海外ファンが「ワンダヴィジョン」と「ロキ」の奇妙な繋がりを発見し話題に

ディズニープラスで配信中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ワンダヴィジョン」と「ロキ」に奇妙な繋がりがあることを海外ファンが指摘し、話題となっています。その奇妙な繋がりとは「ワンダヴィジョン」最終話と「ロキ」最終話を同時に再生することで発覚したようです。

すでにそのシンクロ動画も作成されているので、同時再生が難しいよという方はこちらを参考にしてみてください。

それぞれの最終話を再生してから27分頃から、ワンダはスカーレットウィッチへと覚醒し、カオスパワーが収束しきった28分頃に、在り続ける者は「たった今越えたぞ、境界線を」と語るのです。

「ワンダヴィジョン」は2023年の地球でのイベントであり、「ロキ」は時の終わりという時間の概念が不明な場所でのイベントです。これを同時に起きた、と言えるのかはわかりませんが、なんとも奇妙な一致となっています。

コミックのスカーレットウィッチはネクサスビーイングに分類され、分岐を作りかねない生命体としてTVAに監視されている、というエピソードがあります。

MCUでもワンダがマルチバースの扉を開いてしまうだろうと言われていましたが、「ワンダヴィジョン」内でそういう描写は特になく、次回登場作の「ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス」で何かが起こるものと考えられていました。

この奇妙な時間の一致がマーベル・スタジオによって仕組まれたものかどうかは不明ですが、ワンダがMCUに混沌をもたらすといったファンの予想はやはり間違っていないのかもしれません。

ドラマ「ワンダヴィジョン」シーズン1、「ロキ」シーズン1はディズニープラスにて全話配信中です。

ソース:Marvel made the finales of ‘Loki’ and ‘WandaVision’ sync up perfectly, and we almost missed it

ワンダ役エリザベス・オルセンさん、「ヤングアベンジャーズの計画はまだないと思う」と明かす

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ワンダヴィジョン」で登場したワンダとヴィジョンの双子の息子達ビリーとトミーを皮切りに、MCUのフェーズ4ではコミックのヤングアベンジャーズのキャラクターがいくらか登場し始めています。そんな中、ニューヨーク・フィルム・アカデミーとのバーチャルQ&Aセッションで、エリザベス・オルセンさんは、ワンダの息子たちがヤングアベンジャーズにつながる可能性があるかどうかについて言及しました。

その中でオルセンさんは「私にはわからないわ。実際、ケヴィン・ファイギに聞いても、正直にわからないと言うと思います。」と述べています。

「彼らは本当に一度に一つのフェーズを計画し、それが完了した後、次のフェーズに移るのです。私の視点では、ヤングアベンジャーズの可能性はあると思いますが、彼らはまだそのための本当の計画を持っていないと思います。でも、彼らはすべての選択肢をオープンにしています。」と明かしました。

フェーズ4では既に「ワンダヴィジョン」でビリーとトミー、「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」でエリ・ブラッドリー、「ロキ」でキッド・ロキといったコミックのキャラクターが紹介され、今後公開される作品でも「ホークアイ」でケイト・ビショップが、「ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス」でアメリカ・チャベスが、「アントマン&ワスプ:クアントゥマニア」でキャシー・ラングがヒーローデビューする事が分かっています。

また、コミックではヤングアベンジャーズのメンバーではありませんが、ミズ・マーベルやアイアンハートなど10代ヒーローが今後のデビューを控えています。

一時期は「アントマン&ワスプ:クアントゥマニア」でヤングアベンジャーズがお披露目されると言った噂もありましたが、エリザベス・オルセンさんの予想どおりであればヤングアベンジャーズのデビューは早くてフェーズ5、もしくはそれ以降という事になりそうでしょうか。

ドラマ「ワンダヴィジョン」シーズン1はディズニープラスで全話配信中です。

ソース:Elizabeth Olsen Says Marvel Studios Doesn’t Yet Have a “Real Plan” for Young Avengers

ドラマ「ワンダヴィジョン」のパイロット版脚本が公開

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ワンダヴィジョン」のパイロット版の脚本(pdfファイル)が海外メディア Deadline から公開されています。昨今では制作形態や放送形態の多様化により、パイロット版が減りつつ有るとされているハリウッド界隈ですが、今回公開された脚本は今年のエミー賞のために提出されたものだとの事です。

ファンにとっては残念なことに、「ワンダヴィジョン」は1シーズン限りのシリーズであり、シーズン2の可能性がない事が監督らの口から明かされています。ただし、マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長はワンダとヴィジョンの物語はまだ続くとも話しており、映画「ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス」の後にもワンダとヴィジョンの何かしらの計画が有ることを示唆していました。

ドラマ「ワンダヴィジョン」シーズン1はディズニープラスにて全話配信中です。

ソース:It Starts On The Page: Read Jac Schaeffer’s Pilot Script For ‘WandaVision’

ドラマ「ワンダヴィジョン」のポストクレジットシーンが更新されている事が報じられる【比較動画有】

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ワンダヴィジョン」の最終話に挿入されていたポストクレジットシーンが、配信当初のものより更新されていることが判明しました。海外掲示板 Reddit のユーザー ANotCoolGuy 氏が指摘したもので、更新後のものだけを見てもわかりにくいですが、比較するとその違いは明らかなようです。

具体的にはワンダの家の周辺にCGIによる植樹がなされており、配信が始まった当初では殺風景だったものが改善されているようです。

この変更について公式なアナウンスはありませんが、海外ファンの間ではこの場所が今後のMCUで再登場する可能性が指摘されています。可能性が高いとされているのは映画「ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス」で、映画での再登場にあわせてアップデートしたのではないかと噂になっています。

また、クレジットにも少し変更があり、当初は表記されていなかったマイケル・ジアッチーノさんの名前が記載されるようになりました。ジアッチーノさんは「ドクター・ストレンジ」の作曲家で、このポストクレジットシーンに挿入されていたドクター・ストレンジのメインテーマ曲(のアレンジバージョン)に対するクレジットだと考えられます。

ドラマ「ワンダヴィジョン」シーズン1はディズニープラスで全話配信中です。

ソース:Disney Has Changed WandaVision’s Post-Credits Scene on Disney+

「ブラックウィドウ」スカーレット・ヨハンソンさんが「ワンダヴィジョン」のエリザベス・オルセンさんを絶賛

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブラックウィドウ」で主演を務めるスカーレット・ヨハンソンさんが、海外メディア SiriusXM との対談中に、MCUでスカーレット・ウィッチ/ワンダ・マキシモフを演じるエリザベス・オルセンさんを絶賛し、今後のMCUに与える影響について語りました。

MCUが始まった頃を振り返り、女性が少なかった事についてヨハンソンさんは以下のようにコメントしました。

コビー(マリア・ヒル役)がいたので、基本的には私たち2人が砦を守っていたんです。リジー(エリザベス・オルセン)が入ったことで、かなりバランスが良くなりました。今では、さらに女性が増えて、ようやく追いついたという感じです。

そして、そのエリザベス・オルセンさんへの賛辞も述べています。

リジーは素晴らしいわ。彼女はとても面白くて、一風変わったユーモアのセンスを持っています。彼女は完全なプロです。彼女は完璧に溶け込んでいて、ただ一緒にいて、話して、そして仕事に持ち込むことができるんです。
彼女がやっていたことは、肉体的にもとてもハードでした。私は彼女と仕事をしたことがありますが、彼女が何もないところから作り出していることに驚きました。彼女は全体的な身体性を作り出していて、彼女のキャラクターにはとても官能的なものがあります。彼女はとても情熱的です。これには驚きましたし、自分が恥ずかしくなりました。この神秘的で美しいものは、女性らしい強いエネルギーを持っていたのです。それはとても必要なことでした。

スカーレット・ヨハンソンさんは2010年公開の「アイアンマン2」からブラックウィドウ/ナターシャ・ロマノフ役を演じており、2012年公開の「アベンジャーズ」では初期メンバー6人のうち、唯一の女性ヒーローでした。

2013年の「アイアンマン3」でペッパー・ポッツがエクストリミスの力で活躍もしましたが、本格的なヒーローデビューは見送られました。また、2014年には「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」でガモーラやネビュラが登場しましたが、ガーディアンズがクロスオーバー作品になるのはもう少し後の事であり、他のMCU俳優さんたちと一緒に仕事をする機会がありませんでした。

そして、2015年の「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」でワンダがデビューし、続けて2016年の「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」でも活躍し、存在感をアピールするようになりました。

MCUのフェーズ4が始まる予定だった2020年は新型コロナウィルスの感染拡大の影響でスケジュールが大幅に調整され、本来は映画「ブラックウィドウ」で始まる予定でしたが、2021年のドラマ「ワンダヴィジョン」がフェーズ4の先陣を切る事に。MCU初のドラマシリーズということで不安視される部分もありましたが大成功を収めました。

MCUのワンダはナターシャに続くベテランの位置にあり、ヒーローとしての能力的にも強力で、次世代のアベンジャーズの中核を担うはずの人物の一人でもあります。

当初に比べてキャラクターの男女比のバランスも良くなり、見た目や出自、性格なども多様化してきていますが、そのほとんどは元々マーベル・コミックスで描かれていたもので、80年を超える歴史の賜物と言えるかもしれません。

映画「ブラックウィドウ」は 2021年7月8日 劇場先行公開、2021年7月9日 より ディズニープラスでのプレミアアクセス公開です。

ソース:Scarlett Johansson Offers High Praise For WandaVision’s Elizabeth Olsen

ディズニープラスの「This Is Me:Pride Celebration Spectacular」でドラマ「ワンダヴィジョン」の曲が登場

ディズニープラスの「This Is Me:Pride Celebration Spectacular」で、ドラッグパフォーマーのジャッキー・コックスさんがMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ワンダヴィジョン」に挿入されたアガサ・ハークネスの「Agatha All Along」を歌う事が報じられました。

「This Is Me:Pride Celebration Spectacular」バーチャルコンサートはLGBTQ +の声を祝うもので、何年にもわたるさまざまな映画やシリーズからディズニーの象徴的な曲のいくつかを演奏する無数のエンターテイナーが出演。この番組のホスト、パフォーマー、ディレクター、プロデューサーは主にLGBTQ +コミュニティのメンバーで構成されており、コンサートはディズニー・ミュージック・グループとディズニー・プライド・エンプロイー・リソース・グループとのパートナーシップで制作されました。

スペシャルの予告編が最近YouTubeにアップロードされています。

バーチャルコンサート「This Is Me:Pride Celebration Spectacular」は現地時間の6月27日配信予定で、日本での配信は未定です。

ソース:WandaVision: Agatha Will Have a Solo in Disney+ Pride Celebration

ドラマ「ワンダヴィジョン」の初期コンセプトアートが公開

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ワンダヴィジョン」で未使用に終わったコンセプトアートが公開されました。マーベル・スタジオのヴィジュアル開発スーパーバイザーのジャクソン・ジィーさんが自身のTwitterにて公開しています。

投稿には「初期のプリプロダクションで行われたWandaVisionキーフレーム。これは、HEXの概念を説明するためのもので、ワンダの世界に足を踏み入れたときに物事がどのように移行および変化するかを示しています。」とコメントを添えています。

左側はHEXの外側を描いてあり、軍人(S.W.O.R.D.のエージェント?)がHEX内に入る事でパレードへと変貌する様子を表現しています。また、子どもたちが大勢描かれている様子から、初期のプロットではウェストビューの子供は人質にはされていなかった事が伺えます。

ドラマ「ワンダヴィジョン」シーズン1はディズニープラスで全話配信中です。

MCUドラマ「ワンダヴィジョン」や「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」のデジタルディスクの発売予定はないと海外で報じられる

ディズニープラスで配信中のドラマ「ワンダヴィジョン」や「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」のデジタルディスク版の発売計画がないことが報じられました。海外メディア TVLine のマット・ミトヴィッチ氏はMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ作品のBlu-ray化について質問され、予定が無いことを明かしました。

インタビューの中でミトヴィッチ氏は「特に物理的なメディアが好きな人には興味深い質問ですね。残念ながら、今のところ発売予定はないと聞いています。しかし、絶対にないとは言い切れません!」と述べました。

マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長は2021年1月のインタビューでディスク版について尋ねられた際に「良い質問ですね。私も答えを探しているところであり、知らないんです。」と回答していました。

ディスク版をどうするかは親会社であるディズニーの裁量になりそうですが、今の所はハリウッドの中でもMCUのディズニープラスシリーズのディスク版発売の話は出ていないようです。同じくディズニープラスシリーズであり、「ワンダヴィジョン」も早くに配信がスタートしたスター・ウォーズのドラマ「マンダロリアン」も現在シーズン2まで配信されていますが、ディスク版は発売されていません。

ディズニーは当然の事ながらNetflixなどの競合他社と戦うためにディズニープラス独占作品は大きな武器であり、当分の間ディスク版の登場の可能性は低いのかもしれません。

ソース:Marvel Reportedly Has No Plans for WandaVision and The Falcon and the Winter Soldier Blu-Ray Releases

ドラマ「ワンダヴィジョン」のアガサ役キャスリン・ハーンさん、MCUに戻りたいがまだ何も聞いていないと明かす

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ワンダヴィジョン」に登場したアガサ・ハークネスを演じたキャスリン・ハーンさんが、Gold Derby とのインタビューの中で再演の意欲について質問され、「もちろん戻って来たいわ」と述べ、「でもまだマーベル・スタジオからは何も聞いていない」と述べました。

ハーンさんは動画の中で以下のように語りました。

脚本家のジャック・シェイファーをはじめ、みんなが “これは一回限りのものだ “とはっきり言っていました。シーズン・フィナーレはシーズン・フィナーレであり、シーズン・フィナーレとして書かれていますが、これはとても素晴らしく、全体としてとても満足しています。

また、ハーンさんは、もしこの役に戻るとしたら、アガサのどのような部分を追求したいかと聞かれ、次のように答えています。

アガサの最大の魅力は、多くのことを見てきた “何世紀も前の魔女 “であることです。コミックの中で、彼女はさまざまな世界に触れています。この数世紀の間に、彼女が出会ったさまざまな人々や存在があります。

以前にニューヨーク・タイムズとのインタビューでもアガサには休息が必要だと話す一方で、再演にも意欲を示していたキャスリン・ハーンさんですが、キャラクターの過去に焦点をあて、コミックとは異なる立場になった経緯を明らかにしたい事を明かしました。

「ワンダヴィジョン」はリミテッドシリーズである事が、ここ最近制作陣によって明かされていますが、それとは別にスカーレット・ウィッチ/ワンダ・マキシモフの物語は次の登場が明かされている映画「ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス」以降も続くとマーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長が明かしています。

今の所、ストレンジの続編にアガサが登場すると言った噂は耳にしませんが、ワンダの次の登場作品でアガサが登場する余地は充分にあると考えられています。また、アガサのソロ作品の可能性も否定出来ないぐらいに、彼女の過去には様々な経験があるに違いありません。アガサ再登場の動きがあり次第、また情報をお届けしようと思います。

ドラマ「ワンダヴィジョン」シーズン1はディズニープラスで全話配信中です。

ソース:WandaVision’s Kathryn Hahn Hints How Agatha Harkness Could Return in the MCU

ドラマ「ワンダヴィジョン」シーズン2の可能性についてケヴィン・ファイギ社長が言及 ─ 物語は継続する

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)初のドラマシリーズとしてディズニープラスで配信された「ワンダヴィジョン」は好評を博し、シーズン2を期待するファンも少なくありません。しかし、配信後のインタビューでは監督や脚本家が本作がリミテッドシーズンであるとインタビューでコメントし、先日は主人公ワンダを演じたエリザベス・オルセンさんも同意しました。

オルセンさんは海外メディア Variety とのインタビューの中で、「これは間違いなくリミテッドシリーズです。私はそう言いますが、わかりません。マーベルでは、絶対にノーとは言えません。人は死ぬの?わかるでしょ?」とコメントしました。

「ワンダヴィジョン」の最終話が配信されてから数ヶ月、監督や主演がシーズン2の可能性がないと示唆する中、マーベル・スタジオのボス、ケヴィン・ファイギ氏が今回「ワンダヴィジョン」の将来について言及しました。

PaleyFestのバーチャルパネルで観客とQ&Aセッションを行っていたファイギ社長は、「ワンダヴィジョン」がシーズン2まで続くのか、それともシリーズは何か別のものに進化するのかという質問を受け、次のように述べました。

ワンダ・マキシモフとヴィジョンのそれぞれの継続的なストーリーについて、その進化には賛成ですが、おそらく、そして必然的に様々な形で登場することになるでしょう。

「ワンダヴィジョン」のシーズン2に対してあるともないとも明言せずに、しかし、ワンダとヴィジョンの物語はまだ終わっていない事を明らかにしました。

今の所ワンダは映画「ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス」に登場することが発表されていますが、ヴィジョンについては不明で、ヴィジョンを演じるポール・ベタニーさんはマーベル・スタジオとの今後の契約をしていない事を明かしています。

ドラマ「ワンダヴィジョン」シーズン1はディズニープラスで全話配信中です。

ソース:Will WandaVision Get A Season 2? Marvel’s Kevin Feige Responds