ドラマ「アーマー・ウォーズ」でアイアンマンはどうなる?ディズニーCEOが示唆

ディズニーCEOのボブ・チャペック氏が先日行われたクレディ・スイス証券の23次コミュニケーション会議の中でファンとのQ&Aセッションを行い、その中でMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」第1話がディズニープラスの中で最も再生された作品である事を明かしました。

そしてセッションの中で、ロバート・ダウニー・Jrさん演じるトニー・スタークの復帰を求めるファンからの質問を受けたチャペック氏は次のように述べました。

マーベルファンには、ドン・チードルがウォーマシンを演じる「アーマー・ウォーズ」というシリーズが始まることを伝えてください。それはおそらく、アイアンマンをもっと見たいというファンの気持ちのかゆいところに手が届くものになると思っています。

チャペック氏の「かゆいところに手が届く」というのが何を意味しているかは不明ですが、「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」がキャプテン・アメリカ/スティーブ・ロジャースの遺産を描いた物語であったように、「アーマー・ウォーズ」はアイアンマン/トニー・スタークに関する物語となるでしょう。

マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長は、2020年12月に開催されたディズニーの投資家向け説明会で「アーマー・ウォーズ」を発表した際、トニーが最も恐れていたことが現実のものとなり、彼の技術が悪人の手に渡ってしまうというストーリーになると述べました。誰の手に渡るのかはまだわかりませんが、「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」に登場したシャロン・カーターのパワー・ブローカーや、「アイアンマン2」に登場したハイテク企業のジャスティン・ハマーなどが有力視されています。

本作の進捗状況ですが、2021年3月に執筆作業が開始された事が報じられています。

ドラマ「アーマー・ウォーズ」は、2022年 にディズニープラスで配信予定です。

ソース:Disney CEO Teases How Robert Downey Jr.’s Iron Man Will Impact MCU’s Armor Wars

スカーレット・ヨハンソンさん、映画「アベンジャーズ:インフィニティ・ウォー」で着ていたベストについて言及

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブラックウィドウ」の主演を務めるスカーレット・ヨハンソンさんが、2018年公開の映画「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」で着用していたベストが妹エレーナのものであることを、海外メディア ScreenRant とのインタビューの中で認めました。

©2021 MARVEL,Disney

※左:映画「ブラックウィドウ」のエレーナ 右:映画「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」のナターシャ

このベストが同一のものである事について、ヨハンソンさんは以下のように述べています。

そうですね…実は重要なものなんです。それはとても表面的なことのように見えますが、実際にはとてもユニークで、とても意味のあることなのです。これは、ケヴィン・ファイギならではのことです。彼は、バックストーリーやキャラクター同士を結びつけるものが大好きなんです。しかし、ケヴィンの頭の中には、人々が贈る、一見何の変哲もないものの中に心が宿っているという、想像力の豊かさがあるのです。それは家宝となり、思いがけない、面白い方法で家宝になるのです。

「ブラックウィドウ」が新型コロナウイルスの影響による延期が決まる以前に公開されたトレーラーの段階でこのベストが同じではないかと話題になっていましたが、今回ようやく、やはり同じものであることが確認されました。

映画「ブラックウィドウ」は「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」と「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」の間の時系列を描いた作品で、インフィニティ・ウォーで登場したナターシャが急にブロンドヘアになっていた事と「ブラックウィドウ」のトレーラーを結びつけて、「ブラックウィドウ」の作中でエレーナが死亡し、その想いをナターシャが引き継ぐ形でインフィニティ・ウォーへのイメチェンへと繋がったのではないかと考えられていました。

しかし今年に入り、ドラマ「ホークアイ」にエレーナ役のフローレンス・ピューさんのキャスティングが報じられるなど、エレーナ死亡説には疑問符がつく形となっています。

エレーナがナターシャに対して死亡を偽装したケースも考えられますが、その場合は姉妹の関係はあまりよくないものである可能性がありそうです。

本作でナターシャの「家族」のどのような関係が描かれる事になるのでしょうか。

映画「ブラックウィドウ」は 2021年7月8日 劇場先行公開、2021年7月9日 より ディズニープラスでのプレミアアクセス公開です。

ソース:Avengers: Infinity War’s Black Widow Easter Egg Confirmed

ポール・ラッドさんが映画「アントマン&ワスプ:クアントゥマニア」の撮影がロンドンで始まっていること明かす

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アントマン」シリーズで主演を務めるポール・ラッドさんが、自身のInstagramにて最新作「アントマン&ワスプ:クアントゥマニア」の撮影が始まっていることを明かしました。

ビデオでは以下のようにコメントしています。

私はそこにいられたらいいなと思っています。今は「アントマン3」の撮影でロンドンにいますが、もしかしたら現れるかもしれません。すごく小さくて見えないかもしれないけど、きっと来るよ。

先日は同作で共演するマイケル・ダグラスさんが7月から撮影に入る事を明かしていましたが、ラッドさんは一足先に撮影が始まっているようです。

本作はロンドンの他、トルコのカッパドキアでロケが有ることが報じられている他、その他複数の地域でロケが行われると見られています。量子世界をさらに深く描く映画だと考えられていますが、どのような映像が完成するのでしょうか。

映画「アントマン&ワスプ:クアントゥマニア」は 2023年2月17日 米国公開予定です。

ドラマ「ロキ」にもあの組織が?海外ファンが発見し話題に

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」にA.I.M.(アドバンスド・アイデア・メカニクス)が再登場しているとして海外ファンの間で話題となっています。海外ファンが先週配信された1話の中のとある画像を取り上げ、Reddit にて指摘しました。

投稿によると1話終盤でヴァリアント・ロキを追っていたハンター達は1858年のオクラホマにて謎の道具を発見します。これを分析したハンターのディスプレイに映された文字がA.I.M.を示しているというものです。

©2021 MARVEL,Disney

投稿によると日付の部分は不鮮明で分かりづらいとしながらも、以下の内容が表示されていると伝えています。

Origin Date : 02/27/2040

Artifact : Quantum Ore Shovel

Manufacturer : ADVANCED IDEA MECHANICS

クアンタム・オレ・シャベルとは量子鉱石シャベルという意味だと思いますが、具体的にどういう道具なのかは不明です。「ロキ」の中で今後語られなければ映画「アントマン&ワスプ:クアントゥマニア」で登場するかもしれません。

そして製造者の部分はA.I.M.であることが分かります。

MCUでA.I.M.は「アイアンマン3」で登場し、以降は特に絡んでくることはありませんでした。しかし、映画「ブラックウィドウ」のトレーラーの中に登場した事を皮切りに、「ワンダヴィジョン」や「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」での再登場も噂されていましたが、結局両ドラマには登場しませんでした。

「ロキ」でA.I.M.が直接何か干渉してくるかどうかは不明ですが、本作のヴィランがA.I.M.の道具を利用して何かをしている事は明らかなようです。

以降のエピソードで重要なアイテムとなってくるのでしょうか?

ドラマ「ロキ」は 毎週水曜日 16時より ディズニープラスで新エピソードを追加配信中。次回、第2話は 2021年6月16日 配信です。

ソニー映画「モービウス」出演のタイリース・ギブソンさん、映画はMCUの一部とコメントするもソニーは否定

ソニー・ピクチャーズ制作のマーベル映画「モービウス」に出演しているタイリース・ギブソンさんが、海外メディア Comicbook.com とのインタビューの中で、本作がMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の一部である事を認めた事が話題となっています。

インタビュー内で本作が「MCUの一部であり、アベンジャーズの世界にある」かどうかを直接聞かれたギブソンさんは、シンプルに “Yes “と答えています。

このやり取りについて GmaeSpot はソニー・ピクチャーズに確認したところ、「MCUの一部ではない」と回答されたとの事。

海外メディア The Direct ではこの一連の流れを、ギブソンさんがMCUの意味について誤解している可能性も指摘しています。

「モービウス」がMCUなのかどうかという議論の発端は「モービウス」のトレーラーに登場しているマイケル・キートンさんの存在が大きく、キートンさんはMCUの映画「スパイダーマン:ホームカミング」でヴィランのヴァルチャーを演じていました。

「ホームカミング」のラストで刑務所に収監されていたヴァルチャーですが、その囚人服と同じ格好で「モービウス」のトレーラーに登場している事が、そもそもの原因になっています。

今回のソニーの回答を真に受けるのであれば、「モービウス」はMCUとは別の世界線の物語という事であり、関係はないように思われます。

ただしコミック同様のマルチバースという視点で見ることで、異なる世界でありながら常に交わる可能性を持っている世界とも考えられます。ワンダやドクター・ストレンジ、アメリカ・チャベスなどの魔法や特殊能力的なものや、トニー・スタークやDr.ドゥームなどが成し得るテクノロジー的なものが原因で複数の世界が交差することは原作ではよくあることです。

先日はドラマ「ロキ」の脚本家が「エージェント・オブ・シールド」はマルチバースのひとつと発言した事もあり、今後のMCUでのマルチバースの描かれ方に注目です。

映画「モービウス」は 2022年1月28日 米国公開予定です。

ソース:F9 Star Tyrese Gibson Confirms Morbius is in The MCU

映画「ザ・マーベルズ」にパク・ソジュンさんがキャスティングされたと報じられる

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ザ・マーベルズ」にパク・ソジュンさんがキャスティングされたと、スターニュースコリア(The Direct経由)が報じました。ブリー・ラーソンさんが主演を務める「キャプテン・マーベル」の続編にあたる今作にニューフェイスが登場することになるようです。

記事によるとアカデミー賞受賞の映画「パラサイト 半地下の家族」やNetflixドラマ「梨泰院クラス」などに出演している韓国の人気俳優パク・ソジュンさんが、「ザ・マーベルズ」に新たにキャスティングされたとの事。しかしその役どころは分かっていないとも伝えています。

マーベルで韓国人男性と言えばハルク/アマデウス・チョが有名所ですが、既に映画「インクレディブル・ハルク」に登場済み。とは言え小説による後付設定との事で、なかったことになる可能性はありそうです。

©MARVEL

もうひとりは今年の頭に話題になった新キャラクター、テグッキ。しかしこのキャラクターが登場するとは考えにくいですがどうなんでしょうか。

©MARVEL

「ザ・マーベルズ」ではキャプテン・マーベル/キャロル・ダンバースを筆頭にイマン・ヴェラーニさん演じるミズ・マーベル/カマラ・カーンとテヨナ・パリスさん演じるモニカ・ランボーが登場する事が分かっていますが、そこに韓国女性ヒーローのシルクやルナスノウが加わるならともかく、男性が加わることはなんだか少し奇妙であり、そういった点からヒーローサイドのキャラクターではないのかもしれません。

本作ではヴィラン役にゾウイ・アシュトンさんがキャスティングされていると報じられており、ヒーローもヴィランも女性の中、パク・ソジュンさんはどういったキャラクターを演じるのでしょうか。記事によると2021年後半に撮影の為渡米するとの事です。

主演のブリー・ラーソンさんは撮影に向けたトレーニングビデオを公開しており、もう間もなく撮影に入ると見られています。

映画「ザ・マーベルズ」は 2022年11月11日 米国公開予定です。

ソース:Captain Marvel 2: The Marvels Reportedly Casts South Korean Actor Park Seo-joon

ドラマ「ロキ」、脚本家が「エージェント・オブ・シールド」について言及

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」の脚本を務めるマイケル・ウォルドロンさんが、海外メディア Fandom とのインタビューの中で、フィル・コールソンの復活について質問され、回答しました。

「ロキ」の第1話で少しだけ再登場したS.H.I.E.L.D.のエージェント、フィル・コールソンの復活について尋ねられたウォルドロンさんは以下のように述べました。

それ(エージェント・オブ・シールド)はマルチバースの中の1本の線かもしれませんね。ただ、コールソンの話が少し出ただけでそのような疑問が生じると言うのは、とてもエキサイティングな事だと思います。

MCU作品として始まった「エージェント・オブ・シールド」や「デアデビル」などのNetflixドラマでしたが、ディズニーの事業再編が行われて以降、これらの作品はグレーゾーンに置かれていました。

マーベル・スタジオの公式見解は未だ示されていませんが、ウォルドロンさんの認識ではこれらの作品はマルチバースのひとつとの事。マルチバースの描写はまだまだ始まったばかりで謎だらけでもありますが、今後MCUのセイクリッド・タイムライン(神聖時間軸)と交差する可能性は残されているのかもしれません。

「ロキ」の主演を務めるトム・ヒドルストンさんは「エピソード4と5でMCUは予想していなかった領域へと拡大していきます。観客がそれを見るのが本当に楽しみです。」 the Direct とのインタビューでコメントしていました。

ウォルドロンさんは映画「ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス」の脚本も担当しており、そのドクター・ストレンジが登場する映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」でもマルチバースについて描かれると見られています。

「ロキ」を皮切りに約1年でMCUはどのような展開を迎えるのでしょうか。

ドラマ「エージェント・オブ・シールド」は全シーズン ディズニープラスで配信中。

ドラマ「ロキ」は 毎週水曜日 16時より ディズニープラスで新エピソードを追加配信中。次回、第2話は 2021年6月16日 配信です。

ソース:Loki Writer Addresses Phil Coulson’s Agents of SHIELD Resurrection

アレクセイ「アベンジャーズを連れて来るべきだった」 ─ 映画「ブラックウィドウ」の新スポット”Got This”が公開

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブラックウィドウ」の新たな動画「Got This」が公開されました。いくつかの新しいカットも取り入れらたこの動画では、レッド・ガーディアン/アレクセイが「アベンジャーズを連れてくるべきだった」とつぶやいて、エレーナに顔面を殴られ、活を入れられています。

コミックのアレクセイはキャプテン・アメリカに対抗するために作られたので、アベンジャーズに頼るという考えが不思議ですが、映画ではレッド・ガーディアンのオリジンも原作とは異なるのかもしれません。

映画「ブラックウィドウ」は 2021年7月8日 劇場先行公開、2021年7月9日 より ディズニープラスでのプレミアアクセス公開です。

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」のティザーが公開され話題に ─ マルチバースを示唆している?

ソニー・ピクチャーズが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」のティザー動画がブラジルとアルゼンチンで公開され、その演出がやはりマルチバースを示唆しているのではないかと話題になっています。

アルゼンチン版は公式によりすぐに削除されたため、ツイッターユーザーの再アップ版になります。

ブラジル版は記事執筆時点で、公式が公開しているままです。

今回明らかになった2つのティザーでは、タイトルロゴが一瞬ちらつくという演出が盛り込まれています。

この手法は2018年公開のマルチバースを扱ったアニメ映画「スパイダーマン:スパイダーバース」でも同様の演出が用いられていました。

また、現在ディズニープラスで配信中のドラマ「ロキ」でもロキの多様性とマルチバースを表現するかのように、「LOKI」のフォントが激しく切り替わる演出が入っています。

「ノー・ウェイ・ホーム」の予告公開に関して、これまでにいくつかの日時が予想されていました。さらには主演のトム・ホランドさん自身が「もうすぐ」と示唆するも、今の所ファンの期待は叶っていません。現在噂されているのは「ロキ」の終盤や終わってから、あるいは「ブラックウィドウ」の公開時に劇場で予告が流されるのではないかと言ったものです。

公開まであと半年となり、多くの噂に包まれて実態が見えてこない「ノー・ウェイ・ホーム」、その予告編の公開と内容に期待がかかっています。

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」は 2021年12月17日 米国公開予定です。

ドラマ「ロキ」、トム・ヒドルストンさんがロキの多面性について語る

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」の主演を務めるトム・ヒドルストンさんが、マーベル・エンターテイメントとのインタビューで様々なバージョンのロキを演じることについての思いを明かしました。

ヒドルストンさんはインタビューで以下のように述べています。

“人間には多面性がある “ということわざがあります。私は、このキャラクターには非常に多くの多面的な側面があり、それが彼の中で協調したり、対立したりしていることに気づきました。それが彼を演じる上での楽しみのひとつなのです。

ロキはMCUの中でも複雑な思考や感情を持ち合わせているキャラクターで、そのどっちつかずの人間味のある性格が特徴になっています。この多面的な側面を、他のロキのバリエーションに変えていくことについて、ヒドルストンさんは「その内部の多面性が永遠に続くことは、スリリングなことでした。」とコメントしました。

本作にはヒドルストンさんではないロキが登場するとも噂されており、全6エピソードの今作ではこれまでのMCUになかった新たな側面が描かれていく事が期待されています。

ドラマ「ロキ」は 毎週水曜日 16時より ディズニープラスで新エピソードを追加配信中。次回、第2話は 2021年6月16日 配信です。