映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」が米国で6億ドルを突破、世界で13.7億ドルに達し、史上12位に浮上

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」の米国内での興行収入が6億ドルを突破したと、海外メディア The Hollywood Reporter が報じました。新年最初の終末で5270万ドルを追加した本作は日曜日までに6億990万ドルに達し、米国内興行収入で史上10位の作品となりました。

世界的には、パンデミック時代の最初の映画として、中国抜きで世界興行収入10億ドルを突破するなど、数々の記録を打ち立てています。

米国外では、「ノー・ウェイ・ホーム」が今週末にさらに7830万ドルを追加して7億5900万ドル、全世界で13億7000万ドルとなり、インフレ調整をしていない「ブラックパンサー」(13億5000万ドル)を抜いて歴代12位の興行収入にランクされていると伝えています。そして「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」(11.3億ドル)を抜いて、ソニー作品の歴代興行収入トップとなっています。

「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」の公式あらすじは以下の通りです。

『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』でピーター<スパイダーマン>はミステリオを倒したが、彼が遺した偽映像をデイリー・ビューグルが公開したことで、ミステリオ殺害の嫌疑をかけられる。ピーターがスパイダーマンの正体であることも暴かれてしまい、彼の生活は一変してしまう──

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」は 2022年1月7日 に日本公開予定です。

ソース:Box Office: ‘Spider-Man’ Soars Past $600M Domestically; ‘King’s Man’ Beats ‘Matrix’

映画「スパイダーマン:NWH」、ミッドタウン高校のコンセプトアートが公開、トニーやジェーンの姿も

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」より、主人公ピーター・パーカーが通っているミッドタウン高校のコンセプトアートが公開されました。Maciej Kuciara さんによって描かれたこのアートの中には、「スパイダーマン:ホームカミング」、「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」では見られなかったアップデートプランを確認出来ます。

ミッドタウン高校の壁画には様々な功績を残した偉人が描かれていますが、その中には以前よりトニー・スタークの父ハワード・スタークや超人血清とキャプテン・アメリカを作ったエイブラハム・アースキン博士などが描かれていました。

今回公開されたアートでは新たにトニー・スタークや天文学の分野で活躍しているとされるジェーン・フォスターの絵も加えられています。

ジェーン・フォスターは2013年の「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」以降はほとんどMCUに登場していませんが、劇中でソーの口からたびたび近況が報告されており、2015年の「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」では「世界一の天文学者」になっていると明かされていました。

高校卒業間近となっているピーター・パーカーの活躍を描いた最新作、「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」の公式あらすじは以下の通りです。

『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』でピーター<スパイダーマン>はミステリオを倒したが、彼が遺した偽映像をデイリー・ビューグルが公開したことで、ミステリオ殺害の嫌疑をかけられる。ピーターがスパイダーマンの正体であることも暴かれてしまい、彼の生活は一変してしまう──

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」は 2022年1月7日 に日本公開予定です。

トム・ホランドさんが映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」での失敗を振り返る

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」で主演を務めるトム・ホランドさんが、海外メディア Rotten Tomatoes とのインタビューの中で、2019年公開の映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」での失敗を振り返りました。

ホランドさんはインタビューの中で「エンドゲーム」でアベンジャーズが勢揃いする象徴的なシーンを振り返り、「エンドゲームでキャプテン・アメリカがハンマーをキャッチして、『アベンジャーズ・アッセンブル!』というシーンが好きなんです。クリス・エヴァンスが僕から4、5人下にいて、彼がアッセンブルと言ったらみんなが突進するというものだったけど、彼が遠くに居てよく聞こえなかったんです。というのもキャップは自分に向かって言うから。彼が『アベンジャーズ・・・』と言ったので僕は「ウォォォ!」となって一人で走り出しました(笑)。100メートルぐらい来て、振り返って、子供の頃のヒーローたちの所に戻って、『ごめんね、間違えちゃった』って言わなきゃいけませんでした」と語りました。

「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」の公式あらすじは以下の通りです。

『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』でピーター<スパイダーマン>はミステリオを倒したが、彼が遺した偽映像をデイリー・ビューグルが公開したことで、ミステリオ殺害の嫌疑をかけられる。ピーターがスパイダーマンの正体であることも暴かれてしまい、彼の生活は一変してしまう──

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」は 2022年1月7日 に日本公開予定です。

「スパイダーマン:NWH」脚本家が「ヴェノム」シリーズとの矛盾点について説明

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」の脚本を担当したクリス・マッケナさんが、海外メディア Variety とのインタビューに応じ、その中でSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「ヴェノム」、「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」との矛盾点について説明しました。

※これより先は「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」、「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」のネタバレを含んでいます。ご覧の際はご注意ください。

トレーラーでも判明しているように、「ノー・ウェイ・ホーム」には数々の懐かしいヴィランが登場していますが、この理由について劇中でドクター・ストレンジが「ピーターの邪魔によって呪文が失敗し、ピーター・パーカー=スパイダーマンである事を知っている別のマルチバースのヴィランがこちら側にやって来ている」と説明しています。

しかしストレンジの説明ではヴェノムがやってきたことに対して説明がつきません。なぜならSSUのエディ・ブロックはピーター・パーカーとの接点が描かれていないからです。この事についてマッケナさんは「アイデア的にはシンビオートが他のマルチバースの知識を持っているということです。彼の脳に埋もれているのは、そのつながりについての知識です。」と述べました。

「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」のポストクレジットシーンでヴェノムは「宇宙全体で800億光年のハイブの知識は、お前の小さな小さな脳を爆発させるだろう。」とエディに話しており、膨大な知識があることを示唆していました。

マッケナさんのアイデアとしてはこのシーンの発言をベースにしているようで、ハイブから生まれたシンビオート達は他のマルチバースとリンクしておりその知識を共有している、という事のようです。そのため、「ヴェノム」シリーズのエディはピーター・パーカーとは繋がりがないものの、サム・ライミ監督の「スパイダーマン3」のヴェノム・シンビオートの知識を有している事から呼び出された、というもののようです。あるいはコミック世界の知識をも有しているかもしれません。

さらにマッケナさんは「最も重要なことは、これが単なるファンサービスの集まりではなかったことです。みんなのカーテンコールだけではありませんでした。私たちは、この映画がこのピーター・パーカーの物語を今伝えている方法を理解する必要がありました。最後の映画を残した場所から有機的に外れています。それはいつも私たちの北極星でした。ええ、それはとても楽しいアイデアです。ピーターを忘れないようにしましょう。ミックスで迷子になることはありません。それは彼の感情的な旅でなければなりません。」と続けました。

シンビオートにこのような設定が追加されるとなると、今後の展開にまた面白そうな予感がします。「ソー/ラブ&サンダー」のヴィランであるゴアが持つ剣オールブラックは、コミックではシンビオートで出来ています。「ラブ&サンダー」の設定次第ではヴェノムはさらにMCUの知識を増やすことになっていくでしょう。

スパイダーマンとヴェノムの本格的なクロスオーバーは今後新たに制作されるというスパイダーマン3部作で描かれるのでしょうか?

「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」の公式あらすじは以下の通りです。

『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』でピーター<スパイダーマン>はミステリオを倒したが、彼が遺した偽映像をデイリー・ビューグルが公開したことで、ミステリオ殺害の嫌疑をかけられる。ピーターがスパイダーマンの正体であることも暴かれてしまい、彼の生活は一変してしまう──

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」は 2022年1月7日 に日本公開予定です。

ソース:‘Spider-Man: No Way Home’ Screenwriters Explain All Those Surprises and Spoilers: ‘This Wasn’t Just Fan Service’

映画「スパイダーマン:NWH」脚本家がドラマ「ロキ」との関係について言及

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」の脚本を担当したエリック・ソマーズさんとクリス・マッケナさんが、海外メディア The Wrap とのインタビューの中で、ディズニープラスで配信されたドラマ「ロキ」のフィナーレとの関係性について「計画されていなかった」と明かしました。

ソマーズさんは「ロキのフィナーレが起こったとき、私たちはすでにこの道を進んでいたのです。これは本当に助かると思いました。マルチバースにトラブルがあることを示すのだから、これは素晴らしいことだ」と、「ロキ」の内容は知らされずに制作が進められていた事を明かしました。

続いてマッケナさんは「ロキの最後の分岐イベントが、ドクター・ストレンジの魔法と同じ時期に起きたのか、私にはわかりません。それについては、きっとマーベル・スタジオの話法があるのでしょう。でも、いろいろなことが起きていて、それを利用できないか、このことがどう影響するのか、最終的には自分たちの巨大なストーリーの熊と格闘することになったんです」と述べました。

ソマーズさんとマッケナさんは「ロキ」の分岐イベントに合わせて脚本を制作したのではない事を認め、分岐イベントの正体はマーベル・スタジオ(のケヴィン・ファイギ社長)のみが知るであろう事を明かしました。

それよりも二人の最大の課題は、映画の公開順の変更にまつわるものだったと説明します。

新型コロナウイルスのパンデミックの影響で2020年のMCUの計画は大きく乱れ、本来であれば2021年5月に「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」が公開され、その後の7月に「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」が公開されるはずでした。

マッケナさんはこの公開順の変更が「ノー・ウェイ・ホーム」の物語を直接的に変えたと言います。

「元々、ストレンジが登場する予定で書いていたのですが、『ドクター・ストレンジ2』の出来事の後だったので、彼はどこにいるのか、彼の頭はどこにあるのか、その辺りを考えていました。そして今は、『ああ、これは実際に彼がコンセプトとして多元宇宙を追求することに興味を持つようになったんだな』と思えるようになりました。」

「ロキ」の最終話で起きた分岐イベントの正体について、現状は公式からその答えは明かされていません。分岐イベントの正体はワンダであるという説も、「ロキ」のケイト・ヘロン監督は「偶然」だと説明しました。

ソマーズさんとマッケナさんが説明したように、その正体を知るのはケヴィン・ファイギ社長のみなのかもしれません。監督や脚本家が知らされていないだけで、実際にワンダやドクター・ストレンジが引き金になっているかもしれませんし、今後の作品で新たに描かれるイベントが引き金になっているかもしれません。

もしワンダやストレンジのせいでないとすれば、「在り続けるもの」と敵対している征服者カーンが「アントマン&ワスプ:クアントゥマニア」で何かを引き起こす事は考えられそうです。

フェーズ4が始まって1年ほどが経ち、多くはサノスの残した爪痕に対処して来ました。しかしMCU全体の危機に直面しているのがロキであるというのは興味深い事です。ただし、2022年公開もしくは配信予定の作品でマルチバースに関わりそうなものは「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」と、次点でロキと関係の深いシリーズでもある「ソー/ラブ&サンダー」があります。これらの作品でドラマ「ロキ」に言及されない場合は、この分岐イベントの謎は2023年まで持ち越しになる可能性が高そうです。

「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」の公式あらすじは以下の通りです。

『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』でピーター<スパイダーマン>はミステリオを倒したが、彼が遺した偽映像をデイリー・ビューグルが公開したことで、ミステリオ殺害の嫌疑をかけられる。ピーターがスパイダーマンの正体であることも暴かれてしまい、彼の生活は一変してしまう──

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」は 2022年1月7日 に日本公開予定です。

ソース:Does ‘Loki’ Connect to ‘No Way Home?’ ‘Spider-Man’ Writers on How a Release Date Shift Changed Doctor Strange’s Story

映画「スパイダーマン:NWH」、MJがヒーローとなる計画があった事が明かされる

現在、日本を除く世界中で大ヒット上映中の映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」。今作ではゼンデイヤさん演じるMJがヒーローとなる計画があった事が明かされました。海外メディア OK とのインタビューに応じた主演のトム・ホランドさんとゼンデイヤさんは、「MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)でMJをスーパーヒーローにするために、プロデューサーを説得したことがあるか」と聞かれ、コメントしました。

質問を受けたゼンデイヤさんは、「ないないない(笑) 」と即答しましたが、トム・ホランドさんは「制作陣はしばらく試行錯誤していたよ、覚えているかい?」とフォローしました。

過去にはそういう計画があった事を認めた上で、「MJにとても満足している」こと、そして「スーパーヒーローは彼(ホランドさん)に任せている」とを明言しました。この事は以前の別のインタビューでも同様に語っていました。

でもスーパーヒーローはこの人に任せるわ。MJというキャラクターには本当に満足しているんです。そして、ネッドとMJとピーターもそうだけど、ジョン(監督)がやっていることは本当に特別で、彼らの間に美しい友情と愛を生み出し、そこに美しい愛の物語を作り上げているんです。

ゼンデイヤさんは、スパイダーマンが世界を救う一方で、「彼には助けが必要で、自分一人ではできない」とも明言しました。

でも、スパイダーマンは世界を救うけど、彼にも助けが必要なんです。そうでしょう?彼は一人ではできない。彼は一人で解決しようとする若者で、そこにネッドとMJがやってきて、彼が解決するのを助けようとするんだと思うんです。彼らは皆、とても頭のいい子供たちです。だから、彼らは自分たちの頭脳を結集し、互いに助け合い、支え合っているんです。だから、チームの一員であることは全く問題ないんです。

スタジオがゼンデイヤさんをどんなスパイダーウーマンにしようと考えていたかは明かされませんでしたが、トム・ホランドさんはMCUでシルクやジャックポットを見てみたいという心境を明かしています。

「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」の公式あらすじは以下の通りです。

『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』でピーター<スパイダーマン>はミステリオを倒したが、彼が遺した偽映像をデイリー・ビューグルが公開したことで、ミステリオ殺害の嫌疑をかけられる。ピーターがスパイダーマンの正体であることも暴かれてしまい、彼の生活は一変してしまう──

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」は 2022年1月7日 に日本公開予定です。

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」興行収入が10億ドルを突破すると報じられる ─ 2021年1位の作品に

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」の興行収入が10億ドルを突破する見込みであると、海外メディア Forbes が報じました。現地時間24日の金曜日の時点で米国内で約4億6000万ドル、世界で約9億2200万ドルの興行収入を上げている本作は、クリスマスには10億ドルの大台を振り切ると伝えています。

本作は、2021年最大の世界興収(ほとんどが中国での興収である中国映画「長江湖畔の戦い」の9億400万ドルを上回る)であると同時に、2019年12月の「スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」(10億7300万ドル)以来の10億ドル稼ぎの作品となります。

さらに、「探偵チャイナタウン3」(6億9000万ドル)、「ハイママ」(8億3700万ドル)、「The Battle at Lake Changjin」などの中国映画が、もはや大量のハリウッド・テントポールを必要としない中国の姿を示していますが、スパイダーマンはすでに、中国から1円も出さずに10億ドルを超える珍しいブロックバスターと化していると記事は伝えています。この「ノー・ウェイ・ホーム」は、世界興行収入で10億ドルを突破した史上49番目の映画ですが、中国抜きでは5番目の映画となります。

昨今の中国映画市場は無視できない大きさになっており、今後「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」が中国での上映を認可されればさらに興行収入を伸ばすと見られています。そうなれば、単独のスーパーヒーロー映画で13億4700万ドルを稼いだ「ブラックパンサー」を追い抜く可能性が高く、クロスオーバー映画である「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」や「アベンジャーズ/エンドゲーム」のように20億ドル近くになる可能性も出てきています。

「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」の公式あらすじは以下の通りです。

『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』でピーター<スパイダーマン>はミステリオを倒したが、彼が遺した偽映像をデイリー・ビューグルが公開したことで、ミステリオ殺害の嫌疑をかけられる。ピーターがスパイダーマンの正体であることも暴かれてしまい、彼の生活は一変してしまう──

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」は 2022年1月7日 に日本公開予定です。

ソース:Box Office: ‘Spider-Man: No Way Home’ Passes $1 Billion

トム・ホランドさん、「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」のネタバレについて「話せなかった事がたくさんある」と語る

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」の主演を務めるトム・ホランドさんが、海外メディア The Hollywood Reporter とのインタビューの中で、本作のネタバレについてずっと話をしたかったと明かしました。

※これより先は「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」のネタバレを含んでいます。ご覧の際はご注意ください。

ホランドさんはインタビューで次のように語っています。

みんなが観たからこそ、映画の話ができるのも嬉しい。今まで秘密にしていたことで、話していないことがたくさんあるんです。アンドリュー(・ガーフィールド)とトビー(・マグワイア)と僕は、一緒に仕事をする中で最も素晴らしい経験をしたんです。このキャラクターを大スクリーンで演じたのは僕ら3人しかいないし、それによって兄弟愛や特別な友情が生まれ、お互いを知っているだけでは済まされないんです。

ホランドさんは続けて、「僕ら3人だけが持っている共通の経験があって、そのつながりのおかげで、撮影現場での関係は-きっとスクリーンでも伝わると思うけど-まるで昔からの兄弟みたいだったんです」と語っています。そして、「正直なところ、あれは私のキャリアのハイライトでした。1000人の観客の前で、僕をステージに上げてください。これまで語れなかった話がたくさんあります。この映画について話し続けたいと思います。」と続けました。

「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」の公式あらすじは以下の通りです。

『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』でピーター<スパイダーマン>はミステリオを倒したが、彼が遺した偽映像をデイリー・ビューグルが公開したことで、ミステリオ殺害の嫌疑をかけられる。ピーターがスパイダーマンの正体であることも暴かれてしまい、彼の生活は一変してしまう──

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」は 2022年1月7日 に日本公開予定です。

ソース:Oscars: ‘Spider-Man: No Way Home’ Team Plans Best Picture Push, Tom Holland Open to Hosting (Exclusive)

ベネディクト・ウォンさんがケヴィン・ファイギ社長から「MCUはWCUになりつつある」とジョークを言われたと明かす

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」のレッドカーペットで行われたマーベルとベネディクト・ウォンさんのインタビュー動画が公開されました。その中でウォンさんは、マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長から届いたジョークメールについて明かしました。

ウォンさんは「ケヴィン・ファイギから『WCU(ウォン・シネマティック・ユニバース)になりつつあるね』というメールを受け取りました。だから、そう思うことにしています。」と語りました。そして、「そうですね、今後シフトがあると思います、間違いなく、願わくば、異なる責任を見ることになると思います。」と今後のウォンについて少しだけ明かしました。

ベネディクト・ウォンさんが演じる魔術師のウォンは2016年の「ドクター・ストレンジ」でMCUデビューして以降、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」、「アベンジャーズ/エンドゲーム」でもその存在感をアピールしました。

そして2021年にフェーズ4が始まると、「シャン・チー/テン・リングスの伝説」、「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」に続けて登場し、2022年の5月にはウォンのホームグラウンドであるドクター・ストレンジの最新作「ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス」で再び登場することになります。

かつてのコールソンのようにあちこちに顔を出しているウォンですが、今後単独シリーズなどが開発され、WCUが実現する可能性はあるのでしょうか?

映画「ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス」は 2022年5月6日 米国公開予定となっています。

ドラマ「ホークアイ」監督、もともと「スパイダーマン:NWH」への言及はもう少し大きかったと明かす

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ホークアイ」のバート&バーティ監督が、海外メディア The Hollywood Reporter とのインタビューの中で、「ホークアイ」は現在公開中の映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」への言及がもう少し大きかった事を明かしました。

「ホークアイ」の第5話でニューヨーク観光を希望していたエレーナは「新しくなった女神像を見てみたい」と話しており、これは「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」のトレーラーにも登場しているキャプテン・アメリカの盾をもった自由の女神に言及していると見られています。

バーティ監督は「ノー・ウェイ・ホームへの言及はもともとの脚本ではもう少し大きかったかもしれませんね。私達はそういったことが大好きです。”とてもクールだわ!”、物事がどのように織り交ぜられるか、それは私達が知っていたものです。」とコメントしました。

ともに2024年のクリスマスのニューヨークを舞台にした作品ですが、残された第6話でもスパイダーマンへの言及はあるのでしょうか?

「ホークアイ」の公式概要は以下の通りです。

『アベンジャーズ/エンドゲーム』後のニューヨークが舞台。 アベンジャーズを辞めたい男・ホークアイのただ一つの願いは、家族と平穏なクリスマスを過ごすこと。 けれども、彼の過去に関わる事件が起こり、トラブルに巻き込まれていくことに…。 アベンジャーズになりたい若き弓の使い手、ケイト・ビショップがホークアイの戦いに加わるが、果たして彼はニューヨークを舞台にした壮大な戦いを切り抜け、クリスマスを無事迎えることができるのか ホークアイ(クリント・バートン)役にジェレミー・レナー、ケイト・ビショップ役にヘイリー・スタインフェルドを迎える。 その他の出演にヴェラ・ファーミガ、フラ・フィー、トニー・ダルトン、ザン・マクラーノン、ブライアン・ダーシー・ジェームズ、そしてアラクア・コックスをマヤ・ロペス役として迎える。 リース・トーマスと、監督デュオのバート&バーティが監督を務める『ホークアイ』は11月24日ディズニープラスで独占配信開始

ドラマ「ホークアイ」シーズン1はディズニープラスで配信中、次回、第6話は 本日2021年12月22日 配信予定です。

ソース:‘Hawkeye’ Directors Bert and Bertie on ‘No Way Home’ Reference and Setting Up the Finale