映画「ブラックウィドウ」の新たなスペシャルルック”Playmaker”が公開

公開まで残り約1ヶ月に迫ったMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブラックウィドウ」から新たな動画「Playmaker」が公開されました。一瞬ではありますが、いくつかの新しいカットも含まれています。

ナターシャの背後に忍び寄る影はシルエット的に女性のようですが、一体誰なのでしょうか。

©2021 MARVEL,Disney

「ブラックウィドウ」の公式あらすじは以下の通り。

ブラックウィドウの前に突如現れた“妹”エレーナ。
姉妹は、自分たちを暗殺者に育てたスパイ組織レッドルームの秘密を知ったことで命を狙われる。
唯一の味方は、かつて組織が生み出した“偽りの家族”だけ。
だが、この家族の再会によって、レッドルームの恐るべき陰謀が動きだす!
ブラックウィドウの作られた過去との戦いが、世界の命運を握る。

映画「ブラックウィドウ」は 2021年7月8日(木) より劇場公開、2021年7月9日(金)からディズニープラスでのプレミアアクセス予定です。

ソニーのスパイダーマンスピンオフ映画「ブラックキャット」の開発再開が報じられる

ソニー・ピクチャーズが2014年公開の「アメイジング・スパイダーマン2」の開発段階から映画化を計画していた「ブラックキャット」の開発を再開していると、海外メディア That Hashtag Show が報じました。「ブラックキャット」は何年にも渡って計画、中止を繰り返しているタイトルで、これまでに多くの脚本を見送ってきたとされています。

記事によると、ソニーが再びこのキャラクターにアプローチし、最新の脚本は、2017年に堅実なデビューを果たし、2019年にもヒットを飛ばした小規模なインディーズの脚本家・監督から提供されていると伝えています。この新しい脚本は、リライトを経ており、これまでに検討されていたいくつかの要素は変わるかもしれませんが、ここに挙げた基本的な内容はほぼ変わらないはずだとしています。

本作ではキャラクターのオリジンストーリーを描き、ブラックキャット/フェリシア・ハーディーが父親であるウォルター・ハーディと過ごした時間を追います。父親の失踪により、フェリシアは自活を始めることになりますが、やがて、より広範な陰謀が展開されていきます。本作の主なヴィランはカメレオンで、ブレイズがエンフォーサーとして登場するとの事。

フェリシアの出自は多少調整しているようで、具体的な内容は言えないが、長年のファンを怒らせるような変更になるかもしれないと伝えています。

また、キャスティングは始まっていないが、ソニーは「アメイジング・スパイダーマン2」でもフェリシア役をつとめたフェリシティ・ジョーンズさんに興味を持っているとの事。また、父親のウォルター役にはサム・エリオットさんのような俳優を探していると伝えています。

©Sony Pictures

ソニー・ピクチャーズはMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のトム・ホランドさん演じるスパイダーマンを中心としたユニバースの拡張を計画しており、最近では「ヴェノム2」や「モービウス」などとの接続についても社長が示唆しました。また、ドラマ「シルク」など、女性のスパイダー系ヒーローを取り上げた作品の開発なども報じられています。

過去最大級の波を見せているマーベル映画ですが、このタイミングで今度こそ映画化が実現するのでしょうか?

ソース:EXCLUSIVE: BLACK CAT MOVIE BACK IN DEVELOPMENT AT SONY

DRESSKINからマーベルデザインポマードの第2弾が登場

メンズコスメ・グルーミング専門の通販サイト「DRESSKIN(ドレスキン)」から4月に発売されたキャプテン・アメリカデザインに続くMARVELデザインポマード第2弾「スパイダーマン」デザインが 2021年6月1日(火)より販売中です。スパイダーマンのウェブをイメージした糸を引くようなつくりが特徴となっています。

以下プレスリリースより。


メンズコスメ・グルーミング専門の通販サイト「DRESSKIN(ドレスキン)」(運営:株式会社ラフ 本社:東京都港区)が展開するMARVELデザインポマード第2弾を、東京都内で5店舗のバーバーショップを運営する「THE BARBA TOKYO(ザ バルバ トウキョウ)」別注ポマードとして、マーベルのスーパーヒーロー「スパイダーマン」をデザインしたスペシャルパッケージで2021年6月1日(火)より販売いたします。

現在、東京都内に5店舗のバーバーショップを運営する「THE BARBA TOKYO」が開発を手掛けたポマードに、全世界で絶大な人気を誇るマーベルのスーパーヒーロー「スパイダーマン」のコミックアートを配した、レトロな限定デザインのポマードが登場します。

日本スポーツ界のトップ選手たちが集まるバーバーショップ「THE BARBA TOKYO」が開発したオリジナルポマードは、糸を引くように伸びるファイバー入りで、バーバースタイルなどのクラシックなヘアスタイルから、パーマなど動きのあるヘアスタイルまで自在に髪を操りスタイリングすることが可能です。水性ポマードのパイオニアでもある、クールグリースを手掛ける阪本高生堂が製造を担った国産の水性ポマードで、簡単に洗い流すことができるのも特徴です。また香りは、チューインガムを連想する甘くすっきりとした香りに仕上げています。クラシックなガラス瓶の容器に、マーベルのスーパーヒーロー「スパイダーマン」のコミックアートを配したレトロな限定デザインとなっています。

【THE BARBA TOKYO】
日本を代表するトップスポーツ選手等が通うバーバーショップです。神田に本店を構え、銀座にある dunhill BARBERの運営にも携わるなど、確かな技術とアーリーアメリカンな世界観で現在東京都内に5店舗を展開しています。
http://thebarbatokyo.com/

【DRESSKIN】
DRESSKIN(ドレスキン)はインポートを中心とする高感度のメンズコスメ・グルーミング商材を取り扱い、約65ブランド、1,200アイテムを展開する日本最大級の男性向けコスメ通販サイトです。ボディーソープやボディークリーム、ポマードなどの整髪料、リップバームなど、自然由来の原材料にこだわったものだけでなく、最先端の皮膚科学を研究し、男性の肌質を整える為に作られたスキンケア用品を揃えています。男の象徴でもある髭専用のケア用品や一流のバーバーショップで使われているプロダクトまで幅広く取り扱っています。
https://dresskin.com/

【マーベル・エンターテインメント】
マーベル・エンターテイメントは世界有数のキャラクターをベースにしたエンターテイメント企業です。スパイダーマンやアイアンマンなど8,000を超えるキャラクターを保有し、80年以上にわたり様々なメディアを通じてコンテンツを提供してきました。マーベルは映画やテレビなどのエンターテイメント、ライセンシング、出版事業、デジタルメディアで大きな成功を収めています。より詳しい情報はMarvel.comをご覧ください。© 2021 MARVEL
https://www.marvel.com/

■商品情報
商品名  :DRESSKIN別注 THE BARBA TOKYO POMADE「MARVEL」スパイダーマンモデル
価格   :2,200円 (税込)
容量   :145g
発売日  :6月1日(火)
商品ページ:https://dresskin.com/shopdetail/000000001949/
販売先  :DRESSKIN公式サイト https://dresskin.com/ 、THE BARBA TOKYO各店舗 他

 ■MARVELデザインポマードシリーズ情報
第1弾:「キャプテン・アメリカ」デザイン / BROSH POMADE(4月27日発売)
第2弾:「スパイダーマン」デザイン / THE BARBA TOKYO POMADE(6月1日発売)

ドラマ「ロキ」の新たな動画”Mischief Featurette”が公開

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」から新たな動画「Mischief Featurette」が公開されました。監督やキャストのコメント、舞台裏映像を交えながら、一瞬ですがいくつかの新たなカットも含まれています。

本作のヘッドライターを務めるマイケル・ウォルドロンさんは以前に Total Film とのインタビューで「このシリーズが他のドラマや映画に大きな影響を与える可能性がある」と語りました。

来週の配信開始を控えながらも、公開されている情報が少ない本作。いったいどのような物語が展開されるのでしょうか。

ドラマ「ロキ」は 2021年6月9日 水曜日 16時よりディズニープラスで配信予定です。

映画「シャン・チー」主演シム・リウさんがフィン・ファン・フーム登場の噂を否定

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」で主演を務める俳優のシム・リウさんが、海外メディア NBC News とのインタビューの中で、ドラゴン型エイリアン、フィン・ファン・フーム登場の噂を否定しました。

昨今のアメリカにおけるアジア系民族に対するヘイトクライムを背景に、ハリウッドと映画、そしてアジアとの関連性についてシム・リウさんは以下のように述べました。

ジャッキー・チェンやジェット・リー、そしてブルース・リーが大好きで育ちました。しかし、年を重ねるにつれ、疑問を感じるようになりました。特にエンターテインメント業界では、それが私たちの唯一の価値なのでしょうか。

マーベルには、たくさんのヒーローがいます。アジア人のヒーローも、アジア系アメリカ人のヒーローも、男性も女性も、あらゆる年齢層の人たちがいて、その全員がマーシャルアーツをやっているわけではありません。しかし、だからといって、それぞれのアークやストーリー、微妙なニュアンスがないわけではありません。それが重要なのだと思います。

そして、「本作は(日系アメリカ人を母にもつ)デスティン・ダニエル・クレットン監督をはじめとするアジア文化をよく知る人たちによって作られたこと、また、フィン・ファン・フームという不思議な名前の変幻自在のドラゴンのような存在など、原作要素が映画に登場しないことも助けになっています。」とコメントしました。

インタビューの中で噂について直接尋ねられたわけではありませんが、リウさんは回答の流れで噂を否定する形となりました。

このエイリアンは映画のタイトルにも含まれているテンリングスを作った種族であり、コミック通りのオリジンを描くのであれば避けては通れない存在です。

映画では別のオリジンとなるのか、あるいは2作目以降に持ち越される可能性もありますが、フィン・ファン・フームは本当に登場しないのか、あるいは秘密を守るためのコメントなのかどちらでしょうか。

映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」は2021年9月3日 日米同時公開予定です。

ソース:Simu Liu, the Asian Marvel superhero emerging at a critical time

ドラマ「ワンダヴィジョン」、制作されなかったドクター・ストレンジのカメオシーンが明らかに

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ワンダヴィジョン」にドクター・ストレンジが登場予定だったことが、マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長のインタビューから明らかになっていましたが、本作で脚本を担当したジャック・シェイファーさんが海外メディア Rolling Stone とのインタビューでその内容を明かしました。

インタビューの中でシェイファーさんは「基本的に短いカメオ出演だった」と述べ、その内容を語りました。

私がこのプロジェクトに参加したときの計画は、シリーズの最後にハンドオフがあり、ドクター・ストレンジの参加は実質的に短いカメオに過ぎないというものでした。初期のアウトラインでは、2人(ワンダとストレンジ)が一緒に夕日に向かって走り去るという様々なバージョンがありました。しかし、それはあまりしっくりきませんでした。私たちは、この特別な物語の中で、ワンダの主体性と自律性を実現したかったのです。そのため、少し蛇足のように感じられました。

さらに、「ワンダヴィジョン」にドクター・ストレンジが登場することで、ある問題が発生すると述べました。

もうひとつの問題は、もしドクター・ストレンジが最後に登場するとしたら、彼はその間どこにいたのかということです。私は、ドクター・ストレンジのバリエーション、最後のビートのバリエーションを書くのが好きでした。彼のために書くのは楽しいことでした。ワンダが市外を飛んでいて、ドクター・ストレンジに遭遇するバージョンもありました。

そして最終的には登場させないという決断に至ったことを話しました。

ドクター・ストレンジが出てきたらかっこいいのに、と言う人もいるかもしれませんが、それではワンダの魅力が半減してしまうので、それは避けたかったのです。番組の最後が、次の映画のために商品化されたり、「白人が登場して、力の使い方を見せてやる」というようなことにはしたくありませんでした。それは私たちが言いたいことではありませんでした。

また、幻のラストシーンとは別に、ドクター・ストレンジの登場があったことも明かしました。

エピソード7のネクサスのCMでは、背景に薬剤師としてのドクター・ストレンジがパッと映る、瞬きのようなカメオにするというのがお気に入りのアイデアのひとつでした。ブラッド・ピットのキャラクターがホテルのテレビに映っていて、よく見ると一瞬だけ映っている、という『ファイト・クラブ』にとても影響を受けました。私たちは、「ネクサスのCMは彼女の潜在意識だ」と考えました。ストレンジが背景にいて、彼女に連絡を取ろうとしているとしたらどうだろう」と考えました。

ストレンジがCMに登場するという当初のアイデアは、CMがワンダ自身から現れるというこのアイデアと噛み合わなかったため、”そのアイデアから離れた “と述べ、こちらも幻のシーンとなったことが明らかになりました。さらに「ドクター・ストレンジが彼女に手を差し伸べようとしていて、実際に彼がCMの背後にいるというバージョンもありましたが、私たちはその考えをやめました。」と補足しました。

ドラマ「ワンダヴィジョン」でワンダとストレンジの共闘は幻となってしまいましたが、映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」(2019年)でも二人のシーンは幻となっていました。ただしこちらは撮影自体はされていて、その時の写真も公開されています。

Deleted scene from Endgame of Wanda protecting Strange as he held back the water

2度にわたる幻の共演シーン、映画「ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス」ではどのように描かれるのでしょうか。

映画「ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス」は 2022年3月25日 米国公開予定です。

ソース:The Oral History of ‘WandaVision’

ヴィジョン役ポール・ベタニーさん、ドラマ「ワンダヴィジョン」後の契約はしていない事を明かす

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ワンダヴィジョン」でヴィジョンとホワイトヴィジョンを演じたポール・ベタニーさんが、海外メディア The Playlist とのインタビューで、マーベル・スタジオと次の契約はまだしていない事を明かしました。

MCUのヴィジョンの将来について質問されたベタニーさんは次のようにコメントしました。

ヴィジョンの将来について私は何も知りません。私が知っているのは、今回の報道の流れを見る限り、エミー賞に向けてのものであり、それはリミテッドシリーズのものです。ですから、シーズン2はないと思います。ホワイトヴィジョンをこのままにしておくのは難しいと思いますが、それについてはまだ話し合っていません。

S.W.O.R.D.によって作られたホワイトヴィジョンは一時期敵対しましたが、封じられたメモリへのアクセスが解除されたことでインフィニティ・ウォーまでのヴィジョンと同等の記憶を手に入れ、どこかに飛び去ってしまいました。

ホワイトヴィジョンの再登場については、ワンダの次回作でもあり、ワンダとヴィジョンの子供も再登場すると言われている映画「ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス」が有力視されていましたが、ベタニーさんの「契約していない」という言葉を信じるのであれば、少なくとも現在発表されているMCU作品には再登場しないと考えられそうです。

記憶こそある程度戻ったものの、感情はまだ取り戻せていないように見えたホワイトヴィジョンですが、ワンダや息子たちのピンチに駆けつける事はあるのでしょうか。

ドラマ「ワンダヴィジョン」シーズン1はディズニープラスで全話配信中です。

ソース:Paul Bettany Has No Clue When ‘WandaVision’s’ White Vision Will Return & Has Mixed Feelings Over That Big Cameo Tease [Interview]

スペインのディズニープラスに映画「インクレディブル・ハルク」が追加されることが確認される

スペインで展開されているディズニープラスにMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「インクレディブル・ハルク」が追加されることが公式Twitterから判明しました。MCUの作品がディズニープラスで全て見られない問題の改善が一歩進む事になりそうです。

ツイートによると6月4日に「インクレディブル・ハルク」がスペインでは追加されるようです。

スペインの「インクレディブル・ハルク」はソニーが配給に関わっているようで、先日報道されたソニーとディズニーの新たな契約が今回の件に関係している可能性を海外メディアは指摘しています。

日本でもディズニープラスでMCUの作品が全て見られるわけではなく、2021年6月2日現在でMCUの1作目「アイアンマン」と2作目「インクレディブル・ハルク」、そしてスパイダーマン関連の映画は視聴できません。

ディズニーがマーベルを買収したのは2009年で、「アイアンマン」や「インクレディブル・ハルク」はそれ以前から制作が始まっていたもので、他の映画会社とともに制作されていました。それが原因でディズニープラスにおいてMCUシリーズが全て揃っていないわけとなります。

スペインのハルクがソニーが関係しているという事が原因で追加されたのだとすると、日本のディズニープラスでも同様に追加される可能性が出てきそうです。日本での「アイアンマン」「インクレディブル」はソニー・ピクチャーズが権利を有しているため、スパイダーマンも含めて全て揃う可能性が高いかもしれません。

ただし他の動画配信サービス(Netflixなど)との契約などもあるため、これらは国/地域ごとに違い、日本で全て揃うのがいつになるかは不明です。

ソース:Disney Announces The Incredible Hulk Coming To Disney+ Spain… Is U.S. Next?

映画「ソー:ラブ&サンダー」撮影終了、クリス・ヘムズワースさんが報告

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ソー:ラブ&サンダー」の撮影が終了したことを、主演のクリス・ヘムズワースさんが自身のInstagramで報告しました。2020年の10月頃からシドニーで撮影開始に向けて動き出していた本作ですが、約8ヶ月でその撮影期間を終えました。

ヘムズワースさんは「映画 Thor Love and Thunder については以上ですが、今日は「NATIONAL DON’T FLEX」の日でもあるので、この超リラックスした写真がふさわしいと思いました。この映画は、とんでもなくクレイジーで、壁を越えた面白さがあり、心の琴線に触れるかもしれません。たくさんの愛と、たくさんの雷があります この映画を作ってくれたすべてのキャストとスタッフに感謝しています。覚悟を決めて、映画館でお会いしましょう。」とコメントを添えています。

本作は夏にニューヨークで追加の撮影があるとも報じられていますが、ソーが登場しないポストクレジットシーンのような短いシーンの撮影が残っているのかもしれません。

映画「ソー:ラブ&サンダー」は 2022年5月6日 米国公開予定です。

ドラマ「ワンダヴィジョン」、脚本家がシットコムが放送されていた理由を明かす

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ワンダヴィジョン」の製作総指揮と脚本を務めたジャック・シェイファーさんが、海外メディア Rolling Stone とのインタビューの中で、「なぜシットコムが放送されていたのか」という謎についてコメントしました。

ドラマではウェストビューを支配していたワンダが独自の信号を発信し、それに気づいたダーシー・ルイスが古いテレビを使って受信することで劇中劇「ワンダヴィジョン」の存在に気づいて物語が進展しました。

この信号と劇中劇についてシェイファーさんは次のように述べました。

私の考えでは、ワンダは2つの理由で放送しています。1つは、彼女が自分の経験を整理していること。彼女は自分の理想とする世界の全体像を作り上げているのです。つまり、彼女は編集し、スコアを加え、コマーシャルを加えて、彼女の完璧な人生を検証する完成品を作っているのです。

その次に、彼女は目撃者を探していると思います。助けを求め、手を伸ばしていたのです。しかし、第7話の最後にあるヘックス展開の後、放送は終了してカットアウトしました。それは彼女が外の世界と決別したからです。

「ワンダヴィジョン」のヴィランとして、コミックに登場するメフィストやナイトメアといった悪役たちの登場が予想されていましたが、シェイファーさんは以前のインタビューでこの物語の悪役は「悲しみ」であると説明しました。

ワンダの悲しみから始まったこのドラマは、彼女の理想世界であり、救難信号でもあったという事です。当初はドクター・ストレンジも関与する予定だったことも明かされている「ワンダヴィジョン」ですが、「ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス」でストレンジはこのウェストビューの事件について触れるのでしょうか?

ドラマ「ワンダヴィジョン」シーズン1はディズニープラスで全話配信中です。

ソース:The Oral History of ‘WandaVision’