MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」から、VFX担当のエリック・リーブンさんがバッキーのワカンダ製義手の秘密について説明する動画が公開されています。
映画「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」でワカンダの国王ティ・チャラから義手を貰ったバッキーでしたが、そこには小さな安全装置が仕込まれていたことをリーブンさんは説明しました。
ワカンダ人は小さなフェールセーフを入れていて、ショーのような状況に陥った場合、マジックアームの小さなコードを打って、取り外せるようにしていたのです。
ここに魔法のツボがあるんだよ(肩を示すジェスチャー)、腕を切り離す魔法のボタンがね。アヨはその場所を知っていたんです。
リーブンさんはこのフェールセーフに「ワカンダのエネルギー・シグネチャー 」を持たせるべきかどうか、何度も議論したと述べました。
バッキーは黒いシャツを着ていて、観客が何が起こっているのかを理解するために、紫色のワカンダのエネルギーサインや、ちょっとした光があったほうがいいんじゃないか」という話になりました。だから、この光は何色にすべきか?どのくらいの明るさがいいのか?この光は何をすべきか?という議論を交わしました。
最終的には、バッキーの肩のあたりに非常に繊細な光を入れて、彼の腕を伝わっていくようにしました。瞬きしたら見逃してしまうようなものです。
ボタンさえ押せば誰でも簡単に外せるのかどうかについては明らかにされませんでした。ワカンダ人が安全のためにこういった機能があったことを知っているのは必然ですが、バッキーはこの事をロケット・ラクーンにバレないようにしなくては、いつか腕を盗られるかもしれません。
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