フリーコミックブックデイ向けに2タイトルが利用可能に ─ X-MENやスパイダーマンの特別な物語

毎年5月の第1土曜日に全世界のコミックショップで同日に開催される 「フリーコミックブックデイ」(FCBD)ですが、今年は新型コロナウイルスの影響で世界各国でほぼ中止となっていました。

今年は例年よりも期間が延長されるなどの措置が取られる中で、マーベルは7月に予定されている「X-MEN」と「スパイダーマン/ヴェノム」のタイトルを提供すると発表しました。

公式のプレスリリース内容は以下のとおりです。

今年の7月、読者の皆様には、マーベルの最もエキサイティングな新作タイトルのいくつかを、参加するコミックショップにて無料でお楽しみいただけます。5月のフリーコミックブックデイの一環として配布予定だったマーベル作品は、今後開催されるマーベル最大のイベントの一部をファンの皆様にいち早くご覧いただけるよう、今までにない2つのタイトルをリリースすることになりました。各号には、X-MENやスパイダーマンなど、マーベルで最も評価の高いクリエイターによる、2つの特別なストーリーが収録されています。

©MARVEL

7月15日の「フリー・コミックブック・デイ2020:X-MEN」では、ジョナサン・ヒックマンとペペ・ララスによるX-MENの新作ストーリーが登場し、ゲームを変える「X・オブ・ソーズ」のクロスオーバーにつながる。2つ目の作品は、トム・テイラーとイバン・コエロによる壮大な物語を予感させるものとなっています。

そして7月22日には「フリー・コミックブック・デイ2020:スパイダーマン/ヴェノム」では、トップ・クリエイターのドニー・ケイツ、ライアン・ステグマン、ジェド・マッケイ、パトリック・グリーソンらによる「ヴェノム」、「アメイジング・スパイダーマン」、「ブラックキャット」の主要なストーリーにつながる2つのエキサイティングなストーリーをお届けします。

マーベルの「バック・イン・アクション」プログラムの一環として、これらのタイトルの受け取り方法についての詳細は、今週中に小売店で発表される予定です。

ソース:マーベル公式ページ

映画「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」のティザー動画登場! ─ 公開日は2021年6月25日に延期

2018年に大ヒットを記録したソニー・ピクチャーズの映画「ヴェノム」の続編のティザー動画が公開されました。

ティザー動画公開に伴って、これまで「ヴェノム2」という仮称でしたが、正式タイトルも「VENOM LET THERE BE CARNAGE」(原題)となりました。

直訳をすれば「虐殺しよう」という意味ですが、カーネイジというのは今作のヴィランの名前。マーベルの中でも屈指の凶悪ヴィランの登場で、よりダーク&バイオレンスな内容の映画になりそうです。

公開日については2020年10月2日から2021年6月25日の米国公開へと延期。同じくソニーが制作する映画「モービウス」も2020年7月から2021年3月19日への延期が先日発表されており、双方約8ヶ月の延期となりました。

今の所、ソニー制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン3作目」に関しては日程変更がされておらず、MCUとヴェノムなどSUoMC(ソニーズ・ユニバース・オブ・マーベル・キャラクター)がクロスオーバーするのかどうかも不明です。

主人公のエディ・ブロック(ヴェノム)をトム・ハーディーさん、宿敵クレタス・キャサディ(カーネイジ)をウディ・ハレルソンさん、ヒロインのアン・ウェイングをミシェル・ウィリアムズさんが前作より続投。

監督はMCUでユリシーズ・クロウを演じたアンディ・サーキスさんです。

正式タイトルと新しい公開日が決まったことで、今後PR活動も盛んに行われるのではないでしょうか。

映画「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」は 2021年6月25日 米国公開予定です。