マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」とその続編「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」でクリス・ヘムズワースさんが演じるソーが終わりを迎えるかもしれないと報じられました。「ソー5」の開発の噂と相反するような内容ですが、一体どういう事なのでしょうか。
海外メディア TCC は「ドゥームズデイ」と「シークレット・ウォーズ」におけるソーについて次のように報告しています。
マーベルはこれらの映画で、クリス・ヘムズワース演じるソーに壮大な形でふさわしい別れを告げたいと考えている。情報筋によると、そのインスピレーションは『ニュー・アベンジャーズ(Vol.3)』#32にあるという。クリス・ヘムズワース演じるソーの終焉を意味する可能性もあるが、だからといってこのキャラクターが戻ってくる可能性も排除できないわけではない。
確かにコミックでは、ソーはマルチバースを破壊するインカージョンを終わらせるために黒幕のビヨンダーズに挑み、腕をもぎ取られてしまいます。それでもハイペリオンと共に抵抗しますが、命を落とし、何も残らない最期をむかえています。このアレンジバージョンがデッドプールとの共演シーンへと繋がっていくのでしょうか?
その一方で TCC は「シークレット・ウォーズ」以降のソーにも言及しています。
また、ソー軍団やコミックに登場するソーの神話の他の部分が『シークレット・ウォーズ』やそれ以降の作品に採用されると聞いています。
従って、素直にこれらの文章を飲み込むのであれば、フェーズ7からはクリス・ヘムズワースさんではない新しいソーになる可能性があるようです。
クリス・ヘムズワースさんは以前に「雇ってくれる限りいつまでもソーを演じたい」と話していましたが、「ディズニーの熱意が薄れている気がする」との懸念も明かしていました。
ヘムズワースさんのソーとは近々お別れになってしまうのでしょうか。「ソー:ラブ&サンダー」のジェーン・フォスターのマイティ・ソーがヴァルハラから戻ってくるのであればまだ連続性が感じられますが、マルチバースのまったく新しいソーが主人公となるのであれば、ファンにとっては大きな抵抗感があるかもしれません。
「ソー5」の話し合いが始まっていると、新作には関与していないタイカ・ワイティティ監督が以前に明かしていました。
この計画がどうなったのかは今回の報道では触れられていません。「ソー5」ではソーが死ぬとも言われていました。
続報があり次第またお伝えする事になります。
「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」と「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」はこれまでにMCUで「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」、「アベンジャーズ/エンドゲーム」を手掛けてきたルッソ兄弟監督が再びメガホンを取る事に。
公式発表されたキャストリストは過去の記事をご参照ください。
また、ドクター・ストレンジ役のベネディクト・カンバーバッチさんが出演を認めています。
映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」は 2026年5月 公開予定、映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」は 2027年5月 公開予定です。