「マッドマックス:フュリオサ」ジョージ・ミラー監督が「ソー5」制作の可能性に言及

2024年5月31日に日本公開となる映画「Furiosa: A Mad Max Saga」(邦題:マッドマックス:フュリオサ)のメガホンを取ったジョージ・ミラー監督が主演のアニャ・テイラー=ジョイさん、共演のクリス・ヘムズワースさんらと共に海外メディア Comicbook.com とのインタビューに応じた中で、「ソー5」の制作の可能性について言及しました。

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ミラー監督は「ソー5」を撮る可能性について「私はクリスとなら、何でも一緒に仕事をしますよ。」と回答。「彼は本当に素晴らしい俳優です。あらゆるスキルを持っています」と称賛しました。

さらに「身体的にアスレチックでなければなりません。そして、感情的にも知的にもアスレチックでなければなりません。これらの非常に、最終的にはかなり複雑な、役に挑戦するために。ですから、私はすべてのキャスト、特に特に幸運でした。アーニャとクリスの相性が最高でした。」とマッドマックス最新作の魅力についても語りました。

アニャ・テイラー=ジョイさんは2020年に公開された20世紀FOX制作のマーベル映画「ニュー・ミュータンツ」(邦題:ニュー・ミュータント)でチームメンバーのマジック役として出演、印象的な演技を見せていました。

「デッドプール&ウルヴァリン」から「アベンジャーズ」最新映画にかけてFOXのX-MENの何人かが登場すると見られていますが、現状では「ニュー・ミュータンツ」や「ギフテッド」からの再登場の噂は報じられていません。

スタジオが「ソー5」の監督としてジョージ・ミラー監督にオファーする事があれば快諾してくれるようですが、そうなった時に「ソー5」でマジックが再登場する可能性はあるのでしょうか。

ソース:Mad Max Director Addresses Possibly Directing Chris Hemsworth in Thor 5

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【噂話】映画「ソー5」でソーは死ぬ?

マーベル・スタジオが開発中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ソー5」の早い段階でソーが死ぬ可能性があると、海外メディア The Cosmic Circus が報じています。中々の衝撃展開のようにも思えますが、過去作でも言及されているようにアスガルド人にとって死は終わりではありません。

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TCCは「ソー5」の現状のアイデアとして「北欧神話の別の側面を探求すると言うテーマの一つとしてヴァルハラが含まれている」と報じました。

ヴァルハラはアスガルドの戦士の魂が行き着く死者の国であり、「ソー:ラブ&サンダー」で生命を落としたジェーン・フォスターがたどり着き、ヘイムダルと出会うシーンが描かれていました。

ソーがヴァルハラを舞台に冒険するために、映画の冒頭で死ぬ可能性が高い事を記事は指摘しています。そしてこれに関与するのがゼウスの復讐としてけしかけられるハーキュリーズ(ヘラクレス)になると予測しています。

ソーがヴァルハラにたどり着く事ができれば父オーディンや母フリッガとの再会も描かれる可能性がありますが、最近のコミックでは生みの母親であるガイアが存在していることが明らかになりました。この新たな設定がMCUにどのような影響を与えるかは未知数になっています。

また、北欧神話に基づいて描かれる場合、MCU上での真の「ラグナロク」として「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」が設定されると考えることが出来ます。神話上でのラグナロクは宇宙の終焉として描かれていますが、「マイティ・ソー/ラグナロク」(邦題:マイティ・ソー/バトルロイヤル)ではアスガルドの終焉として描かれていました。

5作目でソーが死亡した場合、その後どうなるかという点については、コミックではオーディンが死者蘇生を可能としており、MCUでも真のラグナロクを阻止するためにソーとジェーンを蘇生させてアベンジャーズ映画に合流させる事も十分に有り得そうです。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-thor-love-and-thunder-jane-foster-future-2/”]

「ソー5」の開発はまだまだ初期段階であり、これらはその僅かなアイデアからの推察に過ぎないものです。公開日なども判明しておらず、今後の情報を注意深く見守る必要があります。

ソース:New Discovery in ‘Thor: Love and Thunder’ Ties to The Multiverse Saga

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ギャレス・エドワーズ監督が「ソー5」の噂を否定、でも「MCUは大好き」

「GODZILLA ゴジラ 」「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」「ザ・クリエイター/創造者」などを手掛けたギャレス・エドワーズ監督がマーベル・スタジオのMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ソー5」の監督として検討されているという噂について、監督本人がコメントしました。

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海外メディア BroBible の ポスト クレジット ポッドキャスト に出演した監督は「ソー5」の噂について質問され、次のように回答しました。

「私もその噂を見ました。私はそれを見て、冗談めかしてガールフレンドに送りました。私は彼女にリンクをテキスト メッセージで送り、『こんな方法で知られたくなかった』と伝えました。実際の所、それについては何も聞いたことがありません。本当に…インターネットは素晴らしい場所です。」と、スタジオからのオファーは届いていない事を明らかにしました。

その一方で「私はマーベルが大好きで、私の友人の多くはマーベル映画に携わっています。個人的にはMCUの未来にとても興奮しています。 」 と述べ、「ソー以外の映画やシリーズもすべて大好きなので、見に行きますし、ほとんどはDVD/Blu-rayの棚にあります。でも、私はオリジナルのSFを追求し続けたいと思っています。この答えで満足いくでしょうか?MCUの監督を絶対にしないという意味ではありません。適切な状況であれば、起こりうるでしょう。」と将来的な可能性についてコメントしました。

ソー3作目の「マイティ・ソー/バトルロイヤル」をヒットさせ、4作目の「ソー:ラブ&サンダー」を手掛けたタイカ・ワイティティ監督は5作目のメガホンを取らない理由について「これらの映画の制作に2年半休みなく取り組むのは、非常に骨の折れる作業です。一休みする必要がありました。」と述べ、カズオ・イシグロ氏の小説「クララとお日さま」の実写化に集中したいと語っています。

ソーを演じるクリス・ヘムズワースさんは2022年のインタビューで5作目について「トーンも何もかもを変えたバージョン」にしなければならないとコメントしており、スタジオはそれらの意見を汲み取った新たな監督を探している最中だと見られています。

映画「ソー:ラブ&サンダー」はディズニープラスで配信中です。

ソース:‘The Creator’ Director Gareth Edwards Addresses Rumors He’s Being Eyed For ‘Thor 5’ (Exclusive)

【噂話】「ソー5」はより暗いトーンに、「ローグ・ワン」のギャレス・エドワーズ監督が候補

マーベル・スタジオが開発中とされるMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ソー5」の監督として、「GODZILLA ゴジラ 」「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」「ザ・クリエイター/創造者」などを手掛けたギャレス・エドワーズさんが候補になっていると、海外スクーパーのダニエル・リヒトマン氏が報じています。

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氏は「マーベル・スタジオは、ソー映画過去2作と比べて『THOR 5』をより暗いトーンにすることを望んでいる」として、監督候補としてギャレス・エドワーズさんを検討中だと伝えています。

ソーの映画の1作目及び2作目は「キャプテン・アメリカ」シリーズや「アイアンマン」シリーズに比べて勢いがなく、3作目「ラグナロク」(邦題:バトルロイヤル)で新進気鋭のタイカ・ワイティティ監督が抜擢され大ヒット。

監督はその後「ジョジョ・ラビット」でアカデミー賞で6つの賞を受賞し、「ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結」や「フリー・ガイ」などもヒットしました。

しかし満を持して登場した「ラグナロク」に続く4作目「ソー:ラブ&サンダー」は市場の期待に応えることが出来ず、監督は5作目のアイデアがあるとしつつも関与しない事を明らかにしていました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-thor-5-chris-hemsworth-meeting/”]

ソーを演じるクリス・ヘムズワースさんは2022年のインタビューで5作目について「トーンも何もかもを変えたバージョン」にしなければならないとコメントしており、スタジオはその意見を汲み取った新たな監督を探している最中だと見られています。

ギャレス・エドワーズ監督はあくまで候補の一人であり、今後また続報があり次第お知らせする事となります。

映画「ソー:ラブ&サンダー」はディズニープラスで配信中です。

映画「ソー5」、クリス・ヘムズワースさんが既に話し合い中だとワイティティ監督が認める

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ソー:ラブ&サンダー」では5作目の存在が予告されていましたが、先日、関与しないと発言していたタイカ・ワイティティ監督が、この企画が実際に動いている事を認めています。

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海外メディア Inverse とのインタビューで、「ソー5」に自身が関与していない事をあらためて明言しつつも、「クリス・ヘムズワースとマーベルが交渉中だ」と制作が動き出している事を明らかにしました。

ワイティティ監督は5作目のメガホンを取らない理由について「これらの映画の制作に2年半休みなく取り組むのは、非常に骨の折れる作業です。一休みする必要がありました。」と述べ、カズオ・イシグロ氏の小説「クララとお日さま」の実写化に集中したいと語っています。

「この物語は私が少し前からやりたいと思っていたものです。だから私はそこに集中したいのです。それから、その他の未処理の仕事もすべて抱えています。」

監督はもうひとつ、大友克洋氏の1988年の傑作アニメ「アキラ」の実写版を抱えています。小説家チャールズ・ユー氏が執筆している実写バージョンは、単に象徴的な映画を焼き直しているのではなく、大友氏の漫画を翻案していると、監督は強調します。

「もちろん、この映画を気に入った人は本も読んでいることを確認したいと思います。なぜなら、本には映画よりもたくさんの内容があるからです、そして、一部の人々は映画を非常に神格化していますが、それは本とはまったく同じではありません。だから私たちは原作本からたくさんのことを引き出しています。」

さらに「ソー5」に関与しないと語る一方で、雷神にはいつも愛情があるとする監督は「ソー6」や「ソー7」での復帰の可能性は否定しないと言いつつも、「それがいつになるかは分かりません」とコメントしました。

2022年の発表では「アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ」の前に3本の無題の映画の公開が予告されていましたが、そこに「ソー5」が入りこむ事になるのか、今後の正式発表には注目となっています。

映画「ソー:ラブ&サンダー」はディズニープラスで配信中です。

ソース:Taika Waititi Confirms He’s Not Directing Thor 5 — But Chris Hemsworth is in Talks for Return

タイカ・ワイティティ監督が映画「ソー5」に関与しないと明かす

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「マイティ・ソー/バトルロイヤル」、「ソー:ラブ&サンダー」のタイカ・ワイティティ監督が、海外メディア Buisiness Insider とのインタビューの中で、次回作「ソー5」に関与していない事を明らかにしました。

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監督は「私が関与しないことはわかっています。契約を結んだ他の映画に集中するつもりです」と、噂の最新作の制作に参加しない事を認めました。

また、過去2作を振り返って「もう6、7年が経ったということですね。次の『マイティ・ソー』はそれよりずっと早いと思います。でも、私はマーベルが大好きですし、マーベルと一緒に仕事をするのが大好きです。クリスが大好きです。」と発言。

「私は彼らが私をだましているとは決して感じません。私たちはオープンな関係にあります。彼らが他の人に会いたいなら、私はそれを喜んでいます。私はいつかまた彼らと一緒にベッドに戻りたいと思っています。」とジョークを交えながら、スタジオとの関係が良好である事を明かしました。

タイカ・ワイティティ監督はスターウォーズの新作映画の監督・脚本を務める予定で、この事はルーカスフィルムのキャスリーン・ケネディ社長が明言し、当初は 2023年の後半に公開される予定でした。しかしストライキを含む様々な事情で、現在明確な公開日は設定されていません。さらに先月には監督が「アベンジャーズ」映画のいずれかを担当するようだとも報じられていました。

ワイティティ監督の「ソー5」に対するアイデアはいくつか明かされていましたが、これらを採用するか見送るかは新たな監督の判断に任されているようです。

今回の監督の発言はあくまで「ソー5」の監督としての関与の否定だと考えられ、「ソー5」にコーグ役出演のオファーがあった場合は別途検討されると見られています。

映画「ソー:ラブ&サンダー」はディズニープラスで配信中です。

ソース:Taika Waititi says he ‘won’t be involved’ in ‘Thor 5’

【噂話】マーベル・スタジオが「ソー5」の監督を探している最中だと言う

マーベル・スタジオがMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「マイティ・ソー」シリーズの5作目の開発に入ったと海外スクーパーが報じました。それによると現在は監督を探しているという事で、「マイティ・ソー/バトルロイヤル」、「ソー:ラブ&サンダー」のタイカ・ワイティティ監督は続投しない事を意味するようです。

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「ラブ&サンダー」の最後でほのめかされたソーの物語の続きは開発がスタートしているようで、スタジオはタイカ・ワイティティ監督に代わる新たな監督を探していると、ダニエル・リヒトマン氏が報じました。これに加えて、ワイティティ監督は「アベンジャーズ」プロジェクトに参加するとも言います。

2ヶ月ほど前のインタビューでは5作目に関するアイデアがあるとも明かしていたワイティティ監督ですが、現状では「ソー5」の指揮をとるわけではなく、コーグ役で俳優としての(出番があれば)参加に留まるようです。

ソーを演じるクリス・ヘムズワースさんはアルツハイマー発症のリスクが高いと診断された事から一時的に俳優業を休業中。「観客に飽きられるまでソーをやるつもりはない」としつつも、ディズニーとマーベルからのオファーと、そしてファンの声があるかぎりソーを演じ続けるとも過去のインタビューで語っています。

復帰の目処は報告されていませんが、「ソー5」にゴーサインが出たということは水面下でヘムズワースさんとスタジオの間で何らかの合意があったと推測されます。

「ソー5」とソーが登場するだろうと考えられている「アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ」とはどちらが先になるかは現時点で分かっていません。

映画「ソー:ラブ&サンダー」はディズニープラスで配信中です。

ドラマ「シークレット・インベージョン」の結末はコミック「シージ」を元に「ソー5」への導線を設定しているのか?

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「シークレット・インベージョン」はスクラル人による地球侵略を描いた作品で、全6話のシーズン1を終えた時点で「ザ・マーベルズ」や「アーマー・ウォーズ」への道筋を設定していますが、同様に「ソー」最新作への導入も行われているかもしれません。

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MCUの「シークレット・インベージョン」

「シークレット・インベージョン」6話のエンディング部分ではリットソン大統領が今回の事件を経て「地球で生まれた以外の者を全て敵の戦闘員とみなす」との法案を議会に提出した事を明らかにしました。

法案が可決されるかどうかは今後の展開次第ですが、言葉を文字通りに受け取るのであれば、大統領はスクラル人以外の異星人も敵勢力とみなしている事になります。そして、MCUではすでにアスガルド人が地球上でコミュニティを築き上げています。

「マイティ・ソー/バトルロイヤル」でアスガルドが破壊された後、「アベンジャーズ/エンドゲーム」の時点でソーとヴァルキリーを中心としたアスガルド人達はノルウェー近辺にニューアスガルドを建国。その後、主に「ソー:ラブ&サンダー」で描かれた内容では、諸外国との外交も進め、観光地として地球人にも愛されている事がわかっています。この事は「シークレット・インベージョン」終了後、「ザ・マーベルズ」開始前の現時点まで少なくとも続いている事でしょう。

リットソンはあくまでもアメリカ大統領であるので、彼のスピーチがすぐに地球人のヘイトをアスガルド人に向けさせるとは考えられません。そして陰でフューリーを支えてきたスクラル人とは異なって「アベンジャーズ」の頃からソーが地球を守り、地球人の人気者となっていた事からも、諸外国がすぐにアメリカを支持し、地球人とアスガルド人の間で戦争が起きるとは言えそうにありません。

一方でアスガルド人の戦闘力が高い事は事実であり、ニューヨークを襲撃したロキの件や、「シーハルク:ザ・アトーニー」ではルナ・ザ・ライトエルフがスクラル人と同じシェイプシフト能力で犯罪行為をしていた事など、アスガルド人による被害を受けた地球人がいる事もまた事実となっています。

アスガルド人による犯罪や、その軍事力の危険性から、アメリカやその他の国の代表者がアスガルドを地球から排除しようと考える流れはさほど不思議な事ではないかもしれません。

コミックの「シージ」

アメリカがニューアスガルドに宣戦布告する事は2010年のコミック「シージ」内で描かれているストーリーラインです。

このコミックではシークレット・インベージョンによってトニー・スタークが失脚し、S.H.I.E.L.D.の長官の座を剥奪されたあと、グリーンゴブリン/ノーマン・オズボーンが組織を引き継ぎ、後にH.A.M.M.E.R.と改名しています。そしてオズボーンはアメリカ政府を動かし、ニューアスガルド(コミックではオクラホマ州の上空に建国された浮遊都市)と激突しています。

ロキの協力の元、オズボーンはヴォルスタッグをヴィランとの戦いに誘い出し、その戦いで多くの市民が巻き込まれて死亡する事になりました。これをもってアスガルドの危険性を政府に進言したオズボーンは攻撃の許可を得て、ニューアスガルド殲滅のためにサンダーボルツを再編成して結成されたダークアベンジャーズを派遣。シージ(包囲作戦)はセントリーの攻撃によって開始されました。

アスガルドの危機に際してスティーブ・ロジャースは解散に追い込まれていたアベンジャーズを再結成。その後もなんやかんやあってニューアベンジャーズは勝利を収め、戦いは終息しています。

ここで登場するセントリーはマーベルの中でも特に強力なヒーローですが精神的に脆く、その内にはヴォイドの言う名のスーパーヴィランを内包している事で、オズボーンには死の天使とも称されています。

MCUではこの先どうなる?

リットソン大統領の言葉がコミック「シージ」の実写化を示唆しているのであれば、物語の中心にアスガルドがある事から「ソー」の関連作となる可能性は非常に高いものになるでしょう。

一方、大統領の言葉は確かにシージへの導線に見えますが、「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」において新大統領がリットソンの発言を撤回すればシージのような事態を招くこともないかもしれません。

実写化の可能性を考えた場合、シージの中でアベンジャーズたちを苦しめるセントリー及びヴォイドは映画「サンダーボルツ」で紹介されるとも噂されており、その他のキャラクターは適宜MCUに現存するキャラクターに置き換えて描くことは可能なようにも思えます。

ただし、「ソー:ラブ&サンダー」の結末はゼウスの復讐と、そのゼウスの命令によって派遣されるハーキュリーズ(ヘラクレス)とソーとの戦いを示唆しています。

また、「マイティ・ソー/バトルロイヤル」と「ラブ&サンダー」を制作してきたタイカ・ワイティティ監督は「ソーは大きくて独創的でカラフルな生き物やエイリアン、そして異世界のものに向いているシリーズであると感じている」と発言しており、地球上での争いであるシージの世界観とは合致していません。

「ソー5」の監督は明らかにされていませんが、ワイティティ監督が考えているように5作目も宇宙を中心とした冒険が続けられるのでしょうか、それともマーベル・スタジオは新たな監督を起用して地球に焦点をあわせていくのでしょうか。

リットソン大統領の言葉が今後のMCUにどのような影響を与えていくのか、長い目で見守る必要がありそうです。

ドラマ「シークレット・インベージョン」シーズン1はディズニープラスで配信中です。

映画「ソー5」は開発中ではない、海外メディアが警告

海外の大手メディア Variety はMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ソー5」は開発中ではないと警告しています。この制作の噂は「マイティ・ソー/バトルロイヤル」、「ソー:ラブ&サンダー」のタイカ・ワイティティ監督の言葉が原因となっていますが、これが曲解されて拡散されているようです。

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噂の発端となったインタビュー記事は当ブログでも紹介しましたが、記事にも書いたとおり、監督は5作目の展望を示し、そのアイデアのかけらのいくつかをファンに与えてくれたに過ぎません。また、最初にこの書籍の記事を書いた ScreenRant も開発中とは報じていません。

しかし、「ラブ&サンダー」のポストクレジットシーンが「ソー5」を予告するような内容であった事からも、早とちりしたメディアやインフルエンサーが「ソー5」を開発中だと曲解、誤認して拡散してしまっているのが現状のようで、Variety としては珍しく「『ソー5』の開発は行われていないが」と注釈を入れた上でインタビューの内容を紹介しています。

そんな「ソー5」ですが、引き続き主演を務めると予想されるクリス・ヘムズワースさんは、今年6月のインタビューで「新しいことに挑戦する必要性がある」とも発言。また、「ラブ&サンダー」公開前のインタビューでは、ディズニーが雇ってくれる限りソーをやりたいともコメントしていました。

「ソー5」はいずれ制作されるプロジェクトであるのは間違いないと考えられていますが、ここ数日で急速に拡散された「ソー5開発中」というような話は拡散した人々の早とちりや、記事や動画のアクセス増を狙った曲解であり、実際にはまだしばらく静観する必要があるようです。

ソース:Taika Waititi Reveals What He’d Do With a Hypothetical ‘Thor 5’: New Worlds, ‘Outlandish’ Monsters and an Enemy Stronger Than Hela

タイカ・ワイティティ監督が「ソー5」の展望とヴィラン像について語る

2023年9月19日発売予定の書籍「Marvel’s Thor 4 Love and Thunder Movie Special Book」の中で、タイカ・ワイティティ監督がMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の「ソー」シリーズ5作目の世界観とヴィラン像について言及しました。

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海外メディア ScreenRant の紹介によると、書籍の中でワイティティ監督は5作目について次のように述べています。

ソーには何が残されているのでしょうか?キャラクターが進化を続けているように感じられるものでなければなりませんし、とても楽しい方法で、彼が克服しなければならない障害を積み重ねていくように感じられるような、立ち向かうべき相手を与える必要があります。ヘラより弱い悪役を登場させる事はできないと思います。そこからステップアップして、もっと手強い相手が必要だと感じています。

また、監督はソーは「大きくて独創的でカラフルな生き物やエイリアン、そして異世界のものに向いている」シリーズであると感じていると述べ、ソーは長い人生の中でさまざまな世界を旅してきたため、ソーに伴う冒険の側面が重要であると考えていると言います。

最後にワイティティ監督は、ソーのユニークな特質が、人間のMCUキャラクターよりも宇宙の冒険を追いかけるのをよりエキサイティングなものにしていると信じており、「彼には楽しい要素があり、これらの世界を訪れるとき、彼にはカジュアルさと一種の威張った態度があるんです。地球人が宇宙を旅して宇宙を探索する場合には遭遇しないであろうエイリアンに遭遇する事もあるでしょう。」と語りました。

「ラブ&サンダー」の公開に向けたPR活動中には5作目について「まだ何も考えていない」としていたタイカ・ワイティティ監督ですが、それからしばらく経って少しずつアイデアが浮かび始めているようです。

なお、「ソー5」は「ラブ&サンダー」のポストクレジットシーンで示唆されているだけであって、公式のプロジェクトとしては未発表の状態であり、タイカ・ワイティティ監督が撮るかどうかも不明です。

映画「ソー:ラブ&サンダー」はディズニープラスで配信中です。

ソース:Good News, Thor 5’s New Villain Will Be More Powerful Than Hela