ソニー・ピクチャーズが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」の主演を務めるトム・ホランドさんが、海外メディア Entertainment Weekly とのインタビューの中で、本作が「ホームカミング」3部作の最後を飾る作品である事を明言しました。
ホランドさんはインタビューの中で次のように述べています。
私たちは皆、「ノー・ウェイ・ホーム」をひとつのフランチャイズの終わりと考えていました。もし、幸運にもこのキャラクターたちに再び触れることができたら、まったく違うバージョンを見ることになると思います。もはや「ホームカミング」の3部作ではなくなるでしょう。時間をかけて、何か違うものを作り、映画のトーンを変えようとするでしょう。それが実現するかどうかは分かりません。でも、「ノー・ウェイ・ホーム」が終わりに近づいているように扱っていたのは確かですし、そのように感じていました。
ホランドさんは以前のインタビューでもマーベル・スタジオとの契約が満了した事を明かしており、今作が最後のスパイダーマン作品と考えられていました。そのため、2017年の「ホームカミング」、2019年の「ファー・フロム・ホーム」、そして2021年の「ノー・ウェイ・ホーム」でスパイダーマン3部作が完結するように当初から制作されていた事を明かしました。しかし、次のシリーズの可能性を否定する事はしませんでした。
また、ホランドさんは撮影現場での最後の1日について、ゼンデイヤさんとジェイコブ・バタロンさんとのシーンを撮影していた事を明かし、その時を振り返りました。
私たちはこの映画を5年間作り続けてきました。私たち3人は、とても素晴らしい関係を築いてきました。すべての段階でお互いに協力してきました。すべての映画、すべてのプレスツアーに参加してきました。このシーンが最後になるかどうかは分かりませんでしたが、胸が張り裂けるような思いでしたが、私たち全員がキャリアの次の章に進んでいるので本当にエキサイティングでした。彼らとその瞬間を共有できたことは、これまでの撮影で最高の日だったかもしれません。あんなに泣いたのは初めてですよ(笑
「ノー・ウェイ・ホーム」ではどのような結末を描くのでしょうか。そして、「あるかどうか判らない」とされた次のシリーズは示唆されるのでしょうか。
映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」は 2021年12月17日 米国公開予定です。
ソース:Tom Holland opens up about Spider-Man: No Way Home and facing off against Alfred Molina