ドラマ「ロキ」シーズン2よりメビウスの衣装の一部が明らかに

先日開催されたディズニーアップフロントイベントのアフターパーティーでMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の過去作や今後の作品の衣装の一部が公開されていた事がSNSを通じて明らかになりました。その写真からは、ドラマ「ロキ」シーズン2に登場するTVAのエージェント・メビウスの衣装も飾られていた事が明らかになっています。

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なんとも奇妙なメビウスの宇宙服ですが、今月頭にはフランスの某オンラインショップに掲載された「ロキ」シーズン2のグッズに描かれたアートより、この宇宙服の存在が示唆されていました。

シーズン1ではメビウスはもともと1990年代に地球にいた事が示唆されており、彼はもともと地球人である事から宇宙空間ではこういったスーツがないと呼吸が出来ないと考えられそうです。

一方のロキは肉体的にはフロスト・ジャイアントであり、宇宙でも問題なく活動出来るのかもしれません。DNA的にまったく異なるため参考にはなりませんが、兄のソーは宇宙でも活動出来ることがこれまでのMCU内で描かれています。

もちろんメビウスだけが他の惑星や宇宙空間での任務にあたる可能性もありますが、このコスチュームはどのような展開をもたらしていくのでしょうか。

ドラマ「ロキ」シーズン2は 2023年10月6日 より米ディズニープラスで配信予定です。

ドラマ「アガサ:カヴン・オブ・カオス」は「プリンセス・ダイアリーズ」のパロディを含む?

マーベル・スタジオが撮影中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アガサ:カヴン・オブ・カオス」に出演するオーブリー・プラザさんが、自身のinstagramに投稿した写真が話題になっています。

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写真は加工されているため、何を撮影しているのかの詳細は不明ですが、横断幕のようなものには「マーベル・スタジオ ダークホールド・ダイアリーズ」と記されているのがわかります。

これはディズニー映画の「プリンセス・ダイアリーズ」(邦題:プリティ・プリンセス)のロゴに酷似しており、「アガサ:カヴン・オブ・カオス」は「プリンセス・ダイアリーズ」の何らかのパロディ要素を含んでいる事が推測されます。

2001年に公開された「プリンセス・ダイアリーズ」はアン・ハサウェイさん演じる冴えない女子高生ミアが、亡くなった父が実はヨーロッパのジェノビア国(架空の国)の王子だった事が判明し、ミア自身が女王の孫として残された唯一の王位継承者と判明するシンデレラストーリー。

これをそっくり適応するのであれば、ダークホールドの継承者を決めるような展開が想像出来ますが、「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」でワンダが全てのマルチバースからダークホールドを処分したにも関わらず、やはり新たなダークホールドが出てくるという事に他ならないのでしょうか。

以前には「メア・オブ・イーストタウン」を基にした「アグネス・オブ・ウェストビュー」の劇中劇が撮影されている事も判明しており、「ワンダヴィジョン」が毎話数々の名作シットコムのパロディを含んでいたように、「アガサ:カヴン・オブ・カオス」も様々な映画やドラマを取り込んでいる可能性が高いようです。

問題は「アガサ:カヴン・オブ・カオス」では誰が新しい監督なってウェストビューを操るのかという点です。

主人公アガサ・ハークネスはその候補の一人ですが、「ワンダヴィジョン」のラストではワンダに演じることを強制させられており、ただの演者を続けている可能性が高いです。しかし、「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」のワンダのラストを経て術が解けている可能性もあり、その際は再び主導権を握っていると考えられます。

もう一人の候補は今回インスタに写真を投稿したオーブリー・プラザさん演じる謎のキャラクター。プラザさんのキャラクターはスカーレットウィッチよりも強力な魔女だと噂されており、噂通りであるなら十分可能だと推測出来ます。

また、タイトルに含まれるカヴンとは魔女の集会を意味し、本作にはもっと多くの魔女が登場すると言われ、そのキャスティングの一部も明らかになっています。先日は自ら出演を明かしてしまったパティ・ルポーンさんが内容を喋りすぎてマーベルから怒られたともコメントしていました。

誰か一人ではなく、複数の魔女が主導権を取り合う可能性もあり、まさにカオスな物語が展開していくのかもしれません。

ドラマ「アガサ:カヴン・オブ・カオス」は 2023年冬にディズニープラスで配信予定です。

「エージェント・オブ・シールド」ミンナ・ウェンさんはもう一度メイを演じたい

ABC制作のマーベルドラマ「エージェント・オブ・シールド」に出演していたミンナ・ウェンさんが、海外メディア Comicbook.com とのインタビューの中で、少なくとももう一度「騎兵隊」を復活させたいと考えている事を明らかにしました。

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「エージェント・オブ・シールド」の7シーズン全てにわたってS.H.I.E.L.D.のエージェント、騎兵隊ことメリンダ・メイを演じたミンナ・ウェンさんは、2020年に終了したこの番組のあと、どこかのタイミングでまたメイを演じたいと考えていると言います。

ウェンさんは「7年間、毎年22エピソードでメイを演じて来ました。私がメイでなくなってしまった事で寂しく感じています。俳優として、私たちはこれらのキャラクターを誕生させ、彼らは私たちの一部となり、彼らは私たちのDNAの中にあります。メイがいない事がとても寂しく、いつかエージェント・メイを取り戻す機会がある事を願っています。」と語りました。

2022年に映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」が公開された当時、アメリカでは #SaveAgentsofSHIELD 運動がトレンド入りし、ウェンさんはこれについてのインタビューを受けて復活を祈っているとコメントしていました。

メイの復活がいつになるのか、有り得るのかについて公式な発表はありませんが、以前にイギリスのディズニープラス公式Twitterが公開したドラマ「シークレット・インベージョン」の予告で、メイの二つ名である「騎兵隊」(英語でキャバルリー)についてニック・フューリーが言及しているシーンが公開、そして削除されました。

「エージェント・オブ・シールド」において、メイはフューリーの片腕としてT.A.H.I.T.I.計画で蘇生したコールソンの監視役を担っており、のっぴきならない状況でフューリーが信頼する数少ないエージェントの一人でした。

予告の映像が本編には含まれていない可能性もありますが、フューリーが口にしたセリフは何を指しているのか、実際のドラマ本編には注目となっています。

ドラマ「エージェント・オブ・シールド」は全シーズンディズニープラスで配信中、ドラマ「シークレット・インベージョン」は 2023年6月21日 にディズニープラスで配信予定です。

ソース:Ming-Na Wen Wants to Return to Marvel as Agents of SHIELD’s Melinda May (Exclusive)

ドラマ「ロキ」シーズン2は10月、ドラマ「エコー」は11月に米配信決定、公式が発表

マーベル・スタジオがSNSを通じて、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」シーズン2が2023年10月6日より、ドラマ「エコー」が2023年11月29日より、ディズニープラスで配信される事を明らかにしました。

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この決定は以前に「ロキ」が10月への延期が検討されていると報じられていた事や、「エコー」の年内配信予定が維持されていると言われていた事と一致しているようです。

これによって「エコー」のあと、秋予定となっていた「アイアンハート」と冬予定になっていた「アガサ:カヴン・オブ・カオス」は来年以降にずれ込むことがほぼ確定的となりました。過去の事例にない二番組同時配信があれば別ですが、ディズニーのユーザー維持の戦略的にもそういったケースはないだろうと見られています。

今回の発表では「エコー」に関して「All episodes of #Echo drop November 29, 2023」となっており、11月29日に全話一挙配信になるようです。

ドラマ「ロキ」シーズン2は 2023年10月6日 より、ドラマ「エコー」は 2023年11月29日 より、米ディズニープラスで配信予定です。

ドラマ「シークレット・インベージョン」は大人向けな作品に

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「シークレット・インベージョン」に出演するベン・メンデルソーンさんが、海外メディア USA Today とのインタビューに応じた中で、本作が「精神的に大人向けな作品」である事を明らかにしました。

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映画「キャプテン・マーベル」からスクラル人のタロスを演じるメンデルソーンさんは本作について「これは大人が理解出来るもの、精神的なものです。マーベルがやった中で最もクールなもののひとつに仕上がることを願っています。」と評し、「タロスとフューリーの関係は、かつてないほど緊密なものです。タロスとフューリーがアボットとコステロのような関係かどうかはわからないけど、状況がどんなに悪くなっても視聴者はそれを楽しめると思います。」と述べました。

また、Empire Magazine とのインタビューでは「かなりディストピア的だが、バディムービー的な要素もある」作品であると説明しています。

メンデルソーンさんが「大人向け」と説明する事を裏付けているのか、イギリスのディズニープラスは「シークレット・インベージョン」を16歳以上に設定している事が報告されています。(日本は12+に設定)

見た目(暴力的表現など)による大人向け作品ではなく、精神的な大人向け作品という事で、本作は「キャプテン・アメリカ/ウィンターソルジャー」や「シビルウォー/キャプテン・アメリカ」のようなダークな物語の展開が含まれていると考えられています。

そんな「シークレット・インベージョン」ですが、ベン・メンデルソーンさん演じるタロスの娘ギア役のエミリア・クラークさんは「MCU未視聴の人でも楽しめる作品」と先日のインタビューで語りました。

一方で本作の主人公ニック・フューリーを演じるサミュエル・L・ジャクソンさんは「シークレット・インベージョン」が11月公開の映画「ザ・マーベルズ」にとって重要と明かし、MCUでウォーマシン/ジェームズ・ローズを演じてきたドン・チードルさんは「シークレット・インベージョン」が映画「アーマー・ウォーズ」の前日譚として機能していると、今後のMCUのために抑えておくべき作品である事を示唆しています。

ドラマ「シークレット・インベージョン」は 2023年6月21日 にディズニープラスで配信予定です。

ソース:Marvel’s new Disney+ paranoia thriller ‘Secret Invasion’ is ‘one the grownups can dig’

エコー役アラクア・コックスさんが妊娠を発表

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ホークアイ」でデビューし、スピンオフドラマが制作中のエコー/マヤ・ロペスを演じるアラクア・コックスさんが、自身のinstagramにて妊娠した事を発表しました。

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コックスさんは「母の日の最高の贈り物、あなたに会えるのが待ちきれない」とコメントを添えて夫婦の写真を投稿。男の子を出産予定である事を明らかにしました。

アラクア・コックスさんは主演を務める「エコー」の撮影が終了した事を2022年8月に報告、以降、大きな再撮影の報告などもなく、編集作業自体は順調である事が予想。そのため、今回の妊娠についても制作に関して大きな影響はないと見られます。

マーベル・スタジオの家族計画応援ポリシーに関して、MCUでスカーレットウィッチ/ワンダ・マキシモフを演じるエリザベス・オルセンさんは以前に次のようなエピソードを明かしています。

「ワンダヴィジョン」の撮影と並行して「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」のオファーがあった時、「子供が欲しいと思った時、いつ子作りの計画をすればいいんでしょう?」と(ケヴィン・ファイギ社長に)聞いてみたんです。

すると「ゾーイやスカーレットにも同じ事を言ったけど、君の好きな人生を生きれば良い。僕たちがそれに合わせるから」と言われました。

ガモーラを演じたゾーイ・サルダナさんやナターシャ・ロマノフを演じたスカーレット・ヨハンソンさんも過去に同様の悩みを持っていたようですが、スタジオが万全のバックアップをする事で私生活を自由に過ごしてもらえるようなポリシーを掲げている事が明かされました。

2022年の夏には「ザ・マーベルズ」のヴィランを演じるゾウイ・アシュトンさんとトム・ヒドルストンさんが二人の間に子供を授かった事を報告し、多くの俳優がこの恩恵を受けている事が判明しています。

「エコー」は当初、2023年の夏の配信が発表されていましたが、その後延期の公式発表はないまま公式サイトの配信日は夏から「Coming soon」へと曖昧な状態に変更。この記事の執筆時点では11月や年何の配信になるだろうと噂されています。

ドラマ「エコー」は 2023年、ディズニープラスで配信予定です。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」よりキングピンの妻の初見が明らかに

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル・ボーン・アゲイン」の撮影現場より、サンドリーヌ・ホルトさんの姿が目撃されています。ホルトさんはキングピン/ウィルソン・フィスクの恋人であり後の妻になるヴァネッサ・マリアンナ、後のヴァネッサ・フィスクを演じると過去に報じられています。

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ヴァネッサはNetflix版ではアイェレット・ゾラーさんが演じていましたが、MCU版ではサンドリーヌ・ホルトさんにリキャストされていると報じられています。

ホルトさんが着用している衣服がドラマ用の衣装なのか、個人的な私服であるかは分かっていません。ただし、同じタイミングで目撃されたヴィンセント・ドノフリオさん演じるキングピンは小物等からドラマ用の衣装と見られています。

MCUがNetflix版をどの程度引き継いでいるのかは不明で、Netflixでのヴァネッサは警察に逮捕された所で終わっています。

Netflix版のファンが最も気になる「正史なのかどうか」問題について、ヴィンセント・ドノフリオさんは「MCUとNetflix版は異なる」との見解を示していますが、MCUのヴァネッサの設定はそれを読み解く鍵の一つになると考えられ、今後の情報には要注目です。

現在、「ボーン・アゲイン」はストライキの影響を受けて一旦撮影を中断中。再開の目処は報告されていません。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」は2024年春にディズニープラスで配信予定です。

米ディズニープラスが一部コンテンツの削除を発表

ウォルト・ディズニー社がストリーミングサービス「ディズニープラス」から、一部のコンテンツを削除する計画である事を発表し、多くの海外メディアが報じています。先日行われた、ディズニーの第2四半期決算報告で、CFO(最高財務責任者)のクリスティン・マッカーシー氏は、コストを削減し、質の高いコンテンツのキュレーションに集中するために、ディズニープラスからいくつかの作品を削除すると言います。

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記事執筆時点(2023年5月15日時点)で、削除対象のコンテンツがどれになるのか、具体的には発表されていません。

今回のニュースに先駆けて、ボブ・アイガーCEOも少し前にいくつかの作品をディズニープラスから外す可能性をほのめかしていました。コンテンツを削除することによって、15億ドルから18億ドルに及ぶ減損損失を吸収する必要があり、海外メディア The Wrap が報じたように、ディズニーの第3四半期に現れると予想されるという点で異なっています。

この戦略は、昨年HBO Maxから自社のオリジナルコンテンツを削除したワーナー・ブラザース・ディスカバリーと同じもので、ワーナーのように、ディズニーは新たに削除される作品を税務上の償却資産として分類できる可能性があります。

海外メディア The Direct はマーベル作品がこの対象になる事はないだろうと指摘。MCUはディズニープラスで最も視聴率の高いコンテンツのひとつであり、同じく高品質の「スター・ウオーズ」シリーズと比べてもそちらが新たな劇場用映画が制作されない事などを理由に、収益上は次元の違うコンテンツだと考えられています。

また、昨今は「デアデビル」に代表される他社製のマーベル作品をMCUに取り込んでいく傾向がみられるため、現在配信されているNetflix制作のマーベルドラマを含む過去の競合他社作品についてもしばらく削除される事はないだろうと言います。

とは言えこれらに関してはあくまでメディア予想の範囲であり、実際にどうなるかは不明です。マーベル作品かそうでないかに関わらず、見ようと思っているコンテンツはお気に入りにとどめておくのではなく、なるべく早くに視聴してしまうのが懸命なようです。

ディズニーは現地時間の5月16日(火)に、アップフロント・プレゼンテーションを計画しており、ストリーミングに関する次の計画等が明らかになるかもしれません。

ソース:Disney+ Announces Removal of Content: Will Marvel Movies & Shows Get Dropped?

ドラマ「ヴィジョンクエスト」の配信予定時期が明らかに

マーベル・スタジオが開発していると噂されているMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ヴィジョンクエスト」の配信時期が明らかになりました。この情報は「ワンダヴィジョン」、「アガサ:カヴン・オブ・カオス」、そして「ヴィジョンクエスト」の脚本、そしてショーランナーを務めるジャック・シェイファーさんの公開履歴書より明らかになりました。

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全米脚本家組合(WGA)の氏のプロフィールページによると、「ヴィジョンクエスト」は2024年から2025年にかけての配信が予定されているようです。

また、ここでは「ヴィジョンクエスト」が「ワンダヴィジョン」と同じく「Drama」として分類されており、「アガサ:カヴン・オブ・カオス」は「Comedy」として制作されている事もわかります。

2024-2025という表記の場合、アメリカでのテレビ的には通常2024年7月から2025年6月までを指します。現在行われているストライキによる遅延を加味しても、2025年内から2026年には配信にこぎつける可能性は高いと考えられます。

「ヴィジョンクエスト」は以前にも脚本家が決定している事が判明しており、公式発表のないプロジェクトにも関わらず、制作の準備が着々と進められているようです。

「ヴィジョンクエスト」は「ワンダヴィジョン」のあと行方がわからなくなっているホワイトヴィジョンを追う作品になるだろうと考えられており、コミックの「ヴィジョンクエスト」になぞらえて失われた自分自身を再構築していくストーリーになる事が予想されています。

今回判明した配信時期からすると、上手く行けば「アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ」、そして「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」での再登場に間に合う可能性もあり、「エンドゲーム」で活躍出来なかった分の出番がある事にも期待したい所です。

また、MCU版のヤングアベンジャーズにヴィジョンの娘のヴィヴが参加するという噂もあり、「ヴィジョンクエスト」では新たな家族が描かれたり、今度はヴィジョンによってワンダが救われていくという展開もあるかもしれません。

本作は未発表のプロジェクトですが、今夏のコミコンや今年後半のディズニー関連のイベントなどで発表されると見られています。

「エージェント・オブ・シールド」、エイドリアンヌ・パリッキさんが中止されたスピンオフドラマを振り返る

ABC制作のマーベルドラマ「エージェント・オブ・シールド」でモッキンバード/ボビー・モースを演じていたエイドリアンヌ・パリッキさんが、海外メディア Den of Geek とのインタビューで、当時を振り返り、「あの仕事は大好きだった」と語りました。

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「エージェント・オブ・シールド」のスピンオフドラマ「Marvel’s Most Wanted」で主演を務める予定でシーズン3までの出番となったエイドリアンヌ・パリッキさんは「エージェント・オブ・シールド」のボビーのラストシーン振り返り、「バーでマックに別れを告げるあの瞬間は、今でもあの番組の最高の瞬間の一つだと思います。それは、あの3人のキャラクターとの愛があまりにも大きく、そのキャラクターの喪失を深く実感するからです。」と語りました。

パリッキさんは「エージェント・オブ・シールド」で共演したメリンダ・メイ役のミンナ・ウェンさん、アルフォンソ・マッケンジー役のヘンリー・シモンズさん、そしてボビーの夫ハンター・ランス役のニック・ブラッドさんとは今も親しい友人であるとし、2016年に放映予定だった「Marvel’s Most Wanted」について、パイロット版として制作された1話は本当に良かったと評価しつつも「あの時、ABCはあれ以上マーベルの番組を持ちたくなかったんだと思います。本当にいい作品だったと思うので、残念です。」と語りました。

当時ABCはMCUのフェーズ1で活躍したS.H.I.E.L.D.のエージェント・フィル・コールソンを主人公とした「エージェント・オブ・シールド」と、キャプテン・アメリカ/スティーブ・ロジャースの恋人ペギー・カーターを主人公とした「エージェント・カーター」を放送していました。

パリッキさんはABCがこの2本で満足してしまったと考えているようで、真相は不明ながらも「Marvel’s Most Wanted」はお蔵入りとなってしまいました。

その後もパリッキさんは「エージェント・オブ・シールド」への復帰の意欲を見せていましたが、ボビーの人気にも関わらず、再登場の機会はありませんでした。

コミックでのボビー・モースはホークアイ/クリント・バートンと婚姻関係にあった時期もあることから、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)でのボビー再演に期待していたエイドリアンヌ・パリッキさんですが、残念ながらドラマ「ホークアイ」にも出番はありませんでした。

それどころか、「ホークアイ」ではクリントの妻ライラ・バートンが過去にエージェント19としてS.H.I.E.L.D.に所属していた事がほのめかされ、コミックではエージェント19はモッキンバードのコードナンバーである事から、MCUではライラがモッキンバードだったという設定に変更されている可能性が強く、ボビー再登場の余地がかなり小さくなっています。

パリッキさんはボビー以外に演じたいマーベルキャラクターはいるの?という質問に対しては「ローグかジーン・グレイを演じてみたいです。X-MENの一員になってみたいですね」と語りつつも「ボビーの全てが大好きでいつかまた再演したい」とコメントしました。

「デアデビル」に関連してNetflixのマーベルキャラクターの復活が始まっているMCUですが、「エージェント・オブ・シールド」のメンバー達はMCUに戻ってこれるのでしょうか?

最新の噂ではデイジー・ジョンソンを演じたクロエ・ベネットさんがMCUに戻るのではとされていますが、公式の発表はありません。コミックのデイジーが「シークレット・インベージョン」の中心人物である事から、ドラマ「シークレット・インベージョン」での再登場を望むコミックファンも多いですが、予告には当然登場していませんし、撮影期間中にロケ地で目撃された等の情報もありません。

映画「アイアンマン」から映画「アベンジャーズ」までフィル・コールソンを演じたクラーク・グレッグさんは「シークレット・インベージョン」の撮影が行われている時期に「シークレット」な仕事の写真を自身のInstagramに投稿し、話題になった事もありました。

ドラマ「エージェント・オブ・シールド」は全シーズンディズニープラスで配信中です。

ソース:Agents of SHIELD Star Wants to Join Marvel’s New X-Men