マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」のセカンドユニットの監督を務めるロブ・アロンゾさんが解雇されたと報じられました。制作現場でいったい何があったのでしょうか。
スクーパーのダニエル・リヒトマン氏は「『アベンジャーズ:ドゥームズデイ』のセカンドユニット監督、ロブ・アロンゾが仕事への不満から解任されたと聞きました。」と報告。
アベンジャーズレベルのセカンドユニット・ディレクターは、通常、トランジション、風景、空中ショットのほか、主演俳優を必要としない戦闘やスタントの振り付けを専門としています。
アロンゾさんは「デッドプール」、「バットマン」、「フラッシュ」などに携わっていた経験があり、「ドゥームズデイ」の戦闘シーンの撮影をしていたと見られています。
リヒトマン氏は後任についてわからないとしていますが、MTTSH 氏は「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」の戦闘コーディネーターであるジェームズ・ヤングさんがその役割を引き継ぐと報告しています。
Robert Alonzo (The Flash) has been fired from his role as second unit director on Avengers: Doomsday and will be replaced by James Young (Captain America: The Winter Soldier).
— MyTimeToShineHello (@MyTimeToShineH) July 12, 2025
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この突然の解雇劇について不安が広がる中、アレックス・ペレス氏は「制作は順調で、報道されている突然の変更は、製品全体に影響を与えるものではありません。『アベンジャーズ』シリーズが非常に大きな利益を上げる作品のため、彼らはただ、より最高の製品にしたいだけなのです。」と不安視するようなことではないと指摘しました。
Not related to the gif. But things are going fine. The sudden changes being reported aren’t affecting or impacting the product overall. They just want it to be the best product it can be since the “Avengers” titles have been extremely profitable. https://t.co/zR9Rq2cj1C
— Alex P. (@AlexFromCC) July 13, 2025
キャプテン・アメリカ2作目映画の戦闘シーンを振り返れば、後任としての腕は折り紙付き。また、ルッソ兄弟監督とも同作で一緒に仕事をした経験があるため、連携についてもより良くなる事が期待出来そうです。
「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」と「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」はこれまでにMCUで「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」、「アベンジャーズ/エンドゲーム」を手掛けてきたルッソ兄弟監督が再びメガホンを取る事に。
公式発表されたキャストリストは過去の記事をご参照ください。
また、ドクター・ストレンジ役のベネディクト・カンバーバッチさんが出演を認めています。
映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」は 2026年12月18日 公開予定、映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」は 2027年12月17日 公開予定です。