ゲーム「Marvel’s Wolverine」2026年リリースへ、「ヴェノム」新作の続報も

インソムニアックゲームズが PlayStation5 向けゲームとして開発中の「Marvel’s Wolverine」(ウルヴァリン)は、「Marvel’s Spider-Man 2」のリリースのあと、開発が本格化されたと以前から報じられています。2021年に発表されたこの作品は当初、2025年リリース予定と予想されていましたが、最新の続報によると2026年にずれ込む事になったようです。

海外メディア mp1st によると、2年前の大規模ハッキング事件により開発に少し遅れが見られつつも、「ウルヴァリン」は 2026年の発売を目指していると言います。

このハッキングによってインソムニアックの当時の開発ロードマップがリーク。「ウルヴァリン」の全ストーリーも流出していました。

当時のリークでは、「Marvel’s Spider-Man 2」ではカーネイジ、ビートルを主人公とした DLC と、最後にアニメ映画「スパイダーマン:アクロスザ・スパイダーバース」とクロスオーバーするコンテンツが予定されていましたが、PC版のリリースの際にインソムニアックはこれらのDLCを実装する予定がなくなった事を正式に発表し、計画は終了していました。

スパイダーマンのDLCのように開発中止の事態に追い込まれる事はなかった「ウルヴァリン」ですが、ストーリーの書き直し等が行われた可能性はありそうです。

今回、このリークの時に判明していた「ヴェノム」のゲームについての続報も。

サイトによると、「エディ・ブロックが主人公の役割を担う。『スパイダーマン2』で最後のシンビオート使用者に起こったことを考えると、これは当然のことと思われるかもしれない。しかし、コミック版でエージェント・ヴェノムを演じたフラッシュ・トンプソンや、オリジナルキャラクターなど、他のシンビオート使用者が主人公となる可能性を排除するのに役立つだろう。」と報告。

そして、「また、少なくとも見た目では、このエディ・ブロックはコミック版に近いものになるだろうということもわかっています。映画『ヴェノム』シリーズでトム・ハーディが演じた実写版よりも近いだろう」と付け加えています。

このゲームにはカーネイジとアンチヴェノムが登場予定となっている他、「Marvel’s Spider-Man 3」ではスパイダーマン2099/ミゲル・オハラの登場が予定されているとも報告しました。

とはいえ「スパイダーマン」が 2018年、「マイルズ・モラレス」が 2020年、「スパイダーマン2」が 2023年 にリリースされた事を考えると、「ウルヴァリン」が 2026年に無事にリリースされたとして、「ヴェノム」と「スパイダーマン3」は順序がどうなるかわかりませんが、1本が 2030年、もう1本が 2035年ごろになる可能性もありそうです。もちろんこの予想には PS5 ではない未来の最新ゲーム機での研究・開発コストも加味されています。

開発チームが増えない限りかなり気長に待つ必要がありそうですが、とりあえずは「ウルヴァリン」の正式リリースに期待です。

ソース:Report: Marvel’s Wolverine Aims for a 2026 Release; Venom Project Still in Development

映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」、ジェームズ・マースデンさんが「世界が衝突する準備が出来た」と語る

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」で、2014年の映画「X-MEN:フューチャー&パスト」からサイクロップス/スコット・サマーズ役を再演するジェームズ・マースデンさんが、12年ぶりの再演についてコメントしました。

先日のエミー賞授賞式のレッドカーペットで、Variety からのインタビューで再びサイクロップス/スコット・サマーズを演じることについて次のように語っています。

「何か特別なものだと感じられます。世界はこの映画を待ち望んでおり、二つの世界が衝突する準備ができています。」

「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」ではMCUの大部分で見てきた神聖時間軸のユニバースと、「ザ・マーベルズ」のラストでモニカ・ランボーが迷い込んだX-MENのユニバースがインカージョンの危機にあり、互いの世界のために相手の世界を犠牲にすべくアベンジャーズとX-MENが戦う事が有力視されています。

コミックを引用したこの噂を今回の発言が裏付けているとはまだいい切れそうにありませんが、インカージョン自体はやはり起こり得る事を示唆しているようです。

同会場ではかつての共演者で、ナイトクロウラーを再演するアラン・カミングさんの姿も。

マーベル・スタジオから「60歳のスーパーヒーロー」として復帰するよう依頼されたとき、「最初はたちの悪いいたずらだと思いました。」と語っています。

「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」と「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」はこれまでにMCUで「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」、「アベンジャーズ/エンドゲーム」を手掛けてきたルッソ兄弟監督が再びメガホンを取る事に。

公式発表されたキャストリストは過去の記事をご参照ください。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-doomsday-officilal-cast-announcement/”]

映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」は 2026年12月18日 公開予定、映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」は 2027年12月17日 公開予定です。

【ネタバレ注意】映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」はやはり「タイム・ランズ・アウト」からインスパイア?原作解説

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」はコミックの「タイム・ランズ・アウト」を原作としている説が日毎に勢力を増しています。これまでの記事でもこのコミックについて少し紹介した事がありましたが、今回はドクター・ドゥーム目線でもう少しだけ踏み込んで見ようと思います。映画が実際にこのコミックからインスパイアされていた場合、そしてその度合によってはがっつりネタバレとなる可能性があります。

※これより先は「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」のネタバレを含んでいる可能性があります。ご覧の際はご注意ください。

ジョナサン・ヒックマン氏のコミック「アベンジャーズ」と「ニューアベンジャーズ」の連載中、キャプテン・アメリカが「アイアンマンとイルミナティがアベンジャーズの敵」だと宣言して数カ月後、ヒーローたちがインカージョンを巡って意見を対立させているのを尻目に、ドクター・ドゥームはモレキュールマンがマルチバースの侵略と避けられない崩壊の原因に対抗するために使えることを発見しました。 

彼らが共に時間を遡っていく中で、ビヨンダーズがモレキュールマンをあらゆる宇宙における特異点として創造し、マルチバース全体を一挙に破壊できる「爆弾」に変えていたことが明らかになったのです。モレキュールマンが死ねば、彼の宇宙全体も共に滅びる。つまり、もし彼らが同時に「爆発」すれば、あらゆる現実が無へと崩れ去ることに。(ドラマ「ロキ」のリセットチャージャーの人間版のような事) 

この計画に対抗する唯一の方法は、ドクター・ドゥームが25年後に完全に爆発する前に、モレキュールマンを一人残らず殺すことでした。しかし残念ながら、ビヨンダーズの設計通り、彼らの死はマルチバースに微小な収縮を引き起こし、それがインカージョンの始まりとなりました。

数千体のモレキュールマンの変異体を殺害した後、ドクター・ドゥームは一人の若い女性と出会います。彼女は後にブラックスワンズとなる最初のメンバーとなりました。ブラックスワンズはドゥームが自らを宗教的概念として「ラバム・アラル」(偉大なる破壊者)と名乗るカルト集団を形成することに。彼らはインカージョンに巻き込まれた二つの世界のうち、一つを破壊するという任務を負っていました。それは他のマルチバースに時間を稼ぐためでした。 

その後、ドゥームは方向転換し、モレキュールマンの変異体を集めてビヨンダーズへの爆弾として利用しました。マルチバースを救う最後の手段として、ドゥームはドクター・ストレンジと無数のモレキュールマンを率いてビヨンダーズと対峙し、数千ものマルチバースを犠牲にして彼らを滅ぼしました。その後、ドゥームはビヨンダーズの力を奪いゴッド・ドゥームとなり、他の世界の断片から構成される現実、バトルワールドを創造し、自らが支配しました。

ドゥーム、ストレンジ、モレキュールマンだけが、かつての世界を覚えていましたが、Earth-616とEarth-1610からの少数の生存者は、最後の2つの現実の破壊から逃れることができました。


コミックでは大きな鍵を握っているモレキュールマンですが、この重要な役を誰が演じるのかという噂はまったくありません。MCUにはまだ登場していないキャラクターに大きな役割を与えるよりも、他の登場済みのキャラクターに置き換えるという線はあるかもしれません。

これまでのMCUの流れからすると、モレキュールマンの代わりに大量の征服者カーンを犠牲にするのもアリなのでしょうか。

もちろん、「最後に2つの世界が残る」という部分だけが採用され、アベンジャーズの世界と20世紀FOXのX-MENの世界が最後のインカージョンになるだけかもしれませんが、どういったさじ加減になっているかは今後の情報に注目となります。

「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」と「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」はこれまでにMCUで「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」、「アベンジャーズ/エンドゲーム」を手掛けてきたルッソ兄弟監督が再びメガホンを取る事に。

公式発表されたキャストリストは過去の記事をご参照ください。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-doomsday-officilal-cast-announcement/”]

ソース:AVENGERS: DOOMSDAY Appears To Be Taking Inspiration From The Best Comic Book Version Of Doctor Doom – SPOILERS

映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」、ザ・シング俳優のツーショットが流出

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」でザ・シング/ベン・グリムを演じたエボン・モス=バクラックさんと、20世紀FOXの映画「ファンタスティック・フォー」でザ・シング/ベン・グリムを演じたマイケル・チクリスさんのツーショット写真がネット上に現れました。

ただしこれが「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」の撮影現場で起こったものかどうかについては全く分かっていません。

今のところは写真が撮影された場所なども不明で、単なるオフショットの可能性や、何らかのイベントで偶然出会ったというような経緯も考えられそうです。

※追記 写真はチクリスさん本人が公開したものでした。出会った経緯の詳細は引き続き分かっていませんが、本人公開によるものなので秘密の写真でない事は確かなようです。

マイケル・チクリスさんとファンタスティック・フォーで共演したヨアン・グリフィズさんは「ドゥームズデイ」や「シークレット・ウォーズ」について「オファーは来ていない」と回答。

[nlink url=”https://mavesoku.com/20th-fox-fantastic-four-ioan-gruffudd-comments-the-third-film-and-mcu-return/”]

ジェシカ・アルバさんは再演に意欲を見せていました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/fantastic-four-jessica-alba-wants-to-return-marvel-movie/”]

クリス・エヴァンスさんのヒューマントーチは「デッドプール&ウルヴァリン」で死亡しましたが、また別の変異体として登場する事も可能でしょう。

「サンダーボルツ*」に登場したファンタスティック・フォーの宇宙船は「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」に登場した宇宙船とは異なっているため、様々な説が浮上しています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-thunderbolts-fantastic-fours-space-ship-from-earth-838-rumor/”]

その中には、「サンダーボルツ*」の船に乗っているのはFOX版ファンタスティック・フォーのメンバーではないかという説もありますが、今回の写真がそれを裏付けているのかどうか、「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」、「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」の最新情報に注目です。

映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」、ギャラクタスの身長の矛盾について監督が語る

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」のマット・シャックマン監督が、本作に登場するギャラクタスがシーンによって身長が違う事について、最新のインタビューで解説しました。

地球に降り立つ直前ではニューヨークに大きな影を落とすほどの身長だと思いきや、次のシーンではせいぜい自由の女神を見下ろす程度、さらにはビルと同程度になったりもしたギャラクタスについて、監督は次のように語っています。

あまりネタバレはしたくないんですが、実はこの映画でも(ギャラクタスの)スケールは変化します。でも、見た目にはそれほど変わりません。以前ゴジラもやったことがあるんですが、同じことなんです。隣にあるものに対して、ギャラクタスの大きさがどれだけ大きいかを確認したいんです。だから、建物よりも高くする必要があったり、ゴールデンゲートブリッジと同じくらい高くする必要があったり。だから、ギャラクタスは数百フィートも変化します。ギャラクタスでも同じことをしました。近くにいるものによって、700フィート、1000フィート、1200フィートと変化します。

そもそもギャラクタスはマーベル公式としては 28フィート9インチ(可変) と設定さており、メートルに換算すると約8.5メートル、10メートルにもなりません。

しかし可変と書かれているように、ギャラクタスは実際には星を丸ごと喰らう魔神。基本的にはもっと大きくなれる存在であり、コミックによってはセレスティアルズと同程度の大きさ(地球を手で包み込む程度)として描かれる事もあります。

映画の中でギャラクタスの大きさが不安定になっているのはややコミカルなようにも思える所ですが、表現上の手法、トリックだったというのが正解で、大きさを間違えてCGを発注したというわけではないようです。

ちなみに公式サイズの身長の場合、公式体重は18トンに設定されています。

ギャラクタスの娘であるギャラクタは地球の文化、特にオタク文化がお気に入りで、地球人の一般的な少女のサイズにまで小さくなり、地球で暮らしています。なお、彼ら一族がアントマンのようにマイクロサイズにまで縮む事ができるかは不明です。

映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」は、「ワンダヴィジョン」のマット・シャックマン監督がメガホンを取り、脚本として「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」のジョシュ・フリードマンさん、「マイティ・ソー/バトルロイヤル」「ブラックウィドウ」「サンダーボルツ*」のエリック・ピアソンさんらが参加しています。

映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」は 2025年7月25日 より劇場公開中です。

映画「サンダーボルツ*」、監督が作品に対する後悔を語る

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「サンダーボルツ*」あるいは「*ニューアベンジャーズ」のジェイク・シュライアー監督が、本作における後悔について明かしました。

海外メディア The Wrap とのインタビューで以前に監督が語っていた登場をキャンセルしたキャラクターに関する事として、「後悔はありますか?」と質問された監督は次のように語りました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-thunderbolts-deleted-team-member/”]

言ったことを後悔しています。最終的に作った映画にはそぐわなかったからです。

監督は開発の初期段階で彼を登場させたいと考えていたと以前のインタビューで明かしていましたが、そう答えたこと自体を後悔していると明かしました。

そして映画自体は完璧とは言えないとしつつも、誇りに思っていると語りました。

いや、作った映画には本当に満足しています。そして、もちろん、もっと良くできる点は常にあると思っています。俳優たちほど良いパフォーマンスが出せなかった瞬間も指摘できますが、私たちは常に懸命に努力し、果敢に挑戦してきたと思います。そして特に俳優たちは、この映画が伝えたいことを真剣に受け止め、それを実現するために必要な瞬間を恐れることなく演じました。自分の作品にこれほど誇りを感じるというのは奇妙な感覚ですが、むしろ、他のみんなの功績を誇りに思うようなものです。私は彼ら全員を知っており、彼らは本当に懸命に働いてくれたので、彼らが作品にもたらしたものを誇りに思います。

劇中で彼らはサンダーボルツからニューアベンジャーズと改名した事で、映画「サンダーボルツ2」が制作される可能性は今のところ低いと見られています。

ただし、ニューアベンジャーズという名称に関して、アベンジャーズのリーダーであるキャプテン・アメリカ/サム・ウィルソンと揉めていると描かれた事で、「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」やそれ以降でニューアベンジャーズの名を剥奪され、再びサンダーボルツを名乗り直す事もあるかもしれません。

それらはジェイク・シュライアー監督ではない他の監督と脚本家による、MCUの全体的な流れに次第という事になりそうです。

なお、ジェイク・シュライアー監督の次回作はMCUでリブートされる「X-MEN」の映画となっています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-x-men-director-confirmed-begun-production/”]

「サンダーボルツ*」はMCUのアンチ・ヒーローや元ヴィランを寄せ集めたチームを描く作品で、過去作よりセバスチャン・スタンさん演じるウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズ、ワイアット・ラッセルさん演じるU.S.エージェント/ジョン・ウォーカー、フローレンス・ピューさん演じるブラックウィドウ/エレーナ・ベロワ、デヴィッド・ハーバーさん演じるレッドガーディアン/アレクセイ・ショスタコフ、オルガ・キュリレンコさん演じるタスクマスター/アントニア・ドレイコフ、ハナ・ジョン=カーメンさん演じるゴースト/エイヴァ・スターが再登場、ジュリア・ルイス=ドレイファスさんが演じるコンテッサ・ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌがこのチームを率いることになります。

ジェラルディン・ヴィスワナサンさんがアヨ・エデビリさんに代わってメルを演じ、ルイス・プルマンさんがスティーヴン・ユアンさんに代わってセントリー/ボブ役を引き継ぎました。

制作はジェイク・シュライアー監督、脚本を「ザ・ベア」のジョアンナ・カロさん、「BEEF」のイ・サンジンさん、「ブラックウィドウ」のエリック・ピアソンさんらが担当しています。

チームのうち、タスクマスターを除くエレーナ、レッドガーディアン、バッキー、エイヴァ、ジョンの5人とボブは「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」に再登場する事が発表されています。

映画「サンダーボルツ*」あるいは「ニュー・アベンジャーズ」は 2025年8月27日 よりディズニープラスで配信中です。

ソース:‘Thunderbolts*’ Director Jake Schreier Says ‘Mission: Impossible’ Heavily Shaped the Film

9月のLAコミコン、10月のNYコミコンに出席するマーベル俳優が明らかに

ニューヨーク・コミコンとロサンゼルス・コミコンに出席するゲスト俳優に関する最新情報が報じられました。今月開催予定のニューヨーク・コミコンではエリザベス・オルセンさんとポール・ベタニーさん、そしてチャーリー・コックスさんら「デアデビル:ボーン・アゲイン」のキャストが中心になっているようです。

報告によると、エリザベス・オルセンさん、ポール・ベタニーさん、チャーリー・コックスさん、エルデン・ヘンソンさん、ヴィンセント・ドノフリオさん、ウィルソン・ベセルさん、クリステン・リッターさん、マイク・コルターさんらが 2025年9月26日 と 28日 に出席予定との事。

「ワンダヴィジョン」のコンビである二人には「ヴィジョンクエスト」にワンダが登場するのか、ふたりはアベンジャーズ映画に登場するのかといった質問が浴びせられる事になりそうです。

残りは「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン2のメンバー、というわけではないようで、シーズン1で死亡したフォギー・ネルソン役のエルデン・ヘンソンさんや、Netflixのディフェンダーズシリーズでルーク・ケイジ役を務めていたマイク・コルターさんも参加。彼らが「ボーン・アゲイン」シーズン2に再登場するのかどうかが注目されています。

10月11日と12日のニューヨーク・コミコンではチャーリー・コックスさんらに加えて、パニッシャー役のジョン・バーンサルさんの出演も発表。

ここでも「デアデビル:ボーン・アゲイン」に関する話題や、パニッシャーの新作ドラマに関する話題などが注目となりそうです。

ディズニーがMCUのドラマの規模縮小を進める中で、「デアデビル:ボーン・アゲイン」と「ヴィジョン・クエスト」は現在制作が進められている数少ないプロジェクトのうちの2つ。それぞれ新情報が公開され次第、またお伝えする事になります。

映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」の簡単なあらすじが公開

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」のあらすじが判明しました。これは先日、新映像が公開されたウォルト・ディズニー・マーケティング・エキスポにて発表されたものです。

報告によると、「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」の簡単なあらすじとして以下のように記されていたとの事。

ドクター・ドゥームがMCUに正式に登場した。
最先端の科学と強力な魔法の達人であるこのヴィランは、多元宇宙全体に連鎖する危機を解き放つだろう。

MCU版のドクター・ドゥームはコミックと同様に魔法にも長けているようで、先日の映像でもドクター・ストレンジに似たオーラを手にまとっている様子が描かれていました。

このあらすじで気になるのはドクター・ドゥームがこれまでの報道とは異なって単なる悪役に見えること。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-doomsday-doctor-dooms-mission-rumor/”]

文字数を制限したいと考えた結果このような表現になったのかもしれませんし、今はまだ伏せて置きたい何かがあるのかもしれませんし、単に脚本が変更されただけかもしれません。

いずれにしてもドクター・ドゥームの行動がさらなる危機を呼び起こすのは間違いないようで、アベンジャーズたちがこれに対処するのが大まかな流れになるようです。

「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」は「アベンジャーズ/エンドゲーム」以来約7年ぶりとなる新作映画で、ファン注目のこの大作では過去に類を見ない噂が渦巻いています。

最近はあまり耳にしなくなった話題として、ワンダが男爵夫人として再登場するといった噂もありましたが、このプロットはまだ維持されているのでしょうか?

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-doomsday-wanda-not-variants-rumor/”]

昨日のレポートによると、本作はファーストトレーラーが公開されると見られる2026年の夏まで、情報が小出しにされていくとの事。映画公開までの間には「スパイダーマン:ブランニューデイ」が残されているのみで、ディズニーはファンが退屈しないように(客の熱が冷めないように)PRしていく事になるようです。

「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」と「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」はこれまでにMCUで「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」、「アベンジャーズ/エンドゲーム」を手掛けてきたルッソ兄弟監督が再びメガホンを取る事に。

公式発表されたキャストリストは過去の記事をご参照ください。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-doomsday-officilal-cast-announcement/”]

また、ドクター・ストレンジ役のベネディクト・カンバーバッチさんが出演を認めています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-doomsday-benedict-cumberbatch-retracts-his-statement/”]

映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」は 2026年12月18日 公開予定、映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」は 2027年12月17日 公開予定です。

コミックにいなかったMCUオリジナルキャラ、ベビー・グルートでジェームズ・ガン監督はいくら儲かった?

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」のラストで登場し、続編映画で人気を博したベビー・グルートについて、生みの親であるジェームズ・ガン監督が意外な話を打ち明けました。

瞬く間に人気を獲得し、多数のグッズが販売され、ディズニーパークでマスコットとして扱われ、ディズニープラスでソロアニメシリーズを獲得したベビー・グルートについて、いくら儲かったかと質問されたジェームズ・ガン監督は次のように返答しました。

「ベビー・グルートというキャラクターを作ったのは私たちです。あのキャラクターを描いたのは私です。でもコミック作家のように、私はそのことでお金を稼いでいません。」

司会者がそれはきちんと交渉するべきだったと指摘すると、ガン監督はMCUへの貢献に対してディズニーとマーベル・スタジオから受け取った報酬には何の不満もないと語りました。 

「もう既に信じられないほどの高給をもらっています。『ガーディアンズ2』と『ガーディアンズ3』、特に『ガーディアンズ3』はね。前払いも後払いも信じられないほど高い給料をもらっています。後払いでも稼いでいます。」

そのため、ベビー・グルートの版権料で稼ぐ必要はないと述べています。

ガン監督が具体的にどのぐらいの報酬を貰ったかについては報道されていませんが、最近の「スーパーマン」では1500万ドルの報酬だったとも。2025年現在の監督の資産は6000万から7000万ドルだと報じられています。

ベビー・グルートは人気でしたが、最初のグルートや今のグルートが人気であるかどうかは判断が難しい所。3作目映画ではさらに大きく成長したため、ベビー・グルートとは別のファン層を形成している可能性が高くなっています。

グルートの声を担当しているヴィン・ディーゼルさんは最新作に取り組む事を最近ほのめかしていました。アベンジャーズ映画に登場するのか「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.4」となるのかは分かっていません。

また、ディズニーがベビー・グルートに代わる新しいマスコットを計画中とも報じられています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-legendary-star-lord-next-story-rumor/”]

グルートは今後も成長を続けたり、あるいはまた若木に戻ったりすることがあるのでしょうか。

映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズはディズニープラスで配信中です。

ケヴィン・ファイギ社長がMCUの減速について「この5年はやりすぎた」とコメント

マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長が最近のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)作品のペースダウンについて、最新のインタビューであらためて言及しました。フェーズ4からのマルチバース・サーガではディズニープラス独占作品としてドラマやアニメなども多数展開されるようになりましたが、それらは少し前から減速を始めています。

海外メディア GamesRadar+ によると、この5年はやりすぎてしまったとファイギ社長は説明しています。

GamesRadar+:「『ファーストステップ』が『アベンジャーズ:ドゥームズデイ』前の最後のマーベル・スタジオ映画になるということで、ファンの間では驚きの声が上がっています。待ちきれないと言う人たちにはどう答えますか?

ケヴィン・ファイギ:「ええと、『スパイダーマン』は来年ですね。まあ、どうなるかは分かりません。『アベンジャーズ』のストーリーは分かっているので、もう十分だと思います。以前、過剰な拡張について話しましたよね。直近の5年間で、以前の12年間(インフィニティ・サーガ)の2倍の時間をかけてストーリーを伝えようと、熱心にやりすぎてしまったということです。テレビではすでに始まっていて、今は映画でもスローダウンしていくべきだと思います。今は『ファンタスティック・フォー』があり、『スパイダーマン:ブランニューデイ』があり、1年後と1年半後に『アベンジャーズ:ドゥームズデイ』があるというアイデアは素晴らしいと思います。それでいいと思っています。大々的に戻ってくる前に、劇場で少しの間、観客に寂しがってもらうのもいいと思っています。

2021年、当時プロデューサーを務めていたヴィクトリア・アロンソ氏は31のプロジェクトを抱えているという衝撃発言をしていました。これのどれだけが達成されたのかは不明ですが、これは当時ディズニーのCEOを務めていたボブ・チャペック氏の方針により、当時サービスが始まったばかりのディズニープラスの加入者を増やすための戦略のひとつとしてMCUの増産が指示されていました。

パンデミックが終息しはじめ、映画館事業が息を吹き返してきたタイミングでCEOが交代し、ボブ・アイガー氏が就任。アイガー氏は 2024年 にMCU作品を減らす方針を発表しました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/disney-ceo-comments-mcu-plan/”]

パンデミックが落ち着き始めた頃に減収の責任問題を追求して椅子を奪い返したアイガー氏のやり方には意見が分かれるところですが、マーベル・スタジオが尻を叩かれてキャパシティ以上の作品を無理やり作らされていた所から脱却できるのはファンにとって都合の良い事も多くなると考えられています。

マルチバース・サーガでは個々の作品の質の低下が指摘される傾向にありましたが、これがインフィニティ・サーガの頃に戻る事が期待できる他、劇場公開やディズニープラスでの配信のペースについていけずに視聴をやめてしまうような人数が抑えられる事にも繋がります。

2026年のマーベル・スタジオの映画は「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」のみ。なお、「スパイダーマン:ブランニューデイ」は(マーベルと協議の上で)ソニーがスケジュールを決定しています。

2026年のディズニープラスではドラマが「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン2と「ヴィジョン・クエスト」の2本。アニメが「ユア・フレンドリー・ネイバーフッド・スパイダーマン」シーズン2と「X-MEN’97」シーズン2の2本、そしてスペシャル・プレゼンテーション・ドラマ「パニッシャー」の配信が予定されています。

2027年はタイトル未定の映画が一本と、「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」の公開が予定。ディズニープラス限定配信作については分かっていません。(「ホークアイ」シーズン2などは開発中とされています。)

2022年、2023年と比べるとかなり減った感覚がありますが、この戦略変更をもってフェーズ7から安定した生産体制に入っていけるのでしょうか。

ソース:“We’re already well into development of the next saga”: Marvel boss Kevin Feige on Fantastic Four: First Steps, Phase 6 and the future of the MCU