マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」などでペギー・カーターを演じたヘイリー・アトウェルさんが、海外メディア Collider とのインタビューの中で、同作の直前での変更点について語りました。
ヘイリー・アトウェルさんはインタビューの中でペギー・カーターの家族について、直前で重要な変更点があったと次のように明かしました。
撮影中、小道具係がペギーのベッドサイドに夫や子供たちと一緒に写っている額入りの写真を置いていたんですが、ルイ・デ・エスポジートが撮影が始まる直前に駆け寄ってきて、『それを外してくれ 』って言ったんです。『まだわからない。これが彼女の結婚相手だと思わせて、自分たちを制限したくないんだ。』って。それで、写真は削除されました。それで、『なるほど、これは面白い』と思ったんです。彼らが得意とするのは、観客が望むものを提供し、期待を超えることだと思います。だからこそ彼らは、観客が知る必要のある情報量を提供し、観客を惹きつけ続けるだけでなく、観客を喜ばせ、新しい情報で驚かせることを常に意識しているんだと思います。
その直前に隠される事になった結婚相手というのがエンヴェア・ジョカイさん演じるダニエル・スーザだったとアトウェルさんは言います。
©MARVEL,Disney
ダニエルはドラマ「エージェント・カーター」に登場したキャラクターで、ペギーが所属していたS.H.I.E.L.D.の前進となる組織、戦略科学予備軍「S.S.R.」のロサンゼルス支局長。
「ウィンター・ソルジャー」の映画の後、ダニエルはドラマ「エージェント・オブ・シールド」にも登場していました。
撮影の直前までは「エージェント・オブ・シールド」及び「エージェント・カーター」を正史として認めるような決定的な証拠が準備されていたようですが、アトウェルさんが明かしたようにそれは直前で隠される事になったようで、今現在、このふたつのドラマ作品とMCUとの関連性は曖昧な状態が続いています。
ペギーはこの「ウィンター・ソルジャー」にて寿命を迎えることになりましたが、その後もアニメ「ホワット・イフ」や映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」では変異体のキャプテン・カーターとしてMCUに登場しています。ただし、「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」のカーターには不満があったとも過去に明かしていました。
アトウェルさんは今後のペギーについて、マーベルとファン次第だともコメントしています。
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ソース:Hayley Atwell on How ‘The Winter Soldier’ Changed Peggy Carter’s Family At the Last Minute