映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」の予告公開の予告が削除される

マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」の予告が現地時間の 2025年2月4日 放送のグッドモーニングアメリカ内で放送されると昨日報じられていましたが、番組のウェブサイトからその一文が削除された事が判明しました。

変更前と変更後のスクリーンショットを比較してわかるように、来週分の放送内容を予告するページの中で、2月4日の部分には「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」の予告公開の旨が記されていましたが、その一文は現在削除されています。

予告公開の告知をしては行けなかったから削除したのか、そもそも公開予定が延期されたのかは不明であり、番組内でトレーラーが発表されるかどうかは明確になっていません。幸いな事に数日後に迫っている事で、どちらにせよさほど待たずに答えはわかることになります。

もしもこの日に公開されなければ、次の候補日は 2025年2月9日 、第69回スーパーボウル内で公開されると予想されています。

映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」は、「ワンダヴィジョン」のマット・シャックマン監督がメガホンを取り、脚本として「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」のジョシュ・フリードマンさん、「マイティ・ソー/バトルロイヤル」「ブラックウィドウ」「サンダーボルツ*」のエリック・ピアソンさんらが参加しています。

映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」は 2025年7月25日 に米国劇場にて公開予定です。

「クレイヴン」ライノ役が僅か68劇場公開の「ブルータリスト」に大敗した事に戸惑う

ソニー・ピクチャーズ制作のSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「クレイヴン・ザ・ハンター」でライノ/アレクセイ・シツェビッチを演じたアレッサンドロ・ニヴォラさんが、2024年12月20日に公開された自身が出演する映画「ブルータリスト」に大敗したという記事に反応を見せました。

Collider は北米でわずか8館の上映から始まった「ブルータリスト」は公開4週目で北米68館まで拡大、この週に130万ドルを稼いだとし、「クレイヴン・ザ・ハンター」は同じ公開4週目、北米の1000館以上で36万ドルを売り上げていたと指摘しました。

この記事を引用したアレッサンドロ・ニヴォラさんは「私はどうすべき?」とし、「A)やめる、B)祝う、C)グミを食べてチルする」という選択肢をファンに提示して意見を求めました。

ファンの回答はBとCが圧倒的に多く、ニヴォラさんの俳優引退を引き止めていますが、興行収入の結果はなかなかショッキングな数字となったようです。

ニヴォラさんは撮影現場は楽しかったと以前のインタビューで語っていましたが、今週、ソニーがカレンダーからタイトル未定のマーベル映画を削除した事で、スパイダーマンとスパイダーバース以外の作品がゼロに。SSUは事実上の中止になったと報じられました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/ssu-kraven-the-hunter-alessandro-nivola-talks-to-negative-reaction/”]

今後マーベル・スタジオが彼らをマルチバースの被害者として救済するのかはわかりませんが、ニヴォラさんは昨年のベネチア国際映画祭で最高賞の金獅子賞を受賞した「ザ・ルーム・ネクスト・ドア」などにも出演しており、マーベル映画とは別の所でファンを楽しませてくれる事が期待されています。

なお、この話題の「ブルータリスト」は日本では2月に公開予定です。

クリス・エヴァンスさんがアベンジャーズ復帰の噂を否定、アンソニー・マッキーさんが明かす

マーベル・スタジオが開発中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」にクリス・エヴァンスさんが出演するという噂について、「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」で主演を務めるアンソニー・マッキーさんがこの噂を否定しました。

Esquire とのインタビューでこの噂について共演が見られるのか直撃されたアンソニー・マッキーさんは次のように話しています。

そんな噂知りませんでしたよ!数週間前にクリスと話したけど、その時もそんな話はありませんでした。少なくとも、彼がアベンジャーズに戻るなんて話は、私は彼の口から聞いていません。前にも聞いたんです、『あのね、彼らは映画のためにみんなを戻すって言ってたよ。君も戻ってくるの?』ってね。

これに対してクリス・エヴァンスさんは次のように答えたとマッキーさんは説明します。

事実じゃないよ。こういう話はいつも出るんだ、数年おきに。「アベンジャーズ/エンドゲーム」以来ずっとね。私はもうそれに反応しなくなっただけさ。幸せに引退したからね!

マッキーさんはクリス・エヴァンスさんが「アベンジャーズ」最新映画に出演するという噂を否定しましたが、ファンの誰もが演者が素直に認めるとは考えていません。

クリス・エヴァンスさんは「ドゥームズデイ」及び「シークレット・ウォーズ」で二役を演じると噂されており、うちひとつは悪のキャプテン・アメリカであるキャプテン・ヒドラだとされています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-doomsday-chris-evans-2-roles-rumor/”] [nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-doomsday-chris-evans-captain-hydra-rumor/”]

この噂は「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」のアンドリュー・ガーフィールドさんのように撮影中の映像が流出してもそれが真実か偽造かわからないまま、劇場公開されるその日まで議論が続くと思われます。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-spider-man-nwh-kevin-fiege-comments-rumor/”]

デンゼル・ワシントンさんが「ブラックパンサー3」の事をうっかり話してしまったのとは違って、アンソニー・マッキーさんやクリス・エヴァンスさんはMCUのファンをよく理解しているベテラン達。彼らからネタバレが起こるとは考えにくく、チャンスがあるとすればかつてネタバレ王と呼ばれたマーク・ラファロさん、ネタバレ王子と呼ばれたトム・ホランドさんらの発言に注目となりそうです。

映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」は 2026年5月 公開予定、映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」は 2027年5月 公開予定です。

ソース:Anthony Mackie Is Captain America Now. How About That?

ドラマ「ヴィジョンクエスト」の撮影監督に「SHOGUN」のクリストファー・ロスさんが起用

マーベル・スタジオが開発中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ヴィジョンクエスト」に、昨年数々の賞を受賞して話題になった日本を舞台とするドラマ「SHOGUN」のクリストファー・ロスさんが撮影監督として参加する事が明らかになりました。

independenttalent に掲載されているロスさんの履歴書の最新項目に「ヴィジョンクエスト」と記載されており、主演のポール・ベタニーさんが認めていたように2025年内に制作が始まる予定になっている事が判明しました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-vision-quest-confirmed-shoot-2025/”]

クリストファー・ロスさんは「SHOGUN」の第1話「按針」でエミー賞にノミネートされた撮影監督でありこの起用は注目となりますが、コミックのヴィジョンクエストと「SHOGUN」が似ているわけでもないため、どのような映像になるのか期待がかかっています。

ドラマ「ヴィジョンクエスト」は同名コミックを原作としつつ、MCUの「ワンダヴィジョン」、「アガサ・オール・アロング」に続く三部作として、「ワンダヴィジョン」で飛び去っていったホワイトヴィジョンのその後を描くと考えられています。

まだまだ不明な部分が多い本作ですが、現状の噂ではヴィジョンに加えてラザウルトロンなどが再登場するとされています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-vision-quest-reported-raza-to-return/”]

また、本作にも”ティーン”が登場するとされており、「アガサ・オール・アロング」のティーンがビリー・カプランだった事で、「ヴィジョンクエスト」のティーンはトミー・シェパードだと考えられています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-vision-thee-role-cast-rumor/”]

さらにこのドラマにはエリザベス・オルセンさんも出演すると報じられていますが、「ワンダヴィジョン」の時とは異なる別の家族が描かれる事になるのでしょうか。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-vision-quest-elizabeth-olsen-virginia-rumor/”]

ドラマ「ヴィジョンクエスト」はディズニープラスで配信予定です。

映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」、予告の公開日が確定。予想よりも早い

マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」のファーストトレーラーが 2025年2月9日 に開催される第69回スーパーボウル内で公開されるとされていましたが、実際には 2月4日 になる事が判明しました。

ファンタスティック・フォーの略語「F4」にちなんで2月4日(Feb.4)にされたと見られる待望の予告映像は、現地時間のその日放送のアメリカの番組 グッドモーニングアメリカ 内で公開される事を、放送局のABCが発表しました。

注目度が高いビッグボウルからあえて先行した理由については明かされていませんが、全米が注目するこのスポーツイベントにはF4よりも劇場公開が近い「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」と「サンダーボルツ*」の新映像を放り込んでくると見られています。

また、「ファーストステップ」の映像はオンライン公開されていないだけで、昨年の数回のイベントで公開されているため、4日のGMAではそれのフィックスバージョンを放送し、ビッグボウルで完全に新しい映像を公開する可能性も考えられています。

映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」は、「ワンダヴィジョン」のマット・シャックマン監督がメガホンを取り、脚本として「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」のジョシュ・フリードマンさん、「マイティ・ソー/バトルロイヤル」「ブラックウィドウ」「サンダーボルツ*」のエリック・ピアソンさんらが参加しています。

映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」は 2025年7月25日 に米国劇場にて公開予定です。

ソース:HIGHLIGHTS FOR ABC NEWS’ ‘GOOD MORNING AMERICA,’ FEB. 3-8

【噂話】「X-MEN」サイクロップス役は「アバター」のジャック・チャンピオンさんか

マーベル・スタジオが開発中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「X-MEN」のサイクロップス/スコット・サマーズ役に、「アバター」、「スクリーム6」のジャック・チャンピオンさんが検討されていると報じられました。

海外スクーパーの MTTSH 氏がこれを報告。

ここ最近、ジーン・グレイ役にセイディー・シンクさん、ストーム役にはシンシア・エリヴォさんデワンダ・ワイズさんアヨ・エデビリさんらが候補となっていると報道、今回はX-MENのリーダーであるサイクロップス役に具体的な名前が浮上する事になりました。

MCU版のX-MENの俳優は20代前半をベースに検討されているとされており、記事執筆時点で20歳のジャック・チャンピオンさんはその要件を満たしています。

一方でマーベル・スタジオが「チャンピオンズ」の実写化を検討しているという噂と、コミックのチャンピオンズには過去から連れてこられたヤング・サイクロップスが加入している事を考えると、ジャック・チャンピオンさんはどちらでも演じられそうだとも言えそうです。

なお、先日はガンビットとシャドウキャットの俳優も探している最中だと報じられていました。

これでキャラクターとしては5人の登場が期待出来ることになるようですが、チームの中心人物として欠かせないプロフェッサーXや、他の人気メンバーであるローグやウルヴァリンなどの続報にも注目です。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」、チャーリー・コックスさんがNetflix版シーズン3からの空白について語る

マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」の主人公デアデビル/マット・マードックを演じるチャーリー・コックスさんが、海外メディア SFX とのインタビューで、「ボーン・アゲイン」がNetflixのシーズン3からどのように続いていくか語りました。

「ボーン・アゲイン」が大規模な作り直しが行われた事について、コックスさんは「オリジナル版の特定の部分、特定のトーンの側面を尊重しなければなりませんでしたが、それは行われていませんでした。例えば、オリジナル版はそれほど暗くありませんでしたが、今は時には信じられないほど不吉で、信じられないほど残酷な作品になっています。」と語りました。

そして本作とNetflix版との違いについて「まったく同じという感じではありません。ペースも違うし、アイデンティティも変わりました。6年も経っているんですから。テレビで観る番組の種類が、テレビ番組の作り方に影響を与えるんです。」と述べています。

また、「シーズン4とシーズン1のハイブリッドのように感じられるのは、十分な時間が経過し、リセットの余地が十分にあり、物事をはっきりとカメラに映す必要がなくなったからです。マットは、おそらく付随的な被害を過小評価していたことに気付きました。彼がやろうとしてきたすべての良いことにもかかわらず、実際にどれだけ効果があったのでしょうか。どれだけ多くの問題を引き起こしたのでしょうか。」と投げかけ、「たぶん彼は弁護士との仕事や、法的な方法で人々を助けることにもっと力を注ぐ必要があったんです。キングピンと会って『俺の邪魔をするな、そうすれば問題は起こらない』と言うシーンがあるんです。」と予告編に触れてNetflixのシーズン3と「ボーン・アゲイン」の空白の時間について説明しました。

「デアデビル:ボーン・アゲイン」の制作発表当初は Netflix版のソフトリブートという位置づけでタイトルどおりNetflix版からキャストを一部変更して撮影が行われていました。

しかし、大規模なストライキで半年ほど制作が中断した際に全体的な見直しが行われ、Netflix版をやり直すのではなくそれを取り込んでその後を描く形に変更。俳優もNetflix版に戻された結果、当初起用されていた俳優は撮影シーンが全てお蔵入りとなりました。

「デアデビル:ボーン・アゲイン」では主人公デアデビル/マット・マードックを引き続きチャーリー・コックスさんが演じる他、Netflixのマーベルドラマからデボラ・アン・ウォールさん演じるカレン・ペイジとエルデン・ヘンソンさん演じるフォギー・ネルソン、ジョン・バーンサルさん演じるパニッシャー/フランク・キャッスルが、「ホークアイ」で一足先に戻ってきたヴィンセント・ドノフリオさんのキングピン/ウィルソン・フィスクに続いて戻って来る事になります。

また、本作はこの後に予定されている「スパイダーマン4」などにも影響を与える物語になるのではとも考えられています。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」は 2025年3月4日(日本時間で3月5日)よりディズニープラスで配信予定です。

ソース:DAREDEVIL: BORN AGAIN Star Charlie Cox Reveals How Much Time Has Passed Since DAREDEVIL Season 3 In The MCU

【噂話】ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン2に登場するキャラが判明か

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」のシーズン2に登場するキャラクターについて、海外スクーパーが最新情報を発しています。このキャラが「ボーン・アゲイン」に登場する事は数年前から噂になっていましたが、実際に形になっているようです。

※これより先は原作コミックのネタバレを含んでいます。ご覧の際はご注意ください。

スクーパーのダニエル・リヒトマン氏は「デアデビル:ボーン・アゲイン」のシーズン2で新しいホワイトタイガーがデビューするようだと報告。シーズン1のトレーラーでもホワイトタイガーは登場していますが、シーズン2では新しいホワイトタイガーが登場する事になるようです。

コミックの初代ホワイトタイガーであるヘクター・アヤラはコミック「デアデビル」の中で銃撃され死亡。このシーンは今回のドラマの撮影現場でも目撃されていました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-daredevil-born-again-panisher-spoiler-scene/”]

コミックではその後、デアデビルの正体を捜査するFBI捜査官でヘクターの姪でもあるアンジェラ・デル・トロがホワイトタイガーとして活動。さらにその後、ヘクターの妹でアンジェラの母にあたるエイヴァ・アヤラ(表記揺れでアヴァ)もホワイトタイガーとして活動しました。

リヒトマン氏はMCUのヘクターが妹とその娘と同居していると報告し、二人のいずれかがMCUの二代目ホワイトタイガーになると主張しています。

アンジェラはヘクターおじさんとその友人のダニーおじさんことアイアン・フィストと共に育っており、コミックのホワイトタイガーがアイアンフィストが守護しているクン・ルンのジェイドタイガー家に伝わるアミュレットから力を得て変身するヒーローである事を考慮すると、MCUにアイアン・フィストを正式に導入する事に繋がりそうです。

いっぽうでエイヴァはデアデビルとはあまり関係がないホワイトタイガーですが、アベンジャーズアカデミー出身でマイティ・アベンジャーズやニュー・アベンジャーズに加入した事があるキャラクターで、実写化の噂もあるドーターズ・オブ・リバティにも参加していました。今後の拡張性は高いと言えそうです。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-daughters-of-liberty-rumor/”]

MCU版では2つのコミックキャラの役割をひとつに纏めてどちらか一方に与える可能性もありそうですが、どちらがデビューする事になるのでしょうか。

ホワイトタイガーはソロドラマシリーズの開発も進められているとされており、以前にはジェナ・オルテガさんが候補者として報じられていました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-white-tiger-disney-plus-series-rumor/”]

「デアデビル:ボーン・アゲイン」では主人公デアデビル/マット・マードックを引き続きチャーリー・コックスさんが演じる他、Netflixのマーベルドラマからデボラ・アン・ウォールさん演じるカレン・ペイジとエルデン・ヘンソンさん演じるフォギー・ネルソン、ジョン・バーンサルさん演じるパニッシャー/フランク・キャッスルが、「ホークアイ」で一足先に戻ってきたヴィンセント・ドノフリオさんのキングピン/ウィルソン・フィスクに続いて戻って来る事になります。

また、本作はこの後に予定されている「スパイダーマン4」などにも影響を与える物語になるのではとも考えられています。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」は 2025年3月4日(日本時間で3月5日)よりディズニープラスで配信予定です。

ソニーが1本のマーベル映画をスケジュールから削除

ソニー・ピクチャーズ制作のSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「クレイヴン・ザ・ハンター」の劇場公開が終了して少し時間が経過し、2025年6月27日に公開予定になっていたタイトル未定のマーベル映画が正式にキャンセルされたと、複数の海外メディアが報じました。

この予定は 2023年 に発表されていたものですが、SSU全体の不振の影響を受けたのか、カレンダーから削除される結果に。結局何の映画が公開予定だったのかは不明ですが、過去には「エル・ムエルト」、「ヒプノハスラー」、「スパイダーウーマン」などの実写映画の計画が進められていました。

歴史的大ヒットを記録する事になったMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ:インフィニティ・ウォー」と「アベンジャーズ:エンドゲーム」の間でスタートした SSU は「アメイジング・スパイダーマン2」の失敗の記憶も鮮明だった当時、「無茶だ」と多くのメディアやファンが指摘していました。

そんな中で第1弾となる映画「ヴェノム」がソニー映画史上最大のヒットをした事でこのユニバースの開発はさらに推し進められましたが、一向に交わらないユニバースとスパイダーマン出る出る詐欺のような形でお預けが繰り返された影響か、成績は右肩下がりに。

2024年は「マダム・ウェブ」、「ヴェノム:ザ・ラストダンス」、「クレイヴン・ザ・ハンター」の3本が公開されましたが、いずれも厳しい結果となりました。

ソニー・ピクチャーズのCEOを務めるアンソニー・ヴィンシクエラ氏はこれらを「悪い映画ではなかった」と評価し、SSU失敗の原因はマスコミのせいだと批判。実際の海外の映画レビューサイトでの評価は最悪というほど悪くはなく、いずれも楽しんだというファンは少なくありませんでした。

[nlink url=”https://mavesoku.com/sony-pictures-ceo-comments-madame-web-and-kraven-the-hunter/”]

CEO は Netflix でこれらの映画が視聴数1位を獲得した事にも言及し、ファンが作品に興味を持っていることも主張。氏の発言はある程度理解出来るものでしたが、失敗を認めない姿勢はメディアの対応をさらに冷ややかにしていました。

SSUは事実上の終了となったようですが、ソニーがスパイダーマン作品を終了させるわけではありません。

もともとSSUのドラマとして開発がスタートしたコミックのスパイダーマン・ノワールを主人公とするドラマ「スパイダー・ノワール」が撮影中。新SSUの第1弾作品になるのではとも噂されていますが、詳細は不明です。

そして大ヒットしたアニメ「スパイダーバース」の最新作である「スパイダーマン:ビヨンド・ザ・スパイダーバース」も開発中。これはまだ収録が始まっておらず、公開も無期延期中です。

最も確実性が高いのがMCUの映画「スパイダーマン4」でマーベル・スタジオとの共同作であるこの作品は 2026年7月26日 に米国劇場にて公開予定。そしてこれが新三部作の第一弾となり、「スパイダーマン5」と「スパイダーマン6」が制作される予定です。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-spider-man-new-trilogy-tom-holland-comment/”]

一部のファンはスパイダーマンの権利をマーベルに返却あるいは売り戻し、マーベル及びディズニーが一括管理するべきだとも主張していますが、2019年のスパイダーマンMCU離脱問題の際に、原作者スタン・リー氏の娘ジョアン・リーさんは「マーベルとディズニーは私の父の作り出したものを完全にコントロールすることを模索していますが、さらなる収益を求めようとするなら、スタン・リーとその遺作を真にリスペクトしてくれる第三者により抑制と均衡が保たれるべきです。」とコメント。

「それがソニーであろうと他の企業であろうと構いませんが、スタンのキャラクターと作品は多角的な視点から作られるに値するものであり、継続して進化していくことこそ望ましいです。」と語っていました。(from TMZ

ソース:Sony Scraps Latest Spider-Man Spinoff After String of Marvel Bombs

ベネディクト・カンバーバッチさんが「アベンジャーズ5」欠席を撤回、「私の言う事は信じないで」

マーベル・スタジオが開発中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」に出演しないと、ドクター・ストレンジを演じるベネディクト・カンバーバッチさんが発言し、先週話題になりましたが、新たなインタビューでカンバーバッチさんはこの発言を撤回しました。

Benedict Cumberbatch says he was wrong about Doctor Strange not appearing in the next ‘Avengers’ movie: ‘Don’t ever believe anything I say’
byu/Matapple13 inMarvelStudiosSpoilers

BI とのインタビューの中で「次回作に出ないというのは間違っていました。私の言うことは信じないようにしてください。」とコメント。MCUの映画制作のスケジュールの難しさが影響しているのか、出演俳優も事態を把握しきれていないようです。

発言の経緯は明かされていませんが、早々に撤回されたという事はスタジオ側から出演予定がありますよと注意されたかと推測出来そうです。

「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」は脚本の書き直しが行われているとの事で、これまでの噂がどの程度維持されているかは不明ですが、新キャラとしてゴーストライダーキャプテン・ヒドラの話が出ている他、再登場キャラのいくつかについても報じられていました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-doomsday-and-secret-wars-confirmed-3-characters-rumor/”]

映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」は 2026年5月 公開予定、映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」は 2027年5月 公開予定です。