コミック「ソー」、今度の敵はムジョルニア!?

マーベルがコミック「ソー #22」のプレビューを公開し、ソーとムジョルニアの対決が描かれる事が明らかになりました。ライターのドニー・ケイツさんとアーティストのニック・クラインさんによるソーの現在の連載では、アスガルドの全能の父となったソーがハンマーのコントロールに苦心している様子が描かれています。

ソーは「ハンマーの神」がムジョルニアを使ってアスガルドの王を殺すという予言を発見しました。その答えを探しに行った先には、ムジョルニアそのものが擬人化されていました。怒りに駆られたムジョルニアは、戦士としての役割を放棄したソーに復讐するため、ミッドガルドにあるアスガルドの都市、ブロクストンにソーを連れて行きました。

プレビューでは、かつて自分が持っていたハンマーと戦うソーの姿が描かれています。ウルヴァリンやドクター・ストレンジたちの協力を得て、ソーはこの難局を乗り切る事が出来るのでしょうか?

公式概要は以下の通りです。

ムジョルニアを振り回す「ハンマーの神」の凶行を止めるには、マーベル・ユニバースが一丸となる必要がある! しかし、ソーの仲間たちはハンマーの一撃に耐えることができるのだろうか?ソーは勝利を確実にするため、意外な人物に助けを求める!

©MARVEL

コミック「ソー #22」は 現地時間 2022年2月16日 より米国で発売です。

ソース:Thor Fights Against Mjolnir in New Marvel Preview

ルピタ・ニョンゴさんが映画「ブラックパンサー」公開4周年を記念して舞台裏写真を公開

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブラックパンサー」の公開4周年を迎え、主人公ブラックパンサー/ティ・チャラの元恋人ナキアを演じたルピタ・ニョンゴさんが、舞台裏写真を公開しました。ティ・チャラを演じたチャドウィック・ボーズマンさんが映っていないことから、当時の写真ではなく、現在撮影中の「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」の写真だと考えられます。

ニョンゴさんは「ワカンダからご挨拶!ブラックパンサー4周年おめでとう」とコメントを添えて投稿。

投稿された写真にはこれまでキャスティングが報じられていなかった、ボーター族部族長のM’kathuを演じたダニー・スパーニさんの姿も確認されました。

ボーダー族といえば1作目でキルモンガーの口車に乗せられてティ・チャラに刃を向けた元治安部隊長のウカビが印象的ですが、彼は「ブラックパンサー」を最後に「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」や「アベンジャーズ/エンドゲーム」にも登場しませんでした。部族長が「ワカンダフォーエバー」に出演するのであれば、ウカビの現在についても触れられるかもしれません。

映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」は 2022年11月11日 米国公開予定です。

ドキュメンタリ「マーベル・スタジオ・アッセンブル:エターナルズの裏側」が日本のディズニープラスでも配信開始

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のメイキングを描いたドキュメンタリー番組「マーベル・スタジオ・アッセンブル:エターナルズの裏側」が日本のディズニープラスでも視聴可能になりました。クリエイターや俳優のインタビューを交えた約1時間の番組となっています。

今回も「ホークアイの裏側」と同じく、「ワンダヴィジョンの裏側」から始まったこれまでのシリーズページには含まれずに個別で公開されています。ご注意ください。

映画「エターナルズ」、ドキュメンタリ「マーベル・スタジオ・アッセンブル:エターナルズの裏側」はディズニープラスで配信中です。

ライアン・レイノルズさんが「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」出演の噂に対してコメント

FOX制作の映画「デッドプール」で主人公デッドプール/ウェイド・ウィルソンを演じた俳優のライアン・レイノルズさんが、海外メディア Variety とのインタビューの中で、マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」に登場するという噂に対して言及しました。

レイノルズさんは、「本当は何も言えないんだけど・・・この映画に僕は出てないんだ。」と告白し、「嘘かもしれないけど、この映画には出ていないって約束するよ。」と述べました。カメラに向かって直接約束するよう求められたレイノルズさんは、インタビューの終わり際にインタビュアーに「ここを離れたらあなたを消してしまうチームがいるぞ。」と、マーベル秘密警察を示唆するジョークで締めました。

MCU作品に出演するのかどうか、こういった質問を受ける俳優さんたちは数多くいますが、彼らはいつも真実を言うわけではありません。本当は出演するのに「出演しない」と嘘をつく事はもちろん、ダン・スティーヴンスさんのように出演していないのに出演しているかのようなコメントを返すケースも出始めています。俳優さん自身の意志か、あるいはマーベル・スタジオの指示なのかは個々で事情が異なるようですが、とにかくこれでデッドプールの登場が100%とないのかと言われると、結局のところはシュレディンガーの猫と同じで映画を見るまで分かりません。

分かっているのは映画「デッドプール3」がMCUとして制作されているという事で、脚本にも関わっているライアン・レイノルズさんは「うまく行けば近々話せる」と以前にコメントしていました。レイノルズさんは現在半休業中であり、夏頃まで休みたいと宣言していたため、それが終わると「デッドプール3」が動き出す可能性が高いと見られています。

「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」の公式概要は以下のとおりです。

危険すぎる禁断の呪文によって時空を歪ませてしまったストレンジは“マルチバース”と呼ばれる謎に満ちた狂気の扉を開いてしまう。何もかもが変わりつつある世界を元に戻すため、盟友の魔術師ウォン、そしてアベンジャーズ屈指の強大な力を誇るスカーレット・ウィッチことワンダにも助けを求めるが、もはや彼らの力だけではどうすることもできない恐るべき脅威が人類、そして全宇宙に迫っていた。その宇宙最大の脅威とは、、、なんとドクター・ストレンジと全く同じ姿の人物で「宇宙への最大の脅威はお前だ」と不敵な笑みを浮かべていた…。
監督:サム・ライミ 出演:ベネディクト・カンバーバッチ/エリザベス・オルセン/ベネディクト・ウォン/レイチェル・マクアダムス /キウェテル・イジョフォー/ソーチー・ゴメス 『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』2022年5月映画館にて公開!

映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」は 2022年5月4日 日本公開予定です。

ソース:Ryan Reynolds Compares ‘The Adam Project’ to ‘E.T.,’ Insists Deadpool Is Not in ‘Doctor Strange 2’

映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」の2nd予告は全てフェイク説も浮上

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」の第2弾予告が公開され、ネット上では日々考察等が飛び交っています。しかしこのトレーラーが丸ごとフェイクなのではないかという可能性も指摘され始めています。

公開されたトレーラーは過去の噂やリークをそのまま投影したような、ファンの願望を叶えたような映像で、ある意味100点満点となったこのトレーラーが「逆に怪しい」と考えるファンが増加しています。

海外メディア Comicbook.com でも「実際、この予告編ではかなり気の遠くなるような量の詳細が明らかにされており、Marvel Studiosがこれほどまでに明らかにしたことが信じられない。」と疑問を抱いています。

本作は2021年夏に撮影が終了したものの、2021年11月から2022年1月にかけて大規模な再撮影が行われました。この再撮影はファンサービスのために行われたのでしょうか?あるいはファンの予想を裏切り、サプライズを仕掛けるために行われたのでしょうか?サム・ライミ監督はさらなる再撮影をする心構えをしている事も明かしています。

MCUの映画の予告編が本編と違う事はよくあり、意図的に隠されたものや、ギリギリで脚本を変更したため予告と本編で異なるものになったものまで様々あります。

有名なものの一つは2017年の「マイティ・ソー/バトルロイヤル」。

予告ではニューヨークの路地裏で戦うソーとヘラでしたが、公開バージョンではノルウェーの崖近くで戦っていました。また、予告でサムネになっているシーンではソー、ハルク、ロキ、ヴァルキリーの4人のリベンジャーズが橋の上でアッセンブルしていますが、本編にはハルクを除いた3人のみとなっています。ハルクはフェンリスと戦うのに忙しい状態でした。さらにソーの目も健在であり、本編でヘラに目がえぐられる事は予告では秘密にされていました。その他細かい背景なども多数異なっています。

2018年公開の「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」もまた、予告と本編の違いが大きい作品でした。

最初のトレーラーのサムネになっているシーンはそもそもありません。サムネでは木々の間を駆けていますが、実際は草原でしたし、ハルクも変身出来ない状態でした。次のトレーラーではソーのストームブレイカーは予告からは消されており、本編での最終対決となったキャプテン・アメリカvs.サノスのシーンではインフィニティ・ストーンの数が極端に違います。

ここでは全てを指摘しませんが、「アイアンマン」から「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」に至るまで小物が異なる、キャラクターが異なる、背景が異なるなど、意図的か必要に迫られてかは別にして大小様々なフェイクがありました。

これまでサプライズのために予告から様々なものを隠してきたマーベル・スタジオが、3ヶ月の再撮影をしてまで作り上げた「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」の新予告(やポスター)がファンの予想どおりのものだったというのは不自然だ、という指摘は確かに一理あるものです。

この予告そのものが無限にあるマルチバースでの出来事であり、本編とは関係がないという可能性があるのでしょうか?「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」の第2弾予告はMCU史上初のオールフェイクとなるのでしょうか?映画公開まで議論はさらに白熱する事になりそうです。

本作の公式概要は以下のとおりです。

危険すぎる禁断の呪文によって時空を歪ませてしまったストレンジは“マルチバース”と呼ばれる謎に満ちた狂気の扉を開いてしまう。何もかもが変わりつつある世界を元に戻すため、盟友の魔術師ウォン、そしてアベンジャーズ屈指の強大な力を誇るスカーレット・ウィッチことワンダにも助けを求めるが、もはや彼らの力だけではどうすることもできない恐るべき脅威が人類、そして全宇宙に迫っていた。その宇宙最大の脅威とは、、、なんとドクター・ストレンジと全く同じ姿の人物で「宇宙への最大の脅威はお前だ」と不敵な笑みを浮かべていた…。
監督:サム・ライミ 出演:ベネディクト・カンバーバッチ/エリザベス・オルセン/ベネディクト・ウォン/レイチェル・マクアダムス /キウェテル・イジョフォー/ソーチー・ゴメス 『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』2022年5月映画館にて公開!

映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」は 2022年5月4日 日本公開予定です。

ソース:Doctor Strange 2: Maybe Everything in That Multiverse of Madness Trailer Was Fake

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」のデジタルリリースは3月1日から?米MSで予約が始まる

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」のデジタル版が米マイクロソフトのページに登場し、2022年3月1日から利用可能になっている事が明らかになりました。UHD版とボーナスコンテンツ込で19.99ドルで予約が始まっています。

「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」はリリース9週間で、全世界で18億ドルの大ヒット。アメリカでは現地時間15日の朝に米国興行収入で「アバター」を抜き、史上3番目の映画になったことが報じられています。

「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」の公式あらすじは以下の通りです。

『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』でピーター<スパイダーマン>はミステリオを倒したが、彼が遺した偽映像をデイリー・ビューグルが公開したことで、ミステリオ殺害の嫌疑をかけられる。ピーターがスパイダーマンの正体であることも暴かれてしまい、彼の生活は一変してしまう──

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」は劇場公開中です。

ゾーイ・サルダナさん、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3」は「ほろ苦い」とコメント

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3」でガモーラを演じるゾーイ・サルダナさんが、海外メディア Empire とのインタビューの中で、本作の撮影について「ほろ苦い」と語りました。

最新作の撮影について質問されたサルダナさんは「”ほろ苦い”ですね。あの緑色のメイクに何年も文句を言っていたのに、もう懐かしんでいる自分に気づきました。哀愁が漂う一方で、偉大なことを成し遂げたという誇りもあります。ジェームズ・ガンが書いた美しいストーリーは、撮影しながらも私たちを感動させてくれます。オミクロンが大暴れしてるけど、なんとか楽しくやって行けています。」と述べました。

また、この8年間で繰り広げられたガモーラのアークや、その「素晴らしい」結末について、「ああ、神様、そうです。彼女は毒親(サノス)から抜け出したいという戦士として始まり、同じように機能不全に陥っているガーディアンズに出会いますが、彼らは大丈夫です。彼女は多くを学び、大きな目的を見つけました。しかし、そこに父親がやってきて、すべてを台無しにします。彼女は死に、生き返りますが、それは彼女ではありません。ガモーラは少し混乱していると言わざるを得ません。でも、ジェームズ(ガン)はこの3作目で、このキャラクターとすべてのキャラクターを中心にこの素晴らしい物語を紡いでくれたんです。」と語りました。

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーは最新作「Vol.3」よりも前に公開される映画「ソー:ラブ&サンダー」に登場することが発表されていますが、「ラブ&サンダー」のロケ地ではゾーイ・サルダナさんの目撃情報はありませんでした。

「アベンジャーズ/エンドゲーム」にて過去から現代へ来たガモーラでしたが、サノスを倒した後その姿を消しました。ラストではソーとガーディアンズがベネター号にのり宇宙に捜索へと旅立つ姿が描かれていましたが、「Vol.3」までチームとの再会はないのかもしれません。

「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:ホリデー・スペシャル」は2022年ディズニープラスで配信予定、映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3」は2023年5月5日 米国公開予定。日本公開は4月予定です。

ソース:Zoe Saldana Says Playing Gamora In Guardians Of The Galaxy Vol. 3 Was ‘Bittersweet’

映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」の前監督が新予告を絶賛

2017年公開のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ドクター・ストレンジ」のスコット・デリクソン監督が、先日公開されたシリーズ最新作「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」の新予告を自身のTwitterで絶賛しました。デリクソン監督は5月公開予定の「マルチバース・オブ・マッドネス」からは「創造上の相違」を理由に監督を降板していました。

監督は「予告編も素晴らしいし、もちろん興奮しています!。サムが大好きです。映画「ザ・ブラック・フォン」が私が作りに行くのにふさわしい映画であったように、この作品にふさわしい監督でした。すべて順調です。」とコメントを投稿し、後任となったサム・ライミ監督を讃えました。

デリクソン監督は「マルチバース・オブ・マッドネス」の監督は降板していますが、制作総指揮として開発に名を連ねている他、いずれまたMCUの仕事を絶対にやりたいとも明かしています。

「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」の公式概要は以下のとおりです。

危険すぎる禁断の呪文によって時空を歪ませてしまったストレンジは“マルチバース”と呼ばれる謎に満ちた狂気の扉を開いてしまう。何もかもが変わりつつある世界を元に戻すため、盟友の魔術師ウォン、そしてアベンジャーズ屈指の強大な力を誇るスカーレット・ウィッチことワンダにも助けを求めるが、もはや彼らの力だけではどうすることもできない恐るべき脅威が人類、そして全宇宙に迫っていた。その宇宙最大の脅威とは、、、なんとドクター・ストレンジと全く同じ姿の人物で「宇宙への最大の脅威はお前だ」と不敵な笑みを浮かべていた…。
監督:サム・ライミ 出演:ベネディクト・カンバーバッチ/エリザベス・オルセン/ベネディクト・ウォン/レイチェル・マクアダムス /キウェテル・イジョフォー/ソーチー・ゴメス 『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』2022年5月映画館にて公開!

映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」は 2022年5月4日 日本公開予定です。

映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」のガルガントスはやはりシュマゴラスらしい

マーベルは「シュマ=ゴラス」という名前について権利を保有していない事が明らかになったと、海外メディア Comicbook.com が独占として報じました。MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」に登場するガルガントスは、権利上の問題から名称を変更したキャラクターであるようです。

この事は以前からファンによって指摘されていましたが、Comicbook.comの取材によって ヒロイック・シグネチャーズ という小さな団体がシュマゴラスの名前の権利を保持していると記事では伝えています。

この名前はファンが指摘していた通り、故ロバート・E・ハワード氏が書いた「征服王カル」の短編小説で初めて登場し、コナン神話と同様に、カル神話もまた、ヒロイック・シグネチャーズとその親会社でノルウェーに本拠を置くビデオゲーム大手のFuncomが所有しているとの事。

本作の物語のプロット等から、本作にはコミックにおけるヴィランの一人「シュマ=ゴラス」が登場するのではないかと以前から噂され、第1弾トレーラーで実際に登場しました。しかし、映画のグッズ等から彼の名がガルガントスである事が判明しており、多くのコミックファンは困惑していました。

マーベル・エンターテインメント社は、すでにヒロイック・シグネチャーズと業務提携を結んでおり、マーベル・コミックは現在、コナン関連のコミックのライセンス・ホルダーを務め、出版されています。しかし、その関係にもかかわらず、スタジオはキャラクターの名前を変更してしまう事で内々に解決させるという決定を下したようです。

Comicbook.comがヒロイック・シグネチャーズのフレッド・マルンバーグ社長に、このネーミングの問題でマーベル・スタジオと協力する気があるかどうか質問したところ、「私たちはマーベルと素晴らしい関係にあり、長年にわたって多くの問題を解決するために協力してきました。このキャラクターに関する今後の計画については、現時点では明らかにすることができません。ご期待ください。」とコメントしたとの事。

流れとしては、シュマゴラスの名前の権利を保有していないマーベルは、コミック「ネイモア・ザ・サブマリナー」に登場したタコ型モンスターガルガントスの名前を、シュマゴラスと呼んでいたキャラクターに移植したというもの。ガルガントスとシュマゴラス、タコが2匹登場するかと思われた時期もありましたが、ガルガントスという名称に変更されたシュマゴラスが映画に登場するというのが実態のようです。

なお、日本のゲーム会社カプコンからリリースされている対戦格闘ゲーム「MARVEL vs. CAPCOM」シリーズのいくつかにもシュマゴラスは登場していますが、こちらでのキャラクター名がどうなるかは現時点で不明です。

本作の公式概要は以下のとおりです。

危険すぎる禁断の呪文によって時空を歪ませてしまったストレンジは“マルチバース”と呼ばれる謎に満ちた狂気の扉を開いてしまう。何もかもが変わりつつある世界を元に戻すため、盟友の魔術師ウォン、そしてアベンジャーズ屈指の強大な力を誇るスカーレット・ウィッチことワンダにも助けを求めるが、もはや彼らの力だけではどうすることもできない恐るべき脅威が人類、そして全宇宙に迫っていた。その宇宙最大の脅威とは、、、なんとドクター・ストレンジと全く同じ姿の人物で「宇宙への最大の脅威はお前だ」と不敵な笑みを浮かべていた…。
監督:サム・ライミ 出演:ベネディクト・カンバーバッチ/エリザベス・オルセン/ベネディクト・ウォン/レイチェル・マクアダムス /キウェテル・イジョフォー/ソーチー・ゴメス 『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』2022年5月映画館にて公開!

映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」は 2022年5月4日 日本公開予定です。

ソース:Doctor Strange 2: The Reason Marvel Is Unable to Use Shuma-Gorath Revealed (Exclusive)

ドラマ「ムーンナイト」、声優にオスカー俳優をキャスティング

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ムーンナイト」の登場する月神コンシューの声役として、1984年の映画「アマデウス」で音楽家アントニオ・サリエリ役を演じ、アカデミー主演男優賞を獲得したF・マーリー・エイブラハムさんをキャスティングしている事を、ディズニー公式が明らかにしました。

エイブラハムさんは「スタートレック 叛乱」(1998年)、「インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌」(2013年)、「グランド・ブダペスト・ホテル」(2014年)などでも知られており、2018年の「犬ヶ島」、2019年の「ヒックとドラゴン 聖地への冒険」では声の出演もされています。

月神は主人公マーク・スペクターにムーンナイトとしての力を与える張本人であり、ムーンナイトとは切っても切れない関係。本作以外に別のMCU作品にムーンナイトが登場する際は、コンシューも一緒に登場する可能性は十分に考えられます。

ちなみに、F・マーリー・エイブラハムさんは「アマデウス」で、ドラマ「ホークアイ」でアーマンド・デュケイン3世を演じたサイモン・キャロウさんと共演されています。

なお、日本語吹替版の声優については執筆時点で公開されていません。

本作の公式概要は以下の通りです。

スティーヴン・グラントは、平凡な生活を送る温厚な男。だが彼は、夜通し悪夢にうなされ、現実と夢の区別がつかない日々に悩みを抱えていた。自分は誰なのか、何に怯えているのか。やがて自分の中に“自分以外の誰か”が潜んでいることに気づき始める。そして、スティーヴンは、彼の内に残酷なもう一人の人格<マーク・スペクター>が潜んでいることを、やがて知ることとなる―。 暴力と残虐性に満ちた<マーク・スペクター>に狂気が宿る時、マーベル・スタジオ初のダーク・ヒーロー<ムーンナイト>が誕生する――。

ドラマ「ムーンナイト」シーズン1はディズニープラスにて 2022年3月30日より配信予定です。

ソース:ディズニー