先日公開されたMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」のトレーラーに登場していた架空の会社 Roxxcart のウェブサイトが存在している事が明らかになりました。マーベル・コミックにはロクソン・エナジー・コーポレーション(あるいはロクソン・オイル・コーポレーション)を本社とした様々な子会社が登場するため、Roxxcartもその一部と見られています。
今回報じられた Roxxcart.com のウェブサイトは会社のロゴが画像で表示されるだけで、今の所他のページへのリンクやボタンなどは一切ありません。
上がサイトで表示される画像、下がトレーラーで見られるものです。
Image from roxxocart.com
©2021 MARVEL,Disney
これが「ロキ」のマーケティングの一環として作成された公式のウェブサイトなのか、あるいはファンの一人が立ち上げたサイトなのかも今の所不明です。というのも、ソースコードを見てみてもディズニーやマーベルのコピーライトは一切記入されておらず、ただただ画像を一枚表示しているだけのシンプルなサイトとなっています。ドメインは2020年の12月に取得されているようです。(※現状でこのサイトの正体が不明なため、本記事に該当サイトへのリンクは貼っていません。)
コミックのロクソンは「 Captain America」 #180 (1974 12月)で初登場し、所有者や従業員もコロコロ変わりつつ幾度となく登場し、キャプテン・アメリカ以外にも様々なヒーローと衝突してきました。ロキとの直接的な関係は見つかりませんでしたが、ロクソンは雷神ジェーン・フォスターのメインヴィランとして描かれていた事があります。
MCUとの関連性としては、これまで「アイアンマン」の3作品全てにイースターエッグとして登場していますが、「アイアンマン3」以降は鳴りを潜めていました。最後に登場したのはトニー・スタークとアルドリッチ・キリアンとの最終決戦が行われた港にロクソンの船が停泊しているシーンでした。
©MARVEL,Disney
今回見つかったこのサイトがオフィシャルのものであれば、ロクソンは「ロキ」の中で大きく扱われる存在になるかもしれません。
「ロキ」の公式あらすじは以下の通りです。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』で、アイアンマンたちが訪れた過去の世界で四次元キューブを手に消え去ったロキ。見知らぬ地で目を覚ましたロキは、”時間の流れが違う“という謎の組織TVAの男に拘束され、新たな戦いに巻き込まれることに。作業服を着て戦う姿やシックなスーツでお洒落にキメて飛行機に乗り込む姿など、ロキが様々なビジュアルに変貌。四次元キューブを手にした後、ロキに起こったこととは…?『エンドゲーム』後を舞台にした、ロキの新たな冒険が始まる!
ドラマ「ロキ」は 2021年6月11日(金)よりディズニープラスにて配信開始予定です。
ソース:Tom Hiddleston’s Loki: Marvel Launches MCU Website For Marketing of Disney+ Show