以前にも紹介したアイアンマンのように空を飛べる夢のようなスーツ「Gravity Jet Suit(グラビティ・ジェット・スーツ)」の Gravity Industries 社が新たなデモンストレーション動画を投稿しました。映像ではイギリス海軍の空母「クイーン・エリザベス」から飛び立つ兵士たちの姿を見る事ができます。
海外メディア ニューヨーク・ポストによると、イギリス海兵隊は約2年間、アサルトチームのためにジェット スーツをテストして来たと説明しています。また、Gravity Industries 社は、ジェットパックは 1000 bhp を超えるジェット エンジンのパワーを利用して、人々に「強烈で魅惑的な光景」を提供し、「しばしば現実のアイアンマンに例えられる」と付け加えています。
Gravity Jet Suitは3Dプリンターで作られており、2020年時の公開データで重量は約27kg。時速85.06マイル(136.891km)に達するこのスーツは、腕や背中に装着した小型ジェットエンジンで飛行するシステムで、ジェット燃料のほか、ディーゼル燃料でも飛ぶことができるとのことです。
こちらは過去に公開されたスピードテストの様子を撮影した動画。
2年前にはなかったカスタムスーツのオーダーメイドの受注も始まっており、価格は£380,000+税で記事執筆時点の価格で約6400万円ほどになっています。