マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長が明日公開予定のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」のポストクレジットシーンについて、海外メディア Comicbook.com とのインタビューの中で語りました。
通常、内容についてあまりネタバレをしないファイギ社長ですが、今回はその内容についてギリギリまで触れました。
私たちは何もネタバレしたくありません。しかし、この映画の終わりでは、少なくとも、シャン・チーがどれほど重要で、どれほど直接的にこの世界に足を踏み入れているかについて、かなり明確な方向性が示されていると思います。「アイアンマン1」のタグでニック・フューリーがトニー・スタークに言った「君は大きな宇宙の一部なんだ、君はまだそれを知らないだけなんだ」という言葉が思い出されます。そして、ネタバレしないように、この映画の最後でシャンにもよく似たことが起こるのです。
具体的なネタバレは無いものの、映画「アイアンマン」(2008年)のポストクレジットシーンと似たような事が起こると、ファイギ社長は述べました。
これはシャン・チーがなんらかのチームを組む事を示唆しているのか、あるいは単なるネクストステージを示唆しているだけなのか、詳細は不明です。前者である場合、ニック・フューリーやヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌ、もしくはコミックでエージェント・オブ・アトラスのリーダーを務めた「アントマン&ワスプ」、「ワンダヴィジョン」のジミー・ウーがシャン・チーに接触してくるのでしょうか?
「シャン・チー/テン・リングスの伝説」のポストクレジットシーンについて、デスティン・ダニエル・クレットン監督は「最後まで座って見ていてください」とアドバイスをし、主演のシム・リウさんは「映画の中で私たちのラストシーンは、確かに次を暗示している気がします。」とコメントしています。
映画の公式あらすじは以下の通りです。
アメリカ・サンフランシスコで
平凡なホテルマンとして暮らすシャン・チー。
彼には、かつて父が率いる犯罪組織で最強の武術を身に付け、
組織の後継者になる運命から逃げ出した秘密の過去があった。
しかし、悪に染まった父が伝説の腕輪《テン・リングス》を操り世界を脅かす時、
彼は宿命の敵となった父に立ち向かうことができるのか?
映画「シャン・チー/テンリングスの伝説」は 2021年9月3日 日米同時公開予定です。