「マーベルスタジオ スペシャル・プレゼンテーション: ウェアウルフ・バイ・ナイト」のチェックポイント

2022年10月7日配信のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「マーベルスタジオ スペシャル・プレゼンテーション: ウェアウルフ・バイ・ナイト」のイースターエッグを中心に原作設定や今後の予想、考察などをご紹介。

※この先はシリーズのネタバレ、および今後の物語のネタバレの可能性が含まれています。ネタバレが嫌な方はご遠慮ください。

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いつものロゴ

2017年公開の「ドクター・ストレンジ」から採用されているおなじみのオープニングロゴ。このテーマ曲を作曲したのがマイケル・ジアッキーノさんで、「ウェアウルフ・バイ・ナイト」の監督と楽曲も担当しています。

今回は映像と音楽が本作の世界観にあわせてホラー風味にアレンジされています。

ゴア・ザ・ゴッドブッチャー

冒頭の壁画の中には、映画「ソー:ラブ&サンダー」に登場した神殺しのゴアのコミック版を模した絵が描かれています。

ゴアはコミックとMCUでデザインが異なるため、この壁画が「ラブ&サンダー」と実際につながるものなのかは不明です。

©MARVEL,Disney

ブラッドストーン

本作のキーアイテムであるブラッドストーン。コミックではブラッドジェムとして登場します。インフィニティ・ストーンもコミックではインフィニティ・ジェムであり、宝石から石に変更された意図は明かされていません。

コミックのブラッドジェムは宇宙からの飛来物で、巨大なブラッドジェムであるヘルファイア・ヘリックスが1万年以上前に地球に現れることになりました。ヘリックスは知性を持っており、地球を支配するためにユリシーズを従者として選び支配し、他部族を虐殺していきました。

ユリシーズ・ブラッドストーン

コミックのユリシーズはその後なんとか抵抗し、ジェムを破壊するも破片の一部が胸に埋め込まれ、ほかは散り散りとなりました。そしてユリシーズは復讐と後始末のため、ヘリックスの下僕だったユルクシールを追うモンスターハンターになり、1万年以上旅を続けた後、1959年のアベンジャーズにも参加しています。現代になり、ヘリックスの下僕にブラッドジェムを剥がされたユリシーズでしたが、残された時間で再構築されたヘリックスを破壊し、復讐を遂げて死亡しました。

MCU版では「ブラッドストーンは世代を超えて受け継がれてきた」と説明されており、ユリシーズより以前の代から受け継がれてきた物であることがほのめかされています。ただし、長命だったとも説明されており、コミックのように1万年以上生きてきたかは不明ですが、ある程度の長命を手に入れていたようです。

なお、Heavy Spoilersによると、 オープニングクレジットに書かれているラテン語の大まかな翻訳では、「今年最後の満月、流血の終わりに。」となり、ユリシーズ・ブラッドストーンを殺したのはジャックだと示唆しているとの事です。また、作中でヴェルッサが「ブラッドストーンはこの世にひとつ」と説明していますが、ブラッドストーンが複数あることもラテン語で書かれているようです。

ブラッドストーンに秘められた力

作中でブラッドストーンはモンスターの正体を暴く力がある事と、ある程度の長命を得る効果がある事がわかります。

コミック版ではパワー、スピード、反射神経、耐久度などを強化する他、ESPやヒーリングファクターを所持者に与えています。また、精神攻撃に対する免疫や、吸血鬼感染を防ぐなどの効果も含まれます。

指導者を決める儀式

ブラッドストーンの新たな所有者、そしてモンスターハンターの指導者を決めるために、モンスターを放ち、ハンターたちを投入して殺し合う、ビデオゲームでいう所のPvPvE形式のサバイバルゲームが開催されます。

殺し合いをしてしまっては指導される側のハンターがいなくなるわけですが、あまり深く考えないほうがいいのかもしれません。

エルサ・ブラッドストーン

エルサはコミックでもユリシーズの娘ですが、母親の名前はエリーズ(またはエリス)でした。MCU版は母が登場せず、継母(stepmother)のヴェルッサというオリジナルキャラクターが登場しています。

コミックでも父の跡をついでモンスターハンター業をしていますが、口がやや下品で伏せ字になる事が多いです。MCU版では普通の現代女子といった所でしょうか。

後述のウェアウルフ・バイ・ナイトとマンシングが原作コミックに忠実なデザインであるのに対して、エルサはかなり変更されています。デザインの変更自体はMCUではよくある事で、アイアンマンも原作コミックとは異なりますが、エルサの場合はジェシカ・ジョーンズに激似になってしまいました。

©MARVEL,Disney

画像上段がコミックのエルサ、下段左がMCUのエルサ、下段右がNetflixのジェシカ・ジョーンズです。

エルサは今後の物語でブラッドストーンの影響でヴィジュアルに変化が出てくるのでしょうか?

ジェシカ・ジョーンズはデアデビルに続いてMCUへの再帰が期待されており、今後この二人の差別化がどのようになっていくかは注目です。

ウェアウルフ・バイ・ナイト/ジャック・ラッセル

本作の主人公であるウェアウルフのジャック・ラッセル。MCU版では彼が何故狼男なのか、といった事には言及されませんでした。

コミックのジャック・ラッセルは18歳の時に満月を見て狼男に変身してしまう身体になりました。これはジャックの一族にかけられた呪いが原因になっています。

1795年、祖先のグリゴリー・ラッソフがドラキュラの手下の狼女に噛まれ、狼人間の呪いを受けました。そして時を経て1950年代、グリゴリーの子孫グレゴリーがダークホールドに書かれていた狼人間誕生の秘密を見たときに、それが引き金となって子孫が狼人間となる呪いが発動しました。

作中での「家族は何をしてもつきまとってくる」というのはコミックのような一族にかけられた呪いを示唆している可能性がありますが、本作で詳細に説明される事はありませんでした。

ジャックと同じく月をパワーソースにするムーンナイトはもともとコミック「ウェアウルフ・バイ・ナイト」に初登場したキャラクターで、その後ムーンナイトのソロコミックシリーズが作成されています。最初は戦いあった二人ですが、最近のコミックではミッドナイト・サンズとして他次元から来たゾンビたちを相手に共闘もしました。

テッド

テッドことセオドア・”テッド”・サリスはマンシングと呼ばれる異形のモンスターヒーロー。こちらも本作ではオリジンについて描かれませんでした。

コミックではマンシング/テッドが人間だった頃、彼は米軍で超人血清に関わる研究に従事していた化学者でした。血清の運搬中にA.I.M.の襲撃にあったテッドは、血清を渡さないためにやむなく自分に注射しました。その際自動車事故を起こし、車ごと沼にダイブすると血清の効果で沼地と同化し、異形の存在マンシングへと姿を変えました。その能力は超人血清の特徴でもある超怪力、超防御力などの他、化学物質の分泌と耐性、さらに恐怖を感じ取り吸い取る事が可能になっています。

最近のコミックではこの研究がスティーブ・ロジャースのウェポンI計画から始まり、ウルヴァリンの誕生となったウェポンX計画の途中に位置する、ウェポンIV計画であった事も描かれました。

アベンジャーズやS.H.I.E.L.D.、ミッドナイト・サンズのメンバーとして活動したこともあるマンシングはコミック内ではマルチバースのゲートの門番を務めており、MCUでもマルチバースが本格的に描かれている最中で、映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」などで鍵を握る可能性があります。

また、映画「マイティ・ソー/バトルロイヤル」の予告ではマンシングのチャンピオン像が闘技場に登場しています。マンシングが登場する予定がなく仕込まれたイースターエッグなのか、それともマンシングがサカールに実際にいたのか、今後の物語で何かが判明するかもしれません。

ちなみにドラマ「エージェント・オブ・シールド」のシーズン1、第20話「任務と悪意」の冒頭ではコビー・スマルダーズさん演じるマリア・ヒルがマンシングについて言及していました。

マーベル・モンスターズ

本作ではさらっとではありますが、ノスフェラトゥのヴァンパイア、サスカッチ、ウェンディゴなどが登場しています。ヴァンパイアに関しては映画「ブレイド」で詳しく描かれることになると思いますが、その他のモンスターも今後登場してくるかもしれません。

お墓

エルサとジャックが入った墓室ではエルサのおばであるフランシスの墓がありましたが、これはコミックにいないキャラクターです。「Mika Brandonen Kleyla」のお墓はアートディレクターの Brandon Kleyla からのものであり、他のお墓もアート部門のメンバーになっているようで、コミックのキャラが人知れず死んだことになっている、という事はなく安心です。

シガレットバーンズ

1930年~40年代のホラー映画にインスパイアされていると監督が語る本作はモノクロベースで描かれている他、当時のフィルム映画には必須だったシガレットバーンズなども盛り込まれています。

©MARVEL,Disney

当時の映画は複数のフィルムから作られており、フィルム交換の目印としてタバコで焼印を入れていたといいます。現代の映像作品には全く必要でないものですが、古典作品ぽい映像に仕上げるために導入されています。

古典要素をふんだんに取り入れた本作ですが、「ウェアウルフ・バイ・ナイト」はディズニープラスの公式タイムラインによると、「ソー:ラブ&サンダー」よりも後に配置されており、時系列的には2025年にあたると考えられます。


「マーベルスタジオ スペシャル・プレゼンテーション: ウェアウルフ・バイ・ナイト」はディズニープラスで配信中です。

「ウェアウルフ・バイ・ナイト」の無料サントラが公開

昨日配信がスタートした「マーベルスタジオ スペシャル・プレゼンテーション: ウェアウルフ・バイ・ナイト」の監督と音楽を担当したマイケル・ジアッキーノさんが、自身のTwitterで本作のサウンドトラックを紹介しています。

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「スパイダーマン:ホームカミング」、「ファー・フロム・ホーム」、「ノー・ウェイ・ホーム」や「ソー:ラブ&サンダー」の楽曲も担当しているジアッキーノさんは、Twitterで「明かりを消して大音量で再生してください!」とサウンドトラックを案内しています。

表示されるリンク集からお好みのサービスを選んでご視聴ください。料金プラン等は各種サービスの注意書きをご確認ください。

スペシャルドラマ「ウェアウルフ・バイ・ナイト」はディズニープラスで配信中です。

ディズニーは今後マーベル・スタジオ スペシャル・プレゼンテーションを拡充していくと言う

ハロウィンスペシャルとして今週の配信を控えているMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ウェアウルフ・バイ・ナイト」ですが、ディズニーはこのマーベル・スタジオ スペシャル・プレゼンテーションのシリーズを拡充していく計画をしていると、海外メディア The Cosmic Circus が報じました。

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D23 Expo であらたに「マーベル・スタジオ スペシャル・プレゼンテーション」と名付けられたこのシリーズは、これまでのディズニープラスシリーズの1エピソードよりもやや長く、映画よりも短い1時間前後の作品で、特別ドラマやショートムービーといったようなジャンルに分類される映像作品。

記事によると、2022年はハロウィンスペシャルとしての「ウェアウルフ・バイ・ナイト」、ホリデー(クリスマス)スペシャルとしての「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:ホリデースペシャル」の配信が決まっていますが、今後は特定の休日にしばられずに、適宜開発していく事を計画していると言います。

シャン・チーの妹シャーリンを主人公にしたスピンオフ、オコエを主人公にしたワカンダシリーズ、ワンダーマン、ノヴァと言った作品はこのマーベル・スタジオ スペシャル・プレゼンテーションシリーズとして開発される可能性を記事は指摘しています。

従来のディズニープラスシリーズは連続ドラマ形式で、ひとつのシリーズは映画一本と同等の予算で制作されていました。ディズニー及びマーベル・スタジオはスペシャル・プレゼンテーションという新しい形式によって制作コストを抑えつつも、様々なキャラクターにスポットを当てていく事が狙いだと考えられます。

「ホークアイ」が映画から連続ドラマに変更になったように、「アーマー・ウォーズ」が連続ドラマから映画に変更になったように、全ての作品は直前でその形式を変える可能性はありますが、今後はその選択肢の中にこのショートムービースタイルのスペシャル・プレゼンテーションというものが検討されていく事になるようです。

マーベル・スタジオ スペシャル・プレゼンテーション「ウェアウルフ・バイ・ナイト」は 2022年10月7日16時 ディズニープラスで配信予定、ドキュメンタリ「マーベル・スタジオ・アッセンブル:ウェアウルフ・バイ・ナイトの裏側」の配信日は未定です。

ソース:What I Heard: Marvel Studios Planning More Special Presentations

ドラマ「ウェアウルフ・バイ・ナイト」、監督が噂のクロスオーバーを否定

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ウェアウルフ・バイ・ナイト」のマイケル・ジアッキーノ監督が、海外メディア One Take News とのインタビューの中で、本作にブレイドが登場するという噂を真っ向から否定しました。

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ジアッキーノ監督は「噂はめちゃくちゃ不正確なんです・・・99.9%はそうだと思います。マーベル・シネマティック・ユニバースについて言えば、誰もがあらゆることがつながると思っています。ありとあらゆることが。そして、それは私たちがつながっていないことを意味するわけではありません。でも、あからさまに「そうだ」と言う必要はないと思ったんです。ご存知のように他のどの番組もそうしてきたし、見事にやってきました。「あのね」と思ったのは、子供の頃、棚から引っ張り出したこのウェアウルフ・バイ・ナイトの特定のコミックはマーベル・ユニバースの他の何とも関係ありませんでした。それのどこが悪いんでしょう?いいじゃないですか!」と、クロスオーバーの噂を否定しました。

そして監督は本作が「トワイライト・ゾーン」に大きな影響を受けたと次のように説明しました。

「みんな一緒に暮らすことはできるけど、いつも一緒に見せる必要はありません。私が幼少期に大きな影響を受けた番組のひとつに『トワイライト・ゾーン』がありますが、この番組の好きなところは、ひとつひとつが独自のもので、それぞれのストーリーがその後何日も考えなければならないようなもので、私は「そうしよう!」と思いました。」

2019年のコミコンで「ブレイド」のリブートが発表されて以降、当初から演者も決まっていたブレイドがソロ作品前にどこかで登場する可能性について、ファンは長らく期待していました。2021年公開の映画「エターナルズ」で声のみが先にデビューしていますが、やはりその姿を見たいという事実は否めません。

ブレイドが吸血鬼ハンターであるという背景から、狼男を主人公とする「ウェアウルフ・バイ・ナイト」にブレイドが登場する事は最適だと多くのファンが考えていますが、監督は「噂は噂」として本作が何ともリンクしていない事を示唆しました。

監督の言うようにブレイドは登場せずに終わるのか、サプライズのために嘘をついているのかは、来週実際に配信されれば判明する事になります。

ハロウィンスペシャルドラマ「ウェアウルフ・バイ・ナイト」は 2022年10月7日 ディズニープラスで配信予定、ドキュメンタリ「マーベル・スタジオ・アッセンブル:ウェアウルフ・バイ・ナイトの裏側」の配信日は未定です。

ソース:‘Werewolf By Night’: Interview with Director/Composer Michael Giacchino (Exclusive)

ドラマ「ウェアウルフ・バイ・ナイト」のプロデューサーがMCUモンスターズの未来を語る

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ウェアウルフ・バイ・ナイト」のエグゼクティブ・プロデューサーを務めるブライアン・ゲイさんが、海外メディア The Direct とのインタビューに応じ、ウェアウルフやマンシングなどのモンスターキャラクターの未来について言及しました。

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ブライアン・ゲイさんは「スペシャル番組についてとてもクールなことの一つは、MCUのモンスターの隅々まで剥がしているところだと思います。『ウェアウルフ・バイ・ナイト』のモンスターだけでなく、壁に飾られていたモンスターやそのアートワークも登場します。何世紀もの間、マーベル・シネマティック・ユニバースの世界にはモンスターがいて、彼らはハンターたちによって追跡されたり、狩られたり、抑圧されてきたという考え方にもとづいています。」と語りました。

そして、「次にどこに出てくるか正確にはわかりませんが、このように様々な種やタイプのモンスターが登場するので、また出てくるだろうと思います。もちろん、さまざまな方法で彼らを見ることができます。」と予告しました。

もともとコミックの「ワーウルフ・バイ・ナイト」に敵としてムーンナイトがデビューしていたことを考えると、ムーンナイトのシーズン2などでモンスターが登場する可能性は高いように思えます。また、吸血鬼との対決を描く「ブレイド」にもそのチャンスは多いと考えられます。そして彼らが組むことになるであろう「ミッドナイト・サンズ」が実写化された場合は、そこにも問題なくモンスター達が登場する事が出来るでしょう。

また、本作の予告映像で噂が真実であった事が確認されたマンシングですが、彼はコミックでは「ネクサス・オブ・オール・リアリティーズ」と呼ばれるマルチバースの扉の番人でもあり、彼もまた「アベンジャーズ」最新作に登場する可能性が高いかもしれません。

ちなみに映画「ソー:ラブ&サンダー」では狼人間であるライカンという種族が紹介されましたが、MCUがライカンとワーウルフをどのように描き分けるのかはまだ分かっていません。

小説や映画、ゲームなど多くの作品でしばしば混同されるこの2つの生物ですが、類似用語を解説するウェブサイト differencebetween.net によると、それらの違いには以下のような項目があるようです。

  • ウェアウルフは満月の日に変身し、制御する事は出来ません。ライカンはいつでも変身可能。
  • ウェアウルフよりライカンのほうが賢い。
  • ライカンを殺すには背骨を身体から切断する必要がある。銀は弱点ではない。ウェアウルフは頭や心臓に銀の武器を突き刺す必要がある。

なお、余談ですが、ミッドナイト・サンズがコミックデビューしたのは1992年のゴーストライダー誌で「Midnight Sons」というチーム名でした。

しかし、発売予定のゲームや2022年のコミック新シリーズからは「Midnight Suns」に変更されています。どちらもカタカナ表記にするとミッドナイト・サンズになるためややこしいですが、アルファベット表記の場合はSonsとSunsどちらも間違いではありません。

©MARVEL

ハロウィンスペシャルドラマ「ウェアウルフ・バイ・ナイト」は 2022年10月7日 ディズニープラスで配信予定、ドキュメンタリ「マーベル・スタジオ・アッセンブル:ワーウルフ・バイ・ナイトの裏側」の配信日は未定です。

ソース:Marvel Studios Confirms More Monsters Coming In the MCU’s Future (Exclusive)

「ウェアウルフ・バイ・ナイト」のランタイムが判明か

マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のハロウィーンスペシャルドラマ「ウェアウルフ・バイ・ナイト」のランタイムが判明したと、TwitterアカウントのBSLが報じました。

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投稿によると最終的なランタイムは52分37秒になったとの事で、以前に報じられていた約30分との情報からはかなり拡張されたようです。

クリスマスシーズンのスペシャルドラマとして配信の準備が進められている「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:ホリデー・スペシャル」のジェームズ・ガン監督は以前に約40分になると明かしており、「ウェアウルフ・バイ・ナイト」と「ガーディアンズ」は来年以降も続くかもしれないスペシャルドラマのランタイムの目安となっていくかもしれません。

ハロウィンスペシャルドラマ「ウェアウルフ・バイ・ナイト」は 2022年10月7日 ディズニープラスで配信予定、ドキュメンタリ「マーベル・スタジオ・アッセンブル:ワーウルフ・バイ・ナイトの裏側」の配信日は未定です。

ドラマ「ウェアウルフ・バイ・ナイト」の新たな予告がすぐに来ると監督が明かす

先日開催された D23 Expo 2022 で公開されたディズニープラスのハロウィンスペシャルドラマ「ウェアウルフ・バイ・ナイト」の新たな予告について、監督がSNS上で示唆しました。MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)として制作されている本作は、狼男である主人公ジャック・ラッセルとモンスターハンターたちとの戦いを描くといいます。

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SNS上で「ウェアウルフ・バイ・ナイト」のもっと別の予告も見たいという声にたいして、マイケル・ジアッキーノ監督は短く「Soon!」と返信し、新たな予告が用意されている事を示唆しました。

米国で公開されている本作のあらすじは以下の通りです。

その時、リーダーの死をきっかけに、モンスターハンターの秘密結社が影から現れ、不気味なブラッドストーン・テンプルに集まった。リーダーの死を悼む奇妙で不気味な雰囲気の中、参加者たちは強力な遺物をめぐる謎の死闘に巻き込まれ、ついには危険なモンスターに直面してしまう。

「ウェアウルフ・バイ・ナイト」は「ドクター・ストレンジ」や「スパイダーマン:ホームカミング」シリーズの楽曲を担当したマイケル・ジアッキーノ監督作品で、脚本を「ワンダヴィジョン」のピーター・キャメロンさんと「ホークアイ」のヘザー・クインさんが担当。

主人公の狼男ジャック・ラッセルをガエル・ガルシア・ベルナルさんがが演じる他、ローラ・ドネリーさんがエルサ・ブラッドストーンを演じていると報じられています。

3月には本作にてブレイドが先行デビューするとも報じられていましたが、最近の報告によるとこの計画は見送られたとも言います。同じく登場の噂が報じられていたマンシングはファーストトレーラーの中で姿が確認されています。

ハロウィンスペシャルドラマ「ウェアウルフ・バイ・ナイト」は 2022年10月7日 ディズニープラスで配信予定、ドキュメンタリ「マーベル・スタジオ・アッセンブル:ワーウルフ・バイ・ナイトの裏側」の配信日は未定です。

ドキュメンタリ「Marvel Studios Assembled」の「ワーウルフ・バイ・ナイト」編の準備が進行中

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ワーウルフ・バイ・ナイト」の舞台裏を描くドキュメンタリ番組「マーベル・スタジオ・アッセンブル」が制作中である事が判明しました。海外メディア MovieWeb が報じています。

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現地時間の9月11日、D23 Expo 2022の会場で、Marvel Studios Unscripted Content チームによるプレゼンが行われ、ジェフ・レドモンドさんとローレン・ゴラルスキーさんがアッセンブルプロジェクトに取り組んでいる事を明らかにしました。

この中にはマイケル・ジアッキーノ監督が幼い頃に撮影した8mmフィルム映画もほんの少し含まれていると言います。

マイケル・ジアッキーノさんはマーベル作品で監督を務めるのは今作が始めてですが、「ドクター・ストレンジ」や「スパイダーマン:ホームカミング」シリーズなどの作曲を手掛け、マーベル以外でも「リメンバー・ミー」、「ジュラシック・ワールド」、「スター・トレック」、「ジョジョラビット」、「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」などの作曲も担当し、受賞されています。

監督業も未経験というわけではなく、2018年のショートフィルム「モンスターチャレンジ」では監督、脚本、音楽を担当しました。日本の架空のバラエティ番組を風刺したこの作品にはベネディクト・ウォンさんやパットン・オズワルトさんなど、マーベル実写作品ではお馴染みの顔も登場しています。

なお、「モンスターチャレンジ」は監督の厚意によりYoutubeで無料配信されています。

ドキュメンタリ「マーベル・スタジオ・アッセンブル:ワーウルフ・バイ・ナイトの裏側」の配信日は未定です。

ソース:Werewolf by Night BTS Documentary Will Show Michael Giacchino’s Passion for Directing

ドラマ「ワーウルフ・バイ・ナイト」の脚本は「ワンダヴィジョン」、「ムーンナイト」、「ホークアイ」の脚本家が担当

ディズニープラスで配信予定のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のハロウィンスペシャルドラマ「ワーウルフ・バイ・ナイト」の脚本を「ワンダヴィジョン」のピーター・キャメロンさんと「ホークアイ」のヘザー・クインさんが担当している事が判明しました。

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D23 Expo 2022 で本作の映像が公開されて以降、マイケル・ジアッキーノ監督の喜びのツイートを引用しつつ、キャメロンさんはヘザー・クインさんと共に本作の脚本を担当した事を明かしました。

約1年前の段階でピーター・キャメロンさんは9つのMCUプロジェクトに参加していると報じられ、その一つが「ムーンナイト」であり、さらに別の一つが「アガサ:カヴン・オブ・カオス」である可能性が報じられています。

キャメロンさんは「ワンダヴィジョン」の5話「問題エピソード」と6話「ハロウィーンの不気味な夜に」を担当しており、狼男を主人公とした「ワーウルフ・バイ・ナイト」とはある種の関連もあると言えそうです。

本作はマイケル・ジアッキーノ監督のもと、主演のガエル・ガルシア・ベルナルさんがワーウルフのジャック・ラッセルを演じます。また、ローラ・ドネリーさんがエルサ・ブラッドストーンを演じていると報じられています。

ハロウィンスペシャルドラマ「ワーウルフ・バイ・ナイト」は 2022年10月7日 米ディズニープラスで配信予定です。

ドラマ「ワーウルフ・バイ・ナイト」の米ランディングページが発掘され、あらすじが判明

米ディズニープラスのサイト内にMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のハロウィンススペシャルドラマ「ワーウルフ・バイ・ナイト」のランディングページが発見され、そこから本作のあらすじなども判明しました。

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Redditに投稿されたページのスクリーンショットは以下のようなもの。

©MARVEL,Disney

ここに掲載されているあらすじによると、「その時、リーダーの死をきっかけに、モンスターハンターの秘密結社が影から現れ、不気味なブラッドストーン・テンプルに集まった。リーダーの死を悼む奇妙で不気味な雰囲気の中、参加者たちは強力な遺物をめぐる謎の死闘に巻き込まれ、ついには危険なモンスターに直面してしまう。」となっています。

米予告のキャプションをオンにするとユリシーズという人物が登場している事もわかり、コミックのモンスターハンターであるユリシーズ・ブラッドストーンが登場し、彼の死後、ブラッドジェムを巡る争いが起こると想像されます。コミックでは娘のエルサに引き継がれるブラッドジェムですが、MCU版ではどうなっていくのでしょうか。

以前にはローラ・ドネリーさんがエルサ・ブラッドストーンを演じていると報じられましたが、実際にそうなっているのでしょうか?

なお、ジャンルがコメディ、動画時間が1分に設定されているのは単に未設定なだけだと考えられています。

ケヴィン・ファイギ社長は本作について「少し暗くて、少し怖い、でも楽しい」作品だとコメントしています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-moon-knight-tease-were-wolf-by-night/”]

ハロウィンスペシャルドラマ「ワーウルフ・バイ・ナイト」は 2022年10月7日 米ディズニープラスで配信予定です。