ソニー映画「モービウス」出演のタイリース・ギブソンさん、映画はMCUの一部とコメントするもソニーは否定

ソニー・ピクチャーズ制作のマーベル映画「モービウス」に出演しているタイリース・ギブソンさんが、海外メディア Comicbook.com とのインタビューの中で、本作がMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の一部である事を認めた事が話題となっています。

インタビュー内で本作が「MCUの一部であり、アベンジャーズの世界にある」かどうかを直接聞かれたギブソンさんは、シンプルに “Yes “と答えています。

このやり取りについて GmaeSpot はソニー・ピクチャーズに確認したところ、「MCUの一部ではない」と回答されたとの事。

海外メディア The Direct ではこの一連の流れを、ギブソンさんがMCUの意味について誤解している可能性も指摘しています。

「モービウス」がMCUなのかどうかという議論の発端は「モービウス」のトレーラーに登場しているマイケル・キートンさんの存在が大きく、キートンさんはMCUの映画「スパイダーマン:ホームカミング」でヴィランのヴァルチャーを演じていました。

「ホームカミング」のラストで刑務所に収監されていたヴァルチャーですが、その囚人服と同じ格好で「モービウス」のトレーラーに登場している事が、そもそもの原因になっています。

今回のソニーの回答を真に受けるのであれば、「モービウス」はMCUとは別の世界線の物語という事であり、関係はないように思われます。

ただしコミック同様のマルチバースという視点で見ることで、異なる世界でありながら常に交わる可能性を持っている世界とも考えられます。ワンダやドクター・ストレンジ、アメリカ・チャベスなどの魔法や特殊能力的なものや、トニー・スタークやDr.ドゥームなどが成し得るテクノロジー的なものが原因で複数の世界が交差することは原作ではよくあることです。

先日はドラマ「ロキ」の脚本家が「エージェント・オブ・シールド」はマルチバースのひとつと発言した事もあり、今後のMCUでのマルチバースの描かれ方に注目です。

映画「モービウス」は 2022年1月28日 米国公開予定です。

ソース:F9 Star Tyrese Gibson Confirms Morbius is in The MCU

映画「ザ・マーベルズ」にパク・ソジュンさんがキャスティングされたと報じられる

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ザ・マーベルズ」にパク・ソジュンさんがキャスティングされたと、スターニュースコリア(The Direct経由)が報じました。ブリー・ラーソンさんが主演を務める「キャプテン・マーベル」の続編にあたる今作にニューフェイスが登場することになるようです。

記事によるとアカデミー賞受賞の映画「パラサイト 半地下の家族」やNetflixドラマ「梨泰院クラス」などに出演している韓国の人気俳優パク・ソジュンさんが、「ザ・マーベルズ」に新たにキャスティングされたとの事。しかしその役どころは分かっていないとも伝えています。

マーベルで韓国人男性と言えばハルク/アマデウス・チョが有名所ですが、既に映画「インクレディブル・ハルク」に登場済み。とは言え小説による後付設定との事で、なかったことになる可能性はありそうです。

©MARVEL

もうひとりは今年の頭に話題になった新キャラクター、テグッキ。しかしこのキャラクターが登場するとは考えにくいですがどうなんでしょうか。

©MARVEL

「ザ・マーベルズ」ではキャプテン・マーベル/キャロル・ダンバースを筆頭にイマン・ヴェラーニさん演じるミズ・マーベル/カマラ・カーンとテヨナ・パリスさん演じるモニカ・ランボーが登場する事が分かっていますが、そこに韓国女性ヒーローのシルクやルナスノウが加わるならともかく、男性が加わることはなんだか少し奇妙であり、そういった点からヒーローサイドのキャラクターではないのかもしれません。

本作ではヴィラン役にゾウイ・アシュトンさんがキャスティングされていると報じられており、ヒーローもヴィランも女性の中、パク・ソジュンさんはどういったキャラクターを演じるのでしょうか。記事によると2021年後半に撮影の為渡米するとの事です。

主演のブリー・ラーソンさんは撮影に向けたトレーニングビデオを公開しており、もう間もなく撮影に入ると見られています。

映画「ザ・マーベルズ」は 2022年11月11日 米国公開予定です。

ソース:Captain Marvel 2: The Marvels Reportedly Casts South Korean Actor Park Seo-joon

ドラマ「ロキ」、脚本家が「エージェント・オブ・シールド」について言及

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」の脚本を務めるマイケル・ウォルドロンさんが、海外メディア Fandom とのインタビューの中で、フィル・コールソンの復活について質問され、回答しました。

「ロキ」の第1話で少しだけ再登場したS.H.I.E.L.D.のエージェント、フィル・コールソンの復活について尋ねられたウォルドロンさんは以下のように述べました。

それ(エージェント・オブ・シールド)はマルチバースの中の1本の線かもしれませんね。ただ、コールソンの話が少し出ただけでそのような疑問が生じると言うのは、とてもエキサイティングな事だと思います。

MCU作品として始まった「エージェント・オブ・シールド」や「デアデビル」などのNetflixドラマでしたが、ディズニーの事業再編が行われて以降、これらの作品はグレーゾーンに置かれていました。

マーベル・スタジオの公式見解は未だ示されていませんが、ウォルドロンさんの認識ではこれらの作品はマルチバースのひとつとの事。マルチバースの描写はまだまだ始まったばかりで謎だらけでもありますが、今後MCUのセイクリッド・タイムライン(神聖時間軸)と交差する可能性は残されているのかもしれません。

「ロキ」の主演を務めるトム・ヒドルストンさんは「エピソード4と5でMCUは予想していなかった領域へと拡大していきます。観客がそれを見るのが本当に楽しみです。」 the Direct とのインタビューでコメントしていました。

ウォルドロンさんは映画「ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス」の脚本も担当しており、そのドクター・ストレンジが登場する映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」でもマルチバースについて描かれると見られています。

「ロキ」を皮切りに約1年でMCUはどのような展開を迎えるのでしょうか。

ドラマ「エージェント・オブ・シールド」は全シーズン ディズニープラスで配信中。

ドラマ「ロキ」は 毎週水曜日 16時より ディズニープラスで新エピソードを追加配信中。次回、第2話は 2021年6月16日 配信です。

ソース:Loki Writer Addresses Phil Coulson’s Agents of SHIELD Resurrection

アレクセイ「アベンジャーズを連れて来るべきだった」 ─ 映画「ブラックウィドウ」の新スポット”Got This”が公開

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブラックウィドウ」の新たな動画「Got This」が公開されました。いくつかの新しいカットも取り入れらたこの動画では、レッド・ガーディアン/アレクセイが「アベンジャーズを連れてくるべきだった」とつぶやいて、エレーナに顔面を殴られ、活を入れられています。

コミックのアレクセイはキャプテン・アメリカに対抗するために作られたので、アベンジャーズに頼るという考えが不思議ですが、映画ではレッド・ガーディアンのオリジンも原作とは異なるのかもしれません。

映画「ブラックウィドウ」は 2021年7月8日 劇場先行公開、2021年7月9日 より ディズニープラスでのプレミアアクセス公開です。

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」のティザーが公開され話題に ─ マルチバースを示唆している?

ソニー・ピクチャーズが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」のティザー動画がブラジルとアルゼンチンで公開され、その演出がやはりマルチバースを示唆しているのではないかと話題になっています。

アルゼンチン版は公式によりすぐに削除されたため、ツイッターユーザーの再アップ版になります。

ブラジル版は記事執筆時点で、公式が公開しているままです。

今回明らかになった2つのティザーでは、タイトルロゴが一瞬ちらつくという演出が盛り込まれています。

この手法は2018年公開のマルチバースを扱ったアニメ映画「スパイダーマン:スパイダーバース」でも同様の演出が用いられていました。

また、現在ディズニープラスで配信中のドラマ「ロキ」でもロキの多様性とマルチバースを表現するかのように、「LOKI」のフォントが激しく切り替わる演出が入っています。

「ノー・ウェイ・ホーム」の予告公開に関して、これまでにいくつかの日時が予想されていました。さらには主演のトム・ホランドさん自身が「もうすぐ」と示唆するも、今の所ファンの期待は叶っていません。現在噂されているのは「ロキ」の終盤や終わってから、あるいは「ブラックウィドウ」の公開時に劇場で予告が流されるのではないかと言ったものです。

公開まであと半年となり、多くの噂に包まれて実態が見えてこない「ノー・ウェイ・ホーム」、その予告編の公開と内容に期待がかかっています。

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」は 2021年12月17日 米国公開予定です。

ドラマ「ロキ」、トム・ヒドルストンさんがロキの多面性について語る

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」の主演を務めるトム・ヒドルストンさんが、マーベル・エンターテイメントとのインタビューで様々なバージョンのロキを演じることについての思いを明かしました。

ヒドルストンさんはインタビューで以下のように述べています。

“人間には多面性がある “ということわざがあります。私は、このキャラクターには非常に多くの多面的な側面があり、それが彼の中で協調したり、対立したりしていることに気づきました。それが彼を演じる上での楽しみのひとつなのです。

ロキはMCUの中でも複雑な思考や感情を持ち合わせているキャラクターで、そのどっちつかずの人間味のある性格が特徴になっています。この多面的な側面を、他のロキのバリエーションに変えていくことについて、ヒドルストンさんは「その内部の多面性が永遠に続くことは、スリリングなことでした。」とコメントしました。

本作にはヒドルストンさんではないロキが登場するとも噂されており、全6エピソードの今作ではこれまでのMCUになかった新たな側面が描かれていく事が期待されています。

ドラマ「ロキ」は 毎週水曜日 16時より ディズニープラスで新エピソードを追加配信中。次回、第2話は 2021年6月16日 配信です。

ドラマ「ロキ」より、ミス・ミニッツのキャラクターポスターが公開

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」に登場するTVA(Time Variance Authority)のマスコット、ミス・ミニッツのキャラクターポスターが公開されました。先日公開されたロキ、メビウス、レンスレイヤー、ハンターB-15に続く5人目のキャラクターポスターとなり、今後の重要性を伺わせています。

©2021 MARVEL,Disney

「ロキ」の公式概要は以下の通りです。

『アベンジャーズ/エンドゲーム』で、アイアンマンたちが訪れた過去の世界で四次元キューブを手に消え去ったロキ。見知らぬ地で目を覚ましたロキは、”時間の流れが違う“という謎の組織TVAの男に拘束され、新たな戦いに巻き込まれることに。作業服を着て戦う姿やシックなスーツでお洒落にキメて飛行機に乗り込む姿など、ロキが様々なビジュアルに変貌。四次元キューブを手にした後、ロキに起こったこととは…?『エンドゲーム』後を舞台にした、ロキの新たな冒険が始まる!

ドラマ「ロキ」は 毎週水曜日 16時より ディズニープラスで新エピソードを追加配信中。次回、第2話は 2021年6月16日 配信です。

ゲーム「Marvel’s Guardians of the Galaxy」にはDLCも課金アイテムもない事が判明

ゲーム「Marvel’s Guardians of the Galaxy」のリリースが発表され、E3 2021で行われたプレスQ&Aの中で、本作のシニア・ナラティブ・ディレクターのMary Demarle氏が海外メディア Comicbook.com のインタビューの中で、本作にはDLCや課金アイテムが存在しない事を明らかにしました。

インタビューにてメアリーさんは以下のように回答しました。

このゲームにはDLCもマイクロトランザクション(課金アイテム)もありません。それは、私たちにとって、プレイヤーがこのゲームを手にしたその日に、このゲームのすべてにアクセスして体験できることが非常に重要だからです。ですから、すぐに、利用可能なすべてのコスチュームなどを手に入れることができます。また、ゲームを進めていく中で、すべての能力を見つけることができます。すべてが揃っているのです。

昨年発売された「Marvel’s Avengers」は、かなりの数のマイクロトランザクションとアンロック可能なコンテンツを特徴としており、メインキャンペーンが比較的少ないことで批判されましたが、その後複数のDLCがリリースされ、補完する形を取っています。

エイドス・モントリオールでは旧時代のゲーム開発モデル、収益計画を採用し、本作の開発にあたったようです。

ゲーム「Marvel’s Guardians of the Galaxy(マーベル ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー)」は、PC(Steam/Epic Gamesストア)/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One向けに、10月26日発売予定です。

ソース:Marvel’s Guardians of the Galaxy Won’t Have Microtransactions or DLC

ゲーム「Marvel’s Avengers」の無料DLC「ウォー・オブ・ワカンダ」のトレーラーが公開

スクウェア・エニックスより発売中のゲーム「Marvel’s Avengers」のブラックパンサーをテーマにした無料ダウンロードコンテンツ「ウォー・オブ・ワカンダ」の新たなトレーラーが公開されました。現在開催中の E3 2021 のスクウェア・エニックス・プレゼンツにおいて公開されたもので、記事執筆時点で英語版トレーラーのみが公開されています。

「ウォー・オブ・ワカンダ」は8月配信予定です。

新ヒーローとしてブラックパンサーが登場し、様々な新要素も追加される「ウォー・オブ・ワカンダ」の配信時期が明かされたほか、ヴィランセクターに「最高科学者」モニカが登場する「コズミック・キューブ」のトレーラーも公開されています。

ゲーム「Marvel’s Avengers」はPS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One/PC向けに発売中。「コズミック・キューブ」は現地時間6月22日に、「ウォー・オブ・ワカンダ」は8月に配信予定です。

E3でゲーム「Marvel’s Guardians of the Galaxy」のリリースが発表 ─ 描かれるスターロードのオリジナルストーリー

先月のリーク情報どおり、現在開催中のゲームの祭典 E3 2021で、スクウェア・エニックスはアクション・アドベンチャーゲーム「Marvel’s Guardians of the Galaxy(マーベル ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー)」の発売を発表しました。対応プラットフォームはPC/PlayStation 5/PlayStation 4/Xbox Series X|S/Xbox Oneで、10月26日発売予定(PC版は10月27日発売)となっています。

本作はシングルプレイのアクション・アドベンチャーゲーム。開発はデウスエクスシリーズ、ヒットマンシリーズ、トゥームレイダーシリーズなどに携わるイギリスのゲーム会社 Eidos-Montréal が担当しています。

スターロードことピーター・クイルを主人公に、オリジナルの物語を描く作品。結成してまだ1年ほどのガーディアンズたちは、一見何事もない些細な事件を起こし、それがやがて銀河を巻き込む大きな危機の引き金になるというあらすじになっています。

プレイヤーはスター・ロードとなり、三人称視点で探索や戦闘をおこなうシステム。ガモーラやロケット、グルート、ドラックスに対して的確な指示を出す必要がありますが、しばしば彼らは独自に行動するため、何よりも適応力、対応力が必要になるようです。

また、日本語吹き替え版のトレーラー、日本語字幕版のゲームプレイ映像、開発者インタビューも公開されています。

日本語公式サイトも用意されており、各プラットフォームのストアでの予約受付も開始しています。

ゲーム「Marvel’s Guardians of the Galaxy(マーベル ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー)」は、PC(Steam/Epic Gamesストア)/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One向けに、10月26日発売予定です。