マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アントマン&ワスプ:クアントマニア」で征服者カーンを演じたジョナサン・メジャース被告が、再び訴訟されたと、海外メディア The Hollywood Reporter が報じました。
元恋人グレース・ジャバリさんから暴行、嫌がらせの嫌疑で訴えられた裁判で有罪判決が下された後、2024年1月にジョナサン・メジャースさんはGMAのインタビューに応じ番組に出演、この裁判について語りました。
このインタビューで司会者のリンジー・デイヴィスさんから責任について質問された時、「それは実際には起こっていません。」と、元MCUスターは主張。ジャバリさんが負傷を負った原因について尋ねたとき、彼は「神様に願いたいほど、私も知りたいです。それが明確さを与え、私に何らかの平和をもたらすでしょう」と答えていました。
当時、この発言が裏目に出るのではないかと報じられていましたが、その懸念が今回実際に起こってしまったようで、被告のこのインタビューでの発言について新たに訴状が提出されたと記事は言います。
訴状には、インタビューに参加することで、「メジャースの意図は、多くの人々にジャバリが嘘つきであると信じさせるだけでなく、それらの人々がジャバリに暴言を吐いたり、嫌がらせをしたり、脅迫したり、いじめさせたりすることであったと述べている。メジャーズはまた、彼の中傷的発言がジャバリのキャリアに悪影響を与えることを意図していた。」との内容が記されていると伝え、暴行に加えて名誉毀損も加わったと言います。
また、前回の裁判にはなかった2022年の暴行についても新たに言及。
訴状によると「グレースをお尻に打撲ができるほど強く押した」「グレースを空中に持ち上げて車のボンネットに投げつけた」「グレースを家に連れ戻して首に手を掛けた」と言います。また「殺してやる」という発言に加えて「グレースの頭を大理石の床に叩きつけながら、息ができなくなるまで彼女の首を絞め続けた。」ともされています。
メジャーズ氏には当初、2月6日に判決が言い渡される予定でしたが、公聴会は4月8日まで延期されています。前回の裁判での罪状には最長1年の懲役刑が科せられる可能性があります。執行猶予の可能性も報じられていましたが、今回の新たな訴訟がどのような影響をもたらすのかは不明です。
ソース:Jonathan Majors Sued By Ex-Girlfriend Grace Jabbari for Defamation, Assault and Battery