【ネタバレ注意】ドラマ「アイアンハート」、ジョーの役と今後について俳優と脚本家が語る

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アイアンハート」でジョー・マクギリカディを演じたオールデン・エアエンライクさんが、このキャラクターを演じることについて語りました。ジョーは偽名を名乗って主人公リリの前に現れましたが、その実態は噂通りのコミック由来のキャラクター。ただしその背景はやや異なっています。

※これより先は「アイアンハート」のネタバレを含んでいます。ご覧の際はご注意ください。

海外メディア ScreenRant とのインタビューでオールデン・エアエンライクさんはジョー・マクギリカディという役について言及。

彼の正体がエゼキエル・”ジーク”・ステイン、映画「アイアンマン」のヴィランだったオバディア・ステインの息子だという事について次のように語っています。

「MCUの物語全体の伝統に深く関わる作品に参加できて嬉しいです。特に、このキャラクターは、このすべてを始めた最初のマーベル映画に登場していたので」

また、ジークを演じることについて、ロバート・ダウニー・Jrさんに相談した事も明かしました。

「この役をもらった時、ちょうどロバート・ダウニー・Jr.と(『オッペンハイマー』で)一緒に仕事をしたばかりだったので、彼とこのことについて話す機会があって嬉しかったんです。彼とFaceTimeで話して、『こういう役が来たんだ。どう思う?』って聞いたら、『ああ、是非やってくれ』って言ってくれたんです。」

オールデン・エアエンライクさんがエゼキエル・ステインを演じるというニュースは2022年、スクーパーの @CanWeGetToast 氏とウェブサイト The Illuminerdi がほぼ同時に報じていましたが、サイトは現在閉鎖されており、@CanWeGetToast 氏は「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」の重大なネタバレを含む映像をSNSに投稿したとして訴えられ、その後間もなくネット上から姿を消しています。

2023年の終わりごろにエアエンライクさんの役がジョー・マクギリカディとなっていると報道された時は、何かの間違いか、作中で使用される偽名だろうと考えていましたが、ジークはジョーという偽名を使って登場しました。

結局のところ彼らの言う通り、「アイアンハート」においてオールデン・エアエンライクさんはジークを演じていましたが、コミックのキャラクターとはやや性格が異なるようにも見えます。

「アイアンハート」のショーランナー兼ヘッドライターのチナカ・ホッジさんは、TV Line との別のインタビューで 、エゼキエルを登場させた事について説明しました。

「オバディア・ステインの物語における、まさに珠玉の“ハング・チャド”です。MCUの醍醐味の一つは、物事がどのように繋がっていくかですが、これまで多くの展開が未来、あるいは他のMCUや別の宇宙へと向けられてきたので、過去へと遡るのは本当に楽しい事です。」

また、ジークの将来が楽しみだとも述べています。

「オールデンの演技は素晴らしく、エゼキエルというキャラクターもとても面白いです。ファンとして、このキャラクターが長く愛されることを期待しています。」

コミックのエゼキエル・”ジーク”・ステインは、父オバディアがトニー・スタークに殺された事でアイアンマンへの復讐の炎を燃やし続けているキャラクターです。しかしドラマの第3話で正体を明かしたジークからは、今のところスタークを恨んでいるような様子はありませんでした。

「アイアンハート」の残りのネタバレは避けますが、当初の計画では「キャプテン・アメリカ/ブレイブ・ニュー・ワールド」でサーペントソサエティに武器を供給する責任者としてエゼキエルの名前が挙がっているとも噂されていました。しかし、最終的にサーペントソサエティ自体が大幅にカットされ、エゼキエルの関与もわからずじまいに終わっていました。

ショーランナーが「長く愛される事を願っている」というMCUのエゼキエルは復讐ではなく、リリと共に正義の道を歩き始める事になるのでしょうか?

ドラマ「アイアンハート」シーズン1は 第3話 までディズニープラスで配信中。残りの3話は 2025年7月2日 に配信予定です。

【噂話】映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」、ウィンザー・グレート・パークはジェノーシャに?

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」が、イギリス王室の領地内で撮影する事が先日報じられましたが、ここをコミックに登場する国家ジェノーシャに見立てて撮影されると新たに報道されました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-doomsday-paid-millions-filming-windsor-park/”]

海外メディア TCC のアレックス・ペレス氏はウィンザー城の記事と写真を引用し、「ジェノーシャ」と一言そえて投稿。

コミックに登場する架空の国家ジェノーシャとしてここが使用される事を報告しました。

ジェノーシャはミュータントを奴隷として利用する国でしたが、マグニートーがここを奪い取りミュータントの楽園へと生まれ変わりました。ここには地球上のほとんど全てのミュータントが差別から逃げるために集まり、暮らしていましたが、ここをセンチネルに襲撃されミュータントたちは虐殺。地球のミュータントは94%も減少する事になりました。

この原作のエピソードをもとにした話はアニメ「X-MEN’97」シーズン1の第7話でも描かれています。

アニメ「X-MEN’97」をディズニープラスで視聴する

スクーパーの MTTSH 氏は以前に「ウィンザー城はマグニートーの居城となるようだ」と報告しており、両者の主張は概ね一致。また、撮影の早い段階でセンチネルの残骸と見られるセットも目撃されており、原作と似たようなエピソードが展開されると予想されます。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-doomsday-sentinels-rumor/”]

ただし、「ドゥームズデイ」でセンチネルをけしかけるのはドクター・ドゥームになると予想されています。なお、「X-MEN’97」ではセンチネルの開発者であるボリバル・トラスクが、コミックでは(デッドプール&ウルヴァリンにも登場した)カサンドラ・ノヴァがトラスク3世を操ってセンチネルをけしかけました。

「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」と「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」はこれまでにMCUで「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」、「アベンジャーズ/エンドゲーム」を手掛けてきたルッソ兄弟監督が再びメガホンを取る事に。

公式発表されたキャストリストは過去の記事をご参照ください。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-doomsday-officilal-cast-announcement/”]

また、ドクター・ストレンジ役のベネディクト・カンバーバッチさんが出演を認めています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-doomsday-benedict-cumberbatch-retracts-his-statement/”]

映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」は 2026年12月18日 公開予定、映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」は 2027年12月17日 公開予定です。

映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」のソーは「ラブ&サンダー」ほど大きくない、筋トレメニューも公開

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」にソーとして戻って来るクリス・ヘムズワースさんが、前作となる映画「ソー:ラブ&サンダー」のようなゴリマッチョにはならないとトレーナーが明かしました。

海外メディア independent とのインタビューに応じたパーソナルトレーナーのルーク・ゾッキさんは「この最新映画ではトレーニングにそれほど力を入れていません。でもクリスは相変わらず素晴らしい」と述べました。

そして「こう言いたくはありませんが、私たちはただ少し年をとっているだけだと思います​​。自分を殺そうとすることもなくなり、常にもっと良いものがあると考えるようになりました。そして、自分の体と少しだけ調和するようになったんです。」と、年を重ねた事もその背景にあると語りました。

「映画の中で彼がどれだけ変わっているかを見るのが楽しみです。」とゾッキさんは語り、ヘムズワースさんが1日に450カロリーの食事を10回も食べなくなることを認めました。

「『ラブ&サンダー』の時ほど体が大きくなっているとは思えませんし、それが目標だったわけでもありません。クリスはあの時の自分の体の大きさに違和感を感じていて、食べ過ぎてしまうことにも満足していなかったんです」

「今回は1日に4、5食ほど食べていますが、食事制限はそこまで厳しくありません。無理やり食べ物を押し込むわけではありませんが、それでも見た目は素晴らしいです。」と締めくくり、ヒーローの新しい衣装はノースリーブになると付け加えました。

記事ではクリス・ヘムズワースさんが実際に行っているワークアウトの一部も紹介されています。

クリス・ヘムズワースの『アベンジャーズ:ドゥームズデイ』ワークアウト
軽いダンベルを使った3ラウンドのウォームアップサーキット:
ラテラルレイズ×8
フロントレイズ×8
ミリタリープレス×8
60秒間休憩
座った状態でのダンベルショルダープレス
セット数:4 回数:8~12 休憩:60秒

平らなベンチにまっすぐ座り、両手にダンベルを持ち、肩の高さくらいに持ちます。ダンベルのハンドルはやや内側に傾けます。
体幹に力を入れ、腕が頭上まで伸びるまでダンベルを上に押し上げます。
ダンベルを元の位置に戻します。
ボーナス:このエクササイズの最後のセットでは、ドロップセットを行います。これは、通常のセットを8~12回繰り返した後、すぐに10~20%軽いダンベルに切り替え、座った状態でダンベルショルダープレスをできるだけ多く行うことを意味します。これを終えたら、さらに10~20%軽いダンベルに切り替えて繰り返し、最後に同じ量だけ軽くして、もう一度繰り返します。各ドロップセットでは、8~12回を目指しましょう。

インクラインダンベルベンチプレス
セット数:3 回数:12 休憩:60秒

調節可能なウェイトベンチの傾斜を 30 ~ 45 度に設定します。
どちらかの膝にダンベルを乗せてベンチにまっすぐ座り、手のひらを内側に向けてハンドルを持ちます。
ベンチに仰向けになり、膝を上げてダンベルを胴体の上まで持ち上げ、胸の両側でダンベルを持ち、手のひらを少し内側に向けます。これが開始位置です。
腕が胸の上に完全に伸びるまで、ダンベルを天井に向かって押し上げます。
ダンベルをゆっくりと元の位置まで下げて反復運動を完了します。
片腕ケーブルラテラルレイズ
セット数:4 回数:12回 (片側) 休憩:60秒

ケーブルマシンをできるだけ低い位置に設定し、左足がハンドルに最も近くなるようにマシンに対して垂直に立ちます。
右手でハンドルを握り、まっすぐに立って、肘を軽く使ってハンドルを体に近づけ、腰の前で持ちます。
腕が床とほぼ平行になるまで、ハンドルを体の横に引いて右側に出します。
開始位置まで体を戻して、規定回数繰り返し、反対側へ移動します。
ケーブルマシン リアデルタフライ
セット数:3 回数:15 休憩:60秒

ケーブルを頭の高さより少し上に設定したケーブルマシンの向かい側に立ちます。
オーバーハンドグリップを使用して、左のケーブルの端を右手で握り、右のケーブルの端を左手で握ります。
まず、両腕を肩のラインに沿って前にまっすぐ伸ばします。それから、胴体を動かさず腕をまっすぐ伸ばしたまま、ケーブルを体の側面まで引き抜き、腕が体と水平になるようにします。この時、ケーブルはわずかに下がっていき、動きを通して肩と手首のラインに沿って動くようにします。
ケーブルを元の位置に戻して繰り返します。
ボーナス:このエクササイズの最後のセットでは、上記の座位ダンベルショルダープレスと同じようにドロップ セットを実行し、最終セットの後に重量を3回下げて、後続の各セットで限界まで押し上げます。

ケーブルマシンストレートバートライセプスプッシュダウン
セット数:3 回数:12 休憩:60秒

ケーブルマシンの向かい側に立ち、ケーブルマシンの1本を頭の高さより少し上にセットし、まっすぐなバーを取り付けます。
オーバーハンドグリップを使用して、ストレートバーアタッチメントを両手で握ります。
肘を体の横に固定して下に向けたまま、肘を伸ばして腕をまっすぐにします。
重りを元の位置に戻して繰り返します。

「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」と「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」はこれまでにMCUで「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」、「アベンジャーズ/エンドゲーム」を手掛けてきたルッソ兄弟監督が再びメガホンを取る事に。

公式発表されたキャストリストは過去の記事をご参照ください。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-doomsday-officilal-cast-announcement/”]

また、ドクター・ストレンジ役のベネディクト・カンバーバッチさんが出演を認めています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-doomsday-benedict-cumberbatch-retracts-his-statement/”]

映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」は 2026年12月18日 公開予定、映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」は 2027年12月17日 公開予定です。

ソース:Chris Hemsworth’s trainer reveals the exact workout plan he’s using to prepare for Avengers: Doomsday

映画「ブレイド」、主演のマハーシャラ・アリさんが準備が出来ていると語る

マーベル・スタジオが開発中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブレイド」の主演を務めるマハーシャラ・アリさんが、海外メディア Variety とのインタビューで、本作の開発状況について質問され、準備が出来ていると回答しました。

「ジュラシック・ワールド リバース」のプレミアムイベントのレッドカーペット上で、開発が一進一退を繰り返している「ブレイド」について質問されたマハーシャラ・アリさんは「マーベルに電話してくださいよ。」と語り、「こっちは準備が出来ています。準備出来ていると伝えてください。」と述べました。

この発言から最近は話し合いも行われていないようで、スタジオがどう動くかにかかっているようです。

THR からも同様の質問を受け、アリさんはもう少しだけ補足。

「『ブレイド』が実現したら嬉しいです。ですがマーベルが今どこにいるのかは分かりません。ただ、次の素晴らしい作品を探しているんです。本当に。」 

「ブレイド」に関する最後の朗報は 2024年9月 で、起用と降板を繰り返し6人目となった「ブラックウィドウ」や「サンダーボルツ*」のエリック・ピアソンさんの脚本が、スタジオをようやく大満足させたと報じられていました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-blade-new-director-jeymes-samuel-rumor/”]

しかしこの翌月にディズニーが「ブレイド」の公開スケジュールを削除。現在は公開日未定となっています。

先日は1998年版の「ブレイド」の脚本家が、マーベル・スタジオに助力を申し出たが断られたと明かしていました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-blade-david-s-goyer-revealed-studios-response/”]

この事から、既に脚本が準備済みである可能性は高そうで、単に公開のタイミングを見失っているだけなのかもしれません。

現在、MCUは「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」と「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」でマルチバース・サーガのクライマックスへと向かっている最中。マルチバース要素があまりないと見られる「ブレイド」は、「シークレット・ウォーズ」の後のフェーズ7で仕切り直すというのは現実的な選択かもしれません。

一方で、「デッドプール&ウルヴァリン」でのウェズリー・スナイプスさんのブレイドの再登場の反響を受けて、「ブレイド」をマルチバース仕様に書き換えているとの推測も。マルチバース・サーガが終わってもマルチバースが無くなるわけではないともされており、こちらの可能性も十分にありえそうです。

マハーシャラ・アリさんはこの役に対する興味を失っているわけではなさそうですが、今後スタジオは彼が降板してしまわないようにモチベーションをケアする必要があるでしょう。

映画「ブレイド」の公開時期は未定です。

ソース:Mahershala Ali Still Wants to Film ‘Blade’: ‘Call Marvel, Let Them Know I’m Ready’

MCU映画「X-MEN」監督がついに決定!しかし本人は認めず

マーベル・スタジオが開発中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「X-MEN」の監督について、「ブラックパンサー」シリーズのライアン・クーグラー監督が、注目のリブート映画のメガホンを取る人物の名前を明かしました。

Metro Entertainment とのインタビューの最中に「X-MEN」の監督の噂について質問されたライアン・クーグラー監督は、「いやいやいや」と否定しつつ、「ジェイク、ジェイク。ジェイクがやるんだよ」と答えました。

インタビュアーが「ジェイク?シュライアーの事?」と聞き返すと、「そうだよ」と回答。「サンダーボルツ*」のジェイク・シュライアー監督が「X-MEN」を制作すると認める事になりました。

海外メディア CBM によると、公式発表を前に名指しされたシュライアー監督は、マルタのメディテラネ映画祭に出席。会場でリブート作品にどう取り組むか、現在は解散した20世紀スタジオ時代の以前の作品と何が違うのかと質問され、次のように述べています。

「たとえその映画への出演が決まったとしても、その質問に答えることはできないと思います。私が言えるのは、常にキャラクターから始まり、素晴らしい脚本家や協力者たちと仕事をすること、そしてどんなプロジェクトを引き受けるにしても、どうすれば何か違うことができるかを考えること、ということです。私が言えるのはそれだけです」

ジェイク・シュライアー監督はライアン・クーグラー監督がバラしてしまった事を知っているのかどうかは不明ですが、「X-MEN」の監督を引き受ける事を認めませんでした。

クーグラー監督が自身が担当する以外のプロジェクトについてどれだけ知っているかは怪しい所ですが、SNS上での身元不明の誰かが叫ぶよりも信頼性が高く、米メディアもこれでようやく監督が明らかになったと見ているようです。

次に焦点になってくるのはどんな俳優さんが出演するかという話題で、これまでには以下のような名前が噂として浮上していました。

アイアンハートはアイアンマンの後継者ではない、「アイアンハート」ショーランナーが語る

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アイアンハート」のショーランナー及び脚本を担当したチナカ・ホッジさんが、海外メディア ComicBook.com とのインタビューで、主人公リリ・ウィリアムズがトニー・スタークの後継者ではない事について言及しました。

ホッジさんは「リリはトニー・スタークと対等な人間です。彼女は彼を心から信じており、彼が残してくれた遺産を大切にしています。しかし、リリは自分自身の象徴的なレガシーを築こうとしています。アイアンマンの後継者になることには興味がありません。彼女は自分自身のアイアンハートになることに興味があるのです。」と説明。

「もし彼女がアイアンマンになるなら、枠組みと設計図は既にあります。でも、彼女はMCUの中で、自分自身のスーツ、物語、そして軌跡を作り上げようとしていたんです。だから、彼女自身の力で象徴的なキャラクターを作り上げることに携われたことを、本当に、本当に光栄に思います。」と述べました。

そして今回のドラマについて「マーベルの(脚本家の)部屋にいると、こういう面白いことが起こります。彼らは非常に長い組織的記憶を持っているんです。」と言い、クリエイティブ・エグゼクティブのゾーイ・ナーゲルハウトさん(ファルコン&ウィンター・ソルジャー)とケルシー・リューさん(デアデビル:ボーン・アゲイン)が、アイアンハートとアイアンマンを予想外の形で結びつけるアイデアを持っていたと付け加えました。

「『面白いアイデアがあるよ。このストーリーを忘れないで。このストーリーラインはどうだろう?』って感じでした。」

また、「『アイアンマン』『アイアンマン2』は劇場で何度も観ました。マーベルで観た要素をこの作品に取り入れることができて、とても楽しかったです」と語っています。

MCUとコミックのアイアンハート/リリ・ウィリアムズはかなり設定を異にしています。

コミックでは、リリはスタークのアイアンマン・マーク41アーマーをリバースエンジニアリングし、スタークの技術に独自の解釈を加えました。腕を買われたリリはトニー・スタークの弟子となりました。その後のシビル・ウォー2で死んだと思われていたトニー・スタークの意識をAI化し、そのAIトニーがリリを訓練しました。

リリにアイアンハートと名付けたのはこのトニー・スタークで、リリの幼馴染ナタリー・ワシントンに敬意を表して名付けられました。彼女は銃撃事件の被害者となり心臓を撃たれて亡くなっていました。

MCUではリリ・ウィリアムズがデビューする前にトニー・スタークが亡くなっており、彼女のコミックのオリジンを再現する事が出来ない状況でスタート。「実は以前から知り合いだった。」というような後付け設定を採用せず、師弟関係ではない対等なキャラクターとして描く事になりました。

しかし制作の舞台裏で、トニー・スターク役のロバート・ダウニー・Jrさんとリリ・ウィリアムズ役のドミニク・ソーンさんは師弟のようにこのキャラを作り上げており、先日のインタビューで「アイアンマンはアイアンハートを愛している」ともコメントしていました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-iron-heart-rdj-says-iron-man-loves-iron-heart/”]

ドラマ「アイアンハート」は 2025年6月25日 より日本のディズニープラスで初回3話配信予定です。

ソース:Ironheart Creator Explains Why Riri Williams Isn’t the MCU’s “Heir to Iron Man”

【噂話】MCUに復帰する悪役はウルトロンだけではない?

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ヴィジョンクエスト」でウルトロンが戻ってくるとされており、先日はその後の複数のプロジェクトにウルトロンが関与する計画があるとも報じられました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-vision-quest-agents-of-shield-connection-rumor/”]

これに関連して、スクーパーの MTTSH 氏は「コミックで悪役が復活するのはお決まりですよね。そしてなんとサノスも復活するんです。」とあらためて投稿しました。

氏が指摘するように悪役の復活は日本の漫画やアニメでも定番であり、いつかは起こり得る事だと言えます。どこで戻るかについてはこの投稿で言及されていませんが、同氏は半年ほど前にサノスが「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」で戻ると主張していました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-secret-wars-thanos-return-rumor/”]

なお、サノスを演じたジョシュ・ブローリンさんは「サノスの復活よりも、『デッドプール4』でケーブルを復活させる事について話し合うべきだ。」としつつも、「ルッソ兄弟がやらせたいなら」という条件付きでサノスの再演をすると語っています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-secret-wars-josh-brolin-reactions-thanos-return-rumor/”]

「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」でサノスの変異体とハルクの再戦が実現すれば、トラウマを克服し、もとの怪物性を取り戻す機会を得られるかもしれませんが、サノスはどのような役割をもって戻ってくるのでしょうか。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-endgame-hulk-vs-thanos-revenge-match-concept-art/”]

「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」と「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」はこれまでにMCUで「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」、「アベンジャーズ/エンドゲーム」を手掛けてきたルッソ兄弟監督が再びメガホンを取る事に。

公式発表されたキャストリストは過去の記事をご参照ください。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-doomsday-officilal-cast-announcement/”]

また、ドクター・ストレンジ役のベネディクト・カンバーバッチさんが出演を認めています。

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映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」は 2026年12月18日 公開予定、映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」は 2027年12月17日 公開予定です。

映画「ブレイド」、ヘルプを申し出ていたオリジナル版の脚本家がスタジオに断られたと明かす

マーベル・スタジオが開発中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブレイド」は 2019年 のサンディエゴ・コミコンで制作発表された後、幾度にもわたる監督と脚本家の変更を重ねて一進一退を繰り返し、遅々として進んでいません。

先月、1998年のオリジナル版「ブレイド」からの3部作を手掛けたデヴィッド・S・ゴイヤーさんが「執筆してもいい」とヘルプを申し出ていましたが、最新のインタビューでマーベル・スタジオがこれを断った事が判明しました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/blade-original-writer-addresses-mcu-blade-delay/”]

海外メディア Variety とのインタビューに応じたゴイヤーさんは「8ヶ月ほど前、『おい、ブレイドを書いてくれないか?参加してくれよ』ってたくさんの人が言ってきました。友達、ファン、それからSNS上の人達も。」と、きっかけを明かしつつ、「その時はそのことについては特に考えてもいなかったんですが、しばらくしてエージェントにマーベルに電話してもらって、『何か手伝いは必要ですか?』って聞いたんです。すると彼らは、『君たちのことは気に入っているけど、もう解決したと思うし、いい方向に向かっている』って言ってくれたんです。」と、解決したと聞いて安心していたと明かしました。

しかし、今年の春先にはまた暗礁に乗っているとされる報道があり、ゴイヤーさんは失意にあると明かしました。

開発が難航している舞台裏について「すべてを知っているわけではありません。」としつつも、スタジオからオファーがあれば執筆を検討すると語りました。

「今はDCファンだと見なされていますが、最初はマーベルファンでした。検討はします。あの世界に戻るのは楽しいでしょう。とはいえ、スーパーヒーロー作品に関してはもう99%やり終えたところです。この世界が大好きで、映画は全部見ていますが、とにかくこの世界ではたくさんのことをやってきました。でも、ええ、検討はしますよ。昔を懐かしむためにね」

先日、ジョシュ・ホロウィッツ氏のポッドキャストに出演した際はMCU版の執筆をする事になったら「うれしい気持ちが半分、“僕は『ブレイド』の決定版を作ったからなあ”という気持ちがもう半分。(復帰は)間違いでしょう。」と否定的なコメントをしていましたが、ブレイドに対する愛情は特別なようで、マーベルが困っているのであれば戻る意欲がある事を今回も示しました。

マハーシャラ・アリさんが演じるブレイドがいつスクリーンに登場するかはまだまだ不明ですが、今年配信予定のアニメ「マーベルゾンビーズ」に登場するとも噂されています。

ソース:David Goyer on Marvel Turning Down His ‘Blade’ Reboot Offer, Why ‘The Sandman’ Is Ending and Those Neil Gaiman Allegations: He ‘Wasn’t as Involved in Season 2’

映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」、ウィンザー城でのロケ費用は数百万ドル規模に

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」の新たな撮影場所として、ウィンザー城がロケ地として申請中だと先月末に報じられていました。今回、このロケを行うにあたって、数百万ドルが英王室に支払われることになると報道されています。

海外メディア The Irish Sun の報道によると、「ウィンザー・グレート・パークで夏に『アベンジャーズ:ドゥームズデイ』のシーンを撮影するために数百万ドルを支払った」とのこと。 「このお金はウィンザー・グレート・パークの維持費に充てられるので、国王ももちろん関心を持っている。クラウン・エステートの収益の一部は王室に渡るので、誰にとってもメリットがある」と伝えています。

正確な金額は不明で、情報筋は「マーベルの映画が何十億ドルも稼いでいるのに、数百万ポンドなんて大した金額ではない」と語っています。

なお、チャールズ国王はこのことを知っているとしつつ、撮影中はスコットランドのバルモラルにある自分の領地にいる予定だとして、撮影には立ち会えないとしています。

3年前のエリザベス女王の最後の誕生日、この年、王室はアベンジャーズのテーマ曲で女王の誕生日を祝っていました。

少し前から始まったバーレーンでの撮影では、ナセル・ビン・ハマド王子が撮影を特別に見学した事をSNSで発信していました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-doomsday-bahrain-bts/”]

各国の王族とその関係者も興味津々のアベンジャーズですが、今回のウィンザー城周辺のロケでは城内は使わないようだと主張するスクーパーも。この城をマグニートーの拠点として利用する計画だと複数のスクーパーの主張が一致しています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-doomsday-shooting-at-the-castle-next-month-rumor/”]

「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」と「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」はこれまでにMCUで「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」、「アベンジャーズ/エンドゲーム」を手掛けてきたルッソ兄弟監督が再びメガホンを取る事に。

公式発表されたキャストリストは過去の記事をご参照ください。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-doomsday-officilal-cast-announcement/”]

また、ドクター・ストレンジ役のベネディクト・カンバーバッチさんが出演を認めています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-doomsday-benedict-cumberbatch-retracts-his-statement/”]

映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」は 2026年12月18日 公開予定、映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」は 2027年12月17日 公開予定です。

ソース:THOR KING & COUNTRY Royal Family paid multi-million sum by Marvel so new Avengers superhero movie can be filmed at Windsor Great Park

【ネタバレ注意】ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン2、エンディングらしきシーンの撮影が目撃される

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン2の撮影現場から、新たな目撃情報が登場しました。SNS上に登場した動画によると、シーズン2のフィナーレの一部を垣間見せているようです。

※これより先は「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン2のネタバレを含んでいる可能性があります。ご覧の際はご注意ください。

先日、映画「スパイダーマン:ブランニューデイ」にジョン・バーンサルさんのパニッシャーが登場する事が決定したと報じられましたが、フィスク市長が制圧しているニューヨークで彼らがどう動くのか、多くのファンが疑問に思っていました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-spider-man-bnd-jon-bernthal-join/”]

しかし今回の撮影現場で目撃された映像から、そもそもそんな心配は不要だったと多くのファンが悟り始めているようです。

目撃されたのはチャーリー・コックスさんが演じるマット・マードックと、デボラ・アン・ウォールさんが演じるカレン・ペイジが路上でイチャイチャする様子。

手配中のはずの彼らが路上でこういった行為に及ぶという事は、「ボーン・アゲイン」シーズン2のどこかの時点、おそらくはエンディングに近い段階で、ニューヨークがフィスク市長の支配から解放される事を意味し、このシーンはその後の出来事と予想出来ます。

「ボーン・アゲイン」シーズン2は 2026年3月 に配信予定で、「スパイダーマン:ブランニューデイ」は 2026年7月 に劇場公開予定。したがってスパイダーマンが、フィスクが制定したニューヨークの自警団禁止条例におびえて活動する理由がそもそも無いと考えられそうです。

キングピンことウィルソン・フィスクによる支配が長期化するのであれば、そもそも「ボーン・アゲイン」シーズン3の制作も決定していたはずですが、実際にはまだ計画中の段階。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-daredevil-born-again-s3-vincent-donofrio-confirms/”]

演者のヴィンセント・ドノフリオさんはシーズン3にも戻る計画があるようですが、市長の椅子に戻ることは無さそうです。

今回目撃されたシーンが制作側のフェイクでなければ、といった注釈付きの事項ではありますが、シーズン2の最中にニューヨークはこれまでの日常を取り戻す事になりそうです。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン1はディズニープラスで配信中。シーズン2は 2026年3月、米ディズニープラスで配信予定です。