインタビューではこの結末についてもう少し語り、闇落ちしたように見える事について「とても興奮している」と語っています。

リリが伝統的なヒーローの道を歩まなくていいというのは、すごく魅力的だと思います。彼女はすでにいくつかの境界線を越えていて、その結果は向こう側でどうにかなるだろうと考えています。では、その範囲は一体どこまでなのか?その結果の規模は?彼女は抵抗し続けるのか?正しいことをし続けるのか、それとも自分の別の部分に頼るのか?

「ワカンダ・フォーエバー」以来、リリが見せてきたもの、つまり彼女がスーパーヒーローという称号に真剣に取り組んでいないという事実を、あのシーンは改めて強調してくれました。あの最後の瞬間は、全てを突きつけ、全てを凝縮し、リリ・ウィリアムズに出会ってからずっと見てきたことを改めて示しています。つまり、あなたには素晴らしい才能と可能性が秘められているのに、選択を迫られる必要があるということです。

しかし、リリの物語の続きがどこで展開されるかは、今のところ明言はされていません。5月のインタビューでスタジオ幹部はシーズン2について「様子見」と語っていました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/marvel-tv-boss-reveals-disney-plus-mcu-serieses-future-plan/”]

本作のヘッドライターを務めたチナカ・ホッジさんは「視聴者の皆さんが番組を視聴して、この6話を見て、MCUの未来がどうなるのかを見るのが待ちきれません。次に何が起こるかは、視聴者の皆さんの判断にかかっています。ですから、ぜひ番組を視聴して、ディズニーとMCUに『アイアンハート』の強力なファンベースがあることを示してください。」と語り、シーズン2の制作は反響次第である事をあらためて強調しています。

もしもシーズン2の制作にGOサインが出ない場合は、ライアン・クーグラー監督の手に戻って「ブラックパンサー3」で言及されるか、あるいはリリ自身が呪われた事で「ミッドナイト・サンズ」のプロジェクトに組み込まれる可能性も予想出来そうです。

ドラマ「アイアンハート」は映画「ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー」の後日譚として、世界に名を刻むことを決意したリリが故郷シカゴに戻り、テクノロジーと魔法が対決する作品。アイアンスーツを製作するという彼女の独自のアプローチは素晴らしくも、その野望を追求する中で、彼女は謎めいていながらも魅力的なパーカー・ロビンス、通称「ザ・フッド」と出会うことになります。

「アイアンハート」は「ブラックパンサー」シリーズのライアン・クーグラー監督が製作総指揮を担当、脚本は「スノーピアサー」のチナカ・ホッジさんが執筆。

アンソニー・ラモスさんがヴィランのザ・フッド(ザ・フード)を演じる他、「ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー」のオールデン・エアエンライクさんがジークを演じています。その他、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」からMIT職員役のジム・ラッシュさんが再登場します。

ドラマ「アイアンハート」は 2025年6月24日 よりディズニープラスで配信中です。

ソース:Dominique Thorne Unpacks Riri’s Deal With The Devil In ‘Ironheart’ Finale

ドラマ「アイアンハート」、当初の黒幕はコミックどおりだった、製作総指揮が語る

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アイアンハート」シーズン1の最終回の配信を終え、製作総指揮を務めたライアン・クーグラーさんやゾーイ・ナーゲルハウトさんらが、メディアインタビューで開発当初の計画について明かしました。

※これより先は「アイアンハート」のネタバレを含んでいます。ご覧の際はご注意ください。

ドラマではザ・フッド/パーカー・ロビンスの呪われたマントの由来について、ゼルマ・スタントンが「50%の確率でドルマムゥ」だと説明していましたが、これは実際にコミックではそうでした。パーカーはドルマムゥが作ったマジックアイテムを盗み出し、利用しているヴィランでした。

海外メディア Variety とのインタビューで、ゾーイ・ナーゲルハウトさんは当初はコミックどおりドルマムゥが黒幕の予定だったと説明しています。

コミックの観点から見ると、パーカーの力はドルマムゥに由来しています。ドルマムゥもMCUでは非常に重要なキャラクターであり、一緒に作品作り出来ればとてもエキサイティングだったでしょう。しかし、展開していくうちに、メフィストの方がこの番組のテーマに合致することに気づきました。

野心や代償、そして欲しいもののために何を犠牲にするかといった場面に深く入り込むことで、彼は登場人物たちの、特にリリの旅を結びつける興味深く高められた方法を提示してくれたので、彼を登場させることはほとんど考えるまでもありませんでした。

ライアン・クーグラーさんはスパイダーマンを引き合いに、リリの物語にメフィストが関与した今回のドラマについて語っています。

面白いことに、2016年にジョン・ワッツに初めて会った時、彼が「スパイダーマン:ホームカミング」をやっていた頃は、スパイダーマンはまるで地下室レベルで、街の悪党たちと戦っているような感じでした。その後、「ノー・ウェイ・ホーム」の頃には、彼はドクター・ストレンジと対峙したり、様々な現実を経験したりしています。

「ワンダヴィジョン」や「アガサ」で彼(メフィスト)に出会わなかったことが、本当に素晴らしい。ストレスに苛まれた若き黒人の天才を通して彼に出会う。番組を観ると、『ああ、いつもこうやって彼に出会うんだ』って思う。「ロキ」ではそうはなりませんでした。彼はトリックスターで、そういう風に行動する。彼がいるのは、シカゴのピザ屋、誰も予想もしないような場所なんです。

「ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー」でリリ・ウィリアムズをデビューさせたライアン・クーグラーさんは、リリの今後が「ブラックパンサー3」へと続くのか、それとも「アイアンハート」シーズン2に続くのかと質問されると、明確な回答を避けました。

チナカ(脚本家)が次に何を仕掛けてくるか、ケヴィンが次に何を仕掛けてくるか、分かるでしょう? 観客はきっとあの結末を受け入れるだろうし、あのキャラクターたちにまた会えるのが待ちきれませんよ。

「アイアンハート」が数年前に制作を終えていた事を考えると、リリの物語の続きがどこになるかは既に決まっている可能性が高そうです。

リリがあの状態で「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」や「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」に参加するのかという事も気になる所ですが、今のところ、ドミニク・ソーンさんが出演するとは発表されていません。

ドラマ「アイアンハート」は映画「ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー」の後日譚として、世界に名を刻むことを決意したリリが故郷シカゴに戻り、テクノロジーと魔法が対決する作品。アイアンスーツを製作するという彼女の独自のアプローチは素晴らしくも、その野望を追求する中で、彼女は謎めいていながらも魅力的なパーカー・ロビンス、通称「ザ・フッド」と出会うことになります。

「アイアンハート」は「ブラックパンサー」シリーズのライアン・クーグラー監督が製作総指揮を担当、脚本は「スノーピアサー」のチナカ・ホッジさんが執筆。

アンソニー・ラモスさんがヴィランのザ・フッド(ザ・フード)を演じる他、「ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー」のオールデン・エアエンライクさんがジークを演じています。その他、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」からMIT職員役のジム・ラッシュさんが再登場します。

ドラマ「アイアンハート」は 2025年6月24日 よりディズニープラスで配信中です。

ソース:Ryan Coogler, Dominique Thorne and the ‘Ironheart’ Team on Introducing [SPOILER] Via That Surprise Cameo and Setting Up Riri Williams’ Future in the MCU

ドラマ「アイアンハート」、真のヴィランがコミックに忠実な姿でデビューするも、設定はかなり違う?

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アイアンハート」シーズン1の最終回までの配信が終了し、ドラマ「ワンダヴィジョン」の黒幕説もあったかの悪魔がMCUの世界に正式にデビューする事になりました。

※これより先は「アイアンハート」のネタバレを含んでいます。ご覧の際はご注意ください。

サシャ・バロン・コーエンさんが地球上でのアバターを演じる事になったメフィストですが、最終話において彼の真の姿がコーヒースプーンに反射して一瞬だけ映されており、コミックの見た目とかなり忠実である事がうかがえるデザインになっています。

©MARVEL,Disney

その一方で、設定的にはコミックとは異なる部分も。

リリが彼のことをドルマムゥさんと呼んだ際、彼はドルマムゥという名前を聞いて大笑いし、「あのボケカス野郎にはケツを拭くのも任せられませんよ」と、ドルマムゥの事をかなり格下に見ているような発言をしていますが、実際にはドルマムゥのほうがかなり格上の存在です。

ダークディメンションの支配者であるドルマムゥは彼の次元にいる限りとても強力でほとんど誰もかないません。彼の能力はギャラクタスと同等かそれ以上で、「ソー:ラブ&サンダー」にも登場したエターニティに近いレベルの存在と言えます。

映画「ドクター・ストレンジ」でも描かれているように、ドルマムゥは地球に来ようとするだけで災害レベルの事態が発生する事になります。

ドルマムゥのコミック公式ステータスでは耐久性7、戦闘スキル4、知能6、スピード7、強さ7、エネルギー7(全て7段階評価)と設定されています。

一方でメフィストはマーベルにおける地獄の支配者であり、彼もまたそこにいる限りかなり強力な存在です。しかしメフィストはシルバーサーファーの魂を手に入れる事すらままならず、地獄でギャラクタスと戦っても互角程度であり、ギャラクタスが地獄を喰らいつくそうとした事で白旗さえ上げました。

なお、ドルマムゥが生み出した地獄の悪魔サタニッシュには勝利しています。

メフィストのコミック公式ステータスでは耐久性7、戦闘スキル2、知能7、スピード7、強さ7、エネルギー7(全て7段階評価)と設定されています。

MCUのメフィストが何をもってドルマムゥをそんなに下に見ているのかは今後わかっていくのかもしれません。あるいはメフィストがロキを超える嘘の達人であることから、リリを手に入れるためのハッタリである可能性もありそうです。

ドラマ「アイアンハート」は映画「ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー」の後日譚として、世界に名を刻むことを決意したリリが故郷シカゴに戻り、テクノロジーと魔法が対決する作品。アイアンスーツを製作するという彼女の独自のアプローチは素晴らしくも、その野望を追求する中で、彼女は謎めいていながらも魅力的なパーカー・ロビンス、通称「ザ・フッド」と出会うことになります。

「アイアンハート」は「ブラックパンサー」シリーズのライアン・クーグラー監督が製作総指揮を担当、脚本は「スノーピアサー」のチナカ・ホッジさんが執筆。

アンソニー・ラモスさんがヴィランのザ・フッド(ザ・フード)を演じる他、「ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー」のオールデン・エアエンライクさんがジークを演じています。その他、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」からMIT職員役のジム・ラッシュさんが再登場します。

ドラマ「アイアンハート」は 2025年6月24日 よりディズニープラスで配信中です。

ドラマ「アイアンハート」、アンソニー・ラモスさんが配信前からの否定的な意見にコメント

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アイアンハート」でヴィランのザ・フッド/パーカー・ロビンスを演じるアンソニー・ラモスさんが、海外メディア BuzzFeed とのインタビューで配信前からのオンライン上での否定的な意見について語りました。

インタビュアーから「ファンベースが非常に熱心なため、MCUに有色人種が参加することについて、多くの批判的な意見が出ています。非常に残念なことです。オンラインで起こっている批判に対して、どのように対処してきましたか?」と質問されたラモスさんは次のように述べています。

何を言ってもネガティブなことはありますよね。分かるでしょう?「トランスフォーマー」に出演した時もみんな悪口を言ってたし、今回の作品でも悪口を言ってる。みんな言いたいことを言うだろうけど、結局のところ、自分たちが作ったものは分かってますし、誇りに思っていますよ。 

その上で、「誰にでも自分の意見を持つ権利はあるし、少なくともみんな自分の意見を言ってる。もし何も言わないなら、それはそれで心配しますよ。」と回答しました。

本作は5月に公開されたYoutube上の予告で低評価の嵐に見舞われ、その後の予告や、Rotten Tomatoes でのレビューも配信前から荒れていました。30%台という低空飛行でのスタートとなった「アイアンハート」ですが、配信がスタートして実際に視聴した人たちからのレビューにより、現在は50%台へと上昇しています。

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ドラマ「アイアンハート」は映画「ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー」の後日譚として、世界に名を刻むことを決意したリリが故郷シカゴに戻り、テクノロジーと魔法が対決する作品。アイアンスーツを製作するという彼女の独自のアプローチは素晴らしくも、その野望を追求する中で、彼女は謎めいていながらも魅力的なパーカー・ロビンス、通称「ザ・フッド」と出会うことになります。

「アイアンハート」は「ブラックパンサー」シリーズのライアン・クーグラー監督が製作総指揮を担当、脚本は「スノーピアサー」のチナカ・ホッジさんが執筆。

アンソニー・ラモスさんがヴィランのザ・フッド(ザ・フード)を演じる他、「ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー」のオールデン・エアエンライクさんがジークを演じています。その他、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」からMIT職員役のジム・ラッシュさんが再登場します。

ドラマ「アイアンハート」は 2025年6月24日 よりディズニープラスで配信中です。

ソース:“Ironheart” Is Here: Dominique Thorne And Anthony Ramos Talk Marvel Fandom, Representation, And Online Commentary