マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」は、スーパーヒーロー映画というジャンルへのラブレターになると、同作で「シャン・チー/テン・リングスの伝説」からシャン・チーを再演するシム・リウさんが語りました。
海外メディア ScreenRant とのインタビューで「夢が叶いました」というシム・リウさんは、「ドゥームズデイ」の撮影を振り返って次のように語っています。
「本当にたくさんの俳優が出演していて、彼らと仲間として仕事ができるのは本当に素晴らしい事です。だって、私は彼らの多くを見て育ちましたから。色々な意味で、これはスーパーヒーロー映画というジャンル全体へのラブレターのように感じます。そして、そこに何か本当に楽しいものがあると思います。」
そして、「コミックを読んで育ち、自分たちにも希望があると感じ、周囲に馴染めなくても問題ないと信じてきた、あらゆるはみ出し者や変わり者、弱者のための作品です。このジャンル全体が、私の心の中に常に特別な場所を占めていると思います。」と述べました。
Collider とのインタビューでは予想よりも多くの共演者と同じセットにいた事も明かされました。
「あまり多くを明かさないように気をつけないといけないんです。ベースキャンプが満員で、セットに20人、30人くらいの人が同時にいるような状況が数日続いたと言ってもいいでしょう。本当に圧倒されました。私自身、インポスター症候群みたいなものも抱えていました。確かに、理解するには多すぎましたが、それでも皆が話し始め、仕事が始まります。テイクの合間には必然的に息抜きの時間があり、そこで本当の繋がりが生まれることがあるような気がします。そうでない時もありますが、ただの会話や、何かにつながるきっかけになることもあります。そして、いつの間にか友達みたいになっていて、それが私にとってこのプロセスの中で最も意義深い部分だと感じています。」
「アントマン&ワスプ:クアントマニア」に登場した征服者カーンとその関連するものはリング状のデザインが多用されていた事で、シャン・チーが持つテン・リングスとの関連が疑われていました。
「アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ」ではシャン・チーが主要な役割を持つとも報道されていましたが、「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」へと変更された事がシャン・チーにどのような影響を与えたのかは分かっていません。
ただし、「シャン・チー/テン・リングスの伝説」、「ワンダーマン」、「スパイダーマン:ブランニューデイ」のデスティン・ダニエル・クレットン監督が「シャン・チー2」も開発中であり、この事実はシャン・チーが「ドゥームズデイ」や「シークレット・ウォーズ」で退場しないだろうという避けられないネタバレになっています。
マルチバース・サーガの最終章がどのように展開し、どのような結末を迎えるのか注目です。
「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」と「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」はこれまでにMCUで「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」、「アベンジャーズ/エンドゲーム」を手掛けてきたルッソ兄弟監督が再びメガホンを取る事に。
公式発表されたキャストリストは過去の記事をご参照ください。
映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」は 2026年12月18日 公開予定、映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」は 2027年12月17日 公開予定です。













