映画「エターナルズ」に続編はなし?スタジオ・プロデューサーがコメント

今週末の公開を控えているMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「エターナルズ」の次回作について、多くの海外メディアがはやくも注目し話題を取り上げる中、マーベル・スタジオのプロデューサー、ネイト・ムーア氏の気になる発言が発掘されました。2020年の初期に Tront Sun とのインタビューの中で、ムーア氏は「必ずしも続編は必要ではない」と述べていました。

「エターナルズ」がまだまだ制作中だった撮影現場で行われた2020年初頭のインタビューの中で、プロデューサーのムーア氏は、これまでのインフィニティ・サーガと本作の関係について以下のように述べました。

インフィニティ・ストーンズが我々の膝の上に落ちてきて、思いがけない方法で物事を結びつけるのに役立ったと思います。エターナルズを見れば、それだけでを楽しむことができ、エターナルズを理解することができれば、それでいいと思います。我々は、この映画がひとつの世界を形成できるだけのストーリーがあると感じました。しかし、この映画では、10人のキャラクターとデイン・ウィットマン、セレスティアルズとディヴィアンツが登場するので、私たちが遊ぶには十分でした。

そして、2作目、3作目について質問された際には次のような回答をしました。

絶対に必要なものではありません。もちろん、どこに行くかというアイデアはありますが、これらを3本用意しなければならず、これが1本目だというような堅苦しいルールはありません。

撮影当初は続編を意識せずに制作されていた事が伺えますが、それから1年以上経過しているため、計画がどのように変更されたかは不明です。しかしMCU作品すべてが3作で構成されるというルールはなく、ハルクのように単作ながらもずっと存在感を出しているキャラクターもいれば、ソーのように4作目が開発されているキャラクターもいます。

仮に「エターナルズ2」がなかったとしても、他の作品に個々のメンバーでクロスオーバーしたり、時にはチームが集結する可能性は大いにありそうです。

「エターナルズ」の公式あらすじは以下のとおりです。

数千年にもわたり、宇宙的規模の“脅威”から人類を守り続けてきた者たちがいた。
彼らの名は、エターナルズ──。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』のその後、地球に再び想像を絶する“脅威”が迫っていた。
その時、数千年の時を経て、エターナルズが人類の前に姿を現す。
地球滅亡まで彼らに残された時間は、あと7日……。
タイムリミットが迫る中、彼らは世界中に散らばった仲間たちと結集し、人類を守ることができるのか。
そして彼らを待ち受ける<衝撃の事実>とは……。

映画「エターナルズ」は 2021年11月5日 公開予定です。

ソース:Marvel’s ‘Eternals’: Secrets from the set of ambitious MCU blockbuster

映画「エターナルズ」の新たなTVスポットが公開

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「エターナルズ」の新たなTVスポットが「Forever」、「Evolve」が公開中です。短い動画ですが、エターナルズとその敵ディヴィアンツを中心に、いくつかの新公開となるシーンも含まれています。

「エターナルズ」の公式あらすじは以下のとおりです。

数千年にもわたり、宇宙的規模の“脅威”から人類を守り続けてきた者たちがいた。
彼らの名は、エターナルズ──。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』のその後、地球に再び想像を絶する“脅威”が迫っていた。
その時、数千年の時を経て、エターナルズが人類の前に姿を現す。
地球滅亡まで彼らに残された時間は、あと7日……。
タイムリミットが迫る中、彼らは世界中に散らばった仲間たちと結集し、人類を守ることができるのか。
そして彼らを待ち受ける<衝撃の事実>とは……。

映画「エターナルズ」は 2021年11月5日 公開予定です。

映画「エターナルズ」、ソーやスパイダーマンに言及した新たなトレーラー”Fun”が公開

来週公開予定のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「エターナルズ」の新たなトレーラーが公開されました。今回公開された動画は「Fun」とタイトルが付けられ、キンゴたちが機内でアベンジャーズについての話題で盛り上がっている様子が含まれています。

キンゴがインタビューに応えるようなシーンの中で、「アベンジャーズにはソーやスパイダーマンがいるが・・・・我々にはセナがいる」と話し、彼らのシーンが挿入されています。

どちらも「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」の一幕のようですが、特にソーは映画では見られなかったシーンであり、未使用だったバンク映像なのか新たに撮影されたものかは少し気になる所です。

「エターナルズ」の公式あらすじは以下のとおりです。

数千年にもわたり、宇宙的規模の“脅威”から人類を守り続けてきた者たちがいた。
彼らの名は、エターナルズ──。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』のその後、地球に再び想像を絶する“脅威”が迫っていた。
その時、数千年の時を経て、エターナルズが人類の前に姿を現す。
地球滅亡まで彼らに残された時間は、あと7日……。
タイムリミットが迫る中、彼らは世界中に散らばった仲間たちと結集し、人類を守ることができるのか。
そして彼らを待ち受ける<衝撃の事実>とは……。

映画「エターナルズ」は 2021年11月5日 公開予定です。

映画「エターナルズ」より、セレスティアルズをフィーチャーしたポスターが公開

来月公開のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「エターナルズ」より、エターナルズの創造主であるセレスティアルズの姿を描いたポスターが公開されました。MCUでは2017年公開の映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー リミックス」に登場したピーター・クイルの父親エゴもセレスティアルズである事が明かされ、日本語では天界人とも呼ばれていました。

コミックのセレスティアルズは、実体の無い意識的存在で、状況に応じてアーマー姿で出現する種族。大きさは個体によって異なり、銀河を横断しながら生命実験を行っており、何万年も後に結果を見るために戻ってくる存在です。その世界がうまく成功したと判断すればそのまま生かし続け、無価値であるとみなした場合は殲滅していくという、まさに神に等しい存在です。

今作に登場するセレスティアルズの名は明かされていませんが、トレーラーで確認出来る姿からはアリシェム・ザ・ジャッジではないかと見られています。

なお、プロダクション・デザイナーのイヴ・スチュワートさんによると今作のセレスティアルズは全長200マイル(約320キロメートル)との事。セレスティアルズは何の目的で登場するのでしょうか。また、エゴのように敵対することになるのでしょうか。

「エターナルズ」の公式あらすじは以下のとおりです。

数千年にもわたり、宇宙的規模の“脅威”から人類を守り続けてきた者たちがいた。
彼らの名は、エターナルズ──。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』のその後、地球に再び想像を絶する“脅威”が迫っていた。
その時、数千年の時を経て、エターナルズが人類の前に姿を現す。
地球滅亡まで彼らに残された時間は、あと7日……。
タイムリミットが迫る中、彼らは世界中に散らばった仲間たちと結集し、人類を守ることができるのか。
そして彼らを待ち受ける<衝撃の事実>とは……。

映画「エターナルズ」は 2021年11月5日 公開予定です。

映画「エターナルズ」のサウンドトラックより2曲公開中

11月5日の公開を控えているMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「エターナルズ」から、劇中に使用されているサウンドトラックのうち2曲が公式に公開されています。作曲を担当したのはラミン・ジャヴァディさんでマーベル関連では「ブレイド3」や「アイアンマン」のスコアを担当、その他「パシフィック・リム」や「ウォークラフト」でも担当しており、「ゲーム・オブ・スローンズ」では音楽制作で2つのエミー賞を受賞しました。

Eternals Theme

Across the Oceans of Time


「エターナルズ」の公式あらすじは以下のとおりです。

数千年にもわたり、宇宙的規模の“脅威”から人類を守り続けてきた者たちがいた。
彼らの名は、エターナルズ──。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』のその後、地球に再び想像を絶する“脅威”が迫っていた。
その時、数千年の時を経て、エターナルズが人類の前に姿を現す。
地球滅亡まで彼らに残された時間は、あと7日……。
タイムリミットが迫る中、彼らは世界中に散らばった仲間たちと結集し、人類を守ることができるのか。
そして彼らを待ち受ける<衝撃の事実>とは……。

映画「エターナルズ」は 2021年11月5日 公開予定です。

映画「エターナルズ」の新たなトレーラー”Cape”が公開

来月公開予定のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「エターナルズ」の新たな予告「Cape」が公開されました。以前のトレーラーにも含まれていたイカリスとスーパーマンの違いについてのシーンの他、もうひとりのケープの持ち主についても言及されています。

セルシが大型車両を分子変換してしまう様子を見たデインは「君はウィザードなのか?ドクター・ストレンジのような?」とつぶやいています。これに対してセルシは「超普通だわ」と応えています。

以前にドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」ではサムが「ドクター・ストレンジはウィザード」と主張したことに対してバッキーは「彼はソーサラーだ」とツッコミを入れるやり取りが展開されましたが、そのオマージュになっているのでしょうか。

「エターナルズ」の公式あらすじは以下のとおりです。

数千年にもわたり、宇宙的規模の“脅威”から人類を守り続けてきた者たちがいた。
彼らの名は、エターナルズ──。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』のその後、地球に再び想像を絶する“脅威”が迫っていた。
その時、数千年の時を経て、エターナルズが人類の前に姿を現す。
地球滅亡まで彼らに残された時間は、あと7日……。
タイムリミットが迫る中、彼らは世界中に散らばった仲間たちと結集し、人類を守ることができるのか。
そして彼らを待ち受ける<衝撃の事実>とは……。

映画「エターナルズ」は 2021年11月5日 公開予定です。

ハリー・スタイルズさんが映画「エターナルズ」でMCUに参戦

音楽家であり映画「ダンケルク」(2017年)で俳優デビューを果たしたハリー・スタイルズさんがMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)に参加したと各種メディアが報じました。交際中のオリヴィア・ワイルド監督の「Don’t Worry Darling(原題)」やエマ・コリンさんと共演した「My Policeman(原題)」に出演するなど、最近俳優として目覚ましい活躍を見せているスタイルズさんですが、ついにMCUデビューを果たすようです。

※これより先はネタバレを含んでいます。ご覧の際はご注意ください。

このニュースは10月18日(月)に行われた映画「エターナルズ」のワールドプレミアで発覚しました。マーベル・スタジオからはネタバレしないでとの注意がアナウンスされていましたが、スタジオの注意喚起も虚しく、ニューヨーク・ポストのような大手でさえこの話題を取り上げてしまったため、当ブログでもネタバレ注意として取り上げることにしました。

当日、ワールドプレミアに出席した雑誌「バラエティ」の記者マット・ドネリー氏が「ハリー・スタイルズがMCUに加わった。サノスの弟エロス役だ」とツイートしました。

スタイルズさんの詳細については明らかにされていませんが、今後のMCU映画にサノスの弟エロスとして登場すると見られています。エロスはコミックでは重要なキャラクターの一人でしたが、当初公開されていた10人のエターナルズの中にエロスの姿はなく、コアなコミックファンは「あれ?エロスは出ないの?」と疑問を持っていましたが、やはり登場する運びとなるようです。

コミックのエロスは別名スターフォックス。エターナルズの一人で、アベンジャーズに所属したこともあるヒーロー。自由奔放な正確で、両親から忌み嫌われたサノスにさえも比較的寛容で、サノスに対する殺意や憎悪はなく、親戚づきあいをするキャラクターです。

訓練を好まない自由な性格から他のエターナルズより戦闘力は低いとされていますが、ギリシャ神話の性と愛の神エロースのベースになったとされるエロスは周囲の人々に幸福感を与える特殊な力を持っています。また、特定の人物同士の心をつなぎ、感情や気持ちを互いに感じさせることが出来ます。

MCUのサノスの家族は養女のガモーラとネビュラが描かれていただけでしたが、コミックでは惑星タイタンの統治者としてサノスの祖父クロノスや父メンターが描かれており、エロスもその家族の一人でした。また、サノスはインヒューマンズの女性との間には実子となる息子セインを設けているなど、MCUのサノスと違って孤独な暴君ではありませんでした(暴君なのは変わりませんが)。

「エターナルズ」に登場するアンジェリーナ・ジョリーさん演じるセナはサノス、エロス兄弟にとっていとこにあたる存在であり、今作、あるいは今後の作品でセナやエロスの視点からサノスの描かれていない側面が描かれるのかもしれません。

「エターナルズ」の公式あらすじは以下のとおりです。

数千年にもわたり、宇宙的規模の“脅威”から人類を守り続けてきた者たちがいた。
彼らの名は、エターナルズ──。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』のその後、地球に再び想像を絶する“脅威”が迫っていた。
その時、数千年の時を経て、エターナルズが人類の前に姿を現す。
地球滅亡まで彼らに残された時間は、あと7日……。
タイムリミットが迫る中、彼らは世界中に散らばった仲間たちと結集し、人類を守ることができるのか。
そして彼らを待ち受ける<衝撃の事実>とは……。

映画「エターナルズ」は 2021年11月5日 公開予定です。

映画「エターナルズ」エイジャック役サルマ・ハエックさん、MCUデビューをフューリーとデッドプールに隠していたと明かす

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「エターナルズ」でエターナルズのリーダー的存在エイジャックとしてデビューするサルマ・ハエックさんが Phase Zero Podcast に出演し、キャスティングが決まった当時、友人のサミュエル・L・ジャクソンさんとライアン・レイノルズさんに秘密にしていた事を明かしました。

ハエックさんによると、当時はデッドプール3の制作が発表され、レイノルズさんのMCUデビューが決まった頃だったと言います。

それまでデッドプールは(MCUに)入っていなかったけど、その時は決まった直後で二人はお互いに質問していました。ライアンが入ってきて、サムが専門家で、私はただ聞き役に徹して、少しずつ質問して、MCUについて学ぼうとしていました。

私は自信を持って座っていたわけではありません。自慢したくてたまらなかったんです。私は彼らにどうしても知ってもらいたかった。笑顔ではなかったと思います。この2人に言ったらクビになるんじゃないかとビクビクしていました(笑

ところがある日、ジャクソンさんがハエックさんの秘密に感づいたと言います。

ある日、サムと一緒に座って、(MCUの)話をしていた直後に、彼が「それで、スタジオは君にいくら払うつもりなんだい?」と言いました。私は「何の話?」と言いましたが、サムは「いいじゃないか。僕と君の仲だし、君はマーベルの映画に出ていて、言うなと言われたから言いたくないんだろう。大丈夫だよ、僕はファミリーの一員だから」と。信じられないことでした!自慢したくて緊張している私を気遣ってくれたんです。

ハエックさんが友人であり、MCU俳優でもある二人にすら秘密にしようとしたのは、影にネタバレ対策チームが潜んでいるからかもしれません。ドラマ「シークレット・インベージョン」に出演するキングズリー・ベン=アディルさんやエミリア・クラークさんが、以前に「なにか話すと怒られる」と対策チームの存在をほのめかしていました。

MCUがフェーズ4に入り、エイジャックとしてデビューするサルマ・ハエックさん、そしてデッドプールとしてデビューするライアン・レイノルズさんが、フェーズ1の頃からニック・フューリーを演じているサミュエル・L・ジャクソンさんにあれこれ聞くのは秘密保持のためにはうってつけかもしれません。

ジャクソンさんは映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」公開前のインタビューにて「キャプテン・マーベルは単独でタイムトラベルが出来る数少ないヒーローの一人」ととんでもないネタバレ爆弾を放り投げた事が当時取り沙汰され、ファンやメディアは大混乱しましたが、後にこれが嘘であった事も判明。キャプテン・マーベルを演じるブリー・ラーソンさんですら「あ、私が聞いちゃいけない事なのでは」と騙されたとも明かしていました。

3人の友人が同じスクリーンでクロスオーバーする機会が訪れるかどうかは分かりませんが、まずはそれぞれのシリーズである「エターナルズ」、「シークレット・インベージョン」、「デッドプール3」を楽しむ事になるようです。

映画「エターナルズ」は 2021年11月5日 公開予定です。

ソース:Why Salma Hayek Lied to Deadpool’s Ryan Reynolds About Marvel’s Eternals Role

映画「エターナルズ」のクロエ・ジャオ監督が続編について言及

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「エターナルズ」のクロエ・ジャオ監督が、海外メディア The Playlist とのインタビューの中で続編についての質問をされ、はやくも準備が出来ている姿勢を見せました。

ジャオ監督はインタビューの中で、「私がこの映画を作って気に入ったのは、MCUの原点に近いものであると同時に、MCUの発展に大きな影響を与えるものであるということです。この2つがあれば、好きなことをして遊べるし、強力なスタンドアロン映画を作ることができ、すべてをテーブルの上に置いておけるんです。私は、すぐにでもマーベルのチームと一緒に仕事をしたいと思っています。だから、そのうち分かるはずです。」と述べました。

続編への意欲を示したジャオ監督ですが、「エターナルズ2」だけが道ではないかもしれません。MCUの映画はすべてのフランチャイズが監督を変えずに制作しているわけではなく、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズはすべてジェームズ・ガン監督が、「スパイダーマン」シリーズはすべてジョン・ワッツ監督が制作していますが、「アイアンマン」シリーズや「マイティ・ソー」シリーズなどは監督を変更しながら制作されてきました。また、「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」で起用されたルッソ兄弟監督は「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」や「アベンジャーズ/エンドゲーム」など別のフランチャイズにも起用されましたし、前述のジョン・ワッツ監督は「ファンタスティック・フォー」の制作を控えています。

クロエ・ジャオ監督も「エターナルズ」シリーズだけでなく、他のマーベル映画に携わる可能性もあるかもしれません。

映画「エターナルズ」は 2021年11月5日 公開予定です。

ソース:‘Eternals’: Chloe Zhao On Kevin Feige, Potential Sequels & Saying Yes To ‘Star Wars’ If Asked [Interview]

映画「エターナルズ」、コミックからの性別変更について「チームは人類の縮図にしたかった」と説明

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「エターナルズ」の記者会見に登場したスタジオ代表のケヴィン・ファイギ氏とクロエ・ジャオ監督が、今作の映画においてエイジャックとマッカリがコミックから性別を変更された事について理由を述べました。

ジャオ監督はプロジェクトに参加する前からこの変更が決まっていたことを明かしました。

私が最初にこのプロセスに参加したとき、ケヴィン、ネイト(マーベル・スタジオのプロデューサー)、そしてマーベル・スタジオのチームがまとめたと思われるトリートメントを読みましたが、それら(性別変更)の決定はすでになされていました。
私がこの映画に惹かれた理由のひとつは、ただ単にキャラクターの性別を入れ替えるだけではなかったことです。チームのリーダーが母親代わりになるなど、非常に具体的に選ばれていて、その決定はわざわざなされた意味のあるものなのです。

監督はこれらの変更が昨今よく見られる平等論に合わせた適当な変更ではなく、それぞれに意味があった事を説明しました。

また、ファイギ社長はエターナルズが「人類の歴史」をテーマにしているため、「人類の縮図」に似た多様なヒーローを登場させることが重要であると説明しました。

ネイトがこのプロジェクトのために提唱していたように、人類の歴史を描くには、ヒーローが人類の縮図のように見えなければなりません。それが目標でした。

さらに、キンゴを演じた俳優のクメイル・ナンジアニさんは、エターナルズの多様性を扱った監督の方法が興味深いとコメントしました。それは「主張をするためではなく」、「物事が常にそうであった」ことを示すためであり、それは「極めて自然なことだと感じた」と述べています。

クロエが私たち全員に指示した方法で、1つ言っておきたいことがあります。もちろん、キャストやチームの多様性については、私たちもよく話しています。しかし、彼女のアプローチの仕方はとても興味深く、それは主張をするためではなく、『物事は常にこうあるべきだった』と言うためのものでした。極めて自然な感じがしました。

コミックに登場するエターナルズはほとんどが男性でしたが、映画においては男女5人ずつと均等なバランスとなりました。そしてテーマでもある多様性の表現のひとつとして、一部キャラクターは性的嗜好を変更、チームメンバーを演じる俳優には様々な人種から起用されました。

今回、映画化にあたってエイジャックとマッカリが男性から女性へと変更されましたが、コミックではそれに合わせて二人が死亡から復活した際に女性の身体へと変更されました。

コミック、映画ともども新たな外観となるエターナルズの活躍が始まることになります。

映画「エターナルズ」は 2021年11月5日 公開予定です。

ソース:MCU Boss Speaks on Gender-Swapped Characters In Eternals Movie