【映画紹介】「アベンジャーズ」チーム誕生の物語【MCU Vol.6】

※この記事は本作の予告編程度の軽微なネタバレ、及び前作までのネタバレを含む可能性があります。あらかじめご了承いただける方のみ続きを御覧ください。

2012年公開の映画「アベンジャーズ」
MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の6作目でフェーズ1の最後の作品

MCUシリーズ 前作はこちら

[nlink url=”https://mavesoku.com/thor-highlight/”]

あらすじ

映画「マイティー・ソー」でのソーとロキの戦いのあと、ロキは別の空間へと飛ばされてしまいました。その先でサノスとその配下であるチタウリたちと遭遇。
サノスはロキに「セプター」とチタウリの軍勢を与え、地球支配の手助けをするのでした。

その頃、S.H.I.E.L.D.の研究施設では四次元キューブのエネルギーが急上昇を始め、ワームホールが開いてしまいます。
そこからロキが現れ、セプターを使ってクリント(ホークアイ)やセルヴィグ博士たちをマインドコントロールし、四次元キューブを持ち去ってしまいます。

フューリー長官はレベルセブンを発令。
ヒーローたちを招集し、アベンジャーズを結成。
どんな脅威にも対抗できるはずでしたが・・・。

見どころ

2008年公開の映画「アイアンマン」から4年。
ついにアベンジャーズがスクリーンに結集しました。

端的に言えば、全員集合のお祭り映画。
フェーズ1からフェーズ3までのインフィニティ・サーガの中でも重要な作品であり、もちろんただのお祭り映画とはなっていません。

アクションシーンはお見事の一言。
それだけでなく、それぞれに立場や考え方が違うヒーローたちのキャラクターを描いているのがポイントです。

また、スーパーヴィランであるサノスも初登場。
ある意味MCUのオープニングがこの映画まで、とも言えます。

キーアイテム

四次元キューブ

空間をつなぐ力を秘めた、青白く輝く立方体。
別名はテッセラクト、コズミックキューブ。

以下にこれまでの変遷をまとめてみました。

965年

氷の巨人ラウフェイが巨人族の力を増幅するために製作(時期は不明)
地球でオーディンと戦った後、箱はアスガルドへ持ち帰るものの、キューブ自体は地球に置き去りに。

1942年から1945年にかけて

ノルウェーの教会で密かに保管してあったキューブをヒドラのヨハン・シュミット(レッドスカル)が強奪。
紆余曲折の末、キューブはレッドスカルをどこかへ転送し、飛行機から海底へと落下しました。その後ハワード・スタークが回収し、SSR(戦略科学予備軍、のちのS.H.I.E.L.D.)の元で保管されます。

セプター

地球侵攻のサポートとして、チタウリからロキに預けられた杖。
刃先がついているため槍のようにも使えるほか、宝石部分からエネルギーの放出も可能です。
マインドコントロールの力が秘められていて、杖に近寄るだけでも影響が出る場合も。

キャラクター

スティーブ・ロジャース(キャプテン・アメリカ)/演:クリス・エヴァンス

第二次世界大戦の「スーパーソルジャー計画」によってキャプテン・アメリカとなったヒーロー。
70年ほど冷凍睡眠状態だったので、現代社会に馴染むのに奮闘中。
最後には持ち前のリーダーシップでアベンジャーズを牽引します。

トニー・スターク (アイアンマン)/演:ロバート・ダウニーJr

大富豪の天才発明家。今作ではニューヨークにスタークタワーを作りました。
もちろん新しいアーマーも開発済み。

ソー/演:クリス・ヘムズワース

地球では雷神として知られるアスガルド人。
愛用のハンマー「ムジョルニア」と雷を自在に操って戦います。

ブルース・バナー(ハルク) /演: マーク・ラファロ

大量のガンマ線を浴びてしまい、怒りとともに緑の巨人となってしまうように。
筋肉さえあれば空も飛べるのです。

ナターシャ・ロマノフ(ブラックウィドウ)/演: スカーレット・ヨハンソン

S.H.I.E.L.D.のエージェント。諜報活動に長けています。
今作から吹替版の声が米倉涼子さんになりました。

クリント・バートン(ホークアイ) /演: ジェレミー・レナー

S.H.I.E.L.D.のエージェント。弓の名手で百発百中。
今作から吹替版の声が宮迫博之さんになりました。

ニック・フューリー /演:サミュエル・L・ジャクソン

S.H.I.E.L.D.の長官。 ついに「アベンジャーズ計画」を実行。
今作から吹替版の声が竹中直人さんになりました。

マリア・ヒル /演:コビー・スマルダーズ

S.H.I.E.L.D.の副長官。戦闘技術も高いクールビューティ。

フィル・コールソン /演:クラーク・グレッグ

S.H.I.E.L.D.のエージェント。キャプテン・アメリカの大ファン。

ロキ /演:トム・ヒドルストン

ソーへの復讐から地球支配を企む。

映画「ブラックウィドウ」のキャラクターポスターが公開 

MCU25作品目、フェーズ4第1弾の映画「ブラックウィドウ」のキャラクターポスターがマーベル・スタジオ公式ツイッターで公開されました。

並べることでブラックウィドウのバックルにあるマークになるようにデザインされています。

その他情報

映画「ブラックウィドウ」はスカーレット・ヨハンソン主演、「ベルリン・シンドローム」(2017)の ケイト・ショートランド 監督、 脚本は「キャプテン・マーベル」(2018)ジャック・スカエファー さんで、2020年5月1日、日米同時公開です。

ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」「ワンダヴィジョン」「ロキ」の映像が公開 

ディズニー+で配信予定のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」「ワンダヴィジョン」「ロキ」の映像が初公開されました。

その他情報

ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」は2020年秋、「ワンダヴィジョン」が2020年内、「ロキ」が2021年春より配信予定となっています。(日本国内未定)

「ブラックウィドウ」の新スポット映像が公開 

MCU25作品目、フェーズ4第1弾の「ブラックウィドウ」の新しいスポット映像が、マーベルの公式Youtubeチャンネルで公開されました。

※下記動画は日本語字幕つきのディズニースタジオ公式Youtubeチャンネルのものに差し替えました。

30秒という短い映像ではありますが、新たなカットが数点見受けられます。
タスクマスターはやはりキャプテン・アメリカをコピーし終えているのでしょうか。

その他情報

映画「ブラックウィドウ」はスカーレット・ヨハンソン主演、「ベルリン・シンドローム」(2017)の ケイト・ショートランド 監督、 脚本は「キャプテン・マーベル」(2018)ジャック・スカエファー さんで、2020年5月1日、日米同時公開です。

映画「エターナルズ」のイカリスが撮影の完了を報告

映画「エターナルズ」のイカリス役、リチャード・マッデンさんが撮影の完了を報告しました。

映画の主な撮影は2月中に終わる予定で、このレポートはスケジュール通り進んでいる証とも言えそうです。

エターナルズはセレスティアルズが創造した種族で、ディヴィアンツとの激闘が描かれる予定。
セレスティアルズとは、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス」に登場したクイルの父親エゴもその一人です。

映画「エターナルズ」は中国出身の新鋭クロエ・ジャオ監督のもと、 2020年11月6日アメリカ公開予定で制作進行中です。

ソース元:comicbook.com

「ロキ」にオーウェン・ウィルソンさんが参戦との報道

マーベル・スタジオはディズニー+での大事な役割のためにオーウェン・ウィルソンさんをキャスティングしたと複数のサイトで報告されました。

comicbookによると、ウィルソンさんの役についての詳細はないものの「主要」と説明されています。
この情報はDeadlineでも同様に報告されおり、こちらも詳細な役柄は不明となっています。

オーウェン・ウィルソンさんの代表作は「ズーランダー」や「ナイトミュージアム」。コメディ色の強い俳優さんですが、「アルマゲドン」や「エネミー・ライン」などにも出演し、シリアスな演技もばっちりです。
ロキの登場する映画はシリアス要素もコメディ要素もありますので、オーウェン・ウィルソンさんの参加はジャストフィットしそうですね。

出典:Wikipedia

ドラマ「ロキ」は映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」から枝分かれしたロキの物語。ドクター・ストレンジ2( 原題:Doctor Strange in the Multiverse of Madness)に繋がっていくという噂もあり期待が上がります。
2021年春よりディズニー+にて配信予定。日本でのサービス開始は未定です。

邦訳コミック「ヴィジョン」が本日1月31日発売 - MCUドラマ「ワンダビジョン」の原案本

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の新作ドラマ「ワンダヴィジョン(原題:Wandavision)」の原案となっているマーベル・コミック作品、『ヴィジョン』の邦訳版第1巻が2020年1月31日(金)にヴィレッジブックスより発売されました。第2巻は2月28日(金)に発売される予定です。

映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」(2019)後の世界を舞台に描かれるドラマ「ワンダヴィジョン」。
「幸せな生活を送っていたはずのワンダとヴィジョンが、次第に違和感に気づいていく」お話。シットコムとマーベルヒーロー映画の融合する、異色作になります。

原案コミックは

その原案コミック『ヴィジョン』は、 ファミリードラマ×サイコホラー×スーパーヒーローというかつてない作風で多くの読者を獲得し 、アメリカでその年に最も面白かったコミックに与えられるアイズナー賞を2017年に受賞。21世紀のマーベル最高傑作とも称されています。

元CIAという異色の経歴で、バットマンやスーパーマンなども手掛ける大人気のコミックライター トム・キングによる作品です。

書籍概要

書籍名 ヴィジョン
販売ヴィレッジブックス(https://villagebooks.net
ライター トム・キング 
アーティスト ガブリエル・ヘルナンデス・ウォルタ
翻訳 石川裕人、今井亮一
価格 各2,300円(税別)
発売日 1巻:2020年1月31日(金)/2巻:2020年2月28日(金)
サイズ B5変形

MARVEL チョコレートギフト販売中

『MARVELチョコレートギフトセット』(全3セット 各3,960円 税込/送料・手数料別途)の予約受付が、バンダイ公式ショッピングサイト「プレミアムバンダイ」 ( https://p-bandai.jp/ )で実施中です。
バレンタインのプレゼントにいかがでしょうか。

■商品特長

「アイアンマン」と「スパイダーマン」をあしらったチョコレートと、オリジナルMARVELロゴをデザインしたトートバッグ、ラバーストラップをセットにしたギフト商品です。

チョコレートギフトは、ホワイトチョコレートの凸凹のみでデザインを表現。 チョコレートの原料はベルギー産を用い、口どけの良い甘みとほどよいビター感の絶妙なバランスに仕上がっています。

ハートモチーフのマーベルロゴがデザインされたトートバッグとラバーストラップは、この時期限定のオリジナルデザインです。

画像引用元:プレミアムバンダイ商品公式ページ

予約受け付けはこちらのページ

■商品概要

・商品名  :MARVELチョコレートギフトセット

・種類   :全3セット

・価格   :各3,960円(税込)(送料・手数料別途)

・対象年齢 :対象年齢なし

・セット内容:<MARVELチョコレートギフトセットA(アイアンマン)>

       マーベルチョコレートギフト(アイアンマン)、

       トートバッグ、ラバーストラップ

       <MARVELチョコレートギフトセットB(スパイダーマン)>

       マーベルチョコレートギフト(スパイダーマン)、

       トートバッグ、ラバーストラップ

       <MARVELチョコレートギフトセットC(アイアンマン&スパイダーマン)>

       マーベルチョコレートギフト(アイアンマン&スパイダーマン)、

       トートバッグ、ラバーストラップ

・商品サイズ:マーベルチョコレートギフト…約W150×H117×D18(mm)

       トートバッグ…約W350×H380×マチ65(mm)

       ラバーストラップ…約W65×H55×D5(mm)

・商品素材 :トートバッグ…コットン

       ラバーストラップ…ATBC-PVC

・生産エリア:菓子…日本

       トートバッグ、ラバーストラップ…中国

・販売ルート:バンダイ公式ショッピングサイト「プレミアムバンダイ」

       ( https://p-bandai.jp)、他

・商品お届け:2020年2月予定

・発売元  :株式会社ハート ネクサス事業部

【映画紹介】「キャプテン・アメリカ:ザ・ファースト・アベンジャー」キャップ誕生の物語【MCU Vol.5】

※この記事は本作の軽微なネタバレ、及び前作までのネタバレを含む可能性があります。あらかじめご了承いただける方のみ続きを御覧ください。

2011年公開の映画「キャプテン・アメリカ:ザ・ファースト・アベンジャー」
MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の5作目でフェーズ1の6作品中5作品目

MCUシリーズ 前作はこちら

[nlink url=”https://mavesoku.com/thor-highlight/”]

あらすじ

西暦1942年、第2次大戦の真っ只中。
国を愛し、正義に燃えるスティーブ・ロジャースでしたが、生まれつき体が弱く、兵士の入隊試験を受けては不合格を繰り返していました。

見かねた親友のバッキーはスティーブと女の子たちを連れ、未来の技術の展示会「スターク・エキスポ」へと気分転換に。
エキスポ内で軍のポスターを見たスティーブは、またもや入隊を志願。

そこで出会ったのはエイブラハム・アースキン博士でした。
何度も不合格になっているスティーブに対して、「君はナチスを殺したいのか?」と問いかけます。
するとスティーブは「誰も殺したくはありません。でも悪党は嫌いです、どこ出身でも」とこたえたのでした。

それを気に入った博士は入隊を認め、スティーブを「スーパーソルジャー計画」の被験者として実験を進めていくのでした。

見どころ

アベンジャーズのリーダー、キャプテン・アメリカのオリジンを描いた映画です。

MCUにおいてはアイアンマン、ハルク、ソーに続く4人目の看板ヒーロー。
スティーブのリーダーの資質をこの映画でも垣間見ることができます。

物語自体はオールドタイプヒーローものであり、勧善懲悪もの。
そもそもキャプテン・アメリカのコミックは1941年に始まっていますので、最近のヒーロー作品と比べるとシンプルなお話です。

この映画では、他の3人のヒーローとの関連性もいろいろと出てきます。
ブルース・バナー(ハルク)が失敗してしまった「スーパーソルジャー計画」の実験。
トニー・スターク(アイアンマン)の父親ハワード・スターク。
ソーの国アスガルドで保管されるはずだったコズミックキューブ(ソーの映画ではテッセラクトと呼ばれていました。そして次作以降は四次元キューブと呼称されるようになります)

この3点に注目することで、よりMCUを楽しめると思います。

今回もスタン・リー氏は健在。
エンドクレジット後の映像でいよいよ映画「アベンジャーズ」に突入です。

キャプテン・アメリカの能力

超人血清の影響で、筋力やスタミナ、スピードなどあらゆる面で地球人のトップクラスを超えています。
老化が遅くなり、アルコールや毒物の分解も速く無効化されてしまいます。

しかし、「スーパーソルジャー計画」の再実験の失敗であるハルクのほうが能力は上になります。

どのヒーローよりも強い諦めない心で、最後まで立ち上がるヒーローです。

 余談
MCUにおいて、”I can do this all day.”という口癖があり「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」内でも2度、その他の作品でもたびたび口にするのですが、吹き替えや字幕の翻訳ではシーンに沿ったセリフとなっているため、分かりにくくなっています。

ヴィブラニウムという希少な金属で作られたシールド。
ヴィブラニウムの特徴として衝撃を吸収しやすく、高温や放射線にも強いです。

キャプテンは巧みな投擲術によって、このシールドを攻撃にも用います。

キャラクター

スティーブ・ロジャース(キャプテン・アメリカ)/演:クリス・エヴァンス

ニューヨーク ブルックリン出身の、愛国心と諦めない心の強さを持った青年。
弱々しい体格だったが内面を買われ「スーパーソルジャー計画」に抜擢。
実験が成功して強靭な肉体を手に入れ、キャプテン・アメリカとして任務を課せられます。

バッキー・バーンズ /演: セバスチャン・スタン

スティーブの少年時代からの親友。
スティーブと対照的に屈強なバッキーは、先に兵隊として戦地におもむきます。

マーガレット・ペギー・カーター/演: ヘイリー・アトウェル

スティーブの配属先の女性士官。
男相手でも一歩も引かない性格です。

ハワード・スターク /演: ドミニク・クーパー

スターク・インダストリーズの社長。
後のトニー・スターク(アイアンマン)の父親となる人物です。

ヨハン・シュミット(レッドスカル)/演: ヒューゴ・ウィービング

研究機関ヒドラの責任者。
未完成の超人血清を使い、パワーは手に入れたものの副作用として皮膚が剥げてしまい、赤いドクロになってしまいました。
コズミックキューブのエネルギーを用いて世界を手に入れようとする、典型的なヴィランです。

アーニム・ゾラ博士 /演: トビー・ジョーンズ

シュミットに協力するスイス人の天才科学者。
はじめは恐怖でヒドラに従っていたものの、いつからか心酔していきます。

ニック・フューリー /演:サミュエル・L・ジャクソン

S.H.I.E.L.D.の長官。
来たるべき危機に備え「アベンジャーズ計画」を実行中。
キャプテン・アメリカを回収し保護しました。


出典:marvel.fandom.com

【映画紹介】「マイティ・ソー」【MCU Vol.4】

※この記事は本作の軽微なネタバレ、及び前作までのネタバレを含む可能性があります。あらかじめご了承いただける方のみ続きを御覧ください。

2011年公開の映画「マイティ・ソー」
MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の4作目でフェーズ1の6作品中4作品目

MCUシリーズ 前作はこちら

[nlink url=”https://mavesoku.com/ironman2-highlight/”]

あらすじ

西暦965年ヨトゥンヘイムのラウフェイ率いる氷の巨人族に地球が襲われました。
アスガルドの王オーディンは軍を率いて侵攻を阻止、休戦協定を結ぶのでした。
その時、氷の巨人のちからの源である「箱」をアスガルドに保管。中身は地球に落として行ってしまいましたが、結果として氷の巨人たちの力は削がれてしまいました。
この出来事は地球人によって神話として語り継がれていました。

時は過ぎ西暦にして2010年、オーディンの息子ソーの王位継承の儀式の最中の出来事でした。宝物庫に侵入者があり、氷の巨人が「箱」を取り返しに来たのです。
ソーは「これは休戦協定を反故にする侵略だ」として弟のロキと仲間を率いてヨトゥンヘイムに攻め込みます。

父オーディンの介入により、全面戦争だけは避けられました。
しかしソーは罰として力を奪われ、アスガルドから追放
追放され、落ちた先は地球の「ニューメキシコ」でした。

見どころ

アイアンマンやハルクとはまた一味違うヒーロー、ソーのシリーズの最初の作品です。

雷神ソーは北欧神話の神様。MCUにおいてオーディンやソーは宇宙人であり、昔の地球人がそのスーパーパワーを見て神様と勘違いした、という設定です。 

映画冒頭では力任せに物事をすすめるソーですが、オーディンに力を奪われ地球に追放されてしまいます。
世間知らず、というより地球の慣習を知らないソーは空回りしながらも、ジェーンたちとの交流を経験し、内面から成長していく様子が描かれています。

イケメン俳優や美人女優の名演技、適度な笑いと胸アツシーン。
幻想的なアスガルドと、親しみのある地球というふたつの舞台。
そして日本人的にちょっと気分が上がる、日本人キャストの起用など、見ていて飽きないのではないでしょうか。

また今後のMCUにおいて見逃せない設定なども散見。この記事ではネタバレを控えておきますので、じっくり鑑賞してみてください。

そして今回もお馴染みのスタン・リー氏が登場しています。
エンドクレジット後の映像はフェーズ1ラストの作品「アベンジャーズ」につながるブリッジ映像が。要チェック!

ソーの能力

寿命が長い:アスガルド人は地球人に比べて寿命が長く、1000年を超えて生きられるようです。

身体能力:アスガルド人の中でもトップクラスの怪力の持ち主。力比べではハルクと互角です。

格闘能力:長い戦闘経験によりその能力は高く、武器の扱いにも長けています。

知的能力:戦闘的直感が優れており、戦略能力も高いです。宇宙言語を複数理解しています。

ムジョルニア(Mjornir)

ソーの愛用武器である魔法のハンマー。ウルという超金属で作られています。

コミックでは「高潔な心の持ち主」、MCUでは「アスガルドの王に相応しき人物」のみがムジョルニアを持ち上げることが出来るとされており、ハルクの怪力を持ってしてもびくともしません。

持ち主の元に空間を超えて戻ってくる特殊なパワーを秘めています。

キャラクター

ソー・オーディンソン/演:クリス・ヘムズワース

アスガルドの第一王子にして雷の神。喧嘩っぱやく傲慢な部分が目立つ反面、
仲間を思う心が強く、過ちには反省する潔さもあり、アスガルドの民には愛されています。
オーディンソンとはオーディンの息子という意味で、苗字ではありません。

ロキ /演: トム・ヒドルストン

アスガルドの第二王子。嘘と悪戯の神。父オーディンへの承認欲求や兄ソーへの嫉妬心などがうずまき、様々な問題を画策します。
なんだかんだフリッガ母さんは大好き。

オーディン/演: アンソニー・ホプキンス

アスガルドの現国王。全能の神。ながらくアスガルドと9つの世界の平和を守ってきました。
王の杖グングニルを携え、8本脚の馬スレイプニルを愛馬としています。
ソーもロキも変わらず平等に愛して育ててきたつもりでいました。

フリッガ /演: レネ・ルッソ

オーディンの妻で、ソーとロキのお母さん。
熟練の魔女であり、幻術と剣術にも長けています。とにかく優しい。

ヘイムダル/演: イドリス・エルバ

アスガルドの戦士にして、ビフレストの番人。
その目は宇宙のあらゆるものを見通すことが出来ると言われています。

ヴォルスタッグ /演: レイ・スティーヴンソン

ソーの友人、ウォリアーズスリーの一人。
巨大な両刃の戦斧を振るい豪快に闘う 、陽気な大食漢。

ファンドラル /演: ジョシュア・ダラス

ソーの友人、ウォリアーズスリーの一人。
長剣を鮮やかにふるい闘う、やや苛烈で女好きの男。

ホーガン /演: 浅野忠信

ソーの友人、ウォリアーズスリーの一人。
ヴァナヘイム出身の戦士でモーニングスターをふるう、寡黙な男。

左からホーガン、ファンドラル、ヴォルスタッグ

レディ・シフ /演: ジェイミー・アレクサンダー

ソーとロキの幼馴染で、戦闘術の達人。クールで義理堅い。

ラウフェイ/演: コルム・フィオール

氷の巨人の王でヨトゥンヘイムの支配者。
テッセラクトを創造したものの、オーディンに奪われてしまった。
ソーを挑発して先に手を出させるなど、意外に戦略家です。

~ ここからは地球人 ~

ジェーン・フォスター/演: ナタリー・ポートマン

天文物理学者で、明るく好奇心旺盛な女性。
アインシュタイン・ローゼン・ブリッジの研究をしており、 ニューメキシコでオーロラを観測中に発生した磁気嵐の中でソーと出会うことになります。

ダーシー・ルイス/演: カット・デニングス

政治科学専攻の大学生で、ジェーンの親友。単位をもらうためにジェーンの助手をしています。

エリック・セルヴィグ/演: ステラン・スカルスガルド

天文物理学者。ジェーンのなくなった父の同僚。本人曰く、ガンマ線研究者(ブルース・バナー/ハルク)と知り合い。

クリント・バートン(ホークアイ)/演: ジェレミー・レナー

ホークアイのコードネームを持つS.H.I.E.L.D.のエージェント。
弓の名手で狙いを外すことはありません。

フィル・コールソン /演: クラーク・グレッグ

S.H.I.E.L.D.のエージェント。
映画「アイアンマン2」の劇中の急用にて、地球に突如現れたハンマー(ムジョルニア)の調査のためニューメキシコに。
コールソンは苗字であり、コールの息子という意味ではありません。


出典:marvel.fandom.com