ドラマ「ミズ・マーベル」、5話のチェックしておくべきポイントをピックアップ

2022年7月6日配信のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ミズ・マーベル」シーズン1エピソード5「Time and Again(邦題:時を超えた絆)」のイースターエッグを中心に原作設定や今後の予想、考察などをご紹介。

※この先はシリーズのネタバレ、および今後の物語のネタバレの可能性が含まれています。ネタバレが嫌な方はご遠慮ください。

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インド・パキスタン分離独立

4話のラストでカマラ・カーンがタイムスリップした1947年。この年の8月14日と15日にかけて行われたインド・パキスタン分離独立のニュース映像が流れ、アナウンサーはこれが血に塗れていると紹介します。

1947年はマーベルの時系列でいうと映画「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」の少しあとで、ドラマ「エージェント・カーター」のシーズン2の舞台の頃にあたります。

ニュースはこの騒乱を理解するには発端となった1942年まで遡る必要があるといい、映像は史実からフィクションへと切り替わっていきます。

1942年はここでのニュース映像にも登場しているインド国民会議派のガンディーやネルーといった人たちが、反英闘争を開始した年。ここからスタートして5年後に独立を果たしますが、途中には日本政府と旧日本軍も大きく関わっています。ここですべてを紹介する事は出来ないため、興味のある方は以下の参考リンクなどをご参照ください。

 

カメラがカマラの曾祖母アイシャに切り替わると、3話の冒頭シーンでバングルを見つけたあと、ナジマ達と離れ離れになり、イギリス兵に追われていた事がわかります。追手を投げナイフで黙らせた所でミズ・マーベルのタイトルロゴがウルドゥー語やヒンディー語など様々な言語で表示されます。

この中のひとつは今回のエピソードで登場するカマラの曽祖父にあたるハサンが提出したと思われる定住カードが表示され、妻と子供がいる事が表記されています。

©MARVEL,Disney

この書類のインデックスは0012になっており、コミック「ミズ・マーベル #12」でカラチに向かうエピソードが描かれていた事を参照しているようです。

曾祖母アイシャと曽祖父ハサン

イギリスからの独立を目指すスピーチをするのはハサン・カーン。演じているのはカラチ生まれの俳優・歌手として活動しているファワード・カーンさん。奇しくも同じ名字です。

イギリス兵に追われていたアイシャは警戒心丸出しで愛想が悪く、お世辞にもいい出会いではありませんでしたが、日が沈み、お腹も減った所でハサンの厚意に甘えることにするアイシャでした。

ここで登場するパラタは昨今日本でも市場に出てきている食べ物。パイ生地とパンあるいはナンの間と表現される事が多く、ギー(バターオイル)が塗り込まれているため風味がたっぷりの食べ物です。

「出来立てのパラタの匂いにそそられないなんて、本当にこの世界の人間なのか」と鋭い突っ込みをするハサンを前に、無言で手を伸ばすアイシャでした。

求めるものは自ずとやってくる

「君を見ると大好きな詩を思い出す」とハサンが詩を読み上げると、その一節には「求めるものは自ずとやってくる」という言葉。これは前回のエピソードでレッドダガーズのワリードがカマラのバングルに彫られていると言っていた言葉です。

その後、「気が変わった」というアイシャとハサンは愛し合い、カマラの祖母サナが生まれ、1947年の分離独立のときが迫ります。

ナジマとの再会

とある夜、ナジマがアイシャの家を来訪し、「計画通り一緒に故郷(ヌールディメンション)に帰ろう」と迫ります。「バングルは安全な場所に隠した」と嘘をつくも「明日の日没までに取ってきて、みんなで帰ろう」という流れに。

ワリードの説明では、バングルを使ってヌールディメンションに帰るためには、この世界が消えてしまうとの事でした。アイシャもこの事を知っていたのか、この世界で愛するものを手にしてしまったアイシャは「私はいいから先に帰って」とバングルを渡すわけにはいかなくなりました。

サナを救った星

「突然星が現れて父の腕の中に戻してくれた」とこれまでのエピソードの中で明かされていたサナの物語ですが、サナを救ったのはカマラ自身でした。カマラのパワーで作り出された足場が砕けた残骸が星のようにキラキラと舞い、サナを父の元へと届けたのでした。

4話はカラチの周辺で展開されていましたが、この駅はカラチに向かう列車が出発する駅なので、地図的にもある程度離れた距離から呼び出された事になります。

分離独立を描いたミズ・マーベル

4話と5話の撮影を担当したシャーミーン・オベイド=チノイ監督はカラチ出身の監督で、東南アジアで撮影されたこのエピソードは「西洋人が知らないことに触れていく」と配信前の制作陣インタビューにて語られていました。

また、ハリウッド作品として初めて分離独立を正しく描いたものとし、パキスタンではディズニープラスシリーズで世界初となる劇場上映が行われています。

ヴェール

過去から戻ったカマラの眼前にはヌールのヴェールが開いていました。ワリードが説明していたヌールディメンションとこの世界を隔てている存在です。

ヴェールを見たクランデスティンのファリハが「これで故郷に帰れる」と手を伸ばすと光に触れた瞬間にファリハは黒く結晶化し、次の瞬間には白骨となりました。

ドラマ「エージェント・オブ・シールド」においてインヒューマンがテリジェンミストを浴びた際にも黒くなり、選ばれたものは能力が覚醒し、選ばれなかったものは砕けていたのと似た描写になっています。

これを見てもひるむことなく、「私なら通れる」とチャレンジしようとするナジマ。しかしカマラの呼びかけが功を奏し、帰るのを諦め、生命と引き換えにヴェールを閉じました。息子カムランを見捨ててきたナジマでしたが、アイシャがサナを愛していたように、この瀬戸際で息子のために世界を残すほうを選んだという事でしょうか。

そしてヌールがカムランの元へと届き、コミックのカムランのようなカラーの結晶をまとう様子が描かれています。

それぞれの絆

ムニーバとサナが登場し、修羅場の最後を目撃してしまった母は「あなたがライト・ガールだったの?」と困惑しています。カマラのヒーロー姿の通称はナイト・ライトですが間違って覚えている様子。

サナはカマラの力を見ても「あの時助けてくれた!?」とはなりません。時が経ちすぎたのでしょうか。

そしてカマラはカリームから赤いスカーフを受け取り、ムニーバが拾った壊れたネックレスがコミックのミズ・マーベルのシンボルマークになっていた事から、ようやく正式なコスチュームの要素が揃いました。アベンジャー・コン用のハルクの衣装を作ってくれたように、ムニーバが作ってくれるのか次回に期待です。

©MARVEL,Disney

サナの邸宅に戻った三人は昔のアルバムを見ながら、サナはムニーバが「ブルース・スプリングフィールド」の追っかけだったと話していますが、これは「ブルース・スプリングスティーン」と勘違いしているのでしょうか。

ブルース・スプリングスティーンさんは2021年に全米で最も収入を上げたミュージシャンとなっており、5億9000万ドル(約670億円)の収入でその大半は原盤権と音楽出版権の売却によるものと報じられていました。

ムニーバは自分がナイト・ライトをライト・ガールと間違えて覚えていることを棚にあげつつ、そもそも追っかけしていたのは「ボン・ジョヴィ」だとサナが二重の間違いをしている事を突っ込みます。結局のところ、どこの国でも母親はこういう間違いをするようです。

祖母と母、そして母とカマラというそれぞれの母娘はアイシャとバングルのお陰でようやく分かり合える時を迎えることが出来ました。

カムランとブルーノ

カマラたちが楽しくやっている頃、ダメージコントロールに追われるカムランはブライアンことブルーノが住んでいるサークルQに。二人だけのぎこちない空気に「最初の出会いからやり直そう」とのカムランの提案が功を奏し、ブライアンではなくブルーノだという事がようやく伝わりました。

ブルーノがおばあちゃんの作りおきのラザニアを勧める中、ダメージコントロールのドローンが窓の外に登場。カムランがパワーで撃退するもミサイルが発射され、サークルQが大破して今回のエピソードは終了しました。

超人を制圧するためなのか、かなりの殺傷兵器を装備しているようです。

残された謎

MCUでは映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」やドラマ「ロキ」でタイムトラベルに関する話がありましたが、今回は直球でタイムパラドックスを放り込んできました。サナが父と合流出来たからカマラが生まれているわけですが、その手助けになったのはカマラ自身でした。

そしてクランデスティンはカムランを残してすべて退場し(明確に死亡したか不明な人物もいますが)、ヌールやヌールディメンション、そしてアイシャたちが追放された理由などはほとんどわからず終いでした。

これらに関して詳しそうだったワリードも退場していますが、レッドダガーズには彼らジンに関する資料などがあるのかもしれません。ただし次のエピソードは再びニュージャージーに戻ると考えられ、これらについてレッドダガーズから解説を期待することは出来そうもありません。

また、ナジマたちはカマラをゆっくりと言いくるめてバングルを借りても良かったように感じますが、計画を急いだ理由についてカムランが聞かされている事に期待するしかありません。

そして最も気になるのは、結局のところナジマたちが帰る方法としてこれが正しかったのかということ。2つあるはずの腕輪が1つしか準備出来ていない事が問題なのか、2つあったとしても帰る方法として適切でないのか、真相は不明です。クランデスティンの話だと片方はイギリス軍が持ち去ったとの事で、軍からSSRを経てその後のS.H.I.E.L.D.が「084」として管理していた可能性もあるかもしれません。

「寺院から来た男」は何者で何を知っていたのか、次回で明かされるのか、それとも別の作品に持ち越される謎なのか、来週の最終話には注目となりそうです。しかしそのほとんどは映画「ザ・マーベルズ」や「ミズ・マーベル」シーズン2などに持ち越されるような気配も・・・。

そして、ナキアとの関係修復にも期待されます。


ドラマ「ミズ・マーベル」シーズン1はディズニープラスで配信中、次回、第6話は 2022年7月13日16時 より配信予定です。

ドラマ「シーハルク」のヴィランのファーストルックとなる写真がリーク

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「シーハルク」に出演するジャミーラ・ジャミルさん演じるヴィランの写真がリークされました。ジャミルさんはコミックにも登場するキャラクターのティターニアを演じると過去に報じられています。

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コミックのTitania(ティターニアあるいはタイタニア)ことメアリー・マクファーレンは未熟児として生まれ、コロラド州デンバーに住む、小さく痩せた臆病なティーンエイジャーでした。学校でいじめを受けていた彼女はいつしかスーパーヒーローに憧れ、自分もパワーを手に入れることを想像するようになります。

シークレット・ウォーズの最中にメアリーと唯一の友人であるマーシャはドクター・ドゥームに改造を提案され、二人はすぐに同意。マーシャは全身をプラズマに変換できるボルカーナに、メアリーはコンプレックスだった身体が一転し、大柄でグラマーかつセクシーな体型になり超怪力を得てティターニアと名乗るようになりました。

©MARVEL,Disney

コスチュームの色合いは大人しくなっているようですが、ジャミーラ・ジャミルさんの179cmという高身長は、シーハルクやハルクに匹敵する怪力をもつティターニアを演じるのに説得力を持たせているようです。

また、シーハルクことジェニファー・ウォルターズの新たな写真も公開されています。

ドラマ「シーハルク」は 2022年8月17日 よりディズニープラスで日米同時配信です。

ドラマ「エコー」におけるデアデビルとキングピンの役割が報じられる

現在撮影中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「エコー」への登場が噂されているデアデビルとキングピンですが、彼らの役割について海外スクーパーの The Weekly Planet が自身のYoutube番組内で明かしました。

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ジェームズ・クレメントさんによると、「デアデビルは3つのエピソードで登場し、チャーリー・コックスがこれまでと同じく演じることになります。キングピンは、ドノフリオが演じ、4つのエピソードに登場します。」との事で、ドラマ「ホークアイ」や映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」と同じく引き続きNetflix版の俳優さん達になると言います。

そして二人の物語について「キングピンのストーリーは、彼がニューヨーク市長選に出馬するために構築されています。ホークアイで頭を撃たれたので眼帯をするらしい。デアデビルも赤と黒のスーツに身を包み、ジェシカ・ジョーンズを探すようだ。」と、「エコー」における彼らの役割について語りました。

最後に「彼ら(スタジオ)は(クリステン・)リッターを呼び戻すための土台をここで築いているんだ、それが最も可能性が高い。このシリーズで登場するとは限らないけど。そう、そうなんだ。チャーリー・コックスは『スパイダーマン』で見たけれども、同じ人物なのか、継続性という点ではわからない。もちろん、そうでしょう。しかし、断言は出来ないけど、おそらくアイアンフィストを除いて、いくつかのNetflixのものは、その後の道を歩むことになるようです」とディフェンダーズ・サーガが継続される可能性を指摘しました。

今回報じられた内容のうち、デアデビルのスーツに関しては以前の報道内容とは異なっています。以前はコミック版にも登場する黄色のスーツのデアデビルが登場すると報じられていましたが、計画が変更されたのか、それとも劇中で数パターンのスーツが登場するのでしょうか。

また、ジェシカ・ジョーンズに関してもドラマ「シーハルク」での登場の噂が報じられており、今回の報道が最新情報だとするとジェシカ・ジョーンズ再登場の計画はいくらか延期された可能性があるようです。

ドラマ「エコー」はドラマ「ホークアイ」シーズン1に登場したエコー/マヤ・ロペスを主人公とした作品で、「ホークアイ」ではキングピンに育てられ、マヤの父親を殺したのはローニン(クリント・バートン)だと信じ込まされていました。しかし、ローニンを差し向けたのがキングピンだったという真実を知ったマヤはキングピンのもとを離反し、銃声と共に「ホークアイ」での幕を下ろしていました。

「エコー」の詳細は発表されていませんが、ギャングから足を洗ったマヤがエコーとしてのヒーローデビューを描くと見られています。キャストについても公表はされていませんが、「ホークアイ」でロマンスに発展しそうでしなかったカジを演じたフラ・フィーさんはカジの再演を望んでいます。

ドラマ「エコー」はディズニープラスで配信予定です。

【噂話】マーベル・スタジオは「コーグ」のソロシリーズと「アイ・アム・グルート」2ndシーズンを計画中だと言う

マーベル・スタジオがディズニープラス向けシリーズとしてMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ソー:ラブ&サンダー」に登場するコーグと、「アイ・アム・グルート」のセカンドシーズンを計画していると、海外メディア Chippu が報じました。

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記事によると、「マイティ・ソー/バトルロイヤル」でデビューしたタイカ・ワイティティ監督演じるコーグのソロシリーズが計画されていると言う情報を掴んだとの事。開発は超初期段階でまだまだ変更される可能性が残っているとしています。

また、「アイ・アム・グルート」セカンドシーズンについても同様で、開発は初期段階にあるとのこと。2022年8月10日から配信されるファーストシーズンは1話約10分のチャプターで構成されているとも報じており、ディズニーの「ビッグ・ヒーロー・シックス(邦題:ベイマックス)」のスピンオフアニメ「ベイマックス!(邦題:ベイマックス!)」に似ていると伝えています。

MCUはフェーズ4に入ってシリアスな展開が続いており、コメディキャラクターを拡充する事で緩急をつける狙いなのでしょうか。

映画「ソー:ラブ&サンダー」は 2022年7月8日 公開予定、アニメ「アイ・アム・グルート」は 2022年8月10日 米ディズニープラスで全5話配信です。

ソース:EXCLUSIVO: Marvel planeja série solo do Korg e segunda temporada de I Am Groot no Disney+

ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」でサムの盾に実装されなかった幻の機能が明かされる

先日米国でリリースされた書籍「MARVEL STUDIOS’ THE FALCON & THE WINTER SOLDIER: THE ART OF THE SERIES」の中で、サム・ウィルソンのキャプテン・アメリカがもつ盾の新機能が検討されていた事が明かされました。本書籍の中でコンセプトアーティストのウェスリー・バートさんが、サム・ウィルソンの新しいキャプテン・アメリカのシールドについていくつかの秘密を明かしています。

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バートさんは「ライアン(マーベル・スタジオのビジュアル開発責任者)は、(ビジュアル開発)部門の何人かに、少し時間をとって、サムがシールドを使う新しい方法を考えるように頼みました。技術リムの作品について考えていたとき、私はシールドそのものからあまり注意をそらさないように、しかし、信憑性のある技術追加とあなたがそれを見る前にワカンダのアップグレードを暗示することができるようにシールドに最小限に要素を追加する方法を探していました。」とプランの原点を明かしました。

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さらにディフェンス面を強化するために、「また、シールドを武器として使うだけでなく、シールドの防御的な性質を強調する他の方法も考えてみたいと思いました。(ワカンダの)ボーダー族が使っている様々なシールド技術や青いマントのシールド、そしてワカンダ自体の周りにある大きな遮蔽シールドを、ここでどう実装できるかの出発点としてすぐに思いついたんです。」と語っています。

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これはドラマ「エージェント・オブ・シールド」でコールソンが使用していた盾にも共通するヴィジュアルになっています。(コールソンの場合は義手からエネルギー状のシールドが出現します。)

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そしてシールドはウィングに収納するプランがあった事も明かされました。

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またスーツを納めるスーツケースについても、「プロパティマスター(小道具)のラッセル(・ボビッド)が『ハンドルをケースの中に折り畳めるようにして、デジタルリーダーを付けて、コードを入力しないとハンドルが出てこなかったり、何らかの開け方ができるようにしよう』と言い出したんです。そのコードとハンドルがどのように機能するか、いくつかのバリエーションを考え出しました。それから、表面は同じパネルの内訳にこだわりましたが、翼やコスチュームから多くの要素を取り出して、表面のディテールのデザインにさりげなく統合しました。」と様々なアイデアを取り入れた事を明かしました。

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しかし物語の流れでシールドは常にサム・ウィルソンが所持していたことから、シールドにワカンダの技術が適応される機会はなくなり、これらのアイデアが実装される事はありませんでした。映画「キャプテン・アメリカ4」ではシールドやウィングスーツに新たなワカンダの技術が搭載される事になるのでしょうか?

ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」シーズン1はディズニープラスで配信中です。

ソース:Marvel Almost Gave the New MCU Captain America Shield a Major Upgrade (Photos)

ドラマ「ロキ」シーズン2撮影現場でタキシード姿のロキとメビウスが目撃される

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」シーズン2の撮影が行われているロンドンの現場で、ロキを演じるトム・ヒドルストンさんとメビウスを演じるオーウェン・ウィルソンさんの姿が確認されました。

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先日目撃報告があった映画館との繋がりは不明ですが、前作同様のコンビプレイに期待出来るのでしょうか?

そもそもシーズン1のラストでは別のマルチバースのメビウスとの出会いが紹介されており、今回目撃されたメビウスがどのメビウスかは知る由もありません。撮影は始まったばかりでまだまだ情報はほとんどありませんが、シルヴィやミス・ミニッツのその後についても要注目となりそうです。

ドラマ「ロキ」シーズン1はディズニープラスで配信中、シーズン2の配信時期は未定です。

ディズニープラスがNetflixドラマ「ジェシカ・ジョーンズ」のタイトルを変更

日本のディズニープラスでも配信が始まっているマーベルテレビジョン制作のドラマ「デアデビル」、「ジェシカ・ジョーンズ」、「ルーク・ケイジ」、「アイアン・フィスト」、「パニッシャー」、「ディフェンダーズ」のうち、「ジェシカ・ジョーンズ」の作品名が変更されている事が判明しました。

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日本のディズニープラスのサムネなどは以前のままですが、動画内では以下のように「A.K.A. JESSICA JONES」と変更されています。

©MARVEL,Disney

「A.K.A.」は「As Known As」の略で「通称」、「別名」、「またの名を」といった日本語に該当するもので、もともと「ジェシカ・ジョーンズ」のエピソードタイトルの頭にはすべてAKAが付けられていました。

この変更の理由についてディズニーからの公式発表はありません。マーベル・スタジオがあらためて「ジェシカ・ジョーンズ」を制作するにあたって、以前のバージョンを改題している可能性を指摘する海外メディアもあります。

記事執筆時点では今の所「ジェシカ・ジョーンズ」の動画内だけのロゴが変更されただけに留まっており、サムネ等や「デアデビル」などの他作品は変更されておりません。

ドラマ「A.K.A. ジェシカ・ジョーンズ」は全話ディズニープラスで配信中です。

ドラマ「ミズ・マーベル」、4話のチェックしておくべきポイントをピックアップ

2022年6月29日配信のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ミズ・マーベル」シーズン1エピソード4「Seeing Red(邦題:レッド・ダガーズ)」のイースターエッグを中心に原作設定や今後の予想、考察などをご紹介。

※この先はシリーズのネタバレ、および今後の物語のネタバレの可能性が含まれています。ネタバレが嫌な方はご遠慮ください。

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カラチ

前回のエピソードの最後に言われた通り、祖母サナの待つカラチの街へと飛ぶカマラと母のムニーバ。コミックの「Ms.Marvel #12」でもカラチ旅行をして、レッドダガーと出会うエピソードがありますが、その詳細はまったくの別物です。この号は記事執筆時点現在で無料で公開されています。

コミックでは、カマラは、彼女の憧れであるキャプテン・マーベルと対立したシビル・ウォーのストーリーの出来事の後、カラチに向かいます。スーパーヴィランとの戦いで負傷したブルーノがワカンダの学校で奨学金を取得することを決めたため、カマラもカラチに向かいました。

アメリカでは学期中に家族旅行に行くことは珍しくなく、それが教育目的であると認められればそもそも欠席扱いにもならないそう。

約30時間の飛行機旅のワンシーンでは、カマラが前回のエピソードで兄の結婚式を台無しにした事で喋ってはいけないお仕置きを課せられている事が判明します。しかし、祖母に会いに行くためのこの旅行の間、その措置も解禁されるようです。

ジンナー国際空港に到着して最初に出迎えてくれたのは「チャチャおじさん」の子供たち、つまりいとこにあたるザイナブとオワイス。ザイナブはカマラの事を「相変わらず小さい」といじってきます。

カマラを演じるイマン・ヴェラーニさんの身長はプロフィールによると5′ 6″ (1.68 m)、コミックのカマラは5′4″ (1.63 m)、日本人感覚でいうと十分背が高いように思えます。ちなみに国別男女別の平均身長を調べられるサイト AVG.HEIGHT によるとパキスタン人女性の平均は1.585メートルとなっています。ザイナブの好みの身長に比べて低いという意味かもしれません。

祖母に何があったのか

空港に到着した正確な時間は不明ですが、車に乗って祖母の家についた時にはすっかり明るくなっています。空港からは遠い場所なのでしょうか?出迎えてくれた犬のマグナムはMCUオリジナルの犬です。

サナはカマラに「ジンは単なる遺伝、あなたはどうでもいい事にこだわりすぎる」とカマラに語りかけ、これまでのエピソードで少し紹介されていた分離独立の日に「バングルによって生命が救われた事」、「突然星が現れて父の腕の中に戻してくれた」と明かします。

これまでは星に導かれてという説明がされていましたが、サナの説明では突然星が現れてという言い回しになっているのが気になる所。多くのMCUファンは最近星をよく目にしているわけですが、何か関係があるのでしょうか?

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ナキアとの関係

祖母との話を終え、ベッドに転がったカマラはスマホを確認。しかし、ナキアからのメッセージはありません。

カマラは機内でも謝罪と共に「お願いだから返事して」と送っていますが、3話のラスト以降まったく連絡が取れていないようです。

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ボートクラブでのランチ

アベンジャーコンで買ったと思われるTシャツに着替えたカマラはいとこのザイナブとオワイス、そして母のムニーバと共にランチにお出かけ。しかしジーンズを履いていった事でドレスコードに引っかかり、入店させて貰えませんでした。

劇中では笑い話のようになっていますが、お隣のインドではジーンズを履く女性を嫌う傾向があり、2021年にも17歳の少女がジーンズを履いたことで親族に撲殺される事件(事件の詳細はBBCにて)があったため、服装には気をつけなくてはいけません。

カマラが顔をしかめて食べているのはパニプリ。ヒンディー語で聞いても英語で聞いてもパーニープーリーと聞こえますが、日本語ではなぜかパニプリ。

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カマラの指先にあるボール状のものがプーリーで小麦粉を揚げたもの。ジャガイモ、玉ねぎ、ひよこ豆などの具材を入れる場合もありますが、この店のプーリーは生地だけのシンプルなものの様子。

そして奥の器に入っているであろう液体がパーニー。パーニーは水とタマリンドやチリパウダー、チャートマサラなどを混ぜ合わせた液体で、辛いものと甘酸っぱいものの2種類が主流との事。

プーリーにパーニーを注いで一口で食べるあちらでは一般的なスナックで、屋台などで売られています。

カマラが食べたのは辛いタイプのパニプリのようで、辛いものが苦手なのも判明します。

街の案内

食後にザイナブとオワイスが街案内をしてくれますが、歴史の説明もアプリを読み上げているだけのイマドキの若者と言った描写。いとこが「最も古いカラチの住民」が住んでいる建物を紹介した際には、「フロリダ的な?」と歴史ジョークでかえすカマラですが見事にスルーされてしまいます。

北アメリカの先住民族であるネイティブ・アメリカンの祖先が約14000年以上前にアジアからアメリカ大陸にわたったとされ、最初に住み着いたのが現在のフロリダ半島にあたっていると言われている所から来る、カマラの渾身のボケでした。

その後はショッピングを楽しむシーン。500ルピーで赤い服をすすめられ、300に値切ろうとするカマラ。500パキスタン・ルピーは執筆時点のレートで約300円とお求めやすい価格。それに比べると勝手に撮影されて売りつけてくる写真の1500ルピーはなかなかのぼったくり感となっています。

©MARVEL,Disney

なお、写真店の屋台にはおなじみになりつつある無料コミックのQRコードつき。読み取りが上手くいかない方や面倒な方はこちらをクリック。今回はカマラがカラチに旅行にいく「MS. MARVEL (2015) #12」です。

写真を買うことを条件に駅までの道を尋ねるカマラでした。

カラチ駅

有料の道案内にしてはかなりの雑さでしたが、問題なく到着出来たカマラ。ざっと見て回っても特にめぼしいものはなく、ブルーノにもらったマスクを着用して立入禁止区域に侵入。

進んだ先にはアントマンのウォールアートがあり、左下には「You can start small and still be larger than life.(小さくても偉大になれる)」と書かれており、いとこに「相変わらず小さい」をからかわれた事を思い出させます。また、「カラチ × アベンジャーズ シリーズ パート4」とも書かれており、パート3までのアートが気になる所です。

©MARVEL,Disney

この文章にクレジットされているエイドリアン・アルフォナさんは「ミズ・マーベル」のコミックアーティスト。SAIRA HUSSAINさんが何者かは分かりませんでした。

謎の人物との戦い

突然飛んできたダガーをきっかけに始まる戦闘。ヌールで応戦するカマラを見て、少年は「仮面のアメリカ人はみんな超人なのか?」と質問、しかしカマラは「カナダ人かも知れないでしょ」と返しています。カマラを演じるイマン・ヴェラーニさんはカナダ人であり、出会って数分で見極めることが難しいのは間違いありません。

「そのジャンプの仕方、どこで勉強したの?ニンジャ・タートルズ?」、「そっちはドンキーコング?」とお互いの師匠について挑発し合う中、アイシャのバングルのおかげで休戦に。

ニンジャ・タートルズは正式には「ティーンエイジ・ミュータント・ニンジャ・タートルズ」で、ミラージュ・スタジオから1984年に出版されたアメコミで今なおつづくシリーズです。

しかし、このコミックはティーンエイジャーのミュータントたちが登場するマーベルの「ニュー・ミュータンツ」と、忍者集団が登場する「デアデビル」のミックスパロディとして始まっており、敵の忍者がザ・フットと名付けられているのも、デアデビルに登場するザ・ハンドが元ネタになっています。

そのため、MCUにニンジャ・タートルズというコンテンツが存在しているとなるとその元ネタになっているニュー・ミュータンツやデアデビルが昔からあったと認めざるを得なく、ちょっとしたプロットホールと言えそうです。

騒ぎを聞きつけた警備員が迫ると、少年は「Come wuth me if you want to live.」と決めていますが、これはターミネーターの名台詞。1作目ではカイル・リースがサラ・コナーに、2作目ではT-800がサラ・コナーに対して使いました。

「ミズ・マーベル」の日本語吹替では「ターミネーター」と一字一句同じではないため名台詞感はありません。

この年齢でこの名台詞を「一度言ってみたかった」とは彼も相当な映画オタクと考えて良さそうです。

レッドダガーズ

A.B.C.中華料理店へと逃げ込んだ二人。中華料理の店名としては珍しい感じですが、何を意味しているかはちょっとわかりません。ドラマ「エージェント・オブ・シールド」などを制作したABCへのリスペクトなのでしょうか?

厨房の仕掛け扉をくぐると「レッドダガーズへようこそ」と秘密基地へと招待されました。少年の名前はカリーム。

酸辣麺の赤さが気になるカマラに「アメリカ人は中国料理まで漂白(whitewash)すんのか?」と映像作品におけるホワイトウォッシュ問題についてちくり。最近ではアメリカ・チャベスに関してソーチー・ゴメスさんの起用がホワイトウォッシュだと言われた事もありました。

ボスらしき人物ワリードによると、「何百年も前から活動している」との事で、任務は「見えざる者たちから仲間を守る」事。また、クランデスティンは「君が知っているような物語に出てくようなジンとは違う」事も明かされました。

そしてクランデスティンはヌールディメンションの存在であり、ヌールの世界は私たちの世界と繋がっていると説明します。二つの世界は共存しているものの、ヌールのヴェールによって隔てられており、バングルの力でヴェールが破られたらクランデスティンの世界が押し寄せると衝撃の発表。

イメージ的には「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」のインカージョンと似ており、ミズ・マーベルが初戦で背負うリスクとは思えないぐらい大きい話になってきました。

気になるのはカリームやワリードが「ヌールを感じる」という点。ドラゴンボールの気のような概念で、修行などで感じる事ができるようになるのでしょうか?

カリーム

原作ではヴィジランテとして単身活躍するキャラクターでヒーローネームがレッドダガー。ですが、MCU版では組織名であり、組織の戦士の称号となっているようです。

コミックのカリームはカマラの祖母と一緒に暮らしており、カマラは以前から面識がありましたが彼がレッドダガーである事は知らされていませんでした。カリームはいわゆる特殊能力は持っておらず、ストリートレベルのヒーローです。とはいえ、ネットでパルクールをマスターするなど、アスリート超級の身体能力を持っている事は間違いありません。

キャラクターの外観はコミック版と近く、再現度の高いものとなっています。

©MARVEL,Disney

ダメージコントロールの最高レベル警備刑務所

一方その頃、クランデスティンは刑務所に。このタイミングでダメージコントロールに刑務所施設があることが初めて明らかになりました。コミックのダメージコントロールも映画「スパイダーマン:ホームカミング」で紹介されたように物的損害の修復を担当する機関でしたが、MCU版はなにやら業種を拡大している様子です。

今回紹介された刑務所の外観は、ドラマ「シーハルク」のトレーラーに出てきた建物を一致しており、同一の可能性があります。

©MARVEL,Disney

しかし、クランデスティンが捕まったのは東海岸のニュージャージーであり、「シーハルク」の舞台は西海岸のロサンゼルス。刑務所の所在地はどこに設定されているのか今の所謎な部分です。

また、「シーハルク」のトレーラーからこの建物にアボミネーションが収監されている事も予想出来ますが、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」で登場した海中刑務所ラフトでなく、ここに入れられているのも気になる所。

ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」の5話ではドーラミラージュのアヨたちがヘルムート・ジモをラフトに連れて行ったため、あちらもまだ機能しているのは明らかです。新たな刑務所が必要なほどスーパーヴィランが増えているのでしょうか?

そして、最高レベル警備刑務所と紹介されたにも関わらず、その数分後にはクランデスティンが脱獄。彼らが脱獄できるならアボミネーションならもっと簡単に脱獄出来そうなものですが、彼が素直に反省しているのかどうかは「シーハルク」にてチェックです。

ビリヤニ

レッドダガーズの面々とキャンプファイヤーを囲み、ビリヤニをごちそうになるカマラ。

ビリヤニはイスラム教徒の結婚式でお祝いの食事とされているだけではなく、屋台などでも売られており国民食として幅広く愛されています。インドやその周辺国で食べられているスパイスとお肉の炊き込みご飯で、パエリア、松茸ご飯と並ぶ世界三大炊き込みご飯のひとつと称されています。

味付けにもバリエーションがあり、カマラは辛いかどうか警戒し、一口目を口にするまで勇気が必要でした。今回のエピソードは食事シーンが多く、飯テロ回となっています。

母と娘

一日掃除をしている様子のムニーバ。この豪邸なら致し方なしと言った所でしょうか。

大量のトフィーの箱に「なんで?」とサナに尋ねると、「あなたが帰ってきたときのために」と買い込んでいた事、そして帰ってこないせいでそのほとんどを食べてしまった事を明かしましす。

トフィーはバターと砂糖を高温で熱して作るお菓子で、冷めたあと、硬く仕上がるのが特徴です。発祥元であるイギリスやカナダをはじめとした、海外全般で愛されているお菓子です。

アメリカで一緒に暮らさないかと提案するムニーバですが、サナはムニーバが自分から離れていったと主張し、ムニーバはサナが変わり者だったせいで孤立したから変化を求めたと主張。サナは娘と話を分かち合いたかったとし、ムニーバは必要なのは物語ではなく普通の母親だったと、相容れません。残る2話で和解に至るのでしょうか。

ヌールのコントロール

別の日、レッドダガーズの秘密基地にてワリードがカマラにヌールのコントロール方法について説明をしています。これは3話でクランデスティンが説明したのと同じく、カマラの遺伝子とバングルの作用でこの世界でもヌールが操れる模様。

先日500ルピーで買った赤い服を着て練習するカマラに、ワリードは「自分のルーツを忘れるな。ひとりじゃない。」となにやら特別そうな青いベストをプレゼントします。ポスターに描かれたミズ・マーベルのコスチュームに近づいて来ましたがまだ及ばず、今回も最終話までお披露目がない可能性が高まっています。

襲撃

着替えの最中にクランデスティンが天井を破って襲撃してきました。なぜ場所がバレているのかは疑問な所で、ナジマがアイシャの行方を知らなかった事からバングルレーダーのようなものはないと推測出来ます。ヌールを使うだけである程度の位置がバレてしまうのでしょうか?

それと同じくらい気になるのが、脱獄犯が徒党を組んで飛行機で渡航出来てしまった事。彼らの中にテレポーターがいるとも思えませんし、謎が多い展開です。

とにかく謎の不幸が重なって追いかけられるカマラと巻き込まれた形のカリームとワリード。前輪だけで走る「ストッピー」を二人乗りでやるというカリームの凄腕バクテクニックを見せつつも、簡単には逃げられません。車両から放り出されてもヌールで着地の衝撃を抑えるのはキャプテン・アメリカの盾を彷彿とさせます。

路駐の車に乗り込んだ(無免許の)カマラは1話で兄アーミルから教わった「ビスマラー(ビスミッラー)」のおまじないを唱えながら発進。取り囲まれていたカリームを救いますが、窮地を脱するには至らず、クランデスティンの追手が迫ります。ナジマと対面していたワリードがカマラ達を追う敵にダガーを投げつけ二人を救いましたが、その隙を突かれ、命を落としてしまいました。

行き止まりに追い詰められ、ナジマの武器がバングルに当たった瞬間にまたもやヌールにつつまれ、目の前に列車を確認するカマラでしたが、それは単なるヴィジョンではありませんでした。屋根に登れる列車は実体のようであり、アイシャとサナがいたあの日にタイムトラベルしたと思わせて今回のエピソードが終了します。


カマラは駅でアイシャと直接話を出来るのか、大失態をおかしたダメージコントロールが残る2話で再び介入してくるのか、友人や家族との問題も手つかずのまま、次回へ持ち越しとなります。

ドラマ「ミズ・マーベル」シーズン1はディズニープラスで配信中、次回、第5話は 2022年7月6日16時 より配信予定です。

ドラマ「パニッシャー」や「ディフェンダーズ」シリーズのディズニープラス版ポスターが公開

マーベル・テレビジョン制作のドラマ「デアデビル」、「ジェシカ・ジョーンズ」、「ルーク・ケイジ」、「アイアン・フィスト」、「パニッシャー」、「ディフェンダーズ」のディズニープラス版ポスターが公開されました。Netflixで配信されていたこれらのドラマは2022年4月から米国のディズニープラスで配信が始まり、日本でも6月29日より配信が始まっています。

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元々MCUとして制作がスタートしたこれらのドラマはディズニーの事業編成などで作品の継続性がグレーな状態になっていました。現在もこれらがカノンかどうかは明言されていませんが、デアデビルは映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」に、キングピンがドラマ「ホークアイ」に戻ってきたことで、今後少しずつ明らかになっていくと見られています。

ドラマ「デアデビル」、「ジェシカ・ジョーンズ」、「ルーク・ケイジ」、「アイアン・フィスト」、「パニッシャー」、「ディフェンダーズ」はディズニープラスで配信中です。

ドラマ「ムーンナイト」、アーサー・ハロウは死んだと脚本家が答える

ディズニープラスで配信中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ムーンナイト」の脚本を担当したジェレミー・スレーターさんが、海外メディア The Playlist とのインタビューに応じ、その中で本作のヴィラン、アーサー・ハロウは死んでいると語りました。

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物語のラストで登場したジェイク・ロックリーがアーサー・ハロウに引き金を引いた事について、「これは私が書いたものです。繰り返しになりますが、実際に死体は描いていないので、死んだかどうかは分かりません。ジェイクを最後まで登場させなかったのは、マークとスティーヴンの二人の関係だけでは観客に関心を持ってもらうのが難しいと考えていたからです。しかし、3人目を入れるのが早すぎてもただごちゃごちゃになってしまう、観客が大変だと思ったんです。」とスレーターさんは語りました。

続けて、「だから最初から目標は、ジェイクはティザーのために取っておくことにしたんです。ハロー を殺すのはジェイクにするつもりで取り組みました。でも、死体を見せなかったのは、みんながイーサン・ホークをとても愛していて、このプロジェクトで彼と一緒に働くのがとても楽しかったので、万が一に備えて、いくつかのカードを隠し持っているのだと思います。撃ったあと、肉弾戦になったかもしれない。威嚇射撃かもしれない。真相はわかりませんが、私の中では、彼(ハロウ)は死んでいます。しかし、その答えを出すのは次のムーンナイトの物語を作る人なんです。」と、アーサー・ハロウは死んだものとして脚本を用意しつつも、次の脚本家がどちらでも選べるような結末になっている事を明かしました。

本作のモハメド・ディアブ監督は以前のインタビューでハロウの死が曖昧である事を強調し、彼に次の物語が残されている可能性を示唆しています。

現在の所シーズン2の開発が正式に発表されているわけではありませんが、シーズン2にしろ映画化にしろ、次のムーンナイトの物語を担当する脚本家にハロウの未来がかかっているようです。

ドラマ「ムーンナイト」シーズン1はディズニープラスで配信中です。

ソース:‘Moon Knight’: Jeremy Slater On Reality Vs. Hallucinations & Whether Ethan Hawke’s Arthur Harrow Is Dead [Interview]