スパイダーマン実写ドラマシリーズが開発中断へ

ソニー・ピクチャーズとアマゾンが提携して制作中のSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)のドラマ「シルク:スパイダー・ソサエティ」と「スパイダーマン・ノワール」の開発が中断している事を、プロデューサーのフィル・ロードさんとクリストファー・ミラーさんが明らかにしました。

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「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」の制作も担当した両氏は海外メディア The Hollywood Reporter の取材に応じ、ハリウッドのWGAストライキの影響で、実写版スパイダーマンドラマシリーズが頓挫していると言います。

ロードさんは「『アクロス・ザ・スパイダーバース』が公開されれば、13年間(何かを)制作していないのは初めての経験になる」と発言し、脚本家たちのストライキが終了し契約が整うまで「シルク:スパイダー・ソサエティ」と「スパイダーマン・ノワール」のライターズルームが閉鎖されていると説明しました。

また、両氏はストライキに関連して作家が直面しているAI問題について「私たちがこれらのプロジェクトに一生懸命取り組んでいる理由のひとつは、コンピューターによって書かれたものでないときに、いかに良いものができるかを人々に知ってもらうことが重要だからです。」と、人間が描く物語の重要性について言及し、当面はAIに脚本を任せるつもりがない事を明確にしました。

両作品は制作が発表されただけで配信時期などはまったくの不明です。ストライキの影響で脚本制作の作業自体が遅れていることを考えると、最低でも1年以上は待つ事になりそうです。

「シルク」は「ウォーキング・デッド」のショーランナーのアンジェラ・カーンさんを迎えて制作する事が発表されており、発表当時、ロードさんとミラーさんは「アンジェラはプロ中のプロであり、その視点と創造性は私たちが大いに尊敬し、称賛しています。彼女はとても楽しい人でもあります。彼女はこれらのキャラクターが大好きで、彼女と協力してシンディ・ムーンの物語を世界に届けることができて本当に幸運です。」とコメントしていました。

ドラマ「シルク:スパイダー・ソサエティ」、ドラマ「スパイダーマン・ノワール」の配信時期は未定です。

ソース:The Widening Web of Phil Lord and Chris Miller

映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3」、映画本編とは異なる見た目のハイエボリューショナリーの未使用アートが公開

マーベル・スタジオのヴィジュアル開発ディレクター、アンディ・パークさんが、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Volume 3」のヴィランであるハイエボリューショナリーの未使用コンセプトアートを自身のSNSにて共有しました。

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パークさんは「コンセプトアートの楽しみは、可能性を追求することです。これは、何年も前のプリプロダクションの時に、私が初めてハイエボリューションに挑戦した時の1枚です。これらの探求には多くの楽しみがありました。」とコメントを添えて、コミックに基づいたメカニカルデザインを採用したバージョンのハイエボリューショナリーのアートを投稿しています。

初期のデザイン案はコミック版と色こそ違うものの、機械と金属をベースにしたデザインは同じに設定されていたようです。しかし最終的に顔の部分は演じるチャック・イウジさんの顔がわかるように、メタルマスクを着用しないデザインに置き換えられました。

先日、ハイエボリューショナリーのその後についてジェームズ・ガン監督がTwitterで明かし、今後の再登場の可能性が残される事となりました。映画本編では人工皮膚を剥がされて素顔丸出しになっていたため、4作目以降ではその顔を隠すためにコミックのようなマスクを着用する事になるのでしょうか。

映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Volume 3」は 2023年5月3日 より劇場公開中です。

映画「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」、海外版予告にスパイディお馴染みのヴィランも登場

ソニー・ピクチャーズ制作の映画「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」の海外版最新予告に、スパイダーマンのヴィランとしてお馴染みのキャラクターが再登場し、話題を呼んでいます。映像は米国版でも日本版でもないため、念のためにネタバレ注意としておきます。

※これより先は「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」のネタバレを含んでいます。ご覧の際はご注意ください。

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動画のサムネイルにもなっているように、本作にはドクター・オクトパスがスパイダーマン映画に再登場する事になるようです。

動画の20秒ごろには「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」で聞いたのと同じような「ハロー、ピーター」の声が含まれており、米メディアはこの声を演じているのは「ノー・ウェイ・ホーム」や「スパイダーマン2」でドクター・オクトパスを演じたアルフレッド・モリーナさんだと言います。

ドクオックのシーンは短いものですが、「ノー・ウェイ・ホーム」のドクオックとも違い、前作「スパイダーバース」のオリビア・“リヴ”・オクタヴィアス医師でもないようで、シルエットはコミックのドクオックに近く、別のマルチバースの彼だと言う事でしょうか。

アルフレッド・モリーナさんは2022年末、Vanity Fair とのインタビューでマーベルに戻るかどうかという質問に対し、 「肯定も否定もできない」と語っていました。質問をはぐらかしていたのは「アクロス・ザ・スパイダーバース」への出演が少なくとも1つの理由だったと言えそうです。

アニメ映画「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」は 2023年6月2日 米国公開予定、日本は2023年6月16日 公開予定です。

映画「アイアンマン」15周年を記念した動画が公開、RDJが本来ドクター・ドゥームをやるはずだった事が認められる

マーベルがMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アイアンマン」の公開15周年を記念して、マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長と監督を務めつつハッピー・ホーガンを演じたジョン・ファヴローさんの対談動画を公開しました。

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ファヴローさんが主演のロバート・ダウニー.Jrさんについて「あなた方は別のプロジェクトでドクター・ドゥームか何かのために彼とすでに会っていたことも覚えています。彼はファンタスティック・フォーのようなプロジェクトに参加していました。だから、みんな彼のことは知っていたんだけど、僕は彼と一緒に座ってみて、『ああ、彼は今、目を輝かせているんだ。』と感じたんです。その時、あなた(ケヴィン・ファイギ)のオフィスで、彼の顔写真を指差して、『彼でやってみよう』と言ったんだ。」と語った時、ファイギ社長はうなづいてこれを認めました。

その後、二人はトニー・スタークが洞窟から脱出して火炎放射器で反撃するシーンについて言及し、「ロバートをキャスティングするまでこのテイクが何であるかを理解出来ていなかったし、主演が彼になってからは全ての決断がとても簡単になった」と監督は言います。

これに対してファイギ社長は「それはおそらくハリウッド史上最高の決断の1つだったと思う。」と述べ、「15周年記念で話すけど、大変な日もあった。私は『ロバート、君がいなければこの混乱はなかった』と言ったものです(笑)。つまり、彼でなければ、私たちはスタジオを持っていなかったということです。」と明かしました。

ロバート・ダウニー.Jrさんは「アベンジャーズ/エンドゲーム」をもってMCUでのトニー・スタークとしての役割を終えましたが、もともと話が進められていたドクター・ドゥームのMCU版が誰になるかは分かっていません。

2025年に公開が計画されている映画「ファンタスティック・フォー」でロバート・ダウニー.Jrさんがドゥームを演じる可能性は極めて低いと見られていますが、「アベンジャーズ:シークレットウォーズ」などでマルチバースのドゥームとして一度だけでも見てみたいというファンも大勢います。

トニー・スタークの物語の結末を考えるとそれさえもまだ難しいように感じますが、マーベル・スタジオは今後のMCU20周年や25周年などに向けてどのような計画を立てているのか、今後の情報に期待です。

映画「アイアンマン」はディズニープラスで配信中です。

映画「キャプテン・アメリカ4」に「メイズ・ランナー」、「アリータ」のローサ・サラザールさんが出演か

マーベル・スタジオが撮影中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「キャプテン・アメリカ:ニューワールド・オーダー」にローサ・サラザールさんがキャスティングされていると、海外スクーパーの Murphy’s Multiverse が報じました。以前にロケ地で目撃されていた女性がサラザールさんであると主張しています。

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記事によると「アリータ:バトルエンジェル」、「メイズ・ランナー」シリーズや「ダイバージェントNEO」に出演したローサ・サラザールさんが、「キャプテン・アメリカ」最新作でダイアモンドバック/レイチェル・レイトンを演じていると言います。

コミックのダイアモンドバックはヴィランチームであるサーペント・ソサエティの一員ですが、スティーブ・ロジャースに恋をして何度かデートし、ヴィランである正体を隠してスティーブ・ロジャースのサイドキックを務めた事もありました。

映画におけるサーペント・ソサエティの役割等は不明ですが、ダイヤモンドバックのコミックストーリーからスティーブをサム・ウィルソンに置き換えて、ヴィランとヒーローの間で揺れ動く恋心を描くことは出来るかもしれません。

映画「キャプテン・アメリカ:ニューワールド・オーダー」は 2024年5月3日 米国公開予定です。

ソース:‘Alita: Battle Angel’ Star Rosa Salazar Joins the Cast of ‘Captain America 4’

ハル・ベリーさんのSNSが「デッドプール3」のストーム再登場の憶測を呼ぶ

20世紀FOX制作の映画「X-MEN」シリーズでストーム/オロロ・マンローを演じていたハル・ベリーさんがSNSに投稿した写真が、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール3」にストームが再登場するのではないかとして憶測を読んでいます。

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ハル・ベリーさんのTwitterやSNSでは一週間ほど前の時点では金色混じりの髪色だったのに対して、最新の写真は銀色混じりに変わっている事が見て取れます。これはストームと同じ髪色と言えますが、これだけで再出演に結びつけるほど、ファンも迂闊では有りません。

しかしタイミングを同じくして「デッドプール3」の撮影が始まっており、「デッドプール」シリーズの多くのキャラが再登場する事に加えて「X-MEN」からヒュー・ジャックマンさんのウルヴァリン再登場が発表されている事で、ハル・ベリーさんの変化と「デッドプール3」撮影開始が何か関係があるのではないかと多くのファンが考えているようです。

ハル・ベリーさんは2022年のインタビュー2021年のインタビューで絶対にストームを再演したいと語っており、オファーがあり次第実現するものと見られています。

映画「デッドプール3」は 2024年11月8日 米国で劇場公開予定です。

「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」、俳優がダニエル・クレイグさんが出演予定だった事を認める

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」で、スカーレットウィッチ/ワンダ・マキシモフを演じたエリザベス・オルセンさんがインタビューの中で、当初噂になっていたダニエル・クレイグさんが実際に出演予定だった事を認めました。

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Happy Sad Confused のジョシュ・ホロウィッツ氏とのインタビュー動画(有料Patreon)の中で、「バルダー・ザ・ブレイブ」について質問されたエリザベス・オルセンさんは「ええ、そうなると思っていました」とダニエル・クレイグさんが演じる予定が事実だった事を認めました。

さらに、「彼ら(制作陣)は衣装を作りました。アートはあったんです。」とも続けています。

以前に公開されたコンセプトアートではソーの弟バルダーが本作に登場する予定だった事が明らかになっており、アートの顔はダニエル・クレイグさんをモデルに描かれていました。

ダニエル・クレイグさんが出演出来なくなったことについて、海外メディアは当時、コロナによるイギリスのロックダウンが理由で撮影に参加することが不可能になったと伝えています。

また、ワンダとイルミナティとの戦いの中でバルダーがどのように殺されたかについても、出演キャンセルが確定する前に撮影されたというリハの様子から報じられています。

バルダーの登場が不可能になってかわりに登場する事になったのが、原作のイルミナティにも所属しているブラックボルトで、他にもいくつかのキャラクターが制作の段階で消えていったと報じられていました。

本作に実際にバルダーが登場していればワンダに殺されて終わっていた所ですが、見送られた事で今後のMCUでソーやロキとの義兄弟間のやり取りを見ることが出来るようになったとも言えそうです。

映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」はディズニープラスで配信中です。

ゲーム「Marvel’s Spider-Man 2」がシンビオートスパイダーマンやクレイヴンを含むプレイ映像を公開

Insomniac Games が開発し、Sony Interactive Entertainment から発売されるアクション アドベンチャー ゲーム「Marvel’s Spider-Man 2」の新たなプレイ映像がプレイステーション・ショーケースにて公開されました。10分を超える新トレーラーでは新たなヴィランたちの姿や、シンビオートの力で戦うスパイダーマンの姿を確認する事が出来ます。

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発売時期に関しては、動画のラストに表示されているように、以前と同じく2023年秋のままであり、残念なことに詳細な発売日は未だに決まっていないようです。

また、以前にマイルズ・モラレスの声優ナジ・ジーターさんがファンからマイルズとピーター・パーカーの2プレイヤーが協力するCo-opが実装されるか質問を受けた際に「発表されているかわかりませんが、あると思います」と返答した事に対して、インソムニアック・ゲームスの公式ツイッターはあらため本作が「シングルプレイ」である事を強調しています。

先月はネタバレ注意としてヴィランやあらすじに関する新情報がリークされたとも報じられていました。

ゲーム「Marvel’s Spider-Man 2」は、PS5向けに2023年秋に米国発売予定です。

映画「デッドプール3」、コロッサス役が撮影開始を報告

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール3」の撮影が始まった事を、本作でX-MENのコロッサスを再演するステファン・カピチッチさんがSNS上で報告しました。

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カピチッチさんはインスタのストーリーに以下のような写真を投稿し、現地時間の5月23日に「デッドプール3」の撮影が始まったとファンに報告しました。

from Instagram

今月から撮影が始まることは、以前にライアン・レイノルズさんが夏前からの開始を示唆していた事や、多くのスクーパーたちが報告していたものと一致。想定どおりのスタートとなるようです。

先日は忽那汐里さん演じるユキオのリターンなど、現時点で過去作から5人のX-MENキャストが戻ってくる事が分かってる他、一般人キャラからもデッドプールの恋人ヴァネッサの他、ピータードーピンダー、ブラインド・アルといったキャラクターの再登場が報じられています。

本作はロキ、メビウス、ミス・ミニッツなどの登場が過去に噂されており、ドラマ「ロキ」シリーズのTVAを利用して、20世紀FOXのマーベル実写作品をMCUに導入するブリッジとしても機能するのではないかと考えられています。

映画「デッドプール3」は 2024年11月8日 米国で劇場公開予定です。

映画「キャプテン・アメリカ:ニューワールド・オーダー」のセットにまたもやあのヴィラン会社が登場

マーベル・スタジオが撮影中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「キャプテン・アメリカ:ニューワールド・オーダー」のセット内に、MCUの1作目から度々登場しているコミックのヴィラン企業のロゴが含まれている事が確認されました。

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atlanta_filming は Instagram にて本作のセット写真を公開。その2枚めにはロクソンのロゴが映し出されています。

コミックでのこの会社は、20世紀初頭にロクソンオイルカンパニーとして始まり、事業拡大により現在はロクソンエナジーコーポレーションとなっている大企業。
S.H.I.E.L.D.の創設期の資金提供元でもありましたが、ヒドラとも関係を持っている会社でした。世間に知られること無く、裏で違法な活動もしています。
現在のロクソンCEOはダリオ・アガーという人物で別名ミノタウロスというヴィランです。
ミノタウロスはダークエルフのマレキスと手を組み、9つの世界を牛耳ろうと企みますが、それを阻止するために立ち上がるのが、傷つき倒れたソーに変わってムジョルニアを手にしたジェーン・フォスターでした。

ジェーンのマイティ・ソーと関係が深いロクソンでしたが、「ソー:ラブ&サンダー」にロクソンが絡む事はありませんでした。

MCUにおいてロクソンは1作目の「アイアンマン」から登場しており、「ロキ」や「シーハルク」でもその存在が確認されています。

©MARVEL,Disney

MCUで最も有名な企業であるスターク・インダストリーズに負けないぐらいの出演回数となるロクソンですが、フェーズ5に入って「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Volume 3」までの段階で物語にはまったく絡んできていません。

「ニューワールド・オーダー」でも単なるイースターエッグとしての登場になるのか、それともようやく何らかの役割をもって動き出すのか、注目となりそうです。

映画「キャプテン・アメリカ:ニューワールド・オーダー」は 2024年5月3日 米国公開予定です。