マーベル・スタジオが開発中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」のプロットが流出したと話題になっています。ただし現時点で撮影は始まっておらず、脚本が完全に仕上がっているわけでもない事もあり、その真偽は不明です。
※これより先は「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」のネタバレを含んでいる可能性があります。ご覧の際はご注意ください。
今回の流出は出どころが Reddit で、リークの信憑性としてはあまり高くない所。しかしMCUでは「エターナルズ」などが劇場公の開何ヶ月も前からプロットが完全公開されていたり、マーベル以外では「スターウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」の物語なども正しかったという過去もあり、全て無視できるほど信憑性が低いわけでもありません。
今回流出したプロットは英字で4000字ほどの内容で、冒頭から結末までの流れが一通り把握出来るようになっています。
Secret Wars
by u/dborn1 in LeaksAndRumors
ドクター・ドゥームによってバトルワールドが創設されてから1年が経過した。ごく少数の例外を除き、住民のほとんどは旧世界について何も知らない。中世的で封建的な性質を持つバトルワールドの住人は皆、この世界が常に存在してきたと信じている。彼らの過去の人生は「役割」(男爵、支配者、領地の住民など)へと書き換えられている。
しかし、スパイダーマン3人全員は旧世界を覚えている。ネイモア、ヤング・アベンジャーズ、ヴィジョン、シーハルク、デッドプール、セイディー・シンク演じるジーン・グレイ、ヒュー・ジャックマン演じるウルヴァリン、リード・リチャーズ、そしてセントリーも同様だ。彼らは、ドゥームが単なる支配者ではなく、現実そのものの原動力であることに気づき、レジスタンスを結成する。バトルワールドが存在するのは、ドゥームがロキから奪った力を使って維持しているからなのだ。
彼らはバトルワールドの領域に侵入する。彼らは分かれて様々な領域(それぞれが古い宇宙の断片として機能する)を旅し、ドゥームの弱点を探す。
「グリッチ」(記憶を取り戻したり、現実を疑ったりする)を起こし始めたかつての仲間を勧誘する。
ドゥームはソーの軍団を率いており、ドクター・ストレンジが副官を務めている。また、魔女の集団と、もちろんロキから奪った力も持っている。エレーナは3番目の副官だが、彼女には特殊な力は何もない。セントリーは捕らえられ、厳重に監禁されている。ドゥームが記憶を意図的に保存したもう一人の重要人物はスティーブ・ロジャースだ。ドゥームはスティーブを憎んでおり、自分の勝利を目撃させたいと考えている。つまり、自分が勝利して新たな「家族」を築き上げた一方で、スティーブはすべてを失ったのを自覚させたいのだ。
ドゥームを直接攻撃するのではなく、レジスタンスは彼の軍勢を彼自身に敵対させることに注力する。シーハルクはハルクたちを集め、デッドプールはソーの記憶を取り戻すことに成功し、ヤング・アベンジャーズはミュータントたちを団結させる。トム・ホランド演じるスパイダーマンはニューヨークを鼓舞する。リード・リチャーズはフューチャー・ファウンデーションの残りのメンバーを集める。
一方、トビー・マグワイア、ヒュー・ジャックマン、そしてエレーナの助けでドゥームの監獄から脱出したスティーブ・ロジャースは、ロキを探す任務に出発する。ドゥームが全員を復活させたため、ロキも生きており、ドゥームの力を奪えるのは彼だけなのだ。
ロキは、アスガルドの領地がカジノと化した場所で発見される。そこは、アスガルドの怪しげで腐敗したバージョンだった。そこで彼らは、カジノで働くシルヴィ、メビウス、OB、そして他のTVAメンバーと出会う。ロキは支配人だったが、彼らの話を信じようとせず、追い出してしまう。
どん底に突き落とされた彼らは、思いがけない人物と出会う。それはトニー・スタークだった。彼は惨めな酒浸りで、カジノで人生を賭けてばかり。最初は仲間になることを拒否する。しかし、彼らは最終的に彼を説得し、さらにロキも説得することに成功する。
最終決戦では、バトルワールド各地から軍隊が集結し、ドゥームの城に攻め込む。ソーとハルクたちはソー軍と戦い、サムは魔女たち、ドゥームボット、そしてドゥームの残党軍に対する抵抗軍を率いる。
リード・リチャーズ、エレーナ、スー、スティーブ・ロジャース、ハルクとシーハルク、トム・ホランド演じるスパイダーマン、セントリー、ロキ、アイアンマン、ヒュー・ジャックマン演じるウルヴァリン、そしてトビー・マグワイア演じるスパイダーマンが、ドゥームと直接対決する。
ドゥームは彼らを圧倒し、容赦なく打ち負かし、彼らは瀕死の状態に陥る。リードとスーは彼を説得しようと、家族を失った悲しみに暮れているのだから、バトルワールドは解決策ではないと諭す。彼は一時的に納得するものの、最終的にはそれを拒否し、再び彼らを攻撃する。
彼らは間一髪のところでトビー、ヒュー、トニーに救われ、彼らはドゥームを食い止め、ロキが盗まれた力を取り戻し、マルチバースを復元するのに十分な時間稼ぎをする。
全ては元通りになる。ロキは王座に戻るが、その前にソーとTVAの仲間たちに最後の別れを告げる。そして全員がそれぞれの元の宇宙へと送り返される。
そしてデッドプール、ウルヴァリン、X-MEN、ファンタスティック・フォーはそれぞれの世界に戻り、MCU(※注:たぶんメインストリームという意味)には参加しません。これが将来にどのような影響を与えるかは不明です。MCUはこれまで通り継続されます。
その後、TVAはスティーブ、ペギー、そして彼らの息子を新たな宇宙で生き返らせます。その宇宙では彼らは存在していましたが、死んでおり、二度とインカージョンが起こらないようになっています。去る前に、スティーブはTVAに最後のお願いをします。
数年後、年老いたスティーブ・ロジャースはTVAの訪問を受ける。彼らはエンドゲームの終盤で彼をEarth-616に連れ戻し、サムにシールドを渡す。サムとバッキーに最後の別れを告げた後、彼はTVAと共にペギーと息子が暮らす現実世界へと戻る。
さらに投稿した人物はコメント欄に「ドゥームは殺されず、ファンタスティック・フォーの世界に戻る。そして重要なのは、ロキが最後にマルチバースを再創造する際に、一つの変更を加えることだ。トニーは再び生き返り、Earth-616の家族のもとに戻る」と追記しています。
これがよく出来たファンフィクションなのか、現時点での脚本が流出したのかの判断は難しい所。
妙に細かい部分もあれば、ざっくりすぎる部分もあり、これが「シークレット・ウォーズ」の「未完成の脚本」だと言われてもいくらかの納得感もあります。
この投稿でわかったのは、アンドリュー・ガーフィールドさんのスパイダーマンは登場するようですが、その役割がまったく分からないという事。これが真実だとすれば、現段階ではまだ何も決まっていないという事でしょうか。
結末はマルチバースがもとに戻るという事で、過去のケヴィン・ファイギ社長の「マルチバースがなくなるわけではありません」という発言を踏襲しています。したがってフェーズ7以降もマルチバース関連の作品はあるにはあるが、ドクター・ストレンジなどの特殊なキャラクターを除いて世界を行き来する事はできない事に。
MCU全体がソフトリブートされるとの噂もありましたが、投稿通りのエンディングであればこれは基本的に「シークレット・ウォーズ」の中でのみ起こる話で、新フェーズはこれまでの続きの世界で起こると考えられるようです。したがって、「シークレット・ウォーズ」に登場しないキャラクター(たとえばエターナルズやデアデビル)もアベンジャーズ映画の影響をほぼ受ける事なく、これまでの作品のその後を続編として提供できると考えられそうです。
このリークが真実だったとしても、「シークレット・ウォーズ」はこれから約1年の撮影と編集期間が設けられており、その中でこのプロットの大部分が変更されてなくなってしまう可能性は頭の片隅に残しておく必要があります。
「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」と「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」はこれまでにMCUで「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」、「アベンジャーズ/エンドゲーム」を手掛けてきたルッソ兄弟監督が再びメガホンを取る事に。
公式発表されたキャストリストは過去の記事をご参照ください。
映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」は 2026年12月18日 公開予定、映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」は 2027年12月17日 公開予定です。












