ソニー・ピクチャーズ制作のSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「ヴェノム:ザ・ラストダンス」が公開され、賛否両論の議論が展開されると共に続編への期待も高まる中、来月には「クレイヴン・ザ・ハンター」が公開を控えています。
その後はMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の「スパイダーマン4」とアニメ映画「スパイダーマン:ビヨンド・ザ・スパイダーバース」、そしてドラマの「スパイダー・ノワール」が現状でアクティブなプロジェクトですが、それ以外には何が残っているのでしょうか。
一時期、ソニーはMCUのような多様な展開を望み、計画も発表していましたが、結局のところ「ヴェノム」一作目が一歩目で成功しただけで、ニ歩目からは上手く行きませんでした。
かつては「エル・ムエルト」、「ヒプノハスラー」などの制作発表がありましたが、「エル・ムエルト」は主演が降板して以降1年ほど音沙汰がありません。
「シルバー&ブラック」は SSU が謳われる前から構想されていたものですが、これも未だに実現に至らず、オリヴィア・ワイルドさんが監督するとされる「スパイダーウーマン」も2年ほど情報が更新されていません。
ドラマとして「シルク:スパイダー・ソサエティ」も開発が行われていましたが、現在は中断されています。
海外メディア TCC は今後のソニー作品について質問を受け、次のようなレポートを投稿しています。
彼らは常にアイデアを練っていますが、実際に実現するのはそのうちのほんの一部かもしれません。シルバー・セーブル、ブラック・キャット、サンドマン、ライノ、カメレオン、スコーピオンなどのキャラクターが映画化の企画やアイデアを練っているという話が出ています。現在、彼らはエージェント・ヴェノムの映画化を検討しています。
ソニーがジェシカ・ドリューの「スパイダーウーマン」や「スパイダーマン2099」のようなスパイダー関連映画に投資していた時期がありましたが、それらは凍結されたことを覚えています。つまり、答えはイエスです。彼らは開発中のアイデアを持っているが、同時に、これらのプロジェクトが実現する可能性は非常に低い。
「モービウス」や「マダム・ウェブ」の興行的失敗の影響は大きいようで、かなり慎重になっているのは間違いないようです。しかし開発を放棄しているわけでもなく、引き続き議論されているようであり、その中からまた新作として公式発表される事に期待です。
ソース:November Discord Q&A Part 3: Spider-Man, Venom and other Marvel Sony Projects