マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」でカレン・ペイジを演じるデボラ・アン・ウォールさんが、海外メディア Entertainment Weekly とのインタビューでシーズン2の復帰について話をしました。
ウォールさんは最初に Netflix版から MCU に復帰できた事について、次のように語っています。
ええ、私はそれについて感情のジェットコースターを体験しました。常に覚えておくべきことは、たとえ何かが個人的なことのように感じられたとしても、それはそうではないということです。このビジネスはあまりにも巨大で、個人的なことは何一つありません。ただ、決定が下されているだけです。
詳しい経緯は分かりませんが、大切に思っている人や愛する人々を擁護するのは、ずっと楽しい経験だと思っています。何年も経ってから、何かが重要な形で戻ってくるというのは、とても珍しいことです。だから、また頼まれたのは、まさに最高の喜びでした。
そして、「デアデビル:ボーン・アゲイン」1話の悲劇的なオープニングについて、大きな喪失感があると言います。
物語には喪失がつきものです。それは物語り方の根幹に関わることです。俳優にとって、私たちは2つのレベルで喪失を感じます。観ていて大好きなキャラクターを失うことと、その俳優と二度と共演できないこと。また、その役を演じたいので、少し興奮することもあります。
これは、プロット上の都合で簡単に捨て去れるような瞬間ではありません。これは、登場人物たちが長い間、特に私にとっては、重くのしかかる問題です。彼は私の腕の中で亡くなりました。それは、一生忘れられない出来事なんです。
そして最後に「簡単には切れない絆があります。そして死を超えた何かがあっても、その絆の一部は保たれていると思います。この人々は常にお互いにとって大切な存在であり、お互いに対する気持ちは彼らが下す選択に深く影響するでしょう。」とし、「カレンは人生で多くの死を目の当たりにして来ました。これはその中でも最悪の死の一つです。そしてマットは責任を感じる傾向があります。彼らはおそらく、ある意味ではお互いから逃れられないのでしょう。あまりにも似ているんです。」とキャラクターについて語りました。
デボラ・アン・ウォールさんはエルデン・ヘンソンさんが演じるフォギー・ネルソンの死に対して深く悼んでいるようですが、ショーランナーはフォギーがシーズン2に戻ってくると予告しています。
この事はドラマ本編内でもイースターエッグを利用して予告されているのではと話題になっていました。
ウォールさんはシーズン2の脚本を知らずにインタビューに応じているのか、あるいは知っていてサプライズを隠そうとしているのかは不明ですが、シーズン2の脚本は先月時点で最終話以外完成しているとショーランナーが明かしていました。
かつてキングピン/ウィルソン・フィスク役のヴィンセント・ドノフリオさんは「シーズン2で大ドンデン返しがある」とも予告していましたが、これは大幅な書き直しが行われる前の脚本であり、この要素が最新の脚本に残されているかは不明です。
ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」は 2025年3月5日よりディズニープラスで配信中。次回、第3話は 3月12日 配信予定です。